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2022-09-05 19:33

第80回(1)『NOPE/ノープ』オープニング

『NOPE/ノープ』について話をしました。

オープニングではメンバーの近況の話をしています。

■メンバー

・山口 ・原口 ・まえだ ・マリオン

■映画の話したすぎるBARのお知らせ

日時:2022年9月24日(土)

場所:大阪市北区 天神橋1丁目11-13 2階『週間マガリ』 https://magari.amebaownd.com

詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar_2022-09

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00:13
はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオリニューアル第80回になります。
この番組は、大阪の南森町にある日刈店長によるイベント型カフェバー、週刊マーリンで、
映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
前田です。
マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、原口さん、参加少しだけ遅れておりますので、
一旦3人でオープニングの話を始めていけたらと思います。
前田さん、近況いかがですか?
今週ちょっと忙しくて、あんまり映画見れてなくて、
今日話すテーマ作品しか見れてないです。
忙しかったんですね。
バタバタしてます。
なるほど。マリオンさん、いかがですか?
今日のお題映画以外にも映画とか見てるんですけど、
あんまり話すことでもないかなって感じですね。
でも最近結構、家に帰っても疲れちゃって、全然映画が見れなくて、
最近見た映像作品って、僕あれなんですよね、
ディズニープラスのベイマックスっていう10分くらいのアニメシリーズがあるんですけど、
あれぐらいしかほんと見てなくて、
疲れてる時にも30分もドラマとか見てられないみたいな感じですね、今。
なるほど。結構みなさんの疲れモードな感じですね。
でもベイマックス面白かったですよ。
いいんですね、あれ。
ベイマックスってヘルスケアロボットじゃないですか、あれっていわゆる。
健康管理というか、怪我してたら治しますよみたいなことをやってくれるロボットなんですけど、
そんなベイマックスが街中を結構散歩してたら、勝手に人の不調とかを感知したら、
治しにかかろうとするんですよね。
でも治すまで絶対ついてくるので、ある意味ホラーなんですけど、しつこいんですよ。
来んなって言っても来るので。
で、ちゃんとほっこりした話にはなるんですけど、そのギャップも面白くて。
確かにあんななんか可愛いけど、あんなのがずっと付きまとってきたら怖いよねっていう。
なんかちょっとその話通じない感も含めてちょっと面白くて、これ結構楽しかったです。
なるほど。まだディズニープラス入ったままなんで、子供と一緒に見てもいいかもしれないですよ、僕は。
そうですね、それ全然ありだと思います。
ちょっと一回再生してみて、子供が食いつくか試してみます。
はい。
食いついたら見てみます。
はい。
原口さんが到着されました。お疲れ様です。
はい、お疲れ様です。
原口さんの近況いかがですか?
はい、ちょこっと試写とか見て、一つはプリンセス・ダイアナっていう、
03:01
ダイアナ日のドキュメンタリーの方を試写してきまして、
で、あとこちらね、スペンサーっていう劇映画版の試写とかまだ今後あったりします。
気になってます、スペンサー。
あとちょっと気の気な話題として、
昨日、とある韓国映画の監督にオンラインインタビューをしてまして、
それが、空気殺人トキシックっていう作品がありまして、
で、これ、韓国で実際に起きたかしつき殺菌剤事件っていうのがあって、
で、要は、かしつきの中に、結局かしつきって水を入れるか、そこにかぶり防ぐための殺菌剤を入れてて、
それが人間に害をじわじわともたらして、死に至ってしまうっていう事件が実際にあって、
その事件を元にした、まあ実力もというか、映画がありまして。
で、それの映画監督にインタビューしました。
原口さん、韓国語喋れるんですか?
いえ、通訳さんを通してやってますよ。
通訳さんを通して海外の方とZoomを使ってオンラインインタビューをしてましてと。
で、まあ結構こういうの一番印象に残った回答があって、
結局こういう作品に出る俳優っていうのは結構リスク高いんですね。
