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皆さん、こんにちは。この番組を配信しております、北海道在住30代米農家をしておりますジョンと申します。よろしくお願いいたします。
本日は2021年12月5日、日曜日の正午過ぎとなっております。
今現在、蔡氏がいないおかげでですね、私は自由だという風なところを満喫しながら、家の中に散籍している家事を片付けつつ、会社の書類仕事をやっているというね、休みではない休日を過ごしておりますけれども、
皆さんいかがお過ごしでございましょうかね。そんなような状況でもありますけれども、一応収録をしている時間になっている風なのも撮れそうだなという風なところになりましたので、
今回は長らく撮る撮る言ってて撮っておりませんでした、架空農業界をやっていこうと思っております。
今回お話をしていきますのは、羊の木と呼ばれている、今現在はバラメツとかスキタイ人の羊ですとかダッタン人の羊なんていうふうなことを言われている植物がございまして、
こちらについてお話をしていこうと思っております。この羊の木ですとかバラメツとか言われているこの植物はですね、
私が架空農業の方で度々話題に出しております並行植物の中にも、最も古い並行植物として記載が載ってあるような植物となっております。
ただ並行植物の本の中にはですね、バラメツの方をこうとしてまとめて取り上げるというふうなことはなかったんですけども、
今回はそのバラメツについて、その並行特性とか農業利用についていろいろと考えていこうと思っておりますね。
このバラメツ、基本的に並行植物の中には載ってはおりますけれども、それ以上にですね、昔から伝承の中で伝えられている植物だったりしております。
いわくメロンのような実から羊が生まれる不思議な植物であるとか、あとは夢のない人なんかがですね、
面科を知らなかった西洋人が考えた存在しない植物なんていうふうなことを言われております。
なんですけれども、そういった植物がもしも中央アジアをはじめとした場所で発見され、人間に利用が始まったとしたら、
どのような食べ方をされるのか、そしてどのような利用が考えるのかというふうなことを話をしていこうと思っております。
当然のことながら、オープニングが終わりましたら、虚実の被幕が曖昧な世界に至りますので、その辺のことを踏まえてお聞きくださいますようお願いいたします。
というわけで今回も参りましょう。
Aノートサブカル
この番組は、近年相次いで見つかっていて農業利用をされている不可思議な植物群、
越境植物、一般的には架空植物と言われている植物の魅力や利用について紹介する農業系ポッドキャスト番組、架空農業となっております。
お相手を務めますのは、北海道は江部地で架空農業園を営んでおります、架空植物栽培課のジョンと申します。よろしくお願いいたします。
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最初米農家って言ってなかったっけっていうふうに思った方もいらっしゃると思うんですけども、こんなような一文を用意してみましたので、これからはとりあえずこんな感じで進めていこうと思っております。
今回お話をしますのは、今現在も利用が進めておりますバロメッツについてお話をしていこうと思います。
皆さんバロメッツと聞いてどのような姿形をしているのかというふうなことは、意外とこれだけ利用が始まっていてもピンとこない人の方がいるのが多いかなと思います。
なのでちょっと今回の映像とサブカラーではですね、概要紹介のポイントとしては、そもそもどんな見た目をしている植物なのか、どう食べるものなのか、どうやって育てているのか、どう変えることができるのかっていうふうなことをですね、それぞれのタームに分けてお話をしていこうと思いますね。
早速なんですけども、どんな見た目をしているのってところからお話をしていきましょうか。このバロメッツというふうな植物、検索してくださいねっていうふうに言えるのが一番早いんですけどね。
残念ながらこのバロメッツというふうな植物はですね、並行植物の仲間と考えられておりまして、その結果ですね、並行特性のおかげで記録を拒むというふうな性質を持っているんですよね。
そのため、写真を撮ったりとか動画で写したりとかっていうふうなことができなくてですね、一応ポリエフェメロール、いまだにはっきりとは言えないんですけども、ポリエフェメロールレンズというふうな特殊なレンズとかがありまして、そういうふうなもので撮ったりするっていうふうなことはできるんですけどね。
お高い機材となっておりますから、iPhoneとかスマホで撮るというふうなわけにもいかず、今現在はあまり世間的にはその姿とかっていうのは出回ってないかなというふうに思います。
