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2021-06-11 14:50

旅のラジオ / #006「標高の高い国の人を集めて頂上会談を開きたい」

旅への想いをまぎらわす、愉快な雑談ラジオです。
毎週金曜0時(木曜深夜24時)更新。

語り手: Satoru、岡田悠
聞き手: 石川大樹

題字&イラスト: べつやくれい
Presented by デイリーポータルZ https://dailyportalz.jp/


〈現在募集中の投稿コーナーはこちら〉

投稿コーナー①「生きて帰ろう」

旅行とは、ときにトラブルを伴うもの。
あなたの危険回避の知恵を教えてください。
(例:予備の現金をお菓子の小箱に隠す)


投稿コーナー②「あなたの旅の秘かな愉しみ」

旅行とは、自分で好きに愉しむもの。
あなたの愉しみかたを教えてください。
(例:旅行先のゴミを集めてノートに貼る)


投稿コーナー③「世界の罵倒語」

世界には、文化の数だけ罵倒語がある。
あなたが知っている罵りの言葉をください。
(例:南スーダン「ヤギ半頭の価値もない」)


投稿コーナー④「世界の音」

あなたが録った音をください。なんでもOK。
岡田さんと私が、ただそれを鑑賞します。
(例:イランの便器の音、バヌアツの料理の音)


投稿コーナー⑤「哀しい動物の鳴き声」

虚無を感じさせる動物の鳴き声をください。
作為はNG。哀しみは自然に発生するものです。
(例:たそがれの民家に沁みるヤギの声)


