LISTEN to me!の始まり
LISTEN to me! Presented by Campus! 23個目のエピソードです。
今日は、LISTEN to Communicate!、コミュニケート、当たり前じゃないかと思うかもしれないんですが、
このLISTEN to Communicate!ということについて、ちょっと考えてみたいなと思うんですね。
ちょうど、これがLISTEN to me!の6回目ですね。だいぶ前になりますね。8月6日。
6個目のエピソードで、LISTEN and COMMUNICATE with LISTEN という、そういうのを書いている、書いているというか、しゃべっているんですね。
LISTEN and COMMUNICATE with LISTEN と、要するに、このプラットフォームのLISTENで聞いてコミュニケートしましょう。
ということで、これ結構長いんです。35分ぐらいあるやつなんですが、ここでいろんなことを言っているんですけども、
要は、たわいのないおしゃべりが結構大事なんじゃないですか、というようなことも言っているんですよね。
人間のコミュニケーションにとっては、たわいのない会話というのは結構大事なんじゃないかな、なんて話もしているんですが、
このLISTEN TO MEでは、少しいろんなことをこだわって考えようということで、
19個目のエピソードですかね、LISTEN FOR WHAT?何で聞いているの?
LISTEN FOR WHAT?改めて、何で聞いているんだろう?というのを考えようということで始まっていて、今そのシリーズなんですね。
それで、20回目がLISTEN TO TALK。やっぱり聞いたらしゃべんなきゃね、という。
一方的に聞いているだけじゃつまらないよね、ということでLISTEN TO TALK。これが20個目のエピソード。
で、22個目のエピソードでLISTEN TO SHAREというね、ちょっとSHAREの意味を広げて、
SHAREという言葉はSNSではよく使うんですけども、
LISTEN TO SHAREということで、結構SHAREする文化というのは高度な文化なんですよ、ということで、
ボノボの話、霊長類のね、ボノボの話なんかも入れながら、こうLISTEN TO SHAREという話をして。
そして、ちょっと戻って、21個目のエピソードでLISTEN TO ENJOY。やっぱり楽しまなきゃね、という。
楽しむのも単なる表面的な楽しみじゃなくて、みたいな話をしたんですが、
今日はちょっとこのLISTEN TO SHAREっていう、SHAREするっていうのも日本語に訳すと、共有するって訳したりするじゃないですか。
で、コミュニケートっていうのも、共有するって意味合いが結構強いんですよね。
で、SHAREとコミュニケートってどう違うんだろうっていうことに、またこだわって考えるわけですけども、
これ22回目のエピソードでLISTEN TO SHAREのところで少し話したんですけど、
SHAREっていうのは自分の持ち物を誰かに与える、分け与える。
自分の身を削って誰かに与えるって、そういう意味での共有なんですよね、SHAREっていうのは実はね。
コミュニケートっていうのはちょっとそれと違うんですよね。
例えばSHAREの場合はAさんとBさんがいて、AさんがAさんのおやつの半分をBさんにあげるという形になるわけですよね。
あくまでも私的に、個人的に持っているものを他の個人に与えるという関係が基本なんですよね、LISTEN TO SHARE。
で、その他の個人って言ってもそれは不特定多数でもいいわけですよね。
ある人が、例えばSNS上で何か情報をシェアするっていう時には、ある人がその情報を不特定多数にシェアすると、分け与えるっていう、そういうイメージになるんですけども、
コミュニケートってちょっと違うんですよね。
どう違うのかなっていうことで言うと、コミューン、コミュニケートってコミュニティ、あるいはコミューンって言葉で、
やっぱり共同性とか共同体とかいう意味合いが強いんですよね。
それだけじゃなくて、例えばルームシェアって言い方ありますね、ルームシェア。
ルームシェアっていうのはあるルームをシェアする。
2人で住むとかね、いう形でやっぱり自分の取り分が減るわけですよね、ルームシェア。
それに対して、コモンルームって言い方もあるんですよ、コモンルーム。
これコミュニティの語源ですけどね、コモンルームっていうのがあって、コモンルームっていうのは実は、誰かの場所というよりみんなの場所なんですよね。
例えば、部屋をシェアするって言うと、やっぱり全部自分のスペースだったのの半分を誰かにシェアする、分け与えるなんだけど、
