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2022-09-29 19:13

#417 レポートトークとラポートトーク、あなたはどっち?

夫婦の会話が成り立たない要因のひとつに、お互いの会話技法が違うという問題があります。

レポートトークとラポートトーク。

このふたつの違いを知ることで、お互いへの理解が一歩進むようになります。


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アツの夫婦関係学ラジオ、このラジオでは、夫婦関係に悩む方向けに関係改善のヒントになる発信をしています。
マジで、妻の言ってること全然わかんない。夫の言ってること全然わかんない。何言ってんの?何が言いたいか全然わかんない。私たちすれ違ってる?みたいなことって結構あると思うんですね。
妻の言ってることが本当にわかんないとか、夫の言ってることがマジでわかんない。同じ言葉喋ってるんだよね、私たちみたいなことってたまにあったりすると思うんですね。
その度にイライラしてしまったりとか、本当に何言ってるかわかんないんだけどって、言いたいんだけどそんなこと言えないし、このモヤモヤどうしたらいいの?っていうことって結構あると思うんですけど。
今日はこのモヤモヤがなぜ起こるのか、なぜ夫婦の会話がすれ違うのかということをレポートトークとラポートトークというこの2つの概念をもとに話をしていこうと思います。
今回も日本の夫婦パートナーとやっていくシアワースと葛藤という本をもとにお話をしていきます。
今回のこのレポートトークとラポートトーク、この2つのトークの仕方の違いがわかると、だから妻はこういう言い方をしているのかとか、だから夫はこういう言い方をしていたのかとか、こういうことが言いたかったのかということが何となくわかるようになって、ちょっとずつ歩み寄れるようになるんじゃないのかなって思っています。
今日はそのレポートトークとラポートトークのそれぞれの違い、そしてそれによって起こる問題とかどうしたらいいのかということについて話をしようと思います。
まずですね、このレポートトークって何のことかというと、簡潔・理論・抽象を特徴とするコミュニケーションと言われています。
正確な情報や事実を論理立てて相手に伝える技術ということですね。要は仕事で使っている話し方ですよね。何がどこでどうなったのかとかっていう情報だけを正確に伝える。
なんかすごい嫌だったんです、もうこんな仕事したくありませんとか、私もうこんな嫌です、あの人がこうでこうでああで、もう嫌みたいなことを言いたくなるときってあると思うんですけど、そういった感情は横に置いておいて、何が起こったかどうするかといった正確な情報や事実だけを脳に立てて説明するという技術ですね。
本当に職場で新人の頃とかってなかなかできなかったりすると思うんですよね。結構初めの頃に僕は言われていたのが、意見と事実は分けろということをよく言われていて、何か問題が起こったときに上司に報告をするじゃないですか。
その時に情報以外の自分の感情、こういうことだと思うんですよねとか、こういうふうになったからこうだと思うんですよね、だからこうしたほうがいいと思うんですよね、でもあそこはこう言ってるんですよね、みたいないろんな自分の感情とか憶測とかが入り混じってると判断する人間としては判断ができなくなっちゃうんですよ。
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余計な情報、ノイズが混ざってくるので、ちょっとマジで何言ってるか分かんないんだけど、何が起こった事実だけ言ってくれないみたいなことを言われてしまったりとか言ったことがある人っていると思うんです。僕も言われたことあるし言ったこともあります。
これがリポートトークってやつなんですね。感情を混ぜると相手が理解できなくなるんですよね。どんな人もそうだと思うんですけど、脳に立てていろんな説明をしようとするときにそこに感情が混ざっちゃうと理解ができなくなるんですよ。
情報のノイズが多すぎて。人の感情、寂しいとか悲しいとかっていうのはすごく大事な感情だと思うんですけど、仕事上において前に進める、仕事を前に進めるためにはそういった感情を横において事実だけを言わなきゃならないときってあると思うんですよね。
これがリポートトークです。もう一つのラポートトークといったもの。ラポートってあんまり聞いた覚えがないと思うんです。あんまり耳にしない言葉だと思うんですけど、フランス語らしくてお互いが信頼し合っている、調和している、フィーリングが一致しているという意味のフランス語だそうです。
なんでリポートが英語でラポートがフランス語なのかよくわからないですけど、たぶん語呂が良かったからつけたんでしょうね。このラポートトークって何なのかというと、具体的に詳細にそして感情豊かに表現することと言われています。自分の感情や心の動きを伝えて相手に共感させるための技法と言われているんですね。
