1. INTERVIEW │ インタビュー
  2. #64:「自分にしか書けない文..
2022-05-27 36:34

#64:「自分にしか書けない文章」を書く方法 │ 海堂尊さん(医師/作家)

▼本パートのインタビュー映像
https://youtu.be/KuyGo2Ah3Aw

【自分にしか書けない文章を書く方法】
オリジナリティとは何か。創作への取り組み方。考え方。
小説家志望だけでなく、クリエイターの方も必見です!

【プロフィール】かいどう・たける/1961年、千葉県生まれ。医師、作家。2006年『チーム・バチスタの栄光』で、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞、作家デビュー。評伝『よみがえる天才 北里柴三郎』、『よみがえる天才 森鴎外』(ともに、ちくまプリマー新書)も刊行。

奏鳴曲 北里と鷗外
北里柴三郎─よみがえる天才7
森鴎外─よみがえる天才8

【海堂尊さんへのインタビュー】
Talk.1 新千円札の肖像「北里柴三郎」と森鴎外の知られざる関係 〈5月17日(火)公開〉
Talk.2 創作と取材のバランス〈5月20日(金)公開〉
Talk.3 本を書ける人と書けない人の境目〈5月24日(火)公開〉
Talk.4 「自分にしか書けない文章」を書く方法〈5月27日(金)公開〉
再生リスト

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【目次】
OPトーク
明日すべてがゼロになったら
最近気になった囲み記事
もっとも影響を受けた人物
電子書籍に対する取り組み
「自分にしか書けない文章を書く」方法
Q「これから取り組みたいテーマはなんですか?」
2022年5月以降の作家活動
プロの物書きとして、これからの時代に必要なこと
「海堂尊」の名前の由来
EDトーク

「会う力」養成講座
・映像コース:早川洋平のコンサルティングを受けたい方へ
・音声コース:リーズナブルに学びたい方へ

ニューズレター(早川洋平のエッセイ・最新情報をお届け)

▼「QR CAFE」(人生を更新する読書会)

▼番組への感想・質問はこちら

▼【聞き手・早川洋平プロフィール】
はやかわ・ようへい/新聞記者等を経て2008年キクタス株式会社設立。羽生結弦、髙田賢三ら各界のトップランナーから市井の人々まで広くインタビュー。近年は欧州を中心に海外取材を本格化するいっぽうで、戦争体験者の肉声を発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。公共機関・企業・作家などのメディアプロデュースも手がけ、キクタス配信全番組のダウンロード数は毎月約200万回。累計は3億回を数える。『石田衣良「大人の放課後ラジオ」』『横浜美術館「ラジオ美術館」』などプロデュース多数。 近年はユニクロやP&GなどのCMのインタビュアーとしても活動している。
https://linktr.ee/yoh.haya

▼【ナビゲーター・堀真菜プロフィール】
ほり・まな/現在、早稲田大学4年生。
コロナウイルスの流行により、人と会いづらくなったことを機に、zoomを通して色々な人の話を聴くことを始める。1年間で200人以上にインタビューを行い、聴くことの魅力に目覚める。
現在、勉強を教えない塾福幸塾と提携し「思考と対話の技術」の提供をする他、学生・若者向け対話サービス『workin’ talkin'』を立ち上げるなど、
対話、インタビューを通じて様々な事業を展開している。プロインタビュアーとして実績を積むため現在奮闘中‼︎
https://koushiro123.wixsite.com/manaroom

