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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、関係性と合理性の両取りというお話をしたいと思います。
仕事における人間関係についてどう考えるかというお話なんですけれども、
仲がいいからといって、関係性だけで仕事をするのも違うかなと思うし、
その人と関わっていった方が得だからということで、合理性だけで仕事をするのも違うかなと思ってしまうと。
仕事なんだから、合理性だけ考えてやっておけばいいじゃん、とも思わないことはないんですが、
ちょっと味気ない気もしてですね、関係性の方も大事にしたいと思ってしまう。
つまり、関係性も合理性もですね、僕は両取りしたいなというのが今日のお話になりますね。
ここでいう関係性っていうのは、ちょっとふわっとしてるんで、言い換えると情緒的なつながりのことかなというふうに言います。
情緒的なつながりって何かっていうと、その人と関わっていると楽しいとか、その人のことが好きだとか、
その人に貢献したい、その人といると誇らしい気持ちになる、その人のことを放っておけないみたいな、
そういったお気持ちの話、これが情緒的なつながりですね。
つまり、関係性との情緒的なつながりというふうに今回は説明していきます。
次に合理性っていうのは、機能的なつながりというふうに説明できるかなと思います。
機能的なつながりっていうのは何かっていうと、その人と関わっていると儲かるとか、
その人と一緒にいることで博がつく、みたいなね、とか、
そもそも関わっているとスキルがついてくる、経験がついてくるとか、情報が得られるみたいな感じで、
得するよね、機能的に得するよねっていう、これが合理性という言葉の説明として、
機能的なつながりというような言い方をしたいなと思っています。
なのでここから先はですね、関係性のことを情緒的なつながり、
合理性のことを機能的なつながりというような言い方をして説明していきたいなと思っています。
僕は関係性と合理性を両取りしていきたいなと思っているんですけれども、
それは何でなのかっていうと、そもそも僕のベースの価値観でいうと、
仕事なんだから何らかの機能を社会に提供するわけだから、
機能的な振る舞いをするのが妥当で、あるならば機能的なつながりを持って機能するっていうのが
ごく普通のことでしょって思っているので、あんまり仕事に人間関係を持ち込んだりせずに
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仕事しろって思っているのがベースの価値観ではあるんですね。
ところが世の中を見渡してみると、全然機能的なつながりに100%振り切って仕事をしているかといったらそんなことなくて、
結構情緒的なつながりみたいなことが大事にされたりとか、それがこうまだらになっている、
混ざり合ってぐちゃってなって何とか機能をしているみたいなのが、
少なくともですね、僕が今まで見てきた会社とか仕事ってそんな感じだったかなと思うんですよ。
なので機能的に振る舞おうとしても、振る舞おうとしてもというか、そこに100%振り切ろうとしても、
そうでない状況の方が多すぎて、ノイズになってストレスになってっていう風に僕は感じてきました。
なので、そもそも機能的なつながりに振り切って仕事をするっていうことが人間には不可能なんじゃないかっていう風に思うように、
いつからか忘れましたけども、なんかなってきたとだんだん。
そこで情緒的なつながりみたいなものを見直していく、その価値みたいなものを見直していく過程で、
今日話すような価値観というか、考え方に至ったということです。
で、領取りしたいなんていうのは誰だってそう思うでしょうと。
機能的なつながり、それをすることで儲かるよねとか、博がつくよね、スキルがつくよねとか、経験になるよね、情報を得られるよねっていうことを得ながらも、
そこに関わる人との関係性、その人たちとの情緒的なつながりもしっかりとある、その人たちといると楽しい、誇らしい、放っておけない、好きだってことなんですね。
担保されればそれはものすごくいいことなんですけども、なかなかその領取りって難しいですよねと。
現実的に領取りしようと思うと、それこそ合理的な人っていうのは、まず先に機能的なつながりをつくると。
会社で出会った社内の人、上司、部下、同僚とか、もしくは取引先とかですね、そういった方々と情緒的なつながりを深めていく。
ことで機能的なつながりも情緒的なつながりも領取りできるじゃんって考えるのが、それこそ合理的というものかなというふうに思うんですけれども。
このやり方だとですね、情緒的なつながりに合理的なアッパーがあるというふうに思うんですよね。
仕事をする上で、機能的なつながりを最大化するところまで、情緒的なつながりを深めたら、それ以上深めちゃうと、機能的なつながりに支障をきたすってことが起こると。
