00:06
どうもこんにちは、【シン・イクメン育成コーチ】のひなたです。
この番組は、夫専門夫婦関係改善コンサルとして、
個別コンサル、講座開催、コミュニティ主催、電子書籍出版などの活動をする私、ひなたが、
夫が成長して最高の夫婦関係を構築するためのヒントをお届けする番組となっております。
帰宅が憂鬱な夫の皆さんを励ますために、平日の16時50分頃、毎日お届けしますので、よろしければフォローをよろしくお願いします。
さて、本日のテーマなんですけれども、本日は、夫婦関係をむしばむ【三つの毒】というテーマでお話をしたいと思います。
毒と聞くと、なんだかすごく毒々しいというか、怖い感じがしますけれども、
これは非常に夫婦関係のみならず、人間関係においても大切な考え方かなと思いますので、参考になれば嬉しいです。
三つの毒、早速結論からお話をすると、一つ目が、むさぼる心、欲求する心です。
二つ目の毒が、怒り。
そして三つ目の毒が、不平不満や無知を言う無知な心。
この三つが、夫婦関係をむしばむ毒となります。
実はこの三つの毒、三毒と言われていて、仏教の考え方で、人の苦しみを生み出す根本的な原因として、煩悩というのがあって、
その煩悩の中でも、特にこの三つ、この三毒が人の苦しみを生み出すと言われていて、
まさにこれが夫婦関係にもそのまま当てはまるなと私は考えているので、今日はこのお話をします。
まず一つ目の、相手をむさぼる心、それから欲求する心ですね。
当然、日常生活を過ごす中で、お互いに求めることとか期待することってあると思います。
それは相手からもしかりで、奥さんからも夫に対して期待されることとかあると思うんですけれども、
そこがそもそもの苦しみの原因になるということなんですね。
どういうことかというと、求める心が自分の中にあればあるほど、それが叶わなかったときに不満や不平不満、愚痴に変わってくる。
それが結果的に自分を苦しめるということなんですね。
つまり、不平不満や愚痴、不満を言う原因というのは、相手への期待する心。
これがあるから不平不満が生まれてくるというふうに考えると、
03:00
できるだけ相手への期待とか過度な欲求は手放しちゃったほうが、その後楽に過ごせる。
要は不満となる原因が自分の中からなくなるので、一つ自分を苦しめる原因がなくなるということなんですね。
なので、これくらいやってくれよとか、こうしてほしいとか、夫側の立場で言えば、
例えば奥さんにもっと優しい言葉をかけてほしいとかもそうかもしれませんし、
もっと自分のことをねぎらってほしいとか、常に笑顔でいてほしいとか、
そういう相手に何かを求める心というのがあればあるほど、やっぱりそこが叶わないときに不満につながってしまった。
自分を苦しめることになりますので、まずそういったことを手放していけるように意識をしてみるというのが大事だと思っています。
では二つ目の毒なんですけれども、これは怒りです。
夫婦喧嘩は当然怒りと怒りのぶつけ合いなので、怒れば怒るほど自分自身もやっぱり苦しくなりますよね。
そして怒りというのはとてもエネルギーを使うので、疲れます。
そんな疲れる関係というのはやはり辛いもので、いつしか夫婦関係というのはだんだん破綻していってしまうことが多いんですけれども、
その怒りを手放すにはどうしたらいいかということなんですが、
怒りというのは心理学的に見ると二次感情、二次的感情というふうに言われているんですね。
これは一次感情というふうに言われている自分の中の弱い感情、例えば不安とか悲しいとか辛いとか、
そういった感情を覆い隠す、要は蓋をするために怒りという感情を二次的に作り出して、
その弱い感情を塞ぎ込んで怒りとして表に出しているということになるので、
まず知るべきは自分の中の弱い感情が何なのかというのを見つめていく必要があります。
例えば、奥さんからでは理不尽なことを言われて腹が立ったとします。
でもその背景にあるのは、おそらくもっと奥さんに自分のことを分かってほしいのに何で分かってくれないんだろうという悲しい気持ちだったりとか、
