2001年のテクノロジーの振り返り
時間や社会にとらわれず、雑談をするとき、つかのま、おっさんたちは自分勝手になり、自由になる。
誰にも邪魔されず、気を使わずものを語るという行為、この行為こそが現代人に平等に与えられた最高の癒しと言えるのである。
場末のラジオ シーズン2
はい、場末のラジオでございます。今回もこの3人でお送りいたします。ハッシーです。
はい、佐藤さんです。
こぞうさんです。みんなよろしくネット。
はい、よろしくお願いします。
はい、今回はBack to 2001ということで2001年について振り返っております。
はい、前半はですね、911のテロのお話とか、BSEの話とかね、ブロードバートが出てきたよっていう話で盛り上がりました。
盛り上がりましたね。
後半はまたいろいろ見ていきたいと思うんですけども、iPodが発売された年ではあるんですが、Macで言うとですね、WindowsだとWindows XPという長期政権を担ったOSが出てきたわけですよね。
あれも確かWindows NTの技術を統合した、NTベースで今までの9号系をかぶせたみたいな感じだったかなというふうに思うんですけども、Macのほうも長年システム7系って言ってですね、システム8、システム9、Mac OS9とかって来てたんですけど、
やっぱり積み重ね積み重ねで基盤が、ベースがもう、なんていうか、脆弱なベースで作っていたものですから、いよいよその辺変えていかなきゃいけないっていうところで、スティーブ・ジョブズが戻ってきたのがそれがきっかけなんですよね。
スティーブ・ジョブズが作ったNext StepっていうOSの会社はNextっていう会社があって、Next StepっていうUNIX系のOSを作ったんですけど、それが本当はNextとかNextっていうワークステーションにしか動かなかったのを、
Windowsというか他のマシンでも動くようになったっていうのがOpen StepっていうOSを作りましてですね。それがMac OSの基盤にできるんじゃないかっていう、いくつかの候補の中の一つだったんですね。
NTも候補に入ってたっていう話もあるんですけど。
そうなの?
例によってスティーブ・ジョブズが魔法のようなプレゼンをしてですね。もうこれしかないっていうことで、Appleにまた呼び戻すという形ですね。
なるほど。
Nextを買収するという形で、Appleに戻ってくるということで、Open StepをベースにしたOSを新しく作るという、Mac OS 9の後継のMac OS 10っていうのを開発したんですけど、本当は1999年ぐらいにリリースされるわけだったのが、
伸びに伸びて、この年Mac OS 10.0って。猫系の名前がついてて、最初のやつはCheetahだったかな。
Cheetah?
っていうのがリリースされたのがこの年なんですけど、まだまだMac OS 9をみんな使ってたので、アプリも動かねえわ、機械もつながらねえわ、何もできねえわみたいな感じで。
なるほど。
そんな状態でiPodが使えるよって言ってもみんな買わないっていう。
そうか、そういう側面もあったわけね。
これもあったかもしれないです。
ここでぶった切ってるわけだ、今までのものはレガシーなんで使えませんみたいな感じ。
ところがですね、さすがにそれじゃだめなので、9はそのままもちろんインストールもできたんですけど、
そのMac OS 10の中でMac OS 9を動かすっていう仮想化で対応してたんですね。
仮想化なんだ。
クラシック環境みたいな。だからイラストレーターも動かなかったんで、PhotoshopとイラストレーターもMacで動かなかったっておかしくないですか。
そうだよね。Macとはって言われるよね。
そうなんです。なのでダブルクリックすると自動的にMac OS 9の起動画面が出てきて、その起動を待って、画面の中がMac OS 9の古いクラシックの環境になって。
なるほど。
