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どうも、医学カタラーゼです。こんにちは。
今日の問題は、
パルスオキシメーターで正しいのはどれか。2つ選べ。
A.貧脈の診断が可能である。
B.貧血では測定値が低下する。
C.90%未満では低酸素結晶を示す。
D.動脈血酸素分圧を測定する。
E.可換器発作時には測定値が低下する。
さあ、どうですか、hideさん。
はい、ありがとうございます。
今回パルスオキシメーターということで、
今コロナの関係で結構メジャーになってきている機械かとは。
そうですね、結構どこでも使ってらっしゃる。
指の先に挟んで使うタイプのものが多いんですかね。
パルスオキシメーターということで、
基本的にspO2を測るのがメインというか、
よく知られている機能だとは思うんですけども、
これ私もこの間知ったんですけども。
spO2ってちなみに。
spO2っていうのが、ちょっとこれも、
酸素がヘモグロビンにどれだけくっついているか、
これは違うのか。
に近い値なんでしたっけ。
saO2っていうのもありましたよね。
確かパルスオキシメーターで測れるのがspO2で、
実際どれだけ酸素がヘモグロビンにくっついているかがsaO2。
で、その2つの値は近いというような話だった気がするんですが、
ちょっと自信がないですね。
まあ難しい。
ちょっとね確かにそこらへんちょっと難しい。
厳密にやると難しい。
パルスオキシメーターね。
ざっくりで言うならまあその通常97から98のぐらいの数字が出るといいという理解ではあるんですが、
言葉の定義がちょっと少し自信がないですねそこは確かに。
で、問題どうですか。
問題でいうと、それでパルスオキシメーターの名前というか意味を考えると、
オキシメーターのところで酸素spO2を測るっていうのがまずあると思うんですね。
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じゃあパルスって何なんだっていうと、
これはちょっと自分も先日知ったんですけども、パルスっていうのは脈拍のところで、
確かにちゃんとあの画面をよく見るとその脈拍パルスレートとオキシだからspO2が出てるんですよね。
というのがあると思うので選択肢のAが貧脈。
の診断が可能。
これは正解だと。
そうですねこれ一つ。いいですね。
でBの、Bが何でしたっけ。
貧血では測定値が低下する。
貧血だと測定値が低下する。
貧血なのでどういう状況なんだ。
貧血っていうことは赤血球が少ない。
そうですねヘモグロビンが少ない。
少ないという状況であって、
ただヘモグロビンが少ないわけだから、
spO2が下がるかどうかちょっとわからないというか関係ないような気もするんですよね。
なので一旦スキップして、
でCが何でしたっけ。
90%未満では低酸素血小を示す。
それは定義だったと思う。
定義というか、まあそうこれは正しかった気がします。
なので一旦ちょっとCも選ぶ方針で、
Dが動脈血酸素分圧を測定する。
動脈血の酸素分圧、
これは血ガスを取らないとそもそも測れないようなものだと思うので、
これはちょっと違うのではと思います。
でEの選択肢が、
過乾期発作時には測定値が低下する。
過乾期ということは、
乾期が多く行われるということで、
過呼吸ですね。
過呼吸。
まあ過呼吸、過乾期でも大丈夫です。
となると測定値は低下するということはないのではないかなという風に思うので、
AとC。
素晴らしいですね。
ズバリです。本当にそうで。
しかも考え方もめちゃめちゃ良くて、
まずその、医学部の勉強でも私学部の勉強でもそうなんですけど、
結構いろんな用語とかカタカナの専門用語も多いじゃないですか。
それでパルスが脈拍って意味。
オキシが酸素っていう意味を分割、
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カタカナの文字を分割して、
意味をちゃんと捉えてるっていうのは、
そういう着目ってすごい良くて、
それはまさにそうです。
そうやって分割して覚えていくと、
別になんていうの、
パルスオキシメーターが脈拍と酸素、
測定してるっていう、
某暗記するよりかは、
名前から分かるっていうのは、
そうやって関連付けて覚えていくと、
めちゃくちゃ良い覚え方で、
で、ちょっと解説しますね。
AとCあってます。
貧脈の診断が可能。
それは脈拍を測定してるので、
パルス、パルスレート、脈拍を測定してるので、
それはそうです。
貧脈も除脈も分かると。
で、貧血の時は測定、
ちょっと曖昧な選択肢、
貧血では測定値が低下する、
ちょっと曖昧な選択肢なんですけど、
この、何なら貧血の時は、
貧脈。