結局企業を訴えることが描かれてるので、そういう作品出ちゃうと、
実際企業CMとかに出れなくなった俳優さんって実際韓国でいるみたいで、
で、そういった中で今回の主役の方が決まったっていうのが監督としても一番大きかったっていうのを聞いて結構印象に残ってました。
なるほどね。
韓国の方が結構えげつないんかな、よくきついんやろなと思う。
作品自体は味方と思ってた人が敵になったり、敵だと思ってた人が味方になったりとか、
持っている信念は変わらないんだけども、それぞれ立場に至り変わっていったりするのが見物の映画です。
空気殺人トキシという映画です。
なるほどね。そういう話あったんですね。なんか不思議なタイトルの映画やなと思ってましたけど。
内容からすると結構山口君とかいろいろ考えてもらうところがあるかなっていう作品ではあるので。
ちょっとその倫理的にグレーというか、一言でこうだって言い切りにくい話なんですかね。
乾燥してるからやっぱりお子さんの部屋に貸し付けとかを置くわけですよ。
思ったらえらいことになってるっていう話ではあるので。
なるほどね。
すごい見応える。いい意味で面白い作品ですよ。
なるほど。そんな感じですかね。
僕は今日のテーマ作以外だと、ワンピースフィルムレッドを見てきたんですね。
多分見てるのはマリオさんだけですよね。
この中だとそうですね。
ちょっとこれね、僕喋りたいことむちゃくちゃあるんですけど、正直面白かったですよ。
面白かったし、アド歌うますぎっていう、本当にちょっと信じ難いくらい歌うまいですね。
06:07
すごいですよね。
ゲストキャラの歌っていうのは本当に半分アドに当て書きされてるのかなっていうぐらい、ネット由来のディーバなんですよね。
ワンピースの世界にネットあるんやっていう、電話はあるけどネットもあるんやっていうのはちょっとびっくりしたんですけど。
そうですね。
ちょっと思うところはいろいろあって、本作が描いている父親像っていうところがすごい思うところがいっぱいあって、わかります?
わかります。
ゲストキャラの歌がワンピースの人気キャラのシャンクスの娘っていう設定なんですけど、なんかね、すごい飲み込みづらいんですよね。
本作、僕は本作シャンクスが判断ミスをしてる話やと僕は思うんですよね。
シャンクスの判断ミスがこの話の厄介なことになってるのの要因としてあると思うんですけど、
そこのタッチでシャンクスをかっこよく描くためにストーリーがあちこち歪んでるなって思うんですよね。
シャンクスってワンピースの中でも最大級の人気キャラなわけですよ。
ルフィの目標だし、あらゆる海賊の頂点に立ってるし、かつ人がいいんですよね。
比較的善よりの海賊で世界の均衡を保とうとしてる人なわけで、ヒーローなわけですよ。ワンピースの話の中では。
そのシャンクスが弱みを見せれなくなってしまってるなと思って見てて。
シャンクスの判断ミスを物語が咎められなくなってしまっている。
最終的にシャンクスかっこいいを描かざるを得なくなってるって。
せっかく今回シャンクスの娘っていう存在が出てきて、シャンクスの父親としての側面を描けるとしたら、
ここでしかシャンクスの弱さとかある種の正しくなさみたいなのを描くチャンスないんじゃないのって思ったんだけど、
それがないから、いやーちょっとむしろシャンクスがかわいそうじゃねっていうぐらい不自由な物語に僕は思いましたね。
わかります?この言ってる感じ。
わかるというかね。
あと本作でその父親像を描くんだったら、シャンクスよりももっと掘り下げないといけないキャラがいるんですよね。本作には。
絶対にもっと解像度を上げないといけないキャラがいるんですよ、父親を描くんだったら。
その父としての弱さとか正しくなさ全部含めては描き方ができるキャラがいるけど、
いかんせん、映画という時間の尺の中であんまり描けてなくって、いやーもったいないでしょって。
その人の覚悟とかいろんなものを描いたらむっちゃ盛り上がるのにっていう。
漫画のワンピースだったらきっと描けたことが、映画という尺の中で描けてないなっていうことも思ったりして、
面白かったけどすっげー言いたいことあるなっていう映画でしたね。
僕もこの映画喋った時ってあんま僕そんな深い話はしてなかったんですけど、
あんまりワンピースのノリそもそも乗れねえなっていうことは言った記憶はあるんですけど、
09:04
いろいろ深く考えたらめちゃくちゃ歌がかわいそうというか、
歌ってキャラクターってやっぱり世界にはこんなにひどいことばっかりあるっていうことを知って、
すごくなんか深く考えすぎちゃって絶望しちゃう人の話だなって思うんですけど、
でなんかそれを改心させるのが問題の元凶側である海賊って一番グロテスクやなって思って。
なるほどね。
なんやねんって思って。
しかも改心させるルフィ側ってあんま何も考えてないわけじゃないですか。
考えが読めない人って感じですけどね、実際には。
それってちょっとこの話なんか嫌だなみたいにちょっと思えてくるというか。
もうちょっと考えてほしいんですけど、あんま考えてないですよね、皆さんみたいな感じにはちょっと見えるっていうね。
ルフィが自分は海賊してるけど悪い海賊はやっつけるっていう、
ワンピースの話全体が持っている二律背反みたいなものってようやく今から溶け起こしていくのかなっていうぐらいな感じなんですよね、漫画の方だと。
だからずっとねあるんですよ。
海賊名乗ってるけど、海賊を肯定するタイミングがあったと思ったら悪い海賊は否定するタイミングがあったりですごいアンビバレントな話なんですよね、ワンピースって。
どう決着つけるのかっていう、そこが興味深いですね本当にワンピースはっていう感じでした。
あとさっきゾラっていう映画を見てきました。
A24また変な映画撮ったなっていう。
そうですね変な映画でしたね。
ストリッパーの女性二人が出てくる話で、一人はポールダンスとしてのストリップをしてるのであくまで自分はパフォーマーであるっていう自負を持ってる女性。
この人が主人公で、もう一人がセックスワークの一部としてのストリップをしてるって感じなんですよね。
この役者がライリー・キヨーなわけですよ。
ライリー・キヨー本当にウサンくさくていい女優になりましたよねっていう。
なんて、ライリー・キヨーってね、アンダー・ザ・シルバー・レイクのあの人ですよっていうね。
そうですよ、もう僕にとってはファム・ファタールなんですよね。
悪い世界に連れて行った女なんですよ、ライリー・キヨーは。
今回はまたある種のファム・ファタールというか。
そうですね。
あんまり賢くないし、あんまり善悪の分別もついてないような感じで振る舞って、
その主人公を悪い世界に誘っていく存在なんですけど、
どこまで本当かわかんないんですよね、彼女が言ってることって。
それに、この話元々が2015年にツイッターに投稿された140いくつかのツイートが元になってるって話ですよね。
はい。
もうそもそもがどこまで本当かわかんない話だから、
なんかね、ほんとに90分もない短い尺の映画なんですけど、
90分尺の悪い夢見た感じやなって感じで終わるんですよね。
12:01
で、終わりがまた、あーなんか悪い夢見たわーって感じで終わるんですよ、ほんとに。
結構ね、変な映画だし、人によっては何が面白いのか全くわからないって感じになりかねないと思うんですけど、
結構楽しかったですね。
ほんと嫌な話ですけど、
なんかこういう悪夢みたいな2日間とか人生であったかもなーみたいな感じにもちょっと思えて、
トライアルによってはもう青春の1ページですみたいな感じにも見ることもないし、不思議な映画でしたね。
結構良かったです。
てな感じでした。
あと3つお便りいただいているので、ここで紹介させていただけたらなと思います。
まず1通目、中尾久美さんからいただいております。
こんにちは。私は最悪お皮切りにアナザーラウンドやナイトメアアリー、ウルフウォーカーなど過去のラジオを次々と楽しませていただいております。
今更ですが、最後の血統裁判について話したすぎる件がお便りしました。
こちらのイラストも大好きです。
前田さんのあれですね。
ありがとうございます。結構初期ですよね。
結構初期、イラスト書き始めたぐらいですね、あれは。
マルグリットによる回想。
合間の後、ルグリは彼女にキスをするんです。
でもルグリの回想には描かれていない。
ハードなアクションより、この一瞬の行為が忘れられません。
ルグリからの強引なレイプ。
カルージュからの乱暴なセックス。
両者に愛はあるのかないのか。
3章は女性脚本家が手がけたと知り、納得した次第です。
アダムドライバーB機も相まって、結果、友人の妻への比練と夫のパワハラ物語という印象に終わっていますが、
もしこの点、何か気づかれた方はいらっしゃったら、お話をお聞きしてみたいです。
現在東京で上映中のジョディ・カマーのNTL、プライマフェイシーも気になるところ。
まず皆さんのこちらミコトークを心待ちにしております。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
僕、最後の決闘裁判の章によって微妙に描写が違うのって、多分あんまり気づけなかったんですよね。
なんか、ここ違ったかもみたいな、あんまり各シーンを持ってここ違うなっていう自信がないんですけど、
そうでしたっけ、ルグリの章では何もしてないけど、マルグリットの章だとキスしてたってことなんですかね。
いや、ちょっと僕全然覚えてないし、気づけてなかったかもなんですけど。
ここもちょっと細かいところまで僕も覚えてないですけど、
でも結構明確に同じ出来事を描いていても、人の見方によって全然捉え方が違うとか、
描写があれ一個足りなかったり足されてたりというか、っていうのは結構はっきりわかりやすくなってた覚えはあって、
それによってある種のクロテスクな部分も、見える部分もその人にとってはすごく愛情あふれる行為だったのかもみたいな捉え方もできるし、
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いや、それちょっとだいぶきついですよねみたいな描き方にも見えるしっていう、
そういうのが多分もっと今もう一回見直したら、そういうのがまたどんどん出てきたりするのかなっていうのは思いますね。
このお題を読んで僕なりに思ったことなんですけど、まずルグリの回想にはそのキスシーンがないってことですよね。
いろいろ考え方はあるかもしれないんですけど、
まず終わってしまったらどうでもよくなってるから、そのシーンの記憶がないっていうのがルグリにはあるのかなっていう。
断定的なご意見ですね。
嫌でしょこれ。
それか彼的にはめっちゃ紳士的に終わってサラッとしてるのが紳士的だと思ってるっていうふうな記憶になってると。
でも実はもうめちゃくちゃもう彼女から視点からではめっちゃベタベタしてくるみたいなふうだったのかもねみたいな実際にはっていう。
そうなのかもしれないですよね。
覚えてないっていうのもあるかもだし、覚えていたくないからそっから先の記憶が曖昧とかってあるかもしれないですよね。
あとはそういうことをいつもしてるからルーティーンだから覚えてないとかっていう可能性もあるかなと思って。
なんかちょっと女性男性っていうのはわかんないですけど、
キスをするっていう行為がマルグリットにとっては少なくとも少し特別な行為であるっていう感じなのかなとは思いますよね。
夫にはされてなさそうですよね。
なんか話してるうちに思い出してきてめっちゃ嫌な気持ちになってきた。
嫌なシーンですか?
でも私もなんか中尾久美さんと結構同じような感想だったというか
アダムドライバーがすごいひどいやつってよりかはアダムドライバーなりには恋をしてたのかなっていう捉え方はしてたんで結構近い感覚で見てた気がします。
僕はキスしたからちゃんと愛だぞっていう言い訳に見えますね。
あと在学感とかいろんなものの現れに見えますかね僕は。
その意見が出てくる山口さんが怖くなってきました。
多分僕前田さんより男っていう存在に対する評価低いですよ。
はいそんな感じで。
そこで終わらせるって面白い。
中尾久美さんありがとうございました。
ありがとうございました。
ちびくろさんから
でも前回の皆様の話を聞いて少し考えが変わり劇場に足を運んでみようと思います。
前田さんが自分のキモいところを直していかないとなんて過酷が過ぎると恋を詰まらせたとき私も泣いてしまいました。
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そうなんですよね。この世は過酷です。
でも前田さんの涙がどこの誰とも知らぬ私の心に届いた。
それだけでもやっぱ映画っていいですよね。
これってちょっと思い出しただけで山口さんが言ってた自分のちょっとしたことが誰かに届くなら死ぬのが怖くなくなるっていうのに近いんじゃと思いました。
長文すみません。関東済なので大阪にはなかなか行けないのですがいつかバーにもお邪魔したいと思います。
皆様お元気でと。
ありがとうございます。
ありがとうございます。めちゃくちゃいいお便りですね。
めちゃくちゃ熱いお便り。
すごいなと。
こちらアミコ会はね確かに前田さんの声が詰まるとこはねハイライトなんですよあそこが。
確かにちょっとそこで自分が気持ちがこうううってなったのはすごい覚えてるんですけど改めて客観的に聞いてもそうだったんだと思うちょっと恥ずかしいです。
編集所はまあとか詰めてるんですけどあそこ結構前田さん声詰まらせてるんですよね。
そうやったのか。そうやったな。
いい話ですよ。
ちゃんと届いてますしねこれをやってすごくいいことですね。
ありがとうございます。こちらアミコぜひ英語も見ていただけたらと思います。
ありがとうございます。
そんな感じでお便り3つ紹介させていただきました。
はい、では今日のテーマトーク入っていきたいと思います。
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