▼関連キーワード
#海堂尊
#奏鳴曲
#文藝春秋
#北里柴三郎
#森鴎外

Videographer/Editor : Kimi

00:01
インタビュー
こんにちは、堀間野です。
インタビュー、この番組はYouTubeとPodcast各グラッドフォームよりお届けしています。
YouTubeのチャンネル登録、Podcastの番組のフォロー、皆様よろしくお願いいたします。
そして早川さん、よろしくお願いいたします。
はい、お願いします。
早川さんって、普段会社やってらしたり、番組もプロデュースしてたり、色々創作活動を日々してるじゃないですか。
なんかアイディアが湧くルーティーンだったり、こういう時間にイメージが膨らんでるんだよ、みたいな、自分の1日の中のそういう時間だったり特別な場所だったりってあるんですか。
2つですね。月並みですが、ランニングとですね、寝る寸前か起きる寸前ですね。
なんか普通のよくビジネスに書かれてそうなこと嫌なんですけど、天の尺の僕としては。
でもやっぱりこう、ほら椅子に座ってうんうんアイディア考えようって人全く出てこないです。
だから今の話そのままいくと、やっぱりなんか動いてる時か、もしくは寝てる時とか半分こう、やっぱなんか寝てる時みたいな、どっちかじゃないかな、なんかこうゾーンに入ってるみたいなランニングの時か、虚ろな時。
つまり多分なんて言うんだろうね、やっぱり僕が科学的なことはわかりませんけど、あんまり考えようと思って考えるとかって、さのう的、もろさのう使うみたいになるからさ、そうするとやっぱり面白いだって、いかにも出てこなそうじゃん。
だからその2つじゃないかな、考えようと思って出てきたこと。あとは一番大事なこと忘れてましたね。やっぱり人との会話ですよね。
それは間違いないですね。
その3つですね。
日々痛感してます。なんかお風呂に入る時とか言う人多いから、なんかそういう時もあるのかなって思ったら、そういうわけではなく。
昔はね、なんかそう思ってた時あんだけど、その時も結局欲に駆られて、つまりアイディア出すためにアイディア出そうと思ったらアイディア出ない。
お風呂も入る時に、そうだからどちらかというと本質は今そっちか、そうだね、場所というよりそういうことだと思う。
やっぱり欲しい欲しいと思うと出てこないし、それこそ引き寄せよう引き寄せようと思ってるうちは引き寄せられないしみたいな。
なんかそれはすごく感じますね。だから結構困ってて、というか、やっぱりアプローチがすごい助かってて、ランニングしてると必ずアイディアを思いつくんですよ。
メモれないじゃん。立ち止まってメモってもいいんだけど、走りたいから、そうするとこれでアプローチで、メモのアプリとかあるからそれ喋って、
シリで喋るんだけど、なんかうまくいかない時もあったり、いきなり喋りながらだと周りの人から怪しまれるんだけど、怪しまれようがアイディアには関係ないと思ってやってるんだけど、
そのアイディアをこのメモに入れたのはいいんだけど、その後それ忘れちゃう。
03:04
今回忘れるトーク多いですね。赤さん全然そんな年齢じゃないのに。
いやいや、もうそう、なので忘れやすい。いろんなことなんか入れすぎなのかもしれないので、ちょっとね、
この間ね、マナさんがやりたいことリストじゃないですか、やらないことリストとかね。
リストにすらしないっていうのも大事かなと思ってますけど、そんな感じですかね。
はい、そんなところで本編に入ってまいりたいと思います。
今回はカイドウ・タケルさんのインタビューの最終回です。
なんかこう、私、実はチームパチスタも知ってるんだけど、見たことはなくて、
カイドウ・タケルさんの感末の跡書きがいっぱいあって、なんかカイドウ・タケルワールドみたいな。
面白いよね、伝書席版とかだと特にそうだよね。
なんかあの登場人物がこの本に出てきてみたいなのがあるみたいなことを聞いたんですけど、
早川さんとカイドウさんの本なんか。
僕も本当にそのチームパチスタとやっぱりこれだけだったので、逆にそういう意味ではこれからたくさん読みたいと思いますし、
本当に今いい質問してくれましたけど、実はちょうどこれから読みたいなと思ってるのが、
同じこの宗明局と同じこの文芸春秋から出ているカイドウさんがやっているポーラースターシリーズっていうものがあって、
要はですね、それはチェゲバラっているでしょ。
