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奏でる細胞は、サイエンスと音楽を愛する博士2人が、アメリカ・インディアナから楽しく奏でるようにおしゃべりする番組です。
この番組は、地域医療に貢献し、皆様の一番近くにいるホームドクターを目指す、
はたなかないか糖尿病クリニック。JR横須賀線、ほどがや駅、徒歩1分の、はたなかないか糖尿病クリニックのスポンサーズでお送りいたします。
はい、こんにちは。タツです。今日は素晴らしいゲストに来ていただきました。エモリー大学の小野原大介さんです。
どうもよろしくお願いします。小野原です。
今日はですね、企画がありまして、科学系ポッドキャストが、みんなで科学系ポッドキャストの日、5月10日が科学系ポッドキャストの日なんですけど、
みんなで同じテーマで話そうという企画なんですけど、今回は僕がホストしてます。奏でる細胞がホストで、そうなんですよ、初めてなんですけど、
ドキドキしちゃうんです。緊張しちゃうんですよね。で、テーマが今までは発明、そして宇宙ってきたんですけど、僕たちは論文にしましたね。
かっこいいですね。ありがとうございます。で、論文って研究者の業績みたいなのを決めていく。大事なものじゃないですか。
そうですね。で、あと新しい情報を手に入れるのも論文だし、だから皆さんいろんなお話ができると思うんですよね。
僕なんかちょっと固くなっちゃうなと思うんですけど、科学系ポッドキャストの皆さん、腕がある。皆さん、面白おかしくどんなテーマを振られても
面白く話してるんで、いろんな番組が参加してますんで、まず皆さんのやつを聞いて欲しいっていうのがいいと思います。
楽しそうですね。
で、そこで僕は一緒に論文集を8年間やってくる中で、小野原さんは非常に大活躍してくださっているんで来ていただきました。
来ましたかね。ありがとうございます。
僕からのまず紹介はですね、研究社会の長友なんですね、小野原さん。まず運動量がとてつもなくて、自分のゴール前で守ってたかと思ったら
気が付くと敵のゴール前でもうシュート打ってるっていう、クロスを上げまくるし、ゴールがなくても走りまくってる。
電車が入ってるってことですかね。
そうなんです。チームに無くてはならない存在だということを言いたいんですけど。
ありがとうございます。
っていうのが僕の印象なんですけど、小野原さん、自己紹介をお願いします。
どうも、森大学の小野原です。
私はですね、日本で13年間の心臓器官外科医としてずっと臨床ばかり、手術ばかりをしてきたんですけれども、
今回この論文章に関わってる理由の一つとして、真面目にっていうかちゃんとした基礎研究を一度もしたことがなかったので、
心臓器官外科医として一生過ごしてもいいなと思ってたんですけど、
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それを続ける前に一度しっかり基礎研究の世界を経験して、自分の臨床技術に深みを出したいなと思って、2015年に飛べしたんですね、アメリカに。
そして研究の世界を垣間見て、すごい楽しいなと思って、
でも2、3年ぐらい研究しっかり勉強したら日本にまた戻ろうと思ってたんですけど、
ちょっと研究の魅力に取り憑かれてしまって、今8年ぐらい経ちますけど、まだ研究を続けている。
何を研究しているかと言われると、心不全の患者さんですね、心臓の病気が末期の状態になって、
心臓移植とかエルバドと言われる機械を装着しないと助けられないような患者さんを、
そうなる前に何とか外科治療で治療ができないかということで、
大型動物を用いて、その心不全の病気の研究と新しい手術の治療法とか、
家庭テレデバイスなどを開発して患者さんを救うことができたいなということで、
そういった研究を今しています。
こんな感じです。
また長友との共通点見つけましたね。
出てきました?
