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2021-10-08 17:03

20_3 アニメーション監督お勧めのアニメ3選 (ゲスト:アニメーション監督 平尾隆之さん)


先週に引き続きゲストはアニメーション監督の平尾隆之さん。今回は平尾監督に「アニメーション入門にオススメの3作品」を選んでいただきました「ふしぎの海のナディア」「機動警察パトレイバー the Movie」「魔女っ子姉妹のヨヨとネネ」「アニメーション映画がもっと楽しくなる見方」をここだけバナシしていただきます!

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パプリカは、やっぱり工業的にあまりいかなかったです。
ので、コン監督は冗談混じりに、パプリカの工業収入がいかなかったのは、
世界に僕のような人間が少なかったからだ、という話をしていたんですけれども。
またそれも名言ですね。
そうですね。やっぱりそういう、なんかわかるなっていう。
黒木瞳の映画ここだけバナシ
黒木瞳の映画ここだけバナシ
今日も聞いていただきありがとうございます。
映画に携わる様々なジャンルの方々と、ここだけバナシをしていきます。
今日はいよいよ最終回となります。
ゲストは前回に引き続き、映画大好きポンポさん監督の平尾隆之さんです。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
平尾監督とのトークで、実写映画に触れてらっしゃるリスナーさんたちは、
アニメ編集者たちも上がってきたんじゃないですか?
嬉しいですね。
以上?
僕、黒木さんのラジオも聞かせていただいているんですけれども。
ありがとうございます。
すごく皆さんちゃんときっちりと喋られているなって、僕はいつも勉強になるんですけれども。
僕が喋っていることで、ちゃんとそういった感じになっているかなっていうのが、
ちょっと不安で、大丈夫であればいいなと。
なんか、寺院君がそのままいるみたいな。
基本的にはあまり自信はないんですよね。
でも、自信がありますっていう人ってそんなにいないですよ。
そうですか。黒木さんとかでも本当に認同されてて。
だから、私に欠けているものは自信ですっていつも言いますもん。
何かの回でおっしゃられたのを聞いたんですけど。
そうなんだと思って、黒木さんもなのかと思って、すごくびっくりしました。
自信がないから、オケコしてオケコしてオケコしてオケコしてっていうような繰り返しの人生です。
逆にそれをずっと続けられて、今その第一線にいて。
さまざまなことに挑戦されてるじゃないですか。
それをすごくずっと聞きたくて。
今この話していいのかな。
いいですよ、いいですよ。何でも大丈夫ですよ。
自分のモチベーションというわけじゃないですか。
軸っていうんですかね。その軸の置きどころとか、根源的な根本にあるものって何なんだろうなと思っていて。
多分平尾監督と同じで、子供の頃の体験、経験が、
夢を持ってる人、夢があるけど背中を押してあげたい、応援館を作っていきたい、みたいなこの映画もそうですけれども。
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そういうものが監督にも割じゃないですか。
私はエンターテイメントが好きなんですよね。
それは舞台でも映画でもテレビでもバラエティでも、それから制作側の方もやってますけれども、
全部同じ作品を作るという意味で、お客様に届けるという意味では、そのお役目、いろんなお役目があるというふうに感じているんですね。
ジョディ・フォスターさんがパブリシティでいらしたときに、監督対談という女優同士のというのをさせていただいたときに、
今回はお出にならなかったですねって伺ったんですよ。今まではご自分の監督作品ってご自分も出てらっしゃったんですね。
自分が監督して自分が演じると、自分のイメージ通りの芝居をしてしまうからつまらないということに気がついたというふうなことをしちゃって、
私ももう絶対出ないんですけど、自分の作品には。
今後も出る予定はないっていうか、出るつもりはないっていう。
それはないですね。なので、まさにそれも共感しましたし、監督であれ、女優であれ、演者であれ、
やっぱり一つの作品を作るという役割としては同じことだと、このエンターテイメントの世界で。
だからこういうこともするし、こういうこともするっていうふうにおっしゃって、まさに私もそうだなっていうふうにすごく共感したんですけれど、
だからブレない軸っていうのが好き。
そしてお客様笑顔にしたいとか、お客様に元気を届けたい。
僭越ですけども、それが心の支えになってるんじゃないかなと思います。
エンターテイメントっていうものに心を惹かれた経験があって、その中でエンターテイメントの中で様々なことに挑戦して、
