1. 奏でる細胞 MUSIC & SCIENCE PODCAST
  2. ♯17  海外での研究者の裏話 ..
2022-09-25 34:26

♯17  海外での研究者の裏話 ノーベル賞研究のわかりやすーい解説 若い日本人研究者を応援し続けた海外の日本人研究者 

♯17  海外での研究者の裏話 ノーベル賞研究のわかりやすーい解説 若い日本人研究者を応援し続けた海外の日本人研究者

1)海外日本人研究者UJAの活動について

2)アワードで研究者を応援 繋がる仲間たち

3)ドラクエの仲間を集めるように、専門の組み合わせはとても重要

4)世界を変える研究を生み出すためには分野と分野をつなげる努力が大事

5)有機化学と無機化学の融合分野をわかりやすく話せるか? タツさんの挑戦

6)根岸カップリングからLEDの話まで ノーベル賞をわかりやすく 話してみた!

7)イオンはスーパー? 薬が安く大量に作れるようになった 違う分野が繋がって魔法のような結果に

8)青色のLEDだけがノーベル賞を取れた理由 フェアじゃない? 光の三原色 知ってて良かった!

9)科学の大発見 青色だけが足りなかった 最後のピースがそろうことで世界中が豊かに

10)振り返りとまとめ(タツの一人語り)

Spotify

https://open.spotify.com/show/0xUhOqvpo69YiT7pmYdech

Applepodcast

https://podcasts.apple.com/us/podcast/奏でる細胞-music-science-podcast/id1631540408

科学教室の先生タツと指揮者カルロスが語り合う番組「奏でる細胞」はアメリカのインディアナ州から発信しています。

音楽を語るコーナー「音楽王国」では指揮者カルロスから音楽のことをいろいろ学びたいタツが基本からいろいろと教えてもらいます!

生物を語るコーナー「細胞王国」では、タツが生き物や健康についての話を科学が苦手なカルロスに丁寧に話をします。

この番組は親子科学教室と猫カフェの応援により放送しています。

リスナーからの感想お待ちしています!

https://forms.gle/Vsx7t9iFwC5VsxTbA

↑お便りはこちらフォームから受け付けています

Twitter:  https://twitter.com/tatsukono

科学教室  https://eurekakagaku.wixsite.com/home/about_us

猫カフェ  https://www.ninelivescatcafe.com/

テーマ曲(奏でる細胞オリジナル) The sense of wonder & Sinking In & Pondering  演奏:カルロス  作曲:Kelley

00:11
留学の話もそうですけど、UJであなたがやっている活動で、研究者のネットワークを、日本から来ている、アメリカに来ている研究者をサポートするシステムがあるじゃないですか。
留学する人を増やそうという気持ちとか、増えなきゃいけないという気持ちはあんまりなくて、せっかく来たい気持ちを持ってアメリカに来た人たちがいっぱいいると。
その人たちが海外に来たい理由として、海外を見てみたい、海外を学びたいという気持ちの人たちもいれば、海外で学んだことを地元に持ち帰って、地元で活かしたいという気持ちがあると思う。
そういう気持ちというのは尊いものだと思っていて、若い人たちがそういう自分を高めたいという気持ちで、結構それなりにうちら留学する研究者というのはリスクを持って出てきて、帰る場所がない可能性があったりとか
その時にこっちで誰かが成功した理由とか失敗した理由をオープンにして情報をシェアしているグループがいてくれたらいいのになと思ったから、それを自分たちでやって成功者とか失敗者の体験談をシェアしているのね。
それをシェアしている時に、シェアしてくれている人たちはすごい次の人たちのためにやりたいって言ってるんだけど、それに対してみんなただで聞けるとかただでもらえると思ってるんだけど、すごい勇気のいることでもあるし、だから何かシェアしてくれている人に報酬というか何かプラスになるものをあげないと、
僕たちの世界がどんどん廃れていくなぁとなったからアワードを出そうと決めた。一つの成果っていうのは論文だから良い論文を書いた人に賞状をあげようという論文章を作った。それに賛同してくれたのノーベル賞の人がいたから活動が大きくなってやってるんだけど、その結果どうなったかというと
成功した人が受賞する。みんなが受賞式に集まって受賞した人がどんな研究で受賞したかっていうのをみんなの前で発表するんだけどこれにプラスしてそこにこの論文を出せるに至ったきっかけとか裏のエピソード、どういうところが苦労して何が成功に導いてくれたかというのを裏話みたいに書いてくれるのねみんな
受賞してさ、受賞された人として賞状を出されたらさ、その辺の体験談が成功者としての体験談になるでしょ。そうするとみんな結構質の高いものを書いてくれるようになって、その情報がもう7年目なんだけど7年間分受賞者が集まってきて、だからある人は生物学でその論文を出すところまで行って
03:11
ある人は物理学で行ってっていうのはいろんな部門が集まってきて多くの人に見られるようになっててすごいプラスになっているのと、この受賞した人同士が受賞式で集まった時に同じ時期に留学してた。だから俺とカロルさんみたいなこういう関係の人がそこで初めて出会うんだけど考えてみるとその4年5年その時間彼らは
ちょっと種は違かったとしても同じアメリカで日本から切り離されてきて友達を作り職場で人間関係作り研究をして成果を出して論文をまとめるときに同じ論文が出されたら全部2番先人になっちゃう。一気に価値が下がったりするんだけどそういうドキドキ感みたいなのをみんな共有してた人たちだから
そこで仲良くなって共同研究を持ったりする。で彼らは次のポジションを取るためにとかあとはもっと次に行くための経験も東海岸とか西海岸それぞれのところで感じた経験って似たことをしてるけどちょっと違かったりしてこっちの人が得た情報が反対側の人にはすごい有益だったりしてこっちの人が得た経験がもう一人の人にとってものすごい
価値のある情報だったりするからここで盛り上がるんだよ。でもさそれってさ僕らからすればさ
ワッハ研究してる人とさ、ショパン研究してる人とさ、アメリカの音楽の全然違うジャンルなわけじゃない?そう。でその人たちが何やっぱりこう共通意識を持てるわけ。それそれも。これが
実はそのこの10年20年のノーベル賞を取ってるところってそういう融合分野つまり
同じ分野にずっといてもっていうところは結構掘り尽くされててそこの深い分野と深い分野の間ぐらいが
新しいものが眠ってる分野で。ここの分野と分野の融合分野を広げてくってそうやって人と人との出会いで深めていくしかないんだよね。
そこに今一番向いてるからこの賞が大きくなっている原動力っていうのはそういうところがある。
じゃあなんていうの。ドラクエの3じゃないけど
勇者の隣に魔法使いを入れるか。
いや全部全部なんだっけあの格闘家ですしやるか。格闘家じゃないけど。全部格闘家だと科学の分野だと
