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ワニくん、ありがとう。 アシカガキャスト
終わりましたね。 100日後に死ぬワニ
うちの家族も楽しみに見てたんですけども 最後の終わり方もよくできてましたよね
いろんな解釈ができるし深読みしたくなっちゃうような 話題を呼ぶだろうなぁという内容でしたね
一夜明けたら炎上してましたけどもその話は今回は置いておきます 丸日後にワニ君は死ぬということが読者にはわかっているけど
登場人物たちにはわかっていないと その仕掛けがあるだけで何でもない日常の描写とかが違った意味が生まれると
そこがよくできてましたし うまくやったなぁと思いましたね
読者の一人一人も自分に置き換えて考えてみたり 生きるということを意識するきっかけにもなったと思います
ワニ君に関連するツイートでヒッチコックの映画術で言ってることと同じだと書いてる人がいました
サスペンスの技法として観客にはあらかじめ状況を知らせておいた方が サスペンスを高めるという話です
机の下に爆弾が仕掛けられているとして観客には先にそのことを知らせておくと そこで登場人物たちが会話をしている時にも見てる側は
そんなことしてる場合じゃないよと危ないよと爆弾仕掛けられてるよと ハラハラドキドキするわけですね
爆弾を仕掛けられていることを観客も知らない場合は そこで登場人物たちが会話をしている間はちょっと退屈なシーンになってしまうかもしれないんですね
そして爆弾が爆発するとサプライズになるわけなんですが そのサプライズがすごくひねった内容だったり
思いがけない結末が話の頂点になっているという場合はサプライズでいいんですが そういう場合を除けばなるべく観客には事実を知らせておいた方がいいと
ヒッチコックは言ってたということです それと同じようなことが100日後に死ぬワニにも当てはまったということですね
それで私が連想したのはソフトウェアのデモンストレーションなんですが パソコンで何でもできると思われている今の時代のデモは
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今からすごいことやりますよと言って驚かせる サプライズの方の見せ方よりもまずこういうふうになりますというのを最初に結論を見せた上で
そのやり方を説明する方がいいんじゃないかと結構前から思っています 私は会社員時代にデザイン用のソフトウェアのデモンストレーションを
お客さんに対してよくやってたんですけども Photoshop のデモとか
当時はまだパソコンを使って画像処理するということ自体がそんなに知られてなかった頃だったので ちょっと何かやっただけでもすごい驚かれるんですね
Photoshop だとフィルターでモザイクかけるだけでおおっと驚かれますし
波紋っていうフィルターがあって 水の水面に液がポタッと落ちて波紋が広がった時のような加工を画像にできるんですけども
これは非常にデモ受けが良くてみんな驚いてましたね 当時だと処理に時間がかかるんで結構ちょっと待たされて
わっと変わってサプライズですよね でもそういうのが当たり前になってくるとだんだんみんな驚かなくなってくるんですね
今は自分がデモをするということはほとんどないですが 人がやっているセミナーとか見てもお客さんあんまり驚かなくなってきてますね
ポッドキャストも同じだと思っていて 最後まで聞いて初めて結論がわかるサプライズ型ではなく最初に結論を言ってその後でその理由だったりやり方だったりを話す方が良いと考えています
なのでタイトルでなるべく内容がわかるようにとか 最初の方で結論を言うようにと心がけるようにしています
何々するのに便利なアプリを見つけました 知りたい人はポッドキャスト聞いてねと言った誘導の仕方は良くないんじゃないかと
ブログの書き方でもよく言われていることですが最初に結論を言うと サプライズや謎解きで引っ張るなというのが今の時代の情報発信の仕方として良いはずだと思っていたことを
ワニくんに関連して話してみました 今回は以上です