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名盤ラジオ。
名盤ラジオ番外編、たくやです。今回もよろしくお願いします。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか、ラルク・アンシェルはヴィジュアル系か、どうも、えぬぞうです。
今回も、ひできくんが欠席なんですけど、引き続き超スペシャルゲストに来ていただいてます、彩音ざくろ先生です。今回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします、彩音ざくろです。
イェーイ。
ということで、前回、ぬなしぃを語ってきましたけど、その続きでね、これ撮ってますと。
という感じですが、今回はもうね、ざくろさんとヴィジュアル系を語ろうという回です。
ヴィジュアル系ぶっちゃけトーク。
違う意味で緊張してきますね、なんか。
え、ざくろさん、ラルクはヴィジュアル系なんですか?
ジャンルって本人たちが決めるものではないので、
それにあのー、この場でこれ、僕のスタンスとかっていうのをもう言っといたほうがいいんじゃないかなって思ってます。
僕個人的には、どこがヴィジュアル系とかっていうのはもうあんまり興味がなくて、
こういうふうに言ってもらえればいいんじゃないかなって思ってます。
本人が例えば仮に自分たちはそうじゃないと言ったとしても、
ジャンルって多分本人が決めるものではないじゃないですか。
そこの認識のずれがセキュリティーだったりとか、
そういうふうに言ってもらえればいいんじゃないかなって思ってます。
ただ僕の見解としては、今ヴィジュアル系と言われているバンドと同じシーンにいたのは、
もう覆しようのない事実だよねっていうのはあります。
これはね、ちょっと以前も言ったことがあるんですけども、
リスナーからすると、たぶんルナシーさんが言ってたように、
ヴィジュアル系と言われているバンドと同じシーンにいたのは、
ヴィジュアル系と言われているバンドと同じシーンにいたのは、
リスナーからすると、ルナシー、黒夢、グレイ、ラルクっていうのは同列で皆さん聞いてたはずなんですよ。
そこでラルクだけ違うよねとはならないと思うので、
その頃のバンドってどこの自分たちがヴィジュアル系だと思ってやってたわけではないので、
本人が違うと言えば違うってなるのであれば、
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おそらく90年代前半に活動してたバンドっていうのは、
どこもヴィジュアル系じゃないんじゃないですって話になると思うんですよね。
ルナシーとかも、たぶん俺たちはヴィジュアル系だって言って活動してたわけじゃないと思いますし。
僕の中でのヴィジュアル系っていうのは、他とは違うことをやろうとしてたバンドだと思うんですよね。
そうじゃないですか。どこよりも目立ってやろう。うちはちょっと…。
確かに確かに。
そういうカテゴリー不可能なバンドを、僕はヴィジュアル系だと思っているので。
これあくまでも僕の考え方ですよ。だから言い切ってしまうのはちょっと難しいですよね。
いきなりめちゃくちゃ深い話になってますけど、犬戸さん。
ラルク・アンシルがヴィジュアル系かいなかったらヴィジュアル系だろバカ野郎って言うんだけど。
そこは結構そうじゃない、本人たちが違うって言ってるからそんなこと言わないでっていうファンがいるってことですよね。
そんなもん知ったこっちゃねえし。
カテゴライズってそういうもんだから。本人の意図も関係ねえし。
ファンがどう見てほしいも関係ないものがカテゴライズ。
あれが勝手にラベリングするものなんで。
そういうものがありますよね、実際。
それはもう本当に絵で勝手にされているものでもなく、やっぱり詩の流れとか歴史的な流れとか。
いろんなものを見て、そう見るよねっていう流れでされているもんなんで別にいいじゃんと思うんだけど。
経済雑誌の存在っていうのが大きいと思っていて。
それは大きいですね。
ショックスとかフールズメイトに載っているバンドがビジュアル系じゃないっていうのはちょっと難しいんじゃないかなとはちょっと思いますけどね。
2000年前後ぐらいでそれを言うのはわかるんですよ。
そこにカテゴライズされることに対するデメリットというのも確かにあったし、あの時代は。
でも今の時代って別にそんなもんないから、そこにこだわるのはくだらないというか。
ファンがビジュアル系って言わないでとか、あれはビジュアル系じゃないだって本人がそう言ってないんだもんとか。
いつの時代の話してんだよ、バカみたいなさ。
はいはいはい。
脳みそアップデートしろよって話ですよ。
僕もすごく誤解されてると思うんですけど、
やっぱり僕自身がビジュアル系っていう言葉が、部別用語っていう時代もちゃんと見てきているので、
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当人が嫌っていうのであれば嫌っていう気持ちももちろんわかるんですよね。
ただ、僕はビジュアル系を扱っている漫画を描いている以上、
うちの漫画には登場しますよというだけであって、
どこそこがビジュアル系かどうかという議論は僕一切したことないので、そこはわりと焦点ではないっていうか。
ただね、歴史を語る上で外せないバンドっていうのはあるんでね、やっぱり。
やっぱりその系譜で語る上では外せないバンドってあるんで、
どうしてもその流れの上で語られるっていうのはありますよね。
それはもう全然、どのジャンルでもどのバンドでもそうだと思うし。
レッドゼッペリンが自分たちはハードロックだオラーって言って出てきたわけじゃないと思うんだけど、
ハードロック、ヘビーメタルの師匠として語られるのは、別に本人たちの意向とは関係ないわけで。
でもいろんな流れを考えたらそこに当てはめるのが一番しっくり来るだろうとかさ。
そういうのと同じでしかないというか。
そうですね。
だからビジュアル系のその系っていうのはやっぱり系統とか系譜っていう意味だと思うので、
その言葉の意味を考えたら別にどこそこのバンドがそこに属するのは事実としてあるんじゃないかなと思いますけどね。
そこにすごいこだわるのは本質的ではないと思うんだけど。
ビジュアル系って言葉としてやっぱりビジュアルっていうので見た目だけみたいなさ、そういうニュアンスが含まれるというか。
確かにそういう時代もあったから。