例えば、上司と飲みに行きまくるみたいな、最近あんまないのかもしれないですけども、上司とお酒を飲みに行きまくるみたいなことをしてると、
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一定はその上司との関係性が深まって、機能的なつながりにもプラスの影響が出てきたりとかするし、もちろん情緒的なつながりも深まっていって、領取りできている状態になるんだけども、
その情緒的なつながりを深めすぎると、会社で機能するためのところで、ちょっと支障をきたすときが出てくるというようなね、
それは例えば時間を使いすぎて体調を崩して仕事のパフォーマンスが下がってしまうとかいうことかもしれないし、
単純に時間が奪われてしまうということとかもありますけれども、とにかく両方を取ろうとしたときに機能的なつながりが最初にあると、
その合理性が損なわれない範囲での情緒的なつながりの深め方ってなってしまうので、
かなり人間関係の深め方に限界があるかなっていうのが僕の思うところなんですよね。
もちろん金の切れ目が円の切れ目じゃないですけども、上司じゃなくなったら別にいいやとか、取引先じゃなかったらもういいやっていう感じで、
その時々に出会う人たちといけるところまで最大限機能的なつながりを損なわない形で、
情緒的につながっていくというので満足という方はもうそれで両通りできている状態かなというふうに思うんですけども、
僕としてはですね、結構欲張りで深くつながっていきたいっていう気持ちがあるんですよね。
そう考えると機能から始まってしまうと、さっき言った事情でね、
情緒的なつながりを深めていく過程で、機能的なつながりに支障をきたすということが起こってくるから難しいなと、
そのやり方は僕の戦略としてはちょっと良くないなと思っているって感じなんですね。
なんかイメージ伝わりますかね。ちょっと難しいですけれども。
僕はですね、情緒的なつながりを先に構築し、その相手とともに機能的なつながりに発展させていくということをやっていこうかなという、
その実験がですね、僕が今やっている株式会社現象の取り組みというふうにも言えるかなと思っています。
仲の良い人とより仲良くなって、そしてそんな人たちと一緒に何かを始めて、
気心を知れている仲間たちとですね、何か機能的な価値を生み出していくと。
結果ですね、情緒的なつながりを持っている関係性の人たちと機能的なつながりにもなっていくという形で両通りしていくと。
このやり方だと、分かりやすいメリットとしては、好きな人たちと一緒にお仕事ができるということで、
単純に楽しいよねっていうね、とか価値観まで知れているから偽らなくていいよねみたいな、
そういうメリットがありのままで働けるというメリットがあると。
ただ一方でデメリットとしては変数が多すぎると。
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機能的なつながりから始まっていると売り上げがとか生産性がとかスキルがつくか経験になるかみたいな感じで、
ある程度トリブンみたいなものを設計しやすいんですけども、
情緒的なつながりから始まって機能的なことを始めると変数が多すぎる。
儲かるからいいよねみたいな話じゃなかったりするんですよね。
とかスピードが速いことがストレスになるとかもあるから、
足並みを揃えるみたいなことが変数が多すぎてむちゃくちゃ難しいし、
その活動に対する温度差、熱量みたいなものの差みたいなものが生まれやすいので、
すごい調整にコストがかかると。
なのでスピードが出せないし、
例えば思いっきし合理化すると売り上げを100まで持っていけるのに、
なかなかその足並みを揃えたりみんなの気持ちみたいなことに配慮していくと、
伸び率がどうしても良くないとかスピードが良くないということで、
30が限界、頭落ちになってしまうみたいなことで、
合理性を最大化することができないみたいなことが起こったりすると。
なのでやっぱり機能的なつながりから始めて情緒的なつながりを深めていく両取りの仕方と、
情緒的なつながりから始めて機能的なつながりを深めていく両取りの仕方っていうのは、
それぞれ一長一短かなというふうに思ってますね。
僕の場合はさっき言ったみたいに、情緒的なつながりの上限を設けないためにも、
そっちを主とする、情緒的なつながりから始めて、
その中ででき得る機能的なつながりへと発展させていくという考え方をしてみようかなということで、
この株式会社現象っていうのをやってますと。
その中の何をやってるのってことで、色々あるんですけども、
ここでは2つの事例を紹介したいなと思ってるんですけど、
一つはですね、かなプリさんという方がやっている、
かなプリ地球ヨガっていうヨガ教室、オンラインヨガ教室っていうのがあるんですけども、
これはですね、かなプリさんという方が個人でやってらっしゃるオンラインのヨガ教室の広報であったりとか、