なので、ちょっと皆さん馴染みがないかと思いますので、今回は今回のポッドキャストのアートワークにですね、バラメッツのイラスト絵が載せてありますので、
こちらの方をご覧にいただいて、それでこういうふうな見た目なんだなというふうなところをイメージを膨らめつつお話を聞いていただけるとありがたいと思います。
このアートワーク、ご覧にいただいてわかる通りですね、遠目から見ると羊のように見える巨大な地上系と、それと大きなシダのように見える葉っぱが咲いている、
シダ植物のように見えるようなものだったりしております。
バラメッツ自体はですね、今現在も平行植物に分類されるのか、それともシダ植物の中身に分類されるのかというふうなのが割に割れておりまして、
今現在はややこしいというふうなところになっておりますので、平行植物と現実の植物の中間であるところの堀を超えた越境植物というふうに言われることもありますし、
今現在は簡単に言って架空植物というふうなことがありますので、当番組のタイトルでも架空農業と付けておりますのでね、
とりあえず架空植物というふうな形で名前が付けられているようなものとなっております。
今現在はシダ植物の仲間というふうに言われているのが優先になってたりするんですけども、この理由はですね、そもそもバラメッツ自体が成長するというふうなところがあったりするんですよね。
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というのも平行植物は非時間に存在する植物となっております。そのため、言ってしまえば時間の化石のような存在なんですよね。
なんですけれどもバラメッツ自体はですね、成長させることができるし種取りもできるし食べることもできるというふうな特徴を持っているおかげでですね、
残念ながらこれは平行植物のような特性は持ってはいるんだけれども、平行植物ではない植物というふうな形のことは言われているようなものとなっておりますね。
そんな感じでこの辺の説明だけに時間を割いているわけにはいかないのでどんどん話を進めていきますけれども、
今現在このバラメッツ自体はですね、タカワラビと呼ばれている植物の仲間だろうというふうな形の方に言われております。
実際の見た目なんですけれども、大体の本体の食べる部分になる部分はですね、ケムクジャラの大きなジャガイモとなっております。
このジャガイモみたいな部分はですね、ほったらかしにしておくとそのままどんどんどんどん地上高が下がっていきまして、
最終的には地面からちょっと出るぐらいになった後で、そこからシダ植物のような大きな葉っぱがぴょんぴょん生えていくようなものとなっております。
この植物は毛の部分は繊維として使えないこともないんですけれども、量がほとんど取れなかったりするので、
あまり繊維ものとしては使えたりはしないんですけれども、その内側を食べるものとして扱われているようなものとなりますね。
あと見た目化すらするとですね、毛の長いキウイフルーツに見えなくもなかったりするかなと思うんですよね。
大きさなんですけれども、地上系の大きさはですね、直径1メートルぐらいの大きな玉のようないびつなジャガイモみたいな形をしておりますね。
それに地下系が地上系に伸びてついておりますので、それが羊の足みたいに見えます。
こんな感じでどんどんどんどん大きくなっていくんですけど、バラメツの畑自体はですね、生園化した畑っていうふうな状況になるんですけども、
これはなんとなく羊が放牧されているように見える、そんなような見た目のものとなっておりますね。
我々が食べることになるバラメツはですね、基本的にはこの羊のように見えているときに、この羊の胴体の部分を収穫して、それを食べるようなものとなっておりますね。
これ、説明がですね、口頭でしかできないのが本当に残念なんですけれども、バラメツはですね、動いている羊のように見えるんですよね。
これは後で詳しく理由は説明しますけれども、我々が、我々とか我々をはじめとした動物がバラメツを見るとですね、
まるで動いて生きているかのような、そんな羊のような生き物としてバラメツが見えるようになってしまうんですね。
これはバラメツが持っているバロメディンという幻覚作用物質がありましてね、それの作用によるものだったりはするんです。
なんですけれども、これが実際にね、残念ながら写真には映らないので動いているところとかはないんですけれども、
ただ実際に見ると動いているように見えて、なおかつ生きているようにも感じられる、そんなような生き物となっておりますね。
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生き物というか植物となっておりますね。
どうやって食べるのかというふうに申しますと、このバラメツを食べる部分はですね、地上系の部分を収穫して、
