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はい、マモです。いかがお過ごしでしょうか。 今回は私が学習塾に勤めていて、これまで100組以上のご家庭と接したきたんですけれども、
そういった中で特に大事にしていることとその理由についてお話をしていきます。 結論は
子ども自身にすべてを決めてもらうこと。これを大事にしております。 なので
指示命令、ああしなさい、こうしなさい、のような指示命令は基本というか出しておりません。 もう全部どうするのとか、あくまで自分はこうした方がいいと思っているよ
のような 問いかけか、1意見しか出さないんですよね。
基本もすべて生徒に決めてもらうということを心がけて仕事をしております。 その理由は大きく3つの観点から言えます。
まずは教育の目的、そして 動機づけの観点、最後はアドラー心理学の点ですね。
まず 教育の目的という点からお話をしていきます。
学習塾はサービス業じゃサービス業なんですよ。 というのも生徒の成績を向上させて志望校に合格させる
そのためのサービスなのでサービス業と言い切っちゃえばそれまでなんですけれども ただ自分としては教育業界に携わっているという
自負が大きいんですよね。 教育ってそもそも何のためにやっているのか
特に子どもたち向けの教育は何のためにしているのかというと 自立が目的だと思っています。
これは自分自身が考えたというよりはぶっちゃけ丸パクリなんですよね。 元小島寺中学校の校長で教育改革をされていて
有名な著書でいうと学校の当たり前をやめてみたがある 工藤雄一さんがそうおっしゃっていました。
教育の目的の人自立 子どもたちが自ら考えて判断して行動することそれをサポートするのが教育機関であるというふうにおっしゃっていたんですよね
自分もその考えに乗っ取って 子どもの自立を促すためのサポートをしているっていうふうな感じ
例えば
勉強はどこからするのとか何時からしようかとかどの教材を使おうかというのも 基本子どもたちに決めてもらうんですよね
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いきなりそういうオープンクエッションにしてしまうと答えられない子に関しては
あなたに合いそうな教材はABCあるけれどもどれを使うというような感じで 最終的には子ども自らが考えて判断して行動するようにしておりますということですね
続いて2つ目の動機づけの観点からなんですけれども 動機づけには大きく2種類あります
1つ目は外発的動機づけと言われるもので しなければならないからやるという感じですよね
お金や評価のためにやったりとか あとはテストがあるからやる
親や周囲の大人の圧力から渋々やらなきゃいけないからやるというのが外発的動機づけ
一方で内発的動機づけというものがあります これは自らしたいからするという内発的動機づけ
どちらがいいかというと一目瞭然内発と動機づけなんですよね これ様々な実験結果から内発的動機づけで勉強した方がその物事を概念的理解が進んで忘れにくくなるっていうのがあるんですよ
だから最終的には内発的動機づけをベースに勉強した方が確実に成果が出るということが言えます
ただほぼほぼの生徒が内発的動機づけで勉強していません それはそうですよね
勉強をしたい面白いと思ってやってる子なんか100人に1人いるかいないかぐらいだと思います
多くの子はもう仕方なくやっている もしくはテストがあるからとか志望校に合格したい入りたいそのためのツールとしてやっているような感じなんですよね
ただそういった子たちでも内発的動機づけを高めることができるんですよ それは選択肢を提供して選ばせる
でその通りにしてもらうということなんですよね 先ほど言ったように例えば土曜日の午前中ちょっと自由な時間があるよね
これ何に使おうか じゃあ勉強しますとそうか
勉強といってもどの科目をしようかとかどの科目の どんな教材を使ってやるとか全部子供たちに選んでやってもらう
と内発的動機性が高まって自分ごとになって さあやろうってなるんですよね
だからそういった動機づけの観点からもこちらから一切こうして ああしてのようなことは言わないんですよ
選択肢を提供してどうしようかねっていうような投げかけをするようにしております はい最後3つ目がアドラー心理学の観点からですね
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アドラー心理学 まあユングフロイトに並ぶ近代の心理学の三大巨頭のアドラーの考えですね
これは嫌われる勇気というアドラー心理学のエッセンスを対話形式で学べる超超 ベストセラーの持っていた内容ですね
に課題の分離というものがあるんですよ これはその課題をするしないで最終的に影響が出るのは誰かという点で考えるんですよね
勉強に置き換えると子どもの勉強というのは子どもの課題になるんですよ 最終的に一生懸命取り組むかそうじゃないか
で影響を受けるのは我々のような教育業界で働く人間でも周囲の大人でも親でもないんですよね もう子どもなんですよ
子どもが影響を受ける要はこの子どもの勉強というのは子どもの課題なんですよね でアドラーが提唱して課題の分離ということで他人の課題に介入しないということなんですよ
最終的には子どもが勉強しようがしまいが最終的には子どもが影響を受けるのであれば そこに手出しはしないということなんですよね
でそれを見かれて介入してしまう親御さんというのはいるんですけれども だいたいうまくいかないですよね
親子関係こじれて大変なことになっちゃいます なのであくまで勉強というのは子どもの課題なので
私としては本人がやろうがやらないがそれは本人の課題というような 視点でやっているので介入することはない
それを含めて最終的には本人に考えて選んでやってもらうというふうに日頃から心がけて 仕事をしていますというお話でした
これは同じよく教育機関で勤務する方にも何なら親御さんにもですね 自分も5歳の娘を育てている一人の父親として同じように接しようとしております
さすがに5歳なので何でもかんでもどうするっていうのは無理なんですよね ちょっとああしなさいこうなしなさいは正直少なからず出てしまいます
ただ自分で考えられる時期になってきたらそれは全て子どもに判断して考えて行動して もらおうかなというふうに今のところは考えております
はい参考になれば嬉しいです最後までお聞きいただきありがとうございました それでは良い一日をお過ごしください