チェゲバラのやっぱり史実に基づくフィクションということで、やっぱりこの森鴎外とかね、北里もそうだけどチェゲバラとかさ、
当然キューバとかカストロとかさ、みんな興味はあるけど、すごい人だなみたいな、みんなゲバラ好きだよって聞いたことあるけど、本当のところどんな感じだったのってやっぱり僕もよく知らないんですよ。
だけどなかなかまた重いチェゲバラなんとかカストロなんとかっていうとなかなか読めないので、
と思ってたらそうカイドウさんが今そのやっぱり4部作というかね、4作書いてて、5作目もひょっとしたらなんて話もこの本編の方も多分言ってると思うんだけど、
まさにこれからこのチェゲバラのシリーズは読んでいきたいなと読む気満々でですね、
強くお勧めしたいなと思いますし、この本編でもあったように、宗明局の中でやっぱりこれ書き切れなかったことが山ほどあるらしいので、
それを別で北里と鴎外それぞれ表伝を別で書いてますので、それは読みたいなと思いますし、それは実は本編でもカイドウさんお話してると思いますけど、
カイドウたけるのですね、それをマーケティング戦略らしいです。カイドウさんって面白いよ、本当にすごく知識深く優しい方だけど、そういう自分で半分冗談で言ってるけど、
よく考えてやってますからって言って、でも全然もちろん当然だけど、そういう浅はかな感じが全くなくて、でもやっぱり人を喜ばせたいとか、
06:04
そういうものがいわゆる商売人って感じでは全然ないんだけど、なんかあのすごく知的な感じなんだけど、
なんかその絵を持ってらっしゃる、それでいて医学博士ということになります。本当にかっこいい。
そう、なのでね、僕らがネタバレしてもしょうがないですけどね、僕らこのナレーション撮る前に、基本的に間に合えばね、マナさんにインタビュー、前回のセイレオン・リュウスさんがね、
インタビュー見てもらった上で僕ら収録してるんですけど、カイドウさんはね、ギリギリにアップを取れたので、実はマナさんまだ見てないので、
まだ見てないです。
ぜひね、リスナーの皆さん、視聴者の皆さんもちろんですけど、マナさんにも本当にね、今回見てもらえたらなと思う、そんなインタビューでした。
はい、ちょっとカイドウ・タケルワールドにインタビューを通して浸りたいと思います。
それではカイドウ・タケルさんと早川さんのインタビュー、最終回をお聞きください。
何だろう、よくこういう質問をするんですけど、
タラレはですけど、明日すべてがゼロになって、記憶も、記憶はオッケーです。記憶はオッケーなんですけど、
いわゆる今までの実績も、あと作家も全部やっちゃいけないと。
で、あと一応食っていかなきゃいけないと。
そしたら明日から何します?
医者?
それもダメです。
そしたら、周りの人が必要なものをやっておかないといけない。
だってその過程だったら、要するに全部ダメで、その時どうするかといったら、
他の人が必要とすることを聞いて、応用機器みたいになって、
その中から選んでいくしかないでしょ。
医者と作家以外だと、そういう意味では、これはつきのみな質問になっちゃうんですけど、
やっぱり聞かれたことあるんですけど、なってなかったら何になってたみたいな切り口で聞くと何が出てきますかね。
医師と作家、それぞれ。
なりたいっていうのが結構なくて、
小学校の頃は本中学者になりたいとか、タクシーの運転手になりたいとかあったんですけど、
それって今の質問の答えにはならない気がするんですよね。
で、大人になってからはあんまり考えたことがない。
後からやれることをやる。
なりたいものになるってあんまりない。
その意味では、医師、作家もですけど、
医師になりたいっていうのは、医学がっていうよりもやっぱり人に興味があった。
で、医学はちゃんと勉強しないと学べないから偉大だって。
で、作家の方は後からでもみたいな風に僕どこかで読んだんですけど、
その解釈認識はあってますか?
おおむね僕が言ったことだと思います。
そういう意味で、やっぱり人に興味があるとはちょっと違うかもしれないですけど、
09:01
やっぱり人間を勉強したいなと思ったって書いてある。
人にすごくフォーカスしてる。
だからこれだけのキャラクター、人物を描ける方なのかなと思うんですけど。
それはね、ちょっとニュアンスが違う。
大学に入るときにどこに入ろうって考えた時に、
