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この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、メタグリ研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
みなさん、こんにちは。月曜担当の富山みかんです。
FarmersVoices🍊vol.31の放送になります。よろしくお願いします。
今週はですね、みかんの開植をしまして、
古いみかんの木を全部チェーソーで切って、
それを近所のゆんぼを持っている方にお願いして、
根っこを全部取ってもらって、その根っこを処分して、
新しく植え穴を掘って、新しい品種を植えました。
植えましたというか、終わっていません。
一旦分、正確にはもうちょっとあるのかな。ほぼ一旦ですね。
一旦分植え替えたわけで、畑の形もちょっと、
大体どこの畑も正方形というわけじゃなくて、ちょっと複雑な形をしているので、
メジャーで測りながら、みかんとみかんの木の間の間隔が3.5mで、
列が5mぐらいにすればいいかなとか測りながら、上穴を一生懸命掘って、
そこに土壌改良材としてソラタンを入れまして、
そこに新しい品種であるアスキという品種も既に買ってあって、
仮植えをしてあったので、それを入れていったわけです。
全部で54本かな。
もう本当に穴を掘るのが大変でですね。
もう腰も痛いし、腹筋も痛いし、腕も痛いし、
手も痛いし、日焼けして肌も痛いしで、
もう本当に昨晩は疲れ果てて、
普段日曜日の夜に音声配信を収録しているんですけれども、
疲れ果ててちょっと無理だと思って寝てしまいました。
とりあえず29本だけ植えて、残りの25本はまた来週以降に植えていきたいと思うんですけれど、
来週がですね、幼稚園の運動会があって、
あとそろそろ傍女もしないといけないので、
来週になるのかな、どうなるかは分かりません。
あ、そういえば台風1号が来てますね。
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この辺、東海地方も大雨になるんじゃないかという心配があって、
昨年6月1日とんでもない大雨が降ったので、
また、多分そこまでひどくはならないとは思うんですけれど、
ちょっと心配です。
昨年はもう、これで今年のみかんは終わりかなって思うくらいひどい雨でした。
明日は東海地方を中心に線状降水帯が多く発生するようなので、
土砂災害に十分お気をつけください。
それでは今回のテーマに入りたいと思います。
今回のテーマは、県業農家の教科書という本のレビューです。
私はですね、2週間に1回子どもと図書館に絵本を借りに行っているんですけれど、
その時、農業関係の本もちょっと見て回って、
なんか面白そうだなっていうのがあったら借りているんですけれど、
今回借りた県業農家の教科書という本も面白かったので、紹介させていただきたいなと思います。
この本の著者ですが、田中康明さんという方で、農家と行政書士を県業でやられている方です。
今はもうメインが農家の方らしいですね。
この本で紹介されているのは、試行錯誤をしながら、
新規収納してから10年目で売上1,000万円まで突破した経緯みたいなことも紹介されています。
この本は5章に分かれていまして、
第1章が新規収納者が進むべき逆張り農業の進め。
第2章がゼロからスタートで農業年賞1,000万円になった私の収納ストーリー。
第3章が小さい農業でしっかり稼ぐ実践ノウハウ。
第4章がしっかり稼いで長く続ける県業ノウハウ。
第5章が農業の未来に伝えたいこととなっています。
この手の本は結構たくさん出ていまして、私もいろいろ読んだことあるんですけれど、
やっぱりあまり参考にならないなというか、
持っているバックグラウンドが人それぞれ違うので、
やっぱりその人の持っている強みを農業に生かしていくというところで、
なかなか参考にならないなというところが多いんですけれど、
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この人の話は結構まあまあ参考になるといいますか、
僕の考え方と結構近いところがありまして、
やっぱり第2章のゼロからスタートで農業年賞1,000万円になった私の収納ストーリーと、
第3章の小さい農業でしっかり稼ぐ実践ノウハウというところが、
面白いなというか非常に参考になる話でした。
あとですね、この第3章の小さい農業でしっかり稼ぐ実践ノウハウという章で、
栽培品目選びとターゲット顧客っていうところがなかなか具体的なことが書いてありまして、
具体的ってことでもないかな。
小さい農業の栽培品目選びにおける1つ目の答えは、
小さくても競争が少ないマーケットに参入する。
これ本当に重要だなと思います。
ある程度ニッチ。ニッチすぎると結構大変かもしれませんけど、
あんまり大きいマーケットで競争相手がいると非常に大変だと思うので、
この先、例えば社員マスカット、
今非常に社員マスカットが儲かると言って作っている人がどんどん増えていってますけど、
そういうところに参入するのではなく、
どんどん収量が減っているような、
最近僕は桃が面白いんじゃないかなとか思い始めているんですけど、
そういったところを狙うのがいいんじゃないかなと常々思っています。
あとこの兼業農家の教科書っていうタイトルですが、
この方は僕みたいに土日白書をしているわけではなく、
行政書士として独立されてから農業を始めたということなので、
勤めているわけではないんですよね。
そう考えると、一般的な兼業農家のイメージとはかけ離れた内容かなと思います。
以前紹介しました農で起業するっていう本と考え方が非常に似ていますね。
兼業農家の教科書、大変おすすめですので、
興味があったら都市間等で借りたり購入したりして読んでみてください。
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今回の放送は以上になります。
今日もメタグリボイシーズを最後までお聞きいただきありがとうございました。
あなたと一緒に新しい農業の世界を創造する旅を続けていけることに感謝しています。
次回もお楽しみに。
みんなみかん食べてね。牛乳飲んでね。バイバイ。