1. 羊と繋がるラジオ🌱🐑
  2. 【収録失敗】明日また録り直し..
2024-06-04 24:31

【収録失敗】明日また録り直します🙇‍♂️


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おはようございます、飼育員の丸岡です。
今日も、人と羊が繋がることをテーマにお話ししていきたいと思います。
今日は、飼育員らしく、羊の育て方についてお話ししようかなと。
特に、餌のことについてお話ししてみようかなと思っています。
あくまで、私の一個人の経験上のお話として捉えてもらえたら嬉しいかなと思います。
なぜ、こういう話をしようかなと思っているかというと、
新しく羊を飼い始める方たちが、ちらほら出てきておりますので、
そういった方たちに向けて、コツというか、私はこういうところを意識して餌を与えていますよというところをお伝えできたらなと思っております。
餌の問題が、羊に関して一番トラブルのもとになっているところが多いかなというところが、私の感覚としては、相談ごとで一番多いのはそこかなというところで、
相談ごとがあるんですけれど、基本的に羊というのは草食動物なので、犬や猫とは感覚的にもちょっと違うんですよ。
その体の構造的なところをですね、一番大きな違いってやっぱり半数動物なんですよね。
羊とか牛の仲間なので、一度口に入れた草を何回ももぐもぐと胃袋の中から口に戻しては咀嚼、噛み直し、また胃袋に送るというのを何回も何回も繰り返して、
もうドロドロになるまで噛み続けるんですよ。これが羊にとってすごくすごく大事な作業になるんです。これを意識して餌を与えないとうまくいかないですよというところをちょっと理解してほしいんですよね。
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私たち人と大きく違う点がやっぱり胃袋が4つあるというところで、消化の仕方が全く違うんですよ。私たちはもう食べて飲み込んで胃袋に送ったら後はもうお尻から出てくるまでは一方通行じゃないですか。
なので特に何も意識することなくて行くわけなんだけど、羊は食べる草の繊維質がなかなか消化しづらいというところで何回も何回も咀嚼して、胃袋が4つある中の1つ目に大きな大きなタンクがあるんですけど、
その大きな胃袋に食べた草を詰め込んで、そこで微生物の力を借りて分解してもらうんですよ。分解して発酵して、そこで繊維質をボロボロに砕いていってもらうわけなんだけど、
その時に微生物たちがたくさん胃袋の中で増えて育っていくことで、その微生物を次の胃袋で吸収していくわけなので、
そこで植物性のタンパク質を動物性のタンパク質に切り替えるという、そういった過程を行っているんですよ。
なので、半数というのは最初の胃袋の中で微生物を増やすために何回も咀嚼することでかき混ぜて、何回も発酵を促すためにかき混ぜて砕いてというのをする上ですごく大事な過程なんですよ。
それをやらないと微生物が増えないので、半数しないかき混ぜ方をしてしまうと微生物が全く増えない状態になるので、全然太らなかったりとか栄養価がなかなか得られない。
植物性のものよりも動物性のタンパク質の方が質はいいので、そっちの方がどちらかというと必要というところなので、そこをいかに半数させるかというところを常に意識して餌を考えていくといいんじゃないのかなと私は思っています。
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半数する上で大事なところっていうのが繊維の太さっていうのがあるのね。
植物っていろいろあるんだけど、一般的に与えるもの、こっちが用意する餌として一般的なものとしてチモシとかそういう乾燥させた牧草をどこかから買ってきたりとかして、
それを与えたりすると思うんですけど。
その餌ね、触ったか、細かいやわらかいチモシもあれば、硬いチモシっていう、
一番狩り二番狩りとかいろいろあったりするので、産地によってもカナダのチモシとかUSのチモシとかでも違ってくるんですよ。
そういった中でどんなタイプの餌をあげればいいのかなというところでいくと、やっぱり繊維質が太いもの、硬いものっていうのが理想としては一番食べてほしい。
なんでかっていうと、繁殖するうえで繊維質の太さ硬さっていうのがすごく大事な役割を持った。
要するにどうなるかっていうとね、胃袋の中で4つ胃があるんですけど、羊って。
