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第160回アシカガキャスト
Apple Pencilの第2世代というのを使っているんですが、ダブルタップという機能があります。
これはApple Pencilを2回トントンと押すと、アプリによって決められた機能が作動するんですが、
ペンと消しゴムを切り替えると、ペンを使いながらトントンとApple Pencilを押すと消しゴムに切り替わって、
また2回トントンと押すと、ペンに戻るというように使われることが多いです。
このダブルタップ、意外と使いにくくて、2回トントンと押したつもりでもうまく認識してくれなかったり、
一方で普通にペンを使ってて、ちょっと手に持ってるうちに自然にダブルタップに認識されていたりと。
ペンを2回トントンと押すという動作自体、人類がこれまでやってきた操作の中でなかったものだと思うので、
ちょっと難しいですし、マウスのダブルクリックと違って、ダブルタップで押せる位置も結構長いペンのどの辺がいいのかとか、
どのくらいの強さがいいのかとか、難しいようでダブルタップの機能は使ってないという声もよく目にします。
iPadOSになってマークアップ機能が強化されて、ペンとか消しゴムとか色とかを選ぶツールパレットみたいなのが変わったんですね。
その関係でダブルタップを使った時に勝手に切り替わっていて気づかなかった問題というのを若干減らせそうなヒントがありました。
まずメモアプリで空白のところをApple Pencilでコンと叩くと自動で手書きメモモードになるという機能があるんですが、
その時はマークアップのパレットが表示されないんですね。その状態で線を書いていって、トントンとダブルタップした時に消しゴムに切り替わるんですが、
その時にふわっと下の方にアイコンが表示されるんですね。消しゴムに切り替わる時は消しゴムのアイコンが出て、ペンに戻る時はペンのアイコンがふわっと出てきて、
これが見てて気持ちいいですし、切り替わったことがわかりやすくていいなと思いました。
で、これマークアップのパレットを出してしまうとダブルタップで消しゴムとペンを切り替えた時もパレットの中のペンと消しゴムが切り替わるだけなんで見た目上わかりにくいんですね。
で、パレットを出した後でも同じようにできないのかなと思って調べてみたら、
…のメニューの中に自動でしまうというのがあって、ここをオンにするとApple Pencilで書き始めるとパレットが自動でしまわれるんですね。
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しまわれるというのは丸いちっちゃいアイコンになって四隅のどこかに置くことができます。
そうするとダブルタップで切り替えた時に今使っているツールがスッと下がって別のツールがスッと上がってくるんですね。
だからペンがスッと下に消えて消しゴムがスッと下から上に現れる。
もう一回ダブルタップすると消しゴムがスッと下に消えてペンが下からスッと現れるんですね。
これは意外と目立つのでわかりやすいですね。
最近ダブルタップに多少なりとも慣れてきているので、さらにこのマークアップ機能で切り替わりがわかりやすくなっているということもあるので、
ダブルタップを極めていきたいというか、使い続けていきたいと思っています。
私は最近ほとんど取材の時のメモと打ち合わせのメモをiPadとApple Pencilで取っていて、
コンセプトというアプリで取っているんですが、特に取材メモの時は書くことに集中したいのであまりメニュー類をいじったりしたくないんですね。
なのでダブルタップでペンと消しゴムを切り替えるぐらいでずっと書いているということでダブルタップに慣れてきたという面もあります。
取材の時は取材を受けている相手もこっちがiPadでメモを取っていて、メニュー類をごちゃごちゃごちゃごちゃいじり始めると多分ちょっと気になる気が散るんじゃないかと思うんですね。
なので従来通りのアナログでのメモと同じようなメモを書くという作業だけをやっているように見えるように考えているということもあります。
ということで今更ながらApple Pencilのダブルタップ機能に慣れてきたので今後も使い続けていこうという話でした。