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2024-05-11 10:00

「売上を安定させない」ことの隠れたメリット

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はい、おはようございます。皆さん、日本の地方かけるフリーランス、個人事業主ということで、私、瀬戸内海の島で漁師をしている坂井朗がお届けしてまいります。
ということで、今日のテーマはですね、売上が安定しないようにわざとする意味と意義というテーマでお話をしていこうかなというふうに思います。
売上って安定してた方が良くないっていうふうに誰もが思うと思うんですが、売上に波を作るというか、
安定させない、あえてさせないっていうことの意義だったり意味っていうのもあるよなっていうふうに、いろんな商売の人が実は島で周りにいらっしゃるんですね。
で、そういう人らのやり方を見ていて、勉強になるなぁと思う頃、すごくたくさんあるんですよ。
で、主に2つでして、例えば1つ目で言うと、結論から言うと、サブスクリプション型のビジネスをやっている人ですね。
毎月定期購入をしてもらっているであったり、毎月一定の業務委託費をもらっているみたいな人。
これはお給料だったりサービス料を払ってもらう立場からすると、確かに毎月一定払ってもらうことが望ましい。
けれども払う側からしたら、そのサービスがちょっと一旦縮小したいなぁとか、例えばそうだなぁ
ネットフリックスとかアマゾンで考えてみると、この月はめちゃくちゃ見たいけど、この月は全然見ないみたいな時ってあるわけじゃないですか。
そういう時でも、めちゃくちゃ見る時はお得だけれども、見ない時っていうのは、もう少しダウングレードみたいなのができたらいいよなぁ。
普段は980円だけど500円にできたらいいなぁ、みたいなことを思ったことがある人いると思うんですけど、
そういうものと一緒で、例えばダウングレードができるみたいなことであったり、一旦お休みができるみたいなことっていうのがあったりすると、
すごく長い目線で言うと、そのサービスを嫌いにならなくなるんですね。それがずっと低額で課金され続けてしまったり、
解約がしづらかったりすると、元々好きで課金し始めたサービスもちょっと嫌いになってしまったりとか、
長い目線で、それこそ10年20年みたいなスポンで付き合ってくれなくなってしまうっていうのがあるんですね。
なので、坂井自身もキカムロヒジキという、かなり高い高級ヒジキを販売してるんですけども、
それでもお野菜定期便という、毎月の季節の品が届くようなお野菜定期便をやっていて、
定期便のお客さんには必ず一時停止とかキャンセルとかスキップっていうのをもう存分に活用してくださいと、
むしろ活用してもらわないとこちらとしては毎月一定の量のヒジキが届いて食べきれる人って少ないと思うので、
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ちょっと不安になるんですというちゃんとした説明書きであったり、たびたび連絡を取り合ったりということで、
今月ちょっとお休みしますとか、今月はちょっとスキップでとか、2ヶ月ちょっと一旦お休みでみたいなのっていうのをたくさん活用していただいてるんですね。
そうすると当然売り上げに波は出ます。
なんですけど、長期的にはすごく継続率が上がったりだったりだとか、お客さんの満足度が上がったりだとか、
一旦やめたとしてもまた戻ってきてくれるっていうそういう流れが作れるかなというふうに思ってるんですね。
なんで売り上げに波を作るっていうことは、お客さんに長い目線で向き合うことにもつながるっていうことにもなるんじゃないかなというふうに思っています。
なのでそのあたりのことっていうのは、やっぱり相手の懐事情、相手の生活事情、
自分がサービス提供する、自分が物であったりサービスを提供する人の人生であったり、
ライフスタイルであったりっていうのを想像しながら、その人の資質にうまくデコボコを作って長く付き合えるように気を使うっていうことっていうのをやっぱりやれることっていうのはすごく売り上げに凹凸を作ることの一つの大きなメリットかなって思っています。
2つ目がですね、これは自分自身というか自分たちにとって良いことですね。
社会自身はめちゃくちゃ季節労働なんですよ。
冬は肥治企業、今の5月のシーズンはニンニクが収穫できる。
これから5月の中下旬に向けてサツマイモを植え付けて、秋はサツマイモみたいな感じで、三毛作的な感じなんですけど。
今の例えば6月とかは梅雨のシーズンなんで雨が降るし、そういうときは非常に乾燥期が訪れるんですね。
なので売上げに結構波があるんですよ。
波があるっていうことは忙しさにも波があるっていうことで、肥治企業のシーズンなんかは12月から4月までもうなんというか、本当に3人分ぐらい働くんですよ。
物理的に3人分ぐらい働くっていうことがやっぱりあったりするんですが、それ以外の例えば6月とかになると本当雨の日だったりすると、
なんかもう、やることがないからすごく割とのんびりできるみたいなところがあって、
逆の場合はその合間にパソコン仕事を入れちゃったりしてるんで、ずっと働いてみたいな感じになってしまってるんですけど、
働くことイコール生きることだみたいな感じで、ちょっとそういう人であればまあそれいいと思うんですけど、例えばそうだな、
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ジャガイモ農家さんの話を結構よくするんですが、
北海道のジャガイモ農家さんと実は坂井自身が新婚旅行でクロアチアに行った時に同じパスになって、
ちょっと手伝いに行かせていただいたことなんてあるんですけど、毎年8月はもうなんていうか朝から晩まで寝ないで働くみたいな感じなんですが、
反対に2月頃はもう雪の下に畑がね雪の下に行ってしまうので、
もうやることはなくなってしまうっていう時にちょっとこう毎年2月は海外旅行シーズンなんだよねみたいなことを言ってて、
こういうライフスタイルってあるんだと、これに至る経営であったり生き方をしている人って結構自営業の中にはたくさんいて、
それから島の中で蜂蜜生産している人なんかも1月はもう完全に丸々オフにするんだみたいなことを言っている人っていうのもいたりして、
あとは隣の集落でコーヒー屋をやっているコーヒー屋さんなんかも午前中は毎日全部休みだったり、
すごいですよね、その要は休業期間っていうのを自分でちょっと変な形で儲けることができるっていうのは、
すごく自分自身のライフスタイルであったり生活っていうのを重視しやすい。
仕事だけではなくて生活であったり人生全体をトータルでコーディネートしやすいっていうことが売り上げに波を作る。
つまり繁忙期と換算期を意図的に作り出すであったり、そういう産業であったりそういう生き方をすることで、
すごくメリハリのある生き方ができるんじゃないかなというふうに思っている。これが2つ目のメリットですね。
なので売り上げって安定した方がいいよねって思うことはもちろん確かにそうだと思うし、
確かにその繁忙期と換算期明らかに分かれている産業であったり仕事であったり売り上げの作り方っていうのをすると、
ある意味短期的にはちょっとリスクリスキーではあったりするんですけど、
すごく長い目線、それから10年とか20年とか場によっては4,50年っていう単位で見たときにやっぱり
息の長い商売につながっていくよなぁなんていうことを思ったので、あえて売り上げを安定させずにやっぱり自分の人生を大切にする。
それからお客様の人生ライフスタイルを大切にしてみるっていうことを意識してみると結構大事なんじゃないかなというふうに思っているという話でございました。
繰り返しと一つ目が売り上げ波を作ることの一つ目のメリットはお客様の人生を想像して、
例えばサブスク型のビジネスだったとしても、例えば一時停止ができたりキャンセルができたり、そしてちょっとしたアップグレードプランがあったりみたいな感じで、
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いろんな状況に応じたプランを用意できるっていうことが売り上げの波をあえて作ろうとするからこそできること。
そうすることでお客さんの長い目線でのニーズであったり、長い目線で事業を応援してもらえるようになるというのが一つ目。
二つ目が自分自身のライフスタイル、人生プランであったり、ちょっとした長期のお休み、あるいは午前中全部休むとか午後全部休むとか、
そういう自分自身のちょっとしたライフスタイルの変化に対応しやすい仕組みづくりにもつながるんじゃないかというお話でございました。
はい、ということで今日はこのところで終わりにします。それでは皆さん良い週末を!
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