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2021-09-09 16:08

#406 オンラインコミュニケーションの奥行き

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空間に奥行きがないうちは、残念ながら微妙なさじ加減が難しいので、知らない人に対し、極端な対応(即ブロックなど)をせざるを得ないなと思います。/いたみんさん「世界をちょっとカラフルにするラジオ」/ムロさん「牛を忘れる」「のらじお」/毎日エッセイを書いています。【脳内議事録】 /シソフレ(思想フレンド)募集中!うえみずゆうきのTwitterはこちら【@y_uemizu】 

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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、オンラインコミュニケーションの奥行きについてお話ししたいと思っています。
本題に入る前に2点お知らせさせてください。 今ですね、イタミンさんっていう方のですね、世界をちょっとカラフルにするラジオでですね、
僕と室さんとイタミンさんの3人で話しているポッドキャストが今配信されています。 室さんというのはですね、
室さんというのはですね、おかしいね、室さんという方はですね、牛を忘れるとかですね、のラジオというポッドキャストを配信されている方です。
イタミンさんはですね、その世界をちょっとカラフルにするラジオとか、スナック編愛というポッドキャストを配信されています。
その2方と一緒にですね、7月に一回Zoomでお話ししてですね、
本来そのポッドキャストに出そうみたいな話じゃなくて、喋りたいねっていう、本当に純粋に喋りたいねって話でZoomで繋いだものが、今コンテンツとして配信されているので、
よりコンテンツっぽくなくていいというか、リアルな会話で話しているところがですね、すごくいいなと思いますので、よかったら聞いてみてください。
愛とかですね、仕事とかについて語ってます。概要欄の方に貼っておきますので、ぜひご覧ください。
もう一点ですね、2021年9月のですね、秘密結社サブ、僕がやっている秘密結社ですね、自己を最低位することを目的に活動している自己研鑽コミュニティということになるんですけども、
9月15日水曜日のですね、夜10時からクラブハウスの方で、何ていうのかな、語り合うというのをやります。
今まではですね、読書会に参加した方しか話せないとかっていう縛りがあったんですけども、今回からですね、誰でもスピーカーになれるよ、みたいなシステムにしましたので、ぜひね、気になる方はクラブハウスの方遊びに来てください。
9月18日はですね、20時30分から、第10回仮面読書会ということで、こちらはですね、Zoomを使った読書会、仮面をつけて読書会をするんですけれども、
ディープな話をしたいなっていう人はですね、こちら少人数クローズな環境ですので、ディープに語りたい方はこの仮面読書会の方をお勧めしたいなと思います。こちらも概要欄の方に貼っておきますので、ぜひ気になる方はご覧いただければと思います。
というわけでですね、本題に入りたいと思います。 オンラインコミュニケーションの奥行きについてと、インターネットのおかげで地域を越えてとか、
しかも顔見ながら話せますよね。Zoomで喋るってなったら、アメリカにいようがインドにいようがね、イギリスにいようがどこにいようがですね、話せると一緒に、インターネット繋がってたらね。
もっと言うとリアルタイムだけじゃなくて、それを録画して後からYouTubeに上げてね、それを見るとか、このポッドキャストもそうですね、収録したものを声を上げて、後からね
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リアルタイムじゃないけど聞けるって感じで、文字通り時空を越えて人々がコミュニケーションできるようになったよねと、本当にありがたいなと思っているんですね。
一方でですよ、そのありがたいなーっていうのは、それができなかった世界と比較してありがたいということであって、
やっぱ人間っていうのは欲深いなと思うんですけども、人間というか僕は欲深いだけかもしれないけれども、まだね時空を越えたはいいけど不満がいっぱいあるんですよ。
インターネットってやっぱ無限に空間も時間も広がっているように見えるんだけど、
