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リュースタイルのハッピーライフコーチング。この番組は、コーチリュースタイルが全国のシニアを元気にするために配信しています。
さて、今日はポリコレということについてのお話なんですけれども、ポリコレって皆さんご存知ですか?
近頃よく言われているので、あ、聞いたことがあると思われる方もね、いらっしゃると思うんですけれども、
ポリコレって、ポリティカルコレクトネスという言葉の略なんですけれども、
人間って生まれた時、それからあの、生育の環境によって、いつの間にかね、考え方とかに偏見ができちゃうんですよね。
これをね、無意識の偏見と言って、アンコンシャスバイアスっていう言い方をするんですけれども、
これがね、なるべくできないようにしていこうよという考え方がポリティカルコレクトネスなんですね。
ポリコレポリコレというふうに言われているんですね。
わかりやすいところで言えば、僕ちょっとずっと調べてみたんですけれども、
まあ70年で80年ぐらいまではですね、テレビの炊飯器だとか、洗濯機だとか、掃除機だとか、
そのようなCMに出てくる方って全員、ほぼ全員女性だったんですよ。
僕らっていうこの年代の人間はね、子供時代に掃除洗濯料理、そういうCMを見て育っているんですけど、
全部女性がやっているので、どこか知らないところで無意識に、そのような仕事は女性がするものだという、
そのようなアンコンシステム、バイアスができている可能性が多いわけですね。
これ無意識の偏見というんですけども、ところがそれってダメなんじゃないのということがね、だんだんはっきりしてきてですね、
近頃のCMを見たら、逆に男性のアイドルとかの割合がすごく多くなっていますね。
それがポリコレが働いた一つの結果なんですけれども、とても大切な考え方ではあるんですけども、
近頃、大事なはずなのに、なんだかあれ?と思うようなことが時々起こるようになっているんですね。
もしかしたら皆さんもああって思うことがあるかもしれません。
今日はそのことについてのお話です。
僕自身がポリコレを意識したのは、初めてうん?というふうに思ったのが、昨年スパイダーマンを見に行ったんですよ。
スパイダーマンを見に行ったときに、すごくいろいろなところにアジア人が出てくるし、
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スパイダーマンの仲間自体も有色人種の方がいらっしゃるわけですよね。
映画の中にアジア人とか有色人種が出てくる機会が増えたなと思って、僕は好意的に捉えていたんですよね。
ピーターが大学に入ったときに、たくさんの学生たちがいる様子、そこからグーッと引いていくところに、
一番最初にパッと映った女性の生徒は有色人種だったんですよ。
なので非常に多様性というものをしっかりと書き込んだ映画だということで、
好意を持って僕はそれを見ました。
またスパイダーマン、別の世界のスパイダーマンだけど、黒人がスパイダーマンをやっていたりとかね。
そういうので、どんどんこういうような人種的な偏見をなるべくなくそうということで、
いろいろみんな動いているんだなと思ってね。
当時はまだポリコレという言葉を僕は知らなかったんですよね、去年のその頃はね。
ところがそのポリコレという言葉に、ちょっとこういろいろとそんな簡単なことではないものが潜んでいるんだなと思ったのが、
トイストーリー4が映画が出たときのことなんですよね。
羊飼いの坊というとても優しい女性がいますよね。
彼の主人公のガールフレンド役。
みんなのお姉さん役、お母さん役みたいな感じだったんですけど、
4ではですね、パンツルックで非常に性感な顔立ちで戦う女性と、
おもちゃたちのリーダーになって戦うんだみたいな形になっていて、
あまりにもひどいということでものすごく不評だったんですよね。
物語自体がうんぬんっていうんじゃなくて、その設定があまりにもむごいということで。
その時僕初めてですね、ポリコレって非常に大事な考え方なんだけれども、
こんな感じであまりよく受け入れられていないというところがあるんだなということを、
また改めてその時に知ったんですよ。
そこからずっとポリコレについていろいろ情報を集めてきたんですけれども、
かなりですね、特に海外の方でいろいろと問題があっているみたいですね。
今年になって知ったんですけれども、その最たるものっていうような映画の作品がありまして、
これはね、力の指輪っていうアマプラで配信されていたドラマなんですね。
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壮大なドラマで何百億円というお金をかけて作られているドラマで、
これは実を言うと指輪物語、6部作がありますよね。
指輪物語の2000年だったかな、前の話を描いているという、そういう話なんですね。
僕もずっと見てました。面白いなと思って見てたんですけれども、
その時はね、なんかやたら黒字に出てくるなとは思ってたんですよね。
指輪物語では、弓を持って無双するのがね、レゴラスというエルフだったんですけどね、
真っ白な肌をしたあの方ですよね。
ところが2000年前の同じ役割、弓を持って無双する弓矢の方はね、
アロンディルという人はですね、黒人だったんですよね。
ああ、なるほど黒人なんだと思って見てたんですけど、そんなに対して何とも思わなかったんですけど、
めちゃくちゃ大きな国にみんなが流れ着いた時に、そこの女王も黒人なんですよね。
ああ、黒人なんだと思ってました。
エルフの一行がドワーフの国に行くんですけど、
そこのドワーフの長老みたいな方もね、それも黒人なんですよ。
それもああ黒人なんだと思っていたんですけれども、
僕自身はそんなに思わなかったんですけどね。
ところがそれがものすごく論議を巻き起こしていたらしいんですよね、海外でね。
それは何かというと、なんでこんなに重要人物が全部黒人なんだという、
そういうような論議が巻き起こっていて、ものすごく不評だというような話なんですよ。
まあそういえばそうだなと僕も思ったんですけれども、
