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この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、メタグリ研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
メタグリ研究所の活動を農家目線でお届けする配信、Farmers Voices第23回ということで、おはようございまーす。
木曜日担当の島根県出雲市で落農をしています。川上牧場です。よろしくお願いしまーす。
はい、ということで2月突入でございます。はい、あっという間に1月が過ぎ去ってしまいましたね。
2月はですね、確定申告ですね。個人事業主などで確定申告の準備はもちろんなんですけども、この時期にですね、会議が多い時期でもあってですね、またこんな感じで一瞬で2月も過ぎ去っていきそうな気配があります。
スケジュールが混んでますね。
その会議の中の一つにですね、乳牛改良研究会というのとホルスタインクラブというものがあるんですけれども、こちら3月や4月に行われる共振会の運営の話し合いをしていきます。
皆さん、牛の共振会って知ってますかね?どうですかね?
なんかニュース見てたら黒毛和牛の共振会がありましたみたいなとか、各都道府県ちょっと小肉が有名な都道府県とかだと、小肉の共振会で一番になりましたみたいな、そんなの見たことある方も少しはいるんじゃないかなと思いますけれども、
これ、牛の美人コンテストみたいなものなんですよね。
牛の発育の良さとか、体のバランスとか、きれいさ、あと保養ですね、歩く姿の美しさなどを競っていく大会になります。
この共振会各都道府県で行われていてですね、各都道府県で行われて勝ち上がるとですね、畜大会ですね。
東北地区、関東地区、関西、中国地区みたいな、そんな感じであって、全国大会もですね、5年に1回行われます。
昔はですね、この共振会ですね、落農家の数が10倍ぐらい、今の10倍ぐらい落農家がいたんで、競い合ってですね、その共振会で、より良い牛を生産していくっていうのが目的で、
とても大切な大会だったんですけれども、現在はですね、あまり牛の品種改良が進んでいってですね、
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どの牛を使ってもですね、そんなに生産性の低い牛っていうのが少なくなってきたこともあってですね、
共振会に出品する農家も減ってきてですね、共振会をやる意義みたいなのもちょっと薄れてきているところもあって、
この共振会っていうのがですね、存続の危機にある地域がたくさんあります。
共振会の形もですね、地域ごとにちょっと変化していってですね、落農家だけが参加するのではなくて、
一般の消費者の方を巻き込んでね、お祭りみたいな、イベントみたいなように行われているところもあります。
ぜひこれから3月、4月、各都道府県で皆さんのお近くのところでですね、開催されるのがJAとか通してあるのかな、ニュースとかでもあるかもしれません。
ぜひね、機会があったら皆さん参加してみてほしいなと、見てみてほしいなと思います。
牛ってこんなに綺麗だったんだってちょっと感動するかなと思いますけど。
でまぁ、落農の先進地、世界でね、落農の先進地といえばアメリカなんですけども、
このアメリカで行われているですね、共振会の世界大会みたいな、アメリカ大会かな?
のワールドダイリーエキスポっていうものがあって、それのYouTubeをですね、がありますんで、
これを概要欄に貼っておくのでですね、あ、こんなのやってんだ、落農ってすげーってちょっと思ってもらえたら嬉しいなと思ってますんで。
ちょっとYouTubeね、お時間あるときに見ていただけたら嬉しいなと思います。
はい、ということで前談でしたけども、はい。
先日ですね、メタグリ研究所からメタグリの漫画、届きましたね、やっと。ありがとうございます。ありがとうございます。
クラウドファンディングから始めさせて、制作過程もね、ディスコードの中で皆さんのやりとり見ながら楽しく、いつできるのかなって楽しみにしてましたけども。
届きました、やっと。ありがとうございます。
なかなかね、牛飼っててですね、東京でオフ会が行われたんですけど、東京に行くのもね、ちょっと大変だったんで、参加することはね、難しかったんですけども、
実際にね、漫画が届いて、おー、できたなーって言って、思って感動しましたね。はい。
で、一応ね、その漫画読まれた方はあるかなと思いますけど、川上牧場のね、あのイラストのところにですね、娘にも書いてもらったりしたんですよ。
娘も参加させてもらったので、娘にも書いてもらったよーってイラストになってるよーって見せたんですよ。
そしたら漢字が多くて読めないって言われましたんで、はい。小学、今2年生なんですけども、はい。
