忘年会の実施予定と飲食店の懸念
群馬県のニュースをお伝えします。
(1)忘年会を実施しない企業が過半数となり、飲食店は宴会離れを懸念しています。
調査によりますと、県内企業に忘年会や新年会の実施予定を尋ねたところ、
回答した65社のうち実施しないと答えたのは、過半数の52.3%で実施するを上回りました。
コロナ禍前に実施していた企業7割のうち、半数が実施を見合わせています。
飲食店や関連業者は、生活様式の変化や物価高騰による忘年会離れを懸念しています。
理由として、社内の開催ニーズの低下や費用の削減などが多く、
コロナ禍を経て社内イベントが検討され、社員の意識が多様化していることなどが、
実施率に影響したとみられています。
(2)県内の男性教員が育児休業30%を取得していることが分かりました。
県内公立高校の男性教員の2023年度育児休業取得率は、
市町村立学校がおよそ30%、県立学校がおよそ33%で、
2022年度から2倍以上に上昇したことが明らかになりました。
県教育委員会は、
代替職員となる、
臨時教職員の確保に努めたことが要因としています。
また、2022年度から仕事内容や待遇、やりがいなどを伝える希望者説明会、
2023年度から出産・子育てなどで教育現場を離れていた人向けの研修講座をそれぞれスタートしています。
育児休業の対象者が安心して休めるようにしたほか、
育休制度の周知徹底にも力を入れてきたということです。
大外職員の確保に努めたことが要因として、
(3)大学共通テストの出願数は49万人でした。
大学入試センターは5日、来年1月13日、14日に実施する大学入学共通テストの確定出願数が、
前回から2万668人減少の49万1913人だったと発表しました。
このうち、群馬県を受験地とする出願数は337人減少の
7713人でした。
50人割れは、大学入試センター試験として行われていた
1992年以来ということです。
(4)踏切で車を脱輪させ、電車の往来を危険にさせた疑いで、
男を逮捕しました。
高崎署は5日、過失往来危険の疑いで、
住所不定無職の藤沢容疑者(70)を逮捕しました。
藤沢容疑者は、11月7日午前7時、
25分頃、高崎市吉井町の上信電鉄西吉井から
上州新屋までの踏切で、運転する乗用車の右前輪を脱輪させ、
電車の往来を危険にさせた疑いがあります。
警察によりますと、電車と車の接触はなく、
乗員乗客に怪我人はいませんでした。
踏切には遮断機や警報機はなく、
脱輪から約1時間20分後に車を撤去して、
運転を再開しましたが、この影響で2本が運休、5本が遅延しました。
警察は、詳しい状況を調べています。
(5)うまいもん甲子園で、勢多農林高校が優勝しました。
11月に東京都内で開かれた高校生の料理コンテスト、
第12回ご当地絶品うまいもん甲子園決勝大会で、
勢多農林高校食品科学科の生徒3人が優勝しました。
甘じょっぱい味わいに加え、こんにゃくや枝豆など、
焼きそばやお好み焼きに入った具材で、
一口ごとに香り食感が楽しめる一品、
群馬のお好み焼きそばで、全国79校304チームの頂点に立ちました。
関東甲信越エリアの学校が優勝するのは初めてということです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。