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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は前回に引き続き、ポジショニングは初手が9割という話をしたいと思っています。
前回はですね、ディプロマシーっていうボードゲームを
みんなでですね、高橋にあるイカネパレットという施設に泊まりに行って、泊まりかけてですね
そのディプロマシーというゲームで遊んだよって話でした。
そのゲームを通じてですね、何というか人間の集団の中で
いいポジショニングをしていくためにはすごく序盤が大事だよねと
特に初手大事だよねと思いましたという感想を話しました。
それはゲームからですね、人生全般に通ずるなとも思ったというところまで前回話したんですけども
具体的に僕の人生の初手、いろんな集団に入っていくわけですよね。
保育園に入ったりとか小学校に入ったりとかで、誰もが経験すると思うんですけども
そういういろんな集団に入った初手序盤の動きっていうのが
結果どういうふうにつながっていったのかみたいなことをざーっと振り返っていってですね
いかに初手や序盤の動きが大事であるか、その後のポジショニングにですね
大きな影響を与えるかということを、一経験でしかありませんけれども
振り返っていきたいなというふうに思っています。
まず最初のですね、集団性格は保育園でした。
これはね、結論から言うと初手をミスったという感じですね。
初手をミスったというか無理芸だったと思います。
僕が4年生でね、4歳の途中で入ったんで、かなりね
中の空気とか力関係とかはっきりしているところに
まさに集団生活をしたことない自分が突然放り込まれて
どうしていいかわからないっていう感じでしたね。
なので保育園は本当にもう
常に不安、どう立ち回っていいかわからないし
唯一ね、最初に話しかけてくれた子がいたんですけども
その子とずっと過ごすことでですね、命拾いはしましたけども
決してね、のびのびとして過ごした保育園自体ではなかったですね。
肩身の狭い、常にビクビクしながら過ごした数年間だったかなと思います。
次、小学校1年生。
これはですね、保育園と違ってね、みんな入学式でせーので入るんで
そんなスタートの不利みたいなのはなかったんですけども
保育園自体の立ち回りを引きずっていってですね
いまいちスタートで何をしていいかわからないっていう感じになりました。
何をしていいかわからないので、初手、序盤をほとんどですね
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何もできずに、とても影の薄い存在として過ごすことになりました。
別にね、影の薄いことが悪いとは思わないんですけども
僕の性格上ですね、あまりレールに乗れないというか
ちょっとずれてるところがあるんで
地味なのにずれてるとちょっと変な目で見られるから
派手にずれてないと周囲の反応としてあまり良くない
印象が良くないっていうのがあったんで
この1,2年生というのは、いわゆるスクールカーストの最下層にありながら
偏人であるというところで結構ね、厳しかったですね。
次、転機が訪れたのは小学校3年生ですね。
クラスが上がったんですね。
なのである意味新しいまた集団として始まっていくと
この時にすごい序盤にですね、4月か5月だったと思うんですけども
学年のね、学期大賞みたいなスクールカーストの頂点みたいな
人とたまたま昼休みのサッカーを通じてですね
仲良くなったんですね。
で、そのこと仲良くなったことをきっかけにですね
一気にこうクラスの中の立ち位置みたいなのを確保できたと
なので3年生の序盤のクラス外以降ですね
学校生活というのは激変しまして
まさに初手、3年生の初手、序盤でうまく立ち回れたことによる
ポジショニングによってその後の学校生活が
すごくね、自分らしくというか自由に立ち回れるような
感じになったなと思ってます。
その流れをですね、実質中3、高校卒業ぐらいまでかな
ずっと学生時代、引き継いでいけたという感じで
ものすごい良い流れがつけたなと思ってます。
別の集団という意味で言うと
中学校1年生の時にサッカー部に入ったんですよね。
これは失敗しました。
初めての先輩後輩みたいなのが立て社会みたいなのが
結構強烈にある感じで
小学校の時に2校上の人って普通に仲良くしてたんだけど
中学校に入った途端上下関係がきつくなって
上下関係の中でどう立ち回っていいのか
というのが分からなくなってですね
結構先輩から厳しめに怒られましたね。
失敗って感じ。
同級生とは上手くやってたんですけども
やっぱり立て社会みたいなところに結局適応できないまま
引退まで行っちゃいましたね。