全然いい時もあるんだけどすごい魔法使いがいた方がいい。世界を変える発見には繋がりにくい。
だから物理の人がいて医学の人がいたりするとすごいその体のシステムを直すものとかそういったものの時に
06:02
うまく噛み合った時に新しいのができる。 それをじゃあ君がつなげてるんだ。
それだけでもノーベル賞もらった方がいい。
でもねやっぱりできてる人たちは分かってて、特にノーベル賞を取ってる人たち、先生たちも話聞くと分かってて
例えば一番僕の近くにいた年子先生は有機化学と無機化学っていう2つの科学があって
まあ要するに分かりやすく説明すると、俺でも分かるよ。 有機化学っていうのは炭素をつないでいくような
化学、ケミストリーなんだけど
物質を炭素をつなげて作っていくようなやつだから 例えば今回活躍したやつで言うとワクチンとかそういったものを作っていくような
これに無機化学っていうのはもうちょっと金属とかが入ってくる。 金属のイオンとかが入ってくる。
FEとかってやつ? そうそうそうそうそうそうそうそう。
その金属のケミストリーという分野がそれぞれ深い大きな2つの分野だったわけ。
その何?化学っていうやつの中で? そうそう。
で、この有機合成っていうのは炭素をつなげていくものなんだけど 炭素のこの中、リングみたいにできてるやつとリングみたいにできてるやつをパチッと
くっつけられたらいいなっていう風な 鉄?まあ鉄じゃないけど。これは薬。薬を作っていく時に
もういろんな薬を作っていくときにこれをパチッとくっつけるような
簡単に移すような技術ができたらいいなっていうのが分かってたんだよね。 で、でもこれは有機化学だけじゃできなくて有機と無機の融合化学
合わせたような形をするとこれを触媒って言うんだけど 無機を触媒に使うとこれがくっつくっていうのを発見したのはネギシ先生。
ネギシカップリングって言うんだけど。 ネギシカップリング?
やっぱりノーベル賞ってさ
ネギシさんしかできなかったわけではないんだけどでも LEDってノーベル賞だった人って大変だけど
要はそれの何? その人しかできなかったと思う
個人的な見解でいいかな? 3分で説明してもいい?
有機化学で薬がいっぱいできるんだけどこの効率がどうしても高まらなかった。 それはなぜかというと有機化学という分野があったから
無機化学っていう分野があったから ネギシ先生は有機化学と無機化学を誰もこれをくっつける人がいなかった。その間っていうのは両方
09:00
できる人っていない。いないわけ。そのくらい 全然違う分野なわけ。クラシックと
流行りのロックをやってるみたいなものをガンって両方やってやったら この無機化学の知識で
こんなのできるはずがないとかなんでできるの?っていうことをしたわけ。 そしたらできないと思ってたものはすごい効率よく簡単に作れる
もうみんなが欲しかった。どの企業も欲しかった。そしたらたくさんの薬を作れるようになって ネギシ先生が最後の方で飲んでた心臓病の薬とか
自分で発見したやつのおかげで飲んでた。 じゃあネギシ先生がいたおかげで薬をもっとたくさん作れるようになった。
そう。安く。いろんな薬を作れるパターンが何百万とかになった。すごい作れる種類が圧倒的に増えたわけ。
先生がロゴを開発したの? そのイオンっていうもの。金属イオンを有機合成というものに
もっとわかりやすく言って。わかりやすく言うと
イオンはスーパー? 要はブロックみたいなので重ねてたわけ。
有機化学というのは炭素というものをとにかくくっつけるやつで
イオンとか持っていく。それは無機化学です。無機化学の世界はイオンを扱ってたわけ。
じゃあブロックじゃなくてイオンは? こっちは接着剤。
ブリックで家を作っている人と 趣味家で油絵をやっている人の2つのジャンルがあった。
こっちで作れないものがあったんだけどこれ組み合わせれば作れるよって言われたわけ。
全然もの違うじゃん。でもそれができるっていうのを
ネギチ先生がやったらすっげえ簡単に作れる。今までやってたのは何?
でもそういうのを考えた人はいくらでもいるわけでしょ? ネギチ先生だけができたことがある?
この分野の 理解の違さって
やっぱすごい距離がある。 その専門じゃないから?
それは分かるよ。バッハのオルガン弾ける人が メシアンやってくださいって言ったところで
だからまあそういうことつまり違った分野の間に何か新しい世界を作ったら