自分の中でこうするべきだみたいなことが守られない悔しさとか、
そういったことを怒りで覆いかぶして、怒りとして表現している可能性がありますので、
まずそこの自分の弱い感情が何なのかということを見つめていく。
これが怒りを手放す一つの方法かなと思います。
06:00
これは相手にも言えることで、相手が怒っていたとしたら、その怒っている今の様子はあくまでも弱い感情があって、
そこに蓋をするために今怒っているんだということで見つめていくと、
じゃあ相手が今抱えている、感じている弱い感情って何だろうというふうにちょっと視点が変わるわけですね。
例えば弱っている相手に対して、こちらが怒りで詰めていくというのは相当な、
もう夫婦関係とかそんな以前に人としてやっぱりひどいというか、
弱っている人に詰めていくというのはやっぱり人としてあまり良くない姿だと思いますので、
普通はあまりやらないと思うんですね。
なのでそこでまずは相手の弱い感情を探っていくと、
そこが確かに悲しい思いをさせちゃったんだなとか不安に思わせちゃったんだなという形で理解ができると、
怒りも収まって徐々に落ち着いて話ができるようになる、
そんな考え方もありますので、ぜひこの怒りというのが夫婦関係の毒になるということをよく肝に銘じて、
そして弱い感情を探していく、そんなことを意識してみるといいと思います。
では最後3つ目です。不平不満や愚痴を言う無知な心なんですけれども、
これもやっぱり不平不満とか愚痴というのは要は自分のことしか見てないわけですね。
相手の立場とか相手が今置かれている状況とかというのは一旦無視をして自分だけを見て、
そして自分はこんなに頑張っているのにとか、自分はなんでこんなに理不尽なことを言われなきゃいけないんだというふうに不平不満を感じるわけですね。
それを実際言葉に出してしまう愚痴というのは、愚痴って愚かな、愚かという言葉がつきますけれども、
それぐらい愚かな行為であると。自分本位な人間なんですというのを世間に、外にさらけ出しているようなイメージになりますので、
なので不平不満を言う前に、本当に今自分が感じているものは自分だけを見ているんじゃないんだろうかと。
相手のこともちゃんと考えた上でのこの不平不満なんだろうかというのは落ち着いて考えてみるといいと思います。
結果的にこの不平不満を言い続けると、夫婦関係というのは当然うまくいかないですし、ストレスも溜まりますしフラストレーションが溜まって、
09:04
それがやがて怒りとして爆発してくるというスパイラルにもなりますので、この不平不満や愚痴を言う心というのを手放していく。
そんな考え方もとても大切な一つになります。
以上で夫婦関係を蝕む3つの毒ということで、本日はお話をしていきました。
どうでしょうか。少し思い当たる部分がありますでしょうか。
ぜひ、今夫婦関係がちょっとうまくいっていないなとか、どうしたら夫婦関係がよくなっていくかなと思ったときには、
この3つ、むさぼる心、欲求する心と怒り、それから不平不満を言う無知な心。
この3つが自分の中にないかなというのをよくよく探ってみて、
それを手放すためにどういう考え方をしたらいいのかなというのを、
今日の放送をヒントにやってみていただきたいなと思っております。
本日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
この番組ではコメントを募集しております。
1秒でも聞いてくれた夫の皆さんを新育免図、
そして1秒でも聞いてくれた奥様のことを新育免サポーターとお呼びさせていただいて、
皆様と一緒に番組を作りたいと思っております。
なので、日々の夫婦関係のエピソードですとか、こういったことに困っているとか悩んでいる、
そんなコメントも大歓迎ですので、ぜひぜひコメントをいただければ嬉しいです。
それでは新育免育成コーチの日向でした。
今日も最高の夫婦関係になるように、あなたのことを応援しています。
またお会いしましょう。さよなら。
