1. めでラジ
  2. #65 広まれ!微分音、N平均律..
2021-07-22 1:12:56

#65 広まれ!微分音、N平均律 中編: いろんなN平均律を実際に聞いてみた編

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本放送で出てきたワード

『#めでラジ』
我々の宣伝とゲストで出ていただいた方のツイートが流れてくるだけのハッシュタグでした。
この度ツイートしていただいた皆様本当にありがとうございました!

『Lo-Fi』
音楽のレコーディングの状態をわざと悪いように加工・表現する指向、およびそのような音楽ジャンルです。
微分音を使用することでわざと不安定な録音ピッチを表現することがあります。

『ディエシス』
古代ギリシアで存在していた微分音的な考え方です。
オクターブと純正律の長三度の差である15で表される約40.06セントとなります。

00:00
めでラジです。
めでラジ隊65階、私レギュラーパーソナリティのめで隊です。
レギュラーパーソナリティのふさやかです。よろしくお願いいたします。
お願いします。
いやー、語りたいことがあるんですよ。
あ、うんですか。熱量がね、今日違いますね。
そう、前回、前々回の収録から1ヶ月半くらい経ちました。
はい。
何が言いたいかわかりませんね。
わかんないです。そんな鼻息荒くして言いたいことあるんですか。
もう、これを言いに今日収録取ってると言っても過言ではないですから。
そうなの?
何が言いたいかっていうと、
はい。
ノックアウトシティ誰もマッチせん。
それは俺も思ってる。
マジでそう。
ランクマッチみたいなモードあるじゃないですか。
ありますね。カジュアルプレイじゃないやつね。
あれ10分マッチせん。
ほんとだよ。
俺もまだ2勝しかしてないもん、あれ。
腕とかじゃなく。
あれ、マッチするの一番難易度高いわ。
そうそう。
マッチしたらもうブロンズだしほぼ勝ちだもんね。
それで、前々回のオープニングトークで菱彰さんが
ノックアウトシティおもろいでって話してから始めて
確かにおもろいねと思ったんだけど
マッチせんからだんだんやる頻度減ってって。
で、多分他の人もだんだんそうです。
今、ランクマッチばっかりやり札もあげましたけど
普通のカジュアルモードの3種類ぐらい遊べるんですよね、ゲームモードが。
そうですね、だいたい期間で入れ替わって3種類だいたいいつも。
3種類のうち一番オーソドックスな3on3のやつ以外はマッチせん。
マッチせん。
必然的に1個のゲームモードでひたすら遊ぶことになって
ダイヤ集めるやつとかね、マッチせん。
ダイヤ集めるやつも2対2対2もマッチせん。
そうなると1つのゲームモードひたすら回すことになって飽きるし
飽きると人減ってどんどん仮想になっていくし
仮想になっていくと本当に一極集中的にそこ以外遊ばなくなるし
それでどんどん仮想になっていく。
負のスパイラルよ、もう。
いやでも、我々も愛があって言ってますからね、これね。
そうですね、もう愛があってこそですね、EAさんにも頑張っていただきたい。
そうそう、本当に面白いのに。
人がいないって別にゲームシステムを卑下してるわけではなく
03:02
ゲーム面白いのになぜか人がいないということを投げてる。
そうなんだよね。
もうさ、3on3、もちろん面白いんだけどもう飽きすぎて
最初の隠れがあるじゃん。
はいはいはい。
ログインしてチュートリアルするところ。
あります。
もうあそこの場外の踏めるとこないかもう一人で探してたりする。
私隠れがでリスポーン地点の真上に鉄塔立ってるじゃないですか。
あ、俺それ言おうとしてた。
鉄塔の上にボール持って行ってそこからダミー人形に当てるっていう。
ロックオンできないからもう角度とか上手いことやって当てるみたいな。
俺さ、あの鉄塔の上さ、ムーンボールでやっと行けるんだけどさ。
あれ、いや。
マジで行ける?
通常ボールで行ける。
マジで?
やば。
あそこに登って、それでボール投げて当たってやったーでまた下に降りてボールを掴んで上に持ってって。
待って、このあるある共有できるのやばいよ。
2分の2でそんなってると、ちょっとEAさんちょっと本当にゲームのシステムの改良お願いします。
我々もう隠れ家で遊ばせないでください。
そうですね、通常のゲームモードで面白いんですからぜひお願いします。
っていう話をしてきたわけじゃないんですよ今日。
そうそうそう。
そんなオープニングだからって言ってひたすらノックアウトシティがどうこうみたいな話をしてるいいけども。
第2回ですよこれ、中編。
そうですね。
微分音の回、N平均率の回。
前回、前回といっても放送は、最新は前々回になりますけども。
ちょうど1ヶ月半くらい前の回でやりまして、実際のところ微分音とかその辺に行くまでの過程のところについて話したわけなんですけども。
平均率とかピタゴラス音階とかその辺りミキシーですね。
今の12平均率がどのようにできたかっていうね。
そうですね。びっくりするくらい評判いただいてて。
そうですね。正直なところにいただいてるよね。
普段だと、なんならこんなこと言う自分たちでもあれですけど、Twitterのハッシュタグメディラジなんていうものは使われてないんですよ。
06:00
我々2人のツイートで埋まってるもんね。
宣伝とそれに対するそれぞれのリアクションみたいなのが埋まってるんだけども、今回割といただきまして。
ありがとうございます。これ聞いてらっしゃったら本当に我々喜んでます。ありがとうございます。
その中でいくつかちょっとピックアップして読ませていただきたいんですけど。
一番最初にいただいたのは西山幸喜さん。
ゲストにも来られた方ですね。メディラジの。
超マニアック感の学術的な内容で笑ったと。
最近だとLo-Fi系音楽でチューニングを微分音でずらしたキーボードを2台用意して、
コードチェーンの度弾くパンを交代すると、あのLo-Fi感を人力で作れるって話があると。
確かにLo-Fiという枠組みではないんですけど、YouTubeで微分音とかで検索すると、
シンセサイザーを2つというか、下側上側みたいな分割して。
だから通常のやつと微分音だけずらしたやつと2つ用意するのね。
下側の例えば88鍵盤だと44鍵は我々が見知ったRイコール440Hzとかでチューニングされた12音階のピアノで、
下半分の44音は、例えばですけどRイコール136とか見た感じで、
周波数対応4分音、4分の1音ずらした音でやることで、
疑似的に24音階のピアノ鍵盤を作れるようになると。
それでそこを弾くことで、睡眠導入を微分音でやってるみたいなYouTubeチャンネルとかもあったんですけど。
あとはLo-Fiはね、テープの感じ、テープの回転数がゆっくり鳴ることで音程が下がるみたいなのを演出するために、
12音階じゃない微分音を使ったアプローチっていうのもあるっていう話ですね、清三くんが紹介してくれたのは。
そうですね、割とLo-Fi系の音楽は一応ジャンルとしては知ってるんですけど、
そういう人力で作るみたいなのを割と聞いたことがなかったんで、そうやって作るんだと思って。
そういうご意見もいただきまして、それよりも特筆すべきと言いますか、
一応、ラジオの流れとして有識者からのご意見を募集しますみたいな感じで言ったんですよ。
09:10
我々もこの分野に関しては本当に調べてそれを喋っただけだったから、
調べてるのが間違ってたら有識者の方にご意見お願いしますみたいな。
小学生なんだよね、我々。
そしたら有識者からご意見いただきまして、
ちょっとこのアカウントの読み方がわかんないんですけど、
すんぺいごくゆ、サルマータさんという方から有識者のご意見募集とのことで、
中弦音律、前回紹介させていただいたんですけど、
超3度の問題で、5度剣4個分からくる超3、
これは純正音程の超3度だから702の5度剣4個分かける4で、
408セントと4対5の超3度、386セントがずれると。
408セントと386セントだから、
14プラス8で22ずれるから、そこの若干違うという問題を解消するために、
そこの微調整をしているというところで、
ご意見いただきまして、
わりと断るごとに有識者からご意見お待ちしておりますかって言ってたけど、
本当に初めてご意見をいただけたので、
本当に言ってよかったなというか、
この方、他にも手書きで解説とかもあげていただいたので、
もしよかったらハッシュタグメディアラジの方をちょっと遡っていただいて、
見ていただければと思います。
そうですね。
だから純正調に直したときに、
調から見ていかにずれているかっていう。
言ってしまえば、前もこんな話したと思うんですけど、
純正率が一番きれいっていうのは、
皆さん知っているところで、
いかにしてそれを使いやすくして、かつ、
12:00
その音程は失われずにいってみたいな。
かつ、そこにとらわれない新しい音も目指してみたいな。
そういうのがわりと、
平均率とかの新しい領域を開拓していくモチベーションになっているのかなと。
これまでの歴史的にも。
今日ちょっと紹介させていただくN平均率についても、
ある種探求の段階なのかなと思っております。
他にもご意見いただいたので、
いただけた皆様ありがとうございました。
そうですね。
このメモは結構面白いですよね。
同じ音のはずなのに純正値に並べると、
同じ音のはずが全然違う音だっていうところの説明もね。
図でいただけると本当にわかりやすいですね。
ラジオって結局音だけの媒介なんで、
そこでいかに伝えるかっていうところも難しかったりするんで、
こういう図があると本当に助かります。
というわけでちょっと、今日は前回の続きというところで話していきたいと思います。
一応前回のあらすじとしては、
N平均率とか微分音とは何ぞやっていう触りぐらいまで話したと思うんです。
そうですね。
微分音っていうのは、
いわゆる今我々が見知っている平均率ですね。
ピアノの鍵盤。
ドリミファソラシドと、
