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2024-11-24 1:43:53

11/24 ポッドキャスターインタビュー・新井里菜さん【越境家族 - Transnational Family】

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初めてのオンラインインタビューでした!

海外だからこそ出来るPodcast制作

新井さんのプロフィールはこちら

編集後記

これまで沢山の番組を制作されたことのある新井さんですが、そんな中でも越境家族はずっと作ってみたかった形式の番組だったそう。まさに「作品」と呼ぶに相応しい番組です。

これまでの新井さんの挑戦や行動に試行錯誤のお話を聴いて、新井さんの人間力を感じずにはいられませんでした。穏やかな雰囲気から垣間見える芯の強さの理由を少し知れた気がして嬉しかったです!新井さん、ありがとうございました!

(すぎべ)

おまけ:みんキャスにて(トミナガマコトさん・ゆうすけさん・すぎべ・イシカワさん・新井さん・秀島史香さん)

サマリー

新井里菜さんがポッドキャスト制作の活動や受賞経験について語るエピソードです。彼女は香港に住みながら、日本のリスナーに向けて配信活動を続けており、仏教家族やニュースコネクトなどの番組を担当しています。エピソードでは、香港での生活や家族について語られています。また、ブラッド・ピットへの憧れから始まった海外への思いと、音声の仕事へのこだわりが紹介されています。香港に住む新井さんは、異なる文化や習慣を体験しながら、家族との生活を大切にすることについて考えています。ポッドキャストへの興味が高まり、最初は友人との会話から始まりましたが、次第に自身のビジネスとしてポッドキャスト制作に挑戦することになりました。 新井さんのポッドキャストでは、香港におけるポッドキャストの現状や、特に人気となっている「越境家族」の内容について語られています。この番組は、海外に住む日本人家族のインタビューを通じて、彼らの決断や経験を深く掘り下げるドキュメンタリー形式で構成されています。ポッドキャスト制作の手法やストーリーテリングの重要性についても語られています。特に、編集のプロセスや素材の活用方法、日本におけるポッドキャストの現状が取り上げられています。 新井さんのエピソードでは、ポッドキャスト業界の現状や自身の働き方について語られています。特に音声コンテンツの需要増加やリスナー層の拡大、今後のビジネスモデルについてのアイデアが紹介されています。新井さんのポッドキャストでは、越境家族のテーマを通じて、住む場所や教育、親の介護に関する選択肢を探る様子が描かれています。特にサポーター会員制度やボーナスエピソードの仕組みについても詳しく語られ、リスナーに新たな視点を提供しています。

新井さんの自己紹介
近藤淳也
LISTEN NEWS、すぎべです。 近藤です。
すぎべ
LISTEN NEWSです。
今日は、オンラインでお客様が来てくださっております。
沼津のね、イベントで我々お会いしまして、私は少し前からお会いしてたんですが、近藤さんは沼津で直接お会いしたという、
仏教家族という番組を配信されている、新井里菜さんです。よろしくお願いいたします。
Rina Arai
よろしくお願いします。皆さん初めまして、新井です。よろしくお願いします。
すぎべ
お願いします。あの、今ちょっとね、話してたら、その他に9本ぐらい番組されてたことがある。
まあ、されているということで、いろいろ番組もされておりますが、それも含めてちょっとね、ご紹介していただいてよろしいですか。
Rina Arai
はい、私から自己紹介。
すぎべ
はい、はい、はい。
すいません。
はい、お願いいたします。
Rina Arai
とんでもない。
はい、あらいと申します。今は、オーディオジャーナリストという肩書きを掲げて、音声の媒体に特化したコンテンツ制作をしております。
番組は、今ですね、配信中、現在進行形で配信中しているのは、仏教家族、今最初ご紹介いただいた仏教家族という音声ドキュメンタリーの番組と、あとはニュースの番組も今担当させていただいてまして、ニュースコネクトというニュース番組の担当を週2回しております。
他にはいろいろご支援中の番組があったりとか、子どもとやってる番組があったりとか、あと過去に配信してた番組などなどもあります、っていう感じです。
近藤淳也
もう言い出すときりがないってことですね。
そうですね。
受賞と来日
Rina Arai
そうですね。
全部言うとなんかくどいかなと思って、ちょっと書きました。
すぎべ
でもこのね、ニュースコネクトは聞いてらっしゃる方、ポッドキャスト聞いてらっしゃる方はご存知の方は本当に多いんじゃないかなと思いますが、近藤さんも。
近藤淳也
そうですね、僕もニュースコネクト聞いてます。
Rina Arai
ありがとうございます。
近藤淳也
そして繋がってなかったんで、あ、あらいさん。
Rina Arai
そこにも出てるあらいなんです。
近藤淳也
そうだったんですねっていう、あるところで気づくっていう。
Rina Arai
はい、野村さんと一緒に、野村さんもたぶんLISTEN NEWS出られてたと思うんですけど。
はい。
すぎべ
あ、そうですそうです。
はい。
Rina Arai
なので野村さんとも一緒にご一緒して、今も1、2年っていう感じですかね。
はい。
近藤淳也
うんうん。
すぎべ
あのお稲荷さんともね。
Rina Arai
あ、そうですそうです。
最近よく。
すぎべ
うん。
近藤淳也
そうなんです。
Rina Arai
えっと稲荷さん、お稲荷さんもLISTEN NEWS出られてた。
すぎべ
LISTEN NEWSにはポッドキャスターインタビューみたいな感じでは出られてないんですけど、
IBSのプレイベントでお会いして、お話はちょこちょこ、お名前は勝手に出させてもらっているという感じですね。
Rina Arai
稲荷さん、そう稲荷さんとは今スタートアップに特化した番組を、ポッドキャスター番組を作ろうということで、
そのプロダクションを稲荷さんが始めまして、そこに一緒に参画させてもらって、
今、企業のデッドファイナンスっていう、スタートアップのファイナンス向けのそのサービスを提供している企業さんの番組の制作、企画を一緒にさせてもらったりしてます。
近藤淳也
僕は、あらいさんとは、さっきちょっとすぎべさんも言ってましたけども、みんなのポッドキャストフェスっていう、
沼津のね、今年初めて開催された沼津でのポッドキャストのイベントがありまして、そちらで見事、秀島文化賞、これ一番いい賞を受賞されたという。
すぎべ
大賞みたいな感じですよね。
近藤淳也
そうですよね。
Rina Arai
有識者賞っていう感じでいただくことができました。すごく嬉しかったです。
近藤淳也
一番いい賞を受賞されていて、香港にいつも普段は住まわれてるんですけど、それに合わせて来日されていたっていう感じですかね。
Rina Arai
一応、今回のみんなのポッドキャストフェスは、多分半年前とか数ヶ月前くらいまでエントリーをされていて、見つけた段階で私も応募して、
その後、選考が進んでいくときにご連絡をいただいて、こんな賞をいただくことは初めてだと思って、行きますって言って、その時チケット買って、それで行きました。
近藤淳也
じゃあもう本当にこれきっかけで日本に来日されたっていう感じだったんですね。
Rina Arai
そうですそうです。
すぎべ
びっくりしたんですよ。新井さん、DMでやり取りしてて、行きますみたいなの言われてるから、え、新井さん来るの?みたいな。
Rina Arai
そうそう。
すぎべ
えーみたいな。
Rina Arai
そうそうそう。
すぎべ
うそーってなってました。
Rina Arai
ちょうど秋口に一人で数日行けそうかなーみたいなのは家族と話していて、それで思っていたんですけど、まだ日程とかを確定していなくて、今回こういうきっかけがいただいたので、じゃあそれに合わせてっていうのでチケットを取って来たっていう感じですね。
香港滞在の理由
近藤淳也
おめでとうございます。
すぎべ
ありがとうございます。
近藤淳也
おめでとうございますっていうのと、直接ね、お会いする貴重な機会にお会いできたので、すごいいい機会だったなというのと、そこがきっかけでちょっとね、どこかでインタビューをさせてくださいというふうに話をしてましたが、ついに。
すぎべ
はい、ついに。
近藤淳也
念願叶いまして、お話が伺えるようになったと。
すぎべ
本当にありがとうございます。
Rina Arai
はい、とんでもない。いやー、でもなんかオンラインでこうやりとりさせていただいて、絶対みんな現場に行ってるこのLISTEN NEWSのインタビューを、私はこのオンライン初って言われていたので、ものすごい充斥と思いながら。
何対応って言ってました?
ビップ対応。
ビップ対応でいいのかなと思いながら。
すぎべ
ビップワークですね。
近藤淳也
はい、思ってました。
その沼津の受賞は何かその後変化はありましたか?受賞したことによって変わったこととか。
Rina Arai
そうですね、このきっかけで聞いてくださってる方、聞き始めた方がいらっしゃるのかなっていうのも少しちょっと見えていたりとか、
あとはやっぱりポッドキャストの仲間というか、これまでオンラインでつながっていたポッドキャスターさんたちからメッセージをもらったりとか、それでやりとりが増えたりとか、そういうきっかけにはなっていて、
なので、もともと私もなかなか日本に行ってリアルにいろんなイベントに行ってお会いできないっていう状況なだけに、これきっかけにまたいろんなポッドキャスターの方とか、音声配信の方とかあったりつながれたりっていうのがあったので、
その点ですごい嬉しいなというふうに思っています。そういう変化がちょっとあったかなという感じですかね。
近藤淳也
やっぱりね、ポッドキャストイベントってそういう人のつながりが増えるっていうのは大きいですよね、なかなかね。
Rina Arai
そうなんですよね。だから結構顔出しせずに発信されてる方とかもやっぱりいらっしゃるので、例えばイベント行ったらその方の顔が実際に見れたりとか、この人だったんだみたいなのもあったり、
あとリアルに会うと初めてこの人背高いんだとか背低いんだとか、そういったところも初めてわかるみたいなのがあるので、余計親近感が湧くというか、
なのでいつも一人で香港の片隅から配信とかをしてるんですけど、こういうきっかけがあるとやっぱりこのコミュニティにいてよかったなみたいなのはやっぱり思うので、
それきっかけにまた配信頑張ろうとか、こういうこと話してみようとか、そういうきっかけにもなるので、すごくこういうイベントすごくいいなぁと思いながら、今回も参加させていただきました。
近藤淳也
はい、僕も会えてよかったです。
Rina Arai
はい。
近藤淳也
はい。
Rina Arai
この人なんかスリッパで来られてましたよね。サンダル。
え?
サンダルだったっけ?
すぎべ
そうでしたっけ?
