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こんにちは、ごりゅごキャストです。今日は、スタジオジブリが無料で使える画像を公開したっていうニュースがあって、
harunaによると、それはなんかすげーいろいろと画期的なことだったっていうようなことらしいので、そういう話をします。
ちょっと前に、スタジオジブリが過去のその作品、公開作品のアニメシーンというか、映画のシーンで使ったセル画っていうか、
画像を無料公開し始めて、常識の範囲内でご自由にお使いくださいっていう手書きのメモと一緒に公開がされていて、
あとは特にその使用範囲とか、そういうごちゃごちゃしたことは何も書かれていない状態。
で、それがすげーよねっていうふうには思ってはいたんだけど、なんかその何がすごいのかみたいなのを解説してくれているブログみたいなのがあったんだよね。
ノートで公開されている記事で、弁護士から見るジブリ作品の写真提供の正直みたいなタイトルで公開されているノート記事があって、
その公開が何がすごいのかとか、あれによってどういうことが起こるのかみたいなことが簡単にまとめられている。
で、もともとがアニメ作品とかゲームとかも全部そうなんだけど、ああいう作品の中で使われている映像、画像っていうのはすべて著作権があるよ。
で、勝手にそれを侵害しないでねっていうので、言ったらツイッターに例えば映画のワンシーンをスクショしてコメントをつけて感想をつぶやくみたいなことも著作権法的に言えばアウトなんだよね。
うん、まあ明確にあかんよね。でも面白かったのが、それが作者本人がいいよって思っていたとしても著作権法違反にはなってしまうんだよね。
ただ著作権法は難しいのが申告罪、本人が訴えないと罪にならないっていうものなので、基本的にはそんなものにいちいちかまっていられないからすべてのものを訴えたりはしていないっていう状態なんだけど、
その作者が好ましく思おうが疎ましく思おうが著作権法違反にはなってしまっているっていうのがまず前提としてある。
法的にはNG、もう完全に罰なんだけど、言ったらその商品、作品、アニメ作品とか映像作品、ゲームを広く多くの人に伝えてもらえるっていうメリットがあるから、その作者側としても目をつぶりますよっていうのが現状の流れ。
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その後、筋肉マンでいろいろ残念な出来事も起こったりしていたけどね。
コミケ問題とかも結構そうで、あれってなんかオリジナル、完全オリジナルの作品を書いてる人もいるけど、ほとんど何か好きな作品があって、それを真似っこして書いてる。
自分の思うようにキャラクターを動かしたりとか書いて販売をしているから、言ったらあれも完全にダメなんだけど、その作品を広く知らしめるためにオッケーっていうので、元々の作者が目をつぶってくれている。
細かいんだけどコミケじゃなくて同人なんじゃないの、それは。
コミックマーケット。
で、販売されている同人の話だよね。
同人誌と言われるもの。
コミケがどうのこうのという意味では、ほぼイコールになってしまっているけど、イコールではないよね。
で、それが今回ジブリが公開したことで、オープンライセンスっていう扱いになる。
オープンライセンスとは。
コンテンツの権利者がこういう利用条件なら使ってもいいですよっていう一定のルールとか条件、ガイドライン、利用規約みたいなのを設けて、みんながそのルールに従ったら自由にコンテンツを使えるっていう。
よくあるライセンスとしてMITライセンスっていうやつがあるよみたいな話だよね。
CCライセンスとかクリエイティブコモンズっていうので、CC1.0とかCC0とかっていう権利、どういう条件ならOKかっていうので細かく区切られてる。
商用OKとか指摘利用OKとかそういうやつだよね。
そうそう、改編OKとか。
一番緩くて有名なのがMITライセンスだったっけ、確か。
ちゃんとその辺はあれなんだけど、そういうライセンスの一つとして法的にはそういう扱いがされると解釈できるっていう風に弁護士の人が言ってるんだよね。
任天堂なんかもゲーム配信っていう文化が今あって、YouTubeでゲーム実況があったりだとか、ゲームをプレイすることによって何らかのお金を手にする人っていうのが増えてきてるっていうのもあるから、
今まではゲームのスクリーンショットみたいなのも著作権的にはダメっていうのがあったんだけど、任天堂に関しては細かくルール決めしたよね。
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こういう風にこういうのならOKですとかこういうのはダメですっていうのは。
この記事で書かれていたのが、常識の範囲でお使いくださいっていう一文のみを書いてしまうことで、提供する側としては小難しい規約を何も考えずにもうこれだけで、
よく悪く言えば後からどうとでも解釈ができる形で誰でも使えるようにオープンにしつつ、利用者側は常識の範囲内であれば著作権法違反じゃなくなるんだよね。
やったことが、それが常識を超えていると判断してしまえば訴えられる恐れはあるんだけど、少なくとも常識の範囲だって思うことによって著作権法違反を犯さずに済む。
今後その常識というものは特に今の時代これからもすごい勢いで変わっていくであろうことも考えられるから、それだけで常識の範囲でお使いくださいだけで使う側にも自衛を与えつつ、さらに今後のことをいろいろ考えさせられるすごいものだったみたいな書かれ方をしていたのかな。