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00:01
Satoruと岡田悠の「旅のラジオ」
Satoruさん。 岡田さん、何ですか?
サミットってあるじゃないですか。 サミットありますね。
サミット会議のサミット。 うん。
あれやりたいんですよね。 あれをやりたい。
サミットを開きたい。 開きたい。
各国の代表が集まって、話す頂上会議みたいなんて、ちょっとかっこいいなと思って。
頂上会議って名前がかっこいいですね。 そうなんですよね。
サミットそうだな、確かにそうですね。
サミットはもともと頂上という意味から来てるんですけど、
世界の頂上代表する国が集まるということで、サミットと言うらしいんですけど。
そうですね、国力が高い国が。
それはちょっとなんかどうなんだと思うんですよね。
勝手に頂上名乗っていいのかと。
僭越ではないかと。 そう。
僕はちょっと真のサミットを開きたいなと思ってて。
文字通り世界で最も標高の高い国に住んでる人たちを集めた頂上会議を開いたらどうかなと思って。
いいですね、面白そうですね。
鉱山都市というか鉱山に住んでる人たちを集めたらどうなるのかなと思って。
例えば世界で一番高いのはもちろんエベレストなんですけど、首都とかで言うとまず南米ですよね。
そうですね、あの辺り。
ゴリビアとかエクアドルとかがかなり富士山よりも高いぐらいの高地に首都があったりして。
でもそっからこうアフリカ。
アフリカ山あれですか南の方ですか。
いやえっとですね。
レソトとか確か高めですよね。
エチオピアも高いですね。
ああエチオピアそうかそうかそうか。
エチオピアとかレソトもそうですね南アフリカのレソトとか。
あとはブータンのあたりとかですかね。
そうですブータンアジア結構ねその世界ばらけてるんですよね。
確かに確かにそれが集まる。
アジアアフリカそう。
その国々が集まる会議ないですね。
確かにどんなレソトゴリビアブータンの話はないな。
すごい良い発想ですね。
テヘランとかもね。
テヘランって1800メートルもあるらしくて。
そうですね高い高い確かに。
結構高いんですよね。
そういう文化圏は全く違うし言語も全く違うんだけど、
家が高いとこにあるっていう共通点で意外と話が盛り上がるんじゃないかと思います。
あるあるトークですね。
あるあるトーク。
なんか親戚連れてきたら鉱山病で死んじゃったよ。
そうそうそうそう。
03:00
なるほどね。平和的ですね。平和の祭典平和の会議ですね。
そうなんでしょうね。
なんか困り事とか悩みとかを打ち明け合ったりとか。
いいですね。
それともどこで開催するんですか?やっぱり高いところで。
いや低いとこじゃないですか逆に。
でも急に低いとこ行くと定山病って言葉があるのか分からないけど。
みんな具合悪くなっちゃって。
みんな降りてきて。
みんな降りてきて。
その平地でちょっとね。関東平和とかでちょっとやってもらって。
関東平和やっぱり東京でやるんですか?来てほしいですね。来てほしいですね。
そうです。多分いろいろ特徴あると思うんですよね。その、
はいはいはい。
涼しいとか。
そうですね。
ちょうどいいんですよね。なんかそのコロンビア行った時にコロンビアもかなり標高が高いんですけど、
はいはい。
一年中晴るみたいな感じで。
適当に近いけど標高が高いから、なんかこう打ち消しあってちょうど春なんですよね。
結構ね、その高いとこで都市があるとこってそういう場所が多くて。
標高高いけど気候がいいから住みやすいみたいな。
なるほどね。
そうなんですよね。
なるほどね。
あと木が少ないから結構石作り、レンガ作りの家が多いとか。
なるほどね。あと害虫とかも少ないんですかね?
害虫とかもいないと思いますね。
そうかそうかそうかそうか。なるほどね。
あとじゃがいもとかぐらいしか育たないとか。
あーそうなんだ。
じゃがいもばっかりだよなーみたいな愚痴をサミット会議で言ってもらうとか。
いいですね。アジェンダがじゃがいもとかなんですね。
じゃがいも。
すごいですね。
最近オススメのじゃがいもいろいろあって。
オラが国自慢のじゃがいも大会みたいな。
そうなんですよね。
それはもう平和中の平和ですね。
で各国がステートメントを出すわけですか。
そのうちのじゃがいもはなんかこんな感じでいいんだとかね。
そうですね。
最高だとか言って。わーとか言ってみんな。
すごいですね。いいですね。いいですね。
レマとかアルパカの放牧が多いとか。
はいはいはい。確かに鉱山で生きる生き物もね、確かに似通ってきますね。
確かにすごく環境が生活を規定するってよく言うけど。
鉱山は特にそれが顕著だな。
そうなんですよね。電話線を引くのが結構難しいから。
逆にすごく携帯電話が普及してたりするらしい。
そうかそうかそうか。
Wi-Fiとか4G、5Gとかああいうのが最高に役立つんですね。
そうそうそうそう。
いいですね。いいですね。
そうなんですよね。
じゃあスポンサーももうじゃあTモバイルとかあたりについてもらって。
よろしくお願いしますみたいな感じで。
どこのWi-Fiがいいかみたいな。
じゃあ同じ国で一緒に契約するから安くしてよみたいな交渉が。
まさにサミット名物電話線交渉が始まるわけですね。
そうなんですよ。
そうなんですか。これいいですね。
砂漠の地帯とかですね、そういうのあっても、
06:03
それって石油が取れるとこと取れないとこで、
やっぱり貧富の差があったりとか結構寄り添うになったりするじゃないですか。
そうですよね。
だから同じ環境だから仲良くなれるっていうのは必ずしも正しくはなくて、
それぞれの悩みが似てるのは確かに、
岡田さんの着眼点はまさに軽眼というべきか。
鉱山だとわからない。
鉱山の中でもなんかわからない、まさにマウンティングみたいなね。
ちょっと今ダジャレみたいな話したけど。
まさに文字通りマウンティングが発生する可能性はありますね。
まず何千メートルってところでの差がね。
そうでしょうね。
ちょっと虚偽深刻でね。
3,560、ちょっとまだまだですねって煽ったくは。
4,000台に行かないとやっぱりわかってこないですよねーとかね。
4,000台からが本物なんだよなーみたいな。
本当のコーチなんだよみたいな。
サミットでもありがちだけど、サミットの中の小グループとかどんどんできちゃって。
4,000以上のエグゼクティブクラスとかにしちゃって。
だんだんその中での分裂が起きて。
あんまりそういう方向には行ってほしくないですね。