つくことはこれができるってことはそれ以外のことにもいろんな職場に使えるよねっていう風になって職場にまた世界ができて
有機分野と無機分野っていう2つのジャンルだったものがその有機無機の
融合分野と一つの世界ができる。 一つのジャンルになった。
12:04
学部みたいなものできちゃう。 今はもうオーガニック・ケミストリー含まれちゃったけど
そのぐらい新しい研究分野ができる。
革命的だね。 だからそういう価値がやっぱりノーベル賞っていうものになってくる。
さっきのLEDの話だと、いろんな色のLEDがあるけどノーベル賞を取った
LEDの色は? ピンク。
青色。 青色のゴールダイオードがノーベル賞に叶えた。
これはなぜか。 赤もあった。
赤のLEDはあった。 赤のLEDあるよね。
ステフォローがあるよね。 緑もあった。
赤と緑ができてたわけ。 色の三原色って分かる?
赤と緑と青。
赤と緑と青。
赤と緑と青。テレビ画面を顕微鏡で大きくしていくと最後は赤と緑と青。
一つのところに赤と緑と青。それはその3色が組み合わされるとすべての色が出せる。
3色全部融合すると白が出る。
出てないときには黒。 緑と青がくっついてくると黄緑みたいなのが出たりとか
赤と青がくっつくと紫みたいなのが出たりとか。 三原色。3つがあればすべての色が出せるわけ。
つまり3つの濃淡ってこと? 色。三原色。
赤をちょこちょこ1,2,3。青を1,2,3,4。
緑を1,2と合わせると
黄緑色みたいなのがその3色でできる。
テレビとかで要は3色あればできるわけね。 それまでのライトとLEDのすごいところってものすごくエネルギー効率が良い。
でも実用化できなかったわけ。 なぜかというと
白いライトが作れなかった。 赤と
緑しかなかったでしょ? 赤と緑でライト作っても白くならない。
テレビみたいなのが作れないわけ。 テレビいろんな色出せるでしょ?出せないわけ。
つまりLEDで 青さえ出れば
全部が揃って世界中のライトの効率が。テレビ画面のやつも下がる。 それだけで全世界のお金のこの電気とかに使ってるエネルギーのお金がガーンて減るからそれを
15:06
売り始めたらものすごい売れるっていうのがわかってる。 つまりたったラストのそのピースさえ揃えば
全世界が豊かになるってわかってるにも関わらず誰も作れない。 青色発光ダイオード。
みんな頭良い奴らわかるわけ。これさえできれば超金持ちになれる。 必死こいて世界中の頭良い人たちが競争で作って誰も作れたかったのを彼は作って
全部が揃って青が揃った瞬間に 全ての製品がLEDになってライトもこうなって。
今はハロゲンランプとかないもんね。みんな目が細くなっちゃったよね。
これ不思議じゃない?なんで赤色発光ダイオードを作った人はノーベルスを取れないの? それともアンフェアだったの?
だから発見としては悪くないわけ。 難易度が青の方が一番高かったってこと?
あとは青がみんなに求められた。 そして誰も作れなかった。それを作らせたから
元になっているものをいろいろ作って
俺だってわかんない。俺専門じゃないんだから。 だって分野が全然違うから。さっき言った有機化学と分岐化学で言ったら
俺は生物学なんだから。 ネニシ先生の話はこれだけできるのも
すごいと思った。それで物理学まで話せないから。
でも発光ダイオードもちゃんと読めばいいんだけど、俺も科学教室で青色発光ダイオードの授業をしておきながら
細かい作り方までは分からないんだけど。 でも何かがあってできたんだよね?
そうそうそう。怖いものを作ってそれでやるから
それこそ有機化学と分岐化学の分野になってくると思うんだけど。 そうやって合成をするんだよね多分。
でもそういうことで発見するまでの能力というのは そんなに変わらない。どの発見も。
だけどタイミングによって人類がすごい求めてた 発見だとそれは評価が高くなる。
困っている人たちの命を多く救えば救うほどそういう発見の価値って上がるじゃん。
それが評価を高くするわけで だから研究のレベルが高いとか質が高いとか頭の良さが良かったっていうことももちろん大事
だけどどれだけ人に役に立ったかっていうのは大きな評価基準になる。
だからノーベル賞を取った人が取ってない人に比べてものすごいすごいっていうことを
彼らっていうか取った人たちが実際そんなに思ってないから 会った時にすごい普通に接することがある。もちろんそうじゃない人もいるけど
18:08
だから結局だって勉強スタートするときって誰かがずっとやってきた 人類がやってきたものを学んだところからスタートするから
