エピソードの冒頭と企画紹介
時間や社会にとらわれず、雑談をするとき、つかのまおっさんたちは自分勝手になり、自由になる。
誰にも邪魔されず、気を使わず物を語るという行為、この行為こそが現代人に平等に与えられた最高の癒しと言えるのである。
場末のラジオシーズン2
はい、場末のラジオでございます。 今回もこの3人でお送りいたします。はっしーです。
はい、さとおっさんです。 えこぞうさんです。みんなよろしくね。
はい、よろしくお願いしまーす。
はい、今回も前回から始まりました新企画ですね。
浅い知識で語ろうという。
前回は私、はっしープレゼンツでタイムボカンシリーズについて、うろ覚えで語っておりましたけれども、
今回は佐藤さんプレゼンツということで、タイトルは何でしょう。
タイトルはMSVについて語ろう。 MSVについて語ろう。
MSVというのはあれですね、ガンダムですね。
まあそうなんですけど、ある方はネオジオって言って、それはMVSだと。
失礼、失礼。
業界長いんで。
MVSだと、MOSTバリアブル滑らないみたいな感じ。
ガンプラブームの背景
滑らない話の、みたいな感じ。
そっちかー、なるほど。
モビルスーツのMSですね。
そうですね、はい。
で、MVは?
バリエーション。
バリエーション。
ざっくりと、これはあれですね、ガンプラですよね。
ガンプラなんですよね、実際の目に触れるものとしては。
そうそうそう、まあ流れはいろいろあるんですけどね。
まあなんだろう、ここらへん言うのに、まずやっぱりガンダムの出だしの流れがないところで成立しないやつなんですよね。
あの結構、よく知られたネタはガンダムは打ち切りだったっていう話。
もともと1年やる予定だったのが43話で打ち切りになったと。
でも一部の人たちがすごい熱狂的な人気が出て、映画にもなったと。
そこで出たのがガンプラブームっていうのができたと。
映画の流れで出てきたって感じですね。
ガンプラブーム自体がやっぱりメジャーになって、そこでプラモが出てそれがすごい受けたっていう、そういう順序があったっぽいんですよね。
ただ、実はブームでガンプラが売れに売れたと。
そうなった時に一つ問題が起きたんですよね。ネタ切れっていう現象が起きたんですよ。
だってテレビ放送、映画はもう終わってる。
出てきたいわゆる登場メカたるモビルスープは限られてる。
でも売れてる。出さなきゃいけない。なんもねえよと。
その時にどうなったかっていうので、出だしでまずあったのが色替えだったんですよ。
色を変える?リアルタイプとかいうやつ?
そうなんです。元々ガンダム自体がいわゆるリアル路線っていうのを走ってですね、実在に近い感じでいろいろ仕上げようみたいなのがあったわけですよ。
それでいわゆる同じキットを色変えて、専用デカールを付けてリアルタイプなんたらというのを出したと。
これがまた売れたんだ。
あれって、キット自体はほとんど変わらなかったんでしたっけ?
全く変わらない。
えー、そうなの?
本当に色替えだっけ?
すごいなあ、バンダイ。
それはすごいね。
でもまあ売れたんだ、これが。買ったもん。
当時。
言い方変えるとあれ?デカールを変えました以上なの?
うん。本当に色が違うんですよ。リアルタイプだから。
成形色が違うってことね。
ガンダム自体のトリコロールカラーをグレー系にしてみたいな感じで、リアル路線というのになったわけですよ。
なるほどね。
まあでもそれでもやっぱりもうネタが切れると。
じゃあそしたらどうするんだと。
試作型モビルスーツという路線が出てきたんですよね。
なるほどね。試作ね。
MSVとZakuの多様性
実はあれも結構裏があって。
これ後から知ったんですけど、本編のアニメの中の連邦軍の会議かなんかの映像のところに、試作モビルスーツっぽい出てないモビルスーツの画面が、図面が出たっていうショットがあったんですよ。
それがなんか、じゃあやっぱりこれはもうモビルスーツがそうやってあるんだから、何かそれを試作したとか、バリエーションとかそういうのがあっておかしくね?みたいな雰囲気ができたと。
なるほど。
そこからその試作型モビルスーツと称して、いくつかプラモが出たわけですよ。
アックガイとかね。
そうね。
あれちょっと衝撃だったもんね。これどこに出てたんだろうって思ったもんね。
そう、思った思った。
アックガイ、ゾボック、ジュワック、アックという。
水陸両用系ですよね。
そうそう。
まあ、これがまたね、人気が出たんだな。
あのデザインはなんかだいぶ変わっている気がしたけど、小学生か中学生頭ぐらいの時に見たような覚えがあるんだけど。
ねえ、売れたんだ。
なかなか豪快ですよ。
ねえ、豪快だよね。
ムチ持ってたりとか、ムチじゃない、なんかついてたりとかね。
そうそうそうそう。
だって目がね、蜂みたいな目してましたからね。
そうそうそうそう。いかづきみたいな形ですね。
ゾボックに至ってはね、ブーメランカッターみたいなのがね。
あー、ゾボックね。
これは何なんだっていうね。
これって純粋に商業的な意味合いで生まれたってことなんだね。
まあ、結局売るものが欲しいっていうのもあってね。
なるほど。
で、その時にその試作型モビルスーツっていう流れができてきて、これを一つシリーズ化しようっていうので、モビルスーツバリエーションっていうのをプラモを出す前に、
それはコミックボンボンみたいなところとか、国境誌とかそういうところで設定資料集と称していろんな絵をまず発表しているわけですよ。
すごいですよね。大原邦夫さんあの当時でタイムボッカーシリーズのあれやりながらそっちやってますからね。
うれっこじゃんね。
っていうので、そのモビルスーツバリエーションっていうのを絵を出してプラモが第一弾が出たら、まあ爆発したと。
なるほど。
ちなみに第一弾が0.6Rなんですか?