全然違うんですよね。さっき言ったのと違いますよね。リポートトークというのは感情を混ぜちゃダメ、混ぜるのは危険という感じだったじゃないですか。自分の感情を入れちゃうと何が起こったかという事実をうまく伝えられなくなっちゃう。だけどラポートトークの場合は事実とかじゃなくて自分の感情をメインで伝えていく。
だけどそこで勘違いしてはいけないのは、自分の感情だけをグワーッと言うのはラポートトークじゃないんですよ。本当に悲しかったら本当に嫌になっちゃうみたいな感じでバーッと言うのがラポートトークじゃなくて、ラポートトークというのは相手に共感させるための技法なんですよ。
個人的な感想ではなくて相手がその言葉を受けて、そうなんだね、なるほどな、そうかそうかというふうに共感するような言葉を組み立てることをラポートトークって言うんですね。
感情が一方的になっているのではなくて相手を意識した、共感してもらうことを意識した内容、そういった前提の内容なんですよ。自分が今感じている感情を相手が自分ごとのように感じられる言葉、それを選んでいくということなんですね。
結構難しいと思うんです。これ簡単じゃないんですよね。ラポートトーク、形状とか共感とかが近しい概念なんだろうなと思うんですけど、自分の感情を言うだけではなくて相手がそれを受けて自分と同じような感情になってもらうための技法なんですよね。
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だから本の中で紹介されていたのは、細かい形容詞とかをいろいろとテクニック的な話になると細かい形容詞とかをつけたりとか、ただ悲しいというだけじゃなくて、もう地獄の底に落ちた方に悲しいとか、とてつもなく死んでしまいそうになるくらい悲しいとか、
あと嬉しいという気持ちを伝えたいときに、もう空に飛んでいってしまいそうになるくらい嬉しいとか、そういったように相手が自分の頭の中でうまく想像を働かせられるような言葉を選んでいくんですね。
これ結構文章のテクニックというか言語化のテクニックが必要なんだろうなと思うんですけど、もしくは言葉、そういった言語的なテクニックだけじゃなくて、自分の感情を豊かに表情とか体の動きとか、そういったもので表現してもいいんじゃないかなって思うんですよね。
僕、ご服屋で働いているときは、このナポートトークを使ってご服販売をしていたんですね。着物販売というのはユニクロで服を買うのとは全く違っていて、不要品、そもそも生活の中でいらないものじゃないですか。
それを売ることになるので、それを着たときにどういった世界が広がっているかということを想像させないといけなかったんですよね。何が起こるかというのを。
そのためにはナポートトークがとても必要で、この着物を着たらあなたがどういうふうになるかということを言葉を使ってうまく表現していくということをよくやっていました。
交番シーンでの発案会に乗っていて、その方がご服を買いたくなるようなトークを組み立てていくということもやっていたんですね。
このときに必要になるのは自分の感情をいかに出していくかということなんですよね。
どれだけその着物が素敵かとか、どれだけその人にそれが似合っているかとか、なぜその人にそれが必要なのかとか、どうやってあそこで買えるのかということを自分の感情とか、
冷静な自律もエッセンスにしながらあくまでも感情をメインにしてその人の感情を誘導していくというのが仕事だったんですね。
だけど、僕、夫婦関係のない男性たちの話を聞いていてすごく感じるのが、こういったご服販売の世界ってすごい一部の話であって、ほとんどの大企業、中小企業でもいいんですけど、
僕が昔働いていた会社、ご服屋が潰れた後に働いていた会社というのは、ナポートトークをしているやつはマジであいつ何なの?みたいな感じで見られるんですよね。
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あいつ何ってかマジでわかんないんだけどみたいな、天然なの?みたいな感じで言われたりとか、本当に話全然理解できないんだけどみたいな風に言われてしまう。
それで僕何度かクビになったとかもしているんですけど、だから一般企業においてはニポートトークがすごく重要視されるんですよね。
事実だけを客観的に伝える技術というのが。
問題はこのニポートトークを昼間職場で使うわけじゃないですか。
家庭に帰ってくると夫婦間の会話において必要なのってニポートトークじゃないんですよね。
ナポートトークの方なんですよ。
必要とされるトークが違うんですよ、職場と家では。
家では夫婦間がお互いにケアの気持ち、思いやりの気持ちを持つためにはお互いに共感し合うような言葉を投げかける必要がありますよね。
その時に事実だけを客観的に伝えると、何なの?なんでそんな冷たいの?