サンダルだったかどうかは忘れましたけど、かなり軽装で起きて、
Rina Arai
かなり軽装でした。
すぎべ
はい、起きて本当に10分ぐらいで新幹線に乗ったみたいな話は聞きました。
近藤淳也
スリッパ?スリッパはないんじゃないですか、さすがに。
Rina Arai
いや、なんか、私なんか荷物が少なかった記憶が。
すぎべ
そうですよね、たぶんスマホだけぐらいの感じで。
近藤淳也
そうですね、近所の散歩みたいな感じに来ましたけど。
Rina Arai
そうそう。
スリッパじゃない。
スリッパじゃなかった。
近藤淳也
あ、でもあ、そうか、雨が降ってた。
すぎべ
はい、雨の時はスリッパですね。
近藤淳也
はいはい、あ、そういう。
Rina Arai
スリッパですね、その様子だった気がします。
確か台風が来るや来ないやな。
すみません、香港よりだいぶ近いんで。
あ、そうですよね。
近藤淳也
あ、そうそう。
すぎべ
そうでした、そうでした。
Rina Arai
なんか風も強かったあの日だったので、たぶんそれで、
その雨用のスリッパで来られたのかなっていう記憶がすごいありますけど。
近藤淳也
やっぱりね、このオンラインでも顔は見えるけど足元まではね、見えないんで。
Rina Arai
見えないですから。
近藤淳也
背が高いとか背が低いとか、この人スリッパで。
Rina Arai
スリッパかどうかもわかんないですから。
近藤淳也
あ、そんなとこ見られてたんだ。
すぎべ
オフラインのね、やっぱりデメリットと言いましょうか。
Rina Arai
いやいや。
近藤淳也
そんな新井さんですけど、今はお仕事がかなりポッドキャスト関連のお仕事をされているけど、
主にその日本のポッドキャストに関わられているということですよね。
Rina Arai
あ、そうですね。
今は配信としては日本のリスナーさん向けに日本語で配信しているっていうのがメインになるんですけど、
もともとポッドキャスト好きになったきっかけは、
香港に来て、英語学習の一環みたいな感じでポッドキャスト聞き始めたのがきっかけなので、
今でも聞いたりするのは、いろんな国のポッドキャストを聞いたりしてます。
近藤淳也
なんかその日本のポッドキャストね、いろんなことをされながら、香港にいらっしゃってそれをやっているってことだと思うんで、
そもそもなんで香港にいるんですかっていうのを、いろんなところで聞かれているかもしれないですけど、
まずは伺いたいんですけど、そもそもなんで香港にいるんですか?
教えていただいていいでしょうか。
Rina Arai
そもそもなぜ香港にいるかというと、
ワーキングホリデーで香港に来たのがきっかけです。
なんでそもそも香港っていうところなんですけど、
これはイラクの秋子さんと一緒なんで、
私も海外就職をしたいなと思っていたんですけど、
そのワーキングホリデーを使えるのが大体30歳までしか申請できないっていうので、
直前29歳の時に、
日本と提携している国どこだろうって見た時に、
結構みんなカナダとかイギリスとかオーストラリアとか、
結構みんなあそこらへんにだいたい行っていて、
そうじゃないとこで何か探そう。
アジアでないかなっていうのを探していて、
その時に一応3カ所あったんですね。
韓国か台湾か香港。
3カ所、日本とワーキングホリデーできるところがあって、
韓国は私全然反流ドラマとかもはまらなかったので、
あんまりなんか興味ちょっと薄いかなと思って、
台湾は島国で日本と一緒だなってなんかぼやっと思って、
で、香港は一応知り合いがいたっていうのもあったし、
あとは公用語が関東語と英語、この2つ2カ国だったので、
一応なんか手続きとか何かあっても、
一応サバイブできるだろうというのがあって、
それで最終的に香港にして、
で、応募して、当たってというか、
それでちゃんとビザが受け取れたので、
それで2013年の9月にですね、やってきました。
なので今もう11年目、香港在住11年目ぐらいになりますね。
近藤淳也
結構いらっしゃいますね。
そのメジャーなオーストラリアとかカナダは避けたっていうのは、
ちなみになぜなんですか?
すぎべ
私もそれがすごい気になりました。
Rina Arai
これはですね、これ前の前職とちょっと関係あるんですけど、
新入社員で入った会社が小売の会社でして、
そこがちょうどアジア進出みたいなのをずっと言ってるときに入社したんです。
で、もともと海外志向っていうのも私もあったので、
いつか海外部みたいなところに行きたいなとかっていうのを思いつつ、
チャンスを探ってたんですけど、
やっぱり1万人以上いる従業員がいる大きな会社なので、
そういうチャンスもなかなかめぐってこず。
それだったらもう自分で行った方が早いかなって思って、
でも何かこう帰ってきたときに行かせる場所みたいなのを考えたら、
アジアの方がいいかなっていうのは思って、
それでそのアジア方面でっていうのは、
なんかそういうとこ、その前職のなんか動きみたいなところから、
ちょっと興味が湧いてきたっていうのがありますね。
近藤淳也
あんまり聞かないですもんね。
香港でワーホリって。
すぎべ
そうですね。
香港での生活
近藤淳也
なんとなく確かにイギリス、カナダ、オーストラリアみたいな方が多いなと思うので、
香港もあるんだっていう感じですかね。
Rina Arai
そうなんです。
年間200人ぐらい上限でやってるみたいなんですけど、香港と日本って。
ただ全然その中線、イギリスとかオーストラリアとかなんかそういうところは、
中線でやっぱり落ちるとかあるんですって。
で、香港はどうですかって聞いたら、絶対落ちませんって言われて。
そうなんだ。
じゃあ結構店員が余ってるぐらいだったのかな。
そうですね。1年間で店員がちょうど埋まるかなぐらいの時だったらしくて、当時は。
なので、それでこのなんか計画がその中線によって全部共倒れとか、
なんかそういったところはなさそうだしっていうのもあって、
なので一応安心枠ではありましたね。
近藤淳也
ちなみに今ご家族もいらっしゃってってことですけど、
その時はお一人ですか、ご結婚されてたんですか。
Rina Arai
その当時は単身で一人で行っていて、
今の夫は香港で、もともと知ってはいたんですけど、
それで香港に来てからお付き合いして、結婚してっていう感じなので、
こっちに来てから家族が増えたっていう感じですね。
ブラッドピットへの憧れ
近藤淳也
それでもどんどんね、国籍がいろいろ複雑というか、
多様な感じになっていってるんですよね。
Rina Arai
国籍複雑そうなんです。
そんな子どもが私のニュースをやってるっていう感じですね。
すぎべ
LISTENでね。
夏休みの公園行きっていうイベントをさせてもらいましたけど、
ティーチャーさんと一緒に。
その一番最初の先駆けとなってくださったのが、
Rina Arai
先駆けだったんですか。
すぎべ
先駆けです先駆けです。
これめちゃくちゃいいねみたいな感じでね、聞かせてもらってて、
先駆けになってくださいました。
近藤淳也
僕はむっちゃ好きなんで、ぜひ聞いていただきたいです。
これ聞かれた方は。
ちょっとね、私のニュース。
すぎべ
すごいハマってらっしゃいましたもんね。
近藤淳也
なんかすごい短いし、すごいなんか面白いんで、
あんまり女の子育てたことがないんで、
すぎべ
それもあるんですかね。
近藤淳也
可愛いなっていう。
すぎべ
星をね、押して。
Rina Arai
星いつもありがとうございます。
星もらって。
近藤淳也
でもまさかこうやってお話する機会があるとは思ってなかったですからね、その時は。
すぎべ
夏ぐらいでしょ。
Rina Arai
つながってないですもんね、この。
近藤淳也
そうなんですよ。
Rina Arai
これがないと。
近藤淳也
すぎべさんと一緒にいたら何かそういう機会はあるかもなっていうのはあったかもしれないですけど、
やっぱ沼津のイベントがあったから。
Rina Arai
確かに。
すぎべ
沼津で結構、あ、新井さんが来てるんで、近藤さんが来たみたいな。
これは二人をちょっと喋ってくださいみたいな。
新井さんです、近藤さんですみたいな。
Rina Arai
あーって言って。
すぎべ
興奮してました、私は一人で。
Rina Arai
マッチフェイカーみたいになってくださってましたね、すぎべさんが。
お見合いみたいな。
すぎべ
興奮しておりました、一人でその瞬間を見て。
近藤淳也
海外にもともと行きたかったっていうお話ですけど、そもそもそれはどうしてだったんですか?
Rina Arai
えっとですね、小学校3年生の時にブラッドピットに恋をして。
すぎべ
そこから。
Rina Arai
はい、そこだったです。
すぎべ
なるほど。
近藤淳也
一強家族の第一回でもおっしゃってましたね、ブラッドピットに恋をして海外に出ましたっていう。
Rina Arai
はい、もうブラッドピット、ブラッドピットのその、
そうか、一強家族を聞いてくださっている方はまた同じことかと思われるかもしれないんですけど。
大丈夫です。
父親が買っていたGQっていう男性雑誌の表紙に、
確かまだレジェンドオブホールに出ていた時の、ちょっと長髪のブラッドピットの顔が表面飾ってまして、
なんか通りがけに見て、何この美しい人と思って。
すぎべ
小3の時にね。
Rina Arai
小3でもビビッと来て、
で、それからちょっとこそっと、その父親の部屋に行っては、そのインタビューページがあるんですね、中に。
それを見ながら読んでて、ただあの、その時小学校3年生ってまだ90年代ってまだ英語とか習ってない時だったと思うんですよね。
そっかそっか。
その当時ってまだ英語って中学校から習ってた時だったので。
すぎべ
そうでした、はい。
Rina Arai
で、その時になんかこう映画のタイトルが横文字でこう書いてあるんですけど、それが読めなくって、
なんか新しい、なんか映画のこういうタイトルのなんか撮ってるらしいけど、何ていうタイトルなんだろうみたいな。
のをこう読みながら、美しい顔をと思って、思っていて。
近藤淳也
小3ってそんな感じですか、女子は。
すぎべ
小3。
Rina Arai
男子はもう小3なんて、なんか校庭走り回ってるだけですよ。
ブラッドフィット、美しい顔だって。
近藤淳也
早熟だったんですかね。
すぎべ
でもやっぱり、そこを超越する美しさだったんでしょうね、ちょっとね。
ガーンとくるくらいの。
Rina Arai
衝撃的な美しさだった。
近藤淳也
それでなんかハリウッドへの憧れを抱かれたっておっしゃってましたよね。
Rina Arai
そうですね、ハリウッドへの憧れで、
どこかでいつかばったりブラッドフィットと出会って、お茶に誘われるってその時思ってました。
かわいい。
小学生の時に。
すぎべ
かわいすぎる。
近藤淳也
でももうちょっと大人になると、というか大きくなると、いろいろ見えてくるじゃないですか、現実も。
すぎべ
そんなことは絶対起きないって思います。
近藤淳也
でもその海外に行くってことは、もうずっとじゃあ継続して目指されていたっていう感じですか。
Rina Arai
そうですね。
なんかブラッドフィットに限らず、やっぱりその映画とか洋楽とかっていうのにその後もやっぱりハマっていって、
バックストリートボーイズとか中高生の時にめちゃくちゃハマったりとかっていうのがやっぱり続いてたので、
音声の仕事について
Rina Arai
その時ケビン推しだったんですけど。
ケビン推しだった。
近藤淳也
わからん、わからん。
Rina Arai
あれ、BSBファンの人いないですかね。
LISTEN。
近藤淳也
ケビン推し。
わかります、すいめさん。
すぎべ
ケビンがどれかはわからないんですけど。
Rina Arai
眉毛が太くて、そんなに歌よくうまいでこうしてるっていう感じじゃなくて、眉毛が太い、ちょっと濃いめの顔の。
すぎべ
どうでもいいんですけど。
近藤淳也
でもすぎべさんもカリフォルニア行ってたんですよね。
すぎべ
はい、私は。
Rina Arai
そうなんですか。
すぎべ
カリフォルニアの高校に通ってたんですけど。
Rina Arai
初めて知った。
近藤淳也
本当ですか。
すぎべ
それは誰のお祝いで。
Rina Arai
私は、出てこない、NHKのフルハウスです。
ジェシー・オニー・ジャン?
