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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。この番組は、サイコパスである私がサイコパスならではの切り口で語ることによって、感情豊かな皆さんにとって斜め上の視点に触れたり、サイコパスについての理解を深めるきっかけになることを目的としています。
ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、告げ口が人を不幸にする論理、というお話をしたいと思っています。
告げ口というと、人の秘密とか過失みたいなものをこっそり別の人に伝える、知らせること、人の情報を人に流していくということですよね。
結構、いろんな場面で、人間関係のいろんな場面で告げ口って行われているんじゃないかなと思っているんですが、
今日は、告げ口が人を不幸にするということを、具体的に、論理的に、人が不幸になる、告げ口で不幸になるメカニズムを学んでいくというような回になっております。
今言った、告げ口ってこういう状態ですよって言ったのを、A、B、Cさんの3人の登場人物を使って、例に使ってご説明します。
まずですね、Aさん、Bさん、Cさんは共通の知り合いということにしましょうか。
ある日、AさんはCさんとお話をしていました。
その時に、Bさんについてですね、ちょっと何か思うことをCさんにお話したと。
また別の日に、BさんとCさんが2人が出ました。
その時にCさんが、先日Aさんが言っていたこと、AさんがDさんに思っていることを言っていた、それをCさんがBさんに言っちゃうと。
これが告げ口という状態なわけですよね、構造としては。
その時にですね、ちょっと状況を分析してみようと思うんですが、1人ずつですね。
Aさんからすると、まずBさんに伝わるつもりがない、つまりBさんに直接言っていない、言えない事情があるからBさんには言っていないことをAさんに言っていると。
つまり、秘密にしていること、Bさんにわざわざ伝えていなかったことを勝手にCさんからBさんに伝えられているという状況なので、
Aさんからすると、とてもじゃないですけども、被害が大きいというかマイナスですよね。
言うつもりがないことを勝手に言われているということですね。
次にBさん。Bさんは一見ですね、Cさんから情報が入ってよかったって思う人もいるかもしれないですが、
よく考えてほしいのは、Cさんのニュアンス、Cさんが解釈したニュアンスでBさんに伝わってしまうので、
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フェイクニュースの可能性もある、どこからどこまでが本当で、ニュアンスがどこまで正しいかということを確かめることができないので、
一番いらない情報をBさんはもらってしまうことになるんですね。
つまり、使える情報か使えない情報かもわかんないけども、何か情報があるし、何かAさんとは今後も会うしみたいな感じで、
ただただ混乱を招いた状態になってしまっているということで、
Bさんにとっても、一見情報が入ってメリットがあるふうに見えるんですが、情報の真偽を確かめられない以上、
Bさんにとってもただの混乱ということで、デメリットしかないと言ってもいいかもしれませんね。
次にCさん。なぜCさんは、そのAさんがわざわざCさんに話してくれたことを、
そのBさんについて言っていたことを、なぜBさんに言ってしまったのかということをここから考えていきたいんですが、
おおむね、人が告げ口をする動機というか理由というのは、6つぐらい、全部で6個ですね、あるなというふうに思っています。
まず一つ目、単純に口が軽い。何も考えていなくて、右から左に言っちゃうというタイプの告げ口タイプの人がいます。
二つ目、Bさんのことが嫌いで、Bさんを困らせるとか、Bさんを咎めたいからAさんがこんなことを言っていたよというふうに言ってみたというパターンもありますよね。
三つ目、逆にBさんに対して好意を持っているから、Bさんに取り入ろうとしてAさんがこんなことを言っていたよというふうに告げ口するというパターンもありますよね。
次、四つ目、AさんとBさんの関係を何とか取り持ちたいという善意で告げ口をするというパターンもあります。
例えばAさんがBさんのことをあまりよく思っていない状態を、これを何とかしなきゃいけないと思って告げ口するというパターンですね。
次、五番目、ちょっと悪魔的なんですが、AさんとBさんが争うのを見たい、面白いみたいなね、そういうのもあるのかなと。
六つ目、自己保身ですね。CさんがAさんの言葉を聞いて、自分の中で収めきれずにBさんに言っちゃったみたいなパターン。
大体この六つが告げ口をする理由なのかなというふうに思ったりしますね。