その収穫したものを生成して加工して、バラメツスターチと呼ばれている、要は伝仏にしてしまうというふうなのがあります。
このバラメツ自体はですね、基本的には栄養価として特筆するべきものは一切ないようなものだったりするんですね。
キュウリみたいな水分だけの何の意味もないやつというふうなものになっちゃったりするんですけれども、
それでもバラメツには味とか食感とかというふうなのは非常に豊かだというふうに昔から言われておりました。
例えば昔はそのままバラメツをかじったりすると、カニの味がするというふうに言われておりました。
現在ではバラメツの見た目からですね、ジンギスカンの味がするというふうに言われることもありますし、
あとはキュウリフルーツの味がすると言われることも多かったりしております。
なんでこんなように食べた人によって味覚とか味が違うのかと言いますと、
バラメツはですね、もともとはこのバラメツというふうな名前が起因してですね、
そのバラメツが元々発見された場所は中国の北部にある、そういう地域にあるんですけども、
この地域の元々地域にあったバラウッドというふうに言われている卵料理があるんですね。
これと名前と味が混同されて、カニのような味がするというふうに言われております。
このバラッドというふうな卵料理なんですけど、卵料理なんですけど、カニみたいな味がするそうなんですよね。
名前の連想からバラメツがバラメットに近いような味になって、
そしてその連想からバラメットがカニに似ている味だったから、バラメツもカニの味というふうな形で。
日本国内に持ち込まれた際は、カニの味がする羊のような植物というふうな形で持ち込まれておりましたので、
食べたらそれはカニの味がするねというふうにはなってたんですけれども、
ただこれはですね、基本的に見た人にバラメツがこういうふうな味とか食感を錯覚させる、
バロメディンというふうな、そういうふうな幻覚物質を持っているからというふうなのが、
今現在は説明がついているようなものとなっております。
このバロメディンというふうな物質はですね、ほんの数ミリグラム、
摂取した人が見た通り、認識した通りの味覚や食覚をその人に想起させるというふうな道具となっておりますね。
バロメディンはですね、作用基礎としては基本的にこのバラメツの回径からですね、
そのような揮発したバロメディンというふうなのがその周りには舞っているような状況となっております。
だから試したことはないんですけども、ガスマスクをつけてバロメツを見たら動いてねえなというふうなことになると思うんですよね。
なんですけれども、この周りでですね、このバロメディンを嗅いでバロメツの姿を見るとバロメツが動いているようにも見えるし、
かじりついたら羊の味がするようにも感じられるし、カニの味になったりするしというふうな形で、
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その食べた人、見た人の認識によってバロメツの味や食感が変わるというふうなものとなっています。
今現在、日本国内ではこれを利用してバロメツスターチというバロメディンを含んだ澱粉質を加工して生成されて使われているというふうなのが一般的になっておりますね。
ちなみに日本国内でこの消費をされる場合にはですね、以前はただ一言香料で済んでたんですけども、
今現在このバロメツスターチを使われているものはですね、香料、バロメツスターチというふうに表示するのが義務付けられているような状況となっております。
そんな感じでですね、バロメツ、もともとどういう目的でこの植物がこんなような機能を得ていったのかというふうなのが諸説あるんですけども、
もともとこのバロメツ自体はですね、この地上系というふうなのが胞子体というふうに言われている姿なんですよね。
これはシダ植物と同じライフサイクルをバロメツ自体はとっているんですけれども、
バロメツはですね、この胞子体になってその胞子を広げたりするのに、周りからバロメツを食べに来る動物ですとか、
そういうふうなものを呼び寄せたかというふうなことを植物として考えていたのかどうかわからないですけど、そういうふうなことを思ってたそうなんですよね。
で、それが植物を呼び寄せて、そして近くにある胞子体から胞子を広げて、その食べに来た動物に胞子を引っ付けることによって生存権を獲得していったのではないかというふうなことがありまして、
その生存権を広げるのに役立っていたのではないかというふうなことが今現在は言われているようなものとなっておりますね。
そんな感じで、今現在はこのバロメツスターチが取れるというふうなところから、今現在はこのバロメツの栽培とかそういうふうなものは利用されていっているんですけども、
その育て方とかどういうふうなところで育っているのかというふうな話もちょっと今からしていきますね。