俺っていうかその発見した人が自分の発見とはそこまで思わない。いろんな人が組み合わさっていることをやってきて
もしかしてこれでこうなるんだったらこれはこうなって それができたらみんな助かるかもしれないやってみようと思ってやったらうまくいったっていうのが
そのノーベル賞とかになっているっていうケースの 話ができてごめん
はい以上聞いていただきましたシーズン3の最後の回になりますが 科学の話をさせていただきました。ずっとね
指揮者と語ろうシリーズで3回やったので 久しぶりの科学の話だったと思うんですけどいかがだったでしょうか
最初に聞いていただいたのが僕は理事として活動してます UJA 海外日本人研究者ネットワークという活動の話です
でこれはですね まあ最初はボランティアベースでスタートして今もほとんどの方がボランティアでやってるんですけど
海外で活躍している研究者たちが次の世代次に海を渡る人たちがより活躍できるように
あと今海外に来ている人たちが次のキャリアをですね 素晴らしいキャリアとして成功するためにもうみんなで経験をシェアしよう支え合おう
称え合おうというグループでやってます 日本から切り離されて海外で研究するというのはですね
もう生活面文化面人間関係そして研究自体がうまくいかないこともよくあるので様々な 壁にぶち当たるんですけど
そういった中で考えていることは人類のために役立つ研究とか なんか素晴らしい発見をしたいっていう気持ちで挑戦しているんですね
そういった挑戦する人たちに対して少しですね厳しい風習というか習慣みたいなあって 崖から突き落とすじゃないですけど
勝手に言ってね失敗して帰ってきたんだったらなんか 自己責任だろうみたいな風習があったんですね
僕のあのアメリカの研究環境ではそういったところはなくてみんなで支えていくから 安心して挑戦しようということで若者を支えるっていう風に気があって
それが勇気を与えて多くの人たちが伸び伸びと挑戦をしていくっていう環境が
そのなんかアメリカの研究環境の強さであったりアメリカのスポーツチームも強いですよね あれもみんなでその挑戦を讃えていこう大丈夫安心してみんなで支えるからみたいな感じがあるから
21:09
思い切って新しい世界に飛び込んでいったり 大きな舞台で戦うことができるっていうのがあって
研究者の世界でもそれをしたいなぁと思ってみんなで支え合っていこうよみんなで励まし合って いこうよみたいな感じでできたグループで今年10周年なんですけど
本当に素晴らしい仲間が集まっててとてもいい活動をしています そのUJの活動ということを少しお話しさせてもらいました
そこからですねこのUJの活動を支えてくださっている ノーベル賞の方々がいるのでノーベル賞の先生方のね
あのお話僕が一番お世話になったのが ノーベル科学賞2010年に獲得された
根岸栄一先生なんですね この根岸先生残念なことに昨年の6月に亡くなりまして
本当に僕たちはね研究面でも憧れの方だったし 教育面でも次の人たちを育てていかなきゃダメなんだっていうことに関してはものすごい情熱のある方で
研究と教育の両方で尊敬できる方だったんですね その方がいなくなって僕はその存在の大きさみたいなのをすごく感じました
ヤフーニュースや読売ニュースで取り上げていただいて記事になっているのでまぁそちらを 見ていただければいいと思うんですけど
僕としてはその次の世代の人たちに対して厳しい形でやるのはもう時代遅れなので みんなで支えていこうとこの分野を明るくしていくのはもうこの1今一番
若くて飛び込んでいこうとしている人たちその人たちなんですよ 学生とかもしかしたらもうちょっと小さい子供たちが本当に未来を背負ってるんでみんなで
若い人たちをサポートしていくという気持ちで話してますね そのノーベル賞というものの説明で僕とまあカルロスさんの
ところでまぁこれ本当にねあの最先端の科学を一般というかあまり科学が得意じゃない人に 噛み砕いて教えるってすごく難しくて分かりやすくするために大げさに言ってる部分とか
わかりやすく言うために切り取りすぎた部分とかたくさんあったと思います 分かっていただきたいのはやっぱりここで伝えたいことがあるので多少
正確に伝わりにくいような説明になってた部分もあると思うんですけど まあ一生懸命伝えようとしているから表現が少し正しくなかったところもあるかもしれないなという
