1. 名盤ラジオ
  2. #16-1 97年ソロ活動でLUNA SEA..
2022-02-01 40:42

#16-1 97年ソロ活動でLUNA SEAのバランスが崩れた原因と『SHINE』について

今回取り上げる名盤は『LUNACY』LUNA SEA(2000年)です。


第1回は、1997年のソロ活動から98年のLUNA SEAについて。大きくバンドのバランスが崩れた原因とアルバム『SHINE』、当時のバンドを取り巻いた環境などについて語っています。

(※1.5倍速再生推奨)


●過去『MOTHER』『STYLE』を特集してきました

●今回は1997年のソロ活動から話がスタート

●アルバムを300万枚売った河村隆一

●河村隆一とLUNA SEA

●97年ソロ活動について、興味深いINORANの発言

●ソロ活動後、周りの扱いが変わったものとは?

●各メンバーのソロ活動についてざっくり振り返る

●反対していたわりに実りの多かったJのソロ活動

●真矢のドラムへのこだわりと苦悩

●98年4月「STORM」発売、当時僕らが感じたこと

●『SHINE』はzilch『3・2・1』と発売日が同じ

●98年、hideが亡くなったことによる影響

●「シンコペーションがバリバリな曲が聞きたかった」

●今聞いても味がでるアルバム『SHINE』とその理由

●当時バンド内で流行った「P-90」ピックアップ

●「MILLENNIUM」「Love Me」が好き

●「UP TO YOU」はアレンジも凝ってる名曲

●『SHINE』の曲はライブで成長した

●SUGIZO「ツアーをやってからアルバムを作るべきだった」

●REBOOT後はその反省をめちゃくちゃ活かしてる

●「I for you」レコーディング時に亡くなったhide

●「WITH」のギターソロは特別にエモーショナル

●98年はLUNA SEAがLUNA SEAとして戻るために必要だった1年


『LUNACY』LUNA SEA

1. Be Awake

2.Sweetest Coma Again feat.DJ KRUSH

3.gravity

4.KISS feat.DJ KRUSH

5.AM

6.VIRGIN MARY

7.white out

8.a Vision

9.FEEL

10.TONIGHT

11.Crazy About You


《CD&配信情報》

●Amazon

https://www.amazon.co.jp/LUNACY-LUNA-SEA/dp/B000059O4J/


●Spotify

https://open.spotify.com/album/39h0bmUuld0lrARKrYyrUE?si=iQxPvdtvTgSfqSUEU6gkqQ


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/lunacy/1443964500



■『名盤ラジオ』とは?