人を喜んでもらえればっていう、そういったものがそこの軸にあるっていう。
そうですね、何かこう、人様のお役に立ちたいという、何かそういう、それが本当に一人でも二人でも、その心に届いて元気になってくれたらそれでいいなっていうふうに思いますけれども。
ホンポさんの中でもありましたよね。
世間系を狙ったら八方美人になっちゃうと。
ぼやけた映画になってしまうと。誰か一人でもいいからその映画を見てほしいっていう、誰かのために作るっていうことを心の支えにしなさいみたいなセリフがあったじゃないですか。
ありますあります。
だから、そうなんだよなみたいな。
そこはやっぱり結構自分のものづくりであったりとか、自分が今ここにいる何かこう、ちょっと共通する何かがあったってことですかね、そのセリフというか。
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そうですね、だからその作品を撮るときに、やっぱり何かこう、こういうふうな作品にしたいんだって監督は思われるわけじゃないですか。
その時に一人でもいいからあなたのために作るとか、本当はね番人のために作るんだろうけれども、ぼやけてしまうっていうのをすごくよく分かるんですよね。
例えば40代50代の方に向けた作品にするとか、ぼんやり作っちゃうと、なんかぼんやりしちゃってしまうみたいなところってあるので、それもなんかすごく納得したセリフでありましたけど。
僕もやっぱりそうなんですよね、僕自身はやっぱり小学校の頃にやっぱり救われた映画やアニメーションで救われた経験があるので、自分が今度は作れる立場になってその恩返しをしたいというか、その救ってくれたものに対して恩返しをしたいし、今かつての自分のようにマイノリティだった人を応援したい。
もしかしたらそういう人がこの世界の一人ぐらいはいるかもしれない、自分と近いような人間がっていう、なんかやっぱりそういったすごく気持ちはありましたし。
先ほど前回、以前前回、コン・サトシ監督ですね、彼もやっぱりパプリカという作品を作ったときに、それは筒井康隆さんが原作の小説だったんですけど、やっぱり映画を作るときは原作ファンのためでも僕のファンのためでも誰でもない人に作っていると。
この世界のどこかにいる自分のような人間に向けて絵を作っているのだという話をしていて、パプリカはやっぱり工業的にあまりいかなかったので、コン監督は冗談まじりにパプリカの工業収入がいかなかったのは、世界に僕のような人間が少なかったからだって話をしていたんですけれども。
またそれも名言ですね。
そうですね。
やっぱりそれなんかでも分かるなというふうに思いますね。
そうですね。やはりどこで共感をするかとか、どこで楽しめるか、それぞれ見方によったり、その人の人生によって価値観とか違うでしょうけれども、でもものすごくつまんない映画とかあるじゃないですか。
はい。
本当にお金返してっていう映画とかあっても、じゃあなぜそれができたのか、なぜこれを作ったのかってきっと何かあると思うんですよ。
そうですね。
それでつまらない映画の方が覚えてるんですよ。
なんかでもとても分かりますね。
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何だか記憶に残っているし、もしかしたらあまり面白くはなかったけれども、あのシーンだけは異常に印象に残ってるとか。
なぜこれを撮ったんだろうっていうような舞台とかもあるんですけれども、そうなんですよね。
退屈したらすぐ寝ちゃう人とかいますけど、映画でも舞台でも。私ダメなんです、それが。
寝れないんですよ。
僕もそうですね。
最後まで見ないと気が済まないというか。
分かります。
1個だけ途中で出たのがありますけど、それは言いません。
僕は割とどんな映画でもアニメーションでも、アニメーションはなかなか仕事にしちゃったので、ちゃんとした目で見れないってありますけど、映画は結構割と何でも。
ご覧になるね。
そうですね。見ちゃいますし、そこですごくそういった形で、これは面白くなかったなっていうのはあんまりないんですけれども、
だけどやっぱり自分にはこの面白さは理解できないかもしれないってあるという作品もやっぱりあって、
だけど、きっと多分この世界のどこかにはこの面白さによって救われてる人もいるんだろうなって思っちゃうと、最後まで見ちゃうんですよね。
そうですよね。私もいろいろ最近で言うと、鬼滅の刃だったり約束のネバーランドとか東京グルとか、ディズニーの映画もそうですし、宮崎駿さんのもそうですし、
やっぱり面白いって言われるといきますね、アニメーション。
やっぱりすごく貪欲なのかもしれないですね。エンターテイメントであり楽しい面白いっていうものに対して黒木さんが。
だからアニメーションを、エンターテイメント好きだけどアニメーションはあまり見ないっていう方もいらっしゃる中で、結構でもいますね。