それぞれ国権の半音が重なって、
ドからオクターブへのドまでが十二位に分割されているやつなんですけども、
そこにない、例えば、
ドとドシャープの間の音とか、
ミとファの間の音とか、
そういうのを定義している、
作られた音が微分音。
微小に分割された音っていう意味で。
で、
ただ無知中にそういって分割していっても、
曲としては成立させるのは難しいので、
こういうある種の法則に基づいて、
微分音とかを定義していきましょうっていうのがN平均率。
はい。
ちょっとここら辺多少語弊があると思うんですけど、便宜上そう知ってますが、
例えば、十二平均率っていう言い方をすると、
15:00
ドからドまで十二分割してるんですけども、
Nイコール十二ってことですね。
Nイコール二十四にして二十四平均率を作ろうとすると、
ドからドまで二十四等分するので、
ドとドシャープの間の音、
ドシャープとレの間の音、レみたいな感じで、
今のピアノ鍵盤の過去半音階の間にさらに一音全部積み重なるっていうようなイメージになって、
それが結果的にさっき言った、
半音のさらに四分の一音ないしは四分音っていう。
ところになってこういう分け方をするのが、
日本語で言うと二十四平均率って言ったり、英語で言うと、
二十四EDOって言ったり、
するよっていうのが前回のあらすじ。
EDOって言い方も調べたら最近できた言葉らしいですね。
そうですね。そもそもそういう考え方自体が、
多分70年代、80年代ぐらいにやっと浸透してきた。
言葉自体はもっと新しいはずですね。
僕も今回初めて知ったんですけど、
例えば十二平均率は十二エルブEDO、
これから紹介する他の、例えば十七とかだったら
セブンティーンEDOみたいな風に書くらしいですね。
ちなみにEDOはEqual Divisions of the Octaveっていう。
本当に直訳でオクターブの等間隔の分割。
その辺はわかりやすいですが、
単純にEDOって聞かされるとなんだってなるんで、
知っておくに越したことないかなというところですね。
ここから本日の本題なんですけども、
正直申し上げますと、
ちょっと難しすぎて頭パンクしそうになっちゃって。
リム音の歴史であるとか、今どうなってるとか、
こういう分割がどうだみたいな話とか。
私もちょっとだけかじってみたんですけど、
前回が壮大なオープニングで、今回が本題だって思ったんですけど、
18:04
いざグランドラインで出たら、
あまりにも強い海洋類がいっぱい潜んでて。
そうなんです。
月焼き場で紹介できるレベルを超えてしまってて、
どうしようかなと思ったんで、
とりあえず前半は、
私とかが調べてあくる知識で、歴史とかを紹介しようと思うんですけど、
後半はちょっと当初考えた方針を変えて、
実際にいろんなチューニングの音楽、楽曲を聴いてみたので、
それで聴いた限りで、
例えば、17平均率はどういう感じだったみたいなことを、
ディスカッションじゃないですけど、言えればなと思っております。
正直なところ、本当に我々素人なので、
このところで、読んで調べたような文章をバーッと読み上げても仕方がないので、
だし、そもそもバーッと読める文章もあんまり存在しないという。
なので、ちょっと我々なりに、
あとね、ネット上にいろいろ転がってる音楽なんで、
勝手に今流すことはできませんので。
興味があったら、例えばYouTubeとかで適当な数字、
例えば17EDOとかで調べると、
それで作られた曲とか出てくるので、
過去の先人たちが作られてきた音楽が。
なので、そこを聴いて、こういう感じなんだなとか、
思っていただければいいかなと思います。
そうですね。興味を持っていただけるきっかけになればと思います。
じゃあまず、
おいお前と、ビブ音なんていうものはもう、
そんな最近できたやつだから、
それはそんな文献もないし、
言葉としても知名度もないに決まってるだろうという方がいらっしゃると思うんですけど。
はい。いるのかわからないですけど。
今、仮想リスナーに向かって、こう、物申されてましたけど。
はいはいはい。
実際のところその、半音よりさらに微小な単位の音っていう概念そのものは、
かなり昔からあったようで。
本当に、前回も同じような導入で話しましたけど、古代ギリシャからあったらしく。
ディエシスっていう呼ばれ方をされてたみたいで。
21:01
古代ギリシャの時代は前回申し上げたみたいに、ピタゴラス音階っていう、
純正律とかもできる前の音階だったので、
正確には今のその、等分に分割された微分音とは異なるというか。
あと、ざっと調べた感じだとその、正しい音程プラスデルタみたいな、で、
次の音程を組むみたいな状態のデルタをディエシスって言ったりするらしくて。
だから、ディエシスの積み重ねって曲が、その音階ができてるというよりは、
そういう、なんか余剰文を読んだりしてるみたいですが、ちょっとこの辺り、
そうですね、文献見て身かじったぐらいなので。
そういうディエシスっていうのが昔からあってるっていうところだけ紹介できればと思うんですけど。
はいはい。
まあそれで、時は過ぎて、
フリン・サンスキー・バロックキンになってくると、
そういう微小の単位の存在だけじゃなくて、一応これを使って曲を作ってみようという、
音楽家たちも現れました。
それが、ちょっと待ってくださいね。
えっと、そんな音楽家たちが現れた時代はいつぐらいなんですかね。
バロックとかルネサンスとかなんで、1600年代、1700年代とか。
かなり昔からあったみたいですね。
そうですね、それこそ、多分時期的にはビバルティとか、もしくはその前とか。
おお。
だと思うんですけど。
西洋音楽にもね、そういうアプローチはもうずっと前からあったんですね。
そうですね。
ただ、
あったとはいえ、
例えば、現代で古いバロックの曲を聴いてみようという時も、そんな曲は出てこないじゃないですか。
まあ確かに。
誰かがやってたっていうところと、
実際にそれが使われて普及してたっていうところは、まあ決してイコールではない。