そんなこと分かっているんだけど、どうでもいい話を聞いてほしいだけなんだけど、というふうに思われてしまうことが起こるんですよね。
僕も何度か結構経験があって、頭が仕事モードになっているとそのまま家庭に帰ってきちゃう。
妻が何か言われた時に、じゃあこうすればいいんじゃない?合わせればいいんじゃない?
これがダメだったらこうすればいいし、それがダメだったらバックアッププランとしてこれを用意しておけばいいんじゃないか?
みたいなことを二度整然とバーッと言っちゃうんですよ。
言っちゃうんだけど、向こうの人は話を聞いてほしいだけだったりとか、
今の具体的な実行プランをここで策定する必要はないとか、するつもりがないというマインドにいるので、話がすれ違うんですよね。
全然すれ違っちゃう。
求めているものは違うんですよ。
彼女はラップオートトークを求めている。共感し合う言葉を求めている。
どうでもいい会話を通して二人の中に温かな空気を作り出したいと思っているとか、そういう風に感じているんですよ。
これが夫婦で起こるすれ違いなのかなと思うんですよね。
職場においてはリープオートトークが必要とされ、家庭においてはラップオートトークが必要とされる。
今、友肩だけの夫婦も多いので、女性、友肩以外はほとんどだと思うんですけど、
女性の方が昼間職場でリープオートトークを使って家庭に帰ってくると。
これ、経験あるかわかるんですけど、普段ラップオートトークを使っている、
ラップオートトーク寄りの脳の人っていうのは、リープオートトークは結構苦痛なんですよね。
もう何かない場所にされた気持ちとか、大切にされていないような感覚を覚えるんですよ。
僕は福山の時にラップオートトークでずっと仕事をしてきたので、
その感覚がすごくわかるんですけど、普段の職場の中でそういった窮屈な思いをしていて、
家に帰ると、さらに夫が窮屈なリープオートトークをかましてくるとなると、
ますますいたたまれなくなって、居場所がなくなるという風になるんだろうなって、
何となく自分の経験から思うようになったんですね。
なので、このリープオートトークとラップオートトーク、
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ここではこういった概念があるんだ、こういった話し方、技術、技法の種類があるんだということを理解しておくと、
あ、やべえ、俺今リープオートトークにハマってたとか、
今ラップオートトークが必要とされる時だったのかということが何となくわかるようになってくるんですよ。
自分が今喋っているトークとか思考方法がすべてあって、
自分が今話している話し方とか思考方法が全てあって、
自分が今喋っているトークとか思考方法が全てだとどうしても思っちゃうじゃないですか。
なんでお前はこうしないんだとか、なんで夫はこうしないんだとかって思うわけですよ。
なんで妻は問題解決しようとしないんだとか、
なんで夫は私の話を聞かないんだとかってなるわけですよね。
だけどこれどっちが悪いとかっていう話じゃなくて、使っている言語が違うんですよ。
リープオートトークを使っている場合もあれば、ラップオートトークを使っている場合もあれば、
その時に使っている言語が違うっていうことなんですよね。
その違いを知ることがまずは大事なんじゃないのかなって思うんですよね。
その上で今ちょっと話を聞いてほしいだけなんだけどっていう風に伝えたりとか、
ちょっと真面目な話になっちゃうんだけどって前置きをした上で、
リープオートトークへと妻の頭を切り替えるようにするとか、
もしくはさっき言ったみたいに夫の頭をラップオートトークに切り替えるために前置きを作るとか、
あとはラップオートトークがしやすいようなゆったりとした環境で話すとか、
寝る前とかゆっくりとした時にラップオートトークをするとか、
っていう風にリープオートトークとラップオートトークが存在すること、
それぞれの違いを理解しておくと、妻とこの話をしたい、
じゃあこの話をいつどうやってすればいいんだろうとか、
夫とこの話をしたい、この話をするためにどうしたらいいんだろうっていうことが
考えやすくなってくるんじゃないかなって思っています。
昔働いていたご福屋の時に結構上の役職の方でめちゃくちゃラップオートトーク上手い人がいたんですよ。
その人が話をする、もしくは話をしなくても、
その人が目の前の相手をこうさせたいって思ったらそうさせちゃうんですよね。
何言ってるかわからないと思うんですけど、
目の前のお客さんを笑わせたいってその人が思ったとしたら、
そのお客さんが笑っちゃうんですよ。
これ超能力でも何でもなくて、
その目の前の人が笑うためにはどうしたらいいかっていうのを
