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2021-02-20 23:08

伝説の魔窟 九龍城の魅力|九龍城を舞台にした映画・漫画

伝説の魔窟 九龍城の魅力|九龍城を舞台にした映画・漫画

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皆さんこんにちは、ジャスタアイディア北詰至です。
このポッドキャストは、知的好奇心旺盛なマルチポテンシャライトの私、北詰至が日々思いついたジャスタアンアイディアを配信する雑談系ポッドキャストです。
今日のテーマは空論上です。
2つ前の配信かな?で、空論上にはまってたっていうお話をしたんですね。
今日はちょっとそれを深掘りして空論上についてお話したいと思います。
空論上の基本的な情報ですけれども、日本語では九竜城塞っていう風に呼ぶそうです。
九つの竜で空論なんですけど、
香港に昔あった城塞になります。
私もそんなにすごく詳しいわけじゃないんですけど、
1990年代に取り壊しされてしまって、今は亡くなって公園になっています。
私香港に行った時、なんか広い公園みたいなあったんで、もしかしたらそこが空論上の跡地だったのかなって思うんですけど、
その時は空論上そんなに気になる存在ではなかったので、あまり意識せずに観光しちゃってました。
城塞で元々歴史としては、どうなんだろう、1000年より前か、
すごい昔に軍事要塞みたいのが作られて、そこからどんどん時代とともに変化していって、
最終的には建物がひしめき合う幕津みたいになったんですね。
本当の無法地帯って言われていて、空論上に一度入ったら出てこれないみたいなことまで噂されていた香港の一角にある地域になります。
建物の建て方っていうのが本当にすごくて、増築に増築を重ねてるんです。
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日本みたいに綺麗に増築していくわけじゃなくて、もう本当無法地帯で、結構危ない建築の仕方してるんですね。
例えば、左にある塔と右にある塔で階数同じ2階だったとしても、2階の床の位置が違ったりとかですね。
お互いの塔がちょっと傾いちゃってて支え合うように建ってたりとか、
でもそういう風に建物がわーってひしめき合っていて、中は迷路みたいになっていたそうです。
逆にそれだけ密集して建物が建ってるから、地上に降りなくても屋上自体にぴょんぴょんぴょんって違う建物行けたりとかそういうこともしたそうです。
私が九龍城すごいハマってたのが去年の年末ぐらいなんですけど、急にこの魅力的な建物に取り付かれてしまいました。
それ以前もね、私すっごい昔、学生の時に長瀬聖書さん、ハードボイルドの小説家なんですけど、長瀬聖書さんがすごい好きで、高校生ぐらいの時によく読んでたんですけど、
その繋がりで、金城崎さんが出てた映画フヤ城、長瀬聖書さんのフヤ城の映画版とかも見に行ったりしてですね、
なんかそういうちょっとこう、香港の、あれフヤ城って香港の話だっけ、なんかちょっとそういう裏社会みたいなそのハードボイルドの男の世界みたいのすごい好きだったんですね。
で、なんかその時に九龍城がテーマだったわけじゃないと思うんですけど、なんかあの、そういうこうマフィアみたいな、なんかそういうのかっこいいなって、憧れじゃないですけど、なんかそういう思いがあったんですね。
フヤ城はあれか、上海マフィアが出てくるのか。
はい、そういう感じで、なんかこうアジアのマフィア、なんかそういうマクツーとかなんかそういうのが好きになったきっかけが長瀬聖書さんの小説でした。
で、あの、久しぶりにね、なんかそのことを思い出して年末に。
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で、九龍城がね、なんかそういう雰囲気がぴったりだったので、あの、kindle でですね、九龍城田んぼっていう本を買ったんです。
九龍城田んぼマクツで暮らす人々っていうタイトルで、外国人のカメラマン2人の著書です。
クレック・ジラードさんという方と、イアン・ランボットさんという方が、あの実際に内部に入って写真を撮って住民の方々にインタビューしたすごく貴重な記録の本になってます。
で、とにかく去年の年末ハマってた時に、九龍城の内部の写真がめちゃくちゃ見たいと思って探した時に出会った本です。
これね本当にそういうちょっと、あのなんだろう、こうアジアのちょっと怪しい雰囲気みたいの好きな方には猛烈におすすめなんですけど、とにかくね写真の数がすごいんですよ。
建物の中もなんか水が滴ってるヌメヌメした廊下とか、もう張り紙がしてあったり、あの壁にペンキでナンバーバンチみたいなナンバーが書いてあったりとか、タバコくわえながら工場で働いてる人とか、
