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2024-05-26 11:28

《939》超難問⁉️研究のアウトカム(結果)のハナシ

本日の問題はこちら

https://x.com/NaikaiTakeo/status/1794337658946437232


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《AI要約》

この放送では毎朝5時50分に医療に関する小話を配信している。医師国家試験の必修問題から難問を取り上げ、解説する。今回の問題は「糖尿病性腎症の観察研究で、臨床的に最も重要なアウトカム(結果)は何か」というものだった。選択肢はHbA1c、腎不全、蛋白尿、浮腫、病理組織検査の5つ。正解は「腎不全」である。蛋白尿を選んだ人が多かったが、蛋白尿は最終的な腎不全に至る前の代用アウトカムにすぎない。真のアウトカムと代用アウトカムを見極める力が重要であり、広告などの代用アウトカムに惑わされないよう注意を促した。このように、医療分野の知識を一般人にも分かりやすく解説することが本放送の目的である。

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内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
この放送では、いろいろな情報、ちょっとや繰り出す小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気で、ぜひご参加ください。
ということで、毎週日曜日は医師国家支援クイズの日ということで、今日も頑張ってチャレンジしていただきたいと思います。
今回は、久々に、ちょっと久々になりましたかね、必修問題ゾーンから問題をピックアップさせていただきました。
必修問題は、今までも何回か説明してますけれども、医者になるためには絶対知っておかないといけないよっていうゾーンなんですね。
医師国家支援全体では、大体6割ぐらいの正答率でいいんですけれども、
この必修ゾーンは8割以上の正答率が求められるっていうゾーンで、中でも今回の問題はないんですけれども、
近畿医師っていって、これをやったら絶対、医師、ダメダメよみたいな、そんな選択肢があったり紛れてたりするんで、
ちょっと地雷も多いゾーンになっております。
はい、ということで、ただ必修問題はね、もう医者としての常識問題みたいなのが結構出てくるんで、
今までも何回か取り上げさせていただいていて、楽勝やんみたいに思われてるかもしれませんけれども、
ただ、今日はですね、必修問題でもこういう難問も出るよっていう問題をちょっとピックアップさせていただきました。
はい、ということでやっていきたいと思いますけれども、今日取り上げるのは第114回のいい問題の22っていうやつですね。
はい、これちょっとね、なぜこの問題を取り上げたかっていうのは後から説明したいと思います。
はい、じゃあ問題。
投入病人症による人機能予防を観察研究で調査することにした。
アウトカムとして臨床的に最も重要なのはどれか。
っていうことで、問題文から意味不明な言葉が並んでると思いますけど、これちょっと後から解説します。
A、ヘルマガロビーンA1C。
B、腎不全。
C、タンパク尿。
D、硬い腑臭。
E、病理所見。
これ選択肢も意味わからん用語もあるかもしれないですね。
はい、ということでいかがでしょうか。
ちょっとこれ用語だけ解説しますかね。
用語だけ解説すると、投入病人症はわかりますよね。投入病によって腎臓が悪くなるっていうの。
最近は投入病性腎臓病っていう概念も出てきてるんですけど、
どちらにしても投入病で腎臓が悪くなるっていうことだと思ってください。
その次の人機能予後ですね。
これは人造の機能が、予後って人機能以外にも使う言葉ですけれども、
どれぐらい悪くなっていくかみたいなことを人機能の予後っていうふうに言います。
今後の予測っていうことですよね。
あと3つ目は観察研究っていうのが多分わからないと思うんですけれども、
観察研究は物事が起こってくるその原因を探すような研究ですね。
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例えば非常に典型的なのが、煙草による肺癌とかですね。
煙草吸ってる人は肺癌になりやすいって多分一般的に非常に有名だと思うんですけれども、
こういうのを証明するために行うのが観察研究っていうので、
これとちょっと違うのが介入研究って、
何らかの介入、例えばお薬を飲ませるとかですね、
何らかの心理療法をして、その先結果がどうなるかみたいなのが介入研究っていうのになるんですけれども、
この場合は何も介入してるわけではないんで、
糖尿病で人造がその後どうなるかっていうのを観察研究っていう方法で明らかにしたいっていう、
そんな感じなんですね。
で、その2分目ですね。
アウトカムとして臨床的に最も重要なのはどれかっていうと、
アウトカムが多分わからないと思うんですけれども、
アウトカムって別名エンドポイントというふうにも言いますけれども、
要は結果なんですね。
何を最も重要視しますかみたいなので、アウトカムっていうことになります。
ということで、選択肢も難しいですかね。選択肢。
AはヘモグロビーA1Cっていうので、これ血糖の平均値みたいな、
2、3ヶ月ぐらいの血糖の平均値のことをヘモグロビーA1Cって言って、
糖尿病の重要な指標の1つですよね。
血糖がコントロールされてるかということで。
Bの妊婦性はわかりますよね。
Cのタンパク尿はもうそのまんまおしっこにタンパクが漏れ出ること。
Dの固い不歯ですね。これはその名の通り固いですね。
ふくらはぎっていうかムコゼネらへんとかにむくみが出てくること。
Eの病理処刑は、実際に人生研っていうのをやってですね、
腎臓に針を刺してきて、腎臓の一部を取ってきて、
それを顕微鏡で見て、どこっていうような、
そんなことが病理処刑ですね。
ということで、ちょっと各々解説しましたけれども、
では、回答してみてください。
