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2023-10-22 1:03:29

番外編#37 「社畜とJKとヴィジュアル系」の作者と語る!LUNA SEAの偉大さとヴィジュアル系!

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「社畜とJKとヴィジュアル系」の作者、彩音ざくろ先生が名盤ラジオに降臨!今回のテーマは「LUNA SEAとヴィジュアル系」。ざくろさんの実体験も交えてLUNA SEAの偉大さについて語り尽くす! ------------- 彩音ざくろ先生 X(旧Twitter): https://twitter.com/zakuro0508 社畜とJKとヴィジュアル系: https://shut-tick.booth.pm/ ------------- ▼第1弾はこちら ラルクってヴィジュアル系ですか?彩音ざくろ先生と「ヴィジュアル系ぶっちゃけトーク」【名盤ラジオ 番外編#38】 https://youtu.be/3i7-2g8t5WA ■『EDEN』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnlnBqJCtb0rktjjjtdBqyA_ ■『MOTHER』特集(2) 突然変異!?必然?LUNA SEA、別次元へ…彼らは何故『MOTHER』を生み出せたのか?【名盤ラジオ #52-1】 https://youtu.be/bo8NLcU0pQw 最高のオープニング曲「LOVELESS」を語る!~LUNA SEAというバンドの特殊性を体現!【名盤ラジオ #52-2】 https://youtu.be/lNbEVR3SZ70 やっぱり「ROSIER」!LUNA SEA史上最重要曲を全力で語り尽くす!~ロージア現象、何周目!?【名盤ラジオ #52-3】 https://youtu.be/Dek0MbzJgDI 『MOTHER』を彩るインダストリアル感!~LUNA SEAの完璧なアルバム構成力を発揮!【名盤ラジオ #52-4】 https://youtu.be/fpaK8VgRRi4 絶妙!聴きどころ満載『MOTHER』後半曲!~シンセサイザー!バンド外の音も活用!【名盤ラジオ #52-5】 https://youtu.be/Dcs0-2TA5-4 究極のシンプル!「TRUE BLUE」は何が凄いのか?~隙がない!アルバムの理想形『MOTHER』【名盤ラジオ #52-6】 https://youtu.be/aV6vWDgvecM ※過去のLUNA SEA特集↓ ■『MOTHER』特集(1) https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnmkcjCgEy4pedg_1PTxQ12X ■『STYLE』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnm7MU7EBKUm6YurNRWHRPO ■『LUNACY』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnmfLxph5sMjwDvWHVx9SJjX ■『LUNA SEA』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnlvT1hJPRdukHkodw9zBLaL ■『THE ONE』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnp6nx0Dom5NXIFM21C5nLa ■『A WILL』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnvyCVyQrxKKMG1mTolxP-B ■『SINGLES(Disc2) 』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnlN33oEQMtxhFsbuUJhLQI_ ■『PYROMANIA』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnqi1DkIQEJC8tbDlMHByC2 ■『TRUTH?』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnmY09xOEyi4dS-Hti0coLUV ■『SHINE』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnmbhkgDfq7_46sJ51QFOTk8 ■『IMAGE』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkm4-xpL2JCDTvXcdfOb0H3

00:01
名盤ラジオ。
名盤ラジオ番外編、たくやです。よろしくお願いします。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。映像でございます。
はい、今日はね、ひでっくんが欠席なんですけど、超スペシャルゲストに来ていただいております。
あやねさくろ先生です。ようこそ名盤ラジオへ。
どうも初めまして。こんばんは、あやねさくろです。
よろしくお願いします。ありがとうございます。
お久しぶりです。
ようこそいらっしゃいまして。
この名盤ラジオを聞いてる方、みんなご存知かなとは思うんですけど、
一応ちょっと自己紹介をお願いしたいなと思います。
はい、そんな自己紹介することもないんですけど、
Twitter、今はXかな。社畜とJKとヴィジュアル系っていう漫画を書かせていただいております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
実は僕ら一回リアルで会ったことがあるっていう感じなんですよね。
お久しぶりですという感じですか。
そうですね、お久しぶりです。
でも本当、この名盤ラジオでさくろさんとお話したかったので、今回ちょっと嬉しいですね、実現できて。
ありがたいですね。結構以前からお話をいただいていたんですけど、
私のほうがバタバタしてて、そのときは見送らせていただいたんですけど、
口約束だと思われたらちょっと嫌だったので、
せっかく夏に僕もコミケで東京に行く用事があったので、
そのときにお会いできないかなと僕のほうからアップを取らせていただいたんですよね、そのときは。
だったらちょうどその日が津田直さんのイベントがあって、
いい感じでそこでもいろんな方と交流ができたりして、本当に貴重な時間でしたね、あの日は。
こちらこそ。
いえいえ。
さくろさんはこういう声とか、これは映像はないですけど、こういった媒体に登場するのってあったりするんですか?