すぎべ
そう。
ジェシー・オニー・ジャンに恋をしまして。
Rina Arai
いいですよね。
近藤淳也
みんなそれなんですか、理由。
Rina Arai
そこから音楽ですね、私は。映画、ドラマとかっていうより、音楽のほうに行って。
すぎべ
それでですね。
近藤淳也
どうでした?会えました、本人と。街でばったり。
すぎべ
街でばったりは会えないですが、何度も恋をしました。
Rina Arai
ジェシー・オニー・ジャン。
近藤淳也
どういうこと?
すぎべ
のような方に。
Rina Arai
ああいうタイプがお好き。
すぎべ
ああかっこいい、ああかっこいいって、何度も中学校からずっと高校にかけてなりました。
近藤淳也
で、やっぱカリフォルニア行ったのは本当にそれが理由だったんですか。
すぎべ
それだけではないですけど、でも一番最初はそれですよね。
そこからやっぱり英語が学びたいっていう感じで、だんだん。
近藤淳也
なるほど、なるほど。
すぎべ
みたいな感じで。
近藤淳也
ちなみに僕も唯一海外で住んだことあるのは、カリフォルニアです。
すぎべ
カリフォルニアね。
Rina Arai
西海道ですか。
近藤淳也
2年ぐらい。
Rina Arai
それは誰に憧れて。
僕はあれですよ、スティーブ・ジョブズとかそっちですよ。
すぎべ
ちゃんとした理由。
Rina Arai
後派な感じでしたね。
近藤淳也
恋をしたというか、わからないですけど、憧れ的には。
すぎべ
ちゃんとしてました。
近藤淳也
グーグルとかね、ヤフーとかね、ネットスケープとか。
すぎべ
ケビンではなかった。
近藤淳也
全然日本でこういうこと起こってないのに、なんで向こうばっかり起こってるのかなって感じがありましたけど。
すぎべ
ちょっと違いますね、やっぱりね。
近藤淳也
いや、どうでしょう。同じと言えば同じかもしれないですよ。
すぎべ
あ、そっか。
Rina Arai
パッションと言えば、パッション。
すぎべ
パッションは変わらないですね。
変わらないですね。
我々もね、パッションはちゃんと持ってましたので。
何の話。
近藤淳也
でもそこからですよね、アジアになったの、新井さんがね、なかなか。
Rina Arai
そうですね。
近藤淳也
そっちの大陸に行ったかって感じですけど、
ワーキングホリデーから、結局帰らずにずっとってことですか?
Rina Arai
あ、そうですね。
もともとワーキングホリデーって1年間しかビザって降りないので、
その後、一応帰国するという形で、親にも伝えていったんですけど、
やっぱりできれば、本音としては海外に残りたいなーみたいなのはもともと思っていて、
それで最終的にそのワーキングホリデービザを残るとしたら、
就労ビザ、働けるそのビザに切り替えるとか、学生ビザに切り替えるとか、
そういうちゃんと切り替えないと合法的に入れないっていう制約はあるので、
私の場合は、就労ビザを出してくれる働く場所っていうのがたまたまあったので、
そこに切り替えて、その後も就労ビザを延長して延長してみたいな形で、
その後数年ぐらいは就労ビザでいましたね。
近藤淳也
よっぽど楽しかったんですか?
Rina Arai
そうですね。やっぱり、もともと海外に長期で住んでみたいみたいなことはずっと思っていたので、
それができるっていうのが、もともとベースとしてすごく自分がやりたかったことと直結してたので、
このままできればいたいなっていうのはずっと思って、
仕事とかは結構波があったりとかはしたんですけど、
でも友達も徐々に増えてきたりとか、
あとプライベートでもいろいろつながりができたりとかっていうので、
だんだんちょっとここでもうちょっと長くいても寂しくないかなみたいな状況になっていったので、
なので、こちらから日本にすぐ帰国したいみたいなことはこれまであまり思ったことがなく、
近藤淳也
で、今そのままこっちにいるっていう感じですね。
すごいな。
すぎべ
日本に帰りたいってなってないんですね。
なんか結構私のお友達とか知り合いの方とか、長く海外で住まわれている方って、
自分が行きたくて行ったんだけれども、やっぱり日本に帰りたいみたいな風に言われてる方とかすごい多い印象なんですよね。
なんでなんでしょうね。やっぱり食べ物美味しいからですか?
食べ物も、そのドンキが香港にあったりとか、スキヤがあったりとか、
Rina Arai
お寿司屋さんもめちゃくちゃあるし、寿司堂とかもありますし、
食で寂しいみたいなところはなくて、
で、どちらかというと、今香港にいた方が正に合うなって思うのは、
それこそ音声の仕事をしたくて今しているんですけど、
それがやっぱり周りの人に気を使わずにできる環境みたいなのに、
私個人的にはつながっている気がして、
なのでもし例えば私が日本に帰ったとしたら、
日本でちゃんとこういうお仕事をして、
ちゃんと周りに迷惑をかけないように、
発信活動とかはもうちょっとここを気にしてとか、そういうのを考えてしまいそうで、
それがなくて自由にやれてるかなって思うのは、
自分が外にいるからみたいな感覚はちょっとあるので、
その発信活動をする上でも、
海外にいることで自分らしくできてるのかなっていうのは、
ちょっと思ったりすることがありますね。
すぎべ
それは収録環境とかっていうよりも、気持ちの面というか。
Rina Arai
そうですね、自分の心持ちの面のような感じがします。
家族でも何かいずれ日本に帰るとか、
何かどこかに引っ越すとか、
いろいろ話をすることもあるんですけど、
それでもやっぱり日本に帰りたいっていう思いというよりかは、
それが日本だったら日本でもいいし、
それが香港で居続けるんだったら香港でもいいし、
別に違う第三の国であれば第三の国でもいいしっていう感覚で、
その場所というよりかは自分が発信したい気持ちが保てる環境であれば、
別に場所はどこでもよくっていう心持ちなので、
今は香港でいることでその自由さがあるような感じがしているので、
異文化体験と家族の決まり
Rina Arai
今ちょうどここがちょうどいいかなって思っているところです。
近藤淳也
何でしょう、毎日使うみたいなこと。
日本にいると。
すぎべ
迷惑かけてはならぬみたいな。
Rina Arai
そうですね、何なんでしょうね、
世間体とかを気にしてしまいそうな気がして、
ちょうど私も日本にいて20代に働いてた時って、
やっぱりまだいろいろ仕事を覚えたりとか、
周りの人に教えてもらってこうするんだよっていう決まりがあって、
それで何か仕事とか生活してきたみたいな感じがあって、
そこから全然違うルールの香港に来た時に、
これって別にこういう式たり?
日本の式たりもあるけど香港の式たりもあったりして、
私が夫はカナダ人なのでそのカナダの式たりみたいなのもあって、
全然そういう元々思ってた当たり前みたいなところが、
全然やっぱり場所によって違うんだなっていうのは思ったので、
それが元々生まれ育った日本に帰ると、
そこにまた入って、スッとまた入っていくと思うんです。
それがいい悪いどちらもあると思うんですけど、
今は香港で自分のこの決まりというか、
自分で決めてきたこういう家族の決まりとか、
そういった中で生活するのが一番今心地いいなと思っているので、
なのでそれも発信、音声するにしてもそれも同じ、
近藤淳也
一番ちょうど香港でしてるのが心地いいかなっていうような感じで今思ってますね。
どうですか?式たりしたがってます?
すぎべ
いや、私は全然したがってなくて。
近藤淳也
僕もあんまりその仕事上で式たりにしたがっているかと言われると、
ちょっとどうだろうという怪しい気持ちなんで、
そんなに圧力あるのかなっていうのは聞いてて思いましたけど。
Rina Arai
多分その昔の思い出がそこで止まってるんでしょうね、きっと。
20代で、今もう10年ぐらい経ってるので、
多分実際に今、例えば全然違う環境に身に置いたら、
全然違うじゃんって、もっといろんなやり方があったりっていうのはあると思うんですけど、
すぎべ
多分私の記憶が2013年までで止まってるので、
Rina Arai
そこからのイメージがあんまり見えてないというか、
あとは外国人の友達からの視点で、日本ってこうだったよとか、
そういったところから見る日本の方が多くなってる気がしていて、
なのでその見方みたいなのも、もしかしたらちょっと変わってきたのかもしれないですね。
近藤淳也
僕たちはもしかしたら京都にいるっていうのもちょっとあるかもしれないですね。
東京でがっつり仕事してたらちょっとそういうのもあるかもしれないですけど、
すぎべ
僕たちもね、大井川あたりの越境してるのかもしれないですね。
あと、私あれかなと思いました。
きちんとした会社に属したことがないって、今ここで近藤さんの前で言うのは本当に申し訳ないんですけど、
大きな会社に属すみたいなことを、本当の意味で私はしたことがないので、
出産が早かったから。
だからそれもありそうだなと思って聞いてました。
近藤淳也
あと、香港は中国に戻る戻らないみたいな中途半端な時期だと思うんで、
わりと政治がどうなるかみたいなのも読めなかったりとか、
実際に香港の自主性をどこまで保てるのかがわからないみたいなところもあると思うんですけど、
そのあたりはどうなんですか?
Rina Arai
今のこの十何年住まれてる中で、そんなに気にならない感じなんですか?
そうですね、結構一番気になるところはそこだったりはするんですけど、
なので、私たち家族が香港から出るってなった時の決め手がいくつか多分あると思っていて、
よくその中の一つの話で出るのが、
もしその友達の、ジャーナリストの友達が何人かいるんですけど、
もし彼らがいきなり姿を消したりとかしたら、
近藤淳也
引っ越そうっていうのは言いますね。
Rina Arai
それはもう当局に捕まるんじゃないかみたいな可能性もちょっとあるってことですか?
