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2022-10-10 10:00

#486 役割デトックス ホームレス体験

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役割によって自我が硬直してきたら、ホームレス体験で役割デトックスしよう!きっと今の役割から外れた視点で物事が考えられる。


上水優輝

https://note.com/y_uemizu/n/nd7a29906ddd7

Twitter @y_uemizu

https://twitter.com/y_uemizu

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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、役割デトックス ホームレス体験という話をしたいと思っています。
先日、1日ホームレス体験をしました。まあ、ホームレス体験と呼び始めただけで、まあ今まではね、やっていたんですが、
今日はね、そのホームレス体験みたいなものをご紹介したいと思っています。 一応言っておきますとですね、
別にギャグでね、ホームレスとか言ってるわけじゃなくて、ある種のね、リスペクトと緊張感みたいなのを持って、このような体験をしているということを前提としてですね、お聞きいただければと思います。
何のために、そのホームレス体験をしているかっていうと、
社会的に規定された役割みたいなものの外側を体験する、そういう時間を持とうよってことをやってるんですね。
社会生活を送っていると、特に活動していればしているほど、その役割みたいなものが、
なんていうのかな、付与されるというか、別に肩書きとしてバーンと書かれてないにしても、求められたりするわけですよね。
僕以前、自我っていうのは現象であるみたいな話をこのポッドキャストでもしたんですが、
確固たる自分みたいなものはなくて、相手との関係性とか、その場の環境とか、その時の自分の体の調子や心の調子みたいなものを総合して立ち現れるのが自我みたいな風に捉えているので、
刻一刻と変化して揺れているものが自我なんだよね、みたいな風に僕は思っているんですね。
でもこれは、政治的、経済的に安定した国にいるとか、もしくは毎日同じような場所、同じような人と会っているとか、同じような刺激に晒されているってなると、
その変数がやっぱり少ないというか、変わらないので、ある程度自我みたいなものが結果として安定してくるよねと、あんまり揺れが少ないよね、みたいなことになってくる。
自我が揺れるのがしんどいという人は、そうやって環境をコントロールすることで、自分の体調とかをコントロールすることで、安定した自我を保つ。
戦略的にそうするのは、一つのライフハックとして素晴らしいなと思うんですが、今日、僕が話したいのは、その向こう側ですね。
自我を安定させましょう、みたいな話じゃなくて、安定感を持ち始めると、そのような世界観が強硬になり、そのような眼差しで世界を見がちになってしまう。
いわゆる凝り固まってしまうということを恐れて、ホームレス体験をやっているということですね。
そのフレームで物を見がちになってしまうということが、悪いとは言わないが、息づらさに繋がるよね、と僕は思っている感じですね。
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もっと言うと、自分が持っている役割みたいなことですから、その役割には言い換えれば機能があるんですね。
何かの機能を果たしているからその役割が果たせているということになると。
ってことは、その機能を果たせていなかったら、その役割としては用無しになってしまう。
例えば父であると、自分が父であったときに、その父としての役割をその家族の中で、何らかね、別に言語化されていないが求められていると。
その父としての役割を果たせていない、まあ機能を果たせていないと、父としては用無しになってしまうということですよね。
会社でもそうですよね。あるポストがあって、そのポストに自分がアサインされている、その役割を担っているわけだけども、その機能を果たせていないということは、つまりその役割を果たせていないということなので、用無しになってしまう。
という、どれくらい自覚的かはさておき、この役割を果たせているか、果たせていないか、そして用無しになってしまうんじゃないか、みたいな恐怖感みたいなものは、誰しもおっすらね、この競争社会の中では持っているんじゃないかなと僕は思うんですよね。
で、その恐怖を埋めるためにというか、克服するために、さらに役割に埋没していく、みたいな役割の埋没していくスパイラルみたいなのがあるんじゃないかなって思ってます。
ちなみに、僕自身結構あるんですね。なんか目的、意味を与えられると、その意味の中に過剰にね、意味の中に入り込んでしまうというか、目的に徹してしまう。
一応、今そこには仮の意味があるから、そこに振り切ってしまうみたいなことが起こって、結構過剰にですね、役割に徹してしまうところがあるんですね。
で、それはやっぱり、さっきも言ったみたいに、そのような眼差しで見てしまうので良くないなと思っている。
最近で言うと、ベンチャー2社で働いているので、かなりね、スピード感を持って結果を出していこうみたいな、生活主義的な発想がすごく強くなっちゃってて、