自分一人で勉強できるものは、自分で独学でもやれるから、
大学で学ぶことないだろう。
だからそうすると、医学とかっていうのは、
ちゃんと大学で教わらないと多分無理だから、
まあそれを教わればいいんじゃないかみたいな。
そういう感じです。
言われると納得なんですけど、
でもそれでもご両親は先生ですよね。
お医者さんでもないので、言われるとでもその医学っていうところなんですけど、
でもまあなかなか他にそうは言っても選択肢があった気がするんですけど、
医療、医学っていうのは決定的に決めてはあったんですか?
決めてはなかったですね。
だって、早川さんだって大学に帰る時に、
そんな未来のことばしって考えてました。
18歳の男子だって、
ろくでもないことしか考えてないじゃないですか。
だからとりあえずなんとか大学決めとこうみたいな、あれじゃないですか。
医学部入っても別に医師に絶対になるみたいな、
さすがに入ったらなるとは思った?
いや、大学入っても医者にならなくてもいい可能性あるよね、とか思ってて、
それが変わったのは、
5年、6年にベッドサイドティーチングっていう臨床実習が入って、
実際に患者さんの受け持ちとかをするような教育が5年目、6年目に。
そこで患者さんに触れて、
これは何かいい加減な気持ちでやったらいけないことなんだと思って、
そこから分けて勉強始めた。
だから教養の頃とかマージャント剣道しかやらなくて、
そのせいで流年したのね。
流年したって言ったら剣道部の同期の人はみんな拍手合戦してました。
あの野郎が。
そう見たら、やっぱりまたムリクリじゃないですか、北里の方に持っていきますけど、
北里みたいな逆算してこれ挿しでっていうタイプでは全然なかったですね。
全然違います。
展開してって今があるみたいな感じなんですね。
ゴロゴロ転がってるだけですよ。
医学部入って最初はすぐ放棄出て、
5年6年、患者さんを見て医者にならなきゃと思って、
何になったらいいかっていう話とかも自分では決められなくて、
剣道部の先輩に何が向いてますかって聞いて、
3人の先輩がお前は外科しか行けないと言われたので、外科にした。
12:01
外科は外科で確かに向いててすごい楽しかったんですけど、
大学院に入るシステムなんですね。
博士号を取って大学院に入るのと病院に続けるシステムを選べて、
大学院に入ったらそこでやっていた分子生物学の研究が面白くなっちゃって、
病理に移って分子生物学の研究を続けようと思っていたら、
就職先が従業種化学センター病院で、
そこで解剖と治療効果判定をやるのが仕事になって、
これも一生懸命やらなきゃなと思っていたら、
従来の病理化学的検査法では治療効果判定ができないということを証明してしまって、
自分の仕事を失くしちゃったんですよ。
だけど当時の院長先生が行かないので、
でも今まで通りにやってくれと言われて首を集められたんですけど、
その時にそれを解消するために思いついたのがAIだった。
AIを思いついたら、今度はAIの社会道理が面白くなっちゃって、
それをやっているうちに、それが結構学術領域で行き詰まって、
当時はかなりすごい進展してたんですけど、
果てから見ると十分ワンパンなんですね。
だけど僕の目には、この後1,2年で行き詰まる気が見えたので、
それでもうダメだなと思った時に、
そうだ、修説にすればいいんだと。
でもすぐ浮かんだわけじゃなくて、
半年くらいしたらこれを思いついたので、書いてみた。
トータル一大器でした。
ありがとうございます。
それはそこまでは知らなかったですね。
言ってないもん。
良かったです。インタビューやるようにつきますね。
何かの記事で、やっぱり情報は結構前ですけど、
トップニュースになった時はもう遅いと。
予兆は囲み記事にある。
え、俺そんなこと言ってる?
全部10年以上前の記事を引っ張ってきて。
それは良いこと言うね、10年前の俺は。
そういう意味で、最近気になった囲み記事って何でしょうね。
それ10年前でしょう。
10年前は新聞読んでたんですよね。
今は新聞撮ってなくて、ネットなんで、囲み記事と遭遇しないんですよ。
壁渡すみたいに申し訳ないけど、本当のことで。
そういう意味ではただ、僕も新聞記者だったんでわかりますけど、
囲み記事と普通の記事で扱い違いますけど、
ネットニュースを見てる時に、囲み記事って形では掲示してないと思いますけど、