まあ、身も蓋もない話になってしまうんですけど。
うん。
ちょっとビブンの作曲家の名前がパッと出てこなくて、こっちだけすぐ出てくるのはあれなんですけど、
ラモーっていう作曲家が、
季節の音楽みたいな、そういった楽曲を作ってて、
それの開幕に、いわゆる不協和音の音がバンバンバンバンって鳴るみたいなのが使って、
24:03
そのCD私買ったんですけど、
ナクソスか何かの。
それの帯に、
これが、
古典の不協和の音楽だと書いてあった。
現代音楽と呼ばれる時代の音楽でこそ、そういう不協和音を効果的に取り入れて、
ある種の音楽効果として作曲してるけども、
そういう試みはバロックの時代からあったぞという、
うーん。
ようなことが書いてあって、確かにそうなんです。
ある種の特殊効果を狙ってわざとぶつかる音を出したという意味で、
間違ったらないんですけど、
ラモーという作曲家を皆さん知っているかというと、
言ってしまえば難しいと思うんですよね。
ちょっと存じ上げなかったですね。
つまり、
誰かはやってたけどそれが、
行けられてたがまた別の話なんですね。
そんな話してたらちょっと出てきたんで。
これちょっと、
英語版のウィキペディアからの引用なんですけど、
イタリアルネサンスの作曲家の
ニコラ・ヴィジェンティーノ
という作曲家はこの時代から
オクターブから36等分したキーボードを自分で作って曲作ってたらしいんですよ。
36EDOみたいな。
正確には多分等間隔じゃなかったりもすると思うんで、
そういう全音半音よりさらに微小な音が36個あるような仕組みだと思うんですけど、
そういう人がもう1500年代にはいたと。
他にも、
ギヨーム・コストリーという人は1558年の段階で、
オクターブで19ピッチ、
オクターブ間を19に分割した、これも等分じゃないと思うんですけど、
曲を作ることを模索していたと。
そういう試みはバロックどころかその前からあったと。
そこが文化としては長く根付かず、
27:01
その後、いくつかの方がそういう試みをしては、
うまくいったりいかなかったりというところを進んでいくんですけど、
やっぱり人に限らず、世の中の自然の節理もそのものすべて、
不安定から安定には向かわないけど、
安定から不安定に向かう傾向にはあるんです。
エンドロビーじゃないですけど。
だからこの時代はまだ、
いかに使いやすい音階調律を探すかというところもあったと思うので、
こういう安定しないやつっていうのはある種、
選択されずに、
ミーントーンでだんだん使いやすい音程というのが生まれていって、
1900年代に入るか入らないかぐらいのところで、
平均率というのが広まっていったんですけど、
平均率が広まっていくと、それから解放されたい人たちが出てくるというか、
というところで、
現代まで残っているような名前の人たちと初めて出てくるんじゃないかなと思います。
チャールズ・アイブス。
なんかアイブスの話は知らなかったっけ?
グラミー賞の時です。
グラミー賞の受賞して、クラシック部門でアイブスの全集が取り上げられている。
よく覚えてたな。
アメリカの近現代の作曲家なんですけど、この人とか、
この辺りは多分今までこのラジオでは取り上げてないんですけど、
アロイス・ハーバーとか、
イヴァン・ヴィセネ・グラドスキーとか、その辺りの作曲家が、
平均率ない音、四分音とかを使っていこうじゃないかということを検討し始めたというところですね。
特にこのイヴァン・ヴィセネ・グラドスキーっていう作曲家が、
今まで続く微分音の歴史としては割と素になる人らしくて、
この人を題材にした論文とかも何本か出てきたんですよね。
なので、この辺りの方はそういう意味でも有名なんですけど、
30:01
ただ最初のアプローチとしては、新しい平均率を作ろうというわけではなくて、
特殊効果とかそういうのを狙って、ある種楽譜上でこの音だけを半音、四分の一音上げるとか。
だから結局従来の十二平均率に対するカウンターだったわけだな。
そうですね、おそらく。
なので、そういうシステムを作るというよりは、システムの中で飛び道具的に使っていくみたいなところが最初は多いように見えます。
ただ、そう一回使い始めてくると、
まるで穴の開いた包みではないですけど、どんどんそこから穴が広がっていって、平均率というものは崩れていく。
何笑ってんねん。
さっき作った平均率ができてやったみたいな話をしたのに、すぐ崩れていっちゃったなと思って。
それが1910年代、20年代の話なんですけど、20年代、30年代になると、さっきのアロイス・ハーバーとかがもう24平均率を作っちゃってたりするんですね。
はい。
あと、さっきのイヴァン・ヴィセン・グラドスキーとかは3分音、4分音、6分音みたいな感じで、
ドとシャープの間のちょうど中間の分割だったり、3分音だからそこの3等分したりとか6等分したりとかいう風に、どんどん微小に分けていくようなアプローチを取ったりとか。
あと、ジュリアン・カリージョっていう作曲家が、10人の倍数で24、36、48とかの平均率を使ってみたり、というアプローチがもう、ものの10年、20年ぐらいで始まっていくんですね。
でも、そこから先は、ある種の研究的に、新しいオクターブ間の分割方法を使ってみようとか、そういうアプローチも出てきたりして、ちょっと爆発的に作曲家の名前が増えちゃうんで、全体は取り上げないんですけど。
でも、若干の基礎研究感はあるよね。
そうですね。それは正直なところ、今に至るまでずっとそうで、今でもそういう分割方法みたいなのがあるよってことはあるし確立されてきたんですけど、じゃあどれを使うのがいいんだっていうのは正直まだない。
33:08
あと、特筆すべきというか、最近になってバーっと広がってきたのにもう一個理由があると思ってて、デジタルミュージックです。
はいはいはい。
シンセサイザーでそういう音が出せるようになったことで、例えばピアノの、本当にグランドピアノとかで作曲しようとなったら、そんな音作るのに調律を毎回変える必要があるじゃないですか。