具体的にどうやって育てていくかというふうな話なんですけども、バロメツの栽培方法はですね、一番似ているのはサンサイのワラビの育て方とほぼ同じだったりしております。
ただ感覚的に近いのはですね、アスパラの栽培に似ているかなというふうに思いますね。
要はこのバロメツの栽培自体はですね、越冬植物なんですよね。
だから越年植物と言いまして、何年も何年も繰り返し収穫ができ続けるというふうなものになってきたりするんです。
バロメツ最初はですね、日本国内でしたらだいたい10月から11月、これは北海道の場合ですけども、あたりに地下系の植え付けから始まるんですよね。
地下系を植え付けて、それを雑草に日地を奪われないように雑草の処理をしつつ、2年から3年ぐらいバロメツの畑全域に広わたるように育てていって、
そして3年目からようやっとバロメツの海系が出てきて、それが地上で大きくなっていくので、そのあたりが収穫が可能になってくるというふうなものとなっておりますね。
その後バロメツの海系自体はですね、10年から15年ぐらいは霊被とかそういうふうな地上表面に化学肥料や何やらを散布することによって取れ続けるようなものとなっておりますね。
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バロメツどんなところで育てられているかというと、日本国内では北は北海道から南は九州まで広く栽培されております。
残念ながら機械化が難しくてですね、大面積での栽培というのはあんまり行われていないような状況となっておりますね。
北海道ですと結構機械化、特に収穫はできてないんですけれども、波種に関してはできてたりしておりますので、ある程度面積が多いのは北海道が多いかなと思いますね。
あとバロメツ育てられているところが多いのはですね、意外と中山間地とかあとは工作放置基地があるところが多かったりしておりますね。
というのもバロメツが好む土壌というふうなのはですね、水はけが良くて産生に近い土壌というふうなのを好むんですよね。
だから水田から添削した畑とかで栽培されるケースが全国的に多いようなものとなっておりますね。
北海道においてはですね、体幹品種のメリノーバロメツというふうな品種と、あとは大型化するサフォークバロメツというふうな品種が今現在は雪印肥料で開発されておりまして、それが今現在は栽培されているようなものとなっております。
大体どのぐらいの数を植え付けたりするのかというふうな話なんですけれども、北海道ではですね、先ほど10月から11月、秋口にかけて植え付けを行いますという話をしましたけれども、大体単あたり3000本ほどこのバロメツの地下系という、要は茎、根っこなんですけれども、これを取り取ったものを一本一本手植えしていくというふうな作業になっておりますね。
今現在はですね、こういうふうなことをやっているよというふうなところもご紹介しておくと、北海道ではビートという砂糖の原料になる植物があるんですけれども、これと同じような栽培方式でペーパーポットというふうに言われているものがありましてね、これは自然に帰る紙でできている苗を作るための道具があるんですけれども、これに一本一本苔形を植えて、それでちょっと育てた後で機械植するなんていうふうなやり方が広まっていたりしておりますね。
このやり方をすると基本、葉種自体は結構簡単にできるようになるかなと思いますね。ただ、機械の収穫がですね、まだこれといって決定だみたいなのは残念ながら出てきていないような状況になっていますね。
で、バロメツの地上系が出てくるようになるのはですね、植え付けをした翌々年の春頃からになります。それまではバロメツは栄養系と呼ばれている形態でですね、とにかく地上に根を生やして、それで光合成をして栄養をためていくというふうな状況でしばらく経っていくんですよね。
ちなみにバロメツの畑の大半はですね、栄養系で埋め付けされております。だから一見すると遠目から見ると、草畑の中で羊が草をはんでいるようにも見えるというふうな、そんなような状況にはなってたりするんですよね。
で、このバロメツの放射体というか、その食べる部分が出てくるのは翌々年の春頃からになります。それまではずっとこの栄養系が畑を覆ってたりするんですけども、この栄養系が揃うまでがですね、結構難しかったりするんですよね。
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というふうなのも、どうしても植え付けをした後で、畑の中にこの草やら何やらというのは当然出てきてたりするんです。ちょっとこれ後で事情を説明するんですけども、以前まではですね、このバロメツスターチを作ったりなんだりするときにですね、結構除草剤を使えてたんですよね。