そうですね、今の時点で、例えば一般市民が普通に生活をしていて、何か危険であるとかっていうものはないんですけど、
例えば横厚された部分っていうのはやっぱりあったりすると思うんですよね。
あとは、例えばそのジャーナリストの人たちが実際に香港で仕事がちょっとできにくいとか、
そういった環境は実際にあったりするのは聞くので、
そこで直接的にそういう友人に何かあるとかってなると、
そこまで近く何かが近づいているっていうことにも思うので、
もしそういうことがあれば、私たちは引っ越し、国を越えて引っ越しをするよね、みたいなのは半分冗談ではあるんですけど、
そういうのはやっぱり気にしたりはします。
ただ普段何か生活をしている上で、大きく何か逃げなきゃいけないとか、そういった脅威は全然ないので、
子どもも普通に学校に通っているし、公園で普通に放課後遊んだりとかっていうのもするし、
そういったところでの普段の生活では、大きく何かが変化あるっていうのはないですね。
近藤淳也
中国に完全に戻るのは何年でしたっけ?今50年ぐらいの猶予というか。
Rina Arai
あと24年だったかな。
近藤淳也
あと24年か。
ちょうどもう半分来たぐらい。
そこを越えてでも中国になっても痛いっていう感じではないってことですか?
Rina Arai
そうですね、そこでどれくらい変わるかっていうのによるかなと思ってます。
なのでもし完全に政策が180度転換して、
例えば外国人が香港にいることで何か住みづらくなるような政策になるとか、
そういう点であればもちろんそれは影響を私たちに直接受けてしまうことになるので、
それは出るっていう選択肢になると思うんですけど、
もし現在の香港の特殊性みたいなのがある程度保たれた状態で、
あと20何年後も続くのであれば、
近藤淳也
それを越えてもいるっていう可能性はあるかなっていうふうには家族で話してます。
その辺がちょっと他の国ともまた違う事情があるというか、
国がどうなるかがよく見えないという、なかなか他とは違う事情があるので、
余計今後どうされるかっていうのが話題に上がりやすいのかなっていう気はしますけれども。
Rina Arai
そうですね、越境家族ならではの悩みみたいなところはそういうのもありますよね。
国がどうなるとか政治がどうなるみたいなのも、
やっぱり外国人として住むと安定していられないっていう可能性がやっぱり、
実際の国民とかと比べるとやっぱり条件が違ったりするので、
ポッドキャストのきっかけ
Rina Arai
それがどれぐらい大きな差になるかによってはちょっと考えなきゃいけない。
やっぱり身近で香港から引っ越した人っていうのもやっぱりすごくいるので、
なのでそういった方々は例えば仕事の関係で帰る人もいるし、
もう自分たちが決断してもう別のところに行くって言って、
例えばシンガポールに引っ越したりとかマレーシアに引っ越したりとか、
そういった方もやっぱり実際結構多いんですよね。
なのである程度それぞれの皆さんの判断軸みたいなので、
やっぱり今子供がこの段階だから小学校に行く前に引っ越ししとこうとか、
そういった家族でどういうタイミングがいいかみたいなので話す方もいらっしゃるし、
なのでいろいろみんな行き来はあるんだろうなっていう感じですね。
近藤淳也
あとはそういう香港にいらっしゃりながら音声のお仕事にだんだん向かわれていくわけですけど、
なんかポッドキャストをお仕事に施行しようという風になっていったっていうのはどういうきっかけだったんですか?
Rina Arai
そうですね、ちょうど香港に来たその10年ほど前に、
ポッドキャストがちょうど私の友人周りで流行ってたので、
これ聞いてたら話があって友達が増えるかなと思って聞いたのがきっかけだったんですけど、
その後やっぱりハマっていって好きな番組ができて、
これ来週出るのめちゃくちゃ楽しみみたいなそんな番組が増えていって聞いていて、
ただその後にやっぱり普通に会社員をしてたりとかしたので、
数年はそんな仕事にするっていうようなイメージはなかったんですね。
ただ出産・結婚を経てフリーランスになった時に、
やっぱりもう1回そういえばポッドキャスト好きだったなと思ってもう1回聞き始めたりして、
その時に海外のポッドキャストがすごく好きなのがあって、
ただそれをこれ面白いんだよって話す友達が日本国内にあまりいなくて、
じゃあそれどうしたらいいだろうと思った時に、
翻訳バージョンをポッドキャストの翻訳バージョンを流すとか作るっていうことは絶対需要があるんじゃないかと思って、
これビジネスに出したらいいんじゃないみたいなのを思いついたんですよ、その時に。
で、それを思いついて、
じゃあその一つ自分の好きな番組があって、でその中に、
じゃあ日本語バージョン作ろうって言って自分で書き起こしして、元の番組の書き起こしして、
でそれでその出役が3人ぐらいいたんで、
友達で日本語喋れるその日本人の人知り合いを探して、
ちょっとあなた声良いんで声優やりませんかみたいなのを誘って、
で収録をしようってやってる最中にコロナになって、
で収録できなくなっちゃったんですね。
であそっか、でもこれではすごく絶対こうプロジェクトとして成功させたいってずっと思ってて、
でそうしながら、ただそのみんなで集まって収録してなんか作るみたいなのはできなくなったのでその時に、
じゃあ自分でなんかしようと思って、
でそれで始めたのが最初のこの番組ポッドキャストアンバサダーっていうそのポッドキャスト業界のことをいろいろこう話す番組みたいなのを始めたのがきっかけで、
でその時は特に自分がこう喋る人になろうと思ったわけじゃなくって、
一応ポッドキャストのビジネスとかを考えてるんだったら、話す人の気持ちも分かっておかないといけないよなと思って、
ボソボソ始めてったっていうのだったんですけど、
でそこから他のニュース番組にやりたいですって言ってオーディションを受けてしたりとか、
自分で他の番組作ったりとかっていうのがそれからこうどんどんどんどん自分で作り始めたっていう感じだったので、
もともとはそのビジネスをしようって言ってたのがきっかけですね。
ただ後で気づいたんですけど、勝手に人の番組を翻訳して放送するみたいなことって絶対できないじゃないですか。
近藤淳也
許可取ってなかったんですか?
Rina Arai
全然許可取ってなかったです。許可を取らずにやって、そのデモテープを持って彼らに、
私は日本のこの子のこれこれです、こういうのを作ったんで、ぜひ日本のオーディエンスに発信したいんでみたいな声をかけようみたいなの、
そういう順番で考えてて、ただ後で冷静になって考えたら著作権とかめちゃくちゃダメだなって思って。
まあ出す前に言うならありじゃないですか。
なので一応それをちょっと先走って人集めて収録しようとしてたっていうのが最初ですね。
近藤淳也
わりと突破力というか勢いがありますね。
Rina Arai
思い始めたらこう突っ込む感じですね。
近藤淳也
ちなみにその香港の方がわりとポッドキャスト流行ってたっていうのは、
そういうじゃあ英語の海外のポッドキャストを聞いている方が多いんですか?国内?
Rina Arai
そうですね。で、当時はどちらかというとその地元民っていうよりかは、
香港に住んでいる外国人、なので日本人とかアメリカ人とかイギリス人とか、
そういった仲間が私の周りにはたまたま多かったんですけど、
そういった彼らはアメリカの例えばニュース番組聞いていたりとか、
ストリーテーリングの番組を聞いていたりとか、
なので比較的そのポッドキャストから情報を聞くみたいなのが結構ピークだったような時期だったので、
例えばご飯食べに一緒に行くと、これこれのこの番組のこれ聞いた?とか話してるんですよ。
全然話に入ってこれなくて、
なんか話がわからずずっと黙ってご飯だけ食べてる日本人の子みたいなそんな状態だったので、
話に入りたいなっていうのは思いながら最初は聞いてました。
新井さんの挑戦
近藤淳也
でもその時ピークでじゃあ盛り下がっちゃったんですか?その後。
Rina Arai
そうですね、10年経ったら、今もともとその時にポッドキャストを紹介してくれた友達とかって、
今オーディオブックに移行してるんですよね。
あーそうか。
で、私の夫もそうなんですけど、もともとポッドキャストめちゃくちゃ聞いていて、
で、そこからなんかオーディオブックに移行して、
例えば好きなフィクションの本のオーディオブック聞いたりとか、
あとたまに経済系の本のやつ聞いたりとか、
なのでそれで例えば合計10時間のオーディオブックを聞くみたいな、
なんかそういうの音声で長時間何かを情報収集するみたいな体制がみんなついてきたのかなって思ってるんですけど。
すぎべ
ポッドキャストでちょっと鳴らしといて、聞けるなっていう体制になって、
オーディブルとかオーディオブックの方に移行するっていう。
Rina Arai
5時間に移行するみたいな。
かなーって勝手に思ってるんですけど、結構周りにはそのオーディオブックを聞いてる子が今は多いです。
すぎべ
へー。
近藤淳也
まあ中身はありますもんね結構ね。
Rina Arai
そうですね。
なんかセレクションも多くなってるし。
近藤淳也
香港の番組っていうのはあまりないんですか?
Rina Arai
香港もありますね。
私はその関東語ができないので聞かないんですけど、
もちろんニュース番組もあるし、
例えばその語学系の番組、英語勉強しようみたいなそういう系の番組もあるし、
情報系のものもあるし、
結構あの比較的そのポッドキャストって聞くとあまりピンとこない人は多い、
比較的多い印象ではあるんですけど、
ただあの番組としてはやっぱりあのいろいろジャンルは揃っているので、
その作っている人は結構いるのかなーっていう感じですね。
友達も一人います。
アニメのポッドキャストをしている子が近所にいます。
近藤淳也
日本とどれぐらいどっちが広まってますか?