運営の部分のサポートみたいなのを僕がやっていて、
一緒にポッドキャストをやってですね、ヨガを広報しつつ、
そして運営にも関わってみたいなことをやっていると。
あんまりゴリゴリですね、売り上げを作ろうみたいなノリではなくて、
しっかりと関係性を深めながら、そしてそれを発信しながら、
そこに共感してくれる方に、教室にというかスクールにお越しいただいて、
一緒に関係性を深めながら価値を提供できればなという感じで、
あまり売り上げを主にしてやっているわけではなくて、
関係性を深めながらその関係性の輪を広げたり、
関係性の深さをより深めていったりということに
重きを置いていますという感じですね。
もう一つはどうせ死ぬ3人というポッドキャストなんですけれども、
これはもともと普通にポッドキャストをやっていたから、
なんか刺繍を作ってみたりとか、グッズを作ってみたりという感じで、
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結果ですね、売り上げが少し立つような感じになってきた、
LINEスタンプを作ってみたりという感じですね。
なので、あんまりそれこそガツガツしていない、
ポッドキャストチームなんだけれども、
毎週更新、定期的に更新さえできていないような、
ズボラな感じなんだけれども、
関係性を深めながら楽しくですね、
おしゃべりしながら、そして時にですね、
グッズを作ったりとか、何か活動をしてみたりということで、
機能的な繋がり、ある種の経済活動みたいなことを
やっていたりもするという、
こういった形で動いていくと、
めちゃくちゃ合理化すると売り上げ100になります、
みたいな話を、全然マイペースにやって、
20ですとか10です、みたいなことでも満足する、
みたいなことをやっているわけですね。
なのでその10を11にする、12にする、みたいな感じで、
機能的な繋がり、機能的な部分っていうのを
少しずつ高めていくんだけれども、
決してそのために冗長的な繋がりっていうのを
おろそかにしないという考え方ですね。
それをやると、100いけるものを10しかやっていない
みたいにも見えるんですけれども、
であれば、10個そういう活動があれば、
100とれるわけですから、別に機能的な繋がりみたいなものに
拘束せずに、いろんな人とですね、
冗長的な繋がりを持っていって、その中で少しずつね、
でき得る範囲で無理のない範囲で、自然な範囲で
機能的な繋がりへと発展させていったら、
そういった仲のいい人たちとつながって、
何か活動をして、無理のない感じでやっているだけで
生きていけるんじゃないか、みたいな仮説を持ってですね、
やっていると。
実際ね、そういう話をすると、
世の中そんな甘くないよという風に言われるかもしれませんけれども、
結構真剣にですね、その実験というか挑戦を僕は今やっています。
なのでいろんな方と、冗長的な繋がり、
人間的な繋がりというのを深めていきながらですね、
その中でこの社会にですね、
ほんの少しでも機能を提供する、
機能的な繋がりを構築していくという感じでですね、
やっていけたらいいかなという風に思っています。
なんでね、そこまでして、
全然合理的じゃねえじゃんと思うかもしれないんですけども、
なんでそこまで冗長的な価値にフォーカスしているのかというと、
人間って多分、僕が思うにですね、
突き詰めると、コミュニケーション可能と見なせるような、
他者と共に過ごせる時間とか、
語り合っている時間というのが、
結局満足度高いよね、ということなんですよね。
それはお金では結局買えないし、
何物にもやると買い難いと。
そういったね、おきひとしん的な何かに、
最上の喜びがあるかなという風に、
今僕は思っているので、
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それを大事にしながらですね、生きていけるだけの機能、
機能的な価値を社会に、
結果として出ている状態に
持っていけたらいいかなと思って活動しています。
今後ね、僕とつながる可能性のある方はですね、
ぜひ合理的な話を持ち込んでくるのではなくて、
関係性を深めていきながらですね、
何がこの関係性の中で生み出せる機能なのか、
そういうことをですね、一緒に考えていきたいと思いますので、
あまりね、カネカネした話をね、
僕に持ってこないでほしいですね。
まずは面白いなっていうね、楽しいなっていう関係性を深めていきながら、
その範囲の中でね、どうじゃあそれを
経済的に価値に変えていくのかみたいな感じの、
そういう順番でですね、
発展させていきたいなと思っていますので、
そこのところどうぞよろしくお願いいたします。
というわけで、仕事における人間関係についての
僕の考え方でした。
本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。