最初の大きいタンクの役割をしている胃袋から、2番目の胃袋に移動する際に小さい便みたいな場所があるんですよ。
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次第2の胃に行く道っていう状態の草の状態が、まだちょっと繊維質っていうものがその便を通ろうとするとなって、押し返そうとするんだよ。
もうこれは反射的にそうやってなるような仕組みになっているらしくて、それがいわゆる胃袋から口の方にポンプみたいにギュッと押し出されて、口の中でまたもぐもぐと咀嚼する、あの刺激になっているんですね。
なので、この繊維質が柔らかかったり小さかったりすると、
第2の胃に移動するときの搬送するための刺激っていうのが弱くて、全然搬送行動が起きなくなっちゃうんですよね。
で、なるとどうなるかというと、結局、微生物もあんまり増えなかったりだとか、搬送が減ってしまうと良くなかったり、あと下痢をしやすくなったりするので、
というところで、羊の柔らかくて細い繊維質の柔らかいもの、そういう草っていうのはあまり好ましくない。
むしろ、めちゃめちゃ粗っぽい、硬くて、こんな硬いのよく食べるなっていうようなものを食べてもらった方が、実は羊の体にとってはすごく良い。
めちゃめちゃ搬送するから。
その結果、胃の中でバクテリアがたくさん増えて、健康的な体を作ることができやすくなる、整いやすくなるっていうね。
なので、できるだけ硬いやつを選びましょうとなるわけなんだけど、ここで問題なのが、硬いやつは羊食べないんですよ。
多いっていう感じでね。
食べてくれよって思うんだけど、やっぱり柔らかいところが羊は好きなんだよね。
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葉っぱの先っちょとか柔らかい新芽の部分とか、そういうところ大好きなのよ。
なので、硬い、太い、茎のような硬いやつは残すんだよね。食べないんだよね。
で、どうなるかっていうと、大体の人は、羊を飼い始めたばかりの人とかは全然食べないなと。
でもこっちの柔らかいやつはいっぱい食べてくれるから、こっちをあげようってなっちゃうんですよ。
結果どうなるかっていうと、もうほんとに柔らかいものしか食べない子に育っちゃうのね。
やっぱり小さい時からそういう硬くて太いやつを口にしてないと、やっぱり慣れないというか、大きくなってから硬いやつ食べさせようと思っても全然身むくもしなかったりするのね。
だからやっぱり最初はすごく大事で、結構やりがちなのがアルファルファとか、そういった豆科のやつね。
あれもすごく食べます。柔らかいです。いっぱい食べます。
あればっかり食べて、やっぱり大好きだからあればっかり食べるんだけど、あのね、硬さとか味に慣れちゃうと、やっぱり荒っぽい繊維質の太いチモシとか草っていうのを食べなかったりしちゃうんだよね。
私アルファルファの方が好きなんでそっちくださいっていう顔をしてくるんですよ。
それでちょっとバランスが崩れる。そればっかり食べてるとどうしてもね。
っていうのでできるだけね、初めての子ね、これから羊を飼うっていう方はちょっとその辺意識してください。できるだけ硬いもの。甘やかさない。これすごく大事です。
で、そうだな。あとは食べる量ね。これ。これがね結構大事。ここで結構失敗してる例をよく見る。
草を食べる量っていうのが目安があるんだけど、目安ねあくまで。
だいたい干し草、乾燥させた草でやると水分とか抜けてるから、その繊維質だけの質量でいくと、だいたい体重の3%ぐらいっていうのが目安です。
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1日に与えてほしい草の量。3%っていうとどれぐらいかっていうと、体重が50キロぐらいだとして、そのぐらいの子が1日に3%だから1.5キロだったかな。
それぐらいの量になると思うんだけど、1.5キロを浅湯半分ずつ与えるみたいなね。そんなイメージで与えてほしいです。
で、ちなみに生草だったら体重の8%。水分量が多いからね。8%っていうと、だいたい体重50キロだったら4キロぐらいだったかな。
それぐらいの量を食べてもらって、体が健康的に維持できるよということになるので、それを目安で皆さん与えてもらいたいんだけど、よしじゃあ1日1.5キロかと。
それを測って毎日あげますと。でもなんか痩せてるという感じの場合とかもあったりするんです。