囲み記事的なスクローしてても目立たないようなニュースあるじゃないですか。
そういう意味での、実際に囲み記事から別途して本日的な意味での。
今はやっぱりライナーとかの辺で目が覚まれちゃって、
15:02
あんまりそういう余裕がない感じがしますね。
その前はコロナで。
そうですね。
だからわりと、報道する側自体も、
そういうどうでもいいようなアレっていうのは流さなくなってる気がします。
今思い出したのはあれかな。
通天閣の周りにスライダーができた。
行きたいとか。
何の予兆ですか?
予兆とは全然変わらない。
でもね、案外そういうのって関係してるもんで、
実は過去の膨大な資料を整理して、
ちょうど法違憲を辞めるアレで、
ここに置いてあるのを全部片付けなさいって書いてある。
PDF化してシレッダーかけてるんですけど。
初期の頃に朝日新聞の子ども新聞みたいなやつで、
僕がいろいろインタビューを受けて紹介した記事があって、
ところがその上の記事が、
深海7500とかいうやつの深海底の話で、
その深海底の話って夢見る黄金地球っていうやつで、
モロ使ったやつで、
こういうふうに関係してるのを観光にいた。
後からね。
面白いですね。
尊敬する人はサカナくん。
サカナくんの出会いは直接?
もういいんです。憧れてるだけ。
天皇陛下にサカナくんさんと言われた時点で。
人出てきましたけど、
今まで現実で出会った人の中で、
一番影響を受けてる人っていうのは誰でしょうね。
全然有名な方じゃなくてもいいです。
最近になっていると言われると、
医療のAI導入とかで、
日本医師会の岩村副会長はものすごく、
こうやって周りの人を説得していくんだみたいな点では、
すごい影響を受けたというよりも、
感銘を受けました。
僕にはできないけど。
何を説得したっていうのを聞いてる方としては、
例えばどんなエピソードなのかな?
AIを導入する時に、
役所の人とかに色々説明したわけじゃないんだけど、
その時に実に穏やかでマイルドで、
俺だったらとっくにぶち壊せるなみたいな、
忍耐力を備えました。
岩村副会長は異性化になるんですか?
異性化でしょうね。
医師会の副会長。
北勝先生の後輩だから。
ってことですよね。
そういう意味でも、この作品が勉強になるというか、
18:00
医師会ってこっから出てきてたんだって知らなかったし。
医師会の実態も結構あまり知られてなくて、
メディアが流す会業員の利益団体みたいな、
そんな顔ばっかり。
正直そう思ってました?
それは間違いで。
AI導入した時に世話になってよく分かったので、
医療防衛という新書で、
岩村先生と対談本を作っています。
ぜひどうぞ。
読んでおりませんでした。読ませていただきます。
今なら電子書籍で手に入ります。
ちょうど伺ったんですけど、
海人さん、やっぱり電子書籍ってね、
後書きつけたり結構いろいろ付録というかつけてて、
ここで僕が正直に言うと、
このリアルの方しか読んでないので、
この聡明曲も電子書籍の特典みたいなのがあったと思うんですけど、
その辺の発想っていうのはシンプルに、
リアルで買った人にも電子を読んでもらいたいっていうのもあるかもしれないですし、
どういう感じなんでしょう?
すごい充実して、やっぱり電子も両方欲しくなりますよね。
僕は割と網羅壁っていうのがあるんで、
その作品に関連した文章とかは全部そこに集めておくと便利だなと。
自分用のライブラインみたいなのもやってますね。
で、それはほら、付録っていうのは興味ない人に読まなきゃいいわけだから。
で、実際の本にするとその分は厚くなっているかもしれないけど、
電子だったら単に無視すればいいだけ。
だったらつけてもいいんじゃない?みたいな。
確かに。そうでなくてもね、リアルの方はなくなく削ったりしてる部分があるから。
そういう意味では、電子だけで、
電子だけというか、当然海藤さんは紙があって、出版社さんとあって、紙ありきだと思うんですけど、
電子だけで制約なくすごい長く書いてみたいとかそういうのはないんですか?
ないですね。
やっぱりそれは紙っていうのは絶対的に何かあるんですか?
絶対的っていうよりも、制約なしに長く書くっていうのはできないんですよね。
できない?
たぶん自分の中でこれ2冊とか、そういうのが浮かんでから書くんで、
大変だと書きたいと思ってるんですよ。
それは電子だとグッとこないとかそういうことともちょっと違う?
