1. ゆいなわさんの「聞く人」ラジオ
  2. v119 ブロックおじさん・kwi-c..
2024-09-02 34:03

v119 ブロックおじさん・kwi-chang「日がないちにち作っていたい」

今回は、ブロックおじさん・kwi-changにお話を伺いました。
お仕事は都市のシミュレーション屋さん、と仰るkwi-chang。
そのお仕事のことから、好きな「レゴブロック」ことについて、お話いただきました。

kwi-changの作品:https://www.flickr.com/photos/kwi-chang/
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6513739a0bc9d6e1d690bae1
00:00
ゆいなわさんの聞く人ラジオ 皆さんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
今回はブロックおじさんkwi-changにお話を伺いました。 お仕事は都市のシミュレーション屋さんとおっしゃるkwi-chang。
そのお仕事のことから、好きなレゴブロックのことについてお話をいただきました。
お仕事って、じゃあ何してますか?って言ったら、何されてるんですか?
お仕事は、都市のシミュレーション屋さんって言ったらいいんですかね。
都市のシミュレーション屋さん、はい。
あのー、街を作る仕事をなりわいにしている会社に勤めているので、
その街を作るにあたって、将来こんな街ができますよーみたいなことを、
いろいろな方に説明するための道具、ツールを作るっていうのが仕事です。
コンセプトとかを考えるんじゃなくて作る?
そうです。コンセプトを考えたりとかっていうのは別の人たちがやっていて、
僕がやっているのは、街を作ると関係閣議がめちゃめちゃ多いんですよ。
当然その土地の権利を持っていらっしゃる方もいますし、
行政の方も入ってきているし、本当にプレイヤーがたくさんいるんですよ。
そういう人たちに、僕たちが作りたいと思っている街はこういう姿ですよーっていうのを説明しなきゃいけないんですね。
図面を読んだりとか地図を読んだりって、結構テクニックがいるもので、
そういうことに慣れていない方に、図面を渡してこんな街になりますって言われても、よくわかんないじゃないですか。
そういう人たちに対して、僕が説明するツールで、模型だったりとかCGだったりとかを作っているチームの人間なんですけど、
そういったものを作って、それを見ていただいて、こういうふうになるんだねっていう合意形成をするための道具を作っています。
模型ってあれですか?でっかいやつ。
僕も見たことがある。目の前に見たことがありますけど。
例のちょっとイカレタキモノ。
イカレタキモノ。すごいですよね。
あれを基にした作品を見ました?映像の。
ああ、はいはい。
ああいうのも作る?関わってる?
そうですね。
都市模型って言われてるんですかね?
都市模型って言われてます。
それもともとそういうことが好きなんですかね?
そうですね。もともと物を作るのが好きで、日がな一日中物を作っていたいと思って。
03:04
で、技術大学っていうところに進学をして。
技術大学って日がな一日中物を作ってても怒られないらしい。
怒られないらしい。
いわゆる弁学に疎進でるとか、机にかじりついてるような感じで暮らしていく自信がなくて。
そうなんですね。
日がなで動かして物を作ってられるっていうので、そういう学校に行って、そこで建築を勉強したんです。
建築の勉強。
で、図面描いたりっていうことよりも、地下というと現場に出たりとかフィールドワーク的なことが好きで。
で、新卒で設計事務所に1年勤めてたんですけど、ちょっとやっぱ思ってたとこ違うなーって。
で、今の会社に転職するような感じで。
そうなんですね。じゃあそこで中途っていうのはそこの1年やってすぐ?
そうです。
で、さっき言った例の模型を作る、模型の職人さんのアルバヒトとして今の会社に入ったんですよ。
最初そうなんですか?
そうなんです。アルバヒトとして入って。
じゃあ本当に模型を作るっていうことを。
そうなんです。
街の模型を作るので、デスクで手を動かして作るっていうことのほかに、やっぱり街に出て模型をするんですから、フィールドワークのこととか。
なるほど、なるほど。
それも楽しくて。
それ楽しそうですね。実際外で見ながらそれを作るっていうアウトプットがあるわけだから、その頭で見るわけですね。
っていうのをずっとやっていて、そこにアルバヒトで席を置きながら、ちょっと他にやりたいこともあって。
やってるうちに何か居ついてしまって。
勝手口から出入りしてる間に居ついていつの間にか長いこと働かせてもらってる。
そういうことですね。
で、もう何十年?