そういうとこで否定的なニュアンスを未だに持ってる人はいると思うんですけど。
でも今の2023年にはそこは有効に機能してないと思うんで、
ビジュアル系、見た目だけ、否定的みたいなニュアンスは機能してないと思うんで、あんま拒んだくていいよなと思うんですけどね。
結構ね、ビジュアル系って呼ばれるのが嫌っていう方、ラルクのリーダーさんがなぜ呼ばれるのが嫌だって言ってるのかを失念してるんですよね。
なぜ嫌だって言ってるのか。
リーダーがおっしゃられるのは、見た目重視で音楽を聴いてもらえないみたいな理由だったりするじゃないですか。
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格好だけ、見た目だけみたいな。だから嫌だっていうのが公式の発言じゃないですか。
今ビジュアル系をそういうふうな見方をする人はほとんどいないと思うので、2023年にもなって。
当時はそういう風潮はあったと思いますけど、今はちゃんとしたジャンルとして確立されているので。
今ザクロさんがおっしゃったこともそうだと思うし、見た目だけみたいに見られるのも嫌だみたいなのも甘いなというか、はっきり言っちゃうと。
そこを武器にしてやってるんだからさ、そこのデメリットは引き受けるべきじゃないと思っちゃうんだけどね。
そういうスタイルをそれをそれでやってるわけだからってことですよね。事実として。
それが嫌だったらじゃあニルバーナみたいな格好してやったらいいじゃんとかさ。
ジーパンにTシャツで。
それでやって聞かれたいならそういうふうにすればいいじゃんとか。
それを選ばないんだったらそこのデメリットも引き受けるべきだ、やってる方としては。って思いますけどね。
実際ラルクとかはデビューがビデオシングルですからね。やっぱり映像好きなので。
ラルクなんて思いっきりハイドのビジュアル売りにしてやってるんだからさ。
そこでそう見られるのはしょうがないと思うんだけどね。
それはXとかヨシキとかも本当そこは引き受けてると思うんですけど。
それはそれでいいじゃんって思っちゃうんだけどな。
メリットの方がよっぽどデカかったじゃんだって、あの時代のバンドなんてさ。
僕の思うビジュアル系っていうのは、もともと言葉ができた由来にもなるんですけど、
たぶんhideさんだと思うんですけど、目にも刺激、耳にも刺激。これに尽きるとは思うんですけどね。
やっぱり音楽性の世界観を表現するのに見た目っていうか、視覚もあった方がいいよねっていう。
そこで言葉が一人歩きしちゃった感はありますよね、ビジュアルに関して。
そもそもそうじゃなかっただろうっていうか。
音プラスビジュアルっていうものであったはずが、見た目だけみたいな見られ方を。
でもそれはもともとXはそういうふうに見られてたよなっていうのはあるし。
90年代初頭に出てきたバンドって音楽性にリンクした格好とか知ってたと思いますもんね。
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Xとかもちろんそうですけどね、黒夢とか。曲に合った格好だったと思いますけどね。
やっぱりロックって見た目は大きな要素だし。
ミシルガンエレファントだってビジュアル系じゃんって思うんだけど。
あれだってスーツで揃えてて、あれ見た目をさ、そういう見た目でそれを武器にしたっていうのはそういうことだし。
ニルバーナにしたってそうだと思うし。
だからみんなそうだと思うんですけどね。
それがことさらお化粧して派手だったことで、そっちにフォーカスされすぎてしまったのがちょっと不幸だなと思うんですけど、あの時代のバンドたちは。
そもそもロックとファッションって密接なつながりがあるわけ。
そうそうそう。
やっぱり格好良くないといけないと思うので、ステージに立つ以上は。
だから今になってことさらその言葉に否定的なニュアンスを含まなくていいんじゃないかなと思いますけど。
今もうその議論はもうさすがに古いというか、時代が。
古い。
気がしますよ。
脳みそアップデートしろと。古いよねほんと。そこは別に本質的なあれじゃないしみたいな思っちゃうよね。
別にいいじゃん、Visual-Kで。ラルクのシェルはVisual-Kでしょ。
今、ラルクのリーダーさんに自分たちがVisual-Kって呼ばれることについてどう思うかっていう質問をもう一度したら何て返ってくるのかなっていう興味はありますけどね。
なるほど。お家に帰っちゃうんじゃないの?
ふざけんじゃねえって。
あくまでも99年ぐらいの話じゃないですか。今は時代も変わって、今そう呼ばれたらどう思うのかなって。
ただ実際、ラルクはもうVisual-Kっていう言葉では片付けられないくらいの大きいバンドにはなってますけど、
もうVisual-Kなーって断言するにはちょっと難しくはなってますけども。
たぶん今だったら、そう呼ぶ人がいるでも仕方がないとか、どうでもいいとかみたいな回答になる気がしますけどね。
まだいるんだ、そんな人みたいな。
ほんとそれに尽きるよね。まだいるんだ、そんな人って。
アイドは何て言ってるんですか?
メンバーは各それぞれこういう見解っていうのが何かありますね、どこかに。
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でもたぶんリーダー以外は割とVisual-Kと呼ばれることに関しては割と寛容だったと思いますけどね。
リーダー以外は。
でもこれまでは99年ぐらいの話ですけどね。
リーダーが一番Visual-Kじゃないかよ。
ただね、やっぱりあの頃のバンドって自分たちがやっぱりVisual-Kって呼ばれること意識してやってるわけではないし、
そのカテゴリーもまだなかった頃だし。
気持ちもわかるんですよ。誰かよくわかんない人が後から出てきて勝手にVisual-Kっていう名前を呼んで、
自分たちがそこに入れられるのが不快っていう気持ちはすごくよくわかりますね。
99年ぐらいのルナシーもそんな感じでしたよね。
そこに対する拒否感とか葛藤っていうのは、先駆者のバンドはすげえ感じましたよね。
特にルナシー、ラルク、黒夢、グレーあたりはすごい感じましたよね。
脱却しよう、脱却しようみたいなのも見て取れたし。
後から出てきたジャンル、言葉が生まれたジャンルにくっくられるのは、やっぱりいい気分ではないと思いますね。
これは今僕がすごく興味深いことなんですけど、今ガチャポップっていう言葉があるんですよ。
知ってます?