違います。
電子化したのは本当に単純に書店に在庫がない。
書かれてましたよね、後書き電子の方で。
ブラックペアンがドラマ化したときに相当話題になって、
ブラックペアン関連は担当する行内者さんが山のように増殺かけて対応できたんですけど、
そこから他のとこ行こうとするともう本屋にないんですよね。
となるともうそうですよね。
だから電子化するしかないなと。
僕は本当は紙の本の命で生きてきたんで、
21:00
かつては紙の本とともに滅ぶ覚悟でかっこいいことを言ったんですけど、
まあ、君子氷原さんってやつ。
カエルさんご自身は普通に一読者として本は紙だけですか?電子も別に?
でも平存してますよね。
だから、うまく言えないんだけど、大谷先生の青空文庫っていうのが結構あるんで、
恐ろしい世の中になったなと。
さっきの物書きっていうところで、
少しまた話が行ったり来たりしたいんですけど、
これも以前12年前の編集会議で、
プロの物書きになるには?のところで記事でありまして、
うまい文章を書くのではなく、自分にしか書けない文章を書かないといけないと。
まさにその通りだと思うんですけど。
うまいこと言っているより、実は何も言っていない。
ここでちょっと逃がしたくないなと思って、そこからどうすればいいというか、そのためには?
これだけでもう講演になっちゃうので、長く話すのは難しいかもしれないですけど。
そこからどうするかっていうのは、
昔、野球選手で理想のバッティングフォームを教わるときに、
手首がどのフォームなんとかって教える人と、
もう一つは、千本振ってその後に力を抜いてできたのが、
お前のフォームだっていうことを言ったっていう人がいるってことは、
同じような話だと思うんですよね。
だから、自分にしか書けないことっていうのは、
自分が繰り返し書いて磨き上げていくしかないので、
だから語ってる幽霊って何も語ってないんですよ。
でも今千本っておっしゃったように、ちょうど今ふっと落ちてきたんですけど、
格田光雄さんに話を伺ったときに、
格田さんは千本ノックみたいなもので、筋肉があるからそこを超えるとっておっしゃってると思うんですけど、
ちょっと意味は違うかもしれませんけど、
海藤さんご自身もそういう部分ってあるんですか?
それは量を書いてるから、まさに質にまた転発してきて。
だから僕は、多分格田さんとは、出来上がり方が違う。
一冊書ければいいと思っていて、
それも連続だから、トレーニングとかあんまりやったことないんですよ。
とにかく目先の一冊の一冊を仕上げていく。
この時に、こうせいさんとかこうえちさんが入って、
そうすると、なるほどここはこういった方が分かりやすいなみたいな。
24:02
だからその部分の即戦的なコーチをしてもらって、
本日に至るという感じですね。
リスナーの方からまた質問いただいています。
これ最後の方にふさわしい質問ですけど。
本当にシンプルです。
これから取り組みたいテーマは何ですか?
世界平和。
本当ですか?
本当ですよ。
だからあらゆるものはそれが通定していると思います。
というのが今の情勢になると特に分かる。
だから表面上は全然違う話に見えても、
本体はそれ。
分かりやすいところで、オーラースターラーというのもおろそうだし、
総務院局だってそうだと思うんですよ。
そうですね。まさに今の状況もいろいろ書いてますしね。
大殺し引きを広げるのね。大概。
まさにその天才っておっしゃってましたよね。
それをちゃんと形にする。
本当に直近で宣伝じゃないですけど、
もちろんこの本が一番の今日は宣伝していただきたいんですけど、
その後ぐらいに出そうな本とか何かありますか?
文庫課とかはちょこちょこあるんですけど、
今なんか新しいものっていうところに取り掛かれないはさ書きみたいな。
そういう時もこれまでも結構あって、
ただ規則正しく出せるようにコントロールしたので、
外から見えないようにしています。
その端端域っていうのは何でしょう?
自然とそういうものなのか、何かの理由があってそういうふうに動くんですか?
とりあえず、この総務院局と標伝2冊がものすごい大変だったんですよ。
そこの前がコロナ目視録でしょ。
それもすっげー大変で、
ちょっとくたびれたなって。
ですよね、外から見てても。
しかも3ヶ月に2冊打ち込む。
すごいなって思うんですけど。
