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こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
ということで、早速質問いきましょうかね。
そうですね。はい、お願いします。
今日の質問なんですが、12月のアカデミア、主体性というのが一つキーワードとしてテーマだったんですかね。
についてやってた時の、どうしても参加者の方で、ちょっとポッドキャストで喋っていただけませんかという質問をいただきましたので、
これはやらなければということで、ちょっと今日はアカデミアを受講された方からの質問ということでいきたいと思います。
質問です。
ある程度仕事ができる部下に感動する点があり、今日学んだことを使っていこうと思いました。
しかし、まだそのレベルに達していない部下を想定した時に感動ポイントが見つかりません。
その場合は、ほんの少しでも良い点、褒める点を見つけて感動するものなのでしょうか。教えください。
まずですね、少しアカデミアの内容を皆さんにお伝えしてから、質問にお答えしていきますね。
アカデミアでは、前々回ぐらいに。
441回。
441回ですか。そこでもお伝えしたいのですが、主体性をテーマでやりました。
やりましたね。
主体性というのは何かということを考えるときに、自己決定観というキーワードが出てくるんですね。
自己決定観。
自己肯定観ではなくて決定観。
自己決定観。これは自分で自分があることを決めたという言葉ではないんです。
言葉だけ言われるとそのまま訳されちゃいましたけど。
自分で自分があることを決める。
これやらされ観の真逆ですよね。だから主体性とつながりますよというところです。
なるほどね。やらされ観とは真逆というような解釈ですね。
この自己決定観というのを私たちは実はしてるのに、やらされ観を感じちゃうんですよ。
仕事をしていると。
なのでその人が自己決定観というものを感じていくというか見つけていくきっかけになるのが、この感動を訴えるということですよと訴えたんですね。
今回このご質問の中に良い点、褒める点ってありますけど。
これとは違うんですね。
感動すると褒めるは違うという前提でということですね。
褒めることのアウトカムは繰り返してねというメッセージが伝えられるんですよ。
これうまくいったね。よかったよ。これうまくいったよと褒めると、これを繰り返せばいいのか。
一つ重要です。ただし繰り返してもらいたいときです。
主体性とはまた違う。
むしろどちらかというとコントロールするに近いニュアンスになるんですかね。
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きちんとやってもらいたいとき。
感動を訴えるというのはそうではないですよということなんですね。
会社に出社してくれた。
わけわかんない。どこを褒めていいかわからない。
どこを感動していいかわからない。
そもそも感動すると褒めるっていうのを、違うとして扱えてないですね。
そうなんですよ。部下を褒めることは重要ですって言葉も嘘ではないですけども、
そうすると社内で部下の褒めるポイントとか褒めるポイントとかを見ていっちゃうわけですよ。
一日に一回それぞれ褒めるとかしましょうとか、本当に嫌ですね。
何かっていうと、さっき言った操作したいから。
ちゃんとやってもらいたいから。
それはそれで大切だけど。
大切な部分はあるけども、今回は主体性ということは褒めるではあぐくるまれませんよということです。
主体性というのは何かというと、やらされ感のギャップである自己決定感を持って行動すること。
そのときに感動を伝えるってことが重要なんですが、
皆さん、部下の方の感動ポイントを変えてくださいというふうにアカデミアのワークであったときに、
この方はAさんにはできたけどBさんはなかった。
そのBさんというのは仕事がちゃんとできるレベルに達していないので見つからなかった。
秋山さんどうしたらいいですかというご質問だったんです。
そのレベルに達していない部下を想定したときに感動ポイントが見つかりませんというのはそういうことですね。
何でもかんでも感動すりゃいいってことじゃないしと思うと、この方がこうおっしゃる気持ちもすごく分かるかもしれませんが。
分かりますよね。
そのときにまずこういうのを書いていただくことが本当に重要で、
この方が何に対して自分は感動するかどうかもう決めちゃってるじゃないですか。