一回変えちゃうと普通の曲聴けなくなるんで、よっぽどの人じゃないとそこまでして作らないと思うんですけど。
そうですね。
デジタルシンセとかなんかだと、そこを設定ピロって変えるだけでできちゃったりするので。
今マイクロチューニングに対応しているシンセサイザー、アナログのシンセサイザーっていうのも出現したりしてますしね。
そうですね。
あとはもう完全な対応じゃなくても、例えばチューニングピッチ変えれば疑似的にそういったこともできたり。
あと冒頭で紹介したように、半分は50セント下げて半分はそのままの音でみたいな鍵盤を作れば、疑似的に24平均率作ったりできるようになるので。
なんというか、手を出しやすくなったというとあれですけど、式が低くなったんですよね。
ちょっと今式を低くなったって言いはしましたが、本当に式は低くなってるのかという問いかけもあるし、必要で。
さっきの話に戻るんですけど、そこまで手を出しやすいのに、世の中の音楽は平均率にあふれてるんですよ、まだ。
そりゃそうですね。
特にポップスとかロックにしても、いわゆる大衆音楽はもう99.99%ぐらいは平均率のピアノ鍵盤で作られたような音楽です。
良くも悪くもというか、別にこれは悪いことではないと思うんですけど。
最近例外的なアプローチを使う人として、ジェイコブ・コリアーなんてのが出現してますけども。
はいはい。
あの人、彼は、まあ彼、もう僕の一骨なんですけど、化け物だわ。
36:00
もう平均率、純正率か、純正率を使って、もう3度は当たり前のように変えてるらしいですし。
はい。
例えば7度、単7度。だから1度から見たときの7thの音は30何セントぐらい下がるらしいんですけど。
はい。
平均率で言うと10センチをから見て。
そこをもうルートにするときは、全部の高度が30何セント落ちてしまうので、そこだけチューニングを440から430いくつにしてるとかやってるらしいんですけど。
ある種その、チューニング平均率、システム上でいかに純正率、ないしはより響きの良い音を作るかっていう。
であったりとか、話題になったムーンリバーのアレンジの動画では、EメジャーからGハーフフラットメジャーっていうんですかね。
ハーフフラットメジャー?
ちょっと微分音転調なるものもされていると。
あくまでチューニング平均率システム上ではあるけど、そこをうまいこといかに使っていくかみたいな形で、
ハーフシャープか、ハーフシャープメジャー、だからナチュラルとシャープの間ですね。
一応それもある種のアプローチの一つですよね。いかに世の中にこれしか存在しないとされている12音以外の音を使うかっていうところで。
それもアプローチの一つであり、またチューニング平均率システム自体を変えるというのがまた一つのアプローチですね。
ここからが後編になるんですけど、世の中数字の数だけ分割の平均率も存在するわけなんですね。
極論を言っちゃうとゼロから無料体数まで。
ゼロってどういうことなのか全然分からないですけど。でもあるんだよね。
全ハーモニックウィキっていう、基本的に英語のサイトなんですけど、そういう微分音だったりN平均率だったりっていうのを専門に取りまとめたウィキペディアみたいなところがあるんですけど。
39:15
ここにN平均率一覧みたいなEDOっていうページがあるんですけど、そこに紹介されている、このN平均率のページはこのサイトにあるよみたいな一覧があるんです。
バーっと。
それがゼロから、途中数字は飛ぶんですけど、19万6608まであるんです。
ゼロ平均率、1平均率、2平均率バーっていって、19万6608平均率。
いやすごいですね。
正直ある種、理論上存在するだけみたいなところはあるかもしれないですけど、それでもちゃんと考えて存在しているというか。
ちなみにこの19万6608EDOっていうのが、このMIDIのチューニングのシステムの上限、限界値。
だからMIDI規格を使って作曲する時の理論値なのね。
そうなんです。で、さらに正確に言うと、いわゆる12平均率における1半音の間隔をさらに16384分割した、2の14乗等分したっていうところで。
理論上存在するし、いわゆるコンピューターミュージックで再現可能なやつ、いわゆる上限値と言って過言ではないと思うんですけど。
まあでも使うかといったらまた別な話ですね。
そうですね。逆に0平均率だと、こういう0平均率とかN平均率っていうのは1オクターブをN等分するんで、N分の1って言えるんですけど、それが0分の1になるんで。
高校数学じゃないですけど、リミットに0に持っていくときに0になったり無限大に発散したりとか。
極限ですね。
そう、極限の授業みたいな感じになってきて、一応机上はそういう面白いアプローチがあるよっていうところなんですけど。
そういうある種の特定の数字じゃない数字でも、1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12にずらっと並んでるんで。
42:16
この中にはN平均率界隈ではかなりメジャーな使われている等分数だったり、逆にこれは使いづらいなという等分数があったりするらしいんですよ。
うん、だから意外といけるやんっていうやつもある。
我々が見知ってるのはNイコール12の平均率なんですけど、それ以外で何からいきますかね。
ここからはもうレポなんですけど。
前回もちらっとこの話したと思うんで、17からいきますか。
はい。
17EDO、17平均率。
さっきの全ハーモニックウィキには日本語で訳されたページも一部あって、各平均率の解説もしてくれたりしてくれてるんですけど。
はい。
17は意外と項目がいっぱいあって、どうやら17音率は12平均率や純正調の5度ととても近い5度を持ってるらしいですね。
今リスト見てるんですけど、7度って言えばいいのかな。
7つ目の音を0から数えて。
はい。
ていうかそもそも17平均率はオクターブ間の微小単位である1200セントを17等分してるので、
1つの音程の間隔としては70.59セントになるんです。