使うっていうことで、不安定っていうのもあるし起動が遅いっていうので、まだまだ実用的なOSではなかった。
iPodの登場とその影響
なるほど。エミュレートしてるわけじゃなくて、仮想なんだね。
エミュレートですね。
エミュレートか。
今のM1、M2のMacとかは、前のMacとの互換でまたエミュレートしてるんだよね。ロゼッタストーンだったっけ。
ロゼッタですね。
実はロゼッタの技術は仮想化の歴史でもあるので、Macの場合は。
インテルに変わったときも、パワーピーシーをエミュレートして動かすっていうのがロゼッタっていうのがあったんですよね。
なるほど。
だからその前もパワーピーシーに切り替わったときもそうなんですけど、その辺は結構意外とうまくやってのけてるっていう感じ。
そうだね。
このMac OS Xがベースになって、iOSもできてますんで、本当に今の世の中を設計しているOSの元祖っていうのができた年でもあったということですね。
iPodが出た年もこんな年としたから、結構そう考えるとね。
なかなかMacの人たちにとっては歴史的な年ですね、2001年というか。
そうですね。
そんなことがあったんだ。
でもiPodも高かったもんね、結構。
まあ確かに。
3万円くらいしたんじゃなかったかな。
当時で。
ハードディスク自体がまだそんなに安くなかったですもんね。
なんかやっぱり、おいそれと手が出るような感じではなかったな、音楽聴くだけでみたいな。
でも売れたんですね。
そういうのが欲しかった人には待っていたっていう感じかもしれないですね。
そうだよね。
iPhoneが出るまでは持ち運びできる音楽プレイヤーだったってことだもんね。
そうですね。
ってかね、膨大な曲数を収納できること自体がね、やっぱり格段でしたもんね、数が。
もうピタ違いでしたよね。
やっぱ衝撃的だったの。
私あんまり音楽とかをたくさん集める人じゃないから、あまりピンとこないんだけど、
自分のライブラリーが一つの中に収まるみたいなやつが、すごい画期的だったってこと。
だってほら、CD1枚でまとめてる人がCDチェンジャーを使っていっぱいって思ってる、
そのCDチェンジャーが何十台レベルなわけじゃないですか。
それを一瞬のうちに飼育できるって考えたら、
やっぱもう夢のような機械ですよ。
なんかさ、このiPodの中に入ってる音楽は私が一生かかっても聴けませんみたいな感じ。
そんな感じですよね。
私の場合はやっぱり長距離移動も結構あるから、
CDチェンジャーを使った時に、
3時間とか4時間とか走ってても、
同じ曲にならないっていうのは画期的ですよ。
そう言われればそうだね。
聴く時間の長さか。
だってカセット時代も何個も持ってきましたもんね。
そうそうそうそう。
ケースがあったもんね。
カセットの時代は、
デジタル化することの運営機がここにもありましたよみたいな感じだね。
でもやっぱりそれも探す、
自分の聴きたい曲がすぐ探せるっていうところに行かないと、
やっぱりその辺もしっかり音楽を聴かないといけないんですよね。
やっぱり音楽を聴かないといけないんですよね。
音楽を聴かないといけないんですよね。
音楽を聴かないといけないんですよね。
探せるっていうところに行かないと、
やっぱりその辺もCDとかと比べて良かったんですよ。
CDチェンジャーとかだと遅いしさ出てくるのも。
そうそうそうそう。
どこら辺が調べやすかったの?操作的なもの?
それともファイルシステム的なものなの?
操作ですよね。
だってアルバム単位とかアーティスト単位とかって、
CDチェンジャーだと結局CDでそれでまとめないとできないわけじゃないですか。
そうだね。
さらにはプレイリストで昔のカセットみたいなこともできるっていうね。
そうそうそうそう。
タグ付けの概念ってその頃からあったってことだね。
ありましたありました。
なるほど。やっぱすごいね、そう考えたらね。
他の機会でもなかったんじゃない?タグ付けっていう考え方。
ファイルとフォルダ管理じゃなかったっけ?