3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。


00:01
名盤ラジオ。
こんばんは、名盤ラジオです。
この番組は、僕ら音楽好き3人が好きなアルバムについて、お酒を飲みながらいろいろと語っていきます。
名盤ラジオ、今回もよろしくお願いします。タクヤです。
こんばんは、エナゾーです。
こんばんは、HIDEKIです。よろしくお願いします。
さて、今回取り上げる名盤はですね、
LUNA SEAの2000年リリースのアルバム、LUNA SEAですね。
なるほど。
久しぶりに戻ってきましたね。
LUNA SEAに戻ってきました。
LUNA SEAに、ちょっとしばらくまた洋楽行ってましたけど。
そうですね。今までこの名盤ラジオだと、LUNA SEAは94年マザー、96年スタイルと2枚やってきましたけど、
だいぶその時もたっぷり話してますからね。
なので、まだ聞いてない人はそちらもちょっと振り返って聞いてもらえればって感じですけど、
今回はそのスタイルの次の次のアルバムにあたるLUNA SEA、これがまあ終幕前のアルバム。
なぜSHINEを飛ばしたのかと、おじさんからは言われそうです。
たしかに。
たしかに。
なんで急に確かにこれになったの?タクロー。
なんとなく。
名盤ラジオだからね、名盤じゃないと。
ああ、そういうあれか。なかなかのご指摘で。
SHINEもね、でも後でちょっと触れていきたいなって感じですけど。
SHINEもね、今聞くとっていうのはあるから。
そうですね。
まあでもこのLUNA SEAは2000年発売のアルバムですけど、これはもう僕らもどっぷりリアルタイムで聞いてましたよね。
リアルタイムですね、本当に。
そうですね。
だからもうこれに関してはね、正直話すことがいっぱいあるっていうか、これはもう長くなるなーっていう予感しかしてないですけど。
たしかにね。
おじの気持ちがね、蘇ってきますね。
蘇ってきますね。
なのでいろいろと深くね、話をしていきたいなって思いますけど、
まずはLUNA SEA初回ということで、やっぱりその前回スタイルやってますけど、スタイルから2000年のLUNA SEAに至るまでっていう、そこをね話とかないとやっぱりこのアルバムについては語れないだろうというところが。
だいぶね、いろいろ。
そうそうそう。
だいぶいろいろあったところをワープしてここに来てるからね。
03:02
あるので、だから97、8、9で2000年と、そこの間をね、ちょっとまずは話していきたいなっていう、そういう感じですね。
なので振り返ると、スタイルが96年出ていて、ツアーやって横浜スタジアム、冬の野外やって活動休止に入ると。
はい。
で、その後97年、ソロ活動の期間ですよね。
はいはい。
ソロ活動について。
あー、なるほど。
まずその辺からやっぱ話が始まるかなっていうとこですね。
ソロ活動真っ先に出したのJだっけ?
でもJ6月だから、BURNOUT6月だから。
そうでもないのか、じゃあ。
そうでもないかもしれないですね。
河村リーチは2月に出してるんで。
あー、じゃあ、りゅういちか。
りゅういちでしょうね。
りゅういちは多分あんまね、ロックキッズ的に印象に残ってないんだよね、きっと。
追ってなかったみたいな。
あれ、りゅういち最初に出したのって。
I LOVE YOU。
なんでしたっけ?
あれ、I LOVE YOU?
そうそうそうそう。
めちゃくちゃさ。
あー、そっか。
そういうのかよ、みたいなさ。
そうですね。
まあ、そうですね。
アルファベットのりゅういちじゃなくて、河村ですからね、河村リーチ。
そうですね。
まあ、でもその河村リーチっていう存在とルナシーっていうのがやっぱりここの先いろいろ引いてくっていうか。
そうですね。
もうめちゃくちゃ核心みたいなところでいくと、それが終幕につながってるんじゃないかみたいな感じすらするんですけど。
なかなかこの97年のソロ活動は、まあもう5人それぞれ本当にバラバラな感じですよね。
りゅういちは本当に河村リーチでアルバム300万枚売るような、もうとんでもない数字を出して。
300万枚ってすごいね。
300万枚はやばいね。
男性ソロの記録じゃなかったっけ、当時。
今もそうだし。
今もか。
ねえ、CDってもうそれ以上売れないから。