それはやっぱりね縦軸と横軸と時間軸っていう感じで、なんていうのかな、
それで網羅されているように見えるけども、いやいやいやと縦軸と横軸と奥行きがないよねと、奥行きがない、縦と横の平面にただ時間軸があるだけになってるんで、
そこがね僕はすごく不満ですね。これができるだけでありがたいと思えよって話なんだけども、
強いて言うならばこの縦横の平面の奥行きのないオンラインコミュニケーションに対する不満とか課題意識みたいなものをとても感じています。
縦横で奥行きがないって言われると、いわゆるディスプレイを想像しますよね。このスマホとかパソコンとかを見たときに縦横の確かに平面だよねと、平面の向こうに人がいるだけだよね、
映像に立体感ないよね、ぐらいに思う方もいると思うんですが、意外と視覚情報っていうのはそうでもないなって僕は思ってるんですよね。
別にズームで例えば相手と繋がってても、この人の体とこの背景にあるものとか、どっちが前後にあるかとか、どれぐらいそのものとその人が何メートル後ろか手前かみたいな、そういう奥行きっていうのは
ある程度想像力で保管できると思うんで、視覚情報っていうのは僕は意外とね、まあもちろん立体であればより臨場感あるかもしれないけども、ないならないでいいかなと思ってるんですよね。
どっちかというと、音に対する不満ですね。例えばズームで繋いで、みんなの声がね、その繋いでる人の声がめっちゃ耳元で聞こえてくるじゃないですか。
正直これオフラインだと考えられないですよね。すごい近いところで思いっきり喋ってる声が聞こえるっていう。極論こうみんながなんていうのかな、ささやき声でコクショコショ喋るみたいな感じで話せたら、なんていうのかな、耳元で話せるって感じで、まあいいんだけど、こうやって普通に喋ってる声がめっちゃ耳にダイレクトに入ってくるって状況っていうのは結構違和感なんですよね。
しかも、例えば10人で話せるとすると、10人の声が同じ方向から同じ距離感で来るってめちゃくちゃ違和感感じるんですよ。普通左斜め45度ぐらいにこの人がいて、2メートル先にとか、真正面に5メートル先に何々さんがいてとかっていう感じで、その距離感とか方向性ってのが音にはあるのに、
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このズームでやった途端、その音がベチャッと平面になってると、同じ方向から同じ距離感で聞こえてくる。これがね、とても気持ち悪いんですよね。気持ち悪いっていうか、なんていうのかな、疲れるんですよね。
音の方向って考えてみれば、例えばカフェにいるって想像したらわかると思うんですけども、左斜め上20メートル先のスピーカーから聞こえてくるBGMと、左右の2、3メートル離れた人が左から聞こえてくる声、右から聞こえてくる声とか、30メートル先のカウンターの向こうの店員さんが作業する音とか機械の音とかが聞こえてくるみたいな感じで、360度あらゆる方向からね、あらゆる距離から音が聞こえてくる。
それで立体感が出てくるっていうね、視覚情報だけじゃなくて、音での立体感というか空間の広がりみたいなものって、かなり重要だなーって思ってるんですよね。
ついついインターネット上のそういうものって、視覚情報をより立体的に解像度を上げてっていう方向に進化しがちだなーと。音の方がね、どうも平面でペチャッとなって、ゼロ距離で聞こえてくるみたいな感じになってて、そこがすごく僕は不満というか、改善してほしいな、改善してくれたら嬉しいなと思っています。
で、そういうこともあってなのかわかんないですけど、今バーチャルオフィスみたいなのありますよね。ズームでつないでる状態じゃなくて、アメマビグじゃないけど、アメマビグとかわかりますかね。2次元の空間上にキャラクターというか自分のアバターみたいなのがいて、移動してその人の近づいていくと音量感とかが調整できるみたいな感じで、
まあ実際物理オフラインに近い感じでね、距離感で音量感変わるよとか、それ音の方向までキャッチするのかな?僕使ってないからわかんないんだけども、音の方向までキャッチしてくれたら嬉しいけども、そういった感じで音の部分をそれで改善してると思うんですよね。これぐらいの距離感でコミュニケーションとってるんだなってことは、視覚的にもわかるし、音量的にもわかるし、音の方向的にもわかるしってなったら、