日本で活躍した後にイタリア行って、トルコ行って、日本に帰ってこないままずっと頑張ってるみたいな感じですね。
なるほど。そういうことですね。
素晴らしいですね。
ありがとうございます。
これはですね、このUJ論文賞を始めて、小野原さんが受賞されたのは2019年ですね。
2019年か、それぐらいですね。
その時に、もともとは研究者のこの世界を盛り上げようと思ってたんですけど、
海外の研究者ってみんな個人個人で戦ってて、日本代表のように集まる機会がなかったんですよ。
長友さんもやっぱりこう、日本代表で集まってるときすごいにこやかじゃないですか。楽しそうにしてる。
そうですね。真っ赤な顔してますね。
ああいうふうにやっぱり研究者も集まってみんなでやると楽しくなるんで、
そういうふうに集まれる場所を作りたいなって思った時に一つの案が、みんなで賞を作るということで、
本当にボランティアのメンバーで作ってて、ありがたかったのがねぎし先生が来てくださって、
ロベル賞受賞者のねぎし先生が最高顧問、そして審査委員長として参加してくださったんで、
人が集まっててってこう来てくださった。
だけど、やっぱりボランティアなんで研究者めちゃくちゃ忙しいじゃないですか。
ここで出てきた問題点が、運営するメンバーが足りない。エネルギーが足りない。
そこでちょうど小野原さんが受賞したあたりに、これは受賞者アンケートを取ろうって言って、
受賞者の人たちにおめでとうございます。
あれが初めてだったんですね。アンケート取り出したの。
アンケートは取り始めてたんですが、アンケートの中に一つ項目を加えた。
運営メンバーとして加わってくることに興味がありますか?っていうクエスチョンを入れたんです。
入ってました。入ってました。
そこに一人一人連絡を取って、一緒にやりましょうっていう風にしたら、
メンバーのレベルがすごい上がって、今すごい優秀な人たちが集まってるじゃないですか。
すごい人多いですよね。びっくりしますよね。よく聞くと。
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ちょっと今日小野原さんに、この裏側、どんなメンバーの人たちが論文賞を支えているかっていうことをちょっと紹介してほしいなと思うんですけど。
なるほど。
小野原さんがいるチームっていうのは、小野原チームは今ちょっと何人くらいいてみたいな話をしてほしいです。
去年、今年って規模が一気に増えたので、特に今年はエリアを便宜上、その北米のメンバーがどうしても中心なので、
イースト、セントラル、ウエストということで、東部、中央、中西部、西部ですから西海岸ということで3つのエリアに分けて、
それぞれのエリアごとに責任者、バイスチェアとチーフディレクターが経験者ということで下を指導しつつ、
ディレクターのメンバーが複数にその下にいて、みんなで協力して経験者が新しいメンバーを指導しながら運用しているということで、
すごく順調にいろんなことが進んでいるなというのは実感してますね。
論文昭和研グループの中に地域ごとのグループがあるんですよね。
そうですよね。
今アメリカだけじゃなくてヨーロッパも入ってきたので。
そうです。今年はヨーロッパも入りましたね。ヨーロッパメンバーもいてすごく広がりましたね。
ヨーロッパが今東海岸のグループに仮で入ってますよね。
はい、入ってます。
小野原さんがいるのも今東海岸のグループで。
だから他のメンバーといえば、例えば高橋さんはボストンですかね。
ボストンで高橋丸子さんがいて、そして大塚さんも一般分野の代表としていますね。
アラママバーミーマルコーの大塚さんがいて。
影の裏のUJA会長って言ったらいいんですかね。小野原さんがいらっしゃって。
いやいやいや、私はただの一般サポーターとして個人周りにいつも座ってます。
もし全てを影で操っているのは小野原さんなんですけど、そういう感じで。
で、新しいメンバーで今すごい活躍されている方は誰でしょうか。
ジョージアの小原さんがだいぶ頑張ってくれてますね。ジョージアだけじゃなくて。
特に彼は今回論文の審査の仕方の点数をいかに標準化するかということで、
標準偏差とか使いながら平均化するという計算式も見出して。
研究者っぽいですね。
すごい自分から意見をどんどん発信されて活躍してるなと思いましたね。
素晴らしいですよね、確かにね。
そういう形でいい人だけでもそんなにすごいタレントゾーンなわけですよね。
セントラルにも同じようにたくさんの方がいて、西海岸のウエストにも本当に大学院生からDIまでいろんな研究者が混ざってやってますよね。
でも先生とか使わずにできるだけフラットにみんなが仲良くやってますね。
奨学金がありますよとか奨学金の取り方のコツとかを一番フレッシュに一番生の声が上って聞こえてくるじゃないですか。
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研究者が忙しい中でボランティアをして大丈夫なんですかって言うんですけど、結構メリットも大きいじゃないですか。
僕はそれがメリットだったんですけど、小野原さんは今メリットってどんなの感じてます?