いや、初めてですね。
僕の肉声が世の中に公開されるのも多分初めてですね。
なるほど。じゃあこれ、外国の人が、
綾谷拓先生はこんな声だったのかってなってるわけですね、今。
バンドとかやってたんで、自分の曲とかを動画配信してたことはあるんですけど、
喋る声が世の中に出るのは初めてですね。
03:05
じゃあそれはすげえ宣伝しないとですね。
あの綾谷桜がついに喋ったぞみたいな。なんか出てるぞみたいなね。
だから多分、僕もこれ放送を見てて、あ、なんか自分の声変だって思うんでしょうね、多分。あるあるですね。
そうそう。すげえ嫌なんだよね。
慣れてないですね。
喋ってんなーみたいなのがすごい恥ずかしいんですけどね。
そうですね。本当に今日は余計なこと喋らないようにしないと。
それを引き出しましょう、えんぬぞうさん。
本当に。
余計なことを言っていただく番組ですから。
本当にもうね、大変だ。
まあまあまあ。
でね、今日は明晩ラジオ、今絶賛ルナシー強化月間ということでやってまして、
そんな中でもっとルナシーを語りたいなっていうところで、
全体的なところ、やっぱりルナシーがビジュアル系シーンに与えた影響とか、
そういった番外編をやりたいなって思っていて、
それ考えてたらザクロさん呼ぶしかないなと思って、
今回お声掛けさせてもらった次第ですね。
ありがとうございます。
ビジュアル系といえばザクロさんということで。
そうですよね。
本当にね、全然詳しいわけでもなんでもないんでね。
いやいやいや。
うかつなことちょっと喋っちゃうとね、また各省から怒られてしまうので。
なんか結構いろいろあるみたいですね、そういうセンシティブなところが。
うん。
あんまり明晩ラジオ的にはそんなにないんですけどね、怒られたりとか。
まあ知名度がないから。
知名度がないからか。そっか。
だってあやねザクロさんって言ったら、俺はこれを全然やる前からというかね、
普通にツイッターやってて知ってたもん。
全然こういう音楽系のじゃないアカウント。
はいはいはい。
まあでもちらちらそういうXとかルナシイとかっていうのはちょっと拾ってた中で、
やっぱあやねザクロっていう名前はね、知ってましたからね。
なるほど。
サチェックとJKとビジュアルKっていう、あの漫画は知ってたのでね、相当の知名度なわけで。
そうですよね。
それはまあ何回言ったら怒られるかもあるでしょうと。
06:04
嘘を言わなければ多分いいんでしょうけどね。
最初の頃は普通にネタにした、扱ったバンドさんから怒られるんじゃないかとか、そっちのほうが怖かったですね。
本人系ってことですか。
そうです、本人系ですね。
でもありがたいことに今はもう逆に扱ってくださいっていう声のほうが圧倒的なので。
すごいですね。
いろんなバンドを載せると、「うちがない!」って逆に、「載ってない!」って言われるほうがほとんどなので。
超大物じゃないですか、そんな。
そこはたぶん最初、連載開始の頃から一番変わったところですね。
載せないことで怒られる。これが一番多い。
最初は本当に載せたら怒られるんじゃないかってビクビクしてましたし、
このバンドは扱ったらご本人からクレーム来るなっていうバンドとかが結構僕の中であったんで。
それはもう、万人に認められたというか、聴いてる人にもやってる人にも認められたってことですよね。
認めてない人は多分ミュートがブロックしてるんじゃないですか。
そこはもう最初から覚悟してるので、熱心なバンドのファンの方が多いので、
やっぱり下手にいじっくられたくないじゃないですか、どこの誰だかわからない人に。
ファン心理っていうのは僕もすごくよくわかるので、
最初から怒られたり文句言われたりするのは割と前提の上でスタートしてるんで。
逆にここまで応援してくださる方が増えたことのほうがちょっとびっくりしてる感じですね。
ザクロさんと今日はルナシートークをしようという感じなんですけど、
やっぱりルナシーが与えた影響力とかっていうのはもう凄まじいっていうのは、
メイバンラジオでもよく喋ってるんですけど、それはやっぱりその通りですよね。
そうですね。一つのビジュアル系っていうものの形をつくったバンドだと思うんですね。
テンプレートというか。
やっぱり当時のバンドって、必ず杉澤さんみたいなギタリストが一人は絶対にいたんでね。髪の毛が赤い。
09:07
その辺でも影響力は大きいんじゃないですかね、やっぱり。
そうですよね。で、なんかちょっと攻撃的なベーシストみたいな。
そうそうそうそう。ルナシーだけに限らないですけどね、
あの時代のバンドが与えた影響で大きいのって、ベーシストがとにかく目立つっていうのは結構大きいんじゃないかなって思います。
その辺はやっぱりJの影響が大きいですよね。
強いと思いますね、やっぱり。
まあでも、みんなかな。イノランみたいな、ああいうちょっと科目系キャラもいたなーって気もするし。
そうですね。
杉澤的なギタリストはもうめちゃくちゃ本当に多かったですね。
めちゃくちゃ多かったですね。本当に。
で、変形ギター使ってて。
僕も当時はバンドやってたんですけど、相方のギタリストがやっぱり杉澤そっくりでしたもんね。
本人ももう意識してるのはもう公言してましたし。
僕も本当、杉澤をコピーしてましたね。
明版ラジオでは、エデンがかなりその後のビジュアル系の公式になってるみたいな、そういう説を。
めちゃめちゃ聞きました。
エデン界で話してたんですけど。
N像さんが、「みんなエデンがやりてんだよ!」って言ってたやつを覚えてますね。
そうそう。みんなこれをやりたかったんだよなーって。
それもう僕が言ったら大炎上してたなと思って。
でも言わんとすることはすごくよくわかりますね。
あれ結構詰まってると思いますよ、やっぱり後のビジュアル系の。
やってみるとかなくてよかったってことですね。
今だともうまずいんじゃないですか、結構。
いやー全然ですよ。
N像がこんなこと言ってたら。
知るかぼけ、うるせえバカ野郎つって。
たぶん今回の放送を聞いて、みんなエデン界聞き直すと思いますよ。
聞いてほしいですね、ぜひ。みんなジーザスをやりたかったんだろって。
ジーザスやりたかっただけじゃないかつって。
僕らもやりましたよ、ジーザスっぽい曲。
メカニカルダンスっぽさもあったので、どっちかと言うとJさんの作る曲っぽいやつかな。
とにかくベースが目立つみたいな。