例えばラウンドアップとかも平気で使えてたりしてたんですけども、今現在ですね、このバロメツスターチ、ちょっと事情がありまして有機栽培が結構もてはやされるようになってきてたりとか、販売の条件に絡んでくるようになりましたので、なかなかの使える除草剤は今現在は減ってきておりまして、今現在はカルチが入れる限りはカルチをとにかく入れていって、ダメな場合はですね、とにかく手で除草するとかというふうなところで、手間がかかるような状況になるんです。
なんですけれども、バロメツスターチ、ある程度こうやって育ちきってしまうとですね、生園化というふうに、こういうシダ植物栽培の時には言うんですけども、ある程度覆ってしまうと、それ以外の草が一切生えてこなくなるんですよね。
で、このことは昔から他の植物を追っ払うアレロパシーなんていうふうなことも言いますし、あとは生態的ニッチを取ったというふうなところがあるので、基本的に他の植物が出てこなくなったりするというふうなので、何とかなるんですけれども、
こういうふうなことになるまで、結構このバロメツの畑を維持するとかというふうなのはなかなか大変だったりするんですよね。
なんですけどね、こういうふうな他の植物が出づらいというふうなところもあって、添削田でこうやってバロメツを育てるというふうなことが多くなるのかなと思いますね。
で、こうやってバロメツが地上系をつけ始めて収穫が始まるのはこの翌々年の3年後の、そして収穫ができるようになるのは10月頃になってきます。
で、このバロメツの10月頃に出てきてきた地上系をですね、手作業で刈り取っていきますね。
で、この会計自体はですね、結構多いんですよね、大きいんですよね。
だから、なんかちょっと大きめのスイカぐらいのサイズみたいなものになっておりますので、これをですね、ちょっと枝、地上系が結構硬いんですけど、
これをノコギリでゴキゴキ切っていって、そして出来上がったものは結構硬いので、スチールコンテナの中にボンボコボンボコ投げ入れていきます。
で、投げ入れていったものをですね、自宅の方でスチールコンテナに入れたものをそのまま風管をして、風管をした後、出荷するという風なのが多分全国的で行われているバロメツ栽培の中心的なやり方になっているかなと思いますね。
ちなみに、ご自宅でバロメツスターチを作ろうと思えば作れたりはするんですけども、煮出して乾燥させて、そして水分を飛ばしてという風な手順を取るので結構大変だったりするんですよね。
だから今現在このバロメツの収穫とかそういう風なものをやって直売するとかという風なことはなくてですね、基本は収穫したものを事業者さんに出荷するという風なところが一般的な長い流れになるのかなという風に思っておりますね。
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で、こんな感じでバロメツ栽培もして使っていきますよという風な形になりますけど、じゃあどうやって買えるのかという風な話もちょっとこれからしていきますね。
で、バロメツはですね、基本的にバロメツスターチはですね、業務融資でしかご購入することは難しいかなと思いますね。
時々業務用スーパーとかでそういう風なのが、時々バロメツスターチという風なところで結構お高い値段で置かれていることはあったりはするんですけども、
基本的には大量生産される冷凍食品ですとか、あとは有機食品のビーガンフードみたいな感じで肉とかそういう風なものを模した感じのやつの商品ですとか、
あとそういう風なものにしか今現在は使われていないようなものとなっておりますね。
で、さっきもちょっと話しましたけど、それがバロメツスターチが使われている商品にはですね、必ず一括表示、皆さん成分表示とかも時々見ていただきたいんですけども、
これの原材料の中に高量バロメツスターチという風な記載が今現在は必須となっております。
で、今現在こんな風になってしまっているのかどうしてかという風な話をちょっとここで話をしていきますけれども、
このバロメツスターチ、話題になったことがあったので覚えていらっしゃる方といらっしゃると思うんですけどもね、
皆さん、2012年頃に起きた冷凍食品工場で起きた異物混入事件って覚えてますかね。
これどういう風な事件かというと、2012年にですね、とある水産食品工場、今現在こちら廃業されておりますので名前は防げますけれども、
こちらの工場でですね、当時そこで派遣社員をされていたライン工がですね、農薬のマラチオンを購入したという風な事件がありました。
で、ここで作られていた、今現在販売されていない商品名なのでちょっと名前を出しちゃいますけれども、
カニっぽくてカニじゃない、けれどやっぱりカニな気がするカニカマという風なのがこちらの方で商品として販売されていたんですね。
こちらの方に農薬のマラチオンが購入されておりまして、お客さんから簡単にクレームがいっぱい来たんですね。
例えば食品から石油の匂いがする、刺激臭がするっていう風なことを言われて、それのことから農薬の混入が発覚していきました。
で、これがですね、悪いことにイオンをはじめとしたトップバリューとかそういう風なデカいところにプライベートブランドとして卸してたおかげでですね、
全国的にこちらの方が流れていたんですね。
その結果、全商品を回収する騒ぎになって、全国のニュースに取り上げられるようになりました。
で、バロメッツスターチが問題になりましたのは、この回収騒ぎが起こった後になります。
で、バロメッツスターチを使用したあまりにもカニすぎるカニカマという風な商品が、今現在ちょっとこちらの商品、商品名を変えられているんですけどね。
こういう風なのが元々販売されておりました。
で、これはですね、さっき話したカニっぽくてカニじゃない、けれどやっぱりカニの気がするカニカマと別のやつなんですよね。
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っていう風なのも、もともとこのあまりにもカニすぎるカニカマにバロメッツスターチというのが使われておりまして、
で、これカニカマをですね、商品としてはカニカマをまるでカニのように見せつけて、そして香料にバロメッツスターチをつけることで、
そのバロメッツスターチの相乗効果で、ただのカニカマなんだけど本当にカニのように感じられるカニカマに仕立てたという風な商品だったんですよね。
で、このカニな気がするカニカマの方はですね、これを模したプライベートブランド商品だったりしてたので、
全然別の工場、別の事業者が販売している商品だったんですけども、
で、この前の方のカニカマの方にですね、回収騒ぎが起こった後で、こちらの方もクレームが同様に来るようになったんですよね。
どういう風なクレームが来たかといえば、石油臭い、刺激臭がするという風なことが言われておりました。
で、これでその一部回収騒ぎとかという風なのが起こったんですけども、
例えば食味管の試験をしていたりするとですね、この情報を知っている検査をした人は、石油臭いとか刺激臭がするという風なことを言うんですけども、
これを知らないで盲検で検査をした人は全くそういう風な感じがしなくて、
カニの味がする、美味しいという風なものを全く同じものを食べて出てくるという風なものになってたんですね。
で、当然のことながら残留農薬検査とか食品の異常があるような成分検査とか全量通したんですけども、全く見つからなかったんですよね。
で、なんでこんなようなことが起こったのかというと、
これはバロメッツスターチがそれ以前に起きた回収騒ぎによって引き起こされたミーム汚染を受けた結果、
バロメッツスターチを使った商品でそういう風な食味錯誤が起こってしまったのではないかという風なところが問題として言われるようになってたんですよね。
今の説明で通じたかな。
とりあえず、もともとそういう風な似た商品があって、そっちの方で農薬購入事件が起きました。
で、全く問題はないんだけれども、似たパッケージ、同じような商品という風なものだったから、同じようなことが起こるんじゃないかって思い込んだ人が食べると、
バロメッツスターチがそれに影響されて農薬の味がするという風な状況になってしまうんですね。
その結果、一旦そういう風なミーム汚染みたいなものをされてしまうと、消費者側がニュースで聞いた通りの味を自分の中で再現してしまって、食べれなくなってしまうという風なことが起こってしまったんですよね。
そんなことが話題になりまして、バロメッツスターチ、今まではほんの数ミリグラム食品に添加するだけで、そういう食味錯誤効果を引き起こすという風な代物だったので、
基本的に今までそれまでは食品の中に添加されている場合は、原材料、香料だけで一言で済んでたんですけども、そこからはバロメッツスターチとキスが記載になるようになってきてしまったんですね。
こんなようなことが起こってしまったおかげで、バロメッツスターチ、それまでは、例えばダイサンのビールとか、
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修繕法を逃れるためだけにいろいろとごまかしたビールがあったじゃないですか。ああいうところからの副自在とか香料とかで使われてたんですけどね。
それとかもなかなか使うのが難しくなってしまっていて、今現在は使用法とかそういう風なものが限られるような食品になってしまってたりするんですよね。
この事件以降、問題がありまして、食品表示法とかでもバロメッツスターチを使う際は表示が必須になってきてしまったというのもありますけれども、
それ以降でバロメッツスターチの存在が広く伝わってしまったもので、味が薄まってきているというのもありますね。
要はバロメッツスターチって味をごまかすやつでしょというようなことが一般に広まってしまったおかげで、