ですよね。
そうですね。
足りてないから、
ヘモグロビンがその分、赤球、
赤球っていうよりかはヘモグロビン足りてないから、
その分数で、心臓が数で稼ごうっていう意味で、
心拍数とか脈拍上がりますよね。
それで酸素をいろんな臓器に届けるっていう意味で、
逆に測定値は上がるっていうか、
上がったりするのと、
それでさっき言ってたの、
ヘモグロビンが低下するからって、
酸素とヘモグロビンの結合率、
結合能は別に低下するわけじゃなくて、
単純に量が減ってるだけっていうのは、
まさにそうです。
で、90%未満、
これ僕も医学部入って、やっとしっくり来たんですけど、
酸素乖離曲線のあれありましたよね。
あそこで90%の酸素フォワードの時に、
60トールの酸素分圧にも低下してましたよね。
そういうことですね。
なのでそこではかなり酸素足りてない状況。
95%以上が正常って覚えていただければ、
90%いっちゃってたらだいぶ酸素が少ないっていうのは。
シグモイド曲線の右上のところが、
かなり傾きがなだらかになっているから、
90%まで縦軸が下がっただけで、
横軸は60%まで左にずれてきてしまっている。
もし復習する方がいるなら、酸素乖離曲線、
あそこをもう一度確認するといいかもしれないです。
で、動脈血の酸素分圧は、
これまさに言ってた通りで、
血ガス、動脈血液ガス分析で測らないと、
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動脈血の酸素分圧はちょっとわからないです。
最初にSPO2、SAO2って話してたじゃないですか。
あのPとAの違いは、
Aが動脈血酸素フォワード。
Pが経費的動脈血酸素フォワード。
なので指につけるパルスオキシメーターは、
あれ経費で皮膚の上から測定してるじゃないですか。
英語にするとpercutaneous。
そのP?
そのPなんですよ。
なのでパルスオキシメーターは別に動脈血に針刺して、
血液抜いて機械に入れてるんじゃなくて、
指にただスポッとはめる装置じゃないですか。
あれはSAO2じゃなくてSPO2。
なるほど。そのPCIインターベンションのP。
PCIのPですね。percutaneous。
皮膚から、経費から、皮膚の上から測定する酸素フォワードですね。
これは選択肢のDは動脈血の酸素分圧を測定するって書いてあるので、
これは酸素フォワードっていうのもそうだし、
でも間違っているし、
動脈血じゃなくて経費的に測定してると。
という意味でも間違っている。
そうです。
で、最後、もうズバリ言ってた下肝気下呼吸の時は、
測定値は何なら上がるか、下がりはしないでしょう。
っていう意味では、本当にまさにその考え方も素晴らしいです。
よくわかりましたね。
ありがとうございます。
すごいね。
全然そんなあれですけども、
なんとか考えることができました。
長岡さんもおっしゃってたように、
名前から、できればやっぱり一度、
自分の個人的な覚え方なんですけど、
やっぱりカタカナ系の医療単語、
一回英語に直すと、
その意味がちゃんと残ったまんま、
医学英語の単語が出てくるので、
やっぱりカタカナだと、
ただカタカナの羅列みたいになっちゃうじゃないですか。
特に英語を自分得意だなって思う方は、
一回英語に変換するっていうのは、
かなり大きな記憶の定着につながるのかなと思うんで、
パルスオキシメーターは、
パルスレートも測定するし、
酸素フォワードも測定できるっていうのを、
名前からでもわかるんで、
このパルスオキシメーターに限らず、
いろんな医学英語のカタカナ用語が結構出てくるんで、
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そういうのを結構大変ですけど、
調べる、ちょっとだけグーグル検索するだけでも、
記憶の定着に結構進むんで、
そこはちょっと落ち着いて一回カタカナを調べるとかでもいいし、
どうしても、やっぱり医学部の勉強の量大変じゃないですか。
莫大の量がある中で、
この単語どういう意味だっけ?ってなった時に、
単語からでも意味が関連付けれるなら、
記憶の定着につながるのかなと思って。
さっきのSAO2 SPO2もね、AとPの何のPなんだろうっていうのをね、
理解するとより覚えやすいですし。
だからこういうのは特にCBTでは多分ポルスオキシメーターとか結構聞かれると思うんで、
これはぜひみんなにもねちょっと覚えていただければなと思いました。
よかった。やっぱり素晴らしいですね。
いやいや。
あ、違うヒデさん。
はい。
いいですね。
じゃあ今日はこれでお疲れ様でした。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございます。