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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、スマホと距離をとる、という話をしたいと思っています。
最近ですね、著しく集中力が低下しているなという風に感じます。
本を読んでいても、急にね、SNSのタイムラインを減らしてしまったりとか、
ニュース記事を読んでしまったりとか、別にそれがダメなわけじゃないけども、
今そこで差し込まなくていいよねっていうタイミングでしちゃうと。
本を2ページ読んで、SNSのタイムラインを見て、本をまた再開するって、
あんまり良くないというか、集中が途切れるので、かなりね、生産性が低いなと思います。
仕事をしていてもね、同じようなことがあって、資料を作っている。
資料を作り終わってね、休憩で何かそういうニュースを見るとか、SNSを見るとかすればいいんだけども、
資料を作っている途中で見てしまうとか、調べ事をしている途中で見てしまうとか、
ひどい場合はですね、打ち合わせをしている途中で開いてしまっていた、みたいなことがあると。
病気ですよね。病気だなと思って、物理的にスマホから距離をとりたいなと思って、
ちょっとね、やってみているという、そんなお話です。
最近読んだですね、スウェーデンの精神科医、アンデシュ・ハンセンさんという方が書いた、
スマホ脳っていう本の中にですね、人間は一日に2600回以上スマホを触って、
平均したら10分に1回はスマホを触っているというような話。
健康にこういう被害があるよとか、いろんなこと書いてあるんですけども、
その中にですね、やっぱりその集中力の低下みたいな話も書いてあって、
まさにね、今自分が悩んでいるというか、困っていることが書いてあってですね、
やっぱりスマホだなと思ったんですね。
例えばこの本にどんなことが書いてあるかというと、
スウェーデンの大人の9人に1人がですね、抗鬱剤を服用しているみたいな。
これはそのスマホが普及し始めた年ときれいに比例しているから、
スマホとは必ずしも言い切れないけれども、
筆者としてはこれスマホが原因だろうと思っていると。
だから要は鬱っぽくなっている人が増えているとですね、
あと眠れなくなったりとかですね、
そういう方がスマホを持ち始めてかなり増えているよということに危機感を持っていると。
あとFacebookとかのですね、話でよくあるんですけども、
そのいいねボタンでいいねの通知がとかそういうので人間の同盤面が出るから、
なんていうのかな、ギャンブルをするときと同じ脳になるというか、
ランダムな報酬が得られるみたいなね。
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それがやっぱり人間の脳を惹きつけるので、
スマホに意識を向けてしまう、中毒化してしまうみたいなことがあったりとか、
だからこそというのもあるんですけども、
僕みたいにですね、何かをしていて、
途中でSNSを見てしまって、またその作業に戻るという感じで、
一個のことをやればいいのに、ついつい無駄にマルチタスク化しちゃって、
マルチタスクやると切り替えるときにですね、
エンジンかかるまでの初動の時間がかかるので、
かなり生産性が下がっちゃうと。
人間の脳はマルチタスクするようにできていないので、
そういったさっきのギャンブルじゃないですけども、
ついついスマホに意識を取られて、一回集中が切れて、
元に戻ったという切り替えを挟めば挟むほど、
エンジンをかけるのに時間がかかってしまうので、
生産性が下がってしまうよねとか、
あとはデジタルな嫉妬ということでですね、
僕はこういうのあんまりないんですけど、
今までだったら、自分のオフラインでね、
顔の見える関係性の中での比較というか、
クラスの中で、学校の中で誰がモテてるかモテてないかとか、
頭がいい、頭悪いとか、職場でもいいんですけども、
そういうレベルだったのが、今や全世界の人と競うことになっていると、
比較対象が全世界になっちゃっているから、
まあ、何だろう、敗北感しかないですよね。
自分が世界一のものってあんまりないから、
常に誰かより劣っていると、自分はすごい劣っているということになってしまって、
比較対象がレベルが高すぎて、
すごいね、自己肯定感が下がっちゃうよねっていう話とかですね。
あとは子育てをしている方なんかはですね、
知っておいてもいいのかなと思うんですが、
若者ですよね、本当、
15歳から24歳で睡眠障害の診断を受けた若者の数がですね、