もう20年弱ぐらいになりました。
じゃあ、もともと仕事としてというか、やることとして面白く興味があって、そこから入っていって。
そうですね。
そこの会社で働きたいからというわけではなくて。
ではないです。
そこで作ってるその模型に興味があって、そこがきっかけですね。
今は合意形成とか?
そうですね。その模型から始まって。
で、他に説明に使える道具、ツールを作るっていう風なので、CGになっていって。
CGとかはもともとやってたわけではない?
学生の頃に少しかじってたぐらいですね。
そうなんですね。
じゃあそれをもってして今は仕事としてやってて。
で、そうやって使い方を勉強したりとかそういう風にしながら。
なるほど。
06:01
やっぱりじゃあ模型とは勝手が違うじゃないですか。
でもそこはどうなんですか?
それがですね、僕らが作ってた模型っていうのが、
ビルがちょっと縦に長いサイコロみたいなものだとしたら、
そのサイコロの各面にビルの柄をプリントした紙を貼っていくんですよ。
はい、そうですよね。
で、実はCGで一番簡単にそういう建物を作ろうとすると、
ほとんど作り方が一緒で、
そのサイコロみたいな四角い箱の各面に、
写真、画像をコンピューター上で貼っていくんですよ。
なるほど。
やってることが3次元でやってるかコンピューターでやってるかの違いだけで。
そうなんですね。
ほとんど一緒。
へぇ〜。
じゃあ、頭の使い方としては、ソフトの使い方とかあるでしょうけど、同じというか。
そうですね。ベース、コンポーン的なところは共通して、
で、いいんじゃないかな。
はいはいはい。
じゃあ、お好きなことっていうのがそのまま流れて、
そこに行って、今そのまま至る感じ。
へぇ〜。
なるほど。
作るっていうことの、もともと大学に入る。
その前からずっと好きだったって感じですね。
ずっと作ってましたね。
ずっと作るの、じゃあちっちゃい頃から。
物心ついた頃から作ってましたね。
なんでしょうね。何がそうさせるというか。
なんなんですかね。
特に意識してとかっていうことではなく、ごくごく自然なこととしてやってたので。
へぇ〜。
そうですね。
はいはいはい。
多分一番初めに自分で何か手を動かして作ったなっていう記憶が、
レゴブロックなんですよ。
レゴブロック。
じゃあもう小さい頃からあったりという感じなんですか?
そうですね。割と本当に小さい。
3歳、4歳ぐらいで確か初めて買ってもらったものを記憶してますね。
へぇ〜。
小学生、小学校卒業するぐらいまではずっとレゴブロック一辺倒で。
その後プラモデルに行き、プラモデルをひたすら作っている中、高、大学の時も作っていて。
社会に出て、さっきの模型を作るアルバイトをしてたぐらいの時にまたレゴに戻ったんですよ。
それ何でですか?
たまたま東京駅のエアエスの地下街にレゴの専門店があったんです。
同じエアエスで場所変わっちゃったんですけど。
そこの前、たまたま通りがかかった時に、レゴって乗り物とか建物とかのイメージがあるじゃないですか。
09:10
そこの専門店にガンプラみたいなレゴのでっかいロボットのセットが売ってたんですよ。
それ以上妙に気になって、買ってみるかと。
買って作り出したら、レゴってこういう感じだったよねってそれなりに楽しいんですよ。
でもガンプラの解像度とレゴで出来上がるロボットの解像度が差があるんですよ。
違いますね、それは。
レゴで出来たロボットを見てたら、あれこれもっと全然手を加えたらかっこよくなるんじゃないの?とか思い出して。
その数日後に同じレゴのショップに行って、
いくつか他のセットを買い集めたんだ。
で、その一番初めに買ったのといくつか追加で買ったものを組み合わせてたら、
よくなるじゃんってなって。
これちょっと面白い。
説明書通りに作って出来上がるっていうところより、ちょっと違った面白さがあるなっていうので、
そこからまたレゴが再認識して、レゴは未だにやってます。
プラモデルはガンプラとかを主に作ってたって感じですか?プラモデルも色々あるじゃないですか。
プラモデルは雑食性だったので、ガンプラが主でしたけど、飛行機も作れば船も作れば。
作るのも組み立てて終わりの人もいれば、
塗装とかもすごいやるとか、完成度をものすごく高める。
色んなやり方ありますよね。
そういった意味ではどんな感じで?
