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2021-06-25 19:57

旅のラジオ / #008「ジューンレイの新婚旅行プランを考えよう」

旅への想いをまぎらわす、愉快な雑談ラジオです。
毎週金曜0時(木曜深夜24時)更新。

語り手: Satoru、岡田悠
ゲスト: JUNERAY
聞き手: 石川大樹

題字&イラスト: べつやくれい
Presented by デイリーポータルZ https://dailyportalz.jp/


〈現在募集中の投稿コーナーはこちら〉

投稿コーナー①「生きて帰ろう」

旅行とは、ときにトラブルを伴うもの。
あなたの危険回避の知恵を教えてください。
(例:予備の現金をお菓子の小箱に隠す)


投稿コーナー②「あなたの旅の秘かな愉しみ」

旅行とは、自分で好きに愉しむもの。
あなたの愉しみかたを教えてください。
(例:旅行先のゴミを集めてノートに貼る)


投稿コーナー③「世界の罵倒語」

世界には、文化の数だけ罵倒語がある。
あなたが知っている罵りの言葉をください。
(例:南スーダン「ヤギ半頭の価値もない」)


投稿コーナー④「世界の音」

あなたが録った音をください。なんでもOK。
岡田さんと私が、ただそれを鑑賞します。
(例:イランの便器の音、バヌアツの料理の音)


投稿コーナー⑤「哀しい動物の鳴き声」

虚無を感じさせる動物の鳴き声をください。
作為はNG。哀しみは自然に発生するものです。
(例:たそがれの民家に沁みるヤギの声)


〈投稿フォームはこちら〉
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00:03
Satoruと岡田悠の 旅のラジオ
Satoruさん。 なんですか、岡田さん。
今回もですね、前回に引き続きゲストに 純玲さんに来ていただいてます。
こんにちは、純玲さん。 こんにちは、岡田さん、Satoruさん。
純玲です。 改めてちょっと純玲さんのご紹介を
編集部の石川さんからお願いします。 はい、編集部の石川です。
純玲さんはですね、デイリーポータルZの ライターさんで、去年の10月ぐらいから
書いていただいている方ですね。 お酒とか、お花、植物系の記事を
よく書いていただいております。 よろしくお願いします。純玲です。
よろしくお願いします。 今回ですね、純玲さんの方から我々にですね、
相談があるということで、どんな相談でしょう。 そうなんですよ。
あのですね、私の新婚旅行先を一緒に 決めていただけないかと思いまして。
あれあれ、それは最も相談してはいけない 作品だと思っているかもしれません。
新婚旅行はあれですか、コロナとかで まだ行かれてないってことですか。
そうなんです。本当は去年の秋ぐらいに 行くはずだったんですけど、行けなくなってしまい、
じゃあちょっと仕切り直そうかなという感じで、 行き先もね、これからまだ見て
という形になっております。 なるほどね。
ちょっとここは我々はですね、 純玲さんの最高の新婚旅行プランを
考えようじゃないかと。 やった。考えましょうか。
ということですね。 お願いいたします。
そうですね、僕新婚旅行は南極に行ったんですけど、 すごい。素晴らしいです。
新婚旅行が一番休み取りやすいんで、 うちはちょっと結婚休暇とかもあったりして、
いろいろ組み合わせたら3週間ぐらい休み取って、
どうせならもう、何かこうそういう理由がないと 行かないとこに行こうっていうので南極に
行ったんですけど。
で、まあ南極がいいよって言うかと思ったんですけど、
ちょっとやっぱりでも、もっと純玲さんに いい場所があるんじゃないかなと思って、
で、新婚旅行の期限を調べたんですよ。
ご存知ですか?新婚旅行の期限。
なんだろう、わかんないな。
新婚旅行の期限?
ハネムーンの語源とかとはまた違う話です?
鋭いですね。
ハネムーンの語源、ご存知ですか?
あれ、何でしたっけ、なんか蜂蜜を摂るととてもいいよ みたいな話じゃなかったでしたっけ?
そうなんですよ、まさにそうで、
ハニーとムーンで、
03:02
蜂蜜の月っていうのが語源なんですけど、
その蜂蜜のお酒、蜂蜜酒、
をその中西のヨーロッパで作って、
で、その蜂蜜酒を1ヶ月間、
ムーンなんで、1月間、
飲み続けるっていうのが、
ハネムーンの語源らしいんですよね。
あの、ミードってやつですよね、蜂蜜酒の。
さすがご存知ですね。
そう、ミード。で、ミードってその蜂蜜と水を混ぜといたら、
勝手に自然発酵するみたいなお酒で、
なんかすごい、世界で一番古い酒みたいな、
ワインよりも古い酒と言われてるらしいんですよね。
作りやすいので。
一説によると、蜂蜜が木から垂れてきたやつが、
木のうろとかでたまって発酵して勝手にできちゃって、
それが発見されたみたいな話だったかと。
たぶん自然界でできたってことですよね。
そうですね、っていうぼんやりとした記憶がございますが。
そうなんですよ。
やっぱりその蜂がなんかこう、
多産というか、子供がいっぱいできるから、
それをあやかってみたいな感じで、そういう儀式があるらしいんですけど、
やっぱりその、
巡礼さんといえば、
花、そして酒ということで、
あとやっぱり足りないのは蜂だけだという。
聞きましょう。
結構その蜂蜜酒が有名な世界の場所っていっぱいあるらしいんですけど、
アフリカとかも結構ね、
僕もたぶん飲んだことあるんですが、
なんかフラスコみたいなのに出てきたりするんですよね。
そういう場所もありつつ、やっぱり巡礼さんは手作りが魅力なんで、
蜂をね、まず飼うところから始めて、
ほう、両方から。
そうですね、たぶん巡礼さんの家に蜂を放したら、
勝手に蜂蜜酒が出来上がるかもしれないですよね。
それはあるかもしれないですね。
花だらけの家なんで。
そうですね、相性いいから。
そこで1ヶ月酒を飲み続けるっていうのはどうでしょう。
それでも旅行行ってなくないですか?
あれ?家でずっといるってこと?
結論は家で酒を飲むってことなんですけど。
もう閉じこもって。
デカダンな感じでいいですかね。
洋法を始めるっていう、そう。
新婚旅行ではなく、洋法と密造を始めるっていうことですね。
もう旅行なんて行かなくていいんじゃないか。
でもあれだ、そうか。
日本だとね、お酒を作ったらちょっとね、
06:00
お縄になってるから、
大丈夫な国をまず探して、
大丈夫な国に住み始めるっていうところから始めるってことかな。
それでも蜂をミードキットみたいなの売ってるらしくて、
1%にならないように作る。
ギリギリのところで。
クラフトビール飲みならず。
そう考えるとジョージアとかいいかもしれないですね。
自分でお酒作るの方法ですし、
確か洋法も盛んにしてた気がするので。
ジョージアは物価も安いから、これはおすすめですね。
ね、らしいですよね。
旅行に行く必要もなくて、もうそこに住んじゃえばいいわけですよね。
ジョージアってワインもめちゃくちゃうまいんですよ。
美味しいワインですよね。
綺麗なお花もあるし、鉱山のところが多いからね。
高低差がいろいろあるから、いろんな植物も咲いてるから。
これは決まりですね。
家、ジョージアで。
家にいてもいいし、ジョージアで新しく家を買ってもいいし。
実際ジョージアはちょっと行ってみたいなと思っておりまして。
もしジョージアの旅行機とか体験機みたいなのがもしあればお伺いしたいなと思ってたんですけど。
佐藤さん行ってましたね。
他ならぬ私は、そうですね。
私はあんまり他の人が行かないような、
スターリンが昔、スターリンの出身のところなんで、
その人が愛用していた今は廃墟になっているような温泉街に行くみたいな記事を書いたんですけれども。
そこはちょっと行きにくいところなんで、あんまり新婚旅行で行くところじゃないかもしれないですけども。
まあ普通にティビリシとかね、ああいうところは温泉もあるし、お酒も安くて美味しいし。
なんかちょっと餃子みたいなね、ダンプリングみたいなのもあるし、
なんか結構日本人と食べ物の趣味が合うんですよね。
だからもうどこをとっても悪いところがないですね。
いいところですよ。本当に。
多分コロナはなかったらすごい日本人殺到してたでしょうね。
ジョージアがちょうど流行り始めたぐらいにコロナが来ちゃったんで。
そうかもしれないですね。
ソムリエ教会の教本にもジョージアの項目はしっかりあるんですけど、
それによるとジョージアの国内で消費されているワインで、
瓶詰めされているものって本当に数パーセントらしいんですよ。
どういうことですか?
もう個人でお酒を作って売ることができちゃうので、
家にある適当な、それこそ紙とか樽みたいなものから直接売ってるようなんですよね、どうやら。
そうか、完全な合法なんですね。
そうなんです。自分で作って好きに売っていいような国なので、
それで実際ブドウの収穫量とかブドウの種類がどのぐらいあるかっていうのも、
09:01
正確にはわからないっていうふうに書いてあって。
最高にロマンチックでいいな。
そうなんですよ。
特に俺のところのワイン飲みに来るかみたいなことを好きにやってるわけですね。
そうなんです。
なるほどね。
いい社会だな。
いい社会ですね。
でも国家の観点からしたら、つまり種税をかけてね、
一番人間の欲望に基づいて、
一番獲れる毒ですかね。
そう、諦めちゃったんですね。
すごいな。
そのようですね。
例えば農家のおじさんがその辺で作ってる毒力を好きに飲めるみたいな話じゃないですか。
うんうん。
それはとんでもなくロマンありますよね。
とんでもないですよね。
大人向かいとか言ってね、足腰叩かれちゃって。
確かに。
それいいな。
麦茶作る感覚でワイン作ってんじゃん。
いやもう本当に本当にそうみたいで。
結構ジョージアの旅行記みたいなの読んでても、
その辺の住民の人たちが適当なペットボトルみたいなのに
自家製ワイン入れて持ち寄っててみたいなこと書いてあって、
なんて素晴らしいコミュニティなんだと思いながら。
これはいいな。
最高ですね。
歴史的にも8000年くらい確か、
公式には歴史があるっていう発表だったかと思うんですけど、
ジョージアのワイン作りの製法って世界遺産に登録されてるんですよね。
クベブリっていうカメみたいなものがあって、
それを土に埋めて発酵させるっていうちょっと独特の製法を取るんですけど、
それで白ワインを皮ごと発酵させるので、
綺麗な琥珀色になるんですよね。
それがアンバーワインって言って、
3,4年くらい前からすごい流行り始めてるんですけど、
結構最近だと日本でも飲めるようになりましたね。
やっぱそのソムリエ的観点からもジョージアのワインが美味しいんですか?
いや、すごい美味しいと思いますよ。
すごい美味しいし、他にないと思いますね。
それでクベブリっていうカメというかツボというかで、
ワインを作るみたいなのが流行り始めてしまって、
今ヨーロッパ圏もそうですけど、
日本でもそのカメでワイン作ったりとかが出始めた感じがしますね。
どんどん世界中に広がっていってるんですね。
そうですね。
ハチミツ酒が消えてしまう。
両方やったってね。
そうですね。
じゅんれいさんは漫画のジョジョの奇妙な冒険っていうのがすごいお好きだと私は考えましてですね。
そしたらもう私自身がやりたかったけどやらなかったんで。
ジョジョの奇妙な冒険っていろんなシリーズがあって、
1部から今8部まであるじゃないですか。
12:02
あれを選んでですね、主人公が部によりますけれども、
旅をしてね、主人公たちがいろんなところに移動していくっていうのがあるわけですよ。
だからあれを一番じゅんれいさんのお好きな部を選んでいく。
ここでもう主人公たちが通った行程というか、
予定ごとでこれをトレースしたらいいんじゃないかってね、
他にも思うんですよね。
何部を選ぶかによって大分変わりますよ、多分。
だから2部とかを選ぶと最後は火山に突っ込んでいくとかね。
大体の部で飛行機が墜落するシーンがあるかな。
2部とか3部とかね。
4部だとそうか、あれはだから森王朝の元みたいな。
そうですね。仙台ですかね。
仙台、S市に。
あんまり動かないけれども、ちょっと殺人鬼がいるかもしれないですね。
私は育ちが仙台なので、自分も育ちが仙台なので、そうなんですよ。
じゃあもうあれですね、いいですね。
じゃあもうあれですね、隠蔽を感じますね。
いや、ほんとですよね。
加藤院とか、安次郎岩とかね。
あれは別に仙台にあるわけじゃないですけどね。
岡田さんも結構ついてこれますね。
僕結構好きです。
結構好き?
新婚旅行、安次郎岩を探すとかめちゃめちゃ地味ですね。
めちゃめちゃ人面岩みたいな感じですかね。
たぶん一番旅行っぽいことしてるのは三部なんですよね。
そうですね。
シンガポールとか行って、
エジプトを目指すっていう話ですよね。
最終目的地はエジプトなんですけど、
でも佐藤さんがおっしゃるように、
全肯定を正しく踏まなきゃいけないとすると、砂漠でセスナーが墜落してきて、
結構厳しいですね。
アラブで車を売ってラクダを買ったりしなきゃいけなかったりとか。
潜水艦で入国する。
潜水艦のシーンもありましたね。
すごい強いやつができて。
五部を行ってる人は結構聞いたりはするんですけど、
三部のルートを通ったっていう話は見たことがないんで、
何か実現してほしいですけどね。
香港でしたっけ?
香港辺りからアジア回って、
インドとかパキスタ行って、
インド行ってみたいなルートですよね。
だからほぼ沢木幸太郎というか、
それを陸路で行くっていうところなんで、
いい旅行になりそうですね。
あれ沢木幸太郎からインスパイアを受けたのかもしれないですね。
たぶんそうでしょ。香港スタートで陸路行くってたぶん。
マカオとか行ってたかな?
行ってないか。ちょっと忘れちゃったな。読み返さないとな。
パキスタンとかも行ってましたからね。
そうかそうか。
ゴブとか読んでると、
沢木先生が相当イタリア好きなんだろうなっていう感じがして。
15:01
イタリア好きすぎですよね。
あれは旅行行きたいなってなりますよね。
行かれたことないんですね。さっきフィリピンとタイしか行かれたことない。
そうなんです。
イタリアもワインがおいしいところなので。
確かに。
普通にイタリアが一番いいかもしれないですね。
確かに確かに。
治安も良くなかったりするし、経済的にも厳しかったりするけど、
ご飯のおいしさとその美しさっていうパラメーターを
そういうところにゼンブリしたっていう感じが
イタリアって特殊ですよね。
すごい不思議な国ですよね。
古代ローマ帝国の歴史も
人に言わせるとほとんど今のイタリア人と
古代ローマ人なんて違うんだって言うんだけど
そういう歴史もあって。
私もラテン文字でSPQRってのがあるんですよね。
そういう文字がジョジョの奇妙な冒険の第5部とかで
岩に書いてあるんですよ、その文字が。
それはラテンの古代ローマ帝国の時代の文字なんですよね。
僕は子供の時あれ読んだ時は意味が分からなくて、
でも調べるとこういう意味かなっていう
一回知識が繋がって、それで現地に行った時に
そういう時を超えた感動みたいなのがありましたね。
世界への興味を切り開いてくれたのは
あの漫画だったのかもしれないですね、僕は。
素晴らしいですね。
もしもイタリアに行くとして
5部の聖地巡礼とは、もしコースを外れていいとしたら
お二人がおすすめのスポットとかはありますか?
どこですかね。
僕らもやっぱりベネツィアとかはすごくいいですね。
地球温暖化で本当になくなっちゃうかもしれない
都市ってのがこれから出てくるわけじゃないですか。
ベネツィアの美しさはやっぱり格別だし。
本当に行く時とかね、冬の時期から浸水っていう
現象があって、どんどん
海のあれが上がっていっちゃうと観光全くできなくなっちゃうんですよ。
非常に
ゼロ海抜みたいなところが結構多いから。
物理的に外に出られなくなっちゃうので、それがどんどん
強くなってくるとですね、結構本当にこれから
行けなくなっちゃうから、そういう意味では早く
行かれた方がいいかもしれないですね。
なるべく早めにベネツィア。
みんながいいっていうシチリア島って僕は行ったことないんですよ。
シチリア島は行きたいですね。パレルモとか
あそことかご飯がまた格別に美味しいらしいんで。
治安も格別に悪いらしいんですけどね。
ゴッドファーザーとかね。
行ってみたいですね、行ってみたいですね。
そこは行ったことないんですよ。イタリアって言っても
すごいね、昔はものすごくいろんな諸国がいっぱい集まってきたところだから
結構ガラッとね、北と南でも全然違ったり。
これを行ったからイタリアが分かるぜとかなんか
到底言えないようなそういう奥深さがあの国にはありますよね。
それはなんかヨーロッパの。
そうですね。
結構そのヨーロッパ、僕サッカーが好きで
18:02
イタリアのスタジアムで見るんですけど
イタリアがもう圧倒的に柄悪かったですね。
怖くて怖くて。
そうなんですか。
ラフプレーが多いんですか?どういうことですか?
観客が怖いんですよ。
フーリーガンはイギリスなんですけど
もっと恐ろしい。
スタジアム入るときから発煙塔みたいな
発煙塔よりもすごいなんかもう
炎のトーチみたいなものをみんな持って
スタジアム入ってきて
スタジアム半分火事みたいになってるんですよ。
煙でなんも見えなくて。
上裸のタトゥーだらけの男たちが
うわーみたいな感じで触ってて。
じゃあもう精神性としてはコロッセオの時から。
そうですね。変わってない。
じゃあ候補としてはジョージアか
第3部のルートを頑張ってたどるか
まぁ普通にイタリアを楽しむか。
はい、じゃあこのあたりでですね
ラジオ第8回お別れしたいと思います。
今日はですね、アイスランド語で
さよなら
ブレス
祝福のブレスですね。
さり際に
あなたに祝福をとか言うんですか。
さよならに使われるらしいです。
さすが。
岡田さんどんどん世界のさよならに
通行されてるんですね。
どんどんさよならだけ言える。
19:57

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