2007年から5倍に増えていると、
IQもですね、下がっていっていると、
いわゆる集中して勉強ができなくなっているから、
学力が下がっている、あとは本を読めなくなっているから、
かなりね、IQが下がっているよみたいな話とかもありました。
あとはですね、ディスプレイに貼り付いているから、
運動不足になってしまってみたいなこともあるんで、
どんどん不健康になっていくと。だから悪循環ですよね。
ブルーライトを浴びて覚醒して眠れないとか、
メラトニンの分泌が抑制されるとかっていうのもあるらしいんですけども、
プラスね、運動もしなくなるし、疲れなくなるし、
どんどん眠れない悪循環に入っていくみたいな話がありました。
怖いですよね。怖いですよねっていうか、
普通に考えればそうだよなって感じですね。
僕もスマホを触りまくっているからこそ歩かないとかね、
運動しないということもあるのかなと思いますね。
スマホを触っていたら1日時間潰せますからね。
どうしても体を動かす機会って減るかなと思います。
それに対してですね、どうしたかっていうと、
すごく小さいスマホを買いました。
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どんな小さいスマホかっていうのは概要欄の方に貼っておきますので、
気になった方は見ていただければいいと思うんですけども、
ディスプレイを見るに値しないぐらい小さいスマホということで、
物理的にスマホを見なくなる状態を作りました。
物理的にスマホを見たくなくなる状態を作ったので、
当然ながらですね、スマホを見なくなるんですね。
ということはSNSのタイムラインも見ないし、ニュースも見なくなると。
もちろんね、どうしても見たいニュース、見る必要があるニュースは
パソコンで見たりすればいいからとか、
SNSもそうですね、どうしても見たいものはパソコンで見ればいいから
見れないことではないんですけども、
スマホでね、無意識で見るみたいなことがなくなりました。
実はですね、2019年の秋、今からほぼ2年前ですね、
約2年前に全く同じような理由で、
その小さいスマホを買ったんですよね。
2年前に物理的に見るに値しないスマホ生活っていうのを
1回成功してるんですよね。
自分の時間がまた確保できるようになったな、
集中する時間、考える時間が確保できるようになったなって言って
喜んでたんですね、2年前。
ところが2020年の初旬にですね、海外旅行に行って、
その時にやっぱり小さいスマホだと困ると。
スマホを見ないとどうしようもなかったので、
2台持って行ってね、小さいスマホとiPhone持って行って、
ほぼほぼiPhoneで過ごしたってことで、
旅行から帰ってきてですね、
この小さいスマホ使い物にならんじゃないかということで
手放したんですよね。
だから2020年、去年ですね、去年の春からまた今年の夏にかけてですね、
1年半の間iPhone生活を送ることによってですね、
また2年前と同じ集中力の低下に悩まされていると、
同じことを繰り返しているんですね。
で、また同じ小さいスマホを買い直すという、
何をしてるんだって感じなんですけども、
小さいスマホを買い直して、また物理的に見る価値のないスマホを持つことによって
スマホから解放されたみたいなことになっていると、
まあ滑稽ですよね、滑稽です。
ただね、物理的にスマホを見なくなると、
本当にね、無意識的に集中を中断されなくなったので、
集中力が高まったとか回復したというわけではないんだけども、
中断されなくなったという意味では集中できるようになったなと、
すでにね、まだ切り替えて1週間も経ってないんですけども、
効果を感じています。
で、見るに値しないスマホで意味あんのって話なんですけども、
一応ですね、やっぱり生活に支障をきたすレベルのことがあるので、
最低限はですね、アプリをやっぱり入れるんですよね。
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で、どんなアプリをですね、小さいスマホの中に入れているか
列挙しますと、
Googleカレンダー、Googleマップ、スポティファイ、ボイシ、ノーション、
LINE、PAYPAY、電話、電気予報という感じで、
この9個のアプリをですね、ホーム画面に置いて、
基本これしか使わないんですよね、基本的には。
なので予定を確認するとか、緊急のね、
急ぎのLINEをチェックしたり、急ぎで返信したりとかっていう、
あとは電話ですね、かかってきたら出るとかっていう、