屋上で遊んでる子供が、中には麻薬中毒になってしまった人とかそういうのもね、いたりするんですけど、病院とかもあるんですよね。
歯医者さんとかもすごく多かったらしくて、歯医者さんにもインタビューしたりとか、そういうなんだろう、もう空論上の中のありとあらゆる写真と、あとありとあらゆるあの立場の人たちのインタビューっていうのがすごい濃密に描かれていて、本当にねすっごい好きな本です。
何度も繰り返し見たくなっちゃいます。
で、私この本を読んで、すごい誤解してたなって思ったんですよ。
本を見るまでは、やっぱりなんか長谷製書さんの小説みたいにハードボールドなマフィアが牛耳ってる地区、城塞だと思ったんですけど、もちろんそういう面もあるんですけど、一方ですっごく普通の感覚の住民も住んでるんですね、たくさん。
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中には病院もあって、歯医者もあって、商店もあって、食堂もあって、あとは工場も結構あったんです。
織物工場とか、あとはゴム製品を作ってる工場とか、なんかそういうのもたくさんあって、あとは家庭もね、いっぱい住居もあって。
で、学校とかね、教会とかね、なんかそういうのもあったそうです。
なんかそういう話を見て、しかもその住人の方のインタビューを見てると、インタビューした年代っていうのが1990年代の取り壊し前の時だからっていうこともあると思うんですけど、
意外とね、住民の方はここに住んでてそんなに危険を感じたことはないとかね、言ってる人がすごく多かったですね。
で、一番中の治安が悪かったのは1960年とか70年ぐらいっていうのはかなり治安が悪かったっていうのは書かれてるんですけど、
その後は割と治安も安定してたっていうのもあると思うんですけど、
意外とその住民の人が快適に暮らしてて、で、家賃も安くて、
中国の医師免許持ってなくても病院が開業できたりとか、
まあダメなんですけどね、その場所では暗黙の中で許されてたっていうのとか、工場とかもその認可証とか持ってないんですけど、
本当はダメなんだけど、扶養所の中でなら何とか商売ができたっていう、
何だろうな、受け皿としてすごく機能してたんだなっていうのを思いました。
なんか結構その中国の大陸から渡ってきて、扶養所、扶養所じゃないや、空農場に住み着いたっていう人が多くてですね、
中国の中でも何ていう人種だったっけな、
中朝人かな、ちょっと違うかもしれないんですけど、そういう人種の方たちがですね、多くいたそうです。
で、そういう人がその当時イギリスの領土だった香港に来て、
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真っ当にやっていくためには、例えばそのイギリスの医師免許を取らなきゃいけないとかですね、
工場をやるにしてもすごくお金がかかるから、
空農場以外では、まともに法の下では商売できないかったんですね。
大陸から渡ってきて、お金もない、香港に見合う資格もない。
それは確かにその人たちのせいなのかもしれないけど、
なんだろうな、そんなの資格持ってない人のせいじゃんって言っちゃっていいのかなって、
なんか私はちょっとそれを言いたくなくて、そうかもしれないけど、
でもどうしようもないことってあるから、
なんかそういう人にチャンスを与える場所だったのが、
空農場だったんじゃないかなってすごく感じてます。
で、空農場に住む人たちで、働いてる人は本当にもう昼夜問わず一生懸命働いてるんですね。
インタビューとか見てても、工場で家族で生活していくために本当に寝る間も惜しんで、
真面目に毎日働いて、土日も関係ないです休みもなく働いてるとか、
すごくね、自分たちの生活を成り立たせるためにできることを一生懸命やってる人たちの姿が、
この空農場担保っていう本の中に描かれていて、
確かに違法かもしれないし、確かに衛生状態も良くないかもしれないし、
そうなんだけど、この人たちはこの人たちで自分にできることを本当に一生懸命やってるんだっていう、
なんかそういう感動がありましたね。
だからなんか必要悪っていうかね、
悪とも言いたくないんですけど、
なんかそういう無法地帯的な場所っていうのは、
完全に排除してしまったらダメなんじゃないのかな、実はっていう思いは、
以前から思ってたけど、この空農場担保を読んでより強く思いました。
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なんかみんなその取り壊しが決まって出てくるっていうタイミングのインタビューなので、
保障もね、こんなこれっぽっちの保障じゃ外で工場なんかとても借りれないとか、
