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2022-12-16 06:29

素直はいいことだが、素直な子は本当にいい子なのか?

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どうも杉山けいたです。このラジオでは、学生アスリートの人生を考えた育成論や教育論を発信しています。
普段は、S&Cコーチとしてアスリートのトレーニング指導をしています。今日のテーマはですね、素直はいいことだが、素直な子は本当にいい子なのかというテーマでお送りしたいと思います。
どちらかというとですね、指導者とか教育者に向けた発信になるんですけども、
えっとどうですかね、なんか素直な子ってすごい指導しやすいと思うんですよね。あの唐突なんですけど。僕自身もすごく思います。どっちかって言うとそのまあ
何だろう問題児というか、こっちの指示に従ってくれない子とかって結構厄介ですよね。厄介というか、まあ特に小さい子とかも多分そうだと思うんですよね。
小さすぎるとこっちの指示じゃない、もう自分の好きなことをやるとかっていうのがあると思うんですけど、そうなると結構指導者は大変ですよね。唐突するのが難しくなって大変になると思うんですよ。
で、まあある程度年齢が上がってくると、まあどちらかというとこちらの指示に素直に従う子というか、従う人が増えてきて、まあ指導者側も
唐突しやすくなると、まとめやすくなるっていう風なことがあると思うんですよね。 で、例えばまあ多くあるのは高校生とか
中学高校あたりのカテゴリーが一番多いと思うんですけど、やっぱチームだったり学校によってすごく素直にこっち側ってことをすぐ真面目に取り組んでくれる子もいれば
まあなかなか取り組んでくれない子がいたり、そういう雰囲気のチームがあったりすると思うんですよね。
で、まあその時に僕もいろいろっていうか、ある程度何チームか高校生とか中学生とかを見てきた中でですね
感じたことなんですけども、素直なチームはすごく指導しやすいんですよ。 こっちが言ったことを全部やってくれるし真面目に取り組むし、こっちもなんかすごく応援したく
なるんですけど、果たしてそれって
それっていいことなのかというか、なんかそこに指導者が甘えきっちゃいけないなっていうふうにすごく思ったんですよね。
っていうのは、やっぱ伸びる子とかすごく成長する子っていうのは素直ではあると思うんですね。 言われたことをひとまず試してみて、いろいろ真面目に取り組むっていうのも一つ大事なポイントだと思うんですけど
ただ素直な子っていうのはほぼロボットと同じなんですよね。 この表現が適切かどうかはまあ置いといてですね
こっちが言ったことをただ遂行するだけの子だと、 それってこちら側としてはすごく指導しやすいんですけど
果たしてその子が今後生きていく上でそれだけでいいのかっていう もし自分の中に考えがあるのに言わないとか自分の考えすら浮かばない
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ただ言われたことをこなすだけの従順な子になってしまったら、 それってある意味失敗というか指導者としてはダメな指導をしてしまってるんじゃないかなというふうにすごく思うんですよね。
だからといってどうするっていう解決策までは僕も出てないんですけど だからといってその
素直な子とかダメなことではないし、ただ素直な選手たちとか素直な学生に対して指導者が ただ甘え切って何も考えずにこちらの意図をただ遂行させるだけでは
むしろ指導者側も自分のやってることが正しいかどうかっていう判断ができなくなって くると思うんですよね。言ったことが全部やってくれちゃうので
選手たちがどう感じているのかとか本当はどうなのかっていうところがわからなく なってきて自分がやってることは正しいっていう風な
判断になりかねないと思います。 そういう考えのもとだと
ある意味素直じゃない子というか自分の考えを バシバシ言う子
取り組みすらしない子はちょっとなかなか別の話にもなってくると思うんですけど ただ素直なだけじゃなくて
いろいろ自分たちがもっとこうしたいとか意見してくれる子って指導者側からしたら ちょっと大変なところもあると思うんですけど
でもそうやって自分の意見を持ってて自分の意見をちゃんと伝えれるっていう点では 人としてアスリートとしても人としても
いい成長の仕方しているなぁと思うんですよね
だしそうやってフィードバックをもらったりとか自分たちの意見をちゃんと交換し合える っていう立場の方が指導者自身も
もっとこうした方がいいんだなとか選手たちはこう感じてるんだなとか自分の指導が どうどういうふうに移っているのかっていうのも見やすいので指導者にとっても
プラスであるというふうに僕は考えています なのであの
さっきも言ったんですけど なんかだからこうしようこうしましょうっていうところまでは僕の中でまだ答えがないんです
けど 自分が指導していて
うまくまとめられないなっていう時には自分の指導の仕方とかを振り返るチャンスだなって思えれば
前向きに捉えられますし 素直な子たちにはすごく応援というか素直な子たちは
指導しやすいと思うんですけどその反面 ちゃんと自分たちの意見を持っているのかなとかっていうところも考えて
指導してあげるとその学生たち その選手たちがそのスポーツ以上のスポーツ外のところでも何かちゃんと人として成長できるような
何かを提供できるんじゃないかなというふうに思いました というわけでですね今回のテーマは素直はいいことだが素直な子は本当にいい子なのか
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というテーマでお送りしました ぜひ皆さんのその指導の現場とかでの何か感想とか
逆にその自分が指導されている側だとしたらどう感じているかとか何か意見があれば ぜひコメント等々で教えていただけると嬉しいです
というわけで今日も一日楽しんでいきましょう杉山啓太でした またねー
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