そうです。あれが最初です。
R型っていう感じで。
あの時にそのMS-06R Zaku2っていうのが出て、これはZakuの強化版だと思った。
実際その時はそうだったんですよ。
ただ、それは最終的には設定の通じつも合わせで全部Zaku2になりました。
あとから俺がZakuだと思ってたものはみんなZaku2だったんだって思った。
へー、なるほど。
だってアニメ放送当時、いわゆるZaku1?
うん。
だって本当に正式名称が旧Zakuなんだもん。
ね。
あ、そうかそうだね。
旧Zakuはかわいそうよ。
なんで旧Zakuだったんだろうね。
アニメ本編でシャアが、「やめろガダム!そのZakuは旧式だ!」とか言ってたから。
あー、それで旧Zakuって言われたんだ。
うん、そうそうそう。
そうか。
だってガンプラのパッケージにも旧Zakuって書いてあった。
そう、書いてあった。
そうだね、言われていけば。
かわいそうですよ。
144分の1に行ったら当初は空権ですからね、もう。
そうね、確かにね。
まあ一応ヒートフォークはあったけど。
あー、なるほどねー。
ちなみにあれは映画になってやっとマシンガンを1個見た映像が出て、
それが100分の1でキット化されてっていうのがあってね。
うーん。
動力パイプがないんだよね。
あー、そうですそうです。
そうそう。
なるほど。
じゃあ、連邦とジオンの方から見ると、
ジオンの方がバリエーションが多いってこと?
やっぱり多いですね。
実際に出てるものを見てもそうなんですよ。
例えば、まあ今一番バリエーションが多いのがZakuだわけですよ。
もともと設定のところでもZakuはその状況に合わせていろんな仕様が書かれている。
MSVの中のシリーズでも最初の方で砂漠専用のZakuと。
うん、いたいたいた。
水中用Zaku。
うん、いたいたいた。
あとはZakuにキャノン砲をつけたやつ。
うん、いたいたいた。
っていうのが元祖で、まず設定仕様が出てきて、
それがそのままMSVでZakuデザートタイプ、
水中用Zaku、そしてZakuキャノンって出てたわけですよ。
うんうんうん。
あれは心踊ったね。
へへ。
そうですよ。
あの当時ってネットがないから、そういう情報って、
MSVとその魅力
例えば模型雑誌とか見てればいいんだけど、そういうのに触れてない場合って、
もう発売されて初めて目に触れるわけじゃないですか。
あー、そうですね。
なんだこれは!と思って、横のちっちゃい文字を必死で読むわけですよね。
あ、そっか。
あれはテンション上がったよなぁ。
またね、組み立て説明書がすごいですよ。
設定資料紙みたいになってましたもんね。
これが作られた背景みたいなのが、節々と文章が書かれてるわけですよ。
うーん、それはくすぐるね。
またね、組み立て説明書がすごい小賢しい作りしてるんですよ。
このまま作ったら作れない仕様の完成見本があるんですよ。
え?そうなの?
そう。だから、最初の高機動型06R ZAK-2が出た時に、
あれ基本黒い三連成仕様だから黒ベースなわけですよ。
でも完成の塗装見本の一番最後のところを見ると、白の色がついてるんですよ。
ほうほう、やっと。
これは別の仕様のものになってるんですよ。
しかも一部ディティールが変わっていて、
あんなの基本的に改造しなきゃできないような感じの完成見本になってるわけですよ。
そうなんだ。
実はその白になってたのが、実はそこにもう既に新松永のZAK-2が書いてあったっていうね。
なるほどね。そういうマニア心をくすぐるわけだ。
発売予告みたいな感じになっちゃってた?