そうですね、ネットワークがずいぶん広がりましたね。
いろんな地域のいろんな研究者と知り合いになったんで、いろんな人がどこでどんな研究をしてるかっていうのを聞いてくるので、
一気に自分に直接関係ない研究でも、例えば知り合いの人がこういった研究分野で悩んでるとか、こういった研究分野で留学考えてるという時にコネクションつなげることができますもんね。
そういえばUGAにこういうことやってる人がいたから、その人に話聞けば多分何かわかるんじゃないかということで、
足渡し役ができたりするっていうのは、この論文賞のグループに参加して一番メリットというか、良かったなと思うことの一つで。
そうですね。
いろんな人と人をつなげられる役割ができるっていうのはすごい楽しいなと思います。
そうだな、思い出した。小野原さんに理研の方か誰かからちょっと連絡が来た時に、ジョージアムの情報をくださいみたいなこと言われて、
すぐ小野原さんを紹介したら、すぐつながってみたいなね。
ああいうのありますからね。やっぱりネットワーク大事ですよね。
そうです。
いやーわかりました。ありがとうございます。
一番本題というか、今年の受賞者の方々に触れたいと思います。
今年も厳しい選考で、年末からいろいろやって、やっとこの4月の末にですね、全員揃って報告できましたね。
いやー厳しい、厳しい戦いでした。
なんかね、研究者の意思、同じ分野って言ってもちょっと違うんで、
同じ工学とか同じ生物学って思うかもしれないんですけども、分野がたくさんあるんでね。
一種格闘技戦になるんで、一番困るのが審査員ですよね。
そうなんです。審査員の先生はもう大変だったろうなと毎回思いますね。これ参加してて。
30何人の先生方、しかもアメリカで大活躍して、すごい第一人者の先生方が散々やって、最後同点でみんな並ぶみたいなこともあって。
最終形みたいなね。
はい、なりますなります。結局審査でですね、みんな横並びでほぼ点数一緒で、誰をじゃあ受賞者にするんだとかすごい悩ましいですね、毎回毎回。
一応ウェブサイト見てほしいんですけど、このUJ論文賞ウェブサイト今年の受賞者38名いらっしゃいますけど、
要は全員すごいんですよ。で、これ以外にも応募した総数が今回73だったと思うんですけど、73方全員がすごい。
ちょっと小野原さん教えてください。今回の受賞者の注目されている方を教えてください。
そうですね、ちょっとCOIが入るかもしれないんですけど、私の一長所はやっぱりエモリー大学の橋本さんという方で、
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彼がちょうど私が2015年に逃兵した時にすでにこのエモリー大学で免疫の研究をされている方ですごい講師とのお世話になった方なんですよね。
免疫エネルギー分野の受賞者ですね、橋本さん。
彼がずっと長年培った研究がやっと花開いて、今回そのネイチャーにとうとう研究成果を発表されて、
内容について私ちょっと心臓外科なんで、彼のやったこのインターロイキンⅡとか抗PDL1抗体とかもう聞き慣れない、
なんか遠い昔に聞いたか聞いてないかよくわからない言葉しか出てこないんで、ちょっと研究内容はよくわからないんですが。
これはね、奏でる細胞というよりは働く細胞の分野ですね。
そうなんですね。
免疫細胞たちの大活躍する研究の最新働く細胞って感じですね。
こういった研究を送り出すですね、心臓とか血管は私詳しいんですけど、その中身については私あまり知識がないものですから、これ漢字読むのが難しいですね。
脈絡髄膜炎ウイルスですね。
あ、LCMV!英語の方がわかっちゃった。
日本語難しいですよね。
リンパ急性脈絡髄膜炎ウイルスってこう下紙そうな。
えー、LCMV、日本語こんな難しいんだ。
そうなんですよ、難しいんですよ。
メーチャーってやっぱり研究者が一緒に一度は出したい憧れの論文ですので、それを出されて受賞されてすごいですね。
そうなんですよね、ただ私ちょっともうこの人に橋本さんのことについては、ちょっと研究はよくわかんないんですけど、あの一言言いたいのは、彼がですね、ずっとその室伏康二ってわかりますか?