今の六つ、口が軽いとか、嫌いな対象を困らせたいとか、好意を持っている相手に取り入りたいとか、二人の関係を取り持ちたいとか、争いを起こしたい、自己保身みたいな、この六つの動機。
これが動機でも、いずれにしてもCさんの個人的な欲求、個人的なメリットのためにAさんとBさんがひどい目に遭っているという状況なわけですね。
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Cさんには誰も得しない最悪のコミュニケーションの一つが告げ口というふうに言えるかもしれません。
結局ですね、この告げ口のここからどうすればいいか、どう対処するのがいいか、どう対処するのがあるかって考えるときに大きく三つあるかなと思っていて、
その選択肢はもうBさんに全て委ねられてしまうということですよね。
最後のパスが回ってきたBさんが、いわゆるフェイクニュースか何かよくわからない情報を、混乱した情報を持たされたBさんがどういうアクションをするかということはBさんに委ねられている。
これ怖いですよね、もう本当に。何でしょう、なんとかウイルスでまだ何もわかんないけども、なんか行動を決めろって言われてるみたいなもんな状態ですよね。
いわゆる真偽かわからない情報をもとに何か行動を判断しないといけないというのはすごく難しいことです。
Bさんがどんな行動をとるかというと、大きく3パターン。
まず一つ目、Cさんから告げられた内容が気になってですね、真偽が気になってしまってAさんに確認してしまうってやつですね。
これをするとですね、おおむねAさんはテンパりますよね。まずCさんはなんでそんなこと伝えられたのかっていう感じでパニックでしたろうし、
いろいろ偶然でたまたまそのAさんも本当は言って欲しかった部分もあったとかでAさんとBさんが話し合うきっかけになるかもしれないんですが、
少なくとも今度Cさんを売り渡すことになりますよね。Cさんが告げ口してたということを案にばらしてしまうわけですから、
BさんはCさんを結果を売り渡すことになってしまうということで、とにかくAさんに確認するというのはなしですよね。
でも結構これやりがちですよね、やりがち。
2番、BさんがCさんのニュアンスをそのまま鵜呑みにして、Aさんに対して今度勝手に何か思うことを思ってて不自然な対応をAさんにしてしまうってやつですね。
つまりAさんに確認はしないんだけども、Cさんから聞いた情報をもとに、
Aさんってこんな風に思ってんだってことで、Aさんに対して不自然になってしまうみたいなやつですね。
これも結果、Aさんからするとなんかギクショク、なんか変だなみたいな感じになってギクショクしやすいと思います。
最後3番、Bさんが告げ口を無視して、告げ口をなかったことにするってパターンですね。
この3番目がやっぱりですね、告げ口対処法としては正しいというか、
そもそも告げ口をなかったことにしてしまうわけですから、対応としては一番正しいのかなというふうに思いますね。
ただこれはね、相当難しいですよね。
実際にもうBさんからすると、誰かが自分について思っていることを聞いちゃってるわけですから、
無かったことにするっていうのは、なかなかの次元で物事を考えないと気にしちゃうんじゃないかなというふうに思いますね。
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なので難易度が高いです。
こうして見てきたようにですね、Aさんは機密情報が漏れてますし、Bさんは混乱させられちゃってますし、
Cさんは自分の意気を満たせているということで、告げ口をした本人以外は誰も幸せにならないコミュニケーションだということが言えるのかなというふうに思います。
今までいろんな人の秘密を聞いて、今日言った6つのどれに当てはまっているかわかりません。
口が軽いだけなのか、自己保証なのか、善意かもしれないしとか、いろんな動機はあると思うんですが、告げ口自体は人を全く不幸にしてしまいますので、やめたほうがいいでしょうというふうに思います。
告げ口をする場合はですね、人を不幸にしたい場合っていうのは有効な方法かと思いますので、どんどん情報を流出させていくと、人が勝手に混乱して争いを起こしだと思いますので、
告げ口はその人を争わせたいときにはいいのかもしれません。
私としてはですね、人から聞いた情報を人に流すってことはトラブルのもとになりますので、言わない方がいいんじゃないかなというふうに思っているところです。
本日は以上です。ぜひね、人間関係でですね、よくあるシチュエーションだと思いますので、告げ口はですね、しないように。
そして、自分がパスをもらったときには、なかったことにできる、そういう認識を持てるような強さを持ってほしいなというふうに思います。
本日は以上でございます。またお会いしましょう。さようなら。