12:00
なるほど。
逆に言うと、あそこら辺までなんだよなっていう、真似できるのはっていうのはありますけどね。
マザーになるとできないんですよ。
マザーイコンになると。あそこら辺までやりやすかったから、すごい広まってシーンの雛形になったんだろうなってのはあるけどね。
じゃあマザーとかタイルみたいなのをやってたバンドってあります?って言ったらないでしょ。あの頃の、あのシーンのバンドが。
その辺はどうなんですか、桜さん的に。
もうだって、いかにもルナシージャーンってなっちゃうじゃないですか、もうマザーイコンとかって。
やったとしてってことですよね。
やったとして。要所要所でね、トゥルーブルーに似てる曲とかGに似てる曲ってあるんですけど、よそさまのバンドで。
うわーめちゃめちゃやりますね。
でもトゥルーブルーはね、コード進行とかっていうのは、これ僕も自分のツイッターでよく言うんですけど、
本当にテンプレになってるんでね、進行とかは。リズムパターンもそうですけど。
ロージアみたいな曲は逆に無理じゃないですかね。
ロージアは確かにそうですよね。
だってもうどう聞いてもロージアになっちゃうじゃないですか。
本当によくできた曲だと思いますけどね。
あとはその頃のルナシになると、ラブレスとかジェネシスオンマインドとかマザーとかみたいな、そういう壮大系。
そうそう。そっちの方はもう真似できないよねってなるから、トゥルーブルーとか。
真似しやすい方は真似するんだけどっていう。
そうですね。
そういうのがシーン全体にそうなっててたなって感じはしますけどね。
そうですね。バラードとかはちょっと難しいでしょうね。
でもラブレスが与えた影響もちょっと大きいのかなっていう気はしますけどね。
ああいう感じで1曲目を飾るバンドもちょこちょこ出てきたみたいな。
具体的にどこがどうっていうわけじゃないですけど。
ザ1曲目みたいな。
だってもうあれに勝る1曲目ってないじゃないですか。
そうですよね、やっぱり。
でもやっぱりビジュアル系界隈において、
15:01
ラブレスに始まり、ウィッシュで終わるっていうのは1つのパターンじゃないかなとは思うんですけど。
ウィッシュも大きそうですね。
大きいと思いますね。程よいポップ加減っていうか。
そういうのをアンコールの最後の方でやってみたいな。
着電もついてみたいな。
銀テープ飛んでみたいな。
ルナシーの前にはあんまりウィッシュっぽい曲はそんなになかったのかなっていう気はしますけどね。
あるにはあるでしょうけど、やっぱりウィッシュのイメージが強いっていうか、イメージだけで。
そこら辺がアルバムの流れとかライブの流れとかで、やっぱり一番上手かったのがルナシーなんですよね。
っていうのはすごい思う。
それ以前にも、やっぱり曲、単発では多分おのおのバンドあるとは思うんですけど、
一番上手い提示の仕方をしたのがルナシーなんだと思う。
だからそれ以降もそれがテンプレになっちゃって。
それはあると思いますよね。
やっぱり1曲目はラブレス、2曲目にガツンとくるやつが出てきて、
っていうパターンを作ったのかなっていう気はしますね。
もうマザーですよね、アルバムの流れでいうと。
あまりにも上手すぎたというか。
それでその後のシーンの流れっていうかね、
一つの形を決定づけちゃったぐらいの影響力はあったよね、あの頃のルナシーはって感じですよね。
ビジュアル系のアルバムとかライブで終わるパターン、ラストでやる曲って、
ウィッシュかマザーかプレシャスか、このたぶん3つのどれかっていう感じはしますね。
僕の個人的な考えですけど、その3パターンだいたい。
ちなみにザ・クロさんはルナシーはいつぐらいから聴いてるんですか?どのアルバムとか。イメージとかですか?
一番最初のルナシーからですね。
なるほど、シリーズの。
発売した直後くらいにたぶんCD買いましたね。
めっちゃすごいですね。
かなり初期のファンだとは思います。
雑誌読んでてすごく気になってて、たまたまCD屋さんに行ったらルナシーが置いて。
18:01
崖がすごく綺麗だったんですよね。
青い増光に映ってるので。
でも一番最初にルナシー聴いたのは、昔はおはようナイスデーっていう番組が朝あったんですけど、
今日でのりこさんがエクスタシーサミットとかよく中継してて、
そこで見たルナシーはたぶん一番最初ですね。
91とかだったかな、たぶん。
そこでプレシャスで演奏してたのがたぶん一番最初のルナシー。
すごいな。
あのときのイノランさんがくるくる回って演奏してるのがすごいかっこよくて。
そこで最初に認識して、結構前後するんですよね。
僕は中学旅行で高校の東京だったんですけど、宿泊先にルナシーがいたんですよ。
なにそれ。
これはたぶんツイートしたこともあるんですけど、
日本青年館っていうところに泊まったんですよ。
すごい台風の日で。
泊まれるんですか、日本青年館って。
そこ旅館なんで確か。
僕らディズニーランド行った後に旅館に行くんですけど、バス行くじゃないですか。
バスで向かってたら、日本青年館の周りに黒い服着た女の子がすっごいいて、
なんだこれと思って。
ホテルに入ったら、玄関にうちの高校の名前とその横にルナシー様ご一行って書いてあって。
まじで。
名前出しちゃうんですね。
そう、運命ですよね。
うちの高校ご一行様とルナシー様ご一行様っていう札が並んでて2つ。
ザクロさんがそういうロックとか、そういうビジュアル系的な、そういうのにハマったきっかけは何なんですか。
たぶんエックスとバクチクが一番最初。
じゃあそこの最初のほうでもハマったって感じですか。
そうですね。もともとはロックではないんですけど、
そういったアーティスト、ミュージシャンのきっかけっていうのはTMネットワークなんですよ。
そこが好きで、あるとき誕生日プレゼントで両親に買っていただいたCDコンポがあって。
21:04
そのときはおまけにCDがついてきたんですよ。
ついてきたCDの中に、エックスのエンドレスレインとバクチクの悪の花があって。
そんなのがね、僕の人生決定づけろに決まってるじゃないですか。
おそらくそこがロックの始めかな。でもこれ時期がどっちかわからないですけど、
いわゆる雷が、電撃が走ったってあるじゃないですか、ロックの衝撃で。
それはブルーブラッドですね。
ブルーブラッドもリアルタイムぐらいですか?
