数字表現のストーリー性
あそこにどう並べるかっていうのがありますね。
例えば、この辺工夫したよっていうのってあります。当時の帳表で。
あー、例えば。
多分、分かりやすくが現場の方とかマネージャーの方が見る視点が多分違うことによって、
どういうとこ気にしていいのかなっていうのが、例えば僕とかだとパッと思いつかなくて、
こういうとこ気にした方が少しでも分かりやすくなるよっていうところがあったら教えて欲しい。
うーん、どうでしょう。
でもやっぱり、左から右に流れていく数字もやっぱりストーリーがあるから、
どういう、何があってどうなってこうなったのかっていう流れの中で数字って出てくるんで、
それを分かりやすくは絶対にしますよね。
簡単に言うと、前月からの繰り越しがあって、今月の出入りがあって在庫になるっていうのはあるじゃないですか。
それが左から右に流れていくっていうのは、そういう流れの表現がした。
うちにもストーリーがあるって名言だな。どっか行って買おう。
ちょっと待ってくださいね。
はい。
申し訳ないです。すいません。またね。
大丈夫です。ちょうどいい名言が降りたところで。
なるほどね。確かに。
前月から今月、今月から未来へみたいな。
数字弱い人っているじゃないですか。僕、数字弱いの見ている人いるんですけど、
数字弱いって何だろうなと。
それって理屈だからね。ストーリーを追っていけば難しいことじゃないよって。
表しているものがただの数字なだけで、やってたことをしっかりと振り返れば別に難しく思うんですよね。
けいりやってみたら数字苦手なんだよって言われるんですけど、最終的に出ているものが単なる数字なだけで。
でも、そこをキッターさんみたいな人がいて、難しい数字を分かりやすく見せてあげようという思いを持っている人がいるから、見ようかなって気になるのかもしれないですよね。
本当にパッと見て、見方もわからない帳表とかよくあるじゃないですか。
これってどうやって見るのっていうところから聞かないとわからない経営レポートとかであったりとかするけども、
多分そういうんじゃなくて、わからない経営キッターさんが作っているものって、見れば読み方とか理屈とかが入りやすいものにしてくれてるのかなって想像できて。
そうか。やっぱり後から自分で見てもわかりやすいようにっていうのもありますし。
すごいな。そこはすごい思いが詰まってそうだな、キッターさんのノウハウと思う。
業務改善の重要性とステップの説明
そういう表現方法も昔から得意だったんですか。
相手を思った、見ている人。
多分さっき言った、誰が伝えるのと一緒でっていう話に近しいと思ってて。
誰が見るかを明確にイメージしていったりとか、さっき言った苦手な人、数字が苦手な人が誰だったら、あの人が見たらこうなんだろうなとかいう。
誰のための帳票か、誰のための帳票でどうするための帳票だと、なんかすごい意識してそうな気がしてて。
確かに無意識ですけど、意識してるかもわからないですね。
これは経営者向けの資料だとか、誰々用の資料っていうのはひょっとしたら、いろいろ考えながらやってるかもわからないですね。
昔からそういう性格なんですか?
性格なんですかね。どうかな。
思いやりですかね。
思いやり持った。
思いやり。
思いやり。
すごいよな。それってなかなか育てられるもんでもないしな。
なんかそのレポートなり、相手にもともと数字苦手な人だったりとか、あとはストックされてなかった情報の上で動いてる業務の中で、ストックされてたりとか見える化することによって、
なんか自分、キッターンさん自身がちょっと業務変わってきたなとか、やったぜみたいな感覚って持たれたタイミングがありますか?