僕は割と積んじゃう人だったので。
積んじゃうんですね。
買って、ちょっとだけ組み立てて箱に戻して、また次に欲しいのが出ると買って。
積んじゃう系ですね。
僕の兄もプラモデルをやるんですけど、積んじゃってますね。
実家にどんどん積んでる状態が。
めちゃめちゃよく分かります。
作るための時間もあるけど、次のが出てくると欲しくなっちゃって。
組み立ててない状態のパーツを眺めるのも楽しいです。
おー。
作るという行為に対して、作ってる過程が楽しいのか、完成品が早く欲しいのか、あるじゃないですか。
プラモデルに関しては完成品が欲しいっていう感覚はあんまりないかもしれないですね。
何なら買ってきたもので、一応プロダクトとしては完成してるじゃないですか。
12:00
プラモデルってすごい変なものだなと思ってますよ。
商品としてはそれで完成してますよ。
でもさらにユーザーはそれを自分で組み立てて何かの形になる。
そこまでの行為、一連の行為をさせるプロダクトだと思います。
その前の段階で枠、ランナーにつながってる状態で見て、
説明書と比べながら見て、こうやって作ろうかなと思って。
このパーツどうやって金型から抜いたんだろうとかっていうことをニヤニヤしながら見て、箱に戻す。
箱に戻したんですか?
戻したんです。
僕のレゴの界隈の友達でプラモやってる人が結構いて、
一人禁言があるんですけど、プラモは作ったら戻せないじゃないか。
ランナーの状態に戻して見れないじゃないか。
もうちょっとわけわかんない感じになってますけど、でもそういうこと言ってるね。
僕らはそれにものすごい共感してて。
なるほど、そうか。
自分たちが積んでることよりもただの言い訳なんですよ。
なるほど、そういうことですね。
でもそれでいいんですかね?それが良しというか。
それは良しですね。
なんとなく素人でもないですけど、一般的にはプラモデルって、
買って作ってできたのがそこまでっていうイメージがあるんですけど、
そうじゃないぞっていう。
できたら終わっちゃうってことですね。
終わらせたくないっていう。
終わらせたくないのもありますね。
だから積んでいって、終わってない状態に。
なるほどですね。
でもメゴは違うんですね。
メゴはバラせるんですよ。
そうですね。
だからそこが大きな違いであって、
外してまた組み替えてっていうことが自由にずっとできますから。
なんなら一つできたものを年単位でちょっとずつ改良していくとかっていうような人もいます。
そうか。
じゃあずっとできないんですね。
結局外せるし付けられるから、行ったり来たりができるんですよ。
そっか。
そこに楽しさがある。
そりゃそうですよね。
カワイさんは実際作りながら完成させてるものによるのか?
そういうのもあるし。
そうですね。
メゴはどっちかっていうと、
自分の中にあるイメージをアウトプットしたくてやってるので、
そういう意味では完成品が欲しいです。メゴの方は。
じゃあイメージあるってことですね。
ありますね。
15:00
こういうものだみたいなのが。
それに対してメゴで表現というか作り上げてる。
そうですね。
多分、メゴでなくても良かった可能性はあるんですよ。
便利な道具というか、ちょうどいい画材というか、
っていう認識で触ってるんで。
それがたまたまレゴってものだった?
たまたまレゴだった。
そういうことか。
レゴの趣味の界隈だと、レゴを愛してやまない人たちっているんですけど、
多分その人たちとちょっとマインドが違うのかなと。
レゴっていうブランドとか、
そういうものに対してすごいファンな人たちもたくさんいるんですよ。
いらっしゃいますね。
多分それとはちょっと違うんですよね。
レゴだと、例えば売ってるやつって、
こういう完成になるよみたいな設計図があって、
っていうのがよくあるレゴだと思うんですけど、
ちょっとそうじゃない?