いやパソコンの中ではMP3がもうタグには対応してたんで。
そうそうそうそう。
そうだね、MP3はタグ付けだったね。
音楽プレイヤーの革新
パソコンの中ではもうHDDもあったし、大量の中から探すっていうのはあったんですけど、
それを携帯製で実現するっていうのがあのちっちゃい画面の中でやるっていうのがね。
なるほど。
全体プレイヤーレベルだと本当に単純にカセットみたいな再生か、
何曲目の何番目ぐらいのレベルしかなかったわけですよ。
それがもうちゃんとアーティスト名とか、
そういう視覚的に分かりやすい情報で整理できるっていうのが手のひらでできるっていうのがでかかった。
なるほど。
クリックホイールがやっぱり優秀でしたよね。
納得。
納得ですね。
音楽聴いてる人からするとやっぱりすごいことだったんだね。
しばらくこれが独壇場みたいな感じで、
iPodプレイヤーというかiPodみたいなのが続きましたよね。
何年か前に終わったのかな、iPodの生産もついに。
iPodタッチの最後の機種は確か終わったんですよね。
ネットバンクの普及
終わったんだよね。
全部スマホに全常したっていう感じですね。
ほとんどのことはみんなスマホになってないって感じするよね。
置き換えられちゃったね。
今考えたら。
なってないのは何なんだって感じだよね。
その他何か気になった出来事とかありますか。
この年がネット銀行の年明けなんですよね。
ソニー銀行とeバンク銀行が。
ちょっと前ぐらいにジャパンネットバンクがあったっけ。
前の年ですね。
ジャパンネットバンクも今はペイペイ銀行。
eバンクも今は楽天銀行になってます。
ソニー銀行も。
ソニーが金融会社になったのはこの年か。
今や保険も扱っています。
それかつそっちの方が強いのかね、ファイナンスの方がね。
確かにネットバンキング便利だなと思ったもんね。
ソニー銀行、最初ポストペットがキャラクターだったじゃないですか。
ああ、そうでしたそうでした。
マネーキットとかっていってね。
持ってるんだけど、今はもうどこ行っちゃったんだ、キャッシュカード。
全然中身もないんだろうけど。
他のネット銀行もいろいろ持ってるけど
ソニー銀行はどうしたんだろうって謎だな。
使ってないってことかしらね。
使ってないからもう使えなくなってるかもしれないですね。
なんだかないと使えないでしょうね。
自分はジャパンネット銀行のみなんだけど、今のペイペイか。
最初作るときに本当に大丈夫なのかなと思った。
銀行の窓口とかに行かなくて手続きしなくていいんだ。
私両方持ってますけど、解説の手続きをするときに
ジャパンネット銀行は書類を書いて解説手続きして
Eバンクが書類全く書かずに解説した記憶しかないですよ。
Eバンクすごい。
あっちの方が簡単だなっていう感じの印象で。
手数料はEバンクの方がもろもろめんどくせえなと思って。
なるほど。
楽天になってからしばらく使わなくなったし。
名前が嫌だとか思ってたらペイペイ銀行になって
なおさらショックを受けた。
なおさらだよね。
名前大事だぞって言いたくなる。
銀行の機能が365日24時間とりあえず使えるみたいなやつは
楽だよなと思うもんね。
あと、都銀の振込手数料が安い。
そうなの?
地方銀行からだと都銀の振込手数料って結構長くなるんですよ。
そうね。
それがネット銀行からだとやっぱりまだ安いから
やっぱ都銀の振込はもっぱらそこでしたもん。
なるほどね。
確かにね。変わるよね。
今やメガバンクっていうところも
ネットで簡単に口座が開設できる時代ですからね。
僕も近くに三井住友銀行なんて
1店舗もないのに口座持ってますもんね。
そうなんだね。
オリーブ支店とかね。
確かに。
変な名前だよね。
最初恥ずかしくなかった?あれ書くの。
分かるよ。
本店だから大丈夫なのかな、自分は。
本店だよね。あれはね、初期は本店業務ですよね。
本店業務だから。
サルビア支店とかさ。
星座とかお花の名前だったっけ?
変な名前なんだよね。
ビーバンクの初期はサルサとかね。
そうなの?
変な名前だった。
あんま馴染みがねえな。
だいたい地名だもんね、銀行の支店名ってね。
地名ないもんね。
確かにね。
そう考えると金融業も
いろいろ転換点だったって感じですね。
ネットの技術がそれなんでしょうね。
そうなんだよね。
ブロードバンドですよね。
そうか。
レーベルゲートがネットMD対応許可配信とか
いろいろ話したいこともあったんですけど
そろそろ時間になってきてしまいましたね。
かねら。
ちなみに年間ランキングの1位は
ケミストリーでございました。
ですね。
その当時ケミストリーだったんだね。
ケミストリー、ゾーン、ポルノグラフィティっていうね。
ゾーンか。
このラインナップ見ても今でも
新しめの曲でも入れとくかっていう曲が入ってたりするのが
ちょっと信じられないです。
天体観測なんか、そうか。
こんな古い曲なんだな。
そうか、この年か。
23年前ですよ、23年前。
ね。
怖い怖い怖い。
さすがにね、このぐらい離れていると
ちょっと振り返りがいもある感じでございますね。
23年前?
23年ですもんね。
いい大人になっちゃうよ、23年経ってたら。
あの時に23年後か。
そうか、だからあいこ様が23歳ってことか。
そうだよね、大学を卒業されましたからね。
おい、おい。
やめろ、やめろ。
終わり、終わり。終わりにします。
終わりにします。
はい、今回はこの辺でありがとうございました。
ありがとうございました。
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