だけど、すごく黒木さんは見ていらっしゃるので、そういった意味で、だからこそ今ずっとダイスがご活躍されてるんだというふうに。
ちょっと全然違う話題で僕はなんか勝手に納得してしまったという感じはありますけども。
そうですね、アニメーションですよね。
やっぱりアニメーション、本当に今ご覧になってない方もいらっしゃるっていうお話でしたけれども。
いや、侮れないですよね、アニメーション。
私はもう本当前も言いましたけど、さらば宇宙戦火山とやられましたんで。
いや嬉しいです。
やっぱもう、アニメーションでいいのがあるってすぐ見ます。
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いやでもすごく嬉しいですね。
アニメーションで心を動かしてくれるっていうのは、やっぱりとても作ってる方としては励みになりますし嬉しいですし。
その中に、ちょっとこれも確かに前回言ったかもしれないですけど、アニメーションというのが、
実写と違うのはイメージと現実みたいなものを自由に行き来できるところにあると思うんですよね。
その途中、ぽんぽさんでも途中でこう急に風船みたいにプツプツって膨らんだりとかすると思うんですけれども。
ありますよね。
ああいったものをシームレスにと言いますか、描くことができるのはアニメーションの魅力だなとやっぱり思うんですよね。
そういった手法を使って、純粋なというか、より純粋なテーマであったりセリフであったりっていうのを届けることがしやすいジャンルなのかなと。
そこが魅力なのかなと思いますね。
いやもうせっかく今日最後ですので、平尾監督おすすめの3作品アニメーション教えていただけますでしょうか。
3作品ですね。
1つは不思議の実のナディア。
2つ目が軌道警察パトレイバー。
OVAバージョンですかね。
劇場版でもおすすめです。
ナオシイさんですね。
3作目がすみませんちょっと恐縮なんですけれども、魔女っ子姉のユヨヨとネネという、僕が監督した作品になります。
これ探したんですけど、なかったんですよね。
そうなんですよ。すごくひっそりと公開して、ひっそりと終わっていった作品なんですけれども、子供たちに向けてもう汲めて作った映画。
命というものに向き合った映画でもあって、たくさんの人に見てほしいなと思うので。
どうやったら見れます?
今は、レンタルとかに見に行ってなかったんですよね。
これ使えるか使えないかわかんないけど、iTunesでもUNEXTでもNetflixでもPrime Videoでも全部なかったです。
多分配信だとなくて、DVDかVDを買うか、TSUTAYAさんとかのレンタルビデオ屋さんで探せばあるかもしれません。
Amazon?
Amazonですね。
もしよかったらお送りしたいところなんですけれども、昔いたスタジオで作ったものなので。
じゃあそれは探してみます。不思議の海のナディアは見始めてやめられなくなりました。
とても面白いんですけれども、あの主人公も本来あの時代のキャラクターの主人公ではないんですね。
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メガネをかけた。科学が好きで、いわゆるオタク少年というキャラクターが主人公で、それもやっぱり自分の中ではすごく良かったんですよね。
マイノリティというかが主人公というのは。そこはすごくお勧めかなと思いました。
私の声優で出ましたフェリシーと夢のトーシューズというのが19世紀のパリ、フランスですので。
それももう3Dで作ってあるんですよね。それもまた本当にあの橋、すごくやっぱりアニメーションってすごいなって思いました。
いやーなんかどんどん今は技術も含めて進化してますよね。
そうですよねー。これからもね本当にアニメーションでいろんな作品を作り続けていってください。
ありがとうございます。
劇場アニメ映画大好きポンポさんはただいま絶賛上映中です。上映劇場など詳細は公式サイトをチェックしてください。またブルーレイの発売が12月3日に決定しました。
平尾監督最後に何かおっしゃってください。
はいえーっとそうですね。
最後に一言ですね。黒木さんとお話しさせていただいて、映画のことをたくさんのことをお話をさせていただいたんですけども、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。
こちらこそ。
本当にこちらこそこうすごく勉強になるところがたくさんあって。
でもやはりねあの年間の工業収入上位を占めているのほとんどがアニメーションですのでね。そんな時代の最前線を走る平尾監督お話を伺えて本当にありがとうございました。私も楽しかったです。
こちらこそ本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
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