そうですね。
アウトプットしたいものがそもそもイメージがあるから、
それに対してだと、
すでに設計図があるものだとダメじゃないですか?
そうですね。
極端な話。
あるセット、商品があるじゃないですか。
その中に今作りたいやつのここに使いたい部品が
2つだけ入っているってことがあるんですよ。
はいはいはい。
その2つを欲しいがためにセットを買ってきて、
その2つだけ抜いて、
あとは余剰部品として残るわけです。
そっか、そうですね。
その2つだけが欲しいわけですね。
その2つだけが欲しい。
じゃあこれはもうその後は置いとかれるというか。
そうですね。
たまにまた他の作る時にそこから抜いてみたいなことはある?
何作るんですか?レゴで。
レゴは僕、もともとSF趣味があるので。
SFのメカニックが好きなんですよ。
宇宙船だったりとか、さっきロボットだったりとか。
そういうものばかり作ってます。
そうかそうか。
じゃあそういうSF的なものっていうのは今も?
今も作ってます。
へー。
そっか、じゃあお仕事はお仕事で
そういう都市のことをやるので
趣味というか好きなこととしてレゴで作る。
それ実際やっぱりイメージしてるものに対して作れるものなんですか?
作れますね。
大きさとかもいろいろあるじゃないですか、きっと。
大きさは小っちゃいものだと本当に
10センチいかないようなサイズのものから。
多分今まで作ったもので一番大きいのだと
どうだろう、このテーブルくらいだから
1メートルくらいのサイズですかね。
18:02
へー、じゃあそれもともとイメージがあって
でも作りながら変わってったりしません?
それが楽しいから。
それが楽しいんだ。
結局初めに思ってたイメージと
多分ドンピシャの着地って今までしたことないから。
レゴって見たて遊びなんです、結局。
見たて遊び?
日はない一日、ものを作っていたいというくらいに
作ることが好きというかわいちゃん。
作りながら変わっていくのが楽しい。
そしてドンピシャで思い通りになったことはないとのことですが
レゴは見たて遊びとおっしゃいます。
それはつまりどういうことでしょうか?
レゴって見たて遊びなんです、結局。
見たて遊び?
1個の部品って例えば四角いブロックだったりとか
ちょっと斜めになっているブロックとか
今結構いろんなパーツが出ているんですよね。
何千種類とかって形があるんですけど
それを何に見立てるかっていう
例えば車のホイールを
車のホイールとしてじゃなくて
宇宙船のロケットエンジンに見立ててみたりとか
っていう見立て遊びなので
作っている最中に
この部分こういう風にしたいなと思って
いろんなパーツを当ててみる
思っていたのと違うけどこれいいじゃんみたいな
そういう偶然性みたいな
それはまた楽しいわけですね。
なるほど。それは初めて聞いた。
プロジェクトをやっていくにあたって
最初はこういうなんとなくを描くけど
やっぱりやっていくうちに上書き更新されていって
より良い方向が見えてきてとか
そうですね。
ある程度完成はされたものは
イメージはもちろんあったけど
だんだんこっちにプロジェクトが出てくるみたいな
初めのコンセプトとしては
着地はそこに降りたいんだけど
必ずしも思い描いてた通りにならなきゃ嫌だ
みたいなのがあって
それで良しとする
思っていたのと違うっていうか
思っていたのと違うって言葉だけだと
マイナスな感じがする
少なくとも僕はレゴで造形している時には
思っていたのと違うっていうのはプラスに
思っていたのと違うって言うと良いじゃんって
良いじゃんっていうことですね。
そういうのは分かります。
それでも完成っていうのは見るんですか?
完成だっていうのは自分の中で
納得いったところで一応完成かなって
21:02
納得いくことはあるというか
分かります。
一旦完成かなと思ったら
一週間くらい離れるんですよ。
ちょっと寝かせるというか時間を。
少し時間を置いてみると
なんかここ違うなとか
ここもっとこうした方がいいかなとか
そういう発見が出てくるんで
最後そこに手を入れて大体そのくらいで
いつも完成ってしてます。
なんかめっちゃ楽しいですよ。
いや面白いです。
パーツもだってどっかから
無いパーツもきっとあるじゃないですか理想に届かない
そしたらどうするんですか?