室伏康二わかりますよ。
彼がですね、いかに素晴らしい人間かということで、その頭脳だけじゃない、身体機能もすごいんですけど、スポーツ選手としてのすごさプラス、頭の良さですね、スポーツの指導者としてもすごいスキルを持っていて、これを世の中の人に知ってほしいっていうのをずっと熱く語るんですよ。
自分の研究話はほぼしないんですけど、世の中の人はもっと室伏康二を知るべきだということで、この間のいつだったですかね、夏ぐらい、去年うちに遊びに来たときに食事会したんですけども、その時もずっとその室伏康二のすごさを延々と語って帰っていったという方で、
なのでちょっと今回橋本さんを紹介するにあたって、皆さんに室伏康二がいかにすごいかということを知っていただきたいなと思っています。
免疫細胞どこ行ったんですか、ちょっと。
いやいや、たぶんそれが引いては免疫細胞の活性化にもつながると思うんで、まずは室伏康二がいかにすごいかを。
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そこに着目すると研究にもいい影響が出るってことですね。
そうですね、たぶん免疫力も上がるんじゃないかと思いますね。
もしできたら橋本さんのためにも、ぜひ室伏康二がなにかすごいかっていうのを、YouTubeにいっぱい動画出てるんですよ。
YouTuberなんですか。
違うんですよ、YouTuberではないですね、彼のことがYouTubeにいっぱい出てるんですよね。
そういうことですね。
例えば室伏康二がサッカー選手になったらどうなるっていうことで、11人室伏康二を作って、彼らのスキルを満タンにしてサッカーゲームをするとか、
ゴールキーパーとフィールドの選手を11人全部室伏康二にして戦うとどんだけ強いのかみたいな、そういったYouTubeもあれば、
百獣の王と言われている武装がどれだけ室伏康二っていう男がすごいかを熱く語ってYouTubeもいっぱいあるので、
ぜひそれを見てほしい。
なんですごいかっていうのは、ちょっとこの短い尺では話しきれないんで、そのYouTubeを見れば、
彼がいかにすごい、なぜ人間最強の動物と言われているかが、身体機能もそうなんですけど、頭脳もすごいので、ぜひ見てほしいなと思います。
ありがとうございます。ちょっと予想してた話と違かったんですけど、非常に面白かったです。
もう一つ言いますと、この論文の内容の説明だけじゃなくて、ウェブサイトには実はエピソードということで、
論文を書いた時にエピソードも書かれています。
例えば今の橋本さんの場合には、情報があふれている時代なので、それらに安易に流されないように、
自分の頭で考えることに常に意識して実験を積み重ねた結果、オリジナルな仕事としてまとめることができましたと。
どこにも室伏さんは書いていませんね。
そう、おかしいですね。
すごい良いこと書いてあります。
おかしいな。
研究者を目指したきっかけ、これ高校生の方にも聞いても分かるように書いてくださいとお願いした質問が3つあって、
研究者を目指したきっかけ、医学の進歩に貢献したいからですね。
現在の専門分野に進んだ理由、分かっていないことが多すぎるということに実感したとか、
この研究の将来性、免疫療法への応用ができるというふうに書いてあるんですけど、
こういう情報が論文からだけでは分からないことが読み取れるというのもこの論文の良さですね。
何もハンマー投げ殴ったら何も書いてありませんでした。
そうですね、残念ですね。おかしいですね。
ありがとうございます。
橋本さんの情報、非常に奏でる細胞っぽい情報を聞けて嬉しいです。
他に誰か押したい方いらっしゃいますか?
