1. 理系とーくラボラジオ部『とくおのおと』
  2. #48 ジャックと豆の木・マメ科..
2024-12-15 40:07

#48 ジャックと豆の木・マメ科の世界

<ハイライト>

『ジャックと豆の木』の話

マメ科には草と木がある

莢が垂れないソラマメ・土に潜る落花生

シロツメクサは梱包材・レンゲは緑肥

成長スピードが凄まじいマメ科の木

デカすぎるマメの驚異的な高さ


<補足>

くらいで、草本と木本の気候帯分布の説明をしていますが、寒帯は草本のみ、木本は温帯〜熱帯です。言い間違いしました。すみません。


くらいで白インゲン豆の毒の話がありますが、インゲン豆に含まれる成分「レクチン」を使ったダイエット方法がテレビで紹介され、食中毒が広まったという事件がありました。充分な加熱をすれば無毒です。詳しくはこちら。

https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/05/h0522-4.html


<参考URL>

日本で流通している主な食用豆(日本豆類協会)

https://www.mame.or.jp/Portals/0/resources/images/bunruizu.pdf

なた豆(ヨシトメ産業株式会社)

https://www.yoshitome.co.jp/natamame

モダマ(美ら海熱帯魚)

https://chura-umi.com/sp/modama.html

オーストラリアンビーンズ(竹内庭苑)

https://takeuchiteien.co.jp/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%A8%E8%B1%86%E3%81%AE%E6%9C%A8/


【HP】https://carnelian-jellyfish-c1b.notion.site/e23df6041eaa4bc1bca0e8c497374bf4

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00:02
理系とーくラボラジオ部 『とくおのおと』
みなさん、こんにちは。理系とーくラボラジオ部の『とくおのおと』、通称『とくおと』をお届けします。
パーソナリティは、電車のモーターが焼ける匂いが大好きなまさきと、
夕飯時に漂ってくる匂いで、よくお腹が空いてくるひのえひえと、
最近、置くだけの防カビ剤を買って、
それを風呂場に張ったんですが、レモンの香りを選んでしまったので、
そのレモンの匂いが、1日目から嫌だなと思っているかりうむです。
よろしくお願いします。
このラジオは、オンラインコミュニティ・理系とーくラボに所属する研究員たちが、
ワクワクするような科学トピックや、科学を楽しんでいる人のお話をお届けする番組です。
お風呂の防カビ剤ですか?
はい。置くだけでいいというやつで、壁に貼るでもいいんですけど、
濡れないところに置いてくださいって話だったので、
とりあえず壁の上の方に貼り付けたんですよ。
匂いが一応2種類あって、1つがレモンの香りで、もう1つが花の香りだったんですけど、
私、花の香りってあんまり好きじゃないんですよ、基本的に。
バラとかカサブランカ、百合の。
あとね、秋によく匂うやつが、なんだっけ、黄色い黄色いオレンジ色のやつ。
そうそう、キンモクセイ。キンモクセイも嫌いだし、
同じ系統でいくと沈丁花とかもあんまり好きじゃなくて、
花はやめとこうと思って、
花系が全然ダメだから、じゃあレモンにしようかと思ったら、
レモンも臭いやん、これ。
割と強烈な感じなんですね。
レモンの匂いと聞いて。
1日目が嫌で、2日、3日経ったらいいかなと思ったけど、
未だによろしくないな。
レモンの匂いと聞くと、ネットに入った小学校とかであった、
レモン石鹸みたいなやつを思い出します。
懐かしい。
石鹸がネットで入ってぶら下がっているのは覚えてるけども、
それがレモンの匂いだったかどうかまで思い出せない。
だいたいレモンの匂いがした気がする、小学校の時は。
中学校の時に液体石鹸みたいなのが導入されたんですけど、
緑色のやつ。
薬用石鹸的なやつとか、
ハンドソープ的なやつと言ったらいいかな。
導入されたんですけど、みんな悪ふざけばっかりするから、
撤回されて固形石鹸に戻りましたという話があります。
全然脱線しました。
液体石鹸がね。
液体石鹸って結構、わざと水入れるとかね、
03:00
全部出しちゃうとかね、
いうのがあったりするから、逆に難しいんじゃないかって話もあるんですよ。
なるほど。
ということでだいぶ脱線しましたが、今回の「とくおのおと」もぜひ最後までお楽しみください。
今回は私かりうむが話題を提供します。
お題はジャックと豆の木なんですけれども、
「ジャックと豆の木」という童話ご存知でしょうか。
わりと有名だと思うんだけど。
名前は聞いたことあります。
読んだことがあった気がしますね、昔に絵本で。
なんか豆の木がバカデカくなって、空まで届いてみたいなぐらいの認識です。
そうそう。
そこしか知りません。
金にしたいから牛を売ってこいってお母さんに言われて、
少年が牛を売りに行こうと思ったら、
途中で「その牛とこの豆で交換してくれないか」って変な人に言われて、
少年は安々と豆と交換してしまった。
どう考えても牛の方が高いはずなのに。
豆持って帰ったらこんな豆ポッチと交換して、
バカじゃないのって庭に捨てられるんですよ、豆粒。
ところが翌朝めっちゃ太くなって、雲まで届くほど背が伸びたって。
雲まで届くなら雲の上まで見てみようって言って、
少年が豆の木を登っていくと雲の上に
豪邸が建っていた。
豪邸。
そこには宝石とかお宝物がいっぱいあったんで
こそどろして帰ってくるっていう。
一回目はうまくいったんだけど、
二回目もう一回行ったら豪邸の住人、怪物なんだけど、
が見つかっちゃって、慌てて帰ってきて、
最後怪物が家に降りてこないように豆の木を斧で打ち倒して、
怪物は死にましたという、そういう話なんですかね。
不思議な老人は何だったんだろうって話もあるんだけど、最初に豆を出した。
なかなか奇想天外のお話なんですけど。
多分そのレベルのものがこけたら、
とんでもない被害を及ぼすはずです。
豪邸が多分、
一万メートルより高いところから落ちてくると考えると、
ちょっと想像したくない出力になりますね。
という一応物理目線のコメントをしております。
というお話があるわけですか。
あるわけなんですけども、
これを書いた人は誰かというところからちょっと行きたいと思うんですけども。
06:04
昔話なんですけども、一応民話という形なんですけども、
これ書いた人自身はですね、オーストラリアのシドニー出身の、
ジョセフ・ジェイコブスさんという方でした。
1854年生まれ、1916年に亡くなっている方で、
民族学と文化人類学の学者さんをやってた方だそうです。
イギリスとかケルトンの昔話の編参をやってて、
三匹の子ブタという童話。
これもこの人が書いているそうです。
藁・木製・レンガ製というやつね。
なぜ狼がフーって言ったら藁の家が壊れるのかというね、
どんだけ肺活量がでかいんだという話なんですけども。
まあ、おとぎ話なんで。
おとぎ話なんで、まあいいにしようぜ。
正論に正論で叩き返すっていうのはやっぱり。
そういう物理の話をしてはいけないね。
お前さっき物理の話したやろっていうツッコミが飛んだけど。
この人はあれですよ。
科学なんでね。
口に伝えられていたようなものを、
実際に文章にしたという功績があるということですね。
そういう方なんですね。
これ実際英語圏の方なんで、
題名自体は豆の木じゃなくて、beanstalkって書いてあるんですよ。
普通に英語にすると「豆の枝」なんですけどね。
日本語では「ジャックと豆の木」っていう名前になってるんだけど、
もともとは「ジャック&ビーンスターク」っていう名前でして、
豆の木では別になかったという。
そういうお話が前提にありましてですね、
豆の木っていうぐらいだから、豆ってどんなものがあるんだろうなと
私ちょっと思って色々調べてみたんですよ。今回。
マメ科って実は結構すごいというお話なんですけども。
どうすごいんですか?
豆科はですね、地球上に大体650属1万8千の種があるそうです。
相当数が多い。
そうなんですね。
はい。これかなり多い方の部類に入るようです。
他のやつは何だって説明がそこまで調べなかったのであれなんですけども。
マメ科っていうのは草と木の2種類あります。
草本と木本って言い方するらしいんですけど、木本かなって言い方して、
いわゆる草の部類のマメ科と木になる方のマメ科と2種類あるって。
それでどっちもマメ科って言っちゃうんですけど。
分類がイマイチなんだ。
割とガバッとマメ科って言っちゃってるところは、もちろん共通なところはあるんですけども。
09:00
木の方は寒帯、地球上の寒い地域でも分布してるんですけども。
木になる方って言うと温帯と熱帯の方に多いそうです。
温かいんだ。
はい。温かいところの方が木になる。
寒いところは草の方でっていう感じなんですね。
なるほど。
成長するのが難しいからやっぱ寒いところが。
寒いところは冬を越せずに枯れちゃうから、
いわゆる年々成長して年輪みたいなのを刻むみたいなのができないから草のままみたいなことになる。
ということかもしれないですね。そっちの方に。
ちなみに草と木の違いをさらっと調べたところは、年輪を刻むみたいな構造が出来上がるかどうかっていう違いのようです。
はいはい。
この後ちょっと話すんだけど、草って言われてるんだけども、ほっとくと木になってくって木質化っていうようになる植物もあるようです。
大変失礼します。
いいです。
それでマメ科の花っていうと実は3パターンくらいあって、
イメージ的には豆花っていうと基本的に蝶のような形をしているって言われてるマメ亜科によくあるパターンのやつと、
あとブラシの毛のように細かいおしべがフワーって集まってるっていうパターンがあったりとか、
あとそれに分類しないパターンもあったりして、大体3パターンくらい。
1、2、その他みたいな感じなんですけど、ぐらいはあるようですね。
そういうところも割と多様性が、マメ科の中でも多様性があるようですね。
で、共通するところは豆なんですよっていうところですよ。
豆の莢(さや)のような形の果実が出来ます。つまりさやが果実だと言っていいんですけども。
で、その中のさやの部分のところに種が出来る。これが豆ですね。
このパターンは全部同じだそうです。マメ科の中で。
そこの特徴を捉えてマメ科と呼んでるってことですね。
いうことのようですね。
で、豆花っていうのは全部で1万8千種くらいあると言われてるんですが、
食用になっているのは大体70から80種くらいあるそうです。
えー、少ない。
もうざっくり20種くらいは言えそうな気がするけど、そんなにいっぱいあるんですよね。
一応、日本で流通している主な豆っていうののやつがネット上にあるんで、
これ後でリンクつけときますんで、お聞きの方はそちらをご覧ください。
例えば、あずき、ささげ、緑豆と、これもやしの元になるやつですね。
これがまとめてササゲ属とか言われて。
へー。
あと、インゲン属だとインゲン豆とかそれ以外になんとかインゲンとかライ豆とか、
なんとかインゲンって言ったやつが白花豆とか紫花豆っていうやつ、
いわゆる煮豆で一般的に売られてるやつですね。
12:01
これなんかインゲン豆に分類すると。
あと、そら豆、えんどう豆、ひよこ豆、レンズ豆とか言われてるヒラマメ族のやつもあって、
あとは絶対日本の食品で欠かせないのは大豆ですよね。
大豆食品いっぱいありますからね。
そうですね。
で、あと落花生ですね。ピーナッツ。
なるほど、ピーナッツ。
そんな感じのやつがいっぱいあったりするわけなんですけど。
なるほど。
野菜の豆っていう風に見ると、さっき言ったえんどう豆、インゲン豆、大豆、あずき、そら豆。
そら豆って実は、いわゆる普通の豆っていうと、さやがぶら下がる。
つるからぶら下がるのイメージなんですが、そら豆は垂れ下がらないで上に向いているんです。
だからそら豆って言われてるのかなって。
それはありそう。
超ありそうです。
そら豆ってすごくぶっといじゃないですか、さやが。
中に綿があってその中に豆が入ってるんですけど。
これやると、つまりさやの中の豆ってすごく体積小さくて、加食率が相当低いなって私はいつも思ってます。
これさやの部分も食えたらいいのに。
食えるけどおいしくないのパターンですね、たぶん。
たぶんね。
そら豆ってゆでるのがたぶん一般的なやつ。ゆでるとか煮るとか。
一番簡単なのはさやごとグリルで焼いちゃう。
そうすると蒸し焼きになって火が通ってそのまま食えるんですよ。
これ割と簡単なおいしい食べ方かなって私は思ってます。
確かに。
適当に塩だけ振って焼いたら仕上がるぜみたいな。
はい、もうそのままいける感じですね。
落花生なんかは割と特徴的な食用豆かと思うんですけど、
これ落花生って花が咲いた後、地面に残りの花の元がプスって刺さってそこからさやができるっていう。
意味不明ですけどね。
だから最後全部枯れちゃった後グワって土から引っこ抜くと落花生の殻がザラザラっていっぱい付いてくるっていう。
全く意味不明ですけどね。
こんな感じで花が落ちる、なるっていう意味があるんですよね。
あとですね、さっき食用の中に入れなかったんですけど、菜田豆っていう豆間植物がありまして、
菜田豆っていうのはそのままだとちょっと食べにくいんですよ。
焼く用のお茶なんかに使われたり、あともう一つはですね、実は菜田豆が大きくなる前のすごく小さい時に
食用にするのが、例えば福神漬け。実は福神漬けにちょっと入ってたりするんです。
そうなんですか。風味成分でですか?
15:02
いやいや、すごく細かく刻んだ状態で入ってるんです。
あ、具として入ってる?
具として入ってるんですよ。食べるものとして。
だから豆が入ってない鞘だけの状態。サイズも多分幅1センチあるかどうかぐらいのサイズで細かく。
時々福神漬け食べててグニュッとするようなやつがあるのがあれ?
なんかちょっと色が濃いめの豆の断面っぽいやつがあったりしますね。記憶に。
あります。
なんかちょっと変な形なんですけど。
これナタ豆って一年草の草なんですけど、丈が5メートルぐらいまで伸びて、鞘が40センチから60センチぐらいまででかくなって、豆の直径自体が3センチぐらいあるという。
ただこれ自体はおいしくない。
で、こんだけ成長の早いやつなんで、ジャックと豆の木のモデルの一つって説はあるそうです。
あるんですけども、原産地自体は熱帯のアジアとアフリカなんで、イギリスにもかぶってないし、作者の出身地とオーストラリアにもかぶってないんじゃないかっていう。
イギリス経由で行った可能性はあると思います。アフリカのイギリス系の植民地はあるはずなんで、イギリスにそれでこの豆の話が行って、イギリスに同じような庭があったら話が通じる気がする。
気候がうまくいけばね。日本でもナタ豆はだいぶあったかいところじゃないとできないみたいです。
鹿児島とか。
イギリスで必ずしも栽培してなくても、
そうですね、植民地いっぱいあったからね。
現地でそういう話があって、それがイギリスに伝わってとかってあると思うんで、可能性はある気がします。
ないこともないかなという。ただこれ成長早いけど5メートルまでしか行かないからなって気はちょっとします。
5メートル言ったらね、平屋レベル?
平屋で普通の瓦葺きの三角の上での頂点が5メートルくらいですね。
ちょっと雲には届かないかなって感じはしますけど、想像するだけでは。
ここから雲まで想像するかっていうところはちょっとありますね。
今のが食べられる野菜系のほうのお豆の話だったんですけど、草のお豆もあるよねということで、今度ちょっと草のほうを見てみます。
草なんでちょっと豆の木に成長するような気は全然しないんですけど。
一番わかりやすいところはカラスノエンドウっていうのが春に咲くんですけどね。
18:00
ちっちゃいお豆のおさやができるんですよね。
あとシロツメ草。
花一つ見ると豆の花の形してますもんね。
シロツメ草って名前自体は梱包材に昔使われていたことからついた名前だそうです。
へー、余白を詰める草みたいなことね。
荷物がガタガタしないように。
それで白いお花で詰める、箱の中に詰めるっていう。
花が白いの白か。
多分そうだと思うんですけど。
余白の箱かと思った。
逆か、余白の箱がシロツメ草の白やったら面白いなって今思った。
あーなるほど。
もうわかんないです。
余白は多分絵描くところから来てるかな。すみません。忘れてください。
いいじゃないですか。
あと草の豆で言うとレンゲですね。
レンゲもシロツメ草と同じような花が咲きますね。
紫かな。
まじか。
黄色はあんましわからないけど。
黄色は何なんだろう。
あれ田んぼを田植えする前に咲いてることが多いんですけど。
あれわざとやってて、田植えの前にレンゲを植えといて、種をまいといて、
さくっとマメ科なんで、全てのマメ科じゃないんですけど、
根瘤菌という窒素を固定して土に、そういうのを期待してレンゲが植わっていて、
花が咲いて田んぼを実際田おこしするときにこいつを田おこしと一緒に混ぜ込むんですね土の中に。
それによって肥料になるという、緑肥って言われるらしいんですけど。
なるほどね。
そういうので利用されているようですね。
豆の部分には多少窒素が入っているだろうという話がいつもあると思う。
豆の部分というか根っこじゃない。
根っこなのね。
根っこのやつは。
ちなみに黄色いやつは菜の花でした。すいません。
菜の花はアブラナ科だからな。
キャベツとかレタスとか。
そっちだったか。
あと草の方で行くとですね、ルピナスっていう花がありましてね、
藤の花が上に伸びていくように見えるって言われてて。
藤の花っていうのは、蔓で藤棚みたいなのを使って上から下にブワーって紫色の花がたくさん咲いていくやつですけど、
これが逆に蔓じゃなくて地面からだんだん上っていってその形が藤の形って言われている。
日本では。
藤棚の下にこれを植えたら楽しいねって言う。
21:01
鍾乳洞のような世界になるから。上からも下からも。
いい例えです。
なんで、上り藤っていうような言い方も日本ではされるようですね。
これ原産は北アメリカ。
日本ではだいたい観賞用でわりと見ることができるお花ですね。
豆っぽくないかもしれないですけど、おじぎ草。これも実はマメ科でした。
豆であることより注目すべきポイントが多すぎて、豆であることを知らないっていう。
そうなんですよ。
おじぎ草って葉っぱが広がっているのを触るとふわーって葉っぱがだんだん閉じてしまうっていう性質があるんですけど、
これマメ科のいくつかには同じような性質を持っているやつがいるそうです。
触るとっていうよりどっちかっていうと日光に合わせて。
夜になると閉じるというような。
そういう性質を持っているのはマメ科にはいくつかあるらしいですね。
へー面白い。
おじぎ草の花はマメ科というよりはマメ亜科のような花じゃなくて、ブラシ状の花ですね。
あと面白いのがですね、これ子供チャレンジの教材に使われています。
教材?
子供でも簡単に育てられる。
あー、だから種がついて売られているみたいなことですか。
種が最初からついていて、今月号のやってみようチャレンジみたいな感じの教材として、
おじぎ草の種が入っていて、簡単な鉢もついていて、
紙と水を保持するようなやつと、土のちょっと簡単なやつも入れて、
紙をまず立てて、鉢みたいに作って、種を入れて水を入れると結構簡単に生えるんですよ。
へー。
で、挙句触ったら葉が閉じるし、最高じゃないですか。
そうそうそう。面白いねっていう植物とちょっと触れ合いましょう。
それはベネッセが目をつけないわけがない。ほっといてくれないのに。
簡単で触っていく。
「ベネッセ」で合ってたっけ。
これすごい楽しいに覚えられましたよ。
ちょうどやった覚えられるので。
おー。
めちゃくちゃ懐かしいと思いますね。
あーやったー。あったーって。触りすぎて枯らしたーって。
触りすぎてダメなんだ。
ストレスだったんかな。
とても子供らしい素晴らしいエピソードだと思います。
いいと思います。
ちなみにベネッセで会ってました?
ベネッセです。昔は福武書店って名前でしたね。
おー。
それはベネッセ自体がという意味ですか。
名前が多分変わってるんですよ。
途中で。
ベネッセの名前の由来は知らん。
あーOKです。ベネッセに途中で変わったってことですね。
OKです。
24:00
そうです。会社の名前が。
草のところで話で言うとこんなところなんですけど、
木にもマメ科の木がありますって話をさっきしましたね。
マメ科の木の方と話をしようと思います。
さっき言いました藤(フジ)ですね。
花札で4月に入ってますね。
足利フラワーパークってところがフジ棚がすごい立派で
ライトアップなんかもすごくしてて
すごい有名らしいです。フジを見るのに。
全国的にここオススメって言われるところに必ず入るやつですね。
足利フラワーパークって。
そこに限らず神社とか寺とか
にフジ棚が多いことが多いですね。
名所で。
どこどこ寺とかどこどこ神社のフジ棚っていうのが
結構日本全国あるんじゃないかな。
で、フジっていくと次はクズ(葛)ですよ。
さっき草をそのまま放置して
草をそのまま放っておくとだんだん木質化してきっぽくなっていくっていうのがこのクズなんですけど
クズっていうとカッコン島でおなじみ。
クズの根っこを使って作る漢方の一つですから。
実は今風邪ひいててカッコン島にはお世話になっております。
すごくおなじみのところですね。
クズってまた成長がすごく早いんですよね。
刈っても刈ってもまたすぐ伸びてくる。
放っておくと地面を覆い尽くすという。
ミントといい勝負な感じですか。
ミントもすごいけどね。
ミントと勝負させてみたいですね。
クズが勝ちそうな気がしますね。
地獄絵だよ。
地獄絵だよ。
クズは秋の七草の一つともいわれています。
秋に花が咲いて、やっぱり藤とかと同じようにマメ科のように花が咲きますね。
つらなるような感じで。
秋の七草つながりでいうとハギ(萩)。
ハギも豆花でして、これは花札の7月にも入っているお花ですね。
結構日本人って藤とかマメ科の木の花好きなんだなとか思ったりしますけども、こうやって言うと。
花札に入ったり秋の七草に入ったり。
この3つはみんな豆花に特徴的な豆のお花をしているんですけども。
木のお花で言うとですね、ネブの木というのがありまして。
これさっきおじぎ草と同じ時にちょっと話したんですけど、夜になると葉を閉じるというのがネブの木なんですよ。
27:01
多分袖から名前をつけているんじゃないかなと思うんですけど。
で、お花がブラシ状のお花。
これみんなおしべらしいんですけど、ほとんどブラシ状になっている。
いっぱい毛がついているやつは。
だいたいいっぱいあるのは雄しべですよね。
そうですね。雌しべ1つという感じですよね。
あとですね、アカシアという木がありまして。
これオーストラリア原産なんですけども、黄色いポンポンみたいな。
ポンポンってあれですね、チアガールとか持っているやつですね。
黄色いポンポンみたいな花ができるそうでして。
これ木の高さが5メートルから10メートルくらいになるそうです。
10メートルといったら2階建てかな。
さっき5メートルが1階建てだったら。
3階建てのパターンもあります。
屋根分が多分2メートルくらいはあるので。
ワンチャン3階建てくらい。
3階あるかもしれない。
結構背が高くなってきましたね。
あとデイゴというお花があるんですけども、
これは木ですけども、沖縄県の花になっていて、
「島唄」という、
1993年くらいに流行った「島唄」という中で、
デイゴの花が咲きという歌詞がありました。
沖縄でよく見られる花でして、
あとはインドとか熱帯アジアとかオーストラリア原産だと呼ばれています。
赤い花で、並び方はわりと富士に近いかもしれないけど、
ブラシ状のような花でもありますね、写真を見ると。
絵筆的なブラシじゃなくて、
どっちかというと歯間ブラシ的な。
歯間ブラシ、そうだね、並び方がね。
ブラシですかね。
それぞれにおしべがバーって出てくるような感じですね。
これで実は成長がすごく早くて、
家のそばに植えると家が壊れるという話もあるそうです。
竹かな?
竹も放っておくと家が傾いたり、床板がぼち上げられちゃったりするから。
ここら辺がまた成長が早いというのもまめかのひとつなんかなって感じがします。
確かに。
それから面白いところで言うと、もだまっていうのがありまして、
まめのさやが長さ1メートル、幅が10センチ。
マメのサイズが直径4センチから6センチ。
画像を見る限り半径が4センチから6センチくらいあるそうですけどね。
30:01
子供が持ってたら別やんけ。
人間の握り拳と比べてあるんですけど。
持ってる人はたぶん子供じゃないかなって思うんだけど、
種を手のひらに乗せてるときに種が3つくらいしか乗ってないっていうまんまるな。
莢のへこんでる部分の直径がそのままマメの直径なわけじゃないですよね。
いろんなタイプがあるらしくて、モダマの種類が。
なんでこれ、文章と写真がぴったり合ってんかどうかってどこまでちょっと難しいかなっていう感じがします。
成長がこれも結構早くてですね、発芽してから1ヶ月で1メートルになるそうです。
1ヶ月かな、あれは1ヶ月でもっと早い気がするけど。
3日で1メートルくらいいきそうな気がするけど。
なかなか驚異的な世界になってますけどね。
今回このジャックと豆の木の本命がありまして、オーストラリアンビーンズって言われてるものがあります。
マメ科の中でカスタノスペルマブ、もしくはカスタノスペルムって言い方もするらしいんですけど、
英語っていうか外国語なので日本語にすると若干ちょっと語尾とかが変わるかもしれないんですけども。
カスタノスペルマム属1属1種、この種しかこの属の中に入ってないって言われてる。
さすがオーストラリアって感じやな。
カスタノスペルム、オーストラレっていうのが学名らしいんですけども、そのままですね。
ラテン語っぽい呼び方やな。
オーストラリアのカスタノスペルマムっていう豆の名前なんですけども、
オーストラリア原産で、つまり作者の方の出身国になるんですね。
実は観葉植物、鉢植えの観葉植物として、幼い木だったら日本でも流通してるようなんですよ。
オーストラリアビーンズをネットで調べると観葉植物として売ってますっていうページが山ほど引っかかります。
なのでオーストラリアビーンズの成長した姿の写真はなかなか見ることができないんですけども、鉢植えのやつばっかりで。
こいつがどのくらい成長がすごいかというと、まずですね、豆のサイズが幅が4センチの卵型。
たぶん握り拳ぐらいはありそうですね。
僕のはないですね。
僕が手がでかいっていうネタがすいません。普段一般的なんで忘れてました。
ちょっと尋常じゃない手のサイズなんで。
幅4センチって言うと本当に卵ぐらいじゃないですか。
そうですね。
実物触っているわけじゃないのでわかんないですけども、写真見るとなかなかエグいサイズをしている。
33:04
芽が出てから1週間で30センチ伸びる。
30センチまで伸びちゃう。
本当に竹かな?
しかもこれ木がすごく成長しまして、30メートルから40メートルっていうふうに出てますね。調べてみると。
これはひどい。
これはもう10階建てのビルのサイズまで成長するようですよ。大きくなると。
ちなみにこれ「ジャックと豆の木」っていうのが本として刊行されたのが1890年なんですね。
なのでその時に10階建てのビルって言ったら相当高いよなと。
当時としては雲まで届くって考えてもおかしくない高さじゃないのかななんていうふうには思います。
確かに。
今だって10階建てのビルって言ったらね、ぱっと見じゃなくてやっぱりちょっと首を上げないと見えないですよね。
こんなものが生えたら、一気に生えたら、さすがに一晩でこんなことはならないと思うけど。
想像が出てきてもおかしくないかなって気がしますね。
1980年(1890年の言い間違えです)竣工の「凌雲閣」という建物が日本にあるみたいで、
それが52m12階建てだそうです。
なんでいい勝負してる感じですね。
そうですね、なかなかですね。
それが雲を凌ぐって書いて「凌雲」というもので、
その通り。
本当に雲まで届きそうっていうふうにそれを言われてた感じですね。
一応豆なんですけども、これ豆食べれません。
まじかよ。
有毒だそうです。
なんでだよ。
豆食べれないし葉っぱもダメだそうです。
葉っぱも食べれない。
なんでオーストラリアに有毒な葉っぱの木がいっぱいあるかなっていう。
コアラの主食のあれとか。
それを絡めたんですけど。
なんかね、なかなか不思議な。実はマメ科でも有毒なやつって結構いっぱいあるらしくて。
そうなんですね。確かに食われやすそうなんだよな。
何だったら、インゲン豆の一部もちょっと毒があるって言われてますね。
インゲンの仲間の一部ね。
白インゲン豆の一部。
そうなんです。
っていうのがずいぶん前にニュースになったことがあるんです。
だから多分選び間違いをしたんじゃないのかなっていうところだと思うんですけど。
ちょっと詳しいところは分からないんですが。
割と気軽に取り違えるぐらいのっていう感じなんですね。
多分そうなんでしょうね。
そんだけ伸びるやつなのに、日本では鉢植えとして観葉で売られてるっていうのは、
36:03
これは虐待じゃないのかって気が若干しますね。
面白いのが植木鉢に植えて、茎が出てきて葉っぱが出てきてるって写真がよくネットとかで見られるんですけど、
種の部分、豆の部分がパカッと割れてその間から出てくるんですよ。
はいはいはい。見たことある気がする。
面白いですよね。こういう感じのやつで。
豆かにも、大豆じゃないけど、豆の部分が子葉って言われてて胚乳というのを持ってない部類なんですよね。
この子葉がそのまま発芽の時に出てきて、最初の双葉になるパターンと、そうじゃないパターンがあって、
多分そうじゃないパターンの方なんでしょうけど、このオーストラリアビーンズっていうのは。
土に植えておくと色がだんだん緑色っぽくなって、それから間から芽が出てきて茎が伸びて葉っぱになってっていう、そういう発芽をするようですね。
だんだん、ま、シワっぽくなっていくんだろうと思うんですけど。
家の中で育てるのはいいと思うんですが、日本の気候だと多分お外では無理じゃないかな。
オーストラリア原産だし、暖かいところじゃないと基本無理みたいな。
でも1週間で30センチも伸びられたら困りますよ。
ふざけたことを。
それはもうジョキジョキ切っていくしかないやつですよ、多分。
鉢植えってそういう運命です。
鉢植えのぐらいの根っこのスペースだと多分そんな勢いで成長できないんで。
そういう意味では文字通り虐待やと思うんです。
基本的に鉢植えの植物っていうのは、いくらか育てたら今度一回り大きい鉢に移し替えましょうって言われてる大体の植物は。
これの場合はどうすんのかなってちょっと思いますけどね。
1週間で2回くらい買えなんかよ。
それ、うっかり庭に埋めた日にはもう大変なことになる。
ジョキジョキ切らないと。
住んでる場所においては条例に引っかかるかと思う。
あとは木のてっぺんに赤いランプつけとかないと、
ビルとかに飛行機とかが事故にならないようにね。
そういう高さまで行っちゃうので。
10階建てのビルにはランプつけとかないとやばい。
何の話でしょうね。
高層マンションのような話になりました。
という感じでちょっと伸びちゃいましたが、不思議なマメ科の世界をお送りしました。
この番組では皆様からのお便りを募集しています。
39:03
Xの番組アカウントの概要欄にあるグーグルフォームにお寄せください。
番組アカウントはすべて小文字で、@TOKUO、アンダーバー、NO、アンダーバーOTOです。「@とくおのおと」で覚えてください。
コーナー企画へのお便りや、番組で取り扱ってほしいテーマ、
「ふつおた」も大募集しています。
皆様奮ってご参加ください。
ということで、今回も「とくおのおと」はここまでです。
お聞きくださりありがとうございました。
お相手は、風邪っぴき…じゃないな。
お相手は、理系とーくラボラジオ部の…
イントネーションがすごいな。
理系とーくラボラジオ部の、風邪っぴきまさきと、
かりうむと、
陽乃絵ひえでした。
さようなら。
ありがとうございました。
次回もお楽しみに。
お楽しみに。
40:07

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