Rina Arai
イメージで言うと日本の方が盛り上がっている気はしますね。
近藤淳也
そうなんですね。
Rina Arai
香港は比較的やっぱりあの映像、やっぱりポッドキャストよりも、
YouTubeとか、TikTokは香港ないんですけど、
映像系の方がやっぱりその何かを発信する際に使っている人が多い印象ですね。
越境家族の内容
Rina Arai
ポッドキャストって言っても、え、じゃあYouTubeのリンク何?って聞かれたりとかするので、
やっぱりそのあんまりメディアとしてその認知度が高いのは、
ポッドキャストよりかはなんかYouTubeっていうイメージが。
すぎべ
そうなりますよね。
Rina Arai
大きいですかね、印象ですけど。
近藤淳也
それにしてもそのポッドキャストにはまったっていうのはやっぱりいきなり国を超えてるっていうか、
対象は世界みたいな感じなんですね。
なんかその世界の中で今これが面白いみたいな風に、
そのアメリカのポッドキャスト番組とかを香港から聞いてみたいななんかもう、
なんか常にこう、越境してる感じで。
視野も越境して。
Rina Arai
全然うまく近藤さん繋いでいただいてる越境に。
近藤淳也
いやいや、なんかその日本にいて日本のコンテンツだけを聞いているみたいな生活とはやっぱりちょっとスケールというか、
が違うなってやっぱお聞きしてて思うんですけど。
ちなみに最初にその面白い番組に出会ったってことですけど、何がそんなに面白かったんですか。
Rina Arai
えっとですね、最初ハマった番組は、
スタートアップっていうタイトルの、今ギムレットメディアっていうプロダクションがあるんですけども、
スポティファーに買収されたそこの、
アレックス・ブランバーグっていうその当時のCEOの人が作った番組にハマったんですね。
で、何でハマったのかってよくよく考えたら、
そのストーリー、彼らが作る専門にしているそのポッドキャストのスタイルってストーリーテリングタイプって呼ばれていて、
ナレーションがあって、あとその時の現場の音があって、でインタビューがあって、いろんな要素が全部一つのエピソードに入ってるっていうような作り方をしている番組なんですね。
それに初めて出会ったのがその彼の番組だって、
なんだこれみたいな、すごい引き込まれるなみたいなのがすごくあったんですよね。
で、それで内容もすごくスタートアップっていうタイトルだけにですね、彼らが脱サラしてポッドキャストの自分の会社を立ち上げるっていうストーリーを、
実際にするんですけど、それをずっとドキュメンタリーで自分でこう収録していったって、
その企業へのその投資会のピッチだったりとか、あとその共同創業者とどう配分をするかとか、
なんかそういう生々しい内容を全部こう収録してるんですよね。
そこが生々しすぎてやっぱり知らないし、新しい発見だしっていうのも面白かったし、
あとそれの伝え方がやっぱりものすごく単なるインタビューっていうようなんじゃなくて、
それ以外の要素がものすごくあって、それにすごく引き込まれて、
あれ、来週も聞きたい、次どうなるんだろうみたいな。
っていう思いにさせてくれた。
あ、それです、それです。
これですか。
すぎべ
これですね。
Rina Arai
これです。
それです。
近藤淳也
すごいな。じゃあまあ、もちろんね、その事業内容がポッドキャストだったからっていうのはあるかもしれないですけど、
先がどうなるか分からない内容を毎週、毎週からじゃないですけど、毎回自分たちで撮って、それを構成して作っていく番組だったってことですね。
そうですね。
Rina Arai
でも実際ちゃんと。
でもその作り方、今まで聞いたことがなかったし、
こんな作り方をする番組をやっぱり作りたいってずっと思っていて、
で、それでそれを体現したのがこの越境家族。
これで、いつもこういうスタイルの番組をずっとずっとずっとずっと本当にずっと聞き続けていて、
で、最終的にはこういう番組が作りたいと思っていて、
で、それをじゃあ日本語で私がやってみようって思ってやったのがその越境家族。
なのでナレーションもあり、現場の音もあり、インタビューもありっていうのを、
素人ながらだと思うんですけど、彼らから見ると。
ただ、なんかそういうのを耳で聞いてきたのを、じゃあどういうふうに再現できるかなっていうふうにBGMで遊んでみたりとかいうのも、
やっぱり彼らもしてるし、じゃあ私もしてみようみたいな。
それで作ったっていうのが越境家族ですね。
近藤淳也
なんかね、1年ぐらいかけてこう作られたっていうふうに読んだんですけど、
これはだからもうその昔から引き込まれていたストーリーテリングの番組を、
割と本気でやろうってなって、今作られたって感じですね。
Rina Arai
そうですね、はい。
近藤淳也
そこはなんかもうお仕事なんですか、これは。
お仕事でもない、趣味。
すぎべ
簡単に言うと趣味です。
近藤淳也
もちろんプロのお仕事だなとは思いますけど、収入がなかなか得られるってもんでもなさそうですよね。
Rina Arai
これは全く収入なしの状態で作っていて、
ただ一応、CMが入るカットの部分みたいなのは一応作っているので、
今後CM、例えば中で20秒枠、LISTENさんで20秒枠どうぞって。
そういうのは全然用意したいよ。
じゃあちゃんと出稿したい方がいたら出せる枠も用意されてるっていうことですね。
ただ誰にも言ってないので、ちゃんとそういうセールスしろよって話なんですけど。
近藤淳也
まあね、なかなかそれも遠隔でどこまで難しさもあるかもしれないですけど。
出そうですよ、皆さん。
すぎべ
皆さん。
CM枠が出せます。
Rina Arai
あります。
すぎべ
賞を受賞された番組の中にCMを入れることができますよ。
Rina Arai
ありがとうございます。
近藤淳也
じゃあ、えっきょう家族のお話が出たので、ちょっとその番組のことも伺いたいんですけれど。
改めてどういう番組かというのを教えていただいてもいいですか。
Rina Arai
えっきょう家族は海外に住む家族を主人公にしたドキュメンタリーの番組です。
主人公として私の我が家、日本人の私と、カナダ人の弟と、香港生まれ香港育ちの娘と、この3人が、
今は香港に住んでるんだけど、この次どの国に住んだらいいのかっていうそのテーマを元に、
実際にほぼ10のですね、海外に住んでいる日本人のご家族にインタビューをして、
その人たちがどういうところでどういう決断をしたのかっていうのを聞いて、それをまとめた番組になっています。
近藤淳也
だいぶね構成が凝っていて、確かにこういうのは聞いたことがないなと思ってるんですけど、
その1年かけて準備されたっていうのは、今のシーズン1が10回終わったところだと思うんですけど、
その10回分の構成とかを1年かけて作ってたってことなんですか。
Rina Arai
そうですね、ちょうど最初のその構想みたいなところが半年ぐらいかけて、どういう風な形がいいかなーみたいなのを考えていって、
でその後にそのインタビューをする期間、だいたい2ヶ月から3ヶ月かけて、いろんな方にオンラインで収録させてもらいつつ、
それと並行して、あとは編集をしていってリリースしたっていう感じで、
合計で1年弱ぐらいっていうような感じですかね。
近藤淳也
いやーすごいな。
じゃあその先ほどのスタートアップみたいな、進行しながら先がどうなるか分からないが、
どんどん撮っていくというよりは、割と10回分でこういうテーマを話そうみたいなことを決めた上で取材をしていったっていう感じですかね。
Rina Arai
そうですね。最初の構想の部分で、最初からその最終的な、この最終形になるまでいろいろ形は変わってるんですけど、
一応どういう立て付けかみたいなところで、じゃあ何が最大の問いなのかとかっていうのを決めたりとか、
あとはどんなテーマでエピソードを分けるかみたいなところはある程度決まってました。
なので今の例えば子育てについての回が1個あったりとか、言語の回が1個あったりとか、あとは遠隔での介護の回が1個あったりとか、
そういうのは決まってたんですけど、ただ実際にインタビューしてみないと、そういう方たちがどういう答えとか話を、
一番どこが盛り上がるところかっていうのは分からないので、ある程度その枠は決まってたんだけど、
実際はそのインタビューをした後で、こういう観点があるなとか、こういう話をもっと入れたいなとかっていうのはどんどん出てきたので、
それは随時修正してアップデートしていったっていう感じですね。
制作過程と構成
近藤淳也
なるほど。
にしても、こういう構成にしようと思ってても、インタビューした相手の方がそういう話を出してくれるかって分からないじゃないですか。
そこは思ったように作れたんですかね。
Rina Arai
そうですね、でもこれは本当にありがたいことに、これはもしかしたら私自身も海外に住んでるからこそ、ある程度共通点というか、
こういうところ悩むよねみたいなところの当てが結構ガッチしたっていうのは多かったかなっていうのはあります。
ただその話の膨らむ方向っていうのはやっぱりその住んでいる土地とか、あとその方の家族構成とかによってはやっぱり違うので、
それで本来この方にこういう話をしてもらいたいなって思ってたところが、実は違う観点の方にフォーカスしたとかっていうのはやっぱりあったりはするんですけど、
でも皆さん本当に初対面でインタビューオンラインでさせてもらって、それで本当に家族のものすごいしんどかった時の話とかをしてくださるんですよね。
だからそれを本当に出して大丈夫ですかっていうのは聞いてはいるんですけど、
そういう本当に生の声というかっていうのを聞かせていただいたので、そこは必ずそこない形で皆さんにお届けしたいなっていうのはあったので、
そこは変に脚色とかっていうのは絶対しないけど、ただこの思いがちゃんと正しく伝わるようにっていうので、
それでちょっと構成を変えたりとか、言葉を変えたりとかっていうのはありました。
近藤淳也
思ってたのと全く反対の話みたいなのはなかったんですかね。
Rina Arai
そうですね。あ、でも結構苦難したところは一個あって、たまたまこれ介護の話の時なんですけど、
結構みんなインタビューした方が大体同世代だったんですね。大体30代40代とか。
で、まだまだそんななんかの親の介護って近い話じゃないっていう世代だったので、あまり具体的な話が出てこなかったっていうのは実際あったんですよ作ってる時に。
これ今から考えなきゃいけないですよねみたいなことを何家族の方も同じような感じだったので、
これはでも何か答えをエピソードに入れたいなと思ってる時にどうしようかなっていうのは思ってたんですけど、
ただお一人たまたま介護関係のお仕事をされてるっていうご両親がいらっしゃるっていう方がいらっしゃって、
その方はやっぱり具体的に働いてるからこそ親もこういう風に老後は暮らしたいみたいなのがありますっていうお話をしてくださった方がいらっしゃったので、
この方のお話でいこうってその時思いましたね。
近藤淳也
なるほど。あの番組の中ではそのインタビューの部分っていうのはそんなに長くないですよね。
主に新井さんがお話をされていて、ところどころでそのインタビューの方の声が入るみたいな構成だと思うんですけど、
あのインタビューっていうのは本当はすごいじゃあもっと長いっていうことなんですかね。
Rina Arai
そうですね。皆さん大抵1時間ぐらいお時間をいただいて、
ポッドキャスト制作のプロセス
Rina Arai
いろんな観点で話をしていただきました。
なのであの1つのエピソードで出てるその方の話はだいたい例えば2、3分とかなんですけど、