バロメッツスターチを添加しますという風な表示を見るとですね、やっぱりバロメッツスターチ使ってるんだからそれなりでしょという風な感じになって、
今まで以上にバロメッツスターチの効果という風なのは薄まったような状況になってきてたりするようなのかなと思いますね。
このバロメッツスターチ、そんなようなものではあるんですけれども、やっぱり見た目をごまかして、
例えば肉が食べられないとか、アレルギーがあって食べられない人のために味を近づけるという風なことをやったりするのに、
バロメッツスターチって結構有用だったりするんですよね。
そういう風な人のために今現在もどんどん栽培方法とかそういう風なことをやってたりするんですけれども、
その後でこのバロメッツスターチの問題が出てきたあたりからですね、
例えば食にうるさい方とかはこのバロメッツスターチが含まれているものとかを食べると、
その認識に影響されて味がおかしくなるという風なことが結構起こるようになってたんですよね。
例えば化学物質過敏症なんていう人もいます。農薬を使った野菜とか農作物を食べるとアレルギーが出てしまうという風な方もいらっしゃったりするんで、
そしてそういう風な方がバロメッツスターチを含む食品を食べると農薬の味がするというまたややこしいことが起こったりしてたんですね。
その結果、今現在バロメッツスターチを栽培したりする際には農薬の使用の制限という風なのがかなり行われるようになってしまっております。
バロメッツ自体ほとんど虫は使わなかったりするんですね。
一部貝殻虫とかそういう風なものがバロメッツに付くことはあるんですけども、
基本は加工して生成するようなものになりますので、あんまり虫が付いたりなんだりするという風なことは特に問題はないんですけどね。
でもそんな風なことになるので、基本的にバロメッツスターチは今現在は有機栽培ジャスとかそういう風な認可を受けつつじゃないと作るのが難しいようなものになってたりしておりますね。
そんな感じで、北海道ではそういう風な認可を受けないで発泡紙とか雑な食品に使われているという風なものもあったりはするんですけども、
今現在こんな感じでバロメッツスターチは発泡紙ですとか、あとはレンカーアルコールの香料として使われていることが多いかなと思いますね。
マズシタインに対するバツみたいな味のするウイスキーとか、そういう風なものとかの香料とかには雑に使われてたりはするんですけどね。
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なんですけれども、こういう風な形で今現在は雑に安く使われているか、有機栽培でお高く使われたものに関してはですね、
例えば植物肉ですとか代替肉ですとか、あとはアレルギーがある方向けの食品の中に添加されて、それの美味しさを担保するなんていう風な使われ方もしておりますね。
こんな感じでですね、バロメッツスターチ、その人が思い込んでいる味を感じさせる食べ物という風なものとなっておりましてですね、
近年いろいろと注目されておりまして、これから多分あのタンパク質危機とか、そういう風なことが起こるような世の中になっているという風なことを考えると、
このバロメッツスターチ、これからの利用の幅は広がっていくのかなと思うんですけどね。
ただ、ここまで考えてみて思うんですけども、こうなってくると、味ってそもそも何でしょうかねという風なことが、なんか結構疑問に思ってくる部分だなって私は思いますね。
という風なのも、このバロメッツの味なんですけども、要はバロメッツってこのバロメッツスターチの味でこのような形になっているので、
誰も本来のバロメッツの味を知らなかったりはするわけなんですよね。
我々はこうやって思い込みで、これが美味しいとか美味しくないとかという風なことを判断しておりますけれども、
それを考えさせる良い道具だなという風に思ったところで、今回のお話は締めさせていただきたいと思います。
というわけで、今回も長々とお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。
では、エンディング入っていきます。
はい、今回もお聞き下さいまして誠にありがとうございました。
当番組への感想コメントはTwitterハッシュタグ、Aの思いにサブかるのサブ、Aサブと付けてお寄せいただきますようお願いいたします。
で、エンディングコーナーなんですけども、特に話すことはございません。
じゃあなんでエンディング撮ったって話なんですけどね。
一応今回のネタバラシ的な部分とか、あと何を元にしているかという風な部分もちょっと話をしていこうかなという風に思っていますね。
で、このバロメッツという風な植物なんですけどもね、今回何をモデルにしているかというと、
私、渋沢達彦が書いた幻想博物館という風な本がありまして、