よくない?オフラインに近くない?みたいな感じでバーチャルオフィス、よくない?っていうのが今あると思うんですけども、今度ね、やっぱり視覚情報とそういう聴覚の情報だけじゃやっぱりダメだと僕は思ってて、さらに注文つけると、この人今忙しいかなとか、今声かけていいかなっていうのは、その単純な距離だけじゃわかんないですよね。今忙しいのにあいつ近づいてきたよみたいな状況になるじゃないですか、やっぱりバーチャル上だと。
それよりも今この人集中してそうだな、忙しそうだな、今声かけるのはちょっとよくないなみたいなのが、空気を読むじゃないけども、やっぱり察することができるっていうのはその人の表情とか漂うその空気感みたいなものを感じするみたいなね。それはやっぱりね、簡単にはいかないんだろうなーっていうことを感じますよね。
やっぱりそのオンラインでオフラインを目指すっていうのはとても難しいことなんだろうなーって思ったりしますね。で、その視覚情報、聴覚情報じゃなくてその距離感みたいな話になってくると、SNSなんかはもっとわかりやすいなと思いますね。
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アンチコメントとかね、知らない人から絡まるの怖くてあんまり発信できないんだよなーっていう人って多いと思うんですよね。自分の意見とか本当は言いたいし、それでそういう価値観の人と繋がれたらいいなと思ってるけど、なんかそれ批判されたら怖いなーとか文句が言えたら怖いなーと思ってる人って多いと思うんですけども、でもね、考えてみてほしいんですよね。
オフラインで例えてみると、それがいかに異常かっていうことなんですよ。この縦横に広がった空間の中で知らない人がいきなりゼロ距離で文句言ってくるってすごいことだと思う。怖いですよね。
例えば、またカフェに例えますけども、結構Twitterで別のフォロワーがそんなにいない人は僕も含めてですけども、そんなにフォロワーがいない人とかがつぶやくって、例えばカフェで独り言言ってるに近いんですよね。カフェで、あー今月ちょっと忙しいなーとかっていうことを、例えば独り言ボソッと言ったら、横から知らない人が忙しいとか言ってるけどさーとかって言われたら怖いですよね。誰?って感じじゃないですか。
インターネットってその状況なんですよね。独り言言ってるつもりとか、もしくは目の前のお友達に言ってるつもりが、隣の人から知らない人がいきなり文句言ってくるみたいな。それやっぱ怖いですよね。
で、どうするか。オフラインだとどうするかっていうと、席を移動したり、逃げたり、まあ逃げるんですね。席を移動したり、無視したり、警察の通報したりっていう感じじゃないですか。そう考えると、インターネット上でね、システム上そうだって言われたらそれまでかもしれないけども、オフラインに例えるなら結構異常な状態なんですよね。いきなり知らない人がゼロ距離でなんか批判的なこと言ってくるとか、批判的じゃなくてもいいですよ。
なんか前向きなコメントでもいいですよ。あなたのファンですとか言ってきたとしても、カフェで独り言言ってる時に隣であなたのファンですとか言ったら気持ち悪いですよね。怖いですよね。っていう感じで、インターネットっていうのはこのゼロ距離でコミュニケーションが取れてしまうっていう、なんかその距離感が狂ってくるっていうのはあるかなと思ってます。
僕はですね、インターネット上でもかなりオフラインみたいな感覚を意識して、知り合いの知り合いとか自分が知ってる人のコミュニティみたいな、その割と近さを感じれる人にはリアクションしたりするんですけども、知らない人からはですね、どんなネガティブな発言でもどんなポジティブな発言でも全無視するっていうのをやってますね。いわゆるオフラインでめっちゃ知らない人から批判されても気持ち悪いじゃないですか。
だからそういう感覚で結構インターネット上のコミュニケーションはかなりサバサバしてるというか、知り合いの知り合いだったら挨拶ぐらいはできるじゃないですか。オフラインだったらね。だからインターネット上もそうしてるんだけども、オフラインの感覚を持てば発信するのは怖いとかってあんまないんじゃないかなと。すぐブロックすればいいし、無視すればいいと思うんですよね。なんかそれが悪いなとか怖いなって思いがちだと思うんですけども、オフラインに例えてみると変質者ですよね。
変質者の対応っていうのはオフラインでやってるように変質者に対応すればいいのかなと思いますので、せっかく自分が何か発言したいとか独り言言いたいっていう気持ちを我慢する必要ないのかなと。それを積極的に発信して、必要な人に届けていくってことは全然やっていいんじゃないかなって僕は思ってます。