押したい方は室伏浩二以外ちょっと今押したいですね。
室伏浩二の話はちょっと、彼の影響で多分30分くらい彼のすごさ、室伏浩二のすごさは喋れるんですけど。
すごい人いっぱいいたんですよ。ブロード研究所の斉藤さんとかもすごかったし、
ミシガン大学の黒川さんとか、ワシントン大学の堀江さんとか、
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UCLAの勝山さんとかもスモールとかね。
大学生とか大学院生で論文書を応募されている方もいらっしゃいますもんね。
この方はそうです。大学院生の1年目とか2年目でこれだけのものを書いてるんで、
1年目だったらすごいですね。
若手の融合株という、インディアナからも素晴らしい論文が出てまして、
まずインディアナ大学は吉本哲也さんといって、私学部の方なんですけど、
これも歯と免疫の研究というものが、歯の細胞の中に免疫の機能を持つ細胞みたいなものが
ステムセンの中にあったという細胞からの研究で、これも非常に素晴らしいものを書いてました。
虫歯の予防につながるみたいなことですかね。
そうですね。刺繍病の方です。刺繍病の方のアプローチに関わる。
そうなると私の分野で言うと、心内膜炎という病気の予防につながりそうですね。
こうやってね、違う分野がつながっていくんですよね。嬉しいです。
で、もう一人がですね、渡辺雄一郎さんなんですけど、渡辺雄一郎さんは、
根岸英一先生、ノーベル賞、ノーベル科学賞と同じパドゥ大学の科学科で研究されていて、
分子をカップリング、ブロックのようにカップリングさせることによって自由につなぎ合わせることができるのが、
根岸先生のノーベル賞の成果なんですけど、
渡辺雄一郎さんは分子を並べて機能を持たせるという感じで、LEDとか光を効率よく発光させるような分子を作るという研究をされています。
かっこいいですね。
かっこいいですよね。そして僕と誕生日が一緒で、ずっと一緒に誕生日を祝ってたっていう。
なるほど、そこ大事ですね。
じゃあちょっと私も詳しいのでもう一人紹介していいですか。
ぜひぜひお願いします。
私が担当していた社会実装ですね、ディスラプティブイノベーションアワードの分野で、
菊地海斗さんというカルフォルニアのサンリエ語校の方がいらっしゃるんですけど、
彼がその社会実装の中の受賞者の一人なんですが、
彼がやっている研究というのが、
休眠中の意思決定を可能にする電気的な信号処理についての研究ということで、
最近ですね、バクテリアとか心筋がですね、なんか休眠するみたいなんですよね。
そのいろんな環境にストレス対策を持つために、
安定的に休眠状態を維持するために、
休眠状態になることで極限状態を切り抜けて、
生き残るみたいな機能を持っているらしいんですけど、
それが長いときは数百年以上ずっと休眠することができるみたいなんですよ。
で、それがある電気刺激で急に発がまた復活できるみたいなんですよね。
で、そういったすごいメカニズムについて調べましたっていう報告をされていて。
かす状態ですね。ちょっとスリープサイエンスというか、
眠らせておいて、で、必要なときにだけ目覚めさせるみたいな。
そう、むちゃくちゃエコなシステムがそういった細菌とか、
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心筋、カビですね、そういったのがそういった機能を獲得してて、
それで過酷な環境を今まで生き延びてきたみたいな。
そのメカニズムを調べましたという発表なんですね。
すごいですね。それは人はどこから来てどこへ行くのかの大きなテーマの一つになってますね。
そうなんですよね。これを調べることでまたいろんな眠った状態、
大きく言えば冬眠みたいなのも入るのかもしれないんですけど、
そういえば冬眠で言うと、さっき熊がなぜ冬眠しても足の血栓ができないかみたいなのが話題になってたんですけどね。
知りません?