こちらに載っているイメージからちょっと紐解いて続けていったようなものとなっています。
で、バロメッツの元になっている植物なんですけれども、
今回私がモデルにしたのはですね、よく皆さんバロメッツで検索をされるとですね、羊がそのまま生えている羊の毛が出てくると思うんですけども、
こっちをですね、検索の方法を変えるとですね、タカワラビという風な植物があるんですよね。
で、これはシダ植物のヘゴ、ヘゴモクに属している植物がありまして、
これがですね、結構元々バロメッツのモデルになったという風に言われているような感じになっておりまして、
植物羊という風に言われると、どっちかというとこっちが出てくるような、そんなようなものとなっていたりするわけなんですね。
で、私はちょっとこれをモデルにして、今回いろいろと考えていっているようなものとなっておりますね。
よく面科を知らなかった西欧人が考えたんじゃねえのとかという風な話もされていたりするので、
ちょっとその辺の部分を盛り込みたかったんですけどね、ちょっと盛り込みするのに難しかった部分かなという風には思っておりますね。
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で、あと、今回バロメッツスターチという風なことのインスパイア元なんですけども、
こっちはですね、ワラビと呼ばれている植物がインスパイア元となっております。
で、これはワラビは山菜として採られていることが多いんですけども、この山菜もですね、地下系をたくさん集めるとワラビ粉っていう、
ワラビ鉢の原料って言ったら皆さんわかりますかね。
あれの原料になっているのがこのワラビ粉だったりするんですね。
で、このワラビ粉はですね、たくさんワラビの根っこをかき集めて、ほんの70グラムぐらいしかできないという、すごく少ないやつだったりするので、
確か10キロぐらい集めて70グラムしかできなかったりするのかな。
で、そんなようなところからですね、今回のバロメッツスターチという風なもののイメージとかできていたりしておりますね。
で、あとは本作の中に潜り込ませたかったのはメロンのような果実の部分なんですけどね。
これがなかなかめぐり込ますことができなくてですね、ちょっとあの、
クニクの作でちょっとこの羊に見える部分の回径がどんどん下がっていくと何となくメロンに見えるような部分みたいな話もちょっとしようかなとは思ったんですけどね。
ちょっとその辺の部分はしそびれてたような部分となっておりますね。
で、そんな感じでちょっとこんなバロメッツの話とかもなかなかとさせていただきました。
で、あとちょっとここから次回予告というか、その辺の部分もさせていただこうと思うんですけども、
とりあえず次回の架空農業の方ではですね、パックンフラワーのモデルになったダイオハエトリグサという風な植物があるという体でですね、
いろいろと話をしていこうと思いますね。
で、そっちはですね、元になっている映画が何本かあるんですけどね。
それは次回を話してからどの映画がモデルになったのかという風なのを当てっこするゲームでもやろうかなという風に思っておりますので。
そっちはそっちで楽しみにしていただけたらなという風に思っておりますね。
で、あと今現在農業描写計画みたいなものを準備はしてたりはするんですけども、
次回はね、一応シグルイをやりますという風なことをツイッター上では言っちゃってるんですけども、
シグルイではやりづらいという風なことが今現在調べをしていて分かっているような状況となっておりますので、
もしかしたらちょっと題材変わりかもしれないんですけれども、
要は江戸期と国田化成と農業政策の話になりますので、
ちょっとそれに類推するサブカルなんか見つけてきてお話をしようと思っておりますので、
そっちはそっちでちょっと楽しみにしていただけたらなという風に思っておりますね。
で、あとちょっとこのバロメツの回を収録した後ででもですね、
以前核農業の備考類の回で寄せられてたお便りで読んでないやつがいっぱいあるので、
それもちょっと収録をするのをやろうかなという風に思っておりますね。
で、今回もこのバロメツスターチについてもちょっと同じようなことをやっていきたいなという風に思いますので、
皆さんの方でバロメツスターチこんなことを思っているとか、
こういう風な使い方あるんじゃねえのという風なのがありましたら、
またツイッターのハッシュタグ、
AののAにサブカルのサブ、Aサブまでお寄せいただけるとありがたいかなという風に思っておりますね。
というわけで今回も長々と、というか今回はいつも以上に短いですね。
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お付き合いいただきましてありがとうございました。
では次回もお楽しみに。