コモンルームになるとそうじゃなくて、もともと共有のスペース、一種の広場みたいなもんですよね。
なので、みんなの共有物っていうことで、シェアみたいに何か自分のものを誰かに分け与えるとはちょっと違う、
それとはちょっと独立した、共同的な空間とか共有の空間という意味での共有になってくるんですよね。
だから、誰かのものというよりも誰のものでもないみんなのものという意味でのコミュン、コモン、コミュニティっていう、コモンですね、コモンスペースって言い方になってくる。
コミュニケーションの公共性
で、なんでそこをこだわるかっていうと、リッスンtoコミュニケート、コミュニケートっていうのはそういう意味合いも含んでくるというね。
単なるシェアじゃないし、単なるトークじゃないし、という話でリッスンtoコミュニケートっていうときには、やっぱりそこにコモンルームみたいな空間が生まれる。
つまり一対一で誰かが誰かに情報を与えるんじゃなくて、そこに複数の人間の間に共通の空間が生まれる、共同の空間が生まれる。
公共、公共ですね、公共的な空間、公共って言葉が一番近いですかね。公共的な空間が生まれるっていうこととやっぱりコミュニケートって言葉は実はつながっていると。
ただ普段私たちはコミュニケーション取るってときにはね、もう一対一でもコミュニケーション取るっていう使い方しちゃうから、なんとなく区別がつかないんだけど、
やっぱりそこにはコミュニケートっていうときには、やっぱりこう、公共的な空間、公共的な空間というのの存在がやっぱりあるんですよね。
だからもっと言うと、コミュニケーションを取るとかコミュニケートするってときにはその公共性がなきゃいけないってことなんですよね。
ここがまた難しい話なんですね。
で、これをListen to enjoyっていうね、21回目に話したenjoyの話ともちょっとつながるんですけども、
joyっていうのには、単なる楽しむというよりもやっぱり恵みとか恩恵とかってね、そういう意味合いがやっぱりあって、
ジョイフル、ジョイフルって言ったときにはちょっとこう、神の存在まではいかないにしてもやっぱり何か天の恵みみたいな意味合いが結構実は昔はあったんですよね。
今はだいぶなくなっちゃってますけどね、enjoyはね。
なのでそういうジョイ、ジョイというのは少しこう、何かこう、自然とか天とかあるいは社会とか世の中からね、
なんかこう、恩恵とか恵みみたいな意味合いがやっぱりちょっとあると思うんで、
なんかそういう意味でのenjoyできるようなコミュニケーション?
あるいはlisten to communicateっていうときのコミュニケートの質というか、何ていうのかな、単なるシェアじゃないというね、
意味でのコミュニケートっていう部分というか、そういう領域があるんじゃないかななんてね、
思って喋ってるわけですけどね、これなかなかうまく表現しにくいんですが、
そんなのに関連して、また戻って申し訳ないんですが、6個目のエピソードでlisten and communicate with listenっていうね、
ところはちょっと35分くらい長く、長い回なんですけど、
ここではそういう、ちょっとなんとなくそういうコミュニケーションみたいな、
ちょっと公共的な空間みたいな、意味合いでの共有というね、ことが少しこう、表現したくて、ちょっと長い回になってるんですけどね、
もし興味あればね、特に6回目まだ聞かれてない方は、6回目のエピソードはちょっと長いですけど、
でもこれがね、listen to meの中で一番聞いていただけて、一番あの、最後まで聞いていただいた率も一番高いというね、だから、
短かきゃいいってもんじゃないですね、このポッドキャストっていうのは。
長さの問題じゃないと、最後まで聞いていただけるかどうかって、長さの問題じゃないと。何の問題なのかっていう問題ありますけどね。
そんなことで、Listen for Whatという19個目のエピソードからの続きの話になってるんですね。
20、21、22とね。
で、今日はListen to Communicateということなんですが、くどいねこれね、今日の回はね。
6個目のエピソードをぜひ聞いていただけると、その辺の雰囲気というか、ちょっとやっぱりそこは区別した方がいい。
単なるシェアじゃない。単なるトークじゃない。
そういう意味でのコミュニケートっていう世界がやっぱりあるのかなーなんてね、思ったりしてるので、
このListen to Meはね、どうでもいいことをぐだぐだと、ぐじゅぐじゅと考えるという、そういう番組ですので、
今日はちょっとコミュニケートっていう言葉にね、ちょっとこだわって喋ってみました。
ちょっとくどい回でしたね、これね。
次回どうしようかな。困ったな。
ということで、ではまた。