ほぼほぼガラケーみたいな機能として使っている。
そしてPAYPAYとかですね、支払いで使うとか、
あとは移動中にですね、ポッドキャストを聞いたりとかするときに
スポティファイとかボイシを開くという感じで、
本当に必要最小限かなというふうに思いますね。
それに無意識で見るようなものでもないというか、
無意識でGoogleカレンダー見ないっていうか、
見てもいいけど、なんか大したことないですよね。
一瞬だし、かなりいいですね。
一応ね、仕事でどうしてもっていうことがあるので、
GoogleドライブとかGmailとかZoomとか入れているんですけども、
これはもうね、緊急措置というか、本当にいざというときのために
一応入れているという感じなので、基本的には使えません。
ということでアプリが12個とかなんですよ。
12個のアプリしか使っていないというのは、
僕は多分iPhoneに100個ぐらいのアプリ入れていたので、
そういう意味では10分の1ぐらいにしているということでですね、
かなりミニマルになったかなというふうに思っています。
集中力という、ただその一点のためだけにですね、
そういうスマホから距離を取るとか、
スマホをあえて不便にするということをやっているんですけども、
これって賛否あるかなというふうに思うんですよね。
例えばホリエモンとかは、
そういうスマホに徹底的につかれよという主張をしている人だと思うんですよね。
会議でどんな時でも分からないことがあったらその場で調べろ
みたいな感じのことを言っていたりすると思うので、
スマホと共に生きる、スマホと一体化するみたいなね、
それぐらいの主張をしている人もいるので、
スマホから距離を取るということが、
いいのか悪いのかというか、
時代はそっちに行っているんだから、
スマホから離れるというのは、
例えば携帯電話がすっかり普及しているときに、
自分は携帯を持ちません、固定電話ですと言っているような状況にも通ずるのかなとか思ったりすると、
むやみあたりにですね、スマホは体に悪いからというか、
僕の場合で言うと集中力が下がるから、
距離を取りました、集中力があります、わーいっていう、
そんな単純な話でもないんじゃないかなと思ったりするところなんですよね。
このあたりは本当に考え方が分かれるというかね、
スマホを使い倒した方がいいでしょうっていう考え方もあると思うので、
一概にね、スマホから距離を取って、
集中力がありました、お勧めですというわけにはいかないのかなと思っています。
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まあね、本当にね、スマホ中毒に悩まされてますみたいな人にはですね、
物理的に見る価値のないスマホにしてみるみたいなのはお勧めだなと思うんですけども、
やっぱり生産性みたいな話になってくると、
それはスマホがあった方が、常日頃オンライン状態にいた方がですね、
いいのかな、いいのかなというか、生産性はむずいね、むずいなと思いますよ。
僕個人の話になりますけども、
スマホ、iPhoneをね、バリバリ使ってた時の方がやっぱりツイートをするし、
ノートですね、エッセイを書いたりもしてたんですね。
例えばプロに入りながらですね、ブログを書いたりとか、
歩きながら、歩きながらというかなんていうか、
ちょっとした隙間でスマホを取ってね、インプットしたりとかもできたりしたので、
なんていうのかな、限られたタイミングでしかインプットアウトプットしないっていうのが、
いいのか悪いのか問題っていうのはやっぱりあるなと思うんですよね。
好みの問題と言ってしまえばそれまでなんですけども、
僕はですね、やっぱりね、
集中力って大事だなと思っているという感じですかね。
というのもですね、僕は考えるっていう試作にふけるみたいなことを、
人生の中でもとても重要視しているので、
僕の場合は特にですね、その集中力、じっくり考えるみたいなことが阻害されるっていうのは、
かなり人生の満足度を下げるというところがあるので、
スマホからは一定の距離を取っていいのかなというふうに思っているところですね。
こればっかりしたら難しいなと思います。
皆さんはどうですかね、スマホとどんなふうに付き合っているかというよりは、
どんなふうに付き合っていくのが最適だと考えていますでしょうか。
ぜひね、今一度スマホとの距離感みたいなものは考えてみてもいいんじゃないかなというふうに思います。
本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。