設備投資の重要性
はい、おはようございます。土曜日の朝は日本の地方かけるフリーランス、個人事業主ということで、私、瀬戸内から島で領収している坂井力をお届けしてまいります。
ということで、今日のテーマはですね、何でも借りられる時代に、あえて設備投資、購入をするメリット、というテーマでお話をしていこうかなというふうに思います。
若干大げさかもしれないですが、設備投資、分かりやすく言うと、例えばパソコン一つでもそうですよね。
リースしたり借り、誰かに借りたりリースするっていう選択肢っていうのもあるわけじゃないですか。
そうすると、対借対承表に載せなくても、小額資産なんで、なかなかちょっと扱い難しいですけど、
例えばですよ。例えば小額資産だとしても、バラシードに載せずに済んで、なおかつ、
いきなり初期コストがドーンと必要じゃなくなるっていうところでは、最初借りられるものは借りて始める。
小さくスタートするみたいなことは結構ありだと思っていて、坂井自身もそのスタイルでやってきたんですね。
それこそ納期具とか料の道具とかはみんな師匠に借りてたし、
初先輩方にいろいろ貸してもらいながら、例えば土地も貸してもらってたし、倉庫も貸してもらってたし、
事業資産をいろんなところから借りることができたっていうのはすごく大きなメリットだった。
なので一番最初の頃は、最初から物を買うっていうんじゃなくて、借りて小さくスタートするっていうことがすごく良かったなというふうに思っています。
効率と楽しさの向上
一方で最近はどんどん設備投資を自前でしているんですね。
例えば自宅兼事務所、そして倉庫兼加工場兼事務所みたいなものを設備投資して建てて、借金して建てて、
そして重機とか、それこそビニールハウスとか、あるいは最近設備投資したものっていうと、
ひじき、私ね、煮付けにせずサラダで食べてる最高級ひじき、置物ひじきの生産加工販売をしてるんですが、
ひじきって磯から取ってきて、干し場で干さないといけないんですよ。
干すんですけど、普通に何にも設備投資次第で干そうと思うと港のコンクリートの上に干したりとか、
あるいは小さい干し網みたいなプラスチックの枠みたいなのが所先輩方がいろいろ持っていて、
それを借りて干すみたいなことができるんですけど、
でも例えばうちの師匠だと干し枠をわざわざ木と金網みたいなプラスチックのネットみたいなのを買ってきて、
わざわざ作るんですよね。
そうするとやっぱり能率が上がるんですね。
これって先輩が持っているものを買ってやっても能率は上がるんだけど、
自前で作ると何が起きるかっていうとですね、
これちょっとずっこけないで聞いてくださいね。
ちょっとずっこける人がいるかもしれないですけど、
やる気が上がるんですね。
これね、楽しくなるんですよ。
仕事が。
えーそんなこと?って思うかもしれないじゃないですか。
俺もそんなこと?ってちょっと思いながら喋ってるんですけど、
でもね、最近仕事が楽しい。
働いてて楽しい。
そのね、労働自体はきついんですよ。
だってさ、
仕事時間かけて、
夜中の膝に行って、肘切りをひたすら買って、ひたすら運搬して、
で、それを朝になったら取りに行って、
取りに行くのと同じくらい時間かけて、
洗濯物が3、4棟あるようなイメージですよ。
ずっと星場に広げるんですよ。
なんですけど、自前で作って、
わざわざ木材買ってきて、
トリカルネットっていう、
ちょっとプラスチック製の、
ちょっと丈夫なネットを買って、
それなりにお金かかるわけですよ。
何十万とかかるわけですよ。
木材が高くなってますからね。
だけど、物価が上がっていく世の中においては、
ちょっと真面目な話をすると、
木材価格なんかこれからも上がっていくだろうし、
例えば重機の価格もこれからもずっと上がっていくだろうし、
今この瞬間がやっぱり一番安いと。
物価が上がっていくってことは、
その仕入れ、設備投資の値段っていうのも、
今が一番安くて、
今後入ってくる収入率ってグイグイ上がっていくわけですね。
例えば非時期なんかで言ったら、
これから日本国民の需要は下がっていくはず。
1億2千万人いたのが、
将来的には5千万人になり、
4千万人になり、
3千万人になっていくっていう、
これからの100年ですけど、
それよりも圧倒的に供給者、
つまり生産者の減りの方が早いので、
どう考えたって生産者あたり、
供給者あたりの売り上げっていうのが増えていくわけですね。
だから単位あたりの売り上げが、
どう考えたって上がっていく。
実際5年前ぐらいからその傾向が顕著になってきている。
これはどの業界でも局所的に起こっていくことだと思ってます。
確かのものをきちんと供給できる人であれば、
間違いなく、
提供するサービスや商品の価値っていうのは、
物価っていうのは上がっていく。
すごいでしょ。
例えば漁協におろす非時期、
置きかもり非時期っていう、
自分で生産株を販売しているものは、
12月の新米だけを使ってやっているんですけど、
それ以外の時期、
例えば今の2月、3月、4月なんていうものは、
長く伸びた非時期を買って、
それを乾燥させて漁協におろすっていうことをしていったりするんですけど、
その漁協におろす単価も5年前のほう倍どうじゃないか、
2.5倍ぐらいになってたりするんですね。
みたいなことっていうのはどんどんどんどん起きていく。
そのためにやっぱり今設備投資をしておけると、
すごくこれから先が業務効率が上がるし、
それって借りてすることもできるんじゃないということも言えると思うんですけど、
やっぱり自前の資産にすることで、
会計上のメリットとか借金ができる、
借りるができるからよりたくさんの投資ができるみたいな、
そういう数字的なメリットはもちろんあるし、
物価が今高くなってるから早めに買って、
入ってくる自分の収入についてはどんどん上がっていくわけだから、
理論的にはみたいな、そういう話ももうそうなんですけど、
それよりも何よりも、
働くことが楽しくなる。
充実した仕事と人生
生きることイコール働くこと、働くことイコール生きること、
みたいなスタイルでやっていきたい人にとっては、
さっさと買いたいものを買う。
それで自分で事業をやる。
この楽しさっていうものを、
ぜひ一回感じてほしいと思います。
パソコンでもそうだと思う。
いいスペックのパソコンを買っちゃった。
頑張ろうってなるわけですね。
それと一緒だなと思います。
だから逆に言うと、
ひじきの干し網用の木材を今10万円分ぐらいドカンと買って、
こんなに木材買うことになるとは思わなかったなと思いながら、
なんですけど、
自分で作った干し網、
何のこっちゃと思いながら聞いてるかもしれないですね。
干し網の話をこんなに熱弁されてもわかんないと思うかもしれないですけど、
仕事道具ですよ。
だから仕事道具を自前で借りてね、
今まで親分であり師匠のところのやつを全部借りてやってたんですけど、
もちろん今も一緒にやってるんで借りてますよ。
なんですけど、
師匠の干し網で干しきれないものぐらい取るんですよね。
その分をうちの自宅の周りにまた新しく設備として干してるんですけど、
やっぱり自前でやると楽しい。
借りてきたものだとやっぱり借りてきたものなんだなっていう、
当たり前の、
当たり前じゃねえかっていう話なんですけど、
借りてきたものは借りてきたものなんです。
キビみたいな話をされても、
何を言ってるんだこいつだって話かもしれないですけど、
でもね、僕今、
干し木を干す作業が楽しくなったんですね。
取ってきて早く干したいみたいな。
そんなね、そうするとね、
毎日が楽しいし、毎日が幸せだし、
仕事って楽しい時ばっかりじゃないけど、
でもその中にもね、
もう今日ちょっと体きついから、
お腹いっそに行くのやめとこうかなと。
いやでもせっかく、
せっかくあれ頑張って買って作って、
設備投資したビニールハウスも、
干し枠も今空いてるんだから、
ちょっと頑張って取っておこうよかなみたいなね。
ということでさ、
昨日なんかね、
小雨の中が降る中、
急に向かって収穫してきたわけなんですけど、
まあまあそんな感じですね。
やっぱり仕事の時間をする時間って、
人生でかなり長いわけじゃないですか。
寝る時間、働く時間、
そして余暇の時間。
で、余暇の時間、
寝る時間ばっかり考えたくて、
やっぱり仕事をしている時間を
いかに楽しく充実させるか。
これがやっぱり人生のですね、
豊かさにつながっていくんじゃないかと思って、
坂井自身は設備投資をしております。
ということで、
皆さんもぜひ、
あがる設備投資やってみてはいかがでしょうか。
それでは皆さん、
良い週末をお過ごしください。