いかがでしょうか。まずはスペースの方から。
Cにします。
タンパク尿ですね。
Aと迷いました。
Bと迷ってC。
専門分野とおっしゃらないCにしてみました。
CとBで迷われてますね。
Aも一部いらっしゃるっていう感じですかね。
これいい問題です。
ちなみに、昨日の投稿にも書きましたけど、
医学生も正答率72から73%って、
必修ゾーンにしてはかなり低いんですね。
必修ゾーンってだいたい9割超えの正答率なんで、
いい感じで迷われたかなというふうに思います。
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ということで、正解はBが正解ですね。
人不全が正解ということで、正解の方おめでとうございます。
これ今回ね、Cで間違えた方が非常に多いですよね。
これ多分一番正答率低かったんじゃないですかね。
今回の問題って。
多分今までいろいろ石国家試験クイズやってきましたけれども、
多分今日の感覚的に正答率2,3割ぐらいなんじゃないかなと思うんで、
知ってやったりっていう感じですけれども、
これ正解はBの人不全なんですね。
これ非常にシンプルに考えたら、
人気の予後を見たいっていうことで、
さっき言ったように腎臓がどれぐらい悪くなっていくかを見たいっていうことなんで、
それはシンプルにアウトカムとしたら人不全でしょっていうことで、
非常にシンプルに考えられる問題なんですけれども、
多分多くの方が引っかかったのはこのCのタンパクネをですね。
っていうので引っかかったんじゃないかなというふうに思います。
実際医学生も間違えた方の大多数が、
このCのタンパクネで間違えているみたいなんで、
これCとBで迷うっていうのは、
医学生並みの迷い方ではあるんですけれども、
ただそこのところを今日知っていただきたいなと思って、
今日この問題を取り上げました。
それ以外の選択肢からいくと、
まず例えばDの硬い不死とか、
それは起こるんですけれども、
これが臨床的に重要な結果かっていうと、
全然関係ないじゃないですか。
硬い不死って別に人機能と関係なく起こりますし、
あとは例えばネフローズ症候群っていうですね、
タンパクが非常に漏れ出るような病気になったとしても、
人機能が保たれているとかっていうこともあったりするんで、
例は違う。
Eはですね、病例処刑。
これはね、現実的に全員に人生刑やるっていうわけでもないですし、
そんな人生刑を何回も何回もやって確認するっていうわけにいかないんで、
これは現実的ではないので、
違うよねっていう感じになると思いますね。
あとAですね。
AはヘモノビンA1Cっていうので、
これはね、先ほど言ったようにこれは糖尿病の指標なんですね。
糖尿病の血糖値がコントロールされているかどうかっていうのが指標なんで、
これと腎臓の予防を研究したいっていうのはちょっと違うかなっていうので、
違うということで、
最後BとCが残ってくるかと思うんですけれども、
Cのタンパク量はですね、
これ先ほども言ったように、
人機能が例えば維持されていてもですね、
タンパク量が多い方っていうのもいらっしゃったりしますし、
逆にタンパク量が少なくても人機能がどんどん悪くなるっていうタイプの方とかもいらっしゃるんですよね。
そこまで別にちょっと知らなくてもいいんですけれども、
要はこれちょっと専門用語でですね、
真のアウトカムと代用アウトカムっていうふうに言うんですけれども、
一見それが関係ありそう。
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タンパク量が多かったら腎不全って進みそうじゃないですか。
なんとなくそういうイメージ持っておられると思うんですけれども、
それは一般的には正しいんですけれども、
ただこの研究において一番大事な、
臨床的に最も重要なのはどれかっていうふうに問われてるんで、
最もその皮の最下流に位置するようなアウトカムはどれかって言われたら、
それは腎不全でしょっていうことでBが正解っていうことになってきます。
Cのタンパク量は非常に惜しいですし、
当然タンパク量が多かったらそれだけ腎臓へのダメージが大きくなって、
まずタンパク量を減らすっていうことは臨床的に非常に大事ではあるんですけれども、
ただ最終的なこういう研究のアウトカムとしては腎不全っていうことになるっていう、
そんな感じですね。
ただ腎不全に至るまでに非常に時間がかかるとか、
あとはこれですね、例えば人機能予防じゃなくて生命予防ですね、
要は寿命がどうなるかみたいな研究をしようと思ったら、
すごい長い期間の検討が必要じゃないですか、当然。
なのでそこまで待っていられない場合にダイオールアウトカムですね、
その一歩手前のものとか二歩手前のものを使うっていうことはあるんですけれども、
ただそれが最終的な調べたいものと位置するかどうかっていうのは、
非常に慎重に検討しないといけないっていう、そんな感じになってます。
ということでお分かりいただけましたでしょうか。
で、最後にちょっとなぜこの問題を取り上げたかというとですね、
これ非常にいろんな広告とかマーケティングとかでもそうなんですけれども、
なんか研究やってこういう結果が出ましたみたいなのって結構あると思うんですけれども、
それが本当に真のアウトカムかどうかっていうのを見極める力を持っていただきたいんですよね。
ちょっとこれ少し難しいんですけれども、
でもちょっと疑問に持つとですね、
これ本当に意味あるのかなみたいなことって結構あるんですよね。
特に広告とかに書いてあること。
なのでそういうね、ダイオーアウトカムらしきものに学ばされないっていうのをね、
ちょっと知っていただきたいなと思って、
この問題をちょっとあえて取り上げさせていただきました。
はい、ということで最後の心身じゃんけんでいきたいと思います。
はい、じゃあ心身じゃんけん、じゃんけん、パー!
ということで、今日も幸せな一日でありますように。
ファイトはナイッカイの竹井でした。
興味津々。
11:28

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