そうですね。友達に借りたのかな。エックスのきっかけもちょっとよくは覚えてないですけど。
じゃあもう80年代なんだ。
ギリかな。ギリギリ。でもインディーズの頃は知らなかったので。
ブルーブラッドを先に聞いて、そこからバニシング・ビジョンに行ったんで。
90年とかじゃないですかね、たぶん。
ギリギリそこらへんの前後ぐらいなんですね。
ギリギリそこらへんですね。
で、バクチク・エックスがあって、それからルナシーぐらいだと思いました。
じゃあもうルナシーは全部リアルタイムで。
ああそうですね。
僕は当時、地元なんですけど山口県に住んでたんですけど、
山口県の一番最初ぐらいのリスナーじゃないですけどね。
そうですよね。
こういうことでまたたぶんそんなことはないって人たぶん出てくると思いますけど。
周りに本当に聞いてる人がいなかったので、僕が布教していったんですよ、ルナシーを。同級生とかに。
すごいですね、じゃあ。
意気込人みたいな。
高校時代、本当にイメージとともにあったので。
山口地方の最初の伝道師みたいな。
それから僕は就職で広島に行くんですけど、就職してすぐにエデンが発売されたので、
そこでまた広島でルナシーの布教ですよね。
なんか各地にルナシーを伝道してる。
そうですね。中国地方は布教していったみたいな。
24:04
そんなわけはないんですけど、周りに本当にいなかったですよね。
出会ってないだけですけど。
世代的にもう俺らはそれありえないもんな。
まあそうですね。
やっぱりジーザスは衝撃でしたか。
超衝撃でしたね。
やっぱり。
ルナシーの曲で一位を表す衝撃でしたね。
僕は初ライブに勝って、ジーザスを初めて聴いて、あまりにもかっこよくて、地元の友達に電話して、
おんわ口でジーザスを聴かせましたもんだって。
めっきり覚えてます、僕は。
じゅわきり近づけて。
スピーカー置いて。
超迷惑野郎じゃないですか。
なんだこの本質の悪いやれでって。
今でも聴かせた相手は仲が良いので、昭和の定番ラジオを聴いてくれるんじゃないですか、たぶん。
ここで1分、俺で会ってたぶん思ってくれると思いますよ、たぶん。
あれは勘弁してほしかったなと思って。
帰るかもですよ、たぶん。
じゅわき越しに。
だからエデンはもうすごく思い出深いアルバムですね。
世界で1年目で聴いたアルバムなので、
友達も誰もいない土地だったので、
そのときに発売されたルナシのエデンとラルクのデューンに支えられたアルバムでしたね。
なるほどなるほど。
同じぐらいの時期に発売されたので。
90年。
93年ですね。
ルナシのライブにはその頃行ってたんですか?
いや、それが行けなくて。
本当はエデンに行く予定だったんですけど、
社会人は1年目で休みとか取れなくて、ちょっと断念して。
初めて行ったのはマザーのツアーからですね。
マザーの岡山と広島に行きましたね。
でもエデンで衝撃を受けたということですけど、
そこから先のマザーはまたさらなる衝撃だったと思うんですけど。
そうですね。
そこはリアルタイムでどうだったんですか?
27:01
やっぱり雑誌は常にチェックしていたので、
メンバーはみなさん、神がかり的なアルバムができたとかって、
みんなが発表されてすごい期待するじゃないですか。
それ前に先行シングルで、ロージアとトゥルーブルームが出てて、
もう間違いないじゃないですか、その2曲。
それでマザーの発売日に仕事終わって、すぐに原付き乗ってCDショップに行って、
店内にすごいかっこいい曲が流れてて、
日本人じゃないのかなって最初は思ってたんですけど、
で、2曲目にロージアが流れて、今の曲はルナシエだったんだと思って、
ラブレスだったんですけど、ラブレスがちょっとすごかったですね。
CDショップでチラギキしただけですけど。
いいなあ、そのリアルタイム感。
そうですね。マザーもやっぱりもう聞きぐるいましたよね。
ちなみにその頃は、らっくろさん的にはいろんなバンド好きだったと思うんですけど、
ルナシエはどれくらい好き度合いだったんですか?
その頃はたぶん一番ぐらいだった。
Xかルナシエか。
僕らの世代はそういう人って多かったんじゃないかなと思うんですけど。
ルナシエって自分が見つけたバンドっていう印象がすごく強いので、
Xとかバクチクとかは周りに聞いてる友達とか同級生とかいましたけど、
ルナシエは誰も知らなくて、自分が雑誌で見つけて、自分で初めてテレビで見て、
初めてCD買ったバンドなので、思い入れがすごく強い。
で、周りにも布教して、
俺のバンドだ!みたいな感じですかね。俺が見つけた!って。
俺のバンドっていう印象がものすごく強いですね。
そうしたらこんなマザーみたいなアルバム出たらめちゃくちゃやばいですね。テンションやばかったんじゃないですか。
どうだ!って感じですよね。これが俺のルナシエや!みたいな。
でも当時もやっぱり友達がいなかったので、インターネットもないので、その思いを伝えることもできずっていう。
一人寂しくライブに行きましたけど。
ライブは、マザーオブラブ、マザーオブヘイトですか?
そうですね。
どうでしたか?