世界に対して厳しい眼差しを向けがちであると。それは多分役割の視点というか、役割的な自我が強くなりすぎていて、世界をそのように見がちになってしまうと。
それが良くないなということで、今回ホームレス体験という名前を付けてまでホームレス体験をしてきたという話です。
改めてですね、ホームレスっていうのは言っちゃってるけど、Wikipediaで調べてみると、ホームレスというのは競技には様々な理由により定まった住居を持たず、公園・路上を生活の場とする人々。
路上生活者、公共施設、河原、橋の下など、寄居の場所とし、日常生活を営んでいる野宿者や車上生活者のこと。
ここでは路上生活者みたいな意味では僕はホームレスということを使っています。
一日ホームレス体験で何をするかというと、何をするかというかどのような制約で行うかというと、
グレードが3つ僕の中であって、グレード1から3まであると。で、グレード1はお店に滞在しないってことですね。
それだけです。スマホとかお金とかも持ってて、生じてていいんだけども、お店に滞在しない。例えばカフェにいるとかね、そういうことをしないと。
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コンビニで酒を買ったりするとかっていうね、その一時的な買い物はOKというルールですね。実際あの公園で酒飲んでるホームレスのおじさんとかいるんで、
そういったレベル間のかつちょっとまだ貯蓄があるホームレスみたいな過ごし方がグレード1。
で、グレード2になってくるとお店に滞在しないというそのグレード1の条件、プラスお金を所持しないということですね。お金を1円も持たない。
だからコンビニに寄ったりとかも結果できないんですよね。お金を持たずに過ごそうと。
グレード3はお店に滞在しない、そしてお金も持たない、プラススマホなどの通信機器を一切持たないということですね。
このグレード1から3までというのは別どれでもいいんだけども、自分に合った負荷をかけてみてくださいっていうことです。
で、その状態で一日を過ごすということ、例えばグレード1で過ごしてみると、公園で酒を飲みたくなる気持ちわかりますね。
やることないんで、暇だなと思ってね、酒飲みたくなると。あと意識変容を起こしてくれるんで、楽しいよねってことで、酒がすごいご楽になるって気持ちわかりますね。
あとは自然とゆっくり座れるような場所を探し始めると、結果やっぱり公園とか広めの公共施設みたいなところにたどり着きがちですね。
これショッピングモールとかには行かない。なぜならショッピングモールっていうのは買い物客みたいな役割を持っている人が行く場所ですよね。
なのでそこに行くってことは役割を与えられてしまうけど、その役割を結局機能として果たせない。
ホームレスなのでお金がちょっと余裕がないので、買い物、ショッピングモールで買うようなそういったニーズがないので、役割を果たせないというところで居心地が悪くなっちゃう。
結果公園とか公共施設っていう感じで、別に役割がなくても過ごしやすい場所みたいなところに落ち着き始めるってことが起こりますね。
それは行動ベースの話ですけども、意識ベースで言うとどんなことが起こるかというと、役割デトックスですよね。
今持っている自分の役割みたいなものを結構客観的に見つめ直せる。役割から外れて自分自身を見つめ直せるってことがあるし、
人によっては自分が今どんな役割を持っているか自覚していないみたいなことがあるから、そういった持っている役割を自覚する機会にもなるし、
また未来を考える上で今持っている役割みたいなものにとらわれずに、わりとゼロベースでこれから未来どうしていこうかなみたいなことを考えることができる。
なぜなら今その瞬間ホームレスをやっているわけですから、何の役割を持っていないのでどんな役割を持つかってことを選べると。
家帰ればね、家があるし役割もあるからもう一回やり直せると。やり直しが効く状態にあるんで、ある種ね、思考だけがゼロベースでホームレスとして考えられるけども、
生活は別に保障されているって感じで、かなりいい感じにですね、役割デトックスをしてゼロベースの物事を考えることができるっていうのがメリットなのかなと思っています。
役割にね、今自分の生活とか役割を窮屈に感じている人なんかはですね、これオススメなんで、ぜひね、一回ホームレス体験やってみていただければいいかなと思っています。
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グレードがね、1から3まであるっていうふうに言いましたけども、どれぐらい役割に縛られているかっていう度合いによってですね、
やってみればいいかなと。結構ね、窮屈に役割を演じている人とかは、グレード1でも十分ね、効果があるかなと思います。場合によってはね、これグレード3の、かつ1日じゃなくてね、日中だけじゃなくて、
農職して2泊とかね、あ、1泊とか2泊とかやってもね、いいかもしれません。あんまりやりすぎるとね、これホームレス体験じゃなくて本当にホームレスになってしまうというところがあるんで、
ちょっと気をつけなければならないんですけれども、まあね、今日言った話、役割デトックスやってみたい方はですね、1日ホームレス体験をやってみてはいかがでしょうか。
本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。
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