だから今ちょっと方針してますよ。
それで今日たまたまタイミングよく受けていただけたっていうのもあったんですか?
そうでもないですよ。
基本なんかインタビューは拒否はしないんですけど、
そんなにいっぱい来るわけじゃないですか。
いや、そんなことないと思いますけどね。
僕としては非常に光栄だったんですけど。
でもそういう意味で、
もっかっていうところはちょっと置いといてですけど、
世界平和はちょっと大きすぎるんで、
作家回答をたけるとしてっていう制約いただきたいんですけど、
今全然話進んでないところか、
どこの出版社とも話してないけど、
こういうのをちょっと書いてみたいとかあります?
そういう意味では、
まだ書かなきゃいけないけど手がけていないみたいな。
だからフォーラスターの続編、第4巻は書かねばと思いつつ、
27:02
明治からラテンアメリカはなかなかきつい。
昔だったら船で半年かかった。
そういう意味ではフォーラスターの話出てきましたね。
やっぱりそことさらに他にみたいな感じには、
先を見るのも先も1個なんですかね?
だからね、いつも3つぐらい玉があるんですよ。
それを1つ仕上げると2個になるじゃないですか。
その状態でいると3つ目がまたポコって出てくるっていう感じ。
だから常に持ってるのは3つぐらい。
ここのところでこのライフポイントを消費したので、
1個か2個ぐらいしかなくて、
ほっとけば3つも出てくるんじゃないの?みたいな。
今は3つ目の装備がないんですね。
デビューからずっとそうなんです。
デビューはチーム勝ちしたので、
実はその時にラデン迷宮は書き上げていって、デビュー前。
でも1つ書いてから2つ目書こうと思ったら書けちゃった。
受賞してから3作縛りがあって、
アージュラに使わなきゃと思ったけれども、
ラデン迷宮は他の文学賞に応募してたので、
これは使えないので、新たに2つを書こうと思って、
12月に歌姫を書き始めた。
ところがそれが長くなって1000枚ぐらいになりそうだと目星がついたら、
上下間はダメと言われて、左右に割ろうと思って、
ナイチンゲールとジェネラルルージュになった。
上下じゃなくて左右。
だからその時に、バチスタが出る時に、
ラデン迷宮を予備に持って行って、
ナイチンゲールに取りかかってたんですよ。
ジェネラルルージュの方は取りかかればすぐに書けるという自信があった。
だからその3つの余裕があって、
その時に次に、
ブラックペアンとジーンワルツと夢見霊魂地球人と
医学の卵がプルプルっと来て、それをこなしながら、
その後、それを少しずつ消費しながら、
3つの蓄えを詰める。
ちなみに、10作書いたら作家と名乗ろうとしたので、
絶対必要な作家です。
一応どころか。今何冊ですか、合計。
数えてない。
もう数百?
いやいやいや。
数百も言ってない?
100は言ってないです。半分も言ってないんじゃないかな。
特にデビューしたての頃の怒涛のイメージがあって。
イメージ戦略に勝利します。
さすがです。
ひょっとしたら、僕の最後の質問の答えが今のことってことはないと思いますが、
30:04
やっぱり物書きとして、プロとして、これからの時代、
あえてこれからの時代って言いますけど、
やっていくために一番必要なことって何?
それは真面目に言うと、出版界が縮小してるのは確かで、
書店の売り場面積とか、本以外のものに侵食されてる。
その一方で、ネットの中で自由に誰でも発表できるし、
無料で読めるってなると、
やっぱり従来の形でやっていくっていうのは、
すごい困難になってると思うんですね。
だからどうすればいいかっていうことは企業秘密。
言うとかっこいいんだけど、実は何も変わらない。
いつもパターン。
いつもパターン。
怒られそうですけど。
はぐらかし。
でも本当にここから正直言うと、
どうしていいかはわからないけれども、
やれることをやっていくしかないよねっていうことですね。
ただ、これからデビューする人とかはものすごく大変だろうし、
その意味では別のスタンスで、
なんか従来型じゃないことを考えていくチャンスがある。
つまりそういう方にはまってない。
よろしければ、本当に答えたくなかったら答えなくてもいいんですけど、
カイドウ・タケルの名前の由来かそれにまつわるエピソードを、
チームバチスターが栄光風に聞いてみたかっただけです。
なるほど。
別に由来って大したもんはなくて、