なので約70.6として、70.6セントの間隔でずらーっと音が並んでるんですけど。
はい。
そこでいくと7番目の音程が494.12セントになるので、
これが12平均率でいう500セントが完全4度なので、6セント未満の差しかない。
はい。
完全4度と言ってもいい数字になってまして。
で、次10番目が705.88セントになってて、これが12平均率で完全5度700セントに近いと。
45:05
はい。
だから何が言いたいかというと、ゼロなんで1度と4度と5度に近い音が存在してるわけです。
なんで言ってしまえば、12平均率でいうトニック・ドミナント・サブドミナント、これがきれいな音で存在してるっていうことですね。
そういうわけですね。
なので、我々が普段見知ったような音だったり展開を使いやすいっていう。
うん、だからその何々平均率、いくつ平均率っぽい音楽というよりは、12平均率であるようなドミナントであるとかトニックであるとか緊張と緩和的なものをその中で作りやすいっていうことだよな。
だから17単体として優れてるかどうかという議論はともかく、12からの移行がしやすいっていうところじゃないかなと。
で実際に17の音楽を聴いてみたんですけど、割とスケール、メロディーもそれなりに聴き馴染みのある感じで、でもやっぱりその聴き慣れない音も単体であったりして。
聞いた曲というか、一応前提としてYouTubeとかでこの平均率作りましたよみたいな曲を聴いてるので、必ずしもその人がその長の専門家ではないというか。
なので、実際に曲の良し悪しというのは平均率良し悪しと比例しない可能性があるというところは念頭に置きつつなんですけども。
ただ私の聴いた感じでも、何と言いますか、17平均率だと、いわゆる我々が普段見知ってるような12平均率的な音楽のあいまいまに聴き慣れない音があるしアクセント的に出てくるような表現だったりとか。
さっき言っていただいたみたいに、それが緊張と緩和の材料として使われてるとか。
そういう感じで、こういう言い方したら取っ付きやすいなと。
48:04
そうだね。複雑な感じもそんなに受けなかったしね。
そうですね。正直17って聞くと、17って素数だったりするんで、複雑になるんじゃないの?というところはあったんですけど。
意外とそうもならなくて、やっぱり聴いてみるまで分かんないなという。
そうですね。だから、それこそ初めてこういう微分音程の曲作ってみようという時は、17とかを目指してみると意外といいのかもしれないですね。
そうですね。で、その17と近いような印象を受けたやつとして、19。
はいはい。
19は聴いて一番最初に思ったのは、あ、なんかハーモニーが綺麗って思った。
そうなんですよ。これも曲によると言われたらそうなのかもしれないんですけど、個人的な意見として、19だと蝶が見えたんですね、ハーモニーが。
これから話に挙げようと思っていた7平均率とかですと、
この曲は7平均率だなーって印象は受けるけど、それ以上の色があんまり見えてこなかったんですけど。
19だとそういう、ある種蝶ですね、いわゆる12平均率だとBメジャーとかAフラットとかあると思うんですけど、
そういう音の選び方によって曲が変わるような色が見えて、これ上手いこと使ったら本当にいい曲。
そういうN平均率使ってるという前提を取り払ってもいい曲できそうだなっていう印象がきましたね。
どうやら5度はミイントンよりもフラットされてるらしいんですけど、半散度がほぼ純正、あと完全4度、あと超散度も結構合ってるらしい、純正に。
やっぱり純正に近い音が多い方が全体的にまとまりがあるように思えるんですかね。
ちょっとそのあたりは実際に曲とか作ってみないとわかんないところであるかもしれないですけど、聞いた限りでそういう印象ですね。
で、やっぱり選択肢が多いと純正に近いものに当たりやすくなるのか、31みたいなやつは意外と数の多さに反して美しいアンビエントを作られてる方が結構いらっしゃったなっていう印象ですね。
51:10
そうですね。この平均率は割と使われる傾向にあるぜみたいなのがあるっていう話は最初にしたんですけど、31とか、あと53とか、そのあたり意外と多いですよね。
22もあったね。
多い方に行けば行くほど選択肢が広がる分、そういう微小な調整が効きやすいっていうのは確かにあるかもしれないですね。
逆に少ない方でいくとさっきちょっとちらっと言った7平均率っていうのが、
ドからドまでは7等分するんで、要はつまり下から名前を付けるとドルミファソラシドになるっていうことです。
フラットとかが存在しない、ドルミファソラシドをすべて平均等に取った。
今のダイアトニックコードとかですと、ドとレの間が超2度で、ドとミの間が超3度でみたいな感じで、超超短超超超短って並んでると思うんですけど、
それがもう全部フラットで等間隔等間隔等間隔で並んだのが7平均率。
だからホールトーンとも違う、もう完全な。
そうですね。そういうところもあって、割と民族音楽で使われてたりするらしいんですよね。
例えばタイだったりウガンダだったりでこのシステムが使われてるらしいんですけど、
この特性もあって、検索して多かったのは普通のポピュラーミュージックのアレンジとして7平均率アレンジみたいなのがありました。
だからドルミファソラシドを完全に7平均率に当てはめるっていう。
そうですね。なのでYouTubeで検索して一番上に来たのはドレミの歌、童話ドーナツの童話。
あれを7平均率で弾いたらどうなるのかっていう動画が出てきたりして、
そういうの見てると割とちょうど置き換えただけなんですけど、
普通に知ってる曲のパッケージは知ってるというか、
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これはドレミの歌だなって誰が聞いても分かるんですけど、
パッケージに入ってる商品がパッケージの写真と違うというか。
あれ、パッケージではリアルな孫悟空の活かしたフィギュアなのに、
開けてみたらなんか目は思ったより離れてるし、鼻ないし。
もうたとえば大丈夫ですか?