売れないから変わらん。
これをやるとはもう永遠に男性ソロで一番売れたって言い続けるんだと。
アンタッチャブルレコードみたいな。
まあ時代背景とかもあったんでしょうけど。
まあでも300万枚はすごい。
なんでそんなに売れたんだという。
CDが売れる時代だとしてもすごいですよね。
すごいすごい。
いやーそれだけ売れればやっぱりもう色々変わるだろうなっていうのはありますよね。
06:07
いやーでも確かにルナシーでももうある意味頂点に上り詰めた状態で、
そこからのソロでもそんなことはなかなかすごいですね。
ルナシーで日本のトップバンドじゃないですか。
本当にトップですよね。
その殻を外したらもっと売れちゃったっていう。
全然3倍ぐらい売れてるじゃん、だって。
そうですね。
そしたらなんか色々おかしくなるようになってきた。
確かに。
そうなんですよね。
それがまあ売り上げイコールっていうわけにはまあ本来いかないでしょうけど、
まあある種世間からの評価って言える部分でもありますしね。
そうですね。
そう考えると色々バランス崩れるよなっていうのはありますよね。
実際あのイノランもアルバム出してますけど、
これ何枚売れたか知ってます?
いやー知らないけど10万枚ぐらい。
あー惜しいですね。15万枚ぐらいらしいね。
そんぐらいかな。
イノランがインタビューで言ってたんですけど、
だいたいそれくらいだったらしいんですね。
で、リュウイチは300万枚当時売っててって、
そのインタビューで結構興味深いこと言ってたんですけど、
その後98年とか99年とか、
まあその後やっぱ集まってからリュウイチに対しての周りの扱いとかがやっぱ変わってて。
そりゃそうだろうね。
で、テレビの収録とかがあると、
プロデューサーとかはリュウイチには挨拶に行くけど、
なんかイノランは仕方されて。
あーなるほどね。
完全にそういうシンガーとバックバンド扱いみたいになるよね。
なるほど。
そういう数字持ってるっていうのは、
ビジネスライクに捉える人たちからするとそうなるよなっていう。
なのでイノランも15万枚と300万枚じゃそうなるよなって、
今なら思えるけど当時は答えたって。
当時はまあ面白くないよね。
なるほどな。
ルナシーの時は5人のバランスがもうちょうど取れてた感じだったのね。
そうそうそう。
音楽的にはね、全然ずっとピッコーしてると思うんだけど、
なんか政権的な何やらが恐ろしく天秤が揺れちゃったっていうか。
恐ろしく揺れちゃいましたね。
09:01
ここまでなるかって多分全員思っただろうね。
そうですね。
なんじゃこりゃーってなるよね。
そうなんですよね。
これがだから結構もうだいぶ根深くずっと残るバランスの崩れた部分だろうなっていう。
そうですね。
気がしてますね。
それをなんか考えると社員側になったのはなんかわかる感じだ。
そうですね。
リュウイチはやっぱね、売れたスタイルで行こうとするだろうし。
そうですね、確かに。
やっぱり自信満々だったと思うんですよね。
まあそうでしょうね。
俺がもうなんか売れさせてやると。
バンドに戻ってもっと売れさせてやるみたいなのは少なからずあるだろうしね。
なんかそこがどっちものファンからも微妙なことになったってことなんですかね。
川村リュウイチで好きになった人からすると。
そっちからするとこう後ろがうるさいってなる。
そうですね。
そうですね。ことリュウイチの歌をね。
確かに。
やっぱルナシーファンから。
バンドファンからしたらもうなんだあの歌はと。
川村リュウイチって。
そうなんですよね。多分そこなんですよね。
ソロのスタイルを持ち込み上がってて。
全然かっこよくないよそれ。
確かに確かに。
でもやっぱりその97年のソロ期間でメンバーの個性、
それまでももちろんそれぞれこういう音楽性とかっていうのはもう出てましたけど、
やっぱここで改めてもう完全に露出されましたよね。
一回解体されるからまあはっきりわかりますね。
はっきり。
そうですね。
JはJ、スギゾーはスギゾーみたいな。
もうソロアルバム聞くとこれ同じバンドでやってたのみたいな。
そうですね。
そういう感じだし。
まあそれぞれちょっと軽く触れていきたいですけど、
Jはソロ活動に多分一番反対してたイメージがありますけど。
そうですね。
結果的にはかなり実りのある年になったんじゃないかなって感じはしますよね。