その人は直感的にわかっちゃうんですよね。
わかっていて、その行動をすぐにパッと取るんですよ。
例えばちょっとおちゃらけた人が面白いと思っているお客さんだったら、
その人が目の前で突然ネタフリするとか、
ネタフリしてもよわーみたいな感じでね、
変な冗談をかましたりとかするとか、
あとはトークで笑うことが好きな人だったら、
最近こんなことあったんだけどみたいな感じで、
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芸人みたいな感じでね、
自分の目の前に起こった話を面白おかしく話すんですよ。
めっちゃ上手でそれが。
僕これ全然できなかったんですけど、
今でもなかなかできないんですけど、
あれね、その自分の感情をすごい目振り手振りで、
伝えるんですよ。
体なんか動かしながらすごい伝えてくるから、
言語力は大したことなくても、
その感情だけがボンボン伝わってくるんですよね。
あ、そういうことなんだとか、面白いみたいな感じで、
こっちの感情が揺り動かされるんです、それによって。
僕その、たぶんね、
僕すごい目振り手振りが多い方なんですよね。
手をすごい動かしたりとかして、
話してて。
それも五福屋の次の上司の方の真似というか、
映っちゃったのかなと思うんですよね。
自分の言葉がうまく出ないときに、
目振り手振りで何とか感情を引き出そうとして、
感情を引き出すと言葉もちょっとずつ出てくるから、
まず感情を出して次に言葉を載せていくみたいな、
そんな感じでこう、
うまく感情を伝えられるようになっていったような気がして、
僕目振り手振りが激しくて、
昔働いてた会社で、
お前はイタリアのマフィアか、みたいなこと言われたことがあって、
なんかね、
イタリア人ってすごい手を、
手で表現するじゃないですか、
ジェスチャーがすごいじゃないですか、
手をめちゃくちゃ動かしまくって、
そんな感じになっちゃうんですよね。
でもそれをやることによって、
僕は感情が出しやすくなるんで、
別にそれはそれでいいかもしれないですけど、
デポートトークとラポートトークについて、
今日話をしたんですけど、
この違いを知って、
自分が普段やっていない、
例えば自分はデポートトークばかりで、
妻がラポートトークを求めている場合っていうのは、
ラポートトークに切り替えるように意識すると、
よりやりやすくなってくるんじゃないかなって思っています。
はい。
ということで最後はお知らせです。
ラポートトークって、
男性向けには、
夫婦関係を改善したいと思う方向けの
コミュニティを作っていまして、
メンバーの方に僕がインタビューした音源が聞けたりとか、
参考図書をご紹介したりとかをしています。
毎月45分間のZoom相談に乗っていまして、
妻との関係がよくなってきて、
結婚式に行ったりとか、
結婚式に行ったりとか、
結婚式に行ったりとか、
結婚式に行ったりとか、
Zoom相談に乗っていまして、
妻との関係を改善するためにどうしたらいいか、
どういった気持ちでいたらいいか、
といったお話などをさせていただいています。
カウンセリングというよりかは、
アドバイスとかコーチングっていう風に近いかなって思っています。
女性向けにもやっていまして、
こちらも45分間のZoom相談が可能です。
プランが2つ、
男女とも同じなんですけど、
プランが2つあって、
毎月1回45分間のZoom相談ができる
スタンダードプランと、
18:00
毎月初回1回だけZoom相談ができる
トライアルプランがあります。
トライアルプランは500円、
スタンダードプランは3980円月額になっています。
ちょっと試してみたいなとか、
ちょっと話聞いてほしいなとかっていう場合は、
トライアルプランでまず試してみるのが
いいんじゃないかなって思っています。
ご相談内容なんですけど、
絶対夫婦関係を改善したいと思っている方でもいいし、
別に夫との関係も終わりにしてもいいかなと思うんだけど、
本当に終わりにしていいのかどうか悩むなとか、
夫が浮気していたんだけど、
どういうふうな気持ちで前を向いたらいいのかわからないなとか、
そういったふわっとしたお悩みでもいいんですよ。
お子さんがいらっしゃらなくても全然かまわないし、
夫婦関係に関してちょっと相談したいなと、
答えのない相談でも全然かまわないので、
気になる方はいつでもご連絡ください。
詳細は概要欄にリンクを貼っておきます。
今回も最後までありがとうございました。
また次回お会いしましょう。
さようなら。
19:13

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