よく見てみるとやっぱり食べてなかったりするんだよ。繊維が太くて柔らかいところだけ食べて半分ぐらい残してたりするわけさ。
なので実際1.5キロあたえてたとしても、実際口の中に入ってたのはその半分ぐらいっていう場合もあります。
こういう時ってお腹の中にどれだけ食べたかとか入っているかとか、残っている量を測ればわかるかもしれないけど、
実際その自分がよくやってて感じるのがさ、食べ残してるからじゃあ追加でもう一回あげるみたいなことをやっても、
結局また残したりするからさ、実際お腹の中にどれだけ溜まっているのかってよくわかんなくなっちゃったりするし、
あと群れで飼ってたりすると誰がさ、いっぱい食べて誰が全然食べてないかなってわかんないのよ。
餌の量みんなで食べるからさ。
ってなってくると一頭一頭ね、お腹の中に今どれだけ餌が溜まっているのかなんでわかんないわけさ。
そうってなってくると、気づいたらこの子全然食べてなかったとかいう感じのことになってトラブルが起きるということがあります。
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なのでここで見てほしいポイントがあって、
それが半数ね、さっき言ってた胃袋から口に戻して咀嚼するやつね、半数。
この半数を見てると胃袋の中に今どれだけ餌が詰まっているのかが実はわかるんですよ。
で、これね、
胃袋の中から口に押し戻されて、要は繊維質がまだ太いですっていう感じで押し戻されるわけなんだけど、
押し戻されるときに口の中に戻ってきて、またもぐもぐもぐもぐって噛むんだけど、
そのもぐもぐって噛む回数ね、1、2、3、4、5ってもぐもぐもぐって噛むんだけど、
その噛む回数を数えてみてほしいのね。
目安としてね、多分個体差はあると思うから、その辺は何回も数を数えてその子の平均を見てほしいんだけど、
お腹いっぱいに食べた後、お腹いっぱいに満足してゴロンと転がってもぐもぐし始めたら、数を数えてみてね。
だいたい80回とか、それ以上の回数を口の中に入れてもぐもぐもぐって80回くらい、それ以上の回数を半数噛み砕いていたら、
胃袋の中はだいたい80%は埋まってますよみたいな、それくらいのイメージ。
それが50回くらいだったと、50回くらいもぐもぐしてたら、胃袋の中は今50%くらい、半分くらいですよと。
それがだんだん減ってきて40回だったら40%くらいね。
だいたい噛む回数とパーセントって同じくらいの間隔で、あくまで目安として捉えてもらえるといいかなと思います。
こんな感じで半数するもぐもぐしている回数で、胃袋の中に詰まっている餌の量というのが実はわかるので、
要するに回数が少ないということは胃袋の中身がどんどん減ってきてますよということで、
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減ってきているということは何回も噛んでいるから、細かい餌しか残っていませんよという感じだから噛む回数も減ってくる。
食べたばっかりのときはまだ繊維が太いから何回も何回も噛む。
という感じでだいたいわかるんですよ。
なのでそれを参考にして、この子半数いつも少ないなという子がいたら、ちょっとその子は要注意。
私ちょっと餌あげてる量少ないかもしれないというふうにその辺で餌を調整してほしいです。
80回以上モグモグしていたら、だいたいその子は体格が良いと思います。
半数というものもすごく良い指標になるので、
もし羊を飼い始めたときは、そこ半数を常に観察して回数を数えてみてください。
そんな感じかな。
ちょっと温めになったらいいなというところでお話しさせていただきました。
半数する動物ってなかなか他にいないから、自分も全然感覚的にわからないでしょ。
犬とか猫ってお腹空いてるって感じが人と通ずるものがあるというかね。
でもヤギとかヒスジって24時間ずっと食べ続ける子たちだから、感覚的にもちょっと違うんだよね。
食べては寝て半数して食べては寝て半数してというのをずっと24時間繰り返す生き物だから、
まずその胃袋、お腹の中の仕組みというのを理解した上で、
頭の中で大体でいいので、細かいところまでは知る必要はないので、
大体でいいと思います。
今こんな感じなんだなというのがわかっていれば、どうすればいいのかの手が打ちやすくなったり。
その辺をちょっと。
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