ぜひお話ししてください。
これもツイッターで出てきた話なんですけど、熊って冬眠するじゃないですか、冬の間。
で、人って動かないと足の静脈に血の塊ができて、
それで心部静脈血栓症という病気を起こすんですけど、
熊っていうのはそれを起こさないんですよね、熱でも。
それには実はこうある成分が機能していて、
その発現によって血が塊にくくなっているというのが最近研究結果で分かったみたいで。
めっちゃできそうな。
そうやっていろんな眠った状態を維持するために、
今回のお客さんのテーマとはちょっとずれるかもしれないんですけど、
いろんな新しい冬眠とか休眠とかそういった研究もすごい面白いなと思って。
めっちゃ面白いですよね。
なんかエイジングに関わっていきそうじゃないですか。
年をとらないように。
すごい。糖尿病の薬もですね、絶食というかご飯を食べない時期があるトカゲがいて、
そこから初めて食べるじゃないですか。
その時に唾液の中に入っている成分が水臓を起こして、
インスリンの機能をその時に目覚めさせるんですけど、
これがそのままGLP-1という薬になって、
すごい薬の大きな薬になってますよね。
すごい期待が持てますね。
寝てるものを起こすっていうのは、
魔法の薬というか、
すごい良い薬を生む可能性がある。
そうなんですよね。
あまり体内エネルギーを使わずに長期間生存させておいて、
必要な時にスイッチをオンにできるという研究なので、
すごい応用が広がりそうだなということで受賞した論文ですね。
素晴らしい。社会実装の分野はですね、非常に激戦力ですよね。
その中を勝ち残ったのはすごいですね。
皆さんレベル高いです。
社会実装は本当に論文が論文で終わらない。
それがみんなの手に届くものを目指しているところ。
特にこの社会実装分野に関しては、
今UJAの中に新しくできたトランスレーション部と今コラボしようということで、
いかにこういうのをベンチャーとベンチャーキャピタリーとつなげて、
本当に社会実装していくかっていうのを
UJAでも今バックアップしようとしているので、
本当に今後期待がかなり高まっているところですよね。
なるほど。ありがとうございます。嬉しいです。
もう一人ぐらい行きましょうか。
もう一人ですね。
マサチューセツコーカ大学の渡瀬さんという方がいるんですよ。
渡瀬上司さんという方が。
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非常にめちゃくちゃ社交性のある人で、
多分友達いっぱいいると思うんですけど。
僕は非常に仲が良かったんですよね。
ミシガン大学に来てたんですよ。前は。
この仕事も多分半分ぐらいはミシガン大学でやった仕事だと思うんですけど、
サイエンスアドバンスっていう論文の方で、
接触系列の不死性を保障するメカニズムの発見。
かっこよさげなサイエンスですね。
不死性ですか。
15.6億年に及ぶ多細胞生物の歴史の中を生き抜いてきた
細胞系列らしいんですよ。
だからその生命のバトンをつなぐ役割っていうのを
明らかにしたということで、
本当にUJAでやっているね。
なんかショーをやりますよって言うとね、すぐ来てね、すぐ取っていく人なんですよ。
すごいですね。
僕も本当に仲良くさせてもらってて、
いろいろいつも笑わせてくれるんですよ。
めっちゃ面白い人で。
写真も笑顔が良いですもんね。この受賞写真。
言いたいのは、それぞれの論文に対する審査員のコメント素晴らしいですね。
そうなんです。審査員のコメントはかなり良いですよね。
例えばここだと佐田愛子先生が症状媒生殖モデルを用いてね、
リボソームDNAのコピー時に働く妊娠の童貞と生命的異変に迫る研究で、質が高く神奇性のある研究成果である。
これ言われたいですね。
言われたいですよね。
生殖細胞の不死性という観点からより普遍的に研究成果の面白さを伝える姿勢が見られた。
所属研究室の強みと細胞生物学における新生者のバックグラウンドを活かした成果であり、
もともと持っていたものとバックグラウンドと留学先でいた研究室が上手く組み合わさったというところも評価されている。
こういうコメントを一人一人の先生がそれぞれにつけてくださってるじゃないですか。
そうですね。審査するだけじゃなくて素晴らしいコメントを皆さん書いていただいてますよね。
そうですね。
ずっと8年間この論文賞が続いた理由って、
根岸先生もそうだったんですけど、
もう若い人の素晴らしいところをとにかく光を当てたい。
どこが素晴らしいのかっていうのをこういう一流の先生がバーンって言ってくれる。
これですよね。
だからぜひ多くの人に来ていただいて、論文の素晴らしさもあるけど審査員の方々の温かい目線も見てほしいし、
重症者の方々が裏話とかエピソードを書いてますんで、
それも見てほしいし、留学に関わるコツとかあとは面白い失敗談とかも書いてますよね。
それを見てほしいということを。
そうですね。見どころたくさんですよね。
はい。で、これもなんか最後若返りの話なんで。
言ってみるとでもこの渡しさんの話とさっきの厚口さんですねとか、
無限のコラボレーションがこの論文賞の中で生まれてくる可能性が考えられる。
そうですね。確かに確かに。
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話題をちょっとポッドキャストに戻しますが、
科学系ポッドキャストも同じような感じで、
いろんな番組がたくさんある番組がすごい仲良いんです。
みんなでコラボレーションしてて、そこからいろいろ生まれてくるみたいな感じで、
今回僕がポストをした理由もUJIとかと似てて、
自分たちで盛り上げていこう。
自分たちが盛り上がることをみんなで考えてやっていこうという、
雰囲気づくりによって明るくなってきますね。
UJI論文賞ももちろん根岸先生のようなノーベル賞の方とか、
あとお住み吉永先生も僕らのアドバイザーとしてやってくださった時期がありますし、
今はNIHの富山玲子先生とか、あとは新品の佐々木敏夫先生とかが
アドバイザーとして支えてくださっているから、こうやって盛り上がりが上がるし、
その若い人たちもすごく光を浴びて海外の挑戦を続けることができるじゃないですか。
この雰囲気がやっぱり何よりもいいなと思って。
ちょっと忘れてません、僕ら。素晴らしいメンバーの人一人忘れましたね。
UJI論文賞の中で素晴らしいメンバーいるじゃないですか。
誰でしたっけ?
ワーキンググループのメンバー。
シカゴに誰かいましたっけ?
そう、シカゴに。
個人情報を漏らしている人は一人いますよね。
あんまり参加してこないけど、打ち上げはしたいみたいだし。
といったDMが来ましたね。
ツイッターネタになりますけど、皆さんわかるんですかね、この話して。
僕らのこの番組を聞いてくださっている方には、
ぜひ知ってほしいアメリカで活躍する心臓外科医の先生がいらっしゃるということをご紹介させていただくんですけど、
シカゴ大学ですね。
築岡雄介さんでしたっけ?
そうです、正解です。
築岡雄介さんですね。
築岡雄介さんにぜひ会いたいっていうお便りコーナーがあるので、
築岡さんが出てくださるので、ここに。
確かにですね。
小野原さんが出てくださったってことは、築岡さんも出てくださるってことなので。
適形に、今日彼も来るんじゃないかと思ってたんですけどね。
築岡さんってどんな方なんですか?
私自身は実家が動物病院をされていて、
ご本人は心臓外科医をされて、
過去オーストラリアとか留学経験もあって、
今回臨床の世界を極めたいということで、
シカゴの方に手術の検査を次にフェローとしてやってきたっていう方なんですが、
どういうわけかあまり面識のない私の個人情報を
ツイッター上で晒してくれるという素敵な知り合いですね。
伝わるかな?伝わってほしいけど。
難しいですよね。
そうですね。築岡雄介さんはですね、
ツイッターで非常に大きな勢力を持っていて、
その大きな勢力に小野原さんが一人で立ち向かっていくところを
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僕は何度も見てるんですけども。
いやいや、あれも完全に巻き込み事故にあってる感じですね。
その二人をみんなが見たくて、みんなが追いかけてるっていう姿を
僕はよく見てるんですが。
すごいのは、僕ちょっと一回絡んでたんです。
二人が仲良くしてるなと思って。
そしたらツイッターに通知が来て、
見たことないぐらいの桁の通知が来て、
何が起きてるのかなと思ったら、
二人が何回もいっぱいツイートしてて、
仲良くないはずがないですよ。
それに一個ずつに50件ぐらいいいねが付くので、
僕の名前がそこに混ざると、その50が僕に来るんですよ。
そうですね。巻き込みいいねが来ますよね。
170とか見たことがないツイッター通知数が来て、
それは大変。
うちの月岡がご迷惑をおかけしました。
この二人にUJ論文賞を広めて欲しいなって僕は思ってるので、
今後ともツイッターで仲良くですね、