だからあんまり良い感じじゃなかったなっていう
記憶ですね、サッカーが。
やっぱり初手、序盤でしっかりと
リズムをつかめてなかったっていうのが
3年間大引いたなっていう感覚があります。
高校ですね、これはね
人生でも稀に見るとても順調な3年間だったなと
これまさに初手、序盤がすごく良かった。
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入学する前から高校時代は
僕はバンド活動に捧げるって決めてたんで
もう全ての最優先をバンドに置くということをしたんで
それがね、完全に実行できたなという感じでした。
入学早々ね、バンドメンバーを探して
1学期の間にはもうライブができる状態になって
夏休みにはもうその同級生のバンドでですね
ライブをしたら他校の生徒ともつながって
みたいな感じですごい好循環に入って
高校時代はですね、本当社交的な
いろんな田川中のいろんな人
田川に限らずですね、チックホールですね
飯塚市、野形市の人とかともつながって
かなりね広い交友関係が持てた
そしてバンドをしているというところでですね
一応特別扱いしてもらえるというか
人として見てもらえるというかね
モブキャラではなくて
一人の名前のついたキャラクターとして
関わってもらえるという
ポジションが取れたというのは
すごくね、序盤の動きが影響したかなという風に思ってます
とても良い高校時代でした
次、高校卒業後ですね
これも初手大ミスリですね
厳密には高校の終わり頃に
ちょっとミスったというのがあるんですけども
その流れで卒業後
ガタッとね、バンドが解散したいということで
初手でですね、結構絶望的な
半年の
何なんだろうこの人生みたいな
半年を過ごしたことによりですね
高校卒業してから3年
4年居なかったかな、3年弱ですね
実家に居ながらフリーターをしてたんですけども
その3年半結構地獄、暗黒時代でしたね
初手が暗黒だったんで
そのまま暗黒を引きずったって感じでした
それを切り替えたのが
やっぱり次のまた集団生活というか
次の社会生活ということで
福岡市に移住したんですよね
21歳かな
大学は行ってないけど
あれで言うと大学4年生ぐらいの年齢の時に
福岡市に移住しました
これはね、初手がうまくいったんですよ
たまたまマンションの管理人さんが
すごくいい人で
僕に何の関係もないのにね
説教してきてですね
お前は何しに福岡に来たんだってことを
すごい詰められてですね
そうか、自分はバンドをしてきたんだと思って
その足でライブハウスに行って
みたいな感じで初手でですね
そういったアクションを起こせたことで
音楽生活、バンドマン生活みたいなのが
すごくスムーズにスタートを切れて
福岡に来てからですね
そこでいろんな人とつながって
ということで
福岡に来てからの
次専門学校に行くのが27なんですけど
約5、6年間っていうのは
初手が良かったこともあってですね
すごく人に恵まれたし
またポジショニングがやっぱり良かったんで
人にも恵まれやすいですよね
対応として、人として見なされやすい
ポジションを取れたということで
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すごく快適な
5年間、6年間での
過ごせたかなと思ってます
次に専門学校に行きました
27歳で作業療法士のですね
これもね初手めちゃくちゃ
めちゃくちゃ頑張って
1年生の前期で
結構人生で初めて
死ぬほど勉強して
テスト何科目かあったかわからないけど
ほとんどのテスト100点取って
みたいな感じで
この人めちゃめちゃやる人なんやな
みたいなポジションを取ったことでですね
学校内の先生からも
すごく一目惚かれるし
先輩からも一目惚かれるみたいな感じで
これもですね
いいポジションを取れたかなと思ってます
って感じで
その後専門学校辞めて
入ったベンチャーでも
最初の半年1年ってことを
特に最初の半年ですよね
全然何でもトライするっていう
与えられたチャンスには全部飛びつく
みたいな感じで
積極的にやってたら
1年後には取締役のオファーを受けてですね
取締役になったと
今もその会社続けてるんですけども
おかげでですね僕のキャリアは
なんていうのかな
なんとか
軌道修正できたのがここかなと
30ぐらいだったんですけども
それまでね高校卒業して
フリーターでバンドマンやって
もう人生どうしようかなと思って
専門学校行ったらその専門学校も辞めて
みたいなことしたんですけども
30ぐらいで一応会社の役員って感じで
一旦着地したと
そこからもですねやっぱり
大事になる場面ってのがあって
それはなんかのイベントに参加するとか
なんかのコミュニティに参加するとかでもそうだし
仕事でいうと
例えばですね
去年は僕は株式会社コテン