ぜひね、あのメタグリ研究所の活動を小学校、中学校の若い子にもね、見てもらえたら嬉しいなと思うんで、
ぜひあの、Kindle版とか、なんか、なんかWeb版だけでもいいんでね、こうフリー柄がある子供版とか欲しいなと思いつつ、
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はい、ぜひ検討していただけたら嬉しいなと思いながら、はい。はい、届きましたということで。
で、今日の配信のテーマはですね、伝統農業の守り方というお話をね、したいなと思います。
先ほどはもうあの教診会の話をしたようにですね、各地域でこう昔から行われている農業の行事とか伝統みたいなのがですね、
まあ今、農家の見ない手不足、はい、農家不足でですね、維持できなくなってきてます。
で、農家さんの中にはね、この教診会っていうものなんて意味がないとか、ただの趣味だろうとか、そんなことを言う農家さんもいたりしてですね、反対意見も多かったりするんですよね。
まあ農家の皆さんから予算をいただいてて、そこで運営しているところもありまして、そういう意見が出るところもありますけれども、
牛をね、美しく健康に飼うこの技術とかですね、普段人間にね、慣れることは、毎日飼ってたら慣れるんですけど、その牛に慣れる、これをおとなしく飼う、調教するとか言うんですけど、調教する技術がこの教診会にはあってですね、
で、この教診会に立ち上がるトップの農家さんはですね、巧みのような、こうなんだろうな、言語では表せない、なんでそんなに牛が言うこと聞くんだと、なんでこんなに牛がきれいになるんだっていうようなね、巧みのような技術と目をね、持っています。
で、この技術はどんなにね、時代が変化しても、落農がこれからね、あと何年、100年、200年続いてほしいなとは思ってますけども、これ時代が変化してもですね、この部分はちょっと普遍的なもので、次の世代にもね、継承していかないといけないと、僕37歳なんですけど、次の世代にも継承していきたいなと思ってるんですよね。
で、人手不足農業のね、あと見ない手不足、これを解消するために流行りのスマート農業とか、ロボットを活用したりとか、IoTなんてことが進んできているんですけど、この技術、先進技術を活用しながらですね、伝統農業も守れていけたらなと思っています。
伝統農業って何なんだっていうのをね、知らない方も多いかなと思うんで、ここでチャットGPTに聞いてみましょう。
伝統農業とは古くから続く農業の手法であり、地域の自然環境や文化に根差した持続可能な農業実践を指します。
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これらの方法は長年にわたって地域住民によって継承され、自然との調和を重視した農業システムを形成しています。
以下に代表的な伝統農業の形態をいくつか紹介します。
一番、林作と畑作農業。土地の肥沃さを保ちながら作物の栽培を行う方法で、異なる種類の作物を時期を変えて栽培することで土壌肥料を防ぎ、病害中のリスクを減少させます。
これね、当たり前に農家はやってると思うんですけど、これも一部伝統農業なんですよね。
あと、棚田。山間部や傾斜地で見られる農法で、だんだんに土地を整備し、水の流れをコントロールしながら稲などの作物を栽培します。
土壌流出を防ぎ、美しい風景を作り出すことでも知られています。
日本は水が豊かなんですけど、水が少ない地域でもどうやって畑作できるかなっていうのを考えて作られたのが棚田というもの。
土地の活用とかもあったりしますけどね、ここら辺ね。こんなのも伝統農業になります。
あと、共同考えシステム。コミュニティが共同で水源を管理し、必要な場所に水を分配するシステムです。
水利共同体は水の公平な分配と持続可能な使用を確保します。
こんなのもありますね。養水路の管理とかね。
今、本当に普通に皆さん、農村に住んでいたら普通に行われてるんですけど、こういうのも伝統農業になりますね。
あと、多様な作物の混作。
一つの畑で異なる種類の作物を同時に栽培する方法で、これにより土壌の栄養バランスが保たれ、害虫や病気のリスクが低減します。
そんなのもありますね。
これも今、日本でもちょっと増えてきてますけど、フクオキ栽培って言ってね。
わざと竹の長い牧草とか、そういう作物を植えて、それを切り落として、そのまま複土、複土って難しいな、説明するの難しいな。
フクオキ栽培っていうのがね、古くて新しいような農作が増えてきたりとかしてますね。
あと伝統的な家畜の飼育。家畜を自然放牧し、自然の排泄物を肥料として利用する循環型の農業システムです。
家畜は土地の管理と肥沃化にも寄与しますという。
これも牛だけじゃなくて、鶏とか羊とか、バランスよく飼うことによって、その土地に合わせた土地の作り方みたいな、これもちょっとハイブリッド化してきますね、今ね。
あと自然との共生を重視した森林農業。森林を保全しながらその中で作物を栽培する方法で、森林の多様性と生態系を保ちつつ、持続可能な農業を実践しますというね。