UJ論文賞のことで盛り上がってくださいとは思います。
頑張ります。
ということで、そういった面白いメンバーも入ってる
UJ論文賞の受賞式がいつなんでしょうか。
受賞式が5月のですね、こっちのアメリカだと
ちょっと待って、小野原さん家でかいやっぱり。
家でかい。これ伝わるかな。めっちゃ家でかい。
小野原さんの家でかいです。めっちゃでかいです。
肝心の論文賞の受賞式自体は13日の土曜日がアメリカですよね。
夕方開始で、14日日曜日の朝が日本の開始時間ですね。
で、その時に小野原さんと月岡さんと僕の3人で
終わった後ですかね、開催報告のスペースをね、やりたいと思ってます。
初耳ですけど了解します。
初耳ですか。初耳じゃないですか。そのためにずっとやってきたじゃないですか。
月岡さんとスペースをやり、月岡さんとまたポッドキャストをやるということで。
楽しみにしてます。
最後に何か有礼論文賞の告知と小野原さんの告知あればどうぞ。
有礼論文賞に関しては本当に多くの人がですね、アメリカ含め世界各地で活躍されていて
素晴らしい論文を出してるんですよね。
で、いわゆるそういう有名なジャーナル、ネイチャー含めてそうなんですけど、
そういったところに投稿できるような素晴らしい研究をしてる人たちがいっぱいいるっていうことを知ってほしいなと思うのと同時に
研究ってなんかすごく難しいことをしてるっていうイメージあるか思うんですけど、
その有礼論文賞のウェブサイトの受賞者一覧を見ていただいて、
今日ちょっと話にしましたけど、その審査員のコメントとか、
研究者がどういう思いで研究してるのかっていうところだけでも見てもらえるとすごく嬉しいなっていうのは、
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ちょっとみんなに伝えたいことですね。
ありがとうございます。
私自身で何か言いたい、私のことっていうのは特別そんなにないんで、
ちょっとできたら橋本さんのためにもぜひ室伏工事がなんてすごいかっていうのを、
YouTubeにですね、いっぱい動画出てるんですよ。
ぜひそれを見てほしい。
ありがとうございます。小野原さんに来ていただきました。
今日本当にね、UJA論文賞のすごさよりも室伏さんのすごさが強調される回でした。
マジすごいですよ。
ありがとうございました。
またね、論文賞について進展とか面白いことがあったら来ていただければと思うんですけど、
僕の方からも一つお知らせがありまして、
どうぞお願いします。
UJAのこの論文賞の新しい部門を立ち上げることになりまして、
それがUJAサイエンスアウトリーチアワードということで、
科学広報署という分野を作りました。
これは科学の面白い発信、役に立つ発信など素晴らしい発信をしている方々を表彰したいと思っていまして、
対象はですね、SNSでの発信、YouTubeでの発信、ポッドキャストでの発信などが全て対象になります。
科学の発展やイメージアップに貢献した方を表彰したいと思います。
評価方法なんですけども、最新の研究成果がどのような技術であったり治療につながるのか分かりやすく発信しているとか、
あとはですね、科学の面白さや素晴らしさを正しく伝えている、多くの方に伝えている。
あとはですね、留学情報など海外の情報をですね、発信している。
それはですね、次世代の挑戦につながるので、UJへの活動とリンクするので、こういった方々を取り上げて表彰したいということで、
UJサイエンスアウトリーチャーアワードというものを今年の夏に開催します。
5月、6月ぐらいで募集をして、一次選考、二次選考をして、秋ぐらいまでには受賞者を発表できればと思っていますので。
楽しみにしています。
論文賞の方々はもちろん素晴らしくてね、今後もその活動を続けてますが、これを広報にも広げていこうという活動が始まっている。
大事ですね。
ということで、こちらは小野原さんに引っ張ってもらいますので、よろしくお願いします。
ありがとうございます。
ということで、僕と小野原さんと月岡さんで運営頑張っていこうと思ってますし、
あとは女性の関東さんという方がいらっしゃいますので、
彼女は素晴らしいですね。
みんなで引っ張っていきたいと思いますので、素晴らしい審査員の方々が集まってくることになってますので、
そういった方々と、そして応募は僕たちツイッターでチリとしながら、
つながりたいと思います。
ということで、本日は小野原さんに来ていただきました。どうもありがとうございました。
最高でした。