細かいこと気にしない人はね、
うち何メートルかよくわかってないよーとかね。
わかんないけど。
そういう人もいるかもしれないしね。
標高にとらわれない人。
標高にとらわれない生き方とかね。
そういうなんか出版、自己啓発系の出版の新書とかね。
標高にとらわれない。
もともととらわれてないんだけど、
これからはもう30代からは標高にとらわれない。
そもそもサミットって何するんでしたっけ?
主要国会議の目的は?
集まってアジェンダがあって、
お互いに核兵器を縮減するにはどうするかとか、
経済的な障壁を減らすにはどうするかとか。
まさにその時々の非常に重要な議題を、
大臣クラス、ミニスター、閣僚クラスとか、
首脳クラス、総理クラスが集まらないと話し合えないようなこと。
例えば地球温暖化の削減に向けた合意とかですね、
そういう取り付けとか。
そういうのをいろんなG7とかG20とか、
いろんな枠組みで作るみたいな感じですね。
でもだんだん境外化はしてきてて、
最初はやっぱり戦争とか大きな冷戦の課題とかあるけど、
だんだんそれもなくなってきて、
多様化してきて、
10番手、20番手の国がどんどん経済成長してくると。
そうですよね。
みんなで合意がなかなか取れないから。
その点ね、標高は変わらないですか?
そうそう、標高変わらない。
初めから問題解決を目指してないから。
最後に声明みたいなの出すんですか?
最後に声明は出しがちですね。
出せないと決裂みたいな。
やっぱり折り合わず。
一番おいしいポテトを折り合わずみたいな。
そうすると両論兵器で、
コロンビアもおいしいし、ペルーもいいよね、みんないいよね。
それで終わりになる。
それは新聞紙とか。
批判される。
そう批判される。
決められない会議が踊るみたいな感じで。
09:01
そうそう。
そういうことだね。
エリトリアとかも高いらしいです。
エリトリアいいですね。
エチオピアの隣にあるアフリカの北朝鮮と言われる国ですね。
独裁国家的なやつですね。
そうそう。
あれは今首都のエリトリアの首都以外はね、
今行っちゃいけないんですよ。
行くと逮捕されるんですよ、確かに。
悪いことが起きてるのを隠したいから。
僕はそこに何とかして行こうとしてですね。
結局ちょっと行けなかったんですけど。
今一番行きたい国の一つはエリトリアですね。
あそこも田舎の方に行くとすごく面白いことが起こってるらしいんですよね。
でもその会議でエリトリアの人とボリビアの人があるあるって。
その二つがお互い以外に全然無関心で、
今までお前の国どこにあるんだっけ?
とかいうことになるところから始まるかもしれないですよね。
確かに。
ボリビアって聞いたことないなとか言って。
最初はだから失礼だみたいな感じで始まって、
だんだんお前結構うちと似てるね。
ちょっと家の外映してみてよとか言って。
その気あるよ、その気あるよとか言って。
確かに。
アルパカじゃねえとか。
アルパカいるじゃん。
いるいるいるみたいな感じでアジェンダにアルパカみたいな感じで。
そういう仲の良くなり方を畑目で見てるのって、
これ新しいエンターテインメントかもしれませんね。
標高高いと太陽近いんで帽子とか被りがちらしいんですけど。
長いやつね、あれね。
あれを家に置くところのスペースあんまなくね、みたいなね。
そうなんですよ。
あれ立てかけとくのめんどくさいんだよね。
ポンチョみたいなやつとかもね。
ありますね。
ありますね。
あったりするんですけど、
そういうのはアフリカも同じような別のなんか。
イノベーションがね。
逆に全然気づかなくて、
あ、その帽子いいわ、みたいなね。
帽子ね、みたいな。
あ、帽子かーって思わせなかったよ、みたいなね。
千年間気づかなかったよ、みたいなね。
ちょっとそれ輸入してくんないよ、みたいな。
ビジネスの氷も生まれるし。
いい話しかないですね、これね。
最後、関東、日本、東京でお土産のポテチ買って行って、
みんな家帰ったら爆発するっていう。
コンソメパンチ味がほんとにバーってなって。
この袋ダメじゃねえか、みたいなね。
確かにな、確かにな。
鉱山に持ってくと破裂しちゃうのはありがちだよね、とかね。
話してほしいですね。
投稿コーナーに参りたいと思います。
今回、再びですね、世界の音コーナーからですね、
石村Tさんというお名前の方からいただきました。
で、非常に丁寧なメッセージいただいたので、
ちょっと抜粋すると、今回投稿させていただくのは、
モロッコはマラケシュの船広場の音ですと。
12:02
夜に撮影した音声を収集しました。
マラケシュに訪れたときに、
観光客連れというには慣れ慣らしすぎる屋台や、
路上の商売人たちの熱気に圧倒されたのを覚えていますということですね。
で、モロッコはもうまさに僕も、
僕が初めて行った海外。
ああ、そうなんですか。
一人旅で初めて行った海外の国で、
マラケシュは本当に圧倒的な熱気にちょっと驚いたので、
深く共感したんですけど、
ちょっとじゃあ聞いてみますね、この音を。
聞いてみましょう。
冬ですね。もうね。
うるさい。
でも賑やかなね。
賑やか。とにかく。
マラケシュがすごいのは、これずっと本当、
深夜3時とかまで毎日やってるんですよね。
いいですね。
昼間は船広場っていうのは何にもなくて、
バーッとダダッピロいんですけど、
夕方ぐらいになると屋台とか大道芸人がゾロゾロと集まってきて、
どこにいたんやみたいな、
ぐらいの数が集まってきて、
本当地平線の向こうまでずっと屋台の光が広がってて、
すごいですよね。
大道芸人もいるし、蛇使いみたいなものもいるし、
入れ歯だけ売ってるおばあちゃんとかいたりとか、
むちゃくちゃなんですよ。
通りがかりに入れ歯を買おうかなっていう気持ちにはあんまりならないですよね。
でも売ってるんですよね。
シングルイシューで商売してる人が結構いらっしゃるの面白いですよね。
いろんな町行くと。
ストリートファイトとかもやってて、
それ見せ物として。
殴り合ってたりとかする。
すごいエネルギーだけで言うと、
これまでで一番すごかったかもしれないですね。
大道の中で行きたくなりましたね。
いい音ですね、これは。
落ち込んだときに聞きたい。
なんかもう全部どうでもよくなる感じ。
このにぎやかしさ。
たびのラジオ第6回、このあたりでお別れしたいと思います。
今回は新原語でさよなら、バイ。
14:50

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