地方自治体のウェブサイトの進化
このポッドキャストは、ギークな二人が興味がある技術や熱中していることについて語る番組です。
ゾウエです。
最近の、ちょっと僕の個人的な動きに関わってみたいなところを入り口に話したいんですけど、
最近、粗大ごみの出し方っていうのを確認するために、住んでいる自治体のホームページを見に行ったんですよ。
以前だと、大ごみの出し方ってまあまあ難しいじゃないですか。
以前だと、いろいろ調べた末に諦めて、最終的に電話で自治体の担当部署に連絡してっていうことをしたんで、
今回も参考程度に一回Web見て、結局最後電話しなきゃいけないかなぐらいの気持ちでWebを見に行ったんですよ。
そしたら、Webページがアップデートされてまして、今までそんな機能なかったんですけど、
メアアド登録すると申し込み用のページのリンクが貼ってあるメールが届いて、そこから申し込みするみたいな形式にだいぶ進化してたんですね。
何段階か飛ばすぐらい進化したなと思ってて。
普段から頻繁に自治体のサイトって見に行かないから、急な進化を見たなって思ってるんですけど。
こんなことがあったんで、自分がこれまで住んできた自治体みたいなウェブサイトをザラッと見に行ったんですよ。
そしたら、結構進化してて、特に見た目ですよね。ぱっと見で進化してる分多かったんですけど、
フォントオーサも使われるようになってるとか、UIがマテリアルUIっぽいCSSのなんか使ってるなみたいな。
だいぶ綺麗になってて、記憶の中にあるウェブサイトよりだいぶ新しめな感じ、今っぽい感じに変わってたんですよね。
調べてる中で、そういうふうなことをしてると、どういうCSS読んでるのかなみたいに開発者ツール開くじゃないですか。
そしたら、コンソールにボディってだけ、コンソールログが入ってる、スクリプトが入ってる自治体を見つけてしまったんですけど。
そういうのがあって、頑張りつつレビューとかされてなさそうだなっていうところもありつつっていう感じですね。
今、自治体ウェブサイトってみんな力入れるようになったんだなって感じがあるなって思ってます。
こういった自治体ウェブサイトの回収って、なんで今このタイミングでやられるようになったのかなってことを思ったんですけど。
デジタル庁ができたってことの影響ってゼロじゃないと思ってて、そこの影響が大きかったと思うんですよね。
具体的に全国自治体ウェブページを新しくしようみたいな省令が出てたりとかはするのかちょっと確認してないんですけど。
そもそも国が省庁を作るくらいに、デジタルちゃんと力入れましょうね。昔からITを一頭と言ってみたり、あんな事態もいろいろあったんですけど。
あれも含め、ここまで来て、ちゃんと省庁ができるくらいになったっていう事実が、地方自治体のウェブサイトを回収するってことに関して予算つきやすくしてるんじゃないかなと思ってて。
どうですかね。こういう時代の流れみたいなものって感じますか。
時代?まあ、難しいところですけど、直近で言うと、免許証の更新に行ったんですけど。
はいはいはい。
この間。その時に、確か東京都内の免許の更新は、インターネットでの予約が必須になってるはずですね、既に。
確か2月からだったと思うんで。2024年2月から、確か事前予約が必要っていう風になってたんで。
私も今年なんで、覚悟しておきます。
他の都道府県はわかんないですけど、都内に住んでる方は、それが必要にはなるはずですね。
なるほど。むしろ今の話って、コロナ禍の頃に導入されてなかったんですねって感じがしますね。
いや、てかね、多分導入理由自体は別にコロナ禍どうこうではなくて、混雑感はあったんで。
今あって、免許更新センターが、いつからいつ、何時に開いてるから来てね、みたいなだけじゃないですか。
はいはいはい。
いつ何人来るかわかんないんで、それを制御するっていうのがメインだと思いますね。
確かに、この時間に行ったら間に合わないかもしれないなーとか思って早めに行くっていうことをずっとしてますよね。
進化したUIと海外クラウドの利用
どうなんですかね、あれって結局混雑してもいいと思って、免許センターが運営されてるのか、もともとですよ。
その混雑してもいいぐらいにバッファーとしての人員がいたのが、昨今の事情で人が少ないから、合わせるようにしたのか。
なんか理由はいろいろあるそうですけどね。
その辺の事情はちょっとあんまりよくわかんないですけどね。
雑炊はするますけど、みたいな感じですけどね。
さっきのウェブサイトを私ザラッといろいろ見てたときにですね、
ウェブの開発者みんな入れてるかもしれないツール、ワッパライザーってあるじゃないですか。
それぞれのサイト見てたら、結構ホスト先がAWSだったり、クラウドフレア使ってますみたいな感じで、
海外クラウドが多用されてるなと思ってて、
この辺は地方自治体サイトだからこそではちょっと勝手な思いですけど、
国産で賄えるといいですねっていうことをちょっと思いましたね。
どうなんですかね。今はちょっとわかんないですけど、
AWSとかっていうわけではないですけど、今から何年前だ?