実際同じ方が別のエピソードにもいろいろ出てくださっているので、
だいたい1時間取ったうちのそのうちの全体で言うとたとえば5家20分分とかぐらいはいろんなところでご出演いただいているっていうような感じにはなってますかね。
近藤淳也
そうか、じゃあその10回分のインタビュー全部終わらせてから編集が始まるんですよね。
Rina Arai
そうですね。
近藤淳也
そうか、すごいですねそれ。
Rina Arai
インタビューを取りまとめて、そこから書き起こして、こここういうキーワードおっしゃってたなとか、なんかそういうのをハイライトしていって、
じゃあこことここがつながるからこの方とこの方のお話2つあったら全然選択肢違うから、
聞いたときにこっちもあるしこっちもあるなみたいなのにレスナーさんが聞いてわかるなと思って、
それでそうですね、撮ってからですね。
でも同時進行で撮った方もいらっしゃるんですけど後半。
比較的事前にほぼ撮ってから編集しだしたっていう感じですかね。
すぎべ
材料がバーって全部揃っている状態で、ここにはこれが合うなみたいな感じでお料理していくみたいな感覚っていうことですよね。
Rina Arai
そうですね、そんなイメージですね。
近藤淳也
すごい、そんな作り方もあるんだ。
めっちゃそれは手間かかるわ。
すぎべ
LISTENで文字起こししてくれたらすごくいろんな作業が短縮されそうだなって思ってました。
近藤淳也
それいいですね、下書き状態で。
すぎべ
下書き状態にしておいて文字起こしだけされている状態に。
そうかそうか、そうですよね。
ストーリーテリングの手法
近藤淳也
その時にLISTENを。
Rina Arai
シーズン2はLISTEN。
すぎべ
ぜひご活用ください。
Rina Arai
スポンサーでLISTENみたいな感じ。
ほらほら来た。
技術スポンサーで入っていただく。
すぎべ
すごいな。
近藤淳也
それにしても、そういう形式をストーリーテリングと言うんですか。
そのストーリーテリングという形式の定義というか、
そういうふうにいろんな素材をまとめてテーマを作って編集していくみたいな方法っていうことなんですかね。
Rina Arai
そうですね、私はそういうふうに理解をしていて。
逆に他にどういう方式があるかっていうと、
例えば一人喋りのスタイルとか、
あと二人で友達同士で喋るスタイルとか、
あとはインタビューするスタイルとか、いろいろあったりして。
ストーリーテリングはノンフィクション。
私がしたのはノンフィクション、ドキュメンタリーなんですけど、
それに対してあるのが、言ったらフィクション、お話ですよね。
そのフィクションのストーリーテリングっていうのもあるので、
どちらかというと、昔で言うラジオドラマのようなイメージなんだけど、
それがノンフィクション、ドキュメンタリーとして、
それを作ってるみたいなイメージかなっていうふうに思います。
なので海外とかだと、例えば未解決の殺人事件を、
ジャーナリストがいろんな情報、当時の家族にインタビューをしたりとか、
あと例えば、いろいろ過去の資料をさらって、
それを全部物語というか、物語ってあれですけど、
それを一つの作品にするみたいなのがあって、
そういうのは、例えばジャーナリストがその当時、
10年前のその殺人事件を掘り起こしてみたら、
新しい証拠が見つかったとか、
そういうのが、例えば本当の元々のその事件の進展にちょっと影響があったとかっていうのも、
事例として過去にあったりとかするので、
それが、言ったらジャーナリストがどこまで掘り起こすかみたいなところが、
やっぱりストーリーテリング方式っていうのとマッチしていて、
それをどう相手に伝えるかみたいなのでは、
いろんな要素、インタビューだったりとかナレーションだったりとか、
BGMとかだったりとか、
そういうのをやっぱり複雑に組み合わせるっていうスタイルになっているんだろうなというふうに思います。
近藤淳也
なんかアメリカだとトゥルークライムとか、
よく人気だって聞きますけど、
そういうやつがストーリーテリングの形式だってことですかね。
Rina Arai
そうですね。そういうのを撮っているのが多いですね。
近藤淳也
今、日本のポッドキャストでそういう形式のものっていうのは他にあるんですかね。
Rina Arai
なかなかストーリーテリング方式を使っているところはなくて、
あるとしたら、4,5年前ぐらいに、
海外のストーリーテリングのものを日本語バージョンにしたものっていうのが出ていて、
例えば日本放送でやったビジネスウォーズ、
あれも比較的ストーリーテリングっぽい作り方をしている元の番組があって、
海外のワンダリーっていう製作会社が作っているんですけど、
例えばナイキ対アジダスとか、
そういう企業と企業の対決、
その時歴史は動いた、みたいな感じの番組があるじゃないですか。
そういう系の番組を日本語バージョンにして日本放送がリリースしていたりとか、
あと過去にはスウェーデンだったかな、
日本のポッドキャスト事情
Rina Arai
殺人事件か何かのストーリーテリング調のものを日本語訳したものでリリースしてたりとか、
そういうのはあるかなという感じですね。
一から作っているところっていうのはあんまり今私が知る限りではないかなっていう感じですね。
近藤淳也
なるほど、そうか。テレビでいうとドキュメンタリー番組みたいなことなんですかね。
Rina Arai
そうですね、まさにそんな感じですね。
近藤淳也
その時歴史は動いたみたいなので。
確かにテレビはありますね結構ね、ドキュメンタリー番組。
ノンフィクションでこういうテーマでっていう番組確かに多いですけど、
声だと急にないのか。日本語などがないんですね。
Rina Arai
でも数年前あれだわ、ポッドキャストアワードに受賞されたスーパーグルメリポート。
ちょっとタイトルぼやっとしてますけど、確か元々テレビか何かもあったのかな。
なんかそれで、音声でも街中にいるちょっと変わった職業の人にご飯食べてる間ちょっとインタビューさせてくださいみたいな形で。
すぎべ
ハイパーハードボイルドグルメリポート。
Rina Arai
それですね、はい。
近藤淳也
それは確かドキュメンタリー。
Rina Arai
いやそれにしてもそんなね、日本でもなかなか行われていないような凝ったというか、
近藤淳也
合成の番組作られたりとかっていうのはでも元々別にその音声のお仕事されてたわけじゃなくて、
スポットファイが好きで、それを仕事にしようとされてみたいなところからずいぶん何ていうか奥まったところにというか、
かなり専門的なお仕事をしてたんですよね。
Rina Arai
一つは、最初はやっぱりそのお金になるかならないかって言うとほぼならない状態が数年続くんですよね。
でただその後に、例えば私の場合は野村さんの、クロニクルの野村さんとネットで追いかけて私が。
すぎべ
おっしゃってましたよね。野村さんを追いかけてたっていう。
Rina Arai
追いかけて、そう。でその後野村さんが実際にポッドキャストの事業を立ち上げられた時に、
幾度となく私ご一緒できますっていうメッセージを送ったりとか、そういうのをしているうちに、
例えば何かちょっと野村さんが育児休暇かな?取られる時にオーディションしますっていうアナウンスをXでされていて、
それにすぐはい応募しますって言ってその時も応募をして、でそれから例えばそこからニュースコネクトのMCになったりとか、
あとはそれ以前にもちょっとその編集の、出役ではないんですけど音声編集のお仕事としてそれでいただいたりとかっていうのがあったり、
なので今はそうですね野村さんと一緒にさせていただいているプロジェクトが比較的これまで多くて、
で今はまた別のその稲利田さんと一緒にそのスタートアップ向けのポッドキャストを支援しようみたいなところにつながって、
そこはちょっとお仕事になってるっていうのがあったりとかっていう感じですかね。
近藤淳也
じゃあ結構野村さんとかとお仕事する中でいろいろ吸収していったっていう。
すぎべ
そうですね。野村さんからお金もらってるって言うと。
わかりやすい。
Rina Arai
お金が出てくるのは、はい。
近藤淳也
でもあの何でしたっけブラッドフィットでしたっけ最初。
ブラッドフィットは会えないけど野村さんは会えますもんね。
Rina Arai
そうですね。会える感じのブラッドフィットですね。
すぎべ
会えるブラッドフィット。
近藤淳也
なんか頑張ってアプローチしていけばなんか会えそうじゃないですか。
Rina Arai
野村さんにもなんかちょっと。
すぎべ
勝手にここで野村さんをブラッドフィットにしたり。
近藤淳也
ブラッドフィットと並べてる時点でだいぶ称賛してるっていう。
すぎべ
そうですね。世界のブラッドフィットと隣に並ばせてもらって。
近藤淳也
このLISTENスタジオにも一回来ていただいてインタビューしてますけど。
Rina Arai
野村さんと見た目が似てるっていうところもありまして。
近藤淳也
誰と?
Rina Arai
私と野村さんが。
近藤淳也
ブラッドフィットじゃなくてね。
Rina Arai
ブラッドフィットじゃなくて。
ブラッドフィットは違いますけど。
近藤淳也
似てますか?
え?新井さんと似てる?
すぎべ
え、でもちょっと初めてそんな風に見たことなかったですけど、お二方のこと。
でも今言われるとなんかわかる気がします。
Rina Arai
写真をたまに1年に1度ぐらいお会いするんですけど、写真撮ると大抵似てるんですよね。
すぎべ
大抵似てる。
Rina Arai
雰囲気が似ていて。
1年ごとに何が似てるのかなってこう振り返るんですけど、1年ごとは多分あのメガネ。
すぎべ
何が似てるんですか?
近藤淳也
振り返る。
Rina Arai
二人ともメガネ、同じ黒縁のメガネをかけてるので似てるなっていうのはあったんですけど、
近藤淳也
去年見つけた共通点が八重歯でした。
Rina Arai
もう2個揃った。
位置がほぼ一緒なんですよ。
近藤淳也
そんなとこ見比べてたんですか?
すぎべ
でもね、なんかね雰囲気としてはすごく野村さん女性バージョンっていう感じの雰囲気ありません?
近藤淳也
まあ確かにね。
知的な感じとかも似てる気がします。
Rina Arai
いやーどうなんでしょう。八重歯ぐらいかなと思ってたんですけど知的さどうですかね。
すぎべ
八重歯とメガネ。
Rina Arai
八重歯とメガネぐらいかなと思ってたんですけど。
近藤淳也
八重歯の位置ってどうやったら見比べます?写真で。
写真で写真で。
すぎべ
写真でね、ちょうど笑ってたんでしょうね、お二人と。
Rina Arai
笑ってたところを見ると、あっ八重歯ですねって話をしました。
近藤淳也
本人とも話してるんですね。
Rina Arai
はい本人と話しました。覚えてないと思いますけど野村ちゃんは。
すぎべ
言われてみると画面越しですけどわかる気がしますね。
近藤淳也
そうですか。
似てるのは関係あったんでしたっけ本人って。
Rina Arai
いや全然関係ないです。
近藤淳也
それで仕事してるわけでもないですよね。
Rina Arai
似てるから。
どうでもいい話をたまたま投げつけた感じでした。
すぎべ
でもすごいですよね、野村さんのこと追いかけていって、今は一緒にお仕事されてるっていうこともすごいし。
近藤淳也
原江さんのその突破力。
そうそう突破力あるし、もしかしたらハリウッド行ってたら今ブラックと一緒に仕事してたかもしれないし。
してたかもしれないです。
この突破力。
Rina Arai
アンジェリーナ・ジョリーになってたかもしれない。
すぎべ
それはちょっとまた話変わってきますけど。
近藤淳也
まさかの結婚でした?