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こんなのもあったりするということで、ぜひちょっとこれも見てもらいたいなと思いますけども。
こんなのが伝統農業になります。
農家個数が減っていけばですね、食料自給率みたいなことを日本でね、最近タイムラインでも食料自給率は別に意識しなくていいみたいな、なんかいろいろ言われてますけども。
農家が減っていくのはこれから必然なので、農家が減っていくと農家1戸あたりの生産性とかコストパフォーマンスとかを求めてね。
経済的な農業、経済性だけを意識したような農業をしていく、そういうのが増えていってしまって、地域に根差してですね、環境に合ったその伝統農業っていうのが少なくなってしまうんじゃないかなと思います。
これは短期的な経済性を求めているんですけども、長期的には土地が痩せてしまったりとか、維持できなくなったりとか、最悪農業ができないような土地になったりします。
これ海外の方では、日本でもあったりするのかな。
価格費用をどんどん入れて、大きいトラクターでどんどん収穫して、土地が痩せてしまって汚泥化してしまったりとか、そういうことになってしまっている農地も増えてきたりしますね。
各地域にあるこの伝統農業の多様性を維持することが、最終的には長期的に見ると、どんな様々な条件でも農業ができるような環境も維持することができるんじゃないかなと思います。
時代に合わせながら、農家だけではなく、消費者や地域の人たちを巻き込んで、農業体験や食育につなげて、付加価値にしていくことが大事なんじゃないかなと思います。
伝統農業もありますけども、伝統芸能、歌舞伎とか能とかね、昔から日本でもあったりするかなと思いますけど、この歌舞伎もね、今最新のやつとか見てみるとですね、ミュージカルとコラボしたりとか、アニメとか漫画、ナルト歌舞伎とかね、ワンピース歌舞伎とか、今ありますね。
あとゲーム作品、ファイナルファンタジー歌舞伎っていうのも今あるんですよ。みなさんね、びっくりしますけど。
あと海外で英語で歌舞伎を見せて、日本の伝統を伝えたりとか、外国語で行ったりとかね、この歌舞伎も伝統芸能も時代に合わせて変化しているんですけども、農業もよく年配の方がね、昔からやってるからそのままでいいみたいなのが、このまま昔から今までやっててきたんだみたいな、そんなのを言われたりするんですけども、固定概念を壊してね、新しいものに変えていかないといけないので、
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これのちょっと面白い記事ですね、エグザイルってみなさんご存知ですか?ダンス、チューチュートレインとかね、踊ったりする。
あのエグザイルにおられた、うささんという方がですね、やっている踊る野菜プロジェクト、これ面白かったんでちょっとね、記事貼っておきますんで、これも概要欄に記事貼っておくんで、ちょっと見てみてください。
なんか見てみるとちょっとアホらしいみたいなことありますけども、伝統芸能で昔もね、ちょっと村の皆さんが歌を歌いながら田植えをして、一線以降農業に参加したりとかするのもあったりするんで、これまた令和版のね、面白いなと思ったんで、ぜひこれも見てもらえたら嬉しいなと思います。
どうやったら伝統農業が維持できるのか守れるのかっていうのもね、ぜひちょっと皆さんで考えていただけたら嬉しいなと思います。
はい、ということで現在、メタグリ研究所でもですね、みんなの畑プロジェクトというものがですね、ちょっと動き始めています。
ぜひこのみんなの畑プロジェクトをちょっと体験してみたい、どんなものかって気になる方はですね、メタグリ研究所のディスコードにね、入ってみてほしいなと思います。
はい、ということで今回のファーマーズボイシーズで23回目になりますけれども、ファーマーズボイシーズの第1回から第5回までメタグリ研究所のディスコードグループに入ってNFTを購入するところまでお話ししています。
過去の配信を聞きながらスマホを操作することでNFTの購入まで進めることができると思います。
配信を聞いても分からない部分があればですね、ディスコード内にメンバーたくさんいますんでね、どんどん質問していただけたらと思います。
お気軽に参加よろしくお願いします。
ファーマーズボイシーズは農家目線でメタグリ研究所の活動を発信していただける農家さんを増やすために配信しています。
農家の声を会員の皆さんはもちろん、視聴者の皆さんに届けていけたらと思います。
ぜひ音声配信やってみたいという興味がある農家の皆さんはですね、メタグリ研究所に参加していただけたらと思います。
さてそれでは今回は以上になります。
ファーマーズボイシーズ、お相手は川上牧場でした。
ぜひ来週もお聞きください。
みんな、みかん食べてね。牛乳飲んでね。
ばいばーい。