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  2. 子どものwhy?には答えるな
2022-12-10 06:31

子どものwhy?には答えるな

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どうも杉山けいたです。このラジオでは、学生アスリートの人生を考えた育成論を発信しています。
普段はS&Cコーチとしてトレーニング指導をしています。
早速、本日のテーマは、子どものwhy?には答えるなというテーマでお送りしたいと思います。
突然ですが、皆さんは子どもに赤信号はなぜ渡っちゃダメなの?と聞かれたときに何て答えますかね?
ちょっと考えてみてほしいんですけど、どうですかね?考えましたかね?今ちょっと間を考える時間を空けたんですけど。
ほとんどの人がですね、危ないからとかっていう答えが出てくると思うんですけれども、
果たして本当にそれがベストな答えなのかっていうのが僕の中の疑問でですね。
まあちょっと答えというか、僕なりのベストというか、こういう答えがいいんじゃないかなっていうのを答える前にですね、
ちょっと具体例を交えながら話してみたいと思います。
練習中とかにもですね、よく子どもとか学生カテゴリーの選手にですね、何でこれやるんですか?ってたまに聞かれるんですね。
で、その時に僕が大事にしているというか、必ず一言目に言うようにしているのが、何でだと思う?って聞くようにしてるんですね。
というのは、子どもが、子どもとか学生のそのカテゴリーの選手、これは別に大人でも全然一緒なんですけれども、
何で?っていう疑問を持つって、結構それに興味を持ってるとか、そこまで深い興味じゃなくて単純な疑問として聞くこともあるかもしれないんですけど、
何で?って聞くってことは、自分の中で何でだろうっていう疑問と答えが欲しいっていう思考になってると思うんですよね。
で、その時に何で?っていう疑問を持つことがもうすごく大事だし素晴らしいことで、そこに対してこうだよって教えてあげるのもすごくいいことだと思うんですけども、
僕はもう一歩、子どもたちとかに何で?って興味を持った疑問を持った先に、じゃあその何で?の先を自分で考える機会を提供してあげたいなと思うんですよね。
なので一言目には何でだと思う?って聞いて、まず自分なりに何か答えを見つけてもらう。
別にそれが合ってるとか間違ってるとか本当どうでもよくて、自分なりに何かを思考して、こういう答えかなっていうのにたどり着くっていう経験をまずしてほしいなって思うんですよね。
なのでまず一言目には何でだと思う?って言って、こうこうっていう風に普通に子どもとか学生が答えを言ってきた後に対して、本当はこういう理由だよって答える時もあるし、
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違うかったらそれじゃないんだよなとかって言って、それじゃないんだよなっていう言い方はしないんですけど、違うよって言って他なんかある?みたいな感じでさらに考えさせたい。
子どもからしたら鬱陶しいな早く答えを教えろよって思うかもしれないんですけど、僕はなるべく自分で考えるっていう経験をしてほしいので結構何でだと思って答えるんですね。
最終的には答えを教えたりするんですけど、そこまでに自分で試行するっていう過程を踏んでほしいので、とにかく何でだと思う?って聞くようにしてます。
話は戻るんですけど、赤信号は何で渡っちゃいけないの?って子どもに聞かれた時に、危ないからって答えるのは正しい答えではあると思うんですけど、もっとよりベタ、より良い大人の返し方があるんじゃないかなと思っていて、
それが何でだと思うんですよね。ほとんどの方が予想できたと思うんですけど。
その中で子どもが危ないからっていう答えにすぐたどり着く必要はなくて、何で渡っちゃいけないんだろうって自分で考えて、
その中で自分で、あ、もしかしたら危ないかもしれないとかっていうふうに答えがたどり着ければ、他の場面でももしかしたらこうなるかもしれないっていう予測とかを自分の中で立てて行動できるようになるんじゃないかなって僕は思うんですよね。
なので、赤信号は何で渡っちゃいけないの?って聞かれた時は、何でだと思う?って聞いてあげて、その中で出てきた答え、別にそれが合ってるとか間違ってるとかじゃなくて、その思考する過程っていうのを大事にしてほしいなと思いますし、
子どもって大人よりも発想が柔軟だったりするので、逆に大人の方が、あ、なるほどそういう考えもあるんだっていう気づきがあるかもしれないなというふうに思います。
なので、何でだと思う?って一緒に考えることが大事かなと思っていて、一緒に考えることで子どもも大人も一緒に何か新しいことを発見したりできるっていうのが一番の大切なことかなと思います。
なので、子どもにもし、なぜ?って何かに対して聞かれた時は、なるべく何でだと思う?って返して一緒に考える機会をなるべく増やしていけたらいいのかなと個人的には思っています。
今日の内容はですね、教育現場に関わっている方とか子ども学生と関わっている方の何か参考になればいいなと思いながらお話ししました。
というわけで、今日のテーマは子どもの場合には答えるなというテーマでお送りしました。
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もし、何かご意見や感想などありましたら、この放送のレターとかコメントにしていただいてもいいですし、ご自身のSNSで何か感想等を述べていただけるとすごく嬉しいです。
というわけで、今日も一日楽しんでいきましょう。杉山慶太でした。またねー。
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