Rina Arai
そっちがもともとの目的なんです。
すぎべ
そっかー、そうですね。
Rina Arai
まとめられないですね。
近藤淳也
そうですね、何と言っていいかあれですけど、ちょっとだけ違う話に膨らましますと。
すぎべ
はい、すいません。
近藤淳也
ポッドキャストのお仕事をほぼ今は独立して、そればっかりをされてるっていうことですよね。
Rina Arai
これもですね、うよ曲折ありまして、今年も。
一応、ポッドキャストのお仕事がすごく好きではある一方で、家族のことを考えるとですね、
今後、例えば収入が安定したほうがいいよねとか、切実ないろいろところもあるんですね。
不ところでしょう。すぎべさん、めちゃくちゃ今うなずいてますけど。
すぎべ
これ、春ぐらいにお話しましたよね、こういう話ね。
Rina Arai
そうそう、しました。
すぎべ
ポッドキャストだけでいければいいんだけどね、みたいなね。
Rina Arai
そうそう、なかなか難しいよねっていう話。
で、そこで、今年の前半は実は転職活動をしてまして。
で、実際ご縁があって、ちょっと初めては見たんですけども、やっぱりやる中で、自分の専門はやっぱり音声だなって思うところがあったので、
音声コンテンツのメイン化
Rina Arai
今の段階ではやっぱり音声メイン。で、それ以外に何か別のことを並行してやるのが今いいのかなっていう結論に今年はなっていまして。
なので、過去その中でもやっぱりメインにしたいと思いつつ、例えば収入が見合うのかとか、
例えばお仕事がどれぐらいあるのかとか、なんかそういったところが見えないところがやっぱり多いのはやっぱりあるので、
そこはどうしようかなっていうのはやっぱりこれまで考えてきていて、
また今一旦フルタイムに切り替えるのかどうなのかみたいな選択肢は一回トライして、フルタイムはしないっていう決断が今見えたので、
またもう一回、もう一回というか、続けてはいるんですけど、やっぱり音声でガツガツ進んでいく方がいいなっていうところになってます。
近藤淳也
じゃあ、ポッドキャストとは関係のない会社にも席を置かれているっていうことですかね。
Rina Arai
そうですね、一応あの契約社員ではあるんですけど、雇用携帯まで。あれなんですけど。
そうですね、契約で、もともと全然業界は違うんですけど、何かのコンテンツを作るっていうようなお仕事で、じゃあやってみようかなっていうふうにしたんですけど、
やっぱりその領域が全然の私もベースがない領域だったので、そこでこうちょっとやっていくのはやっぱり専門性がなさすぎて難しいかなって言ったところがあったので、
同じ会社であるんですけど、別のところでお手伝いはさせていただきつつ、ちょっと働き方のバランスって言った意味では、やっぱりその音声をメインに置きながら、別のお仕事でも少しお手伝いするというか、
そこでもある程度何かプラスになる、そのスキルとか経験が向こうにも貢献できたらいいし、私も経験ができたらなーみたいなことは思っていて、なのでそれが今、一応今の状態だと2つあるっていう感じですかね。
ポッドキャスト業界の成長
近藤淳也
そのポッドキャスト系のお仕事っていうのはどういうお仕事が具体的に多いんですか?
Rina Arai
そうですね、ポッドキャスト系で言うと、本当に3つだけで、1つは出役として、例えばニュース番組で週何回か担当して放送するっていう、それはニュースの原稿を書いたりとかリサーチしてみたいなところから入って、マイクの前に立って収録して編集してみたいな、もう本当全部ワンパッケージっていうお仕事が1つと、
もう1つは本当に編集だけ、こういう番組があって、それの音声編集をお願いしますっていうので、その裏方でその音声編集をするっていうお仕事と、あともう1つは企業さんのポッドキャストの企画をして、それの放送のサポートをするっていう感じのお仕事。なので今のところその3種類ですね。
近藤淳也
じゃあもうあれですね、そのポッドキャスト業界の成長によって、その比率が変わっていくっていうか、なんかそういう気もしますけど、今、日本のポッドキャスト業界はどういうふうに見えてますか?
Rina Arai
それ私に聞きます。
近藤淳也
聞きます聞きます。
近藤さん。
いや、でもその海外のポッドキャストもかなり聞かれてると思うので、その外国との比較みたいなところでも興味があるんですけど、あとそのちょっと外から見えるからこそ見える部分があるんじゃないかなと思いまして。
Rina Arai
そうですね。だから日本のポッドキャストも結構やっぱりリスナー層ってすごく増えてきたなっていうのはすごく思います。
で、それ多分象徴してるなって最近思ったのは、今年のポッドキャストアワードの審査方法が変わったっていうところですね。
これまではそれこそ有識者がある程度ピックアップしたものから、じゃあ選ぶっていう方式だったのが、今年から本当にリスナーの投票によって、それのトップ20がまず選出されるっていう方向に大きく変わって、
これはやっぱりリスナー層がいないとできない方式だなっていうふうに思ったので、やっぱりもう今第6回になると思うんですけど、ポッドキャストアワード。
6年の間にずいぶん裾野というか聞く人みたいなのが増えてきたのかなっていうふうにはすごく思いますね。
逆に作り手側の変化で言うと、やっぱりラジオ局さんとかがやっぱりこの数年前からすごく力を入れて発信されてきたっていう経緯があるので、
X上とかだと、アマもプロも問わずに同じ投票で戦うみたいなところでツイートとか見たりとかするんですけど、
なのでそういった意味では本当にいろいろ裾野が広がったみたいなのは思いますね。
ただコンテンツの作り方の種類のバリエーションがどうかっていうのは、例えば海外と比較すると結構まだ絞られてる気はします。
だから日本だとインタビュー系が多かったりとか、一人喋りが多かったりとか、あとはやっぱり有名人の方、
例えばラジオ局さんだとお笑い芸人の皆さんがMCとなって発信されるものがすごく人気だったりするので、やっぱりそういうパターンのものが非常に人気。
一方で海外のものを見ると、ストーリーテリングの方式がやっぱりプロダクションカンパニーがすごく力を入れて作っていたりとか、
あとはフィクションなんかも結構あったりするんですよね。
なのでそういった意味ではジャンルがやっぱりすごく多いっていうのはあるので、そのバリエーションの違いっていうのはまだ日本で人気のジャンルと、
近藤淳也
あと海外で聞かれているとか作られているジャンルの幅の違いっていうのはやっぱりまだまだあるかなっていうふうには思いますね。
今後のビジネスモデル
近藤淳也
なんかラジオ番組だとね、割とフィクションっぽいやつとかもあったりとか、ラジオ小説みたいなのとかありますけど、
ポッドキャストでってなるとやっぱり商業ベースに乗らないからなのかな。
あんまりバリエーションが少ないかもしれないですよね。
Rina Arai
あとなんか音声だと子ども向けの、例えば教育系の番組も結構人気があるっていうふうに言われていて、
特に中国なんかだと音声コンテンツ、例えばオーディオブックとかでも教育系のものが伸びていたりっていうのは数年前にも結構言われていたりするんですよね。
なのでもしかしたら、例えば日本で今子どもが聞くチャンネルってもしかしたらちょっと限られているかもしれないんですけど、
子どもが聞いて楽しめるものとか、例えばそれが勉強につながるものとか、そういったところの余地はまだまだ拡大していける余地があるんじゃないかなっていうのは、いろいろ見てると思ったりしますね。
近藤淳也
ビジネス面とかどうですか。
なんか海外とかでちゃんとスタジオが作ってっていうのは商業的に回るからそれだけの制作費をかけられてるっていう面もあると思うんですけど。
Rina Arai
そうですね。多分あの音声広告の収入がものすごくやっぱり桁違いって言ったところが大きいのかなっていうふうには思いますね。
日本でもやっぱり今あの音声広告増えてきているとは思うんですけど、じゃあそこに参入する企業がどれだけあるのかっていうと、やっぱりその母数が全然違う。
でやっぱりそのリスナー数も、例えば日本語圏内でこうすると最大でもやっぱり1億人とかになるので、それに対して英語で発信するものになると、じゃあ国を超えて何億人何十億人に届くってなると、
言語が違うだけでやっぱり届く数っていうのは変わるので、そういった意味でも音声広告する意味にどう重きを置くかみたいなところで、やっぱり企業が入ってくる余地っていうのはやっぱりその海外の方が進んでるというか、
より音声広告を使いこなしてるみたいなところはありますよね。
近藤淳也
いやしかしなんかお話かかっていると、ラジオ局を一人で立ち上げられてるみたいな、そういう気持ちにもなってきますが。
ちなみにラジオのお仕事とかはあまり興味ないんですか?
Rina Arai
全然あります。
ラジオのラジオというかその音声、自分は音声が専門の領域だなって感じているので、それがどの媒体であろうが、ラジオでもポッドキャストでも別に他の部分でも、なので特にその場所はあまりこだわってないというか、
ただポッドキャストは好きで、そこがスタートになってるっていうイメージなので、もしラジオ局さんがこんなとっぴな人間でもご興味があれば全然。っていう感じですね。
近藤淳也
いやなんかね、そのアナウンサーというかそのお話される専門の方でもあり、企画とか、あのそういう番組自体のその制作をされる方でもあり、かつ編集の技術者でもありみたいなことで、まあそれぞれ多分ね、あのラジオ局とかに行くとそれぞれ専門分野があって、そういうこと専門学校とかで学ばれた方とかもいらっしゃるんだろうなと思うんですけど、
まあそれを全部今されてるんだなっていうのを伺って、なんかラジオ局。
Rina Arai
日本全国のポッドキャスターみんなおんなじじゃないかなってなんかいつも思うんですよね。みんな企画して収録して、喋ってね、して喋ってって。
近藤淳也
確かに一通りのことやりますけど、やっぱ本業があって趣味でって方が多いのじゃないですかね、今その個人の番組に関して言うと。
でまぁちょっとね、そのファンのコミュニティ作って、あの副業というか少し収入を生んでみたいなぐらいはあるかもしれないですけど、
それをその本当にメインの収入源にしてっていう方はごくわずかだと思うので、
まあそこをお仕事されてるってやっぱりすごい興味深いですし、なんかどうなっていくのかなっていうのもすごい楽しみですけれど。
なんか今後考えられていることとかはあるんですか。
Rina Arai
そうですね今後やっぱりポッドキャストの番組、いろんなジャンルのものを作っていきたいなっていうのはありつつ、
でやっぱり今後真剣に考えなきゃいけないのはどういうふうにビジネスとして回していくかみたいなところ。
そこはいずれ何かしらの段階で考えなきゃいけないというかところだと思うので、
そこは例えば誰かパートナーがあってそこと一緒にするとかっていうのもありだろうし、一人で営業活動してやるっていうのも一つだろうし、
そこはちょっと2025年のちょっと通過しなきゃいけないポイントかなっていうふうには思ってます。
近藤淳也
まあ一回ねフルタイムを考えられたけど戻ってきたわけですからね。やっぱり音声だっていうのが現時点ってことですよね。
Rina Arai
なのでそこのサイクルでじゃあどうするんよっていうところも考えなきゃいけない。
来るべきところは分かったけれどっていうね、ここからじゃあっていう感じですよね。
そうです、まさに。
近藤淳也
なんやろう、どういう可能性があるんでしょうね。
すぎべ
私、すごい個人的にですけど、新井さんの学校みたいなのを作って。
Rina Arai
新井さんの学校?