特にその皆さんたちの言う言葉ではね、
いやその指輪物語の中に全然黒人出てこないじゃないかと。
なのになんでその2000年前の人たちの物語に黒人がいっぱいいるんだと。
その2000年の間に黒人だけ滅ぼされたのかと。
なんでその指輪物語の中にいなかった黒人をあえて設定してみせる必要があるんだと。
そこに頭を持っていかれてお話の世界に入れんみたいなね、そういうような意見なんですね。
確かになと。
その黒人出てくることについては何の意義もないけれども、
お話を、世界観を曲げてまで黒人の配役を入れないといけないのかという論議がかなり海外の方では巻き起こっていたようなんですね。
僕も途中までしか見てないんですけれども、確かにそうだったなと思って見てみようと思って思ってるんです。
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改めてね。
お話自体は面白かったってみんな言ってるんですよ。
お話自体は面白かったけど、なんかこのキャストにもやもや来ると。
そこのもやもやが何かというと、押し付けられ感のような感じですね。
大事なことはね、非常に大事なんですよね。
多様性っていうのを大事にしようっていうのは大事。
その大事だよということを、その考え主張を映画で押し付けてるんじゃねえのかと。
押し付けられてるのがもやもやするという、そのような感じ方みたいなんですね。
確かに昨今の映画の配役とかを見ていると、ピーター・パンの実写版のティン・カーベルが黒人であったり、
またピノキオに出てくる精霊が黒人であったりというように、急にそういうのが出てきだしているというところに見ている人はすごく戸惑いを感じていて、
ディズニーの作品にやっぱりそれがすごく多いらしくて、
ストレンジワールドでしたっけ、そこは出てくる主人公たちのキャストたるやですね、
もう多様性全部ぶっ込んできたっていうような感じでですね、見てて楽しめなかったという声が出ていますね。
お話はきっと面白いんだと思うんですけれども、なんかその本当にもうぶっ込み感がすごくて、
なんか全然お話の中に入っていけなかったというようなお話、そういうようなのがいろいろ出てきていましたね。
こういうのというのはね、やっぱり僕はすごく大事なことなんだけど、でもその大事なことというのをこうやっぱりぐわっと出してくると、
過ぎてしまうんですよね、やりすぎっていう形になってきて、そうやってきて、そこまでせんでいいんじゃないと、
声を出すとですね、何その多様性に向けて文句を言うのかっていうね、
差別者であるのかみたいな今度は言われ方をされかねないという雰囲気、
こういうのがね、かむし出されている状況があって、なんか皆さんモヤモヤしてて、
だからその中でなんか思い切っていろいろ言葉を出す人はいるけれども、
出したらやっぱりその多様性を反対するのかという、そっちに話が持っていかれてしまうというようなことでね、
非常に困っている状況、これがやっぱり海外の方では今あって大きな問題になっているらしいですね。
日本の方でもなんかいろいろとあってはいると思うんですけど、
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例えばファイナルファンタジーの新作、このファイナルファンタジーの新作というのは、
中世の剣と魔法の世界っていう世界観をずっと大事にしてきてて、
出てくる人たちはやっぱりこれまでのような白人が出てくるらしいんですけれども、
まだ見てないんですけどね、10日だから、
今日出てるの?新作。今日かな。
今日発売なんですかね。
それで海外のポリコレの団体がね、ファイナルファンタジーの制作者に向けて質問状を出したみたいですね。
多様性に向けて配慮しているのか、黒人とかちゃんと出てるのかというような聞いたらしいんですけど、
ファイナルファンタジーの開発者の人は、いや、出てきません。
自分たちはそういう中世の世界観で作ってきてるんで、特に出てきませんというふうに答えてくれたらしいんですよね。
それに対して、スクエニクスは多様性に対する差別的な会社だみたいなのがわかって声が上がったらしいんですけれども、
そういうことものともせずにやってくれてて、
それっていうのはそんなに悪いことではないんじゃないかなというふうに思うんですよね。
だってみんなそれが好きなんだもの。
それが好きだからといって、多様性に反対しているわけじゃないじゃないですか。
そこなんですよね。
今のファイナルファンタジーが好きな奴は多様性に対して反対をしているんだっていう、
そういうようなものに捉えられてしまうような雰囲気っていうのは、やっぱり僕は良くないかなというふうに思うんですね。
そこがやっぱり押し付けられかんであってはいけないというふうに思う、そういうことなんですよね。
ということで、ポリコレっていうのはとっても大切なことだけれども、
それって自然に語られるものであって、
今度作るドラマとか映画の中の俳優に何パーセントは有色人種を入れなければならないとか、
障害者に配慮とかLGBTに配慮をしたものを入れなきゃいけないというふうになってくると、
ちょっと違うんじゃない、押し付けられかんになるんじゃないという、そういうふうな話ですね。
だってスーパーマンにですね、バイセクシャルの要素を入れる必要はないじゃないですか。
もうすでにスーパーマンというキャラクター決まってるんだから、というような話ですね。
ということで、ちょっと海外大変なことになりかけてるらしい、
なってるってもうすでになってるみたいなんだけど、
日本の文化というのはなるべくその中に行かずにね、
大事なアニメ文化、オタク文化、そういうのを大事にしていきたいなというふうに思ったところです。
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ポリコレ大事、大事だけどもお互い押し付け合わない世界がいいよなという、そういうようなお話でした。
普段よりもちょっとね、時間が長くなったんですけれども、皆さんどうお考えでしょうか。
それでは、また何か始めたらのリュースタイルでした。