とても家なんか借りれないとか、仕事はなくなるとか、
結構不安を口にしている住民の人もすごく多いんですよ。
本当に空農場が鉄球ぶち込まれて壊されて、
住んでた人、今どうしてるのかなっていうのはすごく心配ですよね。
なんかその、私もね、すごくこう仕事で苦労したし、
自立して生きていくためにすごく苦労したから、
それは私が大学出てないとか、資格もあんまり持ってなかったりとか、
仕事の経歴もいまいちだったり、何度も給食してたりとかね、
なんかそういうのがあって、
女性で自立できるだけの給料稼ぐっていうのはすごく大変で、私にとっては。
だからなんかその、どうしようもできないことってあるよなって思うんですよ。
で、なんかそんな中でも何とかやっていきたいっていう人たちが生きていける場所があったっていうのは、
いいことだったと思うし、私はね。
それをなくしちゃったっていうのは、どうなんだろうっていう、
なんか自分の力だけじゃどうにもできないこともあるしね、
なんか頑張ればいいじゃんとか、資格取ればいいじゃん、お金稼げばいいじゃんとか、
簡単なことじゃないんですよね、やっぱり。
1回レール、その住んでる場所のね、普通って言われるレールから外れちゃった人が、
普通のレベルに上がるのってどんなに難しいかって、
私はすごく身をもって知ってるし、
多分空論上の人もそういう感じだったんじゃないかなって思って読んでました。
なんかね、だからすごく私はこの空論上田んぼっていう本を読んで、
空論上ってすごくあったかい場所、
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なんか頑張りたいけど普通の場所ではやっていけないっていう人の、
本当に救いの場所であったんだろうなと思います。
もちろん本当にアヘンクツがあったりとかね、
なんか工場があったりとか、売船宿があったりとか、
なんかね、殺人が起こったり、マフィアがいたりとかそういうこともあったんだけど、
それがいいとは思ってないけど、
なんかそのあえて混沌としていることにも利点が、いい面があったんじゃないかなと思っています。
空論上のこの空論田んぼを読んだ後にも、
なんかもうちょっと空論上の姿みたいなと思って見たのが、
これは香港映画の追流という映画で、
これはドニー・イェンとアンディ・ラウが共演している映画でですね、
アンディ・ラウさんね、すごいイケメンで、
いくつになってもなんか若くていらっしゃるので、
なんかそれもびっくりなんですけど、
ドニー・イェンのね、演技が結構効き迫るものがあって、
これすごい面白かったですね。
ちょっとあの私途中だらけてなんか見てないシーンもあったので、
もう1回ぐらい見ようかなって思ったりしてます。
これは香港警察と、アンディ・ラウが香港警察の人で、
ドニー・イェンが裏社会の人物で、
お互いがそれぞれの立場でトップに登り詰めていくって言って、
2人の間には友情がね、あって実はっていうような話なんですけど、
ラストのシーンがね、本当に切ないっていう感じでね、
男の背中って感じで、結構おすすめですね。
なんかその香港マフィア系見たい方はおすすめです。
追流っていう映画です。
amazon プライムで見れます。
あと私が空論上関係で今見てるのは、
あれですね、空論、空論ジェネリックなんだっけ?
ちょっと待ってくださいね。
空論ジェネリックロマンスですね。
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こちらを今読んでおります。
真由月潤さんの漫画でですね、
恋は雨上がりのようにの作者の方ですね、真由月潤さん。
その方のですね、最新作で、
空論ジェネリックロマンスで空論上舞台にした、
ちょっとサスペンスっぽい要素もあるお話なんですけど、
これも今前催中で見ています。
これもね、すごい空論上の中のことよく知って書いてるって感じで、
結構空論上探訪で見た写真のね、
そのまんまっていうか、
なんか雰囲気掴んで書いてるなっていう、
ちゃんと資料とか見て書き込んでるんだろうなっていう感じがして、
すごく私も好感を持って読んでおります。
話もね、なんかちょっとサスペンス、ミステリー、なんか不思議な話なので、
今後の展開がどうなっていくんだろうっていうドキドキ感もあって、
こちらもおすすめです。
今回は空論上についてお話しいたしました。
北爪至るのラストアイディア、
ご意見ご感想取り上げてほしいテーマがありましたら、
ツイッターのDMをお寄せください。
ツイッターアカウントはwak1027、wak1027です。
ぜひお待ちしております。
それでは本日はこの辺で、また次の配信でお会いしましょう。
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