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とはいえですね、僕がやってるような活動、例えばこのポッドキャストもそうですけども、あとはノートでエッセイを書くとかっていうのは、カフェで独り言言ってるっていうよりはどっちかっていうと街頭演説に近いのかなというふうに思いますね。
フォロワーの数とかにもよってはですね、人がいる場所で街頭演説してるのか、人がいない場所で街頭演説してるのかっていう環境の違いがあっても、シチュエーションとしてはですね、街頭演説をしてるようなものなのかなと、一人でマイク持って喋ってるみたいな状況に近いのかなというふうに思ったりするんですよね。
それでもですよ、普通街頭演説でヤジ飛ばされるとか文句言われるって言っても、10メートルとか20メートルとか離れてる人が言ってくるわけですよね。バカヤローとか死ねーとか言ってくるわけですよね、遠くから。遠くから街頭演説邪魔する人がいても、知るかと。うるせーよって感じになりますよね。
ところがね、インターネット上なら、自分が街頭演説してたら目の前に立たれて死ねよとかって言われるわけじゃないですか。やっぱ怖いというか嫌ですよね。せっかく自分の思いをマイク持って語ってるのに目の前に立たれてね、ゼロ距離でね、そういう暴言吐かれるってやっぱりね、傷つく人は傷つくんだろうなというふうに思いますよね。
だからインターネットのコミュニケーション、オンラインのコミュニケーションの課題っていうのは、この奥行きのなさね、距離感があればそういう暴言も緩和できると思うんだけども、すごい遠い人が遠い距離から言ってる、知らないよって思えるけど、ゼロ距離で言われるからなんかすごい傷つくっていうことはあるんだろうなーというふうに思ったりしますね。
それを解決するというか、っていう期待が持てるのがVRとか、もうちょっと先にホログラムとかね、3Dの出てくるものとかっていうのは、実際その奥行きっていうのがあるだろうから、ちょっと期待できるなぁと思うんですけども、かといって今VR、僕も一回ヘッドマウントディスプレイとか買ったんですけど、酔うし、
かといってみんながそれつけてる世界ってあんまり想像できないんですよね。VRが今のスマホぐらい普及してくれればですね、このオンライン上のコミュニケーションもよりオフラインに近づいていく感覚はしますけども、スマホぐらい普及してくれないとね、
例えば全員から系なのにインスタグラムって流行するはずないじゃないですか。っていうのと一緒で、やっぱりこうVRをみんなが使うようにならないと、そのVRのコミュニケーション、VR上でのコミュニケーションみたいなものは普及しないんだろうなーとかって思うと、いつそういう時代が来るのかなーっていうことはちょっとね、想像がつかないですね。
僕はですね、仕事でディスカッションの習い事を子どもたちに提供するみたいなことで、教育サービスを提供してたりするんですけども、このコロナ以降ですね、Zoomのサービスとか始めたんですが、オンラインコースみたいなのを始めたんですけども、これがなんかVRでやれたらすごいいいなーとかね、空間があって、空気があって、方向性があってっていう中で、
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コミュニケーションとれたらもっと臨場感があるんだろうなーとかっていうね、すごいね、技術の進歩、そしてその技術の進歩にですね、人々の価値観とか感覚が追いついてきてですね、オンラインコミュニケーションが、いわゆるデジタルのコミュニケーションがよりアナログに近づいていくっていうのが達成される世界が来たらいいなーってすごい期待してるし、そういう世界がなるべく早く来てほしいなーっていうふうに思っています。
皆さんはですね、今日の話聞いてそのインターネットのコミュニケーションの奥行きですね、奥行きがないよねって不満に対して、皆さんどんなふうに考えていますでしょうか。機会があればですね、ぜひその意見交換できればな、対話できればなというふうに思いますし、機会がなければですね、ぜひSNS等でコメントしていただけると参考にしていきたいなというふうに思っています。本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。
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