ぐらいで受け取ってくれれば嬉しいなと思います例えばね石先生の前にその2つの 分野をつなげようとしている人が誰もいなかった
ね先生だけができたみたいな話をしてるんですけどそれ以外にも挑戦した人たち人たちは もちろんいっぱいいるわけで年々しカップリングの他にもその分野には様々な
24:07
新しい技術っていうのはその同時期にいっぱいあって でノーベル賞ギリギリで取れたグループと取れなかったグループとみたいな色々あるんですね
まあそういったところがあるっていうことを買っていただきたいっていうのと ノーベル賞に輝いたとか輝いてないとかで人を判断するものじゃなくて例えば
山中先生が受賞された時に研究っていうのはその宝物にあたるまでのこう 地層みたいなものを一枚一枚剥がしていくような作業だと
誰かが たくさんの素晴らしい研究者がその地層みたいなどんどんどんどんどんどんどんどん剥がしてって一人一枚ずつ
ぐらい場合によっては2枚3枚剥がす人たちがいて 何百も重なっていた地層を全部剥がした最後の一つを剥がしたのがたまたま自分だったから
その中の宝を見ることができて自分はノーベル賞に輝いた これは科学会全体そして日本の研究者のみんなの日本科学会全員のノーベル賞だったと思う
っていうことで優勝式でおっしゃったんですよ これも表現間違ってたらごめんなさいねでも僕それね感動したんですよそれで
そういうことだと思うんですねこう 人類のやっぱり英知を結集したものをみんなで学んでって最後に発見する人っていうのは
その幸運にも最後に1枚を剥がせた人なんですね なので受賞者の方々が他の研究者に対して俺の方が上だとか俺の方俺は
本当にすごいんだぞっていうような方はいなくてちゃんとわかってて 次の研究者にねもう同じ研究者として君にもいついつでもチャンスあるんだから
頑張ろうねみたいなことを言い続けてもらったというのがそういう思い出があります まあ僕とカールさんの話で今回一緒に残ったこととしてですね
こう研究者と研究者をつなげる活動ね そのみんなをつなげてるだけで初のノーベル賞クラスのことやってるよって言われたんですよ
これ正直嬉しかったですなんか 研究者をつなげる活動っていうのもやっぱり本職が研究なんで人と人とをつなげるって
いうのはボランティアの精神でやってるんですけど なかなか認めてもらえないのでこういうふうに言っていただけの非常に嬉しかったです
あとドラクエの例えがうまかったですねこう ドラクエのチームで戦士ばっかりだと研究者のチームだと大発見にあまりつながんない
やっぱりいろんな今ダイバーシティとか世の中で言われるようになってますけど本当に ダイバーシティ様々な分野の人たちが混じり合うことで雰囲気も良くなるし新しい発見に
27:04
つながっていくっていうようなことをこれ話せたのすごく良かったなと思いました ちょっとねあの
ところどころでこうイオンの話をした時に イオンってスーパーとかあのカルスさんがちょっとふざけて言ってるところがあるんですけど
僕完全スルーしましたね 後から聞いては完全にスルーしてると思って無視したいわけじゃなくてなんか喋ってる
ことに一生懸命であのイオンってスーパーとかって言われても何回か言ってるところ あるんですけども完全に無視してて後から聞いてもう夢中すぎて気づいてなかった
っていうねちょっと反省点もありました 2つ話があったんですよ有機分野無機分野をつなげた職場としてつなげたノーベル賞を取った
ね先生の研究の価値というところの説明と あとは後半一番最後のところにしゃべってんですけど
led 青色発光ダイオードの発見についての説明してるんですけど僕生物学者なんで 少し間違って話してるところもあると思うんですけどそこはちょっと多めに見て
くださいということをここでちょっと断っておきましてもできるだけ正確に伝えようと 思ってましたのでそこだけ言わせてくださいね
ラストのところで話した本当にその日色の3原色と光の3原色っていうところがあって 光の3原色はその話してた通り赤と青と緑なんですね
この3色があると光でいろんな色を作ることができる でこの説明全く間違ってないんですけど色の3原色って言っちゃってる部分があるん
色の3原色って言うと高レーザーじゃなくてこう 塗ってる絵ですね海岸みたいなペンキとか
塗り絵のインクですね各方の3原色はカールさんがした赤青黄色 でいいんですね