そうだね。
ファイルマニア。
ファイルマニアね。
一番なんかやってよかったんじゃない?お前がっていう。
そうそうそうそう。
で、なんかそんな気はしますよね。
そんな気がするし、本人もそう思ってそうだなみたいな。
ですよね。
感じはありますよね。
反対してた割には。
バネ的にはリュウイチだろうけど。
そうですね。
なんかもうJはその後に繋がるいろいろ独自の人脈とかいろいろ作った。
12:03
ソロでも俺いけるみたいな手応えは感じてそうな印象はありますよね。
スギゾーはどうでしたかね。
いやーでもまあスギゾーもいいんじゃないですかね。
トゥルース。
まあ本当に独自の世界観作ってすごいですよね。
あれもなかなか衝撃的というか、すごいわってなったもんなやっぱ。
ちょっと当時で言うとドラムンベースとかそういう系の要素とかも取り入れつつみたいな感じでしたよね。
まあ結構あれですよね、小難しい担当ですよね。
まあそうですね、確かに。
なんかもう緻密に作ってたスギゾーっぽいなーみたいな。
ほんとなんか性格出る。
めちゃめちゃ出る。
出ますよね。
深夜も、あれ深夜は歌ってたんですかね。
深夜はドラムを叩いてないんじゃないかな。
アルバム出してたんだっけ深夜も。
アルバムまで出してたっけ。
ノースティックスっていう。
それ全部歌ってんの。
どうだったかな、ちゃんと聞いてない。
ちゃんと聞いてないね。
でもノースティックスってことはドラムは叩いてないよってことでしょ。
ドラムは封印してたはずです。
歌うしかねーよみんな。
確かに。
イノランはそうですよね、1曲だけここでは歌ってますけど。
なんかそれもカラーが出てるというか、やっぱり自分はこうあんま表に出ないでっていうのがあるんですよね。
すごい割とダークな感じだったし。
そうですね。
イノランがなんか興味深いことをさっきのインタビューと同じやつで言ってたんですけど、
もう97年のソロってバンドに戻る前提の期間限定のソロ活動だったんで、
なので逆に好きなようにやれたっていう。
最初から決まってたもんね、1年とか。
そうなんですよね。
97年の10月1日に戻るっていう。
10月1日に再開するっていうのが約束だったらしいですね。
なのでもう期間限定だから好きなようにやれたっていう。
それで自分のサウンドトラックとしてそうっていうアルバムを作ったって。
バンドっていう前提が別になくなってるわけじゃないから。
そうですね。帰るところがあるっていうのはなかなか心強いというか。
別にね、物にならなくてもいいわけだから。
好き放題やれるうちはやりますよね。
そうですよね。
本当にそういう中でみんなやってたんだなっていうとこですよね。
来年はまたルナシやってるんだって思いながら多分やってたっていう。
15:03
ある意味本当にやりたいことができるって感じ。
そうだよね。そういう風になってるしね、形が。
そうですね。ルナシをまた一段アップグレードさせるために
ソロで一人一人やって自分磨いて帰ってくるっていう。
もともとそういう話だったと思うんで。
まさにですよね。
しかもその当時の深夜はあれじゃなかったかな。
ルナシでドラム叩くんじゃなかったら別にあんまり興味がないみたいな。
それで適当に歌を出したりとか。
ドラム叩くんだったらルナシでって。
ってのがあったし。
それがないんだったら別に何やっててもいいかなっていうようなことを
当時言ってた気がするな。
後々まで結構それ言ってた気がする。
ドラム叩くならルナシだし、
ルナシで叩かないんだったら別に他の人のとこで叩きたくないみたいな。
それが実際バンドがなくなってどうしようって。
で、いろいろサポートをやりだしたり。
そうそうそう。当時譜面も読めなくて。
だからルナシ解散した後にすごい大変だったって。
その話は言ってましたね。
やっぱりスタジオミュージシャン的な世界になると、
もう本当に譜面の世界になるらしいから。
確かに渡されてこれやってっていう感じになるよね。
それはそうだよね。パッと渡されてそこでパッとできなきゃいけないから。
いかに守られてたかって言ってたよね。バンドに。
そうだねーって。
そこでまたさらに努力して一皮剥けるというか、
アップしたのかなーっていうとこありますよね。
そうだねー。
でもそのタイプというかミュージシャンとしてのタイプの違いみたいな感じなところはありますよね。
深夜だってでも当時からも相当レベル、ドラマーとしてのレベルが高いはずだけど、
それがミュージシャン仕様になってないっていうか。
まあそうだよね。だから他の人のとこで叩くと、
ドラムが個性強すぎとか。
確かに確かに。
うるさすぎるよとかさ。
そうですね。
なんかリブートってか復活してから、
ドラム上手さがまた一レベル上がったっていうか、
そういう感じもしましたよね。
やっぱスタジオミュージシャンでも生まれてきた経験が生かされてるなーって。
そうでしょうね。
まあそんな感じで97年ソロ活動期間を終えて、
18:04
98年入って、
4月15日まずストームシングル出してますね。
懐かしいなーなんか。
この辺ももうリアルタイムで聴いてたと思いますけど、
ストーム。これはJ原曲の。
ストームめちゃくちゃかっこいいなーっていうさ、
うわー来た来たーっていうイントロじゃん。
来たらしいの、こういうの来たーっていうところからの、
歌が入った瞬間のあの、
ずっこけるみたいな。
ほら。
まあ甘いですよね。
のはなんかすごい感じましたね、当時。
そうですね。
やっぱ当時、ディザイアとかエンドオブソロとか、
ああいう感じの歌い方というかね、
その辺をなんか期待してて、
思ってたのと違うっていうのは確かにありますよね。
そうですねー、サウンドはかっこいいけれどもっていう。
そうだねー。
でも結構そのCDはそんな感じですけど、
その後のライブだと割と、
なんか修正されてますよね。
されてるされてる。
Aメロとかもあんな感じじゃないですもんね、CDの感じの。
明らかにそこはなんか声の出し方変えてきてるなみたいな印象はあるんで、
そこはやっぱりなんか修正を加えてる感じだなーって気はしましたね。
なんかその辺のなんていうのかな、
いろんな思いも含めてなんかその当時の記憶が甘酸っぱく残ってる感じというかなんていうか。
そうねー、そうなんだよねー。
すごいなーっていうか。
まあでもこれが復活のシングルで、
その後シングル続きますけど、
6月にシャイン出して、7月にアイフォーユーと続きますね。
シャインがやっぱ最初出た時は結構なんていうかな、
本当に予想外だった感じというか。
ポップ。
ポップだなーって感じで。
そうそうそうそう。
ポップすぎたよね、なんかね。
それはそうですね。
Jなんですけどね、曲は。
そうそうそう。そこがまた意外というかな。
意外。
Jでもこういう曲たまに書きますよね。
たぶんインマイドリームとかもJだし。
ドポップみたいな。
ドポップみたいな。
まあでも、これはなんか世間的にはやっぱ、
すごいポップな曲として印象付いてますよね。
これだから11ファンは割と入ってきやすかったかなっていう。
21:03
そうだね。
ソロで好きになった人とかは。
やっぱ当時その周りのルナシーとかロック好きな人たちもやっぱ、
ストームのあの歌と、でそっから続いてのストーム、
サインのこの曲調と、
それでなんか結構離れたというか、
あのかっこよかったルナシーじゃないよみたいなのは、
かなり感じたなあと思うし、
みんなそう言ってたなあっていう。
まあわかりますね。
今ぐらいとかだったら、
それもまた面白いみたいなさ、
感じるんだけど。
やっぱ当時ね、
ティーンとかだと、
いや、そういうとこじゃねえよみたいな。
なんかキツくなっちゃったなあみたいなさ。
もっと尖がってる。
そう。
尖がってる感じを欲しがってましたね。
当時は。
触ったらこう、
毛じゃんみたいな。
それが良かったんじゃんみたいなさ。
それがなんかこんなんなっちゃってみたいな。
牙を剥かれたかみたいな。
そうそうそう。
でやっぱり龍一がバカ売れしたっていうのがあって、
もうバンドがそっちにひよっちゃったんだみたいなさ。
なんかそういう感じ、そうなんですよね。
イメージを持っちゃったからね。
あの時期はなんかやっぱ、
そうですよね。そういう感じですよね。
本当の昔からのルナシー好きな人からすると、
ちょっと裏切られた感じみたいな。
とか魂売ったなあみたいな。
もうそのね、
一連の流れを見るとやっぱ、
そう見えるもんね。
どうしてもね。
やっぱ待ち望んでたのとはちょっと、
イメージが違ったなっていうのは。
マザーとかスタイルみたいなのを、