海っていう字が好きで、
海か夏を使いたかった。
夏の海も書きづらいんだけど、
夏の方がちょっと書きにくい。
格好悪くなっちゃう。
で、海にして、
海にするとその次に出るつく字ってのがあんまないんですよ。
カイドウと文本とかね。
カイホリさんとかね。
カイホとかね。
だから本当に少なくて、
その中でどうにしようと思って、
でも道は、カイドウの道、
カイドウ・リュウイチロウさんって先輩がいますけど、
道はね、侵入が書きづらい。
今の武道はこれ、定規でも書ける。
字が下手でもわからん。
ということでカイドウは決まる。
名前の方は色々と考えたんですよ。
それこそデビュー前に、
原稿送る時に書き上げて、
2、3日余裕があったんで、
その前に20個ぐらいやって、
どれがいいかなって。
それで決めた。
それはやっぱり書きやすいとか?
33:01
竹部は書きにくいけど、
他の字面よりはよかったかなって。
まさにこの聡明局のね、
最後にPRじゃないですけど、
本当にこの不動明王とかアシュラとかと、
カイドウ・タケルってこの字が合いますよね。
神様みたいな。
それは思いもしなかった。
本当に拝みたくなる。
拝んでください。
ご利益あると思います。
今日ご利益いっぱいいただいてますんでね。
うまくどっちが仕切る方かわからない感じにまとめていただきましたが、
今日はですね、文芸春秋から発売中の、
カイドウ・タケルさんのこの聡明局北沢と黄梅について、
たっぷりといろいろお話しございました。
ということで、カイドウさん長時間にお届けして、
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
エンディングのお時間です。
インタビューでは皆様からの早川さんへのご質問や、
番組への感想、取り上げてほしいテーマなどを募集しております。
概要欄のURLからどしどしお寄せください。
またいただいたご質問等は、
月末のYouTubeライブにてお答えしていく予定です。
今月のライブは、5月の31日火曜日の夜19時からです。
たくさんのご質問を募集しております。
そして、人と一体一で会う前、会った後に何をするか。
署名人から資生の人に至るまで、
18年間で2000人以上にインタビューをして、
発信をし続ける早川陽平さんが、
そのすべてを余すことなくお伝えしている、
アウチカラ養成講座、
早川さんからの無制限コンサルティングに立ついた映像コース、
そしてリーズナブルな価格でスタートできる音声コース、
映像と音声のお好みの受講方法でお選びいただけます。
詳細や受講の申し込みは、
概要欄に書いてあるアウチカラ養成講座のホームページをご覧ください。
ということで、エンディングのお時間ですけれども、
なんか、1ヶ月に1回の収録でしか、
早川さんとお会いすることができてないのにね、最近。
早川さんと実際に会って、
なんかご飯食べながら語ったりとか、
中江さんも交えて、
みなさまにチームインタビューで仲良くなっていきたいです、私。
そうですね、ぜひぜひぜひ。
なんかね、僕もこう忙しさとかいろいろコースとかにバタバタしててですね、
なかなか実感作れないので、
まあ反省してますけど、やっぱりね、さっき自分でね、
こうアイディア出るときに、
どういう条件ですかって言ったときにね、
まあ図らずもですね、やっぱりこうね、
ランニングと寝るとき、やっぱり自分で完結してるときはですね、
やっぱり本当に面白い出てこないと思います。
やっぱりね、会話でしか出てこないものってあると思うので、
他者でしか。
まあそれがね、インタビューでありということなので、
まあこういうね、カッコつけて言いながらね、
やっぱりそういうアイディアを出すという意味で、
人と会ってないので、
まあでもね、これまたね、
出そうと思ってみんなで集まって出てこないのでね、
まあ普通にね、楽しく、はい。
あの、早稲田大学を巡っていきたいと思います。
そっちかみたいなね。
ぜひ、いいところピックアップしておきますので。
早川さんとお会いできるのを楽しみにしております。
36:01
ということで、また次回皆さまとお目にお耳にかかれますことを楽しみにしております。
ごきげんよう。
さようなら。
36:34

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