やったぜとかは思わないですけど、やっぱり頼まれて作ったアプリとかに情報が溜まってきたりすると、いけてるなーって感じはしますね。
見た後のアクションがどうなってるかまでは見えにくいのか、現場でいうと。
でもあれですよね。間接的にアプリ作ってくれよっていうことがそこに繋がってきそうですね。なんか手応えがなければね。
ただ貯めてるだけで意味ないじゃんって感覚はある。貯めて見えるようになったら便利だからこれ作ってよみたいなことが業間に入ってそうな感じがしますね。
そうですね。貯めていったことによって逆に問題が発生するかもしれないし、よくなるかもしれないというところまで見えるといいですよね。
データが貯まってきたが故にこんな問題が起きてきたんだけどみたいなところまでいくと逆に言うかもわからないですよね。
貯めてるだけだったらひょっとしたら何なる作業だったら貯まってるなーとしか思わないですけど。そこからちょっと良くなるか悪くなるかも。
今まで見えてなかった課題が浮き彫りになっていくみたいな状況って出てきそうです。
ちょっと話進めて、きんとんサインポストという話をポツポツ出てましたけども、いきたいと思うんですが、きったんさんがまず大事にしているステップはどの辺でしょうね。
基本理解はステップ0で全体に通ずるとはいえ、ステップ1目的設定、ステップ2プロジェクト企画、ステップ3設計と構築、ステップ4リリエースと定着、ステップ5運営、ステップ6継続企画。
ツール選定における業務改善の意義
きんとんに関わる人っていろんな形があると思って、それこそ会社とかからきんとんを使って業務改善しなさいって言われてる人もいれば、昔から何かしらの業務改善を考えていて、そこできんとんに出会った人みたいなのもいると思うんですよ。
僕らがその後者だと思うんですけど、要はきんとんにこだわる必要もなくて、もっといいものがあれば、それこそ違うものを使ってもいいと思ってるんですね。
その上で重要なところでいくと、やっぱり業務改善っていうところに関わる目的設定。何のために業務改善するのか、目的ですよね、業務改善の。
業務改善するためには流れをつかんで、根本原因を追求していって、それはきんとん関係なく業務改善をするために大切なことだと思うんで、そこが一番自分の中では重要かなと思います。
その上できんとんを使うんであれば、きんとんはきんとんっていう考え方になり、みたいなところですよね。
ツールはさておきまずはってことが大事だよっていう。
これ業務の付加価値っていう言葉って、視点、視座の置き方が難しい言葉だなって思っていて、
多分普段、一担当者とかオペレーションに多くの時間かけてたりすると、そういう意識で業務してない方とかポジションの人も多いと思うんですよね。
そこを付加価値とか経営とか見てるのって、きんとんさんが全体を俯瞰してる立場にいたからなのか、もともと製造現場にいたときから、なんとなく全体視点を持ってたのかってどうでした?
いやでもね、もともとかはわかんないですね。一つ一つの業務においても目的ってあると思うんですよね。
例えば製造現場だと、このコックを開いて冷却水を出すとか、ここのバルブを開いて何かで加熱するみたいな作業があるんですけど、
それを僕は教えられるじゃないですか、作業員だから。その時に、これをしてまずコックを開いて冷却水を出してくださいとか、
ここを開いて加熱してくださいっていう風に教えられるんですけど、これをやってこれをしてくださいじゃなくて、
まず第一段階として加熱をします。そのためにこのバルブを開いてくださいっていう作業の目的が先なんですよね。
作業としてバルブを開くことが目的ではなくて、開いた先で加熱することが目的なんで、
その冷却をするためにこのコックを開いてくださいという教え方をするんですよ。
だからなんかちょっとよくわかんない。自分でもよくわかんない。
いやでも面白い面白い。
なんとなくその作業として1、バルブを開く。2、コックを開くとかじゃなくて、1、加熱する。2、冷却するという。
そのためにバルブを開く、コックを開くみたいな視点というか、教え方を僕はするんですよ。
おおー。わかりやすい。
そういう意味では、ひょっとしたら不可価値というか、手段と目的というか、何のためにその作業があるのかというのは常に考えてはいます。
それは昔から誰かに教わったのかどうなんですかね。
どうなんでしょうね、それ。わかんないですね。
確かにね。バルブを開くだけであれば、このAという赤いバルブを開く、Bという青いバルブを開くだけしか言われなかったら、赤と青の意味すらわからず開いているかもしれないですよね。
何時になったら、ここの数字が何になったらこう、これになったらこう。
それで物を作るだけなんで、もちろん出来上がるんですよ、同じ物が。
そうですよね。
だけど、それは製造だからいいのであって、もし違う業務だったらダメだったり。
面白い。
業務の引き継ぎでの視点の重要性
引き継ぎをする時に何を引き継ぐんだろうと思って、例えば僕がいろいろやってきて、何かボタンを押せば売上データから会計データで自動で作成するようなプログラムを作ったとして、
じゃあうちの経理はこのボタンを押せば会計データが出来上がります。それを会計ソフトに流し込めばOKですよ、みたいな仕事だけを引き継いだところで、
一体何になるんだろうと思うわけですよ。
もちろんそれはそれで会計データが出来上がって、出来上がってはいるんですよ、仕事としては。
そのボタンを押すという手段だけを引き継いだ、でも余りました。
全然意味も分からず、第三営業日の15時以降にこのボタンを押して、経営会議までにとか言われても、
何で第三営業日なのかとか、15時なのかとか、それが何になるのかとかね。
面白い。視点を持っている人をどうやって毎回思うんだけど、
伊丹さんは何でそういう視点を持っているのかが気になるんだよな。
そうですね。そういう意味ででしょうね。
そういう感覚がない方とお仕事をしたりとか、任せなきゃいけなかった時ってどうします?
