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2023-01-17 09:03

「何度も同じミスするな!」と怒る指導者ってちょっと、、、

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どうも杉山けいたです。このラジオでは、僕が子供や学生の時に知りたかった情報を発信しています。
普段はストレングス&コンディショニングコーチとしてアスリートにトレーニング指導をしています。
今日のテーマは、「何度も同じミスするなと怒る指導者ってちょっと、、、」というテーマでお送りしたいと思います。
ちょっとトゲトゲしい内容になるかもしれないので、もしお怒りの方がいれば、心の中だけで送っていただいてもらえると嬉しいなと思います。
では早速本題に入っていきたいんですけど、スポーツの現場叱り、仕事を叱り、同じミスするなっていう場面、
多分皆さん見たことがあったり、言われたことがあったり、はたまた言ったことがあったりすると思うんですね。
僕自身も小学生の頃からバスケットボールをずっとしてて、怒られる、そう言って怒られる場面も多々ありましたし、チームメイトがそう怒られる場面も多々見てきました。
その時はあんまり疑ってなかったんですけど、最近あの指導ってどうだったんだろうなってなることがありまして、ありましてというかパッと思い返したりして、
あの指導って本当に正しいのかなって思う場面があったので、ちょっとそのことについて話したいと思います。
まず仕事の場面からいきましょうか。仕事の場面で同じミスするなって指摘するのって皆さんどう思いますかね、まず。
いきなり投げかけてあれなんですけど。
僕がなるほどなと思った言葉に、あるのはヒューマンエラーじゃなくてシステムエラーだっていう言葉があるんですね。
なのでそのミスっていうのは人が起こしたミスではなくてシステムが起こしたミスであると。
そう考えることによってそのシステムを改善さえすればそのミスは起こらなくなるっていうのがさっきの言葉の真意なんですけど、
じゃあ何度も同じミスするなっていう指導とか指摘っていうのはヒューマンエラーを指摘してるだけなので、本当に次ミスしないかどうかっていうのはその注意された人次第になっちゃうんですよね。
っていうのは結局その人に対して全てを預けてるわけでミスするなよって預けてるだけで、もちろんそれでミスしないようになる成長するっていうのも大切なことだとは思うんですけど、
何度も同じミスしてるのであれば何度も同じミスするなよって起こるのではなくてやっぱシステムに目を向けないといけないなと思うんですよね。
例えば、最近で言ったら例に出していいのかどうかちょっと分からないんですけど、
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例えば人によってはあることが苦手とかよくあるじゃないですか。
大体の人はできるけどある人にとってはそういう作業が苦手だったりとか。
もしじゃあその人がその苦手な作業にずっと当てられてて同じミスしてて同じミスするなって言われるのはこれはもう完全にシステムエラーですよね。
その人をそこに配属してるシステム自体が悪いわけで、じゃあその人が得意なところに割り当ててその仕事をできる人をそこに割り当てるのが正しい改善だと思うんですけど、
思うんですけどっていうか思うんですよね。
同じようにスポーツの現場でも、僕バスケットやってたのでバスケットで例えを出すと、よく同じようなシーンでミスすることがあるんですよね。
オフェンスでディフェンスに囲まれてミスして、また次の場面でも全く同じようなシチュエーションでミスして、何度も同じミスするなって言う必要があるんですけど、
スポーツの場面での何度も同じミスするなって、僕は微妙だなって最近思っていて、もちろん一発で改善できる選手もいるとは思うんですけど、
試合の中でとか練習の中でっていうのは結構いろんな判断ができないと、そもそもさっきと同じシチュエーションかどうかを判断するところまで行ってるかどうかっていうのも怪しいなと思ってます。
というのは、さっきと同じような場面だからこうすればいいんだってちゃんと認知できる選手と、そもそもさっきと同じ場面で認知できないのであれば、そもそも対処するっていう判断自体ができないと思うんですよね。
っていうのはまず一点と、あともう一個は、よく皆さん筋トレを始めた人が1日で体が変わるわけないと思ってると思うんですけど、それはすごく常識というか当たり前なことですよね。
例えばめちゃくちゃ太ってる人が1日筋トレしただけでもうすごいムキムキになることってないし、例えばじゃあ明日からこういう習慣を始めてみようっていう人が、じゃあその次の日からもう完璧にマスターできるかって言われたらそうじゃなくて、習慣は積み重ねだっていうことは理解してるわけです。
なのにミスだけは一発で改善されるって思ってるのは何か矛盾してないかなって僕は最近思うんですよね。ミスの改善もまずそのミスが起きた場面をまず認知させるための反復練習だったり、じゃあそれに対してどう対処するかっていう反復練習が重なって、初めてじゃあまた同じ場面に出くわした時に対処できるんじゃないかなって思うんですよね。
その中でレベルの高いプレイヤーは一発で対処できちゃったりするので、全員が全員同じミスするなって思いたくなるのも分かるんですけど、プラスのこと、前向きな習慣の積み重ねとかは1回じゃ変わらないから何度も何度もしていく必要があるっていう理解があるのに、
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ミスの改善だけは何度も何度もミスしないように練習する必要があるじゃなくて、一発で行っただけで治るっていう思ってることが多いんじゃないかなっていうのが最近の僕の考えです。
なので、仕事の場面とスポーツの場面でミスに対する改善の仕方っていうのは多少変わってくると思うんですけど、スポーツのミスの場面だとある程度システムで改善できることとかもあると思うんですけど、フォーメーションだったりプレイヤーのポジショニングだったりで。
スポーツでそれ以外の要素もたくさん含んでいるので、ただシステムエラーだけじゃ改善しきれないところもあると思うんですけど、何度も同じミスするなとだけしか言わない指導者って一番何も考えてないよなっていうのが僕の結論です。
すごく怒られるかもしれないんですけど、最近僕はちょっとそう思います。何度も同じミスするなって伝えることは大事だと思うんですけど、じゃあそのためにどうするべきかっていうところまで伝えるのが指導者だったり仕事場であったら上司の責任かなというふうに思います。
じゃあ仕事場でいったら、もともとそういう仕事が苦手なのかどうか確認してみたり、得意なことは何なのか確認してみたり。システムとして改善すればその人自身がミスしないようにできるのかどうかを確認したりとか。
スポーツであれば何度も同じミスするなじゃなくて、選手がその場面をどう認知しているのかをちゃんと会話で確認したりとかっていう作業が大事だよなというふうに思った次第です。
もしこういう何度も同じミスするなって言ったことがある人がいればですね、いればですねって別にその人に何か求めるわけじゃないんですけど、もし何かしら指導者の方だったり親御さんなり少しでも僕のこの放送が参考になれば幸いです。
最終的には選手だったりミスを繰り返してしまっている人だったりに何かプラスの影響があればいいなと思います。
というわけで今日のテーマは何度も同じミスするなと怒る指導者ってちょっとというテーマでお送りしました。
今日も素敵な一日にしていきましょう。杉山啓太でした。またねー。
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