すぎべ
コッドキャスター向けの新井さんの学校を作っていただいて、
まず最初の方は新井さんご自身がそれを教授してくださると。
その後からアシスタントと言いますか、新井さんがトップにいて新井さんの弟子たちが何人かできて。
その人たちがまた教えるみたいな。
Rina Arai
競争タイプ。
すぎべ
新井スクール。
競争、ちょっと言い方がそれはあまりよろしくないかも。
違う。
スクールタイプ、個人的に。
近藤淳也
僕はビジネスモデルとして結構海外広告が立ち上がってるっていう話でしたけど、
リスナーさんからの課金とかもあるのかなというか、
どちらかというとそちらの方が一般人が作る番組としては結構可能性があるのかなっていう気もちょっとしてきてますけど。
どうですか、スクールとか課金とかどうですか。
Rina Arai
どうなんでしょう。スクール、スクールできるかな。課金とかできるかな。
でもやっぱりプラットフォームでも先に課金するシステムとかっていうのが始まってはいるので、
なのでそれが広まっていくと、そういうのにまずチャレンジしてみようかなっていうのはありますね。
ただ作るとしたら何を提供するのかっていうのは、多分今もうすでにそういう課金をしてるところもすごくまだ今悩んでると思うんですよ。
そうですね。
私も最近一つ、This American Lifeっていうとすごく好きな番組のサポーターになったんですけど、
何をやってるかっていうと、やっぱり特別のエピソードを配信してくれる。
ただその内容が例えばNG集みたいなのか、それとも本当に真剣に作ったコンテンツなのかとか、
そこもやっぱりいろいろ差があったりとかするので、
じゃあそれは私は今お金を払ったけど、それが私が実際聞きたいと思える内容かどうかとか、
そういうのを聞いて、これだったら私聞きたい、これだったら私お金払っていいな、みたいなふうに感じるものがあれば、
それをしたいなと思います。ただまだちょっとそこが見つかってないというか。
なんか難しいなーって思うんですよね。
じゃあ実際はあらいさんはお金払ったけど、それにまだもうちょっと面白いのを聞きたいな、みたいなのがあるってことですか?
例えばリアルイベントに参加できるとか、そういうのがあると嬉しいなっていうのは思ったりします。
多分そこの番組もちょうど始まったばっかりで、
ただそこの番組も本当に何十万ってリスナーがいるような人気番組なので、
イベントすればもう何千人でも集められるみたいな番組ではあるんですけど、
ただそれを聞くだけ、もちろんサポートをしたいからお金を払っているし、
サポーター制度の理解
Rina Arai
その対価があることを前提に払っているわけではないんですけど、
そこの満足度ってどうなんだろうって、そこはまだ測れてない気がするんですよね。
やってる番組はいっぱいあるけど。
それをどういうふうにするのかっていうのは、
自分も今ちょうどサポーターに番組がなっているので、
それを中に入って聞きながら、ここ満足度あるなとか、こういうのがあったらいいなとか、
そういうのは自分がサポーターなりに視点で見えてこれば、
それは自分が満足して、じゃあこれはぜひお金を払ってでも来てくださいって言えるかなって思います。
なかなかお金くださいって人に言いづらいし。
言いづらいですよね。
近藤淳也
ご自身で払っているのはいくつかあるっていうことですけど、何が多いんですか、ちなみに。
パトレオンってことですか。
Rina Arai
今はですね、パトレオンではなくて、
その番組のサポーター会員みたいなので、
ウェブサイドがあってそれに月々払うみたいな感じのところですね。
パトレオンではなかったです。
近藤淳也
じゃあもうそれぞれの番組が自分でそういう会員の仕組みを作って課金してるっていう感じなんですかね。
Rina Arai
そうですね。
ただそれが、特別のボーナスエピソードを出す仕組みの場合は、
この番組の場合はですね、スーパーキャストっていうのを使っていて、
それで課金した人には、例えばSpotifyとかAppleとかと連携して、
課金した人だけにエピソードが流れるみたいな仕組みにはなっているので、そこから聞けるような感じになっています。
ちょっとその辺はすみません、僕も気になって。
すぎべ
こんな感じですね。
越境家族の課題
すぎべ
本当だ。
それはサブスクライバー限定のっていう感じですか?
Rina Arai
そうですね。
すぎべ
これですよね、この赤いこれですね。
Rina Arai
それです、それです。
普通のお金払ってないと赤いロゴなんですけど、お金払うと青いロゴになる。
青いですよ。
すぎべ
赤です、赤です。
Rina Arai
最近青になったんですけど。
一応2週間に1回くらい、一応DMというかが来て、
そのボーナスエピソードをリリースしましたっていう。
大抵やっぱりMCの人がすごく有名なので、
アメリカのポッドキャストの、ほぼポッドキャストといえばこの人みたいな感じの人なので、
この人が例えばインタビューを受けているボーナスエピソードだったりとか、
あとは彼が20年前とかのPayPayの時に作った恥ずかしい音源を聞きながら、
ディレクターと話すみたいな音源があったりとか。
面白そう。
なので、ちょっと面白い変わった番組にはならないんだけど、
でもそういう、彼の昔の音源を聞きたいとか、
そういった人には刺さるようなボーナスエピソードが配信されています。
近藤淳也
なるほどね。
まあちょっと、そこはLISTENとしても参考にさせていただきたいと思います。
杉嶋さんは何か聞きたいことは?
すぎべ
なんか、和放りに行かれるぐらい、またきっとその前のブラピからきっと始まってるんだろうなと思いますけど、
よしって思ったらこうガーって突き進んで突破するっていうのを何度も何度もされてきての今の、
環境だったりとかお仕事だったりとか、ご活躍なのかなと思って、聞いておりました。
はい。
近藤淳也
ちなみにその越境家族は、
まあ新井さんがご家族でこれからどこに住もうかっていう課題意識のもとに、
まあいろんな方のお話を聞くっていうことだったと思うんですけど、
Rina Arai
はい。
近藤淳也
シーズン1を終えていろんな方と話した結果、どうしようみたいなのは見えてきてるんですか?
Rina Arai
あ、あの、これネタバレにはなってしまうんですけど、
越境家族最終回では、とりあえずまだ香港にいるっていう結論にはなってます。
はい。
じゃああのお話の中で話されていた状態のままで、まあ一旦はそのままっていうことになってるんですかね。
そうですね。
ただやっぱりいろんな方にいろんな話を聞いて、じゃあ何がこう自分たちの判断軸になるのかみたいなのは見えてきたので、
例えば教育、子供の教育だったら、こうなったらこっちにしようとか、
でも親の介護もこうやったら、こうだったらこっちだよねみたいな、なんかそういう選択肢が、今まではぼやーってしてたんですけど、
まあこうその選択肢がこれぐらい道があるなぁみたいなのが見えてきたので、
なので多分今後はこの越境家族全部作った後で我が家では、
我が家というか少なくとも私は、何かわからなくてもやもやするっていう状態はちょっとなくなって、
もう少し霧が晴れた状態で現状維持っていう、
なのでそこはちょっと始まりと終わった後ではだいぶ景色の見え方というか、
だいぶ変わったかなって、いる場所は一緒なんですけど、
ただこの後進みやすくなったかなっていうのはありますね。
近藤淳也
もっと越境していくみたいなのはないですね。
Rina Arai
もっと越境していきそうな気もします。
そうなんですか。
近藤淳也
そういうのもあるのか。なるほどね。
星が変わったりとかはしないですよね。
Rina Arai
星はそうですね、星はもうちょっと、もしかしたら娘の世代だと星変わるかもしれないですけど。
音声ドキュメンタリーの魅力
すぎべ
違う星にね。
近藤淳也
いやでも本当、地球でやってますって感じがしますね聞いてると。
すぎべ
その活動もそうだし、その摂取されてるコンテンツとかもそうだし、本当に地球規模で生きてますっていう感じがします。
Rina Arai
地球規模でっていう。
みんな地球で生きてるので。
地球人。
すぎべ
みんな同じ地球人です。
近藤淳也
じゃあそんなとこですかね。
すぎべ
そうですね。
ちょっと新井さんとはね、何度かお会いもしているし、Zoomでも話したりはしているんですが、
なかなかこんなブラピまで遡ったりだとか、その後のことだとかっていうのを音声に、なぜこんなにも音声にっていうところってあんまり聞いたことがなかったので、
とても面白く聞かせてもらってました。どうでしたか近藤さんは。
近藤淳也
僕もよく考えると、NHKのドキュメンタリー番組が大好きで、NHKって入ってみたいなって思ったことがあったなって、
今日話してて思って、だからこうやって音声の番組作りとかもやってるのも、意外とそういうのつながってるのかもなってちょっとお話を伺いながら思いました。
日本のポッドキャストの中でまだあんまりないカテゴリーってのが結構あるんだなって思ったんで、ちょっとなんかそういうの。
すぎべ
ワクワクします。ワクワク。
近藤淳也
ある意味、何て言うんですか、一定のニーズがあるってわかってるのにないっていうことは、誰かがやれば結構さらにそこは広がる可能性があるってことだと思うんで、
そういうチャンスというか、今後に広がる可能性みたいなのも見えたなっていう気もしましたし、
あとはそうですね、新井さんのその面白いと思ったらどんどん突っ込んでいく感じがめっちゃ。
すぎべ
すごいですね。
近藤淳也
めっちゃいいなって思いました。
Rina Arai
めっちゃいいな。
近藤淳也
自分に正直にね、これはやっぱりこっちが面白いんだな、好きなんだなっていうのをちゃんと感じられて、それを大切にされてる様子とかがすごい素敵だなと思いました。
すぎべ
一旦フルタイムになったけれども、やっぱり違うと思って行ってもらってっていうその右翼曲説も、すごい正直でいいなって。
Rina Arai
いや、会社にとっては迷惑の話ですよね、本当にね。
すぎべ
会社側からするとね。でもなんかそれも、日本にいたらできなかったかもみたいなところともつながったりするのかなと個人的に思ったりしてました。
ありがとうございます。たくさんお話を聞かせていただきまして本当にありがとうございました。
Rina Arai
ありがとうございます。
すぎべ
今日は新井梨奈さんに来ていただきました。改めましてありがとうございました。
近藤淳也
ありがとうございました。
すぎべ
ちょっと告知が何かあります?それをしてもらうの忘れてた。
Rina Arai
告知?
すぎべ
はい、告知。
そうです。
お知らせや告知などがありましたら、ぜひぜひよろしくお願いいたします。
Rina Arai
お知らせ、ありがとうございます。
今回2時間近くベラベラと話してしまいましたが、その中でも何度も出てきた越境家族という音声ドキュメンタリーの番組がございます。
LISTENでも聞いていただけます。書き起こしも多分皆さん見ていただけると思うので、もしイヤホン忘れたっていう時は書き起こしを見ながら海外にいる家族ってどんなんだろうとか、
でも意外と結構日本にいても海外にいても共通の悩みとかっていうのが結構あるんだなっていうところもあると思うので、
もし今後の家族どこに引っ越そうかなとか、もしかしたら来月引っ越さなきゃみたいな方がいらっしゃれば、少し聞いていただけると、こんな家族もいるんだっていうふうに安心できるエピソードもあるかなと思います。
ぜひ聞いてみてください。よろしくお願いします。
すぎべ
はい、ということであらいりなさんでした。
ではありがとうございました。
近藤淳也
ありがとうございました。
Rina Arai
ありがとうございました。
01:43:53

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