戻ったら出して欲しかったっていう。
そうなんですよね。
あの、ソロの時はもうソロでいいから。
そうそうそうそう。
ソロの時は本当にもう、
そういうスタイルで行けばいいっていう。
でね、他のメンバーは独自の色を出して、
みんな尖ってたもんね。
そうですね。
もう一気になんかボーカルに火を付けちゃったのかみたいな。
確かに。
あったなあ、当時。
そうですね。
あとね、
まったく同時期にジルズって出てるじゃん。
ああ、そうですね。
そう。
そうなんですよね。
それもまたでかいんだよね。
ヒレがこんだけやってるのにさあみたいな。
確かにそうですね。
24:01
待って、その時代のルナ氏はあんまり印象が良くなかったっていうのはありますね。
そうですね。
今まさに犬蔵さん言ってたジルチ、
アルバムシャインと同じ日なんですよね、発売日が。
同じ日か。
同じ日。
そうなんだ。
まったく同時期だったんだよね。
そうなんですよね。同時、同じ発売日ですね。
まあまあジルチ321については前回、前回というかいつだか話してるんで、もうそこはたっぷり。
そちらも。
そうですね。
そちらもたっぷり。
あれですけど、もうあれがすごすぎたんで。
えっと同日ってのはね。
そうですね。
そうですね。
えっと同日ってのは。
やっぱりちょっとバンド好きっていうところからするとそうですね。
そうですね。
まあその甘くなっちゃったなみたいなのはやっぱりジルチの部分ではありましたよね。
育っててほしかったみたいな。
甘くなったっていうのは確かに本当に。
まさにそうですね。甘くなったっていう。
で、さらにジルチにも関連しますけど、この年の5月2日にヒデが亡くなってるじゃないですか。
はいはいはい。
で、それもまた結構大きいというか、僕ら当時のリスナーからすると大きいっていうか、やっぱ97年にそもそもXが解散してて。
で、まあ翌年ヒデも亡くなってしまったっていう中で、まあもうルナシにかけるその期待感があって。
確かにね。
確かにそう。
それは。
確かに確かに。
大きかったと思うんですよね、当時の僕ら。
まあ大きいですね。
その中でこの甘くなってしまったルナシを受け入れられないみたいな。
なんかもうルナシがやっぱこの引っ張っていくはずなのにみたいな。
そういうのもあったかなって思いますね。
そうだね。確かにね。
あともっとね、すごいシンコペーションをバリバリな曲が聴きたかったんだよね。
何それ。
っていうね、それをすごい当時求めてた。
ところでなんか割とストームはもうちょっとシンコペーションあんましなくて、ストレートなロックな感じではあるんだけどっていうところが、もっとシンコペーションを使ってほしい。
27:00
なるほどね。
ストームは確かにだいぶストレートに頭でいってる感じがあるよね。
って言ってほしかったっていうね。
なるほど。
個人的な趣味だよ。
すごいシンコペーション大好きだった。
なかなかマニアックな話。
そう。
マニアックな。
でも今はね、今聴くとストームめっちゃかっこいいし大好きなんだけど。
そうそう。良さが今はわかるんだけど。
そうですね。
そう。
アルバム社員もまあでも話にずっと出てたその同じ感じですよね、アルバムトータルで。
うん。
1曲目タイムハズカムとかも、曲はやっぱいいけどちょっと歌がなあみたいな。
全部そうで。
全部そうですよね。
別に曲は悪くないっていうか、全然かっこいい。
もう全般通して確かにそれはありますね。
そうなんですよね。全般通してそれが言える。
だからなんかその当時にあんまり聞かなかった分、後から聞くと一番面白いっちゃ面白いんですよね。
確かに確かに。
いやもうそれほんとそうなんですよね。
他はもうその時にめっちゃ聞いてるからさ。
他はもう全部、もうこれ以上味が出ないってくらいしゃぶり尽くしてるんですよ。
そう。
意外とシャインは…。
そんな聞いてないから。
そうなんですよ。だから今まだ旨味が結構残ってる。
そうそうそうそう。確かに確かに。
まだ味わうとこ結構残ってるっていう。
むしろ今聞くと一番面白いんじゃない?
そうそうそう。
こんな味残ってたんだまだっていう。
それ楽しめるんですよね結構。
なんか最近聞いておーっと思った曲あります?
シャインで。
シャインで。
シャインで。
シャインでだと…。
でも結構今聞かれたら好きなアルバムの上位に入るからな。
