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2021-02-20 16:05

並列化への憧れ|マイノリティの気持ちを慰める唯一の方法

並列化への憧れ|マイノリティの気持ちを慰める唯一の方法

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みなさんこんにちは、ジャスタアイディア!北詰至です。
このポッドキャストは知的好奇心旺盛なマルチポテンシャライトの私、北詰至が日々思いついたジャストアンアイディアを配信する雑談系ポッドキャストです。
今日のテーマは並列化です。 並列化っていうのは
広角機動体に出てくる用語なんですけれども 立ちコマという ai を搭載した戦車というか戦闘機器みたいなものが出てくるんですけれども
ai を搭載しているので 戦場で体験したことなんかを学習していくんですね
戦車みたいなものなので1体だけではなくて複数体いて それぞれ戦闘に出ていくタイミングとか体験する戦闘とかが違うので
個体差が出ないように戦闘から帰ってきて1日が終わったら並列化といって 学習したことをクラウドサーバーにあげてそれを全部の個体で
学習した内容を共有するっていうことを 広角機動体のアニメの中では並列化というふうに呼んでいます
その並列化について 今日はお話ししたいと思っております
今回広角機動体の話が多分すごく出てくるので 特にですね今回取り上げるのが広角機動体のスタンダードコンプレックスシリーズ1
のアニメシリーズについてお話しすることが多くなります ネタバレも多分含まれてきてしまうかと思うので
まだ広角機動体スタンダードコンプレックスシーズン1を見ていないという方 ネタバレは聞きたくないという方は
ここで聞くのを終わりにしてください ネタバレが含まれますのでご注意ください
今回その私が久しぶりにですね 広角機動体のアニメを見てるんですけど
たちこまちゃんがやっぱりすごく印象的ですよね あのアニメの中では
すごくねそのたちこまちゃんの振る舞いに 刺激を受けていろんなことを考えました
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たちこまちゃんはさっき言った通り並列化というのをして個体差が出ないように 知識学習内容の共有をするんですね
機械なので個性は出ないはずなんですよ
機械でさらに並列化をしているから個性は一切出ないはずで どの機体でも画一的になるはずなんですけど
アニメが進むほどにそれぞれの個体によって個性っていうのが出てきちゃうんですね なぜか
なぜかはわからないけど だんだん例えばすごくチャーミングなたちこまちゃんがいたりとか
本ばっかり読んでる本の虫みたいなたちこまちゃんが出たりとか
バトさん専用機だっていうバトさんっていうのはたちこまちゃんを可愛がってる 公安休暇の登場人物なんですけど
バトさん専用機だっていうその独占欲みたいなもの 特別扱いされてるっていうような自覚があるたちこまちゃんがいたりとか
並列化している割にはちょっとずつ個々の性格っていうのがずれていくんですね
結局個体差が出る しかも個性とか自我が芽生え始めてるっていうのは
兵器としては使えないっていうふうに判断されて 最終的にはラボ送りにされてしまうんですけれども
なぜかその個性が出てきてるっていうことにすごく 考えさせられるものがありました
私が そうですねあのすごく思ったのは途中までは並列化っていうのが
自分の理想の状態だと思っていました それは何でかっていうと
私は特にその 自分の考えと他人の考えの差異っていうのがものすごく気になるんですね
それは大人で しかも会社とか社会の中で生きているので
大人になってある程度コントロールはできるようになってきたし
どちらかといえばコントロールする方なので
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会社員生活の中では自分の考えと他人の差異っていうのを 会ってしかるべきものとしてきちんと認識して対応することができるんですけど
本当の本心で言うとやっぱりそこの違いっていうのはものすごく気になる立ちなんです
例えばそれは好きなものだとより顕著になって 例えばですね
音楽が好きで私は最近聴かないですけど昔とかだとアイドルがすごく好きで
地下アイドルみたいな歌をたくさん聴いた時があったんですけど
同じアイドル好きと言っても 例えば箱押しの人もいれば特定のメンバーが好きな人もいる
アイドルのダンスがすごく好きな人もいれば 歌が気に入っている人もいる
例えば歌が好きっていう中でもこの鼻にかかるような歌声が好きだって思っている人と
このブレスの仕方が特徴的ですごく好きだなって思っている人もいるっていう
好きであればあるほどどんどんどこが好きかっていう部位が細分化していくんですよね