これもね、ビジュアル系と呼ばれるバンドでは初めて見に行ったんですよ、ルナシエが。
30:10
感動ですけど、やっぱりステージがすごく衝撃で。
テレビとかでは、あとビデオとかではね、Xとかいろんなバンドとか見てましたけども、
マザーがたぶん、記憶があやふやだったんですけど、
ラブレス始まるじゃないですか。
メンバーが5人一斉に登場するんですよ。
今まで散々Xのビデオとか見てたんですけど、
Xって一人ずつメンバー呼び出し系じゃないですか。
ルナシエは5人なんですよね。そこがすごく決定的に違ってて。
派手なドラムセットがまず中央にあって、
目に入ってくるのはエレアコ弾いてるイノランさん。
ちょっとぴょんぴょん、飛び跳ね気味なジェイさん。
兵器のようなトリプルネックを持ってるステフォンさん。
その絵面だけでもすごいじゃないですか。
で、リュウチさんがステージの中に2階にいたんですよね。
確かね、ちょっと記憶が曖昧ですけど、ステージおそらく2階建て構造だったんですよ。
リュウチさんは2階から登場して、めちゃめちゃかっこよかったですよね。
そのときの背取りをちょっと僕、事前に調べてたんですけど、
その頃はラブレスの次の2曲目がタイム・イズ・デッドだったんですよね。
で、3曲目にジーザスが来て、イミテーションがあるみたいな。
すげえセットリストですね。
そのときのライブですごく記憶に残ってるのが、ブルー・トランスパレンシーですね。
ライブアレンジを初めて聞いたので、「あ、そうなるんだ!」って思って。
また今度ツアーやりますけど、ザクロさん行かれるんでしたっけ?
福岡公園。2日ですね。
おー、楽しみですね。
そうですね。やっぱり青春の日々が思い出される感じですね。
ザクロさん的にはロック原体験、またびみたいなことですね。
やっぱり世間的にはどうかちょっとわかんないですけど、
一番ブナシーが盛り上がってた頃じゃないですか、マザーとスタイルって。
33:03
まあそうですね、間違いなく。
スタイルはまだそんなに出てない。
お茶の間にまだ浸透する直前だと思うんですよ、マザーとスタイルって。
ロック好きな人が一番盛り上がった頃だと思うんですよね。
そうな気がしますね。
ロックスタイルが終わってからソロ活動が始まって、河村隆一さんとこのソロがあって。
それから社員になってからお茶の間に浸透した頃だと思うので。
そうですね。河村隆一がいるバンドみたいな。
そうですね。まあよくも悪くもですけど。
97年のソロ活動はどう見てたんですか?
特にそんな…。
なんかこの人みたいなのはあったとか?
いや、満遍なく聞いてたと思いますね、5人。
あ、Jが出したんだ、みたいな。
そうですね。特に何もなく冷静に。
普通にソロ活動楽しんでましたよ。
河村隆一さんとかはもうずっとCDとか買ってましたし。
全員買ってたかな?
落下するタイヨウも。
落下するタイヨウ大好きでしたね。
僕はちょっとオタクの話になりますけど、声優のシーナヘキロさんが大好きだったので。
デートとかされてたじゃないですか。個人的にはちょっとアツかったですね。
うちのシーンだとヘキロだみたいな。
CDで言えば、井野良さんのソロだけはちょっとうーんとは思いましたけどね、当時。
あれはちょっとね、マニアックですよね。
ちょっと時代が早すぎたんでしょうね。最近になってよく聞くんですよ。当時のCDとか。
今聞けたのは、やっぱり隆一さんと杉澤さんかな。
Jさんはまだちょっと物足りなさがあったんですよね。
シンプルすぎて、音が。
一番ロックはしてたんですけど、Jさんに関してはルナシーを逆に求めてしまったところがありますね。
曲がかっこよかったがゆえに、やってることは一番ルナシーに近いじゃないですか、Jさんのことが。
でも、「ここに杉澤さんのソロと井野良さんのアルペジオがなあって思いながら聴いてましたね。」
36:01
それもわかる気がするね。
良かったがゆえに、逆にちょっと思ってた部分が。
一番ストレートなロックなだけにそれを感じるというか。
そう。足りなさがあったりもしたね。
でもソロは悲しめてましたよ、普通に。
そっから98年で復活していくわけですけど。
98年になるとVKシーン自体が盛り上がってきてるタイミングですけど。
そうですね。
ルナシーは逆にメイクを落としてそこから離れていきますけど、櫻井さんは熱が冷めたりとかなかったんですか?
いや、裏シーンに関しては最後まで追っかけてましたね。
週末の発表があった時とかっていうのはもう食事が喉に通りませんでしたもんね。
しかも朝のニュースで見て。
当時ルナシーのオフィシャルの掲示板があったんですよ。
はい。BS。
知ってますか?
見てました見てました。
それもすごいね。盛り上がってるか。
何?
悲痛な叫びで。
悲痛な叫びでしたね。
何だっけ?司会者の方。テレビ番組の長ネクタイした。
何だっけ?名前忘れちゃったな。
あー、あの目断しテレビの。
そうそうそうそう。
はいはいはい。名前忘れちゃったけど。
あの人に怒りの矛先が向いてて。
あのメガネの長ネクタイみたいな。
全然関係ないのに。
カルベさん?
カルベさんです、カルベさん。
カルベおい!みたいな。
そう、わかってましたもんね。
ほんだとばっちりだね。
ほんだとばっちりですよね、あれは。
いや、つらかったですね、あの時は。
その頃は、いわゆるそういうビジュアル系のバンドとかも聴きつつって感じだったんですか?
そうですね。一番聴いてた頃はですね。
盛り上がってましたもんね、だって。
その頃はルナシーの本名だったかどうかもちょっとわからないんですよね。
本名が何なのかわかんなくて。
いろんなバンド聴き漁ってたので、98年の頃とかって言ったら、
それこそピエロとかマリス・ミゼルとか、大好きだったのは。
たぶん98年が、おそらくビジュアル系の歴史の中で一番ピークだった年だと思ってますね。
39:07
オリコンランキングってあるじゃないですか。
そのランキングのベスト10の中にビジュアル系が5つぐらいランク入りしたんですよ。
そういう時代ってその年だけじゃないかなと思って。
なるほど。
まあ良い年でしたね、たぶん98とかそのあたりは。
まああの年はいろいろすごいですもんね。
ルナシーもいろいろ出してたし、ランクにしろグレーにしろ。
まあそれで終幕して、その後、結構シーン的にはいわゆる下火になっていくみたいな感じだと思いますけど。
言われますけど、実際そうでしたよね。
バンドの数は増えてるんですけど、2000年代に入って。
ただそのブレイクアウトっていうのは当時番組があったんですけど、
ビジュアル系も特集しなくなっちゃって、
CD屋さんからのきなみビジュアル系のCDがなくなっちゃったんですよね。
これは僕もはっきり辛い出来事として覚えてるんですけど、
世の中がメロコアとかミクスチャーとかもそっちにシフトしちゃって。
ああ、もうビジュアル系あったねみたいな風潮であったのは事実ですね。
僕自身も好きなバンドがみんな活動を停止しちゃって、
ルナシーとかXとかもなくなっちゃって。
ちょっと行き場を探してた感じですよね、その頃は。
変わらず好きなバンドっていうのはたくさんあったんですけど。
その頃は僕は終幕した後に大学入ってるんですけど、
なんとなくバンドサークルとかで、
ルナシー好きですとか言うとちょっとダサいみたいな。
そういう風潮があったなっていう。
ありましたね、実際。
気が覚えてるんで、そういうの。
言いにくい雰囲気はありましたね。
確かにありましたね。
だから90年代とかって、僕もビジュアル系にかぶれていたので、
それっぽい髪型、それっぽい格好だったんですよ。全身真っ黒で。
それで飲み会とかに行ってもそこそこ女の子に受けてたんですよね。
それがゼロ年代に入った瞬間に急にそういうのがダサいと思われる風潮になって。
ゼロ年代に入った瞬間からちょっと息づらくはなりましたね、正直。
その辺、ぬぞうさんの実感値的にはどうですか?
42:00
え?何?
ルナシー好きって言うとダサいみたいな。
ビジュアル系みたいなのは、やっぱり音楽やってる奴らとか、自分の中でもそうだけど、
そういうのがダサいみたいなのは一時期ありましたよね。
2000年ちょっとした後とか。
2000年に入って数年とかかな。
で、やってる本人とかもそういうの嫌だっていう。
スギゾウがやるルナシーは偉大なる失敗作だとか。
キヨハルはめちゃくちゃ黒目に否定的だとか。
で、ラルク&シエルはビジュアル系と呼ぶんじゃねえとか。
おのおのやっぱりありましたよね、その前後ぐらいで。
で、やっぱそれぐらいで日本で言えばミッシェルガンエレファントとかさ、
ドラゴンアスとか、ビジュアル系のバンドですっげえかっこいいじゃんって思っちゃうんだよ、やっぱり。
で、海外で言えばオルタナティブ、グランジオルタナからヘビーロックに行く。
もうあのめちゃくちゃ過激で重い音がかっこいいっていう。
国内海外どっちから見てもやっぱビジュアル系ってのは逆風の時代ですよね、2000年前後って。
いや本当にね、つらかったですね、あの頃。
そこでつらかったっていうのがすごいなというか。
そう、つらかったですね。生きづらかったですよ、僕は本当に。
僕はもう全然好きという気持ちは全く変わっていなかったので、
趣味の扱い方が変わってたので。
僕からするともうTシャツGパンでバンドするっていう概念がなかったので。
その辺がすごいあれですね、なんか面白いというか。
今でもちょっとそういう考え方はあるんですけど、
ステージに立つ人間が化粧しないとは何事だみたいな。
っていうのはちょっとだけありますね、今でも。
なるほどなぁ。でも2000年代はそんな感じだったなぁ。
そこのなんかね、そういうさ、バキバキにビジュアル系なのはダセーけど、
そこは捨てきれないんだけどみたいなところが。
自分的にはその辺をうまくついてたのが国内ではヒレだしみたいな。
あと海外で言うと何インチネイルズとか。
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ギリギリその、俺もライブやるとき目は黒くしてたしみたいな。
目の周りは黒くしてみたいな。でもバキバキのメイクはしないんだよ。
そこの攻めき合いはなんかありましたけど。
まあでも2000年代もその後半になってくるとね、Xが復活したりとか。
ルナシーもそうですけど。だいぶ変わりますよね、風向きは。
2007年から好きなバンドが一斉に復活してきたので、また僕もそこから息を吹き返した感じ。
それはもう、ザクロさん的にめちゃくちゃ嬉しかったんじゃないですか。
そうですね。Xやルナシー以外にもね、デランジェとかデッドエンドとか。
どんどんどんどん生き返ってきたので、あれ今2000年代よな、むしろ。
2000年も後半になってくると、ビジュアル系全盛だった頃から10年。
一世代、初ぐらいでひと回りして、周りもあれはダセーって思ってたのを忘れるというか、忘れるし。
いややっぱあれってかっこよかったじゃんとか、再評価しだしたりして。
そこに決定的だったのはやっぱXの復活というか。
絶対これって風向き変わったんだよなって思うのがヨシキの発言だと思うんですけど。
その当時というか、その10年ぐらいにものすごい吹き荒れてたビジュアル系っていう言葉に対する否定的なニュアンス、やゆするニュアンス。
それをやっぱヨシキ本人と超本人にぶつけるっていうインタビュアーもいるわけですよ。
Xってビジュアル系って言われてますけどどうです?みたいな。
そこに対してヨシキが、え?俺らビジュアル系だけどそれがどうしたの?みたいな。
いやビジュアル系でしょって。みんなちょっとかっこつけすぎなんじゃない?みたいなことを言って。
俺あの一言でもう風向き変わったんだと思うんですよ。
あれの言葉はもう本当に救われましたね。
あれでやってる人たちの意識が変わったと思うんだよね。
頂点にいる方がその発言をされて、もう下にいる方たちってもう、やっぱそうだよねってなるしかないじゃないですか。
肯定されたというかね。
そうですね。
別にそこに否定的になる必要もないじゃんって気づいたというか。
あれはやっぱすごい変わったと思うんですよね。
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そっから本当そういうなんかいろんなバンドが復活しだすじゃないですか。
マシーンもそうだし、黒夢もそうだしっていう。
そうですね。であとね、若いバンドもマシーン聴いて育ちましたみたいな。
そういう公言しだしたりとか。
若くて、わかりやすくビジュアル系やってるバンドが言うのは当然なんだけど、
こういうバンドじゃない、全然違うような音楽をやってる。
マキシマム・ザ・ホルモンとか、リンとしてシグレとか、
え、君たちそうなの?みたいなバンドも公言するわけですよ。
ルナンシー聴いて育ったとか、XQで育ったとか。
これですごい全体の流れが変わってきたよなっていうのは、
2000年代の後半ぐらいですかね。
2010年ぐらいからはインターネットも完全に普及して、
男性の価値観もね、きれいな男とかも普通にメイクするのも当たり前になってきてるんで、
受け入れやすい土壌はできてますよね。
ホストとかがすごく人気だったりするじゃないですか。
ローランドとかね。ローランドとかもビジュアル系だもんね。
時代の流れだと思うんですけどね。盛り上がって、
でももう一回再評価されるときは来るよね、みたいなのは。
だから今は別にビジュアル系だからどうこうっていうのはそんなにない気がしますけどね。
全くないと思いますよ。
あるらしい。
やっぱりずっとシーンを引っ張ってきたっていうか。
っていうのがあるらしいですよね。
基本的にビジュアル系の思想はやっぱりXだろうなって感じですけど、
さっきの復活のところでの吉木の発言とかもそうだし、
精神的なところはやっぱXであり吉木でありってところだと思いますけど、
実際に引っ張ってたのはルナシーなんだろうなっていう。
弟分っていう立ち位置も含めて。
だと思いますね。
シーンはビジュアル系の霊明期っていうか、元になった偉大なバンドっていうのがいて、
そこの遺伝子を全部吸い出るのがルナシーだと僕は思ってて。
僕の中でその四大バンドっていうのがあるんですけど、
それがXと悪畜とデランジェとデッドエンド。
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そこに吸うの遺伝子を直で受け継いでるのが僕はルナシーだと思ってるんで。
そうですね。
その四バンド、メンバー本当に直結してるったりするじゃないですか。
例えばXは杉澤、デッドエンドは龍一さんかな。
デランジェはドラン、悪畜はジェイさんみたいな感じで。
いい感じで混ざり合ってルナシーの個性になってる気がしますけどね。
その系譜の一番下の後輩がルナシーだったから、
ルナシーが全部受け継げたんでしょうね。
で、そこから新しいシーンというか新しいスタイルが生み出されたのが
ビジュアル系っていうものなんだと思う。
そうですね。
やっぱりその在り方としてはやっぱルナシーなんですよね、ビジュアル系はっていう。
基本はそうでしょうね。
Xが始祖って言うけどそこは精神性の部分であって、
バンドの在り方としてはXは入らないと思うんだよね、個人的には。
精神性では本当はXの精神性なんだけど、バンドのスタイルというか。
というところで言うと、Xはちょっと違うよね。
この一世代上というかね、やっぱルナシー以降なんだよなーって感じがしますね。
Xくらいだとね、まだちょっとメタルのシーンの流れが…。
そう、ジャパメタのシーンも組んでるじゃないですか、あれって。
だからXジャパンになるとビジュアル系だなって思うんだけど。
Xになると、ん?ってなるんだよね。
まあそうですね。
ビジュアル系のシーンで面白いのは、やっぱりルナシーみたいなバンドがいっぱい出てきたので、
今度は逆にルナシーとは違うことをやろうっていうバンドもたくさん出てきて、
そこが面白かったりしますよね。
例えばピエロとかは、ツインギターですけど、
ルナシーと違うことをやろうって試行錯誤したらしいので。
片方はギターシリーズで使ったりしてましたもんね。
いやー、だいぶルナシーの歴史みたいなところも含めていろいろ語ってきましたけど、
与えた影響力とか、もしルナシーがいなかったらとか考えるとどうなってたんでしょうね。
それは結構興味深いですね。ルナシーがいない歴史っていうのは。
全然違うんじゃないですか、やっぱり。
そうですよね。想像できないというか。
ルナシーがいなかったらあのシーン自体なかっただろうなーって思いますよね。
そうですよね。
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曲の感じも違うでしょうね。
いやー、改めて最後にルナシーのすごさみたいなところを聞いていきたいと思うんですけど。
えー。難しいな、それは。
急すぎますね。
すごさか。
えんぞうさん、どうですか。
ルナシーのすごさ。
楽曲、ビジュアル、スタイル、あり方、すべてにおいて一つの例外というかお手本を示したところが依頼なんじゃないですかね。
もうなんか完璧ですもんね、隙がないっていうか。
それがなんかこう、今までのその日本の音楽のスタンダードかロックのスタンダード、メインストリームではないものとして、やっぱりオルタナティブとしてそれをやったのが、そのオルタナティブなスタイルがお手本にしたっていう、それをお手本にしたっていうのが、あの人たちの依頼なところかなと思いますね。
なるほどなるほど。
やっぱそれ以降のバンドってルナシーの公式に乗っとるか、ルナシーの公式から外れるかみたいな、そういうふうになっちゃったじゃないですか。
良くも悪くもね。
それぐらいのでかい影響力を持ったっていうのがすげえですよね。
そうですね、ほんとそうだな。
僕も結構似てるというか近いですけど、そのお手本とか公式になったっていうところとも関連して、そうなった一つの要素として言えるのは、曲が難しくないっていうのが大きいかなって思うんですよね。
コピーしやすいっていうか、パートとして。
それだからやっぱコピーしやすいし楽器やってる人からして。
あー俺の言いたいこと全部言われそう。
そこがね、やっぱXとは決定的に違うところだなって思いますしね。
やっぱXはね、真似しようとして真似できないんだよね、あれって。
あー言われてた。
とんでもなさすぎて。
あんなボーカルも出ないしみたいな。
当然ルナシーもそうなんだけど、でも形を真似するのはすごいやりやすいんですよね、あれって。
そうですね、そうですね。
だからやっぱみんなルナシーを真似したんだよなーっていうのはありますよね。
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じゃあざるさん。
考えたこと言われちゃったら、やっぱりルナシー以前、ルナシー以降って多分あると思うんですよね。
やっぱりお二方も言われましたけど、誰もが憧れて誰もが真似したバンドって多分そうはいないと思うんですよ。
真似しやすいっていうのもありましたし、やっぱり楽曲がすごくキャッチだったんで、
これは褒め言葉で使われてたんですけど、歌謡ロックって言われてたんですよ、ルナシー。
まさにそうかなっていう感じで。
みんなが真似したくなるバンドっていうのはすごく珍しいと思いますし、
たぶんルナシーを通ってないビジュアル系バンドっていないんじゃないかなって思うんですよね。
最近の人たちはわかんないですけど、たぶん90年代とか0年代初頭のバンドで、
ルナシー全然聴いたことないですっていうのはちょっとないんじゃないかなって気がするんですけどね。
やっぱりそうですね。
いやー、改めてすごいですね、やっぱ。
すごいですねー。
一人キャラ立ちしてたのもよかったんじゃないですかね。
なんとなく色分けもあったじゃないですか、初期の頃って。
杉澤さん赤、イノランさん青、ジェイさん黄色で、
杉澤さんは紫かな。髪の毛の色がちょうどそんな感じで。
なんか覚えやすかったですね、メンバーが。
なんかパッと見てキャラ立ちしてるというか、
イベンの名番ラジオでも言ってるんですけど、戦隊的な楽しみ方ができるみたいな。
っていうのは、この時代の売れるバンドのわりと条件っていうか、
爆竹にしてもXにしてもやっぱりパッと見て、誰が誰だかっていうのはわかりやすいですよね。
それはすごい大きいですよね。
何かの雑誌でゴレンジャーって言われてたんですよ、ルナシーは。
そうそうそう、ゴレンジャー。
これもその続きで何かの雑誌で、ゴレンジャーになれなかったって言って、
みんながみんな青レンジャーを目指してしまったみたいな。
5色揃うのって、ちょっとやっぱり難しいらしいですよ。
そうですよね。キレンジャーがいるバンドって、ちょっと珍しいですよね、ビジュアル系で。
多分ルナシーだと深夜3になるんでしょうけど。
本当に個性的ですもんね。やっぱり当時は少年漫画に出てきそうってよく言われてましたもんね。
同時にしたかめちゃくちゃありましたよ、当時。書いたことありますけど、ルナシーも。
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なるほど。
それって別にバンドに限らず、組織論としてそうだよなとは思うんですけど、
全員が役割というか個性が別々にあって、それが一つの共同体を成すっていうのは、
漫画でもそうだし、バンドでも音楽でもそうですし、
何でもそれが上手くいってる、組織が上手くいってる、成功してるっていうところだと思うんですけど。
5人バラバラっていうのはルナシーを語る上で必ず出てくるキーワードですよね。
その中でもルナシーは特にそうですよね。
それがさらに5等分で、そのバランスがすごいですよね。
普通は成立しえない。
誰かが突出してるってないですもんね、ルナシーは。
そうなんですよね。
本当に綺麗な五角形っていうか。
イグラの部分とか、逆に弾いてるから狙ってるって感じだし。
確かに。
すごいですね。改めて偉大なバンドですけど。
そんなルナシーがね、まだこの現役でやってるってことが素晴らしすぎるというか、嬉しいですね。
こんな時代が来るとは長生きするんだなと。
一番ルナシーが安心して見られるというか、それぐらいの良い状態なのが面白いですけどね。
お前らそんなバンドだったっけみたいな。
めちゃくちゃ仲睦まじいですよね。
仲良さそうですもんね。
本当に。
ルナシーを楽しんでますよね。
そうですね。
メンバーたちが。なので僕らも楽しもうって感じですけどね。
そうですね。
という感じで、今回はアヤネ・ザクロ先生をお迎えして、ルナシーを語ってきましたという感じです。
またね、後編ってわけじゃないんですけど、続きまた別の回やりたいと思うんで、そっちもよろしくお願いしますという感じです。
まだまだ面白い話が聞けますよ。ザクロさんの。
いやー怖いですねー。
だからもう余計なことしか言わないから。
そうですね。
ヤバいですよ、これは。
じゃあ続編をお楽しみにということで。
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はい。
じゃあひとまず今回はありがとうございました。
はい、どうもありがとうございました。
どうも。
どうも。
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