各時の3原色はインクとしてはねそれがあればいろんなものが表現できるっていう3原色 なんですけど光の方ではレーザーの波長の関係だと思うんですけど
赤と青と緑この3色があるといろんな色を作れます 光の3原色と色の3原色まあペンキとかの音
塗るタイプのやつと光を発光させた時に使ってこれはですね実は科学教室の方で題材で 使ってまして色の足し算引き算ということで物理学の分野になるんですけど
赤と青を足すとどうなるって言ってそれを塗り絵で塗り絵っていうかペンキでやった場合と 光で行った場合って出てくる色が微妙に違ったりするんです
そういったことを科学教室であって子供たちにやってもらうんですけど面白い発見があって 僕たちなんか科学教室やってるんですけど男の子たちはそんなにこだわらないんですけど女の子
たちの反応が熱ですねさまざまな色 レインボーカラーみたいなのを使った時ですね
女の子のリアクションというか高科学に対するのめり込み度合いが圧倒的に上がるんです で男の子たちは男の子たちで上がるんですよ
30:10
なぜなら女の子たちが盛り上がっているから それ引きずられる形で男の子たちも盛り上がるし大人たちも盛り上がるということで僕たちの
科学教室てめちゃめちゃカラフルにやってます 例えば使う道具一つにしても
その昔だったらこうはゴムで割り箸でなんかものをこう飛ばして物理実験みたいなの するって言ったら割り箸となんか茶色いはゴムだけでやってたんですけど
割り箸をカラフルに染めた割り箸にして好きな色の割り箸であろうって言ってはゴムも すごいカラフルなものを準備して好きなはゴム持ってっていいよっていう風にすると選択肢が増える
んで子供たちが同じ実験をするにしてもなんか紫の割り箸にピンクのはゴムをつけて 飛ばしたと黄色とね緑で組み合わせたりしたりとかでオリジナリティを出すと
のめり込み度合いっていうか興奮度合いが変わって それで心に残る実験になるっていうのが深まるっていうことを僕たち7年か8年ぐらい
神奈川教室やってるんですけどそういう子供たちの姿に触れることができました でこの光の三原色の実験もすごい面白いのは色はペンキの方はその三原色とかいろんな色
混ぜて混ぜて混ぜると最後は黒色になるんです でも光の三原色はこの全部の色を混ぜると最後白色になるんです
色の要素が様々なものが混ざったときに光だと白くなって 色だと黒くなってその黒をクロマトグラフィーっていうのがあるんですけどそれでやると
ですね 色をですね分割もできるんです
そうすると様々な色を作っているものっていうのは最後は白と黒に 希釈するというか帰結するというか
なので その色の本体っていうものは本当に様々なものがあるけど同じものだというようなメッセージを
僕らにくれてるんですね ですべての色は混ざりあってそれぞれが生き生きとしているということを最近そのダイバーシティ
多様性のロゴみたいな形目標みたいな形でいろんなところで使われているんですけど それを子供たちにメッセージで送れるような実験を僕たちは心がけて体験してもらうようにして
日本人の研究者の方々が取ったノーベル賞です 赤崎勲先生天野博先生中村修司先生の3人が青色発光ダイオード発見で受賞されました
エピソードの中で話しましたけどすべてのツールが揃ってて 青色発光ダイオードさえあれば世の中にいろんな人が恩恵を受けるようになっているっていう構図で
33:03
その最後のピースを埋めた3人だったというのが大きな受賞になっているという話をしました でえっとこの作り方を僕うまく説明できなかったんですけどやっぱり特許の関係で
公開はされてなかったんですね なのでうまく説明できないそういうことだったんだなということが後から分かりました
はい以上ですね今回は科学のお話し久しぶりに聞いてもらいました これでシーズン3がおしまいになります本当にあの楽しいシーズン3だったと思うんで音楽の
質問科学の質問など僕とかカールさんに聞いてみたいことがある方はメッセージを いただければと思います
今後はですねシーズン4の収録がすでに終わっています また今回もね様々なことを盛りだくさんお話ししました
少しずつね上げていこうと科学の話としては一番最初に公開しようと思っているのは 食物繊維とまあ長の関係ですね
これも健康の話で大事な話だったのでその話をしたことを載せていきたいとおもいます この辺にしましょうか
以上お相手は科学教室の先生たずでした 最後まで聞いていただいてありがとうございます
34:26

コメント

スクロール