つまり仕事ができた。
レベルが達してないと言ってる以上。
そのレベルに達したら感動してあげるよっていうふうになっちゃってる。
なってますね。
感動するってどういうことかというのは、
そのアウトプットしたものもそうだけども、その背景に何があるかということを見ていくということが重要になります。
あえて要約するなら結果じゃなくてプロセスみたいなことですか。
そうですそうです。
で、例えばその方がじゃあ何かこう、
じゃあ企画書を書いたと。
その企画書自体に対して、
だってあなたの方が経験があるから、その企画書が良かったかどうかって評価したら、
大したことないなってなっちゃうじゃないですか。
そうじゃなくて、この企画書を書いたときにどういうことを考えたのかとか、
どういうことを調べたのかとか、
どんなことが大変だったのかみたいなことの背景みたいなのも聞いていく必要があるんですよ。
何に配慮したのかとか。
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そうですそうです。
どんなことまでこう、
相手のお客さんの話だったらお客さんの気持ちを想像したとか、
でも一歩間違うと、そんなことしなくていいんだよみたいなところに行ってしまうこの仕事人たちの要素はありますけど、
そこじゃなくてってことですね。
そうすると、例えば仕事を一つ取ったときに、
その人なりに自分で考えたり、ちょっと工夫したりしてるところってあるんですね。
見えないけどね。
で、それが自己決定してるわけですよ、自分で。
あってるかあってないかの話じゃないってことですね。
なくて。
そうすると、例えば、
でも、自分は決定して考えてやってるんだけども、
この仕事そのものはオーダーだからやらされかんになってしまってる部分も多いんですね。
なるほど。
だからそこの部分で、
上司の方がその背景とか聞いてあげて、
もし、無理して感動したらダメですか?
ただ、そんなところまで考えてたの?とか、
それどうやってやってるの?っていうところが、もし感じたら、
それを素直に伝えてあげるってことです。
なるほど。
いやなんかでもあれですね、今言われてはっきりと感じましたけど、
感動しちゃいけないみたいな、
バイアスというか、自分への抑制。
仕事する上で、そんなことしてたら仕事にならないじゃないか、みたいな思考が走ってしまう感覚が、
今あったんですけど。
一つは、そんなことやってられないというのが一つあるし、
もう一つは、感動するということは、
自分よりも優れてるとか、よく考えてるってことになるじゃないですか。
やっぱり上司としてポジションを取りたいなとか、尊敬されたいなって気持ちが強すぎると言えないんですよね。
確かにね。だから褒めるでとどまっちゃうんですよね。
褒めるというのは、自分の高いポジションを維持できるんですよ、むしろ。
よくできたねって。
え、すごいねこれ。これどうやっちゃったの?
関係性が対等ですね。
若干向こうのほうが、教えてよぐらいの形になってくるんですよ。
なるほど。だからできないっていうのもありそうですね。
できないし、しないといけないと思ってる。
しちゃうと舐められちゃうとか。
こんなこともできないんですかと言われてしまうとか。
言われてしまうかもしれないって無意識にありますよね。
仕事の中で感動するって、やれって言われてもめちゃくちゃ難しいぞっていう壁にぶち当たりそうですね。
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私自身の経験から、昔本当にビジネスパーソンで尊敬する先輩がいて、
その人に本当によく注意されたんです。
秋山さんこのところは考えてダメだとか、ここでやろうとか。
すごい注意されました。
それから褒められました。今回良かったじゃないと。
例の化け物経営者の奥様ですね。
化け物経営者の奥様。
そうそう一つはそれ。化け物経営者の奥様。
もう一人は男性の方で、バリバリのサラリーマンなんですけど、
私から見たらもう侍にしか見えなかった方がいたんです。
当時の憧れの先輩みたいな。
褒められたら嬉しいし。
褒められたらこれでいいんだって思ってたんですね。
ただその人があるとき、私に感動したんですよ。
そんなこと覚えてるんですか。
もう感覚としてね、すごい覚えてる。
秋山君、これすごいね。これどうやってやったの?って。
そのとき私が、え?どうやってやった?