6、7年前くらいにクラウドがいわゆるバズワードだった時期があったじゃないですか。
その頃の国産のクラウドって別にクラウドじゃなかったんですよね。
前からあるサーバー一大菓子みたいなのと変わらなかったんじゃないっていう。
正直、どこにサーバーがあるかわかんないだけじゃなかったですか。
実体が一階層マスクされてるだけというか。
どこにサーバーがあるか教えてもらえないだけで、
AWSとかGCPとかの利点っていろいろあると思うんですけど、
クラウドっていう言葉だけ先行しちゃって、どこにあるかわからなければいいみたいな感じになってましたけど、
でもその頃なんでクラウドが流行ったかっていうと、
簡単にインスタンス立てたり閉じたりとか、スケーリングとか簡単にできたりとか、
そもそもそのネットワーク周りの設定をこっちでできたりみたいなのが揃ってて、
クラウドっていうかAWS、GCPが喜ばれてたわけじゃないですか。
でもその頃の企業向けのクラウドってマジでどこにサーバーがあるかわかんないだけで、
やってることは別に遠隔にSSHして、アダコーダみたいなのと何も変わらなくて。
それで言うと何ですかね、VPC切れるかどうかみたいなところが大きな違いだった?その時代の。
デジタル庁と国産クラウドの影響
ネットワークなんかも別に企業向けであるガチガチで、こういうふうにしてくださいっていう依頼ベースでしかないみたいなね。
なるほど。結局内部のインフラ屋さんがやってくれるっていう。
じゃあデータセンターにここの区画ねって持ってるのと何か違うの?って言われると、
何かどこにあるかわかんないなーっていうだけのサービスが多かったイメージですね。
なるほど。それはクラウドではなくて霧では?みたいな。見えないだけでは?みたいな。
いやあの今霧って言いましたけどフォグっていう単語があるんで、それとぶつかるからちょっと気にしつつ。
見えないだけみたいな感じがありますね。
まあそれからに流れて、今はたぶんそんなことない。
現代って言うとコノハとかね、いろいろあると思う。そっちはもうそんなことはないっていうのは認識はあるんですけど。
そっから脱却できてるのかな?みたいなのは気になるところではありますね。
そうですね。
たぶん企業で使ってるものの大半は脱却できてないんじゃないかなと思ってます。
そうですね。全然そこに投資されてる感じはしないですよね。
それで言うとあの当時それこそAWSは元々Amazonで使ってたインフラを部分的に外出しすることができて、
貸すことができるっていう気がついたところからだったみたいなことを昔読んだ気がしますけど、
そこに目をつけてそこが儲かると思って大きく投資したっていう当時の決断すごいですよね。
先見の目がありすぎるというか。
昨今で言うともちろんAWSが一番早くて、そこに追いついたAzureすげえなとかも思いますけど。
Azureはでも元々人気はあったと思いますけど、日本だとっていうとはちょっと違うかな。
エンジニア界隈だとあんまりAzureの話出てこないですけど、でも海外とかだと元々強かったし、
最近はオープンAIとの関連でね、またさらにAI周りだったらAzureかなみたいな選択も出てきてはいるとは思ってるので。
なんか後発だからこそどうやったらうちは魅力的になるかっていうのを戦略的にやってそれこそオープンAIと組んでますよね。
マイクロソフトが組んでるっていうのが正しいんでしょうけど。
それこそ日本だとAWSじゃなくてAzure選んでるところって、そもそもオフィスをでかく買っててみたいな経緯が。
マイクロソフト製品に馴染みがあってっていうのが大きい気がしますね。
あとはそのドットネット系のアプリケーションを元々扱ってるとか。
あとアクティブディレクトリをもう自社でサーバー作りたくないとか。
そっちの要素が。てかそっちの要素が海外でも結構強いみたいな価値なんじゃないですか。
確かにそうですね。
そうですね。どうなるんですかね。国産クラウドにちゃんと。
国産クラウドで今回採用、さくらさんがされてるのはありますけど、今後盛り上がっていくといいですよねというところですね。
そうですね。
今回はゴミ出しをきっかけに地方自治体のウェブサイトをいろいろ見てみたというところでお話をしてきました。
よかったらですね、皆さんは今現在お住みの自治体のウェブサイトを見てみて、
意外に新しいっぽいじゃないみたいなことを思っていただけると面白いのではないかなと思います。