パーツはさっきの規制のセットから
中に欲しいものがあればそこから抜いてくるし
あとはパーツ単位で購入するっていう方法があるんですよ。
レゴのパーツ単位で買うという。
それは国内にもパーツショップっていうのがあったり
あとは海外から買ったりっていうのもできるんです。
じゃあ色見切ろうとか
形とか
それじゃあ調べて
調べて買うんですよね。
調べてあったこれだみたいな感じでそれを買って
レゴの趣味の
海外でパーツを海外から買う人たちっていうのは
買わせに敏感
買わせに敏感
買う量が結構な量なんですよね
1個のパーツを
例えば1つの種類のブロックを
10個とかだけ買うとかっていうので
例えばアメリカから送ってもらうとか
シッピングの方が高くて
完全に持つから
だからものすごいロットで買うんですよね
多めにというかまとめて買うんですよね
100とか1000とかっていう単位で買ったりする人もいる
そのパーツが欲しいために
だから僕なんかもかなり
使う頻度の高い部品とか出てくる
そういうのは本当に100、200とかそういう単位で買ったりする
そうするとやっぱり
縁が強い時に買う方がいいわけですよね
今は全然です
ここ1年くらいに全く買いました
1年以上かな
欲しいのはあるけど
基本的に在庫で回してるから回っちゃうようになった
そんなに大量に買わなくてよくない
面白いって言ったらあれですけど
買わせに敏感
それがアメリカだったりとかヨーロッパだったりとか
結構世界中にいろんなところにパーツショップがあって
どこが安いかなみたいなのを見ながら買う
どこが安いかなみたいなのを見ながら買う
24:00
へーなるほど
じゃあ常に作りたいものは
終わったらまた次がこれ作りたいみたいな
あるいは作ってる最中に
もう次のがこれ作りたいみたいなのが
ふっと来るのか
結構まちまちなんですけど
作ってる最中に他の作りたいものが出てきたら
結構新しいアイデア優先になっちゃうんです
作りたいものを途中でほったらかして次行っちゃいます
なるほどなるほど
ほったらかしてるのをある日明日を言えばと思って
また手付け出したりとか
そうですよね好きでやってるわけだから
別にそこに決まりがあるわけじゃなくてやりたいことやればいい
その本能に従ってずっとやってる感じ
どのくらい作ったのかってあります?
数で言っていいのかわからないですけど
古品の数だけだと
でもそれも100前後くらいじゃないですか
そんなもんだと思います
年間で言ったら
10個いかないくらい
そうですね今はもうね
落ち着いてきちゃってるというか
前はもっともっともっと
一番熱上げてた時は年に20作とか作ってたんです
今はもう年に2つとか3つくらい
お自身のレゴを作る場所みたいなのがあったりとか
一応ありました
アトリエというか工房というか
自宅の一部に
パーツも一応
形とか色とかで分類をして
薬師ダンスというか昔の薬屋さんにあるような感じで
無印とかで
引き出しを使って収納してます
すごいそれ
なるほどな
完全に仕事と分離されます
行ったり来たりというか思考として
仕事がこれやってることによって
あれ後に生きるとか
逆とかってあったりするね
そこは完全に分かれてる感じ
あんまそこの連動とか関係を意識したことがないから
この中でそこ切れてるんじゃないかな
そっかそっか
作るっていう意味で共通言語として
お持ちだなと
そういう規定の部分で
そういうのあるかもしれないですね
やっぱりそれがあるから今のお仕事もそうですし
作るっていうレゴっていうことも
そういう意味だと
作るってことに対して
27:00
前動作って言ったらいいんですかね
作るアクションの前の動作で
見るってことが重要だなと
それはさっき言った街を再現するっていうのも
街をよく見てその街がどういう素性なのか
っていうことを理解してからじゃないと作れないし
さっきのレゴの話なんかも
いろんなものを見てネタがたくさん入ってると
それを組み合わせて何か
ゼロからものを生み出せる人って僕はいないんじゃないかな
何かしら体に取り込んだものを
その人なりに
混ぜこぜして出てくるものがアウトプットかなと思って
そういう意味で見るっていうのは
作る前の段階の見る
レゴの趣味は子供向けの
レゴのワークショップをやったりとか
そういう時に結構お子さんとか
親御さんから
どうしたら上手くなるんですって言われるんです
僕はレゴに上手いも下手もないかなと思ってるんですけど
そういう時にいろんなものを見た方がいいんじゃないっていう
見たら見た分だけ
要はネタのストックができる
それは必ず指先からアウトプットされると思うんです
はいはいはい
じゃあ河合さんは普段よく見てる?
よく見てますし
よく見てますって
街とか歩いてて
例えば僕は人の顔を見ちゃうんですよ
街を歩いててついつい人の顔をパッパッパって見ちゃう癖があるんですけど
普段街を歩いてて何を見てますか?
街を歩いてて
あと一つは職業的になっちゃいますけど
建物の雰囲気みたいなのを見るっていうのは
それはちょっと職業的
訓練的にそういう風に見るっていうのが付いちゃってる
っていうのが一つある
もう一つは工業製品
井上さんが人の顔にフォーカスするっていうのは
多分同じ感じで
僕は街にある工業製品
例えば車とかもそうですし
その辺並んで自動販売機とか
電柱の上の方にあるごちゃごちゃした機械とか
そういうものとか
あとは建築機械
重機が大好きで
携帯の中には重機の写真がいっぱい
それ撮っちゃうんですか?
撮っちゃうんだ
じゃあ結構詳しいというか
分類というか
造形として好きで通りっぺんを知ってるかもしれないですけど
どこのメーカーなのか分からないですけど
もうあったらパーって撮っちゃう?
30:02
撮っちゃう
作るのはやっぱり
会社の中の一つの重要なものだと思うんですけど
見るっていう意味でも
名前のように見てるってことですよね
見てるから
それを自分なりにアウトプットしたいっていうのが
作るにつながってるのかな
レゴとして出てくるときに
もちろんSFっていう文脈もそこに入ってくるし
普段から見るっていうものもあって入ってくるし
そういう意味だと
スターウォーズ見た後は無償に宇宙船作りたくなる
それカンフー映画見た後にカンフーやっちゃうみたいな
ほぼ同じマインドです
でもスターウォーズ見たくなるってことですよね
スターウォーズはそうですね
見ちゃうと作っちゃうっていうのはそこは
僕もかっこいい宇宙船欲しいみたいな感じ
なるほど
そう思うと作り続けてるわけじゃないですか
うまくなりますね
うまくなる
たくさん今まで100作品とか作ってきた中で
これが俺の中のベスト1みたいなのがあったりするわけですか
あります
僕の中のベスト1と
ウェブで公開したりしてるんですけど
ウェブでの評価っていう意味で
一番バズったみたいなものと
実は違ってて
僕は自分が一番だと思ってるんですが
バズってないことに
若干モンモンとしてるわけです
バズるべきというか自分の中でこれだよ
これじゃないの
自分の中でよくできてるけど
そんなに騒がなくてもいいみたいな
効果があったんです
それ何なんですか
一番ものとしては
ものとしてはロボットでした
ちょっと何ていうか
足があって手があってみたいな造形じゃなくて
ちょっとひねったような
両足がタイヤになってたりとか
両腕が腕っぽくないものが付いてたりとか
ちょっとひねったことをしてたやつだったんですけど
それがウェブとかに出したら
ご自身がこれっていうのは別のもの
別のやつです
どんな感じのもの
建築銃器モチーフで
僕は架空銃器とかって
銃器用のディティールを
SFに振って
33:00
再構築したようなものを作ったりするんです
これ見れたりするんですか
見れますね
作ることに対してその前段階にある
見ることが重要
普段から街をよく見ることをされており
何かしら体に取り込んだものを
見ることをしたいという思いが
作るにつながっている
そんな河合ちゃんの作品は
ポッドキャストの概要欄にあるリンクから
ご覧いただけますので
皆さんぜひその作品を見てみてください
というわけで河合ちゃん
色々とお話いただきありがとうございました
それではまた次回
34:03

コメント

スクロール