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群馬県のニュースをお伝えします。
冬のボーナスと消費者物価
(1)今年、冬のボーナスについて、県内中小企業に東和銀行研究所が行ったアンケートで、支給額は、回答があった企業平均で35万1800円余りとなり、去年より2万円余り増える見通しとなったことが分かりました。
アンケートは、東和銀行経済研究所が取引先中小企業を対象に行い、県内では12.2%に当たる146社から有効回答がありました。
その結果、冬のボーナス、平均支給額は35万1849円となり、去年の冬より2万35円増える見通しとなりました。増加は3年連続となっています。
調査した研究所は、
一方、家庭で消費するものやサービスの値動きを見る10月消費者物価指数は、去年の同じ月より3.6%上昇し、上昇率は前の月より0.6ポイント上がっています。
(2)葉が縮んでいて厚みがあるのが特徴の「ちぢみほうれん草」の収穫が伊勢崎市で始まり、
農家が出荷作業に追われています。
「ちぢみほうれん草」は、寒さで縮んだ厚みのある葉が特徴で、甘みが強く、ビタミンやミネラルなどが豊富な冬の味覚となります。
伊勢崎市は、およそ100件の農家が栽培する県内有数の産地で、先月末から収穫が行われています。
伊勢崎市内での「ちぢみほうれん草」の収穫は、来年2月いっぱいまで続くということです。
伊勢崎市内での「ちぢみほうれん草」の収穫は、来年2月いっぱいまで続くということです。
(3)インフルエンザの感染状況について、群馬県は3日までの1週間で、1医療機関あたりの患者数が、前の週より5.38人増え、38.85人だったと発表しました。
県衛生環境研究所にいますと、11月27日から一昨日までの1週間で、1医療機関あたりの平均患者数は、38.85人と、前の週より5.38人多くなりました。
保健所管内別では、
富岡が55.67人と最多となり、伊勢崎が52.7人、大田が52.6人、藤岡が47人と続き、多くの地域で国が定める警報発令目安の「30人」を上回りました。
指定医療機関からの報告があった患者数は、合わせて3380人で、年代別では10歳未満が1,679人と、最も多く全体の半数近くを占めたほか、
10代が982人、40代が217人となっています。
群馬県は先週から県内全域に警報発令しており、手洗い・うがいなど感染対策を徹底するよう注意を呼び掛けています。
(4)群馬県は、県有地で太陽光発電。1万5千世帯分を整備することを明らかにしました。
2050年
まで
に
温室効果ガス排出量を実質ゼロとする目標の実現に向け、県は6日、27年度までに県有施設と県有地に出力60メガワット相当の太陽光発電設備を導入する計画を明らかにしました。
完了すると、単純計算で一般家庭およそ1万5千世帯分に相当する年間6千万キロワット時を発電できるとしています。
候補地は、県有地や県有施設などの合わせて57.9ヘクタールで、再生可能エネルギーの利用促進で温室効果ガス削減の上積みを目指すとしています。
(5)伊勢崎市のみかん畑で園児が収穫体験を行いました。
子どもたちに収穫を体験してもらおうと、伊勢崎市寿町の高山秀美さんは6日、
自宅のみかん畑に伊勢崎市第4保育所の園児を学び、
高山さん宅での園児みかん狩りは、毎年の恒例行事で年長児14人が元気にみかん狩りを楽しみました。
みかんは「宮川早生」という品種で、子どもたちは大きく育った実をハサミで収穫し、笑顔を見せていました。
以上、県内のニュースをお伝えしました。