かなり後でしたけどね、実際に発売されたのは。
あ、そうなんだ。
そう。
なるほどね。歴史を知ると面白いね、これがね。
すごい仕様でしたね。
確かにすごい。
ZAK-2はその後もジョニー・ライデンのやつとか、あと偵察型みたいなやつ。
そう。いわゆるカスタム仕様のものと、あとそういった目的に合わせた仕様。
強行偵察型っていうモノアイがレンズになってたんですけど、あれ2種類出たんですよ。
え?そうなの?
いわゆる強行偵察型っていう通常タイプのものと、
頭の部分が本当にモノアイ部分が上下というか回転みたいに稼働するタイプのZAKフリッパーっていうのが出たんですよ。
あったZAKフリッパー。
その強行偵察型のバリエーションのやつ。
なるほど。
そういうのがあったり、あと遠くから嫌い散布をする専用のZAKっていうので、ZAKマインレイヤーっていうのがありましてですね。
へー、それも覚えてないな。
実はあれが当時のガンプラZAKの中では紙機だったんですよ。
ほー。
実はそのマインレイヤーっていうのが、後ろに嫌い散布用の専用のランドセルがあるんですけど、
通常のランドセル、いわゆる普通のZAKのランドセルもあるんですよ。
付け替えができるってこと?
いわゆるコンパチができるやつなんですよ。
へー。
当時、通常のタイプのZAKって、最初のZAKの旧キットって足首が動かなかったんですよ。
うんうんうん。
足首動くの旧ZAKしかなくて、改造しないとZAKにならなかったんですよ。
なるほど。
でもマインレイヤーは足首がちゃんと動く仕様になってる。
なるほど。
で、後ろに通常のランドセルがあるって言って、改造なしで足首が動くZAKが作れるようになったって言って紙機になったんですよ。
おー、なるほどねー。
そういうのありますね。ゲルグキャノンかなんかもそうだよね。
あー、そうそうそうそう。
うん。
あれ100分の1のゲルグは肩が動かなかったのが、なんか動いたとかね。
144分の1で動かなかったのが、それで動くようになった。
あ、144分の1でか。
100分は動かなかったんですけどね。
肩が動かない。
何もアクションのことを考えてない成形っていう感じですね。
なるほど。えー面白いね。
やっぱZAKが多いの?このバリエーションは。
ここまでZAK言ったんですけど、もちろんDOMもあったわけですよ。
うんうん。
GUFもあった?
GUFもあった。
GUFの場合は飛行試験型のGUFってのがありましたね。
飛行試験型。
で、あとGUFからDOMになるあたっての試作型ってのがプロトタイプDOMってのがありました。
うーん。
あったあった。
またそれもね、完成見本のところのね、塗装図のところに砂漠船仕様とか言ってね、またカスタマイズされたかったのがあってね。
なるほど。トロピカルDOMだ。
それが後でまたキットとして出たっていうね。
へー。なるほど。
これマーケティング上手ってことじゃん。バンダイが。
あーやっぱすごいっすね。
ねー。
究極がやっぱり、ZAKの究極が、いわゆる再コミュ試験型ZAK。
あーあった。
あったあった。
あれも2種、2つあったんですよ。
うんうんうん。
普通のZAKでちょっと手がでかくなったような雰囲気の再コミュ試験型ZAKがあって、
それをさらに足を固定型して、
よりジオングに近い感じになったっていうので、いわゆるそれが俗に言うタコZAKってやつなんですよね。
うーん。
カコ足みたいなZAKってね。
あれね、面白いのが、モビルスーツって全部機体番号ってのがあるわけですよ。
うんうんうん。
最初の再コミュ試験型が、いわゆるMS-06系の型番になってて、
タコZAKの方になるとMSN-02があったんだよね、入隊すると。
ジオングが02だから、それと前進みたいになってるっていうね。
うーん、面白い。
ジオングがもう最初から02だったってことは、01の設定はあったってことね。
まあそういうことですよね。
なるほどー、くすぐるなー。
こういう設定ね。
面白いなー。
面白いなー。
1回切っていいですか?
じゃあ前半この辺で1回切りまして、また後半もいろいろMSVについてワクワクしていきたいと思います。
ZAKとDOMのカスタム仕様
はい。
今回はこれでありがとうございましたー。
ありがとうございました。
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