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2022-08-18 06:03

「素直」はいいことで、「生意気」は悪いこと?

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どうも杉山けいたです。S&Cコーチをしたり、外国人向けのyoutubeをしたりしています。今日のテーマは、「素直はいいことで、生意気は悪いこと」というテーマでお送りしたいと思います。
雨の中の、雨の車内で撮っているので、ちょっと雨の音が入っているかもしれないんですけど、ご容赦ください。
というわけで早速、本題に入っていきたいと思います。
仕事柄、小学生とか中学生、高校生とか、学生と関わることが多かったりするんですけど、その中で感じたことです。
例えば学校の現場に置き換えるとわかりやすいですかね。素直な生徒と生意気な生徒とかいると思うんですけど、
本当に素直でいいことで生意気が悪いことなのかっていうことを感じたんですよね。
素直がいいことって決めつけてしまうことの弊害と、生意気が悪いことって決めつけてしまう弊害が僕はあるなと思ってて、
その中で、うまく、うまくというか、二つ議題みたいなのを自分の中で持っているんですけど、それについて話したいと思います。
素直ってすごく良いことって思われがちなんですけど、素直がいいことっていうのはあくまで指導者だったり教員だったり、大人側の意見だなと思っていて、
確かに言うことをすんなり聞いてくれた方がいろいろスムーズに進むので、大人側からしたら楽っちゃ楽なんですけど、
素直がいいことだと思い込んでしまうと、素直にさせることを徹底してしまうというか、そうするのってほぼ軍隊作ってるみたいなものになっちゃうんじゃないかなっていうのが僕の中で不安としてあるんですよね。
あとは、その、素直にさせることで、例えば素直な子が育つとしたら、果たしてその素直な子っていうのは自分で考える力を持っているのかっていう、言われたことを何でもかんでもその素直に受け入れてしまうことで自分の意見とか自分の行動っていうのを出せない子になってしまうんじゃないかっていうのが僕の中のその素直がいいことだって決めつけてしまう弊害だなと最近思っています。
ただ、お互いにそうするのがベストだよねっていう理解のもと、素直に聞いてくれるとかならいいと思うんですけど、大人側が素直で、大人側がその素直っていうことに甘えてしまって、何でもかんでも押し付けたことを受け入れる子を育ててしまうと、なんかめちゃくちゃ危ないなというふうに最近感じました。
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それでもやっぱ現場に立つと素直な子に甘えたくなるのはなっちゃうんですけど、その次にその生意気が悪いことなのかっていうことなんですけど、ほとんどそのさっき素直はいいことなのかっていうことの議題のほぼ反対というか、同じようなことで生意気が悪いことって決めつけてしまって、その生意気な子をとにかく素直に育てようとしてしまうと、それは軍隊を育てるのと一緒で、
その子が必死に、生意気って必死に自分の何かを伝えようとしていることだと僕は思うんですよね。自分の意見を持っているからそれをただ伝えたいのか、とにかくNOっていうことで自分の何かを必死にアピールしているのかだと思うんですけど、
でもやっぱりどうしても現場をまとめる側の人間としては、その生意気な子がいるとどうしても手間がかかるし、大変だしっていうので、とにかく言うことを聞かせたくなるんですけど、そこも素直がいいっていう思い込みに甘えてしまうと、そういう生意気だと言われる、いわゆる生意気だって言われる子の何か大切な発信とかを見逃してしまうんじゃないかなというふうに思いました。
たぶんほとんどの人も改めて聞いたらそうだよなと思うかもしれないんですけど、やっぱりどうしても現場に立つと、頭では分かっててもどうしても素直な方に、素直な方にって流れてしまうので、常に自分の中でこのテーマというかっていうのを頭に持っておかないと、現場を取り仕切る人間としても子供たちにとっても両方に弊害があるなというふうに思います。
なので素直な子に対しては、もっと自分の意見を持っているのか確認しないといけないし、あるなら発信していいよっていう環境を作らないといけないし、生意気っていうのが全てじゃないと思うんですけど、例えば何でもかんでもこっちの意見を聞き入れてくれるわけではない子に対しては、何を持って自分の意思を伝えているのか、なぜその生意気に移るのかっていうふうに考えたらいいなと思うんですけど、
そういう意見をしっかり理解して対峙する必要があるなというふうに思いました。
口で言うのはすごい簡単なんですけど、改めて自戒も込めてここでちょっとアウトプットしてみました。
特に教員とかっていう立場だったり、学生に対するスポーツ指導者っていう立場の人は何かしらそういう経験があると思うので、
皆さんなりの意見とか考えがあればぜひ共有してもらえると非常に助かります。
というわけで、雨の中の車内からお送りしました。
雨ですけど、今日も一日楽しくやっていきましょう。杉山圭斗でした。またねー
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