俺何やったの?何やったの?
俺何やりましたか?みたいに聞いてたら、
いやこここうじゃん。秋山君どうやって考えたの?
ここはこういうふうに考えました。
そのとき何意識したの?みたいなことを聞かれたときに、
振り返ってみると、その先輩が感動したって伝えてくれたことによって、
自分の強みとか、自分が気にしてることとか大切にしてることを自分で探しに行ったんですよね。
はいはいはい。
そうしたらあったんですよ。
あ、俺って当たり前にやってたと思ったんだけど、ここまで考えてたんだって。
自分自身がこれを考えてこういうことをしてたんだってことに、
気づいてなかったけど気づかせてもらえたと。
それを自分で見つけたんです。
ポイントは、君こういうところを考えてるよねって言わなかったんです、相手は。知らないし。
感動だけされて、なんだって自分で調べていったら、自分に自問していったら、
そうか俺はこれができるんだとか、こういうことを大切にしてたんだみたいなことに気づかせてもらっちゃったっていう結果なんですね。
そうすると自分でつかんだものなので、また使いたいとか、
あ、私は自分で決めれたんだっていう、まさに自己決定感が湧いてきたんですよ。
そういうこと。ここに主体性があるのか。
例えば提出するにしても、必ず前立までには提出しようって決めてたなとか、
あ、俺決めてるんだ自分でっていうところが持てたんですね。
そもそもその先輩が本当にその仕事に対して実直だったし厳しかったっていうこともあって、なおさらだったんですけども。
びっくりしましたね。
なるほどね。感動されたほうが感動しちゃったわけですね。
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そうです。
結果自分に感動して、自分の決定感、自己決定感を感じ、そこに主体性が生まれ。
その人は多分そんなことを操作しようと思ってなくて、本当にただただ、すごいなって。
分かりますもんね。確かに。
上手いこと褒めて感動してくれてんだなのか、本当に感動してくれてるのかは、それこそ前回のね、今年はバレる。
バレてしまう。
こんなものは上司の下、密かに何かしてやろうみたいなものはね、下はね、バレバレですからね。
いや本当それね、その感度は高いので皆さんバレてますよ。
本当にちゃんと感動すると。
感動をするためには、その方がやっている背景となるものを、事実をしっかりと見ていって関心を持っていかないと、感動できないぞというところがね、テーマになるんですかね。
今日はどう、どうやったらそれができるのかみたいな話というよりも、感動するということが与える価値と、
そしてその実は難しいんだぞということもあるんでね、最後にいかがでしょうか。
ですから、まずご自身が、ご自身に感動できるような感動ポイントっていうのを探していってほしいですね。
自分が自分で感動できるポイント。
そのときのコツが、できたかできないかという視点を持たずに、
いやー俺できなかったけど諦めてない、なんで諦めなかったんだとか、
できる、できたから感動するということじゃないことにも注目してほしいんですよ。
我が子を見るようにというような方に思えば、感動はできるはずですもんね。
その我が子はかなりきったくしてほしいの。
もうね、中学生、高校生がいないと、ほんとこの子ができないのかって思っちゃう。
ちゃんと勉強しろよ、みたいなね、なんて言っちゃいますけど。
そうではなくてね、もうあんただけでうわーっていうね。
そうですよね、本当に。
ということで感動する。
ということでね、ぜひ意識していただいて、また何かありましたら質問いただけたらと思います。
秋山先生が答えられないだろうなというような、ちょっと難解なご質問も、
今年はね、いただけたら非常に嬉しいなと思っておりますので、
答えれるかもね、というくらいの意気込みで、いろんな人をお待ちしております。
ということで終わりましょう、秋山先生。ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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