音が結構好きとか言ってなかったでしょ?
そう。ギターの音一番かっこいいし。
ギターの音はなかなか特徴的ですよねこのアルバムは。
結構ジャキジャキ感がありつつ太さもありつつ。
太さありますよね。だいぶファットな感じありますよね。
ジャキジャキ感って機材ってこの頃ってギターは何使ってるの?
どうなんだろう?
あ、あれか。
P-90の。
P-90ですね。このアルバムは。
P-90。
そうそうそうそう。
P-90の音誰でしたっけ?
あのファット感は。
ハムバッカーみたいなシングル。
ハムのシングルのやつ。
その当時P-90って確かにもう。
めっちゃ行ってたもんね。バンド内で流行ってたんですよね。
30:01
なんかすげーって思ってた記憶ある。
これがソロから繋がるんですけど、JがソロでP-90ついたレスポールを使って、
それをルナシに持ち帰って。
輸入してきて。
杉蔵とイノランがおーって。
そう繋がってるんだ。
杉蔵とかもP-90ついたエクリプスとか作ってますからね、その後。
今も。
今ストラトに住んでるもんね。
P-90ブームがここで起きてるんですね。
シャインはギターの音めちゃくちゃかっこいいんですよね。
すごい太くて、かなりストレートな音も。
アレンジもだいぶストレートに寄ってるなって気はするし。
ストレートに寄ってますよね。
さっき言ってたシンコペーションあんま使いまくる感じじゃなくなったなって。
ちょっと大人になった感っていうか、ちょっと変わったなっていう感じはありましたね。
そうですね。
アプローチの仕方というか。
僕はミレニアムとか結構好きです。
ミレニアムいいね。
いいよね。
かっこいいっすね。
ミレニアムとかなんだっけ、その辺の曲。
ベルベットとかですか?
ベルベットじゃなくて、もっと早い曲。
アンライクリフット。
アンライクリフットもかっこいいけど。
アナザー。
アナザーじゃなくて、もっと早い。
ラブミー。
それそれそれ。
あの辺かっこいいよね。
確かに確かに。
今全部出た曲全部かっこいいけど。
ミレニアムとかラブミーとかすごい。
めちゃくちゃ好きですね。
あとブリーズとかはあの歌い方でもすごいマッチしてるし。
それはマッチしてるし。
ブリーズめっちゃいいっすよね。
雰囲気とか。
いい曲。
あとアップトゥユーは普通にめちゃくちゃ当時から好きです。
アップトゥユーはもうね、あれですよね。
定番ですからね。
全部ね、全部通しての上位の曲というか。
あれめちゃくちゃいいっすよね。
これはいいっすよね。
アップトゥユーは杉蔵とかも確か割と直後のインタビューとかでも言ってたんですけど、
このアルバムはだいぶそのアレンジをそこまで井野良と杉蔵二人で相談したりしてなかったらしいんですけど、
アップトゥユーは結構二人で話し合ったって。
あれはそうだろうね。完全にもう全編掛け合いというか。
33:04
掛け合いみたいになってますもんね。
RPGを交互にやったり。
だからアレンジ面でもこの曲は好きだな。
アレンジも面白いし、あれはそうですね、弾いてて面白いですもんね。
かなり。
弾いてて面白いですね。
ライブ版とかも最高だよね。
いいっすね、いいっすね。
ED部分が終わってからのあの。
確かに確かに。
あれはもう。
ライブの最後の方で聴くともうあれはグッときますね。
あれはそうですね、めちゃくちゃいいですね。
だから今聴く楽しみもあるアルバムですよね。
そうだと思いますね。
でも多分このアルバムについてはライブその後ツアーやってますけど、
そこでだいぶ成長してるんだろうなっていうところはありますね。
そうですね。
だから、ネバーソウルアウトとかにシャインからの曲も結構入ってますけど、
正直、スタジオアルバムのシャイン聴くよりそっちのライブレコーディングの方を聴いた方が全然いいなみたいな、同じ曲でも。
そうだね。
その辺あるもんな。
やっぱりバンドに戻ってきて、時間が経てば経つほど馴染んでいくっていうか。
そうだね。馴染んだろうなっていう。
やっぱり成長していくところはあるんですよね、きっと。
でしょうね。
杉澤がシャインについてそんなようなこと言ってるもんね。
曲はいいんだけど、バンドとしてのグルーヴが足りないというか。
やっぱりレコーディングした時はそこなんでしょうね、きっと。
やっぱりソロでそれぞれやってた、バラバラなままで録ってるっていう。
で、戻って日が浅い状態で録ってるからやっぱ。
そうですね。本当はライブツアーとかやって、温まり切ったところで録ってたら、
そしたらだいぶ間違いがあるのが録れたんじゃないかなって感じで。
まさにそんなようなこと言ってたもんな。
ツアーなりやってからアルバム作った方が本当は良かったみたいな。
絶対そうですね。
シャインはやっぱり本当にソロが集まってできたって感じがどうしてもあるんですよね。
なんかね、ぎこちなさっていうか、メンバーそれぞれの、
まだちょっと噛み合ってなさそうな感じとか少しあるもんな。
そうですね。
みぞはでも本当にそういうこと言ってましたね。
いや、まさに本当そういうことなんだろうな。
36:01
そのまだ噛み合ってなさ、ぎこちなさみたいなところがファンも多分、
それもファンも感じてっていうところなのかもしれないですね。
感じてるからね。
そうですね。
ぎこちなさみたいなところ。
でもその反省めちゃくちゃ次に活かしてますよね。そのリブートしたときの。
そうそう、まさにそうだね。
リブートした後はライブとかを割とやってから出してたんですよね。
ライブやってから。
あれリブート後はアウィルだっけ?
オリジナルアルバムはそうだね、アウィルだけど。
ザワンとか出してた。
そうだね。結構いろいろセルフカバーとかもやったりとか、いろいろライブもやったり。
セルフカバー出してたからね。
ザワンもやったりとか。
確かに確かに。
これでも勝手ぐらい、あっためてあっためてオリジナルアルバム。
これでも勝手ぐらい前回の反省活かしてる。
そうそう、まさにそう。
すごいよね。
ちゃくちゃ活かして。
でもこの頃はもう余裕が違うからな。
確かに肩の力は相当抜けてたんじゃないですかね。
いろいろな本人たちの精神面とかも違うし。
精神面とかそうそう。
時代も違いますよね。
多分この時の90年代みたいに、もう毎年アルバムを作ってみたいな。
そういう時代でもないし。
その辺は大きく違うんだろうなって思いますね。
そうだよね。リブートの時はもう伝説のロックバンドみたいな扱いだったから。
そうですね。
それはだいぶ違うね。
確かに確かにですね。
ルナシーの98年っていうのはそんな感じで、最後東京ドームライブやって終えるわけですけど、
なかなか本人たちにとっても大変な年だったんだろうなって思いますけどね。
そうでしょうね。
でも僕らにとってもそうですけど、98年っていうのはやっぱりヒデが亡くなった年っていう。
それがちょっとやっぱね、デカすぎるというか。
デカいですよね。
あまりにも大きいですね。
あまりにも大きい喪失なので。
ちょうどその頃ね、杉澤も髪の色ピンクにした頃にしてましたね。
水道みたいな。
この年は結局ピンクにずっとしてたし、Jもベースにジルチって書いたりしてましたもんね。
あーそうですね。
あとはあの、ちょうど亡くなったのがi4uのミックス作業してる時だったらしいんですよね。
あとはあのi4uのカップリングのwithっていう曲がありますけど、あれのギター取り中だったらしくて杉澤は。
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なので国別式とか帰ってきてからもそのギター取ってたらしいんですよね。
あの曲もなんか結構味わい深い曲ですけど、なんかそうやって聞くとまたちょっと違った印象になるなっていう。
確かにね。
確かにギターソロはめちゃくちゃエモーショナルなソロだし。
そうだね。
そういう年ですよね、98年って。
シャインっていう作品は残してますけど、ルナシーがルナシーとして戻るために必要だった1年っていうか。
まあでもそういうことですね、確かに。
リハビリ期間じゃないですか。
そうですね。
そうですね。
ということで、まずはルナシー1998年について、今回は話をしてきましたので。
はい。
また次回。
まだだいぶですね。
まだ入ってない。問題に入ってない。
ルナシー回。
次はね、99年いきますか。
入る気配がなかったですね。
はい、次からどんどんいきます。
そうですね、はい。
ということで、また次回よろしくお願いします。
お願いします。
はい。
はい。
次回へ続きます。
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