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おはようございます、飼育員の丸岡です。
今日も人と羊が繋がることをテーマにお話ししていきたいと思います。
今日はですね、喋りたいことがどんどんどんどん出てくるんだよね。
一日一回撮るだけではちょっと足らないなって最近ちょっと思ってますね。
とはいえね、この帰り道、車の帰り道で仕事から帰るこの時間しかちょっと撮る時間がないからさ。
一本だけかな、朝収録しようと思っても朝の通勤の時撮ろうと思えば撮れるんだけど、ちょっと気持ちが乗らない。
気持ちが乗らないんだよね、どうしても。
ということで、撮れるタイミングで撮っていこうかなとは思っておりますが。
話せる内容があるのはありがたいね、嬉しい限りでございますというところで。
今日そんな中喋ろうと思うことが、とりあえずいろいろと羊を育てる側のことでいろいろと発信をしているわけなんですけれど、
どういう斜め線というか視点というか考えて羊たちをお世話しているのかとか、
お客さんにどう届けようとしているのかとかその辺のことを日々考えて実行して試しては失敗を繰り返しているわけなんですけれど、
そんな中、自分が結構大事にしているところっていうのが一つあって、
これをちょっと喋ろうと思ったきっかけが、ボイシーで鴨頭さんっていう方がいるんだけど、
その人の話の中で出てきた話題で、
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日本の男性人はみんなダサいと、見た目というかファッションがね、
っていうところで、
ダサいっていうのはあれよ、
若い男性とかじゃなくてさ、
おじさま型で、
おじさま型のファッションがいけてないっていうところで、
いくら経営面で優秀であっても、
見た目がダサかったら説得力がないというか、
誰もついてこないみたいな話をされていて、
それってすごい思い当たる節があってさ、
羊を育てる側の人も全く一緒なのね。
それってダサいとか、見た目がどうこうとかね、
そういうことじゃなくてさ、
羊のことを盛り上げようというか、
なんていうのかな、
羊を知ってほしいとかさ、
もっと羊のことを広めたいとかさ、
結構いろんな方は言ってるんだけどさ、
少なくても羊を通して、
羊を販売してお金を得て生活している羊飼いたちがいるわけですよ。
大なり小なりね。
もちろんこれは全ての羊飼いさんとか、
羊を育てている人たち、
みんなが当てはまることではなくて、
大半、ほとんどの人が、
私の知る限りね、
ほとんどの人が、
そうだよねっていうことなんだけど、
結論から言うとさ、
羊毛を一切身につけてないんだよ。
いくら羊のことをさ、
なんていうのかな、
みんなに飼ってもらおうとかさ、
羊毛を手に取ってもらおうとか、
羊毛の良さとかをいくらアピールしたところで、
その人が着ている服がさ、
いわゆるファストファッションだったりとかさ、
なんか化学繊維でまみれた、
作業着って大体みんなそんな感じじゃん。
汚れてもいいようにみたいな感じでさ、
使い捨ての作業着って大体化学繊維でできてたりするでしょ。
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手軽だし楽ちんだからさ、
それが一番良かったりすると思うけど、
いやいや待ってって話でさ、
羊毛こそウールこそ作業着にぴったりなんだよ。
汚れもはじくし、
汗かいたってすぐ乾くし、
匂いもつかないし、
こんなに作業着に適した素材はないはずなのに、
着ないんだよね。
なんでだろうねって思う。
それでなんか羊を広めようとか、
すごく言う割には、
全然あなた着てないじゃないのっていうね、
広めようとしているあなたが全然身につけてないけど、
本当にその広めたいと思ってるのっていうかさ、
そんな人が発する言葉に何の説得力もないじゃんね。
そうっていうところが、
あるんですよと。
正直私がさ、
見てきた中で、
着ている服、
これうちの羊の毛で作ったセーターなんだよって、
自慢してくれた人は、
一人もいないです。
一人もいない。
一人もいない。
別に自分ところの羊じゃなくてもいいじゃんね。
例え海外のメリノウールとかでもさ、
羊には変わりないわけで、
羊毛の良さを、
ちゃんと私は着て、
実感した上で、
みんなに伝えてるんですよ、広めてるんですよっていうのが、
やっぱさ、
言わないと何の根拠もなく、
多分、
喋れないと思うんだよね。
その羊毛の本当の良さっていうところをさ、
伝えることって多分できないと思うんだよ。
っていうところが、
鴨頭さんの話を聞いて、
全くその通りだなと思って、