いやでもこれは決して悪いことじゃないというか。もう取り繕えないこれ。
笑いことだろ。
そうなんですよね。これは実際我々の受け取り方の原因だと思うんですけど、
まあまあね。
それを違和感だと思っちゃうんですよね。
そうそう。やっぱりいろいろ聞いてて思ったのが、
自分ら12平均率に脳みそを犯されてるなっていうのが。
特に7だと顕著で、
本来、展開としてこの音が来るだろうなみたいなのを脳内で予測しちゃってるんですけど、
そうじゃない音が来るんで、すごい違和感を感じちゃうんですよね。
よく集中して聞いてみると、その瞬間瞬間になってる和音とかは、
割と汚くないというか、むしろ綺麗な音が鳴ってたりするんですけど、
ただ、横の時間軸的な繋がりで聞くと、
前の音が鳴って次の音が鳴った時にそこの差がすごい気持ち悪く感じてしまう瞬間があったりとか。
たぶんその気持ち悪さを気持ち悪さじゃない別の感じ取り方ができて、
しかもそれが細分化できたら、多分機能として使えるようになるんだろうね、おそらく。
そうっすね。だからそれはもうあるし、12平均率に本当に、
箱庭でずっと生きてきた人が、いざ外出てみたら何をしていいか分かんなくなっている状態だと思うんで。
難しいのは、作り手だけが能力を身につけるというか、
12平均率から解き放たれたとしても、
あるし聴き手のリテラシーも必要になってくるんじゃないかという恐れが。
例えば、我々が7平均率の曲をめちゃくちゃ聴き込んでもその辺の違和感が全く感じられなくなった、
7平均率で最適化された耳を持ったとして、
でもこれは素晴らしい音率だからこれで曲を作るぞって書いたとしても、
聴くのは決してその耳を持った人だけじゃないから、
57:04
そこのギャップをいかにして埋めるかっていうのがやっぱり作曲としての腕の見せ所になってしまうような気がしますね。
難しいですね。
そうっすね。だからある種、
より細分化されている方が、例えば31平均率とかの方が、
ここまで離れると違和感があるけど、ここの開きだったらギリ許容できるぐらいの音を選択できたりすると思うんで、
そういう違和感とか取っ払いやすいのかなと思うんですね。
ただ7平均率が何なら6、5とか下がっていくにつれて、
そこを許容できるだけの微小な差が存在しないというか。
7平均率で、例えば7平均率のドからソに上がるときにソが高すぎて違和感があるから、
元のソを使おうとかってちょっと詐欺をと思ったらそれは7平均率じゃなくて、
別な平均率の、たとえばそれこそ柔軟な平均率の第10音とかになっちゃうんですね。
音が少なければ少ないほど、次にどの音を使うっていう選択肢は少なくなるから、
やりやすいのかなと思いきや意外とそうでもない。むしろ。
展開とかを考えるのがめちゃくちゃ難しくなる。
というところで、別に我々まだ7平均率曲作ってるわけでもないんですけども、
なんかすごい考えることが多くて、これで曲作ったらどうなっちゃうの?っていう感じなんですけど。
そうですね。どうなっちゃうのだよね。
実際本当にかなりの可能性は感じていて、それこそ中級平均率の時もしらっと言ったんですけど、
これを本当に武器として使えるようになれば、それこそ12平均率で特殊な効果を狙うためにも、
無理やりコードチェンジしてこういうパーってやらなきゃならなかったことが平均率特性というか、
例えば中級だったらこういう音が作りやすいとかっていう方で作っていく方がアプローチとしてはスムーズな際。
だから例えば、12平均率でノンダイアトニックコード、機能的ワウ音として使ってたオーギュメントとかディミニッシュとか、
1:00:12
みたいな緊張の効果を狙って、そういうのを選択するっていうことも。
そうですね。その考え方自体が12平均率を知っているものに対するアプローチだったりもするから。
今のは便宜上オーギュメントとかディミニッシュを使ったけど。
だからそこの、どっちにするかですよね。12平均率の拡張として使うか、それとも全く新しいシステムとして使うかっていう。
そのあたりは、そうですね。本当に繰り返しになるけど作ってみないとわかんないかなって感じですね。
そうですね。
さあ、これ最後のトピックにしようと思うんですけど、調べた限りは作るのが無二位。
だって要は全然未踏の地なわけだもんね、言っちゃえば。
まずそもそもが、新しい平均率で曲の展開とかっていうメソッドがまだ確立してないので。
例えばそれこそ12平均率だったら、音楽理論とか和製法とか大法っていう形で。
あれも理論というよりは過去の、異人たちがどういう風に曲を作ってきたかっていうのの網羅にはなってしまう。
体系的にこうなってたよっていうところだと思うんですけど。
そういう過去の願蓄がないので、こういう展開を作りたい時にはこういう和音進行をして、そういう時にはバス音はどうしたらいいみたいな。
メソッドを自分で作る必要がある。
暗黒大陸みたいなもんですね。
なるほど。
ギターを持ち込めたらでかいけど。
そこにたどり着くまでに首との屍が転がってる。
作るところもそうだし、そもそもツールとしても。
この話前もしたかな。
いわゆるコンピューターミュージックを作る時はDAWを使って作曲をすると思うんですけど。
例えばキュベースにしてもFLスタジオにしてもスタジオワンにしてもピアノロールで音をピコピコ打ち込んで作ると思うんですけど。
1:03:12
ピアノロールはピアノのロールなわけで。
12個の鍵盤に音を当てはめて作っていくわけですね。
じゃあ間の音どうするのってところなんですけど。
私の調べた限り、世の中の作曲を作っていらっしゃる皆様は1音1音それぞれでMIDIのチャンネル分けてそれぞれピッチベンドをかけたりとか。
うわー大変だ。
あとそういうプラグインもあったりしてピッチベンドをオートメーション化して。
この音はこういう、この音は指紋をずらすからこの音でピッチ変えてこの次の音は元に戻してみたいなのをオートメーションで書く。
それもそれで難しいというかめんどくさいし。
もしくはサンプラーを使っている場合はサンプラー側でそういう処理をプログラミング的に組み込んでたりとか。
どっちにしても本当に一筋縄で生きてないんですよね。
ある種、今の最大の作る消費期間はそこかなと思ってて。
ツールが。
ツールがないんです。
あるけど、例えとしてあれですけど、円を描くのにコンパスが必要だけどコンパスがないからコップ逆さまにして丸にしてやってるみたいな。
割といい例えじゃない?