いやー、何でこんな考え方を持っていないんだろうって思います。
愚痴ります。
愚痴、愚痴。外に愚痴る。
今の話を聞いていると、どんな人でも相手に合わせたアプローチでキッターさんだったらしっかり伝えそうな気もしなかったんですよね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
今の話を聞いていると、どんな人でも相手に合わせたアプローチでキッターさんだったらしっかり伝えそうな気もしなかったんですよね。
実際ね、ちょっと去年の年末ぐらいから一つの仕事を引き継いだんですけど、仕事もあの会場に。
でもやっぱり今のやり方と、今自分がやっているやり方とは、一応教えたのを教えたんですけど、
でもそれが正解じゃないからっていう。やっぱり教えるのは目的、これはこういうふうにしてこういうことをやるからこういう業務なんだよということだけまず教えますよね。
今はその上でこういうやり方をやってますよっていう。
でもそれが正解じゃないから、そういうことを使ってもうまくできないなら変えたらいいし。
っていう話をしましたけどね。
どっちかというと目的をしっかり伝えるっていう。
均等だとしてもね、数ヶ月で違う方法が出てくるかもしれないし、本当にこの部分だけは均等以外の方がいいことだっていうのもね、その本人からアイデアが出てきてほしいことですよね。
ありがとうございます。
キッターさんといろんな人の携わりを現場で見てみたい気になってきたな。会社見学とか。
均等は相対的なものであるという視点
じゃあちょっと最後、キッターさんにとっての均等は均等なんでしょう。
キッターさんにとってサインポストに書かれていることじゃなくても良くて、それにとっての均等は均等ということで。
均等ってずっと考えてたんですけどね、このテーマで結構いろいろ考えることが、この伊豆田さんのラジオとは関係なく、結構普段から考えることがあって、
サインポストって先人たちの人たちが業務改善していくにあたって、いろんな知恵とかコツとかノウハウが集まったものじゃないですか。
今、自分たちが業務改善するのに山を登っていこうとするための目印になっているとは思うんですけど、決して同じ山を登るわけじゃないし、
同じメンバーで同じ道具を持っているわけではないから、このサインポストだけを目印にしても僕はダメだと思っていて、
サインポストはサインポストってずっと言ってるんですけど、自分たちが今から登っていく業務改善の山に登っていくための自分たちなりのサインポストを持っておかないといけないなと思ってるんですよ。
だから均等にはサインポストという考え方があるので、今のうちの会社なり自分たちが業務改善するために自分たちの業務改善の考え方をしっかりと道標として持っていきたいなと思っていて、引き継ぎをするならそれを引き継いでいきたいなと思っている。
僕が例えば今までこの会社でいろいろ考えてやってきたことを引き継ぐ、引き継ぎたいなと。僕はこういう考えでこういうことをやって業務改善してきたっていうのを引き継いでいきたいなと思っていて、っていうのが僕のサインポストはサインポストです。
なるほど。
引き継ぎ。
その中にさっきの目的とかそういうことがあるわけね。
その担い手を増やすっていうのがあるじゃないですか。僕の40年間。
僕のそういう気持ちっていうのを受け継いで担い手が増えていってほしいと思う一方で、
僕の考えを真っ向から否定する人も出てきてほしいっていうのも思っている。半々なんですよ。
気持ちを継いでほしいっていうのと、僕の気持ちに反対して、さらにいいものを探してくれる人が出てきてほしいと思っている。
面白い。なんか空手のドラマを聞いているかのような。
でもやっぱりそれぐらいの人が出てきてほしいなと思います。
確かに。
そういう人が出てきてほしいなと思うんですよ。
私は僕が言うとそういうことよりも、
僕が言うとそういう人は出てきてほしいなと思うんですよ。
だから、僕のお気に入りの人が出てきてほしいなと思っている。
話ありますけどでもやっぱりそれぐらいの人が出てきてほしいなと思いますよね いや確かにそれ出てきたでも嬉しいですよね
めっちゃ探したんですよって 本があるんですよみたいな
めっちゃそれやんけって言って そっちで流れていくかもしれないですよね
教えて教えてって言いたいですよね逆にね 目キラキラさせてねいきますよまたね
確かに面白い だからねサインキントンサインポストって両方
くっついてるけどキントンサインポストも疑うことも大事だし キントンも疑うことも大事だし好きだからこそそういうことが大事だよっていうことですよね
新しいアイデアの追求
そうですね いろんなものを見た上で
キントンっていいよねっていうようなことが言えるといいですよね
いいですよね その上で楽しいよねって言い続けられたらもっといいですよ ありがとうございます
ありがとうございます ありがとうございます ということで今回のゲストは北郷大さんでした
北さんでした ありがとうございました