あと個人的に思うのは、その著作権法が何々でこういうことを何たらかんたらっていうそういう規約ってだいたい長ったらしくて、かつ小難しい言葉、法律が関係してくるからか正確なその表記になるからかなのか、すごく長くて難しい文章。
まああの端的に言うと4万よね。
で、読んだとしても理解ができない人っていうのが多いと思われる。
ならば常識の範囲でお使いくださいという一言で考えてもらった方がいいかもしれない。
その一文だけにすることによって、常識ってどこまでOKなんやろうって考えてもらえればそれで大丈夫っていうかまあいいと思うし、もともとの意義としては成り立っていると思うから、
その難しく正確にピチッと決めてここに書いてるでしょ、利用規約っていうよりかは、こう常識の範囲内でご自由にお使いくださいってもう一言で伝えて、あとはまあ使う側の方に委ねてしまうっていうのは一つの手だなっていうのは思った。
まあね、書いてホームがそういうことを作ろうとしたら、その仕事量って結構冗談じゃないレベルでジブリ規模ならいいかもしれないけど、もっとちっちゃいようなアニメスタジオが規約をがっつり定めてなんてやっていたらそのコストで死んでしまうからね。
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そういえばね、そのオープンソースというか常識の範囲で絡みでね、ちょっと前になんかゴールデンボンバーが自分たちのそのどこまで使ったらいいかっていう規約みたいなのを発表したらしく、それもねなんかすごいわかりやすいぞって言って話題になってた。
そのジブリの常識の範囲をもうちょっとわかりやすく詳しく説明してくれている感じで、例えばメンバーの顔写真をSNSのアイコンにするのはやめてくださいなんだって本人みたいに見えるから、でもTwitterの背景画像になら使ってくれてもいいよ。
で、アイコンにする場合も例えば後ろ姿だとか背中が写ってるだけ手が写ってるだけとかって言ってその本人が言っているように見えないようになるアイコンだったら使ってもいいんだって。
それは多分そのある意味ジブリの常識の範囲でお使いくださいにすごい即したものをわかりやすく教えてくれていて、あれはあれでやっぱゴールデンボンバーもさ、なんか音楽界でいろいろ新しいことをやってきて受けているっていう存在で、そういうネット時代にも対応した新しいことができているのはすげーなーって思った。
最近どんな世界音楽でも映像でも何でもその共有するっていうのが多分スマホが出てきたぐらいからすっごく簡単にできるようになっちゃった。
だから後はその使う人側の意識の問題で、でその結局著作権に引っかかっててダメっていうのを知らずにやってる人もほとん大半というか多くいるからその辺に注目が集まるっていうのはすごい良いことだと思うし、
結局そのさ、囲い込みじゃないけど、著作権的に嫌だからダメダメダメってこうほんと一部でしか楽しめないようにしちゃったら、全然その作品とか音楽とかを知ってもらえない、広がっていかないから、それって作ってる人にとっても損なことやん。
だからこういうオープンライセンスっていう完全にその自由にお使いくださいだとやっぱちょっと不具合が起こってくる都合があるかもしれないけど、常識の範囲内でご自由に使ってくださいとか、こういうことにはダメだけどこういうことならOKですよみたいなのを添えてオープンに発信できるようにしてくれるっていうのは作り手側のその動きとしてもすごい良いことだなって思う。
特にさ、SNSアイコンとかさ、そういえばミクシーを初めて使った頃そんな意識とかなかった気がするなって思う、自分がアイコンを使うにあたって。
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オリジナリティを出したいと思って自分で撮ってきた写真とか使っていたけど、周りはほとんどそういうもので溢れていたし、今でもツイッターとかやっぱその手のアニメキャラ、映画キャラとか使われているの無数にあるからね。
で、当時のことを考えたら、ああそっかなんか写真を設定しろとか言われても思いつくものなんてないから好きなものを選ぶっていうのは著作権をちゃんと学んでいなかったらそう思うよね。というかそういうものを教育しないといけないよね。
そもそもだってその今でこそそういうオープンライセンスがとか著作権がとか言われ始めてるけど、その少し前ってそんな著作権のことを学べる機会とか、そういう書籍もないし情報を発信している人もいないし、学校でそれこそ義務教育の中でそんな教えてもらうこともなかった?
多分さ、その著作権まともに教えてもらうことなんて少しもないよね。少しもなかったよね。
最近はあるらしい。情報の授業の中でそういうライセンスの話とか著作権の話とかも取り入れられてたりはするけど、少なくとも自分たち今30代40代の人たちが義務教育で受けてた段階っていうかその時代はそういう話は全くなかった。
だからこれから変わっていけばいいのかなっていうものではあるのか。そういう感じでジブリが発表してすげーなーって思ってたんだけど、もう一個面白いなと思ったのが、常識の範囲内でご自由にお使いくださいっていうその文面からそれだけの解釈をして、それがすごいっていうことを説明できる人がいるっていうこともすごいなっていうふうに思ったんだけど。
その辺はやっぱさウェブでさあの面白くってすごい人がいっぱい出てくるようになったのはここ3年ぐらいの出来事だよね。なんかブログ時代からもう一つ広がった新しいすごい面白い人っていうのが増えてきたということで今日はジブリの画像無料で使ってくださいっていうのはすごいことだったらしいよっていう説明してる記事が面白かったぞっていうお話でした。
ありがとうございました。