その点をね、ちょっと、
今日は喋ってみようかなと思って、
喋るわけなんだけど、
なんていうのかな、
やっぱ大事だよね、そういう、
自分が実際ね、
羊を通して、
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羊の良さを伝えようって思うんだったらさ、
やっぱ自分の実体験というか、
そういったものを通してじゃないと、
僕は言葉にできないんだよね、表せないんだよね。
大体そうじゃない人の喋る言葉って、
大体他の人が喋っていることをそのまま真似して喋っているだけで、
全く自分の言葉で喋ってなかったりするんだよね。
例えば私が喋っているこういうね、
うーるってこうであーでこうでみたいなことを、
人前で喋っていることをそのまま真似して喋ってたりとか、
なんか実体験に乗ってないというかね、
なんかこんな話を私聞いたんで、
あの皆さんにもお伝えしますみたいな感じのね、
内容になってしまうからさ、
なんかもったいないなと思って、
見てるんですよね、そう。
やっぱ自分が来てきたりとか使ったりとかして、
おすすめできる、僕はもうね、
1年中羊毛を身につけているから、
その良さっていうのはすごく実感できているし、
その他の素材とは全くね、
異なるなんていうのかな、
機能性が全く違ったりもするから、
それも踏まえて僕は、
他の素材の服も着るようにしてたりとかするんだけど、
違いを知るためにね。
今だったらリネン100%の
ズボンをね、作業着として着てたりするし、
やっぱりリネンは強度がいいよね、強度がいい。
ウールとはそこが違うなっていうのはすごく感じる。
なのでその辺の違いとかもちょっと、
ちゃんと履きつぶして試してみたいなとも思うんだけどさ。
なんかその辺、
すごくなんていうのかな、
羊を育てている側の方たちっていうのは、
あんまり意識してないよねっていう。
なんか周りに羊毛を使って欲しいとか、
ウールを着て欲しいって言ったとしても自分が着てないっていうね。
そういうところがやっぱり大きいかな、
多分これが羊毛が広まっていかない大きな要因じゃないのかなっていうのは、
僕はすごくすごく感じてるんですよね。
だって育ててる人が来てないんだもん。
そりゃあ広がらないよって思いますよね。
っていうところかな。
動物園とかさ、
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そういうふれあいを通した飼育員の人たちもね。
せっかく子どもたちに伝えるんだったら、
子どもたちに真似をしている。
そういうのがすごい気に入ったり、
なんていうか、せっかく子供たちに伝えるんだったらね、私が今着ているこれがこの子たちの毛でできてるものなんだよって言えたほうがいいじゃんね。
ねえ、そのほうが子供たちもなんか喜ぶじゃん。
本当にちゃんと服になるんだっていう風にね、多分その飼育員さんの服、みんなで触りまくると思うんだよ。
触らしてってね。実際自分がそうだからさ。
みんなやっぱ、そういう実体験を求めてると思うから、
図鑑に載ってるような内容をね、ただ自分が手書きで書いたフリップに見せて、それで自分ごとのように喋ってる飼育員たちよく見かけるけど、
そうじゃなくて、ちゃんと自分の実体験でね、
実物を用いてさ、私が今ちゃんと着ているこの服、いいでしょみたいなね、自慢できるぐらいのものを提示してあげたほうが、
僕はいいの、いいんじゃないのかなって思っておりますということで。
もしね、このラジオを聞いている飼育員の方がどれだけいるのか全然わかんないけど、ほぼいないんじゃないかな、どうかな。
もし自分が育てている羊たちでね、子供たちにちゃんとそういう糸になって服になって生態になるっていうところまで見せたいという思いがもしあればね、
ぜひちょっと私の方に連絡してもらえると何かしらお力にはなれるかなとも思うので、
ぜひぜひお問い合わせいただけると嬉しいかなと思っております。
はい、ということで今日は、
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なんてタイトルをつけようかな。
何だろう、あなたが着ている服はウールですかっていうところかな。
そうそう、今日ね、余談ですけど、あれがあったんですよ、職場体験。
中学生かな、中学生の職場体験があって。
で、たぶんあれは野球男子かな。
礼儀正しく毎回帽子を取って挨拶してくれるね。
あら、礼儀正しいと思って。
でも、やっぱあれかな、スポーツっていいね。
なんかすがすがしい。
ちょっと今日はここで話を止めようかな。
娘が外で待っているので。
ではでは、今日もヒトジとつながってまいりましょう。
ではでは。