いや、わかんないです。
Spotifyとかにガチャポップっていうジャンルがあるんですね。
ロックとかレゲエとかヒップホップとかに混じって、ガチャポップっていうのがあって、
それは今日本で流行っているJ-POPを総称する言葉らしいんですよね。
ちゃんとした定義があるらしいんですけど、
例えばそこのガチャポップに入ってるアーティストだったら、
ヨアソビさんとか、ヨレツケンシさんとか、アドさんとか。
っていうジャンルに今なってるんですよね。
でも、党人たちは絶対に自分たちがガチャポップっていう意識でやってるわけないと思うんですよ。
だからジャンルって結局後から誰かがつけるものなので、
そこは仕方がないかなっていうところはあると思いますけどね。
だからその方たちに、ガチャポップと呼ばれることについてどう思いますかって質問が飛んだら。
そうなんですよね。
そこは興味深いですよね。
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そりゃ嫌に決まってるよね。
はーって。
そうなると思うんですよね。
ガチャポップをやってるつもりはないですけどって。
そうなると思いますよ。
っていうことなだけってことですよね。
時でもやっぱそのビジュアル系っていうのにどう思いますかみたいに言われてて、やっぱそういうようなこと言ってたもんね。
他人がカテゴライズするのはしょうがないし、別に自分はそれをやってるつもりはないしっていう。
それそうだよなと思って。
ほんとそれだけですよね。
ある程度のカテゴリーっていうかね、ジャンルが分かれてないとCD屋さんとかも結構困りますよね。どこに置いていったんだみたいな。
そこはヒレも言ってて、海外のほうがシビアだよというか。
もっとざっくり被られて、CD屋に置かれて売られちゃいますよみたいな。
日本のほうがそこら辺は曖昧というかね、まだオーラ化だなーみたいなことは当時言ってたよね。
それはもうほんとしょうがないよなというところですよね。
ビジュアル系っていう言葉がちょっと分別的な意味合いを含んでいるから問題であって、これが違う言葉だったら、ラルクとかどうだったのかなとはちょっと思いますけどね。
確かに確かに。
いやでも何々系って割とね、結局分別的な言葉は、やっぱシーンが盛り上がるにつれて、やっぱくだらねえバンドもいっぱい出てくるわけで、
そこに対する分別的なニュアンスが結局その言葉に含まれていくっていうのは、どのジャンルでもあるよねっていうのは。
ビーング系とかもそうだと思うし。
何とか系っていう名前、呼ばれ方自体があんまり良くないかもしれない。
そうそうそうそう。
そうですよね。
確かに。
例えば、これは音楽の話ではないんですけど、僕漫画描いてるじゃないですか。
それをロリコン系って言われたら、うんってなりますもんやっぱり。
あとアニメとかも世界系とかありましたでしょ。
あれも割とちょっと分別的なニュアンスあるじゃん。世界系とか。
っていう時代があったじゃないですか。
やっぱりどのジャンルもそうですよねっていう。
そうですね。
特にロックの人とかって何かにくくられたり縛られたりするのが嫌な方たちなので、
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どっちにしろ何々系とかジャンルにくくられるのはみんな嫌なんじゃないですか、やっぱり。
そこは皮肉なところでね。
そうですね。
Jも昔言ってたな。自分たちがああいう格好してたのは群れから離れるためであって。
そうそうそうそう。
群れから離れるためにああいうことやってたのにさ、みんながそっち来ちゃったらさ、
なんかそこにくくられるのかよみたいなのはイラッとするよね。
先駆者なのですよね。
じゃあそっからまた離れてやろうっていうのがやっぱり各々見れたんですけど。
ちなみに全然話変わるんですけど、バクチクはビジュアル系なんですか?
バクチクはビジュアル系じゃないよ。
俺のカテゴリーだと。俺のカテゴライスだと。
はいはいはい。それは興味深いですね。
ビジュアル系はやっぱりルナシイコウだよなっていう。
ああ、その起源というかその、なるほど。
バクチクを言うのにビジュアル系っていうよりはおたんび系とかお化粧系って言ったほうがしっくりくるみたいな。
なるほどなるほど。
テイストで近いのは筋肉少女体とか、人間質とかちょっとまた違うんですよね。
それこそ防衛とかが前にいてっていうことですよね。
ちょっとビジュアル系の系風で語れるところもあるんだけど、やっぱ外れてくるよなっていうのがあるんだよな。
なるほどなるほど。あくまでもXルナシイから始まったその枝分かれしたところかみたいな。
バクチクはそれ以前のバンドだよなっていうのが一つあるから。
でもビジュアル系でくくるのも全然わかるし、ルックスとかあり方。
すげえわかるっちゃわかるんだけど、ちょっとニュアンスが違うかな、自分の中ではっていう。
なるほど。その辺はザクロさん的にはいかがですか。
難しいとこですね。僕は系風には当たっていると思うので、
ラックと多分扱い方は同じになりますね。
ビジュアル系の系風。あまりにもフォロワーが多いじゃないですか、バクチクって。
歴史からは絶対に外せないし、もう同じですよね。
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うちはビジュアル系の漫画ですけど、バクチクは扱いますよって感じですね。
系風図を辿ると絶対にバクチクになるので、ただ同位はちょっと難しくて、自分の中では。
なんか筋が違うっていうか。バクチクは同系列にいるんですよ。
下に結んだ線の下にルナシーとかいると思うんですけど、
同位の下からってなるとシーン自体がちょっと違う気がして。
バクチクは一応ビジュアル系と呼ばれるシーンにいるので、LSBとかあったじゃないですか。
なるほど。
ルナシーとかもやってるし、交流関係とか見ても、ビジュアル系の方々と付き合いが深いじゃないですか、バクチクって。
なるほどなるほど。
で、同位はないじゃないですか。
はいはいはいはいはい。
でもこれあくまでも僕の解釈なので。
それはわかりやすいというか、いいかもしれないですね。
だっておそらく90年代にいるビジュアル系バンドのボーカリストって、
たぶん桜井篤さんのフォロワーが一番多いんじゃないですか。黒髪の。
そっか。
だからあまり僕はそこをビジュアル系って断定するつもりはどこのバンドにはないんですけど、
ただ、うちは系譜として扱わせてくださいねって感じですね。
それすごい面白いというか、すごいギリギリ過渡期というか、ちょうどいろんな側面を持ったバンドなんですよね、バクチクってね。
ビジュアル系っていう言葉っていうかね、そのジャンルがXから始まるのであればバクチクってそれより前なんで、
まあ含めてはいけないっていうのもまあわかりますよね。
だからデッドエンドとかはまあないますよね。
本当、だからそうですね。デランジェとかデッドエンド、じゃあビジュアル系って言うかというと、
いや、そこまでは含まないだろうみたいな。
いや、バクチクはどうだギリギリだみたいな、ロッチだみたいなのもあるよね。
多分、受け取る要素によると思うんですよね。
ああ、そうですね。
ザクロさんはそのバクチクは受け取る要素によって、ああ、ビジュアル系だなっていう捉え方をすると思うし、
俺はこれはギリビジュアル系には入らないだろうなみたいな捉え方をしてるんで。
そこがなんか面白いとこですね。
面白いですね。
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ただ、当時のリスナーは多分Xとバクチクって多分同列で聞いてたと思うので、
Xはビジュアル系、バクチクは違うってなると、うんってなるのはちょっとありますね。
いやいやいや、Xとバクチク同列じゃないっすよ。
でも、前回のルナシーの回でザクロさんが言った、最初にコンポ買ってもらった時に、
エンドレスレインと悪の花が入ってたみたいな。
ああ、なるほど。
ああいう、タイミング的にだからそういうことですよね。
当時はやっぱり周り見ても、X聞いてる人はバクチク聞いてるしみたいな。
デランジャーも聞いてるしみたいな。
ただ、言葉がなかった時代ならでは難しいですよね、やっぱり。
だから今すごく俯瞰してみると、いろいろ違う部分ってわかるけど、
当時の入りとしてそういうのがポンって見えたとすると、っていうことですよね。
そうですね。ここ聞いたらここ聞くよね、みたいな。
はありますね。
でも同盟にお化粧してたバンドって、例えばオーラとかバイセクシャルとか、
その辺はどうなんだっていうのもありますし。
ああ、確かに。
いやでも、ビジュアル系に入るかっていうと、
バクチクがギリギリ別れるかもしれない。
僕はもちろん断然死ぬ気とかは何もないですよ。
全然ないですよ。
ただ、系譜をたどると、その戦場にいるなっていうだけで。
つながりも深いですからね、実際。さっきのLSBとかの話も含めて。
そうですね。Xとも仲いいですし。
Jと今井久志が対談してたりとか。
そうですね。
そういうところからすると、っていう。
めちゃくちゃどうでもいいところであるんですけどね。
まあ確かに。
そうなんですよ。これ不毛な議論なので。
そうそう。身も下もないんだけど、
そこをわりと語ったりするのは面白かったりして。
僕はそんなにどこそこがビジュアル系とかっていう話にはあまり興味がないんですけど、
世間的には僕が一番無理矢理カテゴライズしてるように見られてる。
大迷惑なんですよ。
あやねザクロがカテゴライズしてる人だからさ。
知ってないよ。
この人が全部悪いんだよ。
本当になっちゃったことがあるからね。
悪いのは嫌っていう。扱うよってだけなのに。
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ビジュアル系と呼ぶか否か、この人の漫画で扱われるかどうかが、そこが全てだね。
じゃあ爆死かビジュアル系だわ。という定義で。
そうですね。
でも扱うけどここは全然違うなっていうのもありますけどね。
例えばTMレボリューションとか。
TMレボリューションもビジュアル系であれば。
全然違うんですよ、僕の中では。
もちろんね、元ルイ・マリーだったりするんですけど、
僕の中ではあそこはもう朝倉ファミリーなんで、
小室哲也さんの系譜なんです、あそこは。
密接に入り組んだりなんだりしてるんで。
厳密にするのは、万人が納得するあれはないんだよ。
ないんですよ。
誰かが納得するカテゴライズって無理なんですよ、やっぱり。
各々が考えて、それも面白いねとか言い合ってりゃいいんだよね。
それはてめえちげえよこの野郎、なんだそれ。ってならないほうがいいんですよ。
俺がそれ言ってる気がするけど。
ゼロ年代以降のバンドはむしろ楽ですよね。ビジュアル系としても出てきてるから。
ネオフィジュアルみたいでいいもんね。
霊夢役が一番難しいですよ、90年代のあたりが。
なるほどなるほど。
90年代のバンドはビジュアル系が全部あんだもん。
イエモンはどうですか?