すごく細かくなっていくんです そうすると例えば同じアイドルを好きっていう仲間同士だったとしても
どこが好きかっていう違いがすごくはっきり差が出てきちゃうので その好き度が強ければ強いほどですね
なんかそうすると逆に同じ好き者同士であるのに
好きな違いが明確に分かれているからこそ なんかすごく
分断されているような気持ちになるんですね
私はそれがすごく
多分自分はこだわりが強い部分だなって思ってるんですけど
だからこそ並列化っていうことにすごく憧れがあったんです 並列化すれば自分の今日一日学習したことをクラウドで共有できるので
もし並列化した自分と同じ個体がいれば 全くその思考回路っていうのは一緒じゃないですか
同じアイドルを好きになっても
この子のこの 歌声が好きだとかこの息遣いが好きだっていうところが完全一致するので
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それって自分にとってはすごくなんだろうな唯一無二の友達というか この感情を完全に共有できる人がいるっていう
心強さとか 安心感
喜びみたいなものがすごくあるんですね
だからその 自分が立ちコマだったらいいのになっていう思いもあったんですけど
ただアニメの中では 後半に行けばいくほど立ちコマちゃんが並列化しているにもかかわらず
個性が生まれていくっていうことが すごく自分の中では興味深かったです
結局 記憶を完全に共有したとしても
個々の思考っていうのは生まれていくんだなっていう ことなんでしょうね
なんかまあそれは
並列化に憧れている自分としては ちょっとがっかりする部分でもあり
一方でそういうものなんだっていう いくら
完全に同じ体験をしていっても どこかでそうやって食い違っていくんだなっていう
ちょっと考え方を緩めるきっかけにもなり
がっかりと納得と両方の面が今あります
なんか本当にすごく不思議な話だなぁと思いましたね
あとその私がその自分が並列化したいっていう願望を
具現化する唯一の方法が
まあその電脳とかね その光学機動体の世界の電脳とかそういうのじゃなく
今の技術で現実 実現可能なものって考えているのは
創作活動なんですね
今それを自分でもやってるわけなんですけれども
結局アニメの世界の話なんで 今の世界では不可能なんですよね
あの世界では脳を電子化しちゃう 電脳化っていう技術もあって
AIとかもめちゃくちゃ発達してて 並列化もできてみたいな
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現代ではまだ もしかしたら近い将来可能になるかもしれないけど
今のところでは不可能な技術なので
今できる一番並列化に近いものって言うと
創作活動かなって思っています
なんで創作活動が並列化に似ているかって言うと
自分のコピーを作品として生み出すっていうところですよね
結局その自分のこだわりとか
細かい自分が好きと思うものの細かいニュアンスっていうのは
自分でしか表せないわけなんですよね
じゃあ他人とは絶対分かり合えないんであれば
自分が創造主となって自分のコピーを作り出すしかないわけですよ
創作物であればそれが可能なんですよね
だから私 去年本を一冊書いて
サウナ小説とサウナ短歌の本なんですけれども
それは小説の主人公はかなり自分に近い感情を持った主人公を登場させてます
そうすることによって自分のほぼ100%コピーみたいなものが
生み出せたので世の中に
その本を読むと私はすごく心が慰められる気持ちになります
それでやっぱり自分と感覚が一致してるから
感性が100%に近い形で一致してるから
居心地がいいっていうのはすごくありますね
なのでもし私みたいに人との違いがすごく気になるとか
自分の感性を理解されなくて寂しいって思ってる方がいたら
今現実化の一番その気持ちを慰められる方法っていうのは
ご自身で自分の分身を生み出すことじゃないかなと思います
そうでないといくら他人が例えばですね
自分のクローンを作ったとしても
それはたちこまちゃんと同じようにきっと行く先は
個性がどんどんすれ違っていってしまうんじゃないかなと思うので
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その時自分を慰められるのは
その時自分が感じたことを作品としてきちんと形にして
自分のコピーを作るっていうことかなと思っております
はい 北爪伊太郎のJust Idea
本日はこの辺で終わりにいたします
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wak1027です
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それでは本日はこの辺で
また次の配信でお会いしましょう
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