っていう会社で働いてたんですけども
そのきっかけはですね
クラブハウスなんですよね
クラブハウスっていう
音声SNSみたいなのが
2021年の1月に
日本で
開始されて
その時も初手ですよね
初動で
クラブハウスやってたぜみたいなのがいて
僕もその中の一人でね
睡眠時間を削ってクラブハウスに
ずっといるみたいなことしてたら
そこでですね室さんと仲良くなって
1年間ぐらい
室さんと仲良くさせてもらって
2022年の頭ぐらいに
コテンに誘ってもらったと
いう感じでした
だからそれもクラブハウスの
初手序盤っていうのが
その繋がりに
繋がりになって
結果仕事に繋がったと
2022年のその序盤に
コテンのですね
業務委託として
コテンラジオっていうポッドキャストの
台本を書くっていう仕事をしたんですよね
その時も初手ですよね
本当にみんながすごすぎる
ってのもあったんですけども
自分はもうとにかく仕事しまくる
っていうね量でカバーする
ってことやったら
そのまさに初動
序盤の動きっていうのが
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評価されて
6月にはマネージャーのポジションとして
いわゆる会社の
部長ぐらいのポジションかな
っていう感じで正社員採用
って感じで夏に社員になりました
ところがですね
夏以降の初手序盤っていうのを
少しミスったかなと思って
ここの初手序盤が
少し自分の
部門に
意識が向きすぎたかなと思いますね
結果
自分が1年未満で辞めるんですけども
辞めるところまでですね
少し部門寄りの
立ち回りをしすぎて
会社全体とのバランスが
うまく取れなくなっていったってのが
あったかなって反省してますね
って感じで集団の中で
身を置くと
かなり初手
そして序盤の動きっていうのは
自分のポジションに大きく影響を
与えていくなと思うんですね
人間って何らかの形で
秩序というか
バランスしようとする
っていうのがあるかなと思っていて
初動で
例えばAっていう
ポジションを取ろうとしたのに
取ろうとしたのにっていうか
そういう動きをしているのに
途中から急にCのポジションを取ろうとすると
みんなからすると
なんだこいつってなりやすいと思うんですね
途中からやられていくみたいなことが
起こっちゃうから
最初のやっぱり
まだAでもBでもCでもないうちに
全体がね
自分が何者でもない状態のうちに
Bかなとか
Cかなっていうのを
ある程度見通した動きっていうのを
していかないと
そこに着地できないっていうのは
あるかなと思いますね
偶然Cに行くっていうこともあるかもしれないけど
みんなそれぞれの思惑で動いていくので
自分の流れ着きたい場所に流れ着かないと
しっかりとね最初のうちからこのコースに入っておかないと
シーンには流れ着かないようなみたいなことを見通した
ポジションの取り方を意識していくと
それは序盤の方がですねまだ固まってないんで
全体がまだ柔らかいというか
柔軟性があるんでその時に
しっかりと気づいていくってことが大事かなと思ってます
これはねほんとディプロマシーをやってもらえるとですね
かなり明確にわかるかなと思いますね
人生だとその変数がさらに多いから
ほんとに初手ですかほんとに序盤ですかって
思う部分もあるかもしれないけども
ディプロマシーでそれをねギュッと盤面上で再現するとですね
かなり明確に見えてくるところかなと思いますんで
騙されたと思ってですね初手序盤を
頑張ってみてもらいたいなと思います
もうすでに今いる環境で序盤でもないよと
固まっちゃってるよと自分はCに行きたいんだけども
もうAで固まっちゃってるから今更無理なんだよねと
これはね全然会社組織とか家庭とか
友達関係とか全部に言えること
他者が関わっている関係性の中にあるものって
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だいたい何らかのバランスに落ちているので
序盤過ぎちゃうと結構ポジション変えるの難しいと思うんですよね
ものすごいイベントが起こる
なんかすごい事故が起こるとかものすごい喧嘩をするとか
わかんないけど
天変地異みたいなこと起こさない限りそのバランスが
一回柔らかくならないと思うので天変地異を起こしてもらうか
もしくはですねやっぱり新しいコミュニティに
何らか参加するみたいなこともいいかなと思いますね
初手から始められるやつを
そういうアクションを取ってみるといいかなと思います
とにかく今ニッチもサッチもいかない
硬直してるって人は新しいコミュニティ
新しいことを始めて初手、序盤を
思いっきしね頑張ってみると
これでも勝ってるぐらいね初手序盤を大事にしてみる
っていうのをやってみてほしいなと思います
本日は以上ですまたお会いしましょうさようなら