そういうのを作るための道具じゃないやつで作ろうとしてるみたいなところがあって。
ただかといってそれ専用のツールを作ったところに重要があるかって言われると非常に難しいので。
だから今までそういう専門のダウンみたいなのは存在しないのかなと思うんですけど。
なのでちょっと実際そういうの作ってる人どうやってるのか聞いてみたい気持ちあるんですよ。
ただ全く骨がないんであれなんですけど。
そうですね。
そうですね。
そんなわかんねえなわかんねえな言ってたら結構いい時間になっちゃったんで。
1:06:00
今回ももし専門家などおりましたらご意見お伺いしたいなと思います。
はい。
そうですね。ぜひよろしくお願いいたします。
皆さんもぜひVivoonを使った音楽聞いてみてください。
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心なしかメールフォーム作ってから迷惑メールの頻度が増えたんですよね。
増えたの!?
そうですね。前もちらっと話したんですけど、
あなたのAmazonアカウントやばいですよってメールが3日に1回来るようになったんです。
めっちゃ来るじゃん。
メールフォームでも別にそのためにわざと普段のプライベートメールと分けてるしいいのかと思いつつ。
メールフォームって公開してたらそういうのかかるのかな?
セキュリティのあれにもよると思うんですけど、
普通にウェブサービスしてこういうメールフォーム作れますよみたいなところでやってるだけで、
さすがにセキュリティちゃんとしてると思うんですけど、
私とか自分のシステムで組んでるんで、
多少上手いことやってはいると思うんですけど、それでもってかもしれないですね。
割れちゃうのかもしれないね。
それかもうメールフォーム見つけて手当たり次第送ってるような輩もいると思うんですけど。
そんなものでちゃんと有益なメールはぜひ読ませていただきたいと思うんでお待ちしております。
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めでたいひそやかはそれぞれの活動もよろしくお願いします。
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めでたいはもう申し訳ないことにちょっと今本業の方が火を吹いてて、
あまりそういう操作ができてないところが実情なので、
そちら落ち着くまでは過去のめで風呂だったり、
めずお君だったり過去の遺産の方で食い潰していこうと思うのでそちらよろしくお願いします。
また何か進展ありましたらTwitterで広告したいと思います。
なんとなく2人ともそういう時期ですね。
なんですかね、いわゆる日系というか日本的には年度を締め3月とかが忙しいとか年末だったりだと思うんですけど、
1:09:09
7月、まあまあまあ。
多分そういう時期なんですね。
まあ頑張っていきましょう。
今回の曲なんですけども散々ビブの話をしておきながら、また今回も普通の曲をお送りします。
TYCの曲、ノットオベラスってもう行った?
行った。
はいじゃあTYCの曲は、東洋町スウィートからの曲はこれで最後になります。
東洋町のという町の架空の音頭を作らせていただきました。東洋町音頭をお送りして今回はお別れしたいと思います。
まあある種あれですね、なんか今日7平均率がタイの民族音楽とか言ったんで、
ジャパニーズ民族音楽をなぞった音楽というところで。
はい、そうですね。ちょっと音率は12平均率ですけど。
これが今後どのように平均率も変えていってジャパニーズされるのかというところか。
ハードル上げないで欲しいんですけどね。
はい、では65回今回もご視聴いただきありがとうございました。ここまでの間、また握手めでたいと。
いつの間かがお送りいたしました。
だめだな。ありがとうございました。
ありがとうございました。
電天橋の日を読めば ここがかつての海と知る
今は昔の感覚外 いつかの想い踏みしめて
ああ 東洋町 情があふれだす
あらやか
はよいしょ
はい
1:12:02
手線になりからちょいと曲がり
桜のトンネル鉄道公園
昔よしの舞台車輪 今でも東京の東西繋ぐ
ああ 東洋町 東の大洋城
お堀の水車も回りだし
裏に歩けば大交差点
人の往来見下ろせば 我もしっかり生きればた
ああ 東洋町 祈りよ叶え
01:12:56

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