僕の中では違いますね。全然違いますね。
え、何が何が?
イエモン、イエモン。
ああ、イエモンは全然違う。
たまにあそこはビジュアル系って人いますけど、全く理由がわからないんですよ。
イエモンだけは僕全然違うと思いますけどね。
歴史から全然違うでしょ、あそこは。
イエモンが全く違うって断言するところがやっぱり面白いというか。
そこが違うと思います、僕は。
だからね、ビジュアル系のルーツみたいなものがニューウェーブだと思うんですよね、僕は。
音楽的な?
音楽的な。
イエモンはそこで言うと違うというか、グラムロック的な?
いや、イエモンはグラムロックもそうだし、もっと言えばハードロック。
もっと前の、ちょっとレイドバックしたような感じなんだよね。
そっちの直接の影響を受けてるのがイエモンで。
だからあれはビジュアル系に俺は入らないってなるんですよね。
だから爆竹がそこで俺は違うとは言いつつも微妙な線だなって思うのは、爆竹はすごいニューウェーブの影響を強く受けてるっていう。
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テクノとか非ロック的なルーツを割と持ってるのがビジュアル系の一つの音楽的特徴っちゃ特徴なのかなとは思ったりするんですけど。
そもそもイエモンは出てきたシーン自体が違うと思うんですけどね。
KFも全然違いますからね。
全然違うと思いますけどね。
イエモンのフォロワーのバンドがビジュアル系にいるかって言われたらちょっとピンとこないですし。
好きな人はたくさんいるでしょうけど、イエモンにめっちゃ影響を受けてるみたいなビジュアル系バンドってあんまり思いつかないですね。
あれじゃないですか。変形ギターを使ってるかどうかとか。
ESPかどうかみたいな。
フェルナンデスかESPか。
イエモンだって使ってないですよね。
いやー結構使ってるんじゃないかな。
使ってました?あんまり詳しくないですけど。
グラスルーツとかESP系ではないと思うんですけど、ギブソンの変形とかフェンダーの変形とかそういう感じではあるんですけどね。
グラスルーツ、エドワーズ、ESP、フェルナンデス、バーニー。
そこら辺がすごい面白いところというか。
イエローモンキーってだって思いっきり90年代の同時期にまさにお化粧してさ、
言葉の上で言ったらタンビでありハイハイでありっていう、同じようなカテゴライズされるようなバンドなんだけど、
でもあれはVDR系じゃないでしょってみんな言うのは面白いですよね。
そこの違いってどこにあるんだろうって自分的に分析すると、ニューウェーブがルーツにあるかどうかっていうのは一つ思ったんですけど。
当時はメタルのルーツもすごく多いので、難しいですよ。
アイオンとかガーゴイルとかビシャルレッドオンでもいいのかなっていうのはありますけどね。
まあでもこの議論も不毛といえば不毛なんですよね。
確かに。
どれがそれに属するかとか本当どうでもいいですよね。
本当に僕はそういうのはもうどうでもいいということを宣言と断言をしておきたいですね。
どうでもいいんだよバカじゃねえかって言いながらその議論をするということ。
36:00
バカなおっさんたちがな。
嫌になっちゃいますね。
でも僕は系譜の延長線上にあるよねっていうだけなので。
系譜っていうね。
そうそう。
なるほど。
あとソフトバレーとかありますね、すごく。
バンドの形態じゃないじゃないですか。
そういうのはちょっと悩みますね。
逆にゴールデンボンバーはビジュアル系ですか?
僕ビジュアル系ですね。
あー、なるほど。
ビジュアル系が好きで。
昔、ゴールデンボンバーが出てきたときにミクシーで揉めたことがありますね。
ビジュアル系かどうかで。
僕はビジュアル系って言ってるんですけど、揉めてる相手は、あそこは芸人だみたいな。
芸人がやってるのを見るとどうでもいいって思うけどね。
自分が語りだすと意外と熱く語っちゃうから。
ビジュアル系じゃねえだろとか言い出す。
ゴールデンボンバーがビジュアル系じゃなかったらアリス・ミゼルはどうなるんだとかっていう問題にもありますしね。
あー、すげーわかるわかる。
そうだよね。
逆にゴールデンボンバーのどこがビジュアル系じゃないのかがちょっと気になりますけど。
ゴールデンボンバーは正当の後継者って感じしません?
ビジュアル系の正当後継者みたいな。
それはどの部分ですか?
精神性の部分で。Xの直径みたいな。なんでもありじゃん。
言わんとすることはなんとなくわかる気がしますね。
スタイルとかじゃなくて精神性の部分というか。面白けりゃなんでもいいんだよと。
何やってもいいっていうので、Xの直径って感じが。
そういう意味ではちょっとわかる気がしますね。
音楽性とかではなくて。
むちゃくちゃで何やってもいいみたいなロック感を引き継いでるとは思いますね。
現代のロックみたいな。
これがロックなのかってなるんだけど、そこがロックみたいなところが。
だから僕は今の0.1gの誤算とかはすごいロックだと思いますけどね。知ってます?
いやー、わかんないです。
そこもちょっと語弊がある言い方ですけど、ゴールデンボンバー的な売れ方をしていて。
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でもあそこはバンドじゃなくてYouTuberだっていう意見もあるんですよ。
なるほど。
最近のだとそういうあれですよね。
例えば、我は歌い手であるみたいなのもありますし。
だから本当にカテゴライズっていうのは本当に意味がない。
本当に、そうそうそう。
この話を聞いて得られる教訓はカテゴライズに意味はないということですね。
こんだけ話してね。
こんだけ話して意味はないっていうのが教訓ですよ。
そして、あやねザクロはそこには全く興味がないっていうことが多くの人に伝わってほしいですね。
興味はないわりにこの人のカテゴライズがすげえ影響を与えてるというのが。
嫌になっちゃいますね。
確かに。
言ってもないことが本当に拡散されてしまいますからね。恐ろしい。
恐ろしいですね。
本当に恐ろしいですよ。
有名勢です。有名勢。
今は有名勢なんてないっていう時代になってますからね。
俺らはね、無責任に言っておきてますけど。
N相がどこ行ってたとか、バカヤロー知らねえ。
いや、でもザクロさん、こういうところに来てもらっていいですかね。
N相がどこ行ってたとか、バカヤロー知らねえ。
いやでもザクロさん、こういうとこでもやっぱりさんづけなんですね。アーティストの方々。
そうですね。
基本ツイートとかでもそうだと思うんですけど。
やっぱりご本人が見られることが多いので。
でもこれは多分ね、ツイッターより前のミクシーの頃から。
いっぺんアーティストさんのお題をしてたら、ご本人の足跡が付くこととかあって。
見られてるんだって。
そうですね。今も特にそうですね。
もう絶対に悪いこと書かないですし。
ゴシップ的な内容とかは触れないようにしてますね。
ザクロさんはもう浪解の人なんですよ。
なるほど。
僕らみたいに愛着を持っている異常略ですみたいなの通用しないってことですね。
俺ら関係ねえもんだって。勝手に言ってるだけだから。ただの素人が勝手に言ってるだけだもん。
いや同じですよ、僕も。ただの素人ですよ、全然。
42:04
ザクロさんもなんか違うんですよ。そこら辺が大変だねって言って。
大変そうですね。そこまで行くと。
だからリプランとか引用リツイートとかで毎回感想をいただくんですけど、
あのバンドを扱うっていうことは、あのゴシップにも当然触れるよねみたいなのが来るんですけど、
もう触れるわけないじゃんっていう。そういう漫画ではないので、もういいことしか書かないですよ、基本的には。
なるほどなるほど。
それでくれないとまたこういうのもありますよみたいに言われて、いや知っとるわって。
多いですね。多いですね。知ってて書いてないことがほぼ99%なので、知らないのではなく書いてないのがほとんどなんですね。
なるほど。
僕がね、一番言われて嫌なのは、何々がないやり直し。これが一番嫌なんで。
なるほど。
てめえはどの視点から言ってんだよって話だよね。
確かに。
お前は何なんだと。編集者かと。
何々のことも思い出してくださいとか。
そりゃボケって話でしょ。
知った上でね。
そうですね。全部書ききれないんで、やっぱり。
そのバンドのファンの方はね、やっぱり自分の好きなバンドは載せてほしいっていう気持ちも十分わかるんですけど。
本当にこれ何度も言うんですけども、リストを作ってるわけではないので、全部を全部載せるのはちょっと無理ですね。
4ページしかないですし、漫画は。
確かに。でも4ページの中の情報量すごいですよね。
十分頑張って載せてるんですけど、無理やり詰めて。
それでもあれがない、これがないって言われるので。
あれが一番しんどいですね、言われて。
気持ちがわかるがゆえに、それもまた辛いみたいな。
あれはだいぶメモ的なのをやってから、執筆というか、形にしていくんですか?
基本的には僕が実際に見てきたものを聞いてきたものが基本になってるので、
たぶん情報に誤りとかすごくあると思うんですよ、おそらく。
自分は昔話を語るおじいちゃんおばあちゃんみたいな感覚で書いてるので、あの時はこうだったよねみたいな。
しかも見てきたものっていうのが、僕の限られた狭い地域での話なので、
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はっきり言ってしまえば広島県での話なんで。
そこで見てきたシーンはこうだった、みんなこう言ってたみたいな感じなので。
あとは雑誌で読んだものとか、テレビで見たものとか。
年表的なものとか、情報は一応調べますね、細かく。
だからその情報元が間違ってることも結構あるんですけど。
でもめっちゃ見ますね、やっぱり。
まあそうっすよね。でも反響とかも毎回すごいっすもんね。
アーティストっていうかバンドによってはそうですね。
だからこの階は伸びるだろうな、伸びないだろうなっていうのは、投稿する前からなんとなくわかりますね。
どの辺のバンドだとそういう感じになるんですか?Xとかはやっぱそんなところですかね?
Xは意外と伸びないんですよね。
過去の統計だとバクチク、ルナシ、ラルクですかね。
えー、バクチクなんですね。
バクチクは結構伸びますね。
これは結構僕も意外なんですけど。
バクチクはわりと名番ラジオでもリアクションは多いので、やっぱそういうコンテンツが少ないから。
需要に対して供給がないんじゃないですか、あんまり。
世の中的にいないから、そういうのが出されると。
出されると食いつきがいいんじゃないですかね。
あとはね、バクチク、ルナシ、ラルクっていうのは本当に初期の初期から見てきてるので、
僕もちょっと自信持って書けるっていうか、当時はこうだったっていうのは思い出もたくさんあるんで。
たぶん新しい情報とかも多いんじゃないかなっていう気はしますけどね。
あー、なるほどなるほど。
自信を持って出してるっていうところで、実際に見た人もおおーっていう感じの。
そうですね、その共感が多いんじゃないですかね。
確かに。バクチクもそういう意味で言うと、僕とえぬぞーさんの熱量で語ってると、それも大きいかもしれないですね。
熱量が大事かもしれないですね。
まあ、秀木くんが全くまっさらなというか、初心者の視点って両方あるから、それはいいのかもしれないですね。
ちょうどそれがバランスよかったっていう。
だからその辺のバンドに関しては、さすがににわか扱いされることはないですよね。
48:01
そんなこと言うやつがいたらちょっと面白いですね。
あんまり不安力でマウントとかは撮りたくないですけど、そんなにいないんで、自分より長い人っていうのは。
かといってね、バクチクとラルクを漫画に描いたからといって、そんなに怒る人もいないですけどね。
バクチクとラルクはビジュアル系じゃないみたいな。ないですけどね。
どっちにしろ90年代とかっていうのは同じシーンにいたんだから、許してって思うんですけど。
そうっすよね。
話がすごい戻ってしまいますけど、ラルクとかはビジュアル系ではないかもしれないですけど、
お化粧系バンドだよねって言われたらそうじゃないですか。
これまた俺まずいこと言ったかもしれないですけど。
いやいや、そうしてますからね、実際。
化粧はしてるでしょうっていう。
黒嫁とも対バンしてたじゃないですか、みたいな。
でもそれで言うと、ヒデってなかなか特殊ですよね、また。
間違いなくビジュアル系っていうシーンとしては重要な、最重要な人物であると言って間違いないと思うんですけど。
あの人さ、ビジュアル系のあの言葉の元になったサイケディックバイオレス・カレンビジュビジュアルショックの生みの親でしょ。
そうですね。
割に君はビジュアル系じゃないよねみたいな。
いわゆる小文字のヒデでやってる音って、まったくいわゆるV系の音でもないし。
確かにそうですね。かといってメタルでもないですよね。
だからカテゴライズ不能っていうか。
だからヒデさんがご存命だったら、もうちょっとシーンが全然違ってたものになってるんじゃないかなっていうのがすごくありますね。
しかもヒデが後年引き上げようとしてたバンドで、いわゆるビジュアル系みたいなバンドってあんまないじゃないですか。
入れ込んでたのはゼフェットストアだったりとか。
そうですね。
だからやっぱあの人ちょっと違うよねってのは感じる。
なんかあり方が全然違うんだよな、ヒデはまた。
ビジュアル系のその、やっぱりヨスキーの精神性はそっちなんだけど、
ヒデはそこに合わせてただけであって、本来的に違うよねっていうのはなんかあるよね。
ヒデさんっぽいバンドっていうのもそんなに出てこなかったですもんね。
そうですね。
51:00
まあ本当あのシーンではないと思うんですよ。マッドカプセルマーケットとかはヒデが。
あとブンブンサテライズとか。
あの辺はヒデが結構、あとコーネリアスとか、あっちでしょヒデがシンパシーを覚えてたアーティストって。
いわゆるビジュアル系の方では全然ないと思うんですよね、あの人は。
確かに確かに確かに。
それで言うとさっきのイエローモンキーのヨシイカズヤも、ヒデはものすごいシンパシーを覚えてたっていうのは後々インタビューで語ってるし。
やっぱヒデはちょっと非ビジュアル系な感じするんですよね。
確かに確かに。
爆心地だったくせに。
爆心地だったくせに。
お前がグラウンドゼロじゃないんかいみたいな感じなんだけど、あの人は違うんだよなっていうのがすげえ面白いところなんですよね。
音的にもあれですよね。いわゆる僕らがよく言ってるビジュアル系の音ってシメっぽいジメジメした音とかって言ってるけど、ヒデは全くその感じないですからね。
全くないし、あの人は本当ルーツ的にもそうじゃないですか。アイアンメイデンだったりとか。
そうですよね。キッスも有名ですけど。
そっちのアメリカの。
アメリカの、もっとカラッとしたような感じ。
そうですね。
ジルチの音も本当、いわゆるジメジメシメっぽい空間系のウワーって感じじゃなく、ドドドドドドみたいな。
やっぱちょっと目線が違うよなーっていうのはありますよね。
そうですね。また面白いですね。
ビジュアル系のそのビジュアルってのが、サイケデリックバイオレンスクライムオブビジュアルショックのあそこから取られてんのかって、本当にそうなんかなとか思っちゃったりするし。
そうですね。
たまたまじゃないのとかも。
そういうことになってるけど、実際はなんだろうね。
確かにそう俺は思いますね。
たぶんその言葉が意味してたビジュアル系と実際のビジュアル系って違うと思うので。
あとビジュアル系っていう言葉を聞いて思い浮かべるバンドもそれぞれ違うんじゃないかなっていう気もしますけどね。
ちゃくらさんが思い浮かぶビジュアル系のバンドって何なんですか?
ザ・ビジュアル系みたいな。
明確にはありますけど、分かりやすいのはルアージュみたいなバンドですかね。
54:00
あー。やっぱ俺もそうだな。
分かりやすいザ・ビジュアル系って言ったらルアージュみたいな。
ザ・ビジュアル系って言われるとその辺になるんだよな。ルナシーじゃないんだよな。
ルナシーって言うから長いではあるんだけど、とりあえず髪の毛がカラフルで、みんな黒い服。
でもフレアパンツ履いてる。もしくはロングコート。
で、一人ちょっとパンキッシュな人がいて、ボンテージパンツ履いてる。
わかるわかる。
ギタリストは髪の毛が赤くて。
で、ボーカルは桜井敦さんタイプか清晴さんタイプ。
なるほど。
これはもう、えらいこっちゃ。
でも多分人によっては、マリスとかベルサイユみたいな豪華絢爛な衣装を浮かべる人もいるでしょうし、
スーツとかガクランとかを浮かべる人も多分いると思うんですよね、未だと。
なるほどな。
今のはでも面白いですね。
ザ・ビジュアル系ってなると俺もそこだもんな。
そうですね。
僕もピエロとか。
そこら辺だよね。
散々ルナ・シーがひな形だとか言っておきながら、
いわゆるザ・ビジュアル系っていうとそっちだよね。
やっぱブレイクアウト以降みたいな感じですよね。
ブレイクアウト以降。スピンが乱熟して以降というかね。
僕は逆にブレイクアウト前になるんですけど、
みんなルナ・マティーノとか着てた頃ですね、ゴルチャーとか。
ゴルチャーより前かも。
ゴルチャーちょっとカラフルなんで。
あくまでも思い浮かべるのはですけどね。
だってもうラクリマとかピエロとか出てきた頃っていうのは、
そんなに黒服ずるずるってわけでもないので。
あとは包帯とか巻いててほしいですね。
名古屋のバンドがやっぱり自分のビジュアル形像に近いですね。
僕が思うですけど、人それぞれが好きなバンドによって多分違うと思うんで。
そうですね。人によって違うというか。
黒が基本みたいなね、衣装は。
自分がそのザ・ビジュアル系って言われると、
自分が離れた後のバンドをちょっと思い浮かべるところがあるから。
57:02
そう考えると、ビジュアル系って言葉を聞いたときにあんまりXは出てこないんですよね。
確かにね。
Xは出てこないですよね。
ビジュアルショックとはいえ。
確かにその辺が、ビジュアル系っていうものの奥深さというか。
僕らの中に潜在的に植え付けられてる何やからが。
また世代が違うと違うんでしょうけどね。
違うでしょうね、確かに。
髪型一つとっても多分違うと思いますよ。
でしょうね。
やっぱり90年代前半とかっていうのはね、みんな髪の毛逆毛入れて立ててたんで。
でもだんだん90年代半ばからそういうバンドも減ってきて。
そうですね。
今逆にもう見ないですもんね、あんな髪の毛立ててるバンド。
ダイエースプレイの。
そうですそうです。もう見ないですもんね。
やってみたいですけどね、あれ。
毛先がね、毛先が点を向いてなきゃロックじゃねえと思ってたもん。
でもちょっとそういうのありますね。
ありますよね。
今兄が。
もう兄ぐらいしかいないな。
すごいですよね。
兄しかロックじゃねえんだよ。
60歳超えてますね。
希望の星ですよ。
希望の星ですよ。
誰もロックのやつがいねえよとか思って。
いや、最高ですね。最高ロックですね。
やっぱり昔は好きなアーティストが髪の毛を下ろすとやっぱりショックでしたもんね。
なるほど。
そういう時代だったんだよ。
じゃあもう、バクチクもそうだし、ヌナシイも、リュウイチが噛み切ったみたいな。
それがね、その辺のバンドは意外とそうでもなくて、
あの、下ろした姿がかっこよかったんですよ。
桜井篤さんとか、かっこよかったんですよ、下ろしたら。
リュウイチさんは、あの切った時がちょっとおかっぱだったじゃないですか。
あー、エデンの頃の。
びっくりしそうですね。あれはちょっとびっくりしましたけど。
マザーぐらいからはショートカットが基本になったんで、あれはかっこよかったんですよね。
ロージやトゥルーブルーのPVとかもめっちゃかっこいいですからね。
めちゃめちゃかっこいいですね。
あの頃のリュウイチさんが一番好きですね、個人的には。
なるほど。
かっこいいかどうかって言えば。
うん、かっこいいですよね。かっこいいと思います。
映画として出てきたものがかっこいいかどうかなんだよ。
1:00:00
でもそういうことですよ。
下ろしたどうこうとかっていうか、結果的に。
それがかっこよきゃ、これがロックだってなるし、
それがダサかったら、これはロックじゃねえってなるっていう。
下ろしたからホラーってなるけど。
そうそうそうそう。ホラー噛み切ったからダサくなったじゃんってなるし。
だからメイクとか落としてもそれがかっこよかったら全然問題ない。
だから自分がショックだと思ったのは、そのまんまだったら売れなかったのかなって思う意味でのショックで。
髪の毛立ててメイクしたまんまだったらちょっと一般層にまで届かなかったのかな、このバンドって思うショックがあって。
ちょっと見た目が普通になっちゃってっていう。
それでかっこよければいいんですけど。
だからやっぱりルナシとか黒い目とか、バクチクとかXもそうですけど、
そんなにビジュアルが変わってもかっこ悪くなったとか思わなかったので。
その辺のバンドはやっぱすごいよなっていう。
KISSってさ、あれメイク落として出したアルバム売れてねえんだよな、全然。
やっぱそんなもんなんだよ。
そこでやっぱそういう武器を一つ落としたとこでも売れたのはやっぱちゃんと音楽的に評価されてたんだろうと思いますし。
でもそういうことなんですよね。
ボーカリストが髪の毛を切ったからブレイクしたっていうのは、
データで見るとそうなのかなっていう気はちょっとせんでもないですけどね。
芸人さんよく耳を出せみたいな。
ああ、はいはいはい。
ロックのボーカリストもひょっとしてそういうのあるのかなとかって思うんですけど、
ブレイク時期ってちょうどボーカルが髪の毛切った時期だなってちょっと思うことがあって。
ハイドとかもそうなるんですね。
どこを売れた時期っていうのは難しいところですけど、
ボーカリストが、
やっぱボーカルがそういうある程度普通の姿というか、
どういうふうに言ってもらうと、
ボーカリストの人間の人間性というか、
人間の人間性というか、
人間の人間性というか、
人間の人間性というか、
ボーカルがそういうある程度普通の姿というか、髪を切るっていう。
それによるとっつきやすさはすごいあるよね。
そういうものらしいんですけど、
1:03:01
これは関係あったのかなってちょっと思うこともあるし、
いつかこれは漫画の題材にあげようかなとも思ってるんですけど。
間違いなくありますよ、それは。
お大抵が一般層に寄り添ってるみたいなところが。
結局売れるっていうのは最大公約数というか、
母数が多くないということですからね。
だからやっぱあの時期、マザーのあの時期でリュウイチがアヌルックスになったとか、
やっぱハイドがすごい長かった髪を結構バッサリ切った時期に
跳ねてるっていうのは全然無関係じゃない。
フラワーの頃とか結構短いですもんね。
そうですね。
やっぱグレーにしてもテルがすごい普通のルックスじゃないですか。
周りが尖ってても。
っていうところで普通の人はそこにとっつきやすさを感じるんですよ。
そこがおっかなすぎるとちょっと敬遠するんですよ。
確かに。
やっぱりバンドの顔なんで、ボーカリストは。
とっつきやすさっていうのもあるんでしょうね。
すごい綺麗なんだけど、とっつきやすいみたいなバランスだと思うんですけど。
だからリュウチさんが足首まで髪の毛があるまんまでマザーとか出してたらまた違ったのかもしれない。
そこまでお茶の間に浸透はしないですよね、絶対。
あの髪の毛の長い状態でたぶん河村リュウチとして活動できなかったでしょうね。
確かに。
ドラマで。
逆に面白いですね。河村リュウチですって言った姿で。
大ザックとかCM出たりして。
ビートとかPVやってほしいですね。
その辺押し通したXはやっぱりすげえなと思うんですけどね。痛んだなというか。
もうXも結局すぐとしさん髪の毛下ろして短くなってますもんね。
でもとしさんは髪の毛下ろすのもちょっと儀式的なものをライブでやったのであれはすごく良かったですけどね。
確かに確かに。
県庁で打たれるクランカで。
あのとしかっこいいですよね、金髪で下ろしてるとし。
あーらかっこいいですよ。
僕はあれ好きですね。
そうそう、僕もあれ好きだったんですよ。
あれは下ろすのが。
いいよねー。
あれが程よくていいなって思う。
あれいいよねー。
金髪にしねえかな、今。
今金髪にしたら割とバランスいい気がするけどな。
1:06:04
今は今でね、としさんちょっと王子キャラやってるのはすごいなって思いますけどね。
今金髪似合うんじゃないです?としさん。
金髪にしてほしいですね。
金髪にしたら結構似合うと思いますね。
この髪型は金髪合うと思いますけどね。
たくよさんは叫べはどう聞いてましたか。
あんまり触れないほうがいい気もするんですけど。
のポイントで。
いやーそうなんだーっていう。
結構いたるところで、完全に僕は羽伐、よしき信者で、としをないがしろにしてるみたいなこと言われるんですけど。
純粋に僕そもそもXのファンですからね、としさんも大好きに決まってるじゃないですか。
これはもうね、一刻も早く関係がうまくいってほしいなって本当に心から願うばかりですよね。
どっちがどうとかっていうのも全くないですよ、もちろん。
ほんとそうっすよね。
うちらもそうだよなー。よしき信者の名番ラジオみたいなの言われてさ。
そういうわけじゃねえんだけどなーとか思いながら。
中立にとか言われるけど。
そういう別に、そういうことじゃないんだけどなーって思うんだよな。
考え方がちょっと両極端な方が多いと全部。
すぐそういう対立構造を作りたがるから、みんな。
どっちについてどっちを下げるとかさ、そんな発想はないよって。
そんな発想もないんですよね。
どっちもうまくいけばいいし、
もう究極別々が幸せならそれでいいと思う。
そうですね。
でも一緒にXやってそれがうまくいったら、それが俺らも嬉しいしっていうだけであって。
あんまなんかね、別に対立してるわけじゃないからなと思うしね。
一度解散と私別を味わっているので、リアルタイムで。
今はXジャパンっていうバンドがまだ存続していること自体が奇跡なので、
僕はまた望みしないんですよ、最初から。
わかりますわかります。
僕はアルベマを出したとか言ったことないですし。
もちろん出してほしいですよ、めちゃめちゃ。
僕はあんまりどうこうはないですね。高望みだと思ってるんです、それは。
新曲がチラホラ出てくれるだけでもありがたいし、奇跡だと思ってるんで。
1:09:05
出たときに楽しめばいいし、出なきゃ出ないでそういうもんだなと思ってりゃいいし。
Xで動かさなくても、今ソロがやりたいんだ、ラストロックスターズがやりたいんだって思う程度なので。
当人の事情なんて当人しかわからないじゃないですか。僕らがどうこうってところで。
僕らはやっぱり与えられたものを受けるしかないので。
ただのリスナーじゃないですか、我々は。
それをね、アーティストさんの活動に対してああだこうだっていうのは僕は間違っていると思うので。
気持ちとしてはありますよ。こうしてほしいなみたいなのはありますけど、
どうこうちょっと行為に出して言うのはちょっと違うかなっていう。
いろんなファンのあり方はあると思いますけど、そういうのはないですね。
もう存続してくれてるだけでありがたい。生きてるだけでもありがたいって感じなので。
もう残る余生っていうか、アーティスト人生はね、好きなことやってほしいなっていうのが一番最初になりますね。
ほんとそうっすね。
だって与えられたものを楽しめばいいじゃないですか、僕らは。
はい。
なんでそこにいちいち文句言うのかなっていう。
ほんとそうっすよ。
文句しか言えない人って事実いるので、ちょっとそういうのがもったいないっていうか、かわいそうだなとは正直思いますけどね。
かわいそうだなって感じですね。
楽しめないのかな、今の状況って思いますね。
ですね。
いやー、いろいろ語ってきましたけど。
うん。
そろそろね、お時間もいい具合に。
いい感じですね。
なってきまして。
じゃあ締めはどうしましょうかね。
それぞれじゃあ、ビジュアル系とはみたいな話で。
ビジュアル系とは。
じゃあN像さんにとってビジュアル系とは。
ビジュアル系とは、何でしょうね。何でもありなんじゃないですか。
うん。何でもありってことですね。
何でもあり。
これ難しいですね。僕もなんかもうよくわかんないですけど、美学っていうか。美学って大事だと思うんですよね。
それは大きいですね。
僕みたいなすごく一般人にとっても、何らかに対してのすごい細かいところにちゃんと美学を持つみたいなのとかって大事だなって思ってて、音楽とか関係なく。
そういうところを何か教わったというか、言わせますね。
1:12:02
美学を持っていれば、やっぱ他人にリスペクトを持って接しようとか、そういうところにもつながるじゃないですか。
そうですね。
他人の気持ちを尊重しようとかさ、じゃあそういう振る舞いをしていこうっていうところにもつながるんです。
そういう意味での美学をこの辺のバンドから教えてもらったってことですよね。音楽だけじゃなく。
そうそうそうそう。そんな気はしますね。
じゃあザクロさんは。
はい。ビジュアル系とは、当然ね、一言で表すのは非常に難しいので、
毎週社畜とJKとビジュアル系という漫画で、ビジュアル系とはということを書いております。
年内には8巻が出ると思いますので、よろしくお願いいたします。
おそらく冬コミ年末発売だと思いますので、東京でお会いしましょう。よろしくお願いします。
おー楽しみ。
はい。
イエーイ。
イエーイ。
素晴らしい晩餐を。
はい。せっかくなんで。
ありがとうございます。
おめでとうございます。
じゃあね、そんな感じで、前回のルナシの回と今回の回と、2回にわたって登場していただきましたけど、
どこまで喋ってたことが採用するのか気になりますね。
いやいやいや、もう全部使いたい感じですけど。
ぶっちゃけトークってことで。
はい。
またぜひ遊びに来てほしいです。
はい、ありがとうございます。今回こういうこと初めてだったので、すごい緊張しましたけど、
ちょっと2本撮らせていただくと、さすがに大丈夫かなっていう気がしてきたので。
いやもう、楽しかったです。
大丈夫かな?何が?何が大丈夫かな?
大丈夫じゃないよ、たぶん。
大丈夫じゃないかな。
まあその辺は、我らは無責任なので。
ぜひ炎上してください。
最新の注意を払ってるんですけどね。
もう炎上はゴリゴリだよーって締めたいです。
いやまあね、なんとかなります。
なんとかしてください、本当に。
またお呼びしていただけることがあれば、またぜひと思いますので。
はい。
いやもう本当嬉しかったです、今回は。
1:15:00
こちらこそ本当に嬉しかったです。
いやもうまさかね、ザクロ先生に来ていただけるまでになったと、銘板ラジオも。
いや僕からすると逆に、銘板ラジオさんに呼んでいただける時が来るなんてっていう感想なんですけどね。
またまた。
いや、僕本当に子さん不安の自覚があるので。
いやもうありがたいことですよ、本当に。
でも僕は本当にすごく恩義を感じてるというか、
全然銘板ラジオがまだ、もう本当に数百再生とかされてない頃から、
ツイートとかでしていただいて。
本当そういうのはもう覚えてますね。
やっぱり素晴らしいものっていうのは共有したいんで。
いろんなビジュアル系について語ってるコンテンツって結構あると思うんですけど、
やっぱりその中でも銘板ラジオさんの考え方が一番自分に近かったんですよね。
キッズが話してるみたいな。
うちの漫画にもちょっと通じるものがあったので、
うちの漫画に登場する子たちってたぶん毎日銘板ラジオさんみたいな感じの活動してるんだな、
こんな話してるんだろうなっていう感じだったので、
すごくやっぱり共感したっていうのが大きくて、
本当にこういう機会を設けていただいて、こちらこそ本当に感謝しております。
ありがたいですね。
ありがたいので、これからツイッターやらであやねザクロを炎上させていこうかなと僕は思ってます。
本当にやめてください、もう。
ひどい。
本当にひどい。
そんな恩を仇で返していきたいと思いますので。
はい。
はいじゃねえよ。
はい。
まあまあ、また遊びに来ていただいて、またやりましょう。
そうですね。
もっと炎上するようなネタを今度は放ってみましょう。
はいと言えないな。
一番恐ろしい。
一番恐ろしい。
まあまあ、でも本当今回ありがとうございました。
こちらこそ本当にありがとうございます。
じゃあ聞いていただいた方もありがとうございました。
どうもありがとうございます。
またザクロ先生呼